JP2612292B2 - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は火災警報装置に関する。火災感知器もしくは
火災センサ等の火災現象検出部からの検出出力に基づい
て被検出量を求めるために、検出出力と被検出量との間
の関係を較正することが必要であるが、本発明は、この
較正時の環境の適否を自動的に判断するようにした火災
警報装置に関するものである。
[従来の技術] 火災警報装置では、火災の発生及び/または火災の変
化状況等を正確に判断するためには、熱、煙、光あるい
はガス等の被検出量を検出する火災現象検出部の検出出
力が常に正しい被検出量を示すように調整するか、ある
いは検出出力から正しい被検出量を得られるように調整
する等の較正が必要である。
このため、従来は、環境条件が比較的正常な、あるい
は安定している深夜、例えば午前2時頃に較正を行うよ
うにしている。
しかしながら、この従来の較正方法は、その時間は火
災現象検出部の設置場所の環境条件が清浄・安定であ
る、という仮定のもので、個々の場所の条件が実際に較
正するのに適当か否かは確認していない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明では、火災現象検出部の検出出力を較正する際
に、較正に先立って、環境条件が較正を行うのに適して
いるか否かを判別し、以後の較正を精度高く行えるよう
にすることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 従って本発明によれば、環境の被検出量を検出する火
災現象検出部からの検出出力に基づいて火災異常を判断
するために、前記被検出量と前記検出出力との間の関係
を適宜較正して用いるようにした火災警報装置におい
て、 前記被検出量と前記検出出力との間の前記関係を較正
するに先立って、複数の前記検出出力を収集する検出出
力収集手段と、 該検出出力収集手段によって収集された前記複数の検
出出力に基づいて、環境条件が前記関係の較正を行うに
適したものであるか否かを判断する環境条件判断手段
と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置が提供される。
また、本発明の最良の態様によれば、 前記環境条件判断手段は、 前記検出出力収集手段によって収集された前記複数の
検出出力の内、最大値と最小値との間の差を決定する第
1の差決定手段を含んでおり、 これにより、該第1の差決定手段によって決定された
差が一定値以下のときに前記関係を較正することを許容
するようにしている。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図を参照して説明す
る。
第1図は本発明を適用した火災警報装置を示すブロッ
ク回路図であり、図において、REは火災受信機、DE11
DE1n・・・DEn1〜DEnnは、それぞれ一対の電源兼信号線
L1〜Lnを介して火災受信機REに接続される火災感知器で
ある。なお、火災感知器DE11についてのみ内部回路を詳
細に示しているが他の火災感知器についても同様であ
る。
火災感知器DE11において、 FSは、火災の発生もしくは火災の変化状況等を判断す
るために、熱、煙、光あるいはガス等の被検出量を検出
するための火災現象検出部であり、本実施例では被検出
量として煙を検出する散乱光式煙検出部を示している。
MPUは、マイクロプロセッサ、 ROM1、ROM2、RAM1及びRAM2は、マイクロプロセッサMP
Uに関連した主メモリ内の、本願に関係した動作記憶領
域部分を象徴的に示すもので、 ROM1は、第3図及び第4図のフローチャートで示すプ
ログラム記憶用領域、 ROM2は、火災判別基準としての動作煙濃度Sの記憶用
領域、 RAM1は、散乱光式煙検出部FSから出力される検出出力
データの記憶用領域、 RAM2は、作業用領域、 TRXは、送受信部、 SWは、試験用スイッチ、 IF1〜IF3は、インターフェース、 である。
火災現象検出部FSにおいて、 OSCは、発振器、 DRは、発振器OSCの出力により制御される発光駆動回
路、 LED1は、煙検出用の発光素子としての発光ダイオー
ド、 TEは、火災受信機REからの試験命令、試験用スイッチ
SWの操作、あるいはマイクロプロセッサMPUの判断によ
り制御される試験用発光回路(図示しない発光量調整手
段、例えばボリュームを有している)、 LED2は、試験用発光素子としての発光ダイオード、 SBは、煙による発光ダイオードLED1の光を散乱光、並
びに発光ダイオードLED2の光を受光する受光素子として
の太陽電池、 AMは、増幅器、 SHは、発振器OSCの制御により発光駆動回路DRの動作
(すなわち煙検出用発光素子LED1の発光)と同期して、
あるいは試験用発光回路TEの動作(すなわち試験用発光
素子LED2の発光)と同期して太陽電池SBの受光出力を保
持するサンプルホールド回路、 ADは、アナログ・ディジタル(A/D)変換器、であ
る。
第2図は、第1図の火災現象検出部FSの光学部分の断
面図を示すもので、煙を流入させかつ外光の侵入を防ぐ
ラビリンス構造は図示を省略して示している。火災監視
状態で発光される煙検出用発光素子LED1は、遮光子DOUS
で遮光することにより、該煙検出用発光素子LED1からの
光が直接は太陽電池SBに向けられないように配置されて
いる。煙が発生すると、煙検出用発光素子LED1からの光
は該煙によって散乱されて太陽電池SBに入射されて受光
信号を出力し、この太陽電池SBからの受光信号により煙
の発生を知ることができる。
試験用発光素子LED2は、汚損が生じていない初期時に
おいて、図示しない発光量調整手段により、予め定めら
れた煙濃度D0(例えば10%/m)が発生したときに煙検出
用発光素子LED1からの光が散乱して太陽電池SBに入射さ
れる光量と等しい光量を発光するように調節される。
第1図及び第2図の動作を第3図及び第4図のフロー
チャートに従って説明する。
最初に初期設定が行われる(ステップ301)。この初
期設定の動作には、通常の種々の初期設定動作に加え、
以下の動作すなわち煙濃度0%/mのときに煙検出用発光
素子LED1の発光により太陽電池SBで検出されたアナログ
・センサ出力すなわち検出出力を、汚損されていない初
期設定時の煙濃度0%/mの検出出力V0として格納するこ
と、並びに煙濃度D0(例えば、10%/m)の煙発生に対応
する光量を発光する試験用発光素子LED2を発光させ、そ
のときの太陽電池SBの検出出力を、同じく汚損されてい
ない初期設定時の煙濃度D0の検出出力VSとして格納する
ことをも含む。初期設定時の検出出力V0及びVSの値によ
り初期時の特性は第5図の特性線VD0で表わされる。第
5図は検出出力vに対する煙濃度dの関係を示すもの
で、縦軸に検出出力vが、横軸には煙濃度dが示されて
いる。
このようにして初期設定時に格納されたV0及びVSの値
に基づいて線VD0の傾きKが K=D0/(VS−V0) により決定される(ステップ302)。
次に、火災現象検出部FSにおける現在のアナログ・セ
ンサ出力レベル、すなわち検出出力を読み込んで、それ
をVXとして格納する(ステップ303)。この現在のアナ
ログ・センサ出力レベルVXの読み込みは、所定の時間間
隔、例えば3秒ごとに行われる。
次に、現在のセンサ出力レベルVXに傾きKを乗じて現
在の煙濃度を求め、該現在の煙濃度が、ROM2に格納され
ている火災判別基準としての動作煙濃度Sより大きいか
否かを判定する(ステップ304)。ここで第5図を参照
すると、現在の煙濃度は正確には、現在のセンサ出力レ
ベルVXにより(VX−V0)×Kで表わされるものである
が、一般にV0は0レベルに非常に近い値であるので、無
視し得るものとして、ステップ304ではVX・Kで示され
ている。
また、ここではVX・Kを単純に閾値としての動作煙濃
度Sと比較する場合を示しているが、他の火災判別方
法、例えば蓄積方式、微分方式、差分方式、パターン判
別方式等も本発明を逸脱することなく採用し得るのは当
業者には容易に理解されよう。
VX・Kの値が動作煙濃度S以上ならば(ステップ304
のY)、送受信部TRXを動作させ火災受信機REに火災異
常信号を出力する等の適当な動作が取られる(ステップ
305)。なおこの場合、火災異常信号と共に、自己の感
知器番号を示すアドレス信号を一緒に送出するようにす
ることもできる。
もし、VX・Kの値が動作煙濃度Sより小さいならば
(ステップ304のN)、感知器内蔵の図示しない時計に
より、現在の時刻が傾きKの値の較正動作を行うべき時
刻(例えば、午前2:00〜2:05までの5分間)であるか否
かを判定する(ステップ307)。
なお、この較正動作を行うべきか否かの判定は、感知
器自体のみならず、火災受信機RE及び/または図示しな
い中継器からの命令によって行えるようにしても良い。
この場合には、受信機REには自動較正命令の命令出力部
が設けられ、感知器DEではステップ307において、自動
較正の時刻になったか否かの判定と共に、受信機REから
の自動較正命令を受信したか否かの判定をも行うことと
なる。
ステップ307における較正動作を行うべきか否かの判
定の結果、未だ較正動作を行うべきでなければ(ステッ
プ307のN)、例えば3秒である所定の時間間隔後に、
次のアナログ・センサ出力レベルVXを読み込み(ステッ
プ303)、同様の火災監視の動作が続けられる。
傾きKの較正動作を行うべきであると判定されたなら
ば(ステップ307のY)、較正動作を行う前に、環境条
件が較正動作を行うに適しているか否かについて判定す
る。
すなわち、3秒ごとに読み込まれるセンサ出力レベル
VXのM個分を引き続いて読み込み、それらを検出出力デ
ータ記憶用RAM1の1番地からM番地までに順番に格納す
る(ステップ308及び309)。なお、センサ出力レベルVX
を読む込むごとに1番古いデータを捨てて新しいデータ
を追加することにより、常に最新のM個のデータを予め
格納しておくようにしても良い。M個分を格納し終わる
と、その中で最大のものをVmaxとすると共に、最小のも
のをVminとして格納し(ステップ310)、次に両者の差
(Vmax−Vmin)が或る一定値A以下か否かを判定する
(ステップ311)。両者の差が或る一定値より大きいな
らば(ステップ311のN)、環境状態が不安定であると
見なして較正動作は行われず、従前の傾きKでもって、
ステップ303及び304でさらなる火災監視動作が続けられ
る。
もし両者の差(Vmax−Vmin)が或る一定値以下ならば
(ステップ311のY)、次に、較正動作、すなわち、汚
れによる傾きKの変化を補償するための汚れ補正プログ
ラム400が行われる。
汚れ補正プログラムとしては種々のものが考えられ、
またそのいずれをも本発明を実施する上で採用し得る
が、ここでは一例として、本件出願人によって昭和63年
2月22日に出願された「汚れ補正機能付き火災警報装
置」という名称の特願昭63−37575号の明細書に記載の
ものについて、第4図並びに第5図で説明する。
ステップ311で較正動作を行うべきであることが決定
された後、その時点で読み込まれたアナログ・センサ出
力レベルVX、あるいはM個のデータのうちVmin、あるい
は平均値等を、煙濃度0%/m時のアナログ・センサ出力
レベルV1として格納する(ステップ402)。このアナロ
グ・センサ出力レベルV1は、もし未だ汚れ等の環境条件
の変化が無なければ初期設定時のV0と等しい値である
が、汚れ等の発生に伴って第5図に示すように初期時の
値V0とは異なってくる。
次に、試験用発光素子LED2を発光させ、その時のアナ
ログ・センサ出力レベルをVTとして格納する(ステップ
403)。上記特許出願明細書にはアナログ・センサ出力
レベルVTに対応する煙濃度は、第5図に示すように、初
期時の煙濃度D0に対して|△DT|の偏差を有するDSであ
り、この△DTは △DT=α(L−1) ここに、 L=(VT−V1)/(VS−V0) αは感知器によって異なる定数 で表わされ得ることが記載されている。
従って、次に、ステップ301の初期設定時に既に格納
されているV0及びVSの値を呼び出し(ステップ404)、
そしてV0、VS、V1、VTの値に基づいて上述の式を演算し
て△DTを求める(ステップ405)。△DTが求まれば、セ
ンサ出力レベルvと煙濃度dとの関係を表わす特性線VD
Tが求まり、この特性線VDTの傾きKは K=(D0+△DT)/(VT/V1) で表わされ得る。ステップ405においてはこの新しく較
正された傾きKの値の格納動作も行われる。
ステップ405の後は第3図のステップ303からの通常の
火災監視動作に戻り、煙濃度と火災判別基準との比較を
行うステップ304においては、以後、この新しく較正さ
れた傾きKを、ステップ302で設定された傾きKの値の
代わりに用いることとなる。
なお、上記実施例では、較正動作に先立って行われる
環境条件が較正動作を行うに適したものか否かの判定動
作として、ステップ308〜311で、3秒の所定時間間隔ご
とに読み取られるM個のセンサ出力レベルの最大値Vmax
と最小値Vminとの差から判断するようにしたものについ
て説明したが、M個のセンサ出力レベルは上記所定時間
間隔ごとにではなく、例えば数分ごとに1つづつ読み取
るようにしても良く、また、M個を2つのグループに分
け、1つのグループのM/2個は例えばAM2:00において3
秒ごとに読み取りを行い、もう1つのグループのM/2個
は例えば1時間経過後のAM3:00に同様に3秒ごとの読み
取りを行い、それら全部のセンサ出力レベルの間の差が
所定値以内にあるか否かを判断するようにしても良い。
また、別法としては、このようにして収集したM個の
センサ出力レベルから環境が安定しているか否かの判定
を、最大値と最小値との差から判定するのではなく、M
個のセンサ出力レベルから最小二乗法で変化の推移を表
わす傾きを求め、この傾きから環境の安定性を判定する
ようにすることもできる。
さらに、環境の安定性の判定は、長時間の移動平均値
や加重平均値と、現在の値との差もしくは比から判定す
るようにすることも可能であり、さらにはこれらを判定
法を種々組み合わせて行うようにすることも可能であ
る。
また、較正を行う場合に限らず、環境が安定している
か否かを判定する必要がある場合一般に本発明を適用す
ることが可能なのは容易に理解されよう。例えば、汚れ
等により較正不可能の場合には汚れ警報を出力する必要
があるが、本発明によれば、このように出力される汚れ
警報は、まず、環境条件が安定しているとして較正が一
旦は許可され、その次に汚れが極端に進行しているとい
う理由のために不許可とされた場合であるので、当該汚
れ警報が適切である、すなわち環境の不安定性による誤
報ではないという判断を自ずと下すことができる。
さらに、上記の第1図〜第4図で示した実施例は、検
出出力を感知器側で判断して火災異常が発生したか否か
の結果だけを受信機REに送信して知らせる、いわゆる火
災感知器に本発明を適用した場合について説明したが、
センサ側からはアナログ式火災感知器(火災センサ)が
アナログ信号のみを受信機に送信し、火災異常か否かの
判断もしくは火災の変化状況等を、火災センサ側から送
信されてくる火災現象のアナログ量信号に基づいて受信
機もしくは中継器で行ういわゆるアナログ式の火災警報
装置にも本発明を適用することが可能である。
アナログ式の火災警報装置に本発明を適用する場合に
は、第1図において、感知器DE11からROM1、ROM2、RAM
1、IF3及びSWを取り除いて受信機REもしくは中継器に移
設する。そして、感知器DE11には、受信機REから呼び出
しを受けたか否かを判別し、呼び出しを受けたときに火
災現象検出部FSから出力されるディジタル信号化された
アナログ量信号を送受信部TRXを通じて受信機REに送出
するプログラムを記憶したROMが設けられる。また、受
信機REには、マイクロプロセッサMPUが設けられると共
に、ROM1には、第3図、第4図に示されるプログラムと
共に、火災センサである複数の感知器DE11〜DE1nをポー
リングし、ポーリングによって呼び出した感知器よりア
ナログ量信号を収集するプログラムが記憶され、RAM1は
接続される感知器の個数分が設けられる。
そして受信機REは、複数の火災センサである感知器DE
11〜DE1nよりアナログ量信号を受信するごとに第3図、
第4図のプログラムを実行し、火災センサごとに火災判
別あるいは補正を行っていくこととなる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、火災現象検出部の検出出力を
較正する際に、較正に先立って、環境条件が較正を行う
のに適しているか否かを自動的に判断するようにしてい
るので、精度の高い較正を行うことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例による火災警報装置を示す
ブロック回路図、第2図は、第1図の火災現象検出部FS
の配置構成を示す図、第3図及び第4図は、第1図の動
作を説明するためのフローチャート、第5図は、汚れ補
正プログラムの作用を説明するためのグラフである。 図において、REは受信機、DE11〜DE1n・・・DEn1〜DEnn
は火災感知器、FSは火災現象検出部としての散乱光式煙
検出部、MPUはマイクロプロセッサ、ROM1、ROM2、RAM1
及びRAM2は、本願に関係した動作記憶領域部分を象徴的
に示すもので、ROM1はプログラム記憶用領域、ROM2は火
災判別基準としての動作煙濃度Sの記憶用領域、RAM1は
検出出力データの記憶用領域、RAM2は作業用領域であ
る。SWは試験用スイッチ、LED1は煙検出用の発光素子と
しての発光ダイオード、TEは試験用発光回路(図示しな
い発光量調整手段、例えばボリュームを有している)、
LED2は試験用発光素子としての発光ダイオード、SBは太
陽電池、である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環境の被検出量を検出する火災現象検出部
    からの検出出力に基づいて火災異常を判断するために、
    前記被検出量と前記検出出力との間の関係を適宜較正し
    て用いるようにした火災警報装置において、 前記被検出量と前記検出出力との間の前記関係を較正す
    るに先立って、複数の前記検出出力を収集する検出出力
    収集手段と、 該検出出力収集手段によって収集された前記複数の検出
    出力に基づいて、環境条件が前記関係の較正を行うに適
    したものであるか否かを判断する環境条件判断手段と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置。
  2. 【請求項2】前記環境条件判断手段は、 前記検出出力収集手段によって収集された前記複数の検
    出出力の内、最大値と最小値との間の差を決定する第1
    の差決定手段を含み、 これにより、該第1の差決定手段によって決定された差
    が一定値以下のときに前記関係を較正することを許容す
    るようにした特許請求の範囲第1項記載の火災警報装
    置。
  3. 【請求項3】前記環境条件判断手段は、 長時間に渡り前記検出出力収集手段によって収集された
    前記複数の検出出力の移動平均もしくは加重平均を算出
    すると共に、該平均値と現在の検出出力との差を決定す
    る第2の差決定手段を含み、これにより、該第2の差決
    定手段によって決定された差が一定値以下のときに前記
    関係を較正することを許容するようにした特許請求の範
    囲第1項記載の火災警報装置。
  4. 【請求項4】前記環境条件判断手段は、 前記検出出力収集手段によって収集された前記複数の検
    出出力から最小二乗法により変化の推移を表わす傾きを
    算出する傾き算出手段を含み、 該傾き算出手段によって算出された傾きから環境条件の
    安定性を判断するようにした特許請求の範囲第1項記載
    の火災警報装置。
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