JP2611712B2 - エレベーターの据付装置 - Google Patents

エレベーターの据付装置

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JP2611712B2
JP2611712B2 JP3284187A JP28418791A JP2611712B2 JP 2611712 B2 JP2611712 B2 JP 2611712B2 JP 3284187 A JP3284187 A JP 3284187A JP 28418791 A JP28418791 A JP 28418791A JP 2611712 B2 JP2611712 B2 JP 2611712B2
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JP
Japan
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work floor
support
hoistway
guide rail
side wall
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JPH0597348A (ja
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行洋 瀧川
隆 夏目
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は昇降路内でエレベータ
ーを据え付ける際に使用する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭64−2985号公
報に示された従来のエレベーターの据付装置を示す昇降
路縦断面図である。
【0003】図において、(1)は昇降路、(2A)(2B)は昇
降路(1)の側壁に沿って立設され、接続板(2C)で接続さ
れたガイドレールで、ガイドレール(2A)はレールブラケ
ット(3A)(3B)により昇降路(1)に固定されている。(4)は
昇降路(1)の底面に設けられたガイドレール(2A)の下端
を支持する取付台、(5)はガイドレール(2A)に対して配
置された作業床である。
【0004】(6)(7)は作業床(5)の下部及び上部に装着
され、ガイドレール(2A)(2B)に対して互いに反対側から
接触する下部及び上部ローラガイド、(8)は昇降路(1)内
に設置されブラケット(9)により昇降路(1)に固定された
油圧ジャッキ、(10)は油圧ジャッキ(8)の上端に装着さ
れた滑車、(11)は滑車(10)に巻き掛けられ、一端が油圧
ジャッキ(8)の固定部に結合され、他端が作業床(5)の一
側のつり点Yに結合された主索、(12)は作業床(5)を構
成するかご枠で、水平に配置された上はり(12a)と、垂
直に配置された横断面コ字状の縦柱(12b)からなってい
る。
【0005】(13)は作業床(5)の縦柱(12b)の上記コ字の
底辺に取り付けらた保持ローラで、下部及び上部ローラ
ガイド(6)(7)の間に配置され、下部ローラガイド(6)か
らの距離Lがレールブラケット(3A)(3B)の間隔とほぼ等
しくなるように設定されている。(14)は縦柱(12b)の上
記コ字の側辺にねじ込まれ先端がガイドレール(2A)の側
面に当接する調整ボルトである。
【0006】従来のエレベーターの据付装置は上記のよ
うに構成され、次のような手順で据え付けられる。ま
ず、昇降路(1)の頂部につりフック(図示しない)を取
り付け、これを利用して最下段のガイドレール(2A)以外
のガイドレール(2B)・・・を相互に連結してつり上げる。
次に、ピアノ線等の基準線(図示しない)を用いて、昇
降路(1)の底面の所定位置に取付台(4)を設置し、ここに
最下段のガイドレール(2A)の下端を固定する。そして、
上記基準線で下端からレールブラケット(3A)(3B)の位置
を定め、最下段のガイドレール(2A)を昇降路(1)の側壁
の所定位置に固定する。
【0007】次に、最下階で最下段のガイドレール(2A)
と係合する作業床(5)を組み立てた後、油圧ジャッキ(8)
を設置し、ブラケット(9)で昇降路(1)の側壁に固定す
る。そして、主索(11)の一端を油圧ジャッキ(8)の固定
部に結合し、滑車(10)を介して他端を作業床(5)の一側
のつり点Yに結合する。また、上記作業完了までに油圧
ジャッキのパワーユニットや油圧配管(いずれも図示し
ない)を設置する。
【0008】次に、作業床(5)から調整ボルト(14)を縦
柱(12b)にねじ込んで、その先端をガイドレール(2A)の
側辺に当接させ、ここを押圧して上部ローラガイド(7)
に反力Pが加わらない状態にして、保持ローラ(13)を縦
柱(12b)に装着する。ここで、調整ボルト(14)を緩めれ
ば、反力Pは保持ローラ(13)で支持される。
【0009】上記作業が終了したら、油圧ジャッキ(8)
等に作動油を注入して、動ケーブルを布設した後、油
圧ジャッキ(8)を上方向に作動させて作業床(5)を上昇さ
せ、ガイドレール(2A)(2B)・・・の心出し、並びにレール
ブラケットの昇降路(1)への固定作業及びレールブラケ
ットへのガイドレールの固定作業(以下単に固定作業と
いう)を繰り返す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの据付装置では、主索(11)は作業床(5)の一
側のつり点Yに結合されて、作業床(5)の転倒モーメン
トをローラガイド(6)と保持ローラ(13)を介して、ガイ
ドレール(2A)で支持している。そのため、保持ローラ(1
3)がレールブラケット(3B)を通過した上方の位置に作業
床(5)を停止させて、ガイドレール(2A)の心出し及び固
定作業を行なうと、ガイドレール(2A)が保持ローラ(13)
の反力でたわみ、ガイドレール(2A)が基準線の位置から
ずれるという問題点がある。
【0011】上記理由から、作業床(5)を停止させてガ
イドレール(2A)の心出し及び固定作業をする位置は、保
持ローラ(13)が最上部のレールブラケット(3B)よりも下
方か、又は同一位置にある場合である。これにより、作
業床(5)を停止させる位置は、据付中に取り付けられた
最上部のレールブラケットにより決まるため、作業床
(5)よりも上部のガイドレール(2B)の心出し及び固定作
業が制限され、危険な姿勢で作業することを余儀なくさ
れる。
【0012】また、保持ローラ(13)が最上部のレールブ
ラケット(3B)よりも上方位置にある状態で作業床(5)を
停止させて上記作業を行なうと、ガイドレール(2A)をレ
ール基準線の位置まで修正して、上記作業を行なわなけ
ればならず、作業に相当な労力を必要とする等の問題点
がある(ガイドレール(2B)・・・についても同様)。
【0013】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、作業床を停止させる位置が制限されず、
常に安定した姿勢でガイドレールの心出し及び固定作業
ができるようにしたエレベーターの据付装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るエレベーターの据付装置は、作業床の下部に、作業
床の中心から離れた位置に主索を結合し、作業床の上部
に、後退状態にあるときは、作業床の中心に対して上記
主索の結合点と反対側にある昇降路側壁から離れ、前進
状態にあるときは上記側壁を押圧して作業床を支持する
支持具を設けたものである。
【0015】また、第2の発明に係るエレベーターの据
付装置は、第1の発明のものにおいて、支持具が前進状
態にあることが検出されると、作業床の昇降を阻止する
ようにしたものである。
【0016】
【作用】この発明の第1の発明においては、作業床の上
部に移動自在な支持具を設けて、作業床を昇降路側壁に
支持するようにしたため、作業床の転倒モーメントは支
持具を介して側壁に伝達される。
【0017】また、第2の発明においては、支持具が作
業床を支持しているときは、作業床の昇降を阻止するよ
うにしたため、支持具を昇降路内の突出部に衝突させた
りすることはない。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の第1の発明の一実施
例を示す図で、図1は昇降路縦断面図、図2は図1のII
−II線断面図、図3は支持具の拡大側面図であり、従来
装置と同様の部分は同一符号で示す。
【0019】図において、(7a)は縦柱(12b)に装着され
た案内ローラで、上部ローラガイド(7)と対向配置さ
れ、ガイドレール(2A)(2B)を狭着している。(21)は作業
床(5)の上部に設置された支持具で、ねじ穴を有する固
定部(22)と、このねじ穴にねじ込まれ、先端にボール(2
3)が固着されたねじ棒(24)と、ボール(23)の半分以上を
回転自在に嵌入した支持金(25)と、ねじ棒(24)の他端に
取り付けられたハンドル(26)からなっている。そして、
支持具(21)は昇降路(1)の側壁(1a)に支持金(25)が対向
するように、作業床(5)の上はり(12a)の前部にボルト(2
7)で固定されている。
【0020】上記のように構成されたエレベーターの据
付装置においては、作業床(5)を任意の位置に停止さ
せ、支持具(21)のねじ棒(24)を、ハンドル(26)の操作に
より回転させると、支持金(25)は前進し、これが昇降路
(1)の側壁(1a)を押圧すれば、ガイドレール(2A)に作用
する上部ローラガイド(7)の反力Pは、支持金(25)を介
して側壁(1a)に伝達される。
【0021】この状態で、ねじ棒(24)の移動量を調整す
ると、ねじ棒(24)の移動量に合わせてガイドレール(2A)
の倒れを調整することができ、ガイドレール(2A)を基準
線に合わせるための微細な心出し調整が可能である。ガ
イドレール(2A)は心出し終了後、レールブラケット(3A)
(3B)で側壁(1a)に固定する。
【0022】以後、従来装置と同様に、油圧ジャッキ
(8)により作業床(5)を昇降させるときは、支持金(25)を
側壁(1a)から離して作業床(5)を昇降させる。このよう
にして、ガイドレール(2A)(2B)・・・の心出し及び固定作
業を繰り返せば、レールブラケット(3A)(3B)の間隔に関
係なく、任意の位置で作業床(5)を停止させ、ガイドレ
ール(2A)(2B)・・・の心出し調整ができるので、安全な姿
勢での作業が安全かつ円滑に進行する。
【0023】実施例2.図4〜図6は、この発明の第2
の発明の一実施例を示す図で、図4は支持具の前進状態
を示す図1のIV部拡大図、図5は同じく後退状態を示す
図4相当図、図6は電気回路図である。なお、図3はこ
の実施例にも共用される。
【0024】図において、(28)は支持具(21)のねじ棒(2
4)が前進状態にあるとき開放するスイッチ、(29)はスイ
ッチ(28)を介して直流電源(+)(-)に接続され付勢される
と作業床(5)の昇降を可能にし、消勢されると作業床(5)
の昇降を阻止する制御回路である。
【0025】すなわち、図4に示すように支持具(21)の
ねじ棒(24)が前進状態にあるとスイッチ(28)は開放し
て、制御回路(29)は消勢され、作業床(5)の昇降は阻止
される。これで、支持金(25)が昇降路(1)内の突出部に
衝突したりすることはない。また、図5に示すように、
ねじ棒(24)が後退状態にあると、スイッチ(28)は閉成し
て制御回路(29)は付勢され、作業床(5)の昇降は可能と
なる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1の
発明では、作業床の上部に後退状態にあるときは、昇降
路側壁から離れ、前進状態にあるときは側壁を押圧して
作業床を支持する支持具を設けたので、作業床の転倒モ
ーメントは支持具を介して側壁に伝達され、ガイドレー
ルには案内子の反力が作用しなくなり、支持具の押圧力
でガイドレールを正規位置に支持することができる。こ
れにより、常に安定した姿勢でガイドレールの心出し及
び固定作業を正確かつ容易に行なうことができる効果が
ある。
【0027】また、第2の発明では、支持具が前進状態
にあることが検出されると、作業床の昇降を阻止するよ
うにしたので、支持具を昇降路内の突出部に衝突させた
りすることはなく作業床を運転できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す昇降路縦断面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1の支持具の拡大側面図。
【図4】この発明の実施例2を示す支持具の前進状態を
示す図1のIV部拡大図。
【図5】図4の支持具の後退状態を示す図。
【図6】図4及び図5の電気回路図。
【図7】従来のエレベーターの据付装置を示す昇降路縦
断面図。
【符号の説明】
1 昇降路 1a 昇降路の側壁 2A,2B ガイドレール 5 作業床 6 下部ローラガイド 7 上部ローラガイド 8 駆動装置(油圧ジャッキ) 11 主索 21 支持具 28 スイッチ 29 制御回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路の側壁に沿って立設されたガイド
    レールと、このガイドレールに係合して案内される作業
    床と、この作業床の下部に配置されかつ上記作業床の中
    心から離れた位置に結合された主索を駆動して上記作業
    床を昇降させる駆動装置とを有する据付装置において、
    上記作業床の上部に設置され後退状態にあるときは上記
    作業床の中心に対して上記主索の結合点と反対側にある
    上記昇降路の側壁から離れ、前進状態にあるときは上記
    側壁を押圧して上記作業床を支持する支持具を備えたこ
    とを特徴とするエレベーターの据付装置。
  2. 【請求項2】 支持具が前進状態にあることを検出する
    スイッチと、このスイッチが上記支持具の前進状態を検
    出すると作業床の昇降を阻止する制御回路とを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベーターの据付装
    置。
JP3284187A 1991-10-04 1991-10-04 エレベーターの据付装置 Expired - Lifetime JP2611712B2 (ja)

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CN105366489A (zh) * 2015-11-02 2016-03-02 康力电梯股份有限公司 一种超高速电梯补偿装置
CN109436985A (zh) * 2018-11-15 2019-03-08 上海建工建集团有限公司 一种用于提升电梯的模架及其施工方法

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JPS61901A (ja) * 1984-06-14 1986-01-06 Olympus Optical Co Ltd 垂直型磁気記録再生装置

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