JP2610266C - - Google Patents

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JP2610266C
JP2610266C JP2610266C JP 2610266 C JP2610266 C JP 2610266C JP 2610266 C JP2610266 C JP 2610266C
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、デジタル網に接続される通信端末装置の改良に関する。 (従来の技術) デジタル網は、交換接続時に発呼側の識別番号(発ID)を着呼側に通知する
機能を有している。そこで、従来ではこの種の網に接続される電話装置等の通信
端末装置に、液晶表示器等の文字、数字および記号等の文字情報を表示可能な 表示器を設け、この表示器にデジタル網から送られた発IDを表示することが行
なわれている。このような通信端末装置を用いると、加入者は着呼時に表示器に
表示される発IDを視認することにより応答前に発呼者を知ることができるので
、例えば夜間に着呼が発生した場合に発呼者が親類や特に親しい人であれば応答
し、他の発呼者であれば留守応答モードを設定するといった発呼者に応じた選択
を行なえるようになり大変便利である。 ところが、このような従来の装置は発IDのみを表示するようにしているため
、頻繁に着呼がある発呼者については判別できても他の多くの発呼者については
明確に判別することが難しく、発呼相手を知るには情報不足であるという問題が
あった。 (発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の装置は、発IDのみを表示しているため発呼者を判別する
には加入者の記憶に頼らざるを得ず、このため多くの発呼者を明確に判別するこ
とが困難であるという問題点を有するもので、本発明はこの点に着目し、着呼時
に加入者の記憶に頼ることなく多くの発呼者を通信開始前に明確に識別できるよ
うにするとともに、終話後においても、大容量の着信リストメモリを用意するこ
となく、必要に応じて発呼者をその名前により明確に確認できるようにし、これ
によりサービス性の向上を図ることができる通信端末装置を提供しようとするも
のである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、第1図に示す如く通信端末装置本体に加えて、文字情報を表示可能
な表示手段Aと、所望の通信相手の識別番号をその相手名とともに記憶した電話
帳記憶手段Bと、発呼者情報表示制御手段Cとを設け、この発呼者情報表示制御
手段Cにより、着呼時にデジタル網から送られた識別番号を上記表示手段Aに表
示させるとともに、この識別番号を上記電話帳記憶手段Bの記憶情報中から検索
し一致する識別番号が記憶されている場合にこの識別番号に対応する相手名を上
記電話帳記憶手段Bから読み出して上記表示手段Aに併せて表示させるようにし
たものである。 さらに本発明は、上記着呼に伴う通信の終了後に、着呼時に保持した識別番号
を着信リストメモリに記憶しておき、その後着信リストの出力要求が入力された
場合に、上記着信リストメモリに記憶されている識別番号を読み出して上記表示
手段Aに表示させるとともに、この識別番号を上記電話帳記憶手段Bの記憶情報
中から検索し、一致する識別番号が記憶されている場合には、この識別番号に対
応する相手名を上記電話帳記憶手段Bから読み出して上記表示手段Aに併せて表
示させるようにしたものである。 (作用) この結果、着呼が発生すると、デジタル網から送られた識別番号とともに、こ
の識別番号に対応づけられて予め記憶されている相手名が電話帳記憶手段Bから
読み出されて表示手段Aに併せて表示されるので、加入者はこれらの識別番号お
よび相手名から発呼者を即時明確に判別することが可能となる。 また本発明によれば、着信リストの出力要求が入力されると、着信リストメモ
リに記憶されている発呼者の識別情報と、電話帳記憶手段Bに記憶されている対
応する相手名とがそれぞれ読み出されて、表示手段Aに併せて表示されることに
なる。このため、通信終了後において、加入者は必要に応じ上記識別番号および
相手名の表示結果から、過去に行なわれた通信に係わる発呼者を確認することが
できる。 しかも、上記着信リストメモリには、着信しただけで実際には通信が行なわれ
なかった場合には発呼者情報は記憶されず、通信が完了した場合のみ発呼者の識
別番号が記憶される。すなわち、着信リストメモリには真に必要な着信リストの
みが記憶されることになる。このため、通信完了の有無に拘らずすべての着信に
ついてその発呼者情報を記憶する場合に比べて、着信リストメモリを有効に使用
することができ、これにより記憶容量に限りのある着信リストメモリを有効に使
用することが可能となる。 また、着信リストメモリには、発呼者の相手名などの詳細な情報は一切記憶さ
れず、発呼者の識別番号のみが記憶される。そして、着信リストの出力時には、
上記識別番号をもとに既存の電話帳記憶手段Bから対応する相手名などの具体的
な情報が読み出されて表示されることになる。このため、着信リストメモリに、 識別番号や発呼者名などからなる完成された発呼者情報を記憶する場合に比べて
、着信リストメモリの小容量化を図ることができる。 (実施例) 第2図は、本発明の一実施例における通信端末装置である電話装置の構成を示
すものである。この装置は、加入者線1を介してデジタル網に接続される網イン
ターフェース部2と、受信回路(Rx)31および送信回路(Tx)32からな
る送受信部3と、電話機回路4と、この電話機回路4に接続される受話器51お
よび送話器52からなるハンドセット5とを備え、これらの回路により送話信号
および受話信号の送受を行なっている。また本装置は、バッファメモリ6と、ダ
イヤルキーや各種機能キーからなる入力部8と、文字、数字、記号等の文字情報
を表示可能な液晶等の表示器9と、電話帳メモリ10と、着呼リストメモリ11
と、制御部7とを備えている。このうち先ずバッファメモリ6は、着呼時にデジ
タル網から到来する発呼者の電話番号(発ID)を一時記憶して制御部7へ出力
するものである。電話帳メモリ10は、発呼者情報の登録時に入力部8から入力
された相手電話番号および相手名を登録番号に対応付けてそれぞれ記憶するもの
である。着呼リストメモリ11は、着呼発生する毎にその発呼者の電話番号をそ
れぞれ記憶するものである。 ところで、制御部7はマイクロコンピュータを主制御回路として有するもので
、発呼および着呼に伴う各種制御手段等に加えて、発呼者情報表示制御手段とし
ての着呼時表示制御手段71と、着呼リスト表示制御手段72とを備えている。
着呼時表示制御手段71は、着呼が発生する毎にデジタル網から到来する発ID
を電話帳メモリ10に記憶されている各相手電話番号と照合し、一致する相手電
話番号が存在する場合にこの電話番号に対応する相手名を電話帳メモリ10から
読み出してこの相手名を上記発IDとして到来した発呼者の電話番号とともに表
示器9に表示させるものである。また、着呼リスト表示制御手段72は、待機時
に入力部8から着呼リストの出力要求が入力されたときに、着呼リストメモリ1
1に記憶されている発呼者の電話番号を読み出し、この電話番号に対応する相手
名が電話帳メモリ10に記憶されていればこの相手名を読み出して上記電話番号
とともに表示器9に表示させるものである。 次に、以上のように構成された装置の動作を制御部7の制御手順に従って説明
する。待機時に制御部7は、第3図(a)に示す如くステップ3a、ステップ3
bおよびステップ3cでそれぞれ発呼入力監視、着呼リスト出力要求の入力監視
および着呼の到来監視を行なっている。 この状態で着呼が発生すると制御部7は、ステップ3dに移行してここで先ず
デジタル網から到来し受信回路31で受信された発呼者の電話番号(発ID)を
バッファメモリ6から読み出して導入し、かつステップ3eで電話帳メモリ10
から記憶されている相手電話番号をそれぞれ読み出して、ステップ3fで発ID
とこれらの相手電話番号とを照合する。そして、発IDに一致する相手電話番号
が存在すれば、ステップ3gからステップ3hに移行してここで電話帳メモリ1
0から上記発IDに対応する相手名を読み出し、ステップ3iで上記発IDとと
もにこの相手名を例えば第4図に示す如く表示器9に表示させる。これに対し、
電話帳メモリ10に発IDと一致する相手電話番号が記憶されていなかった場合
は、ステップ3gからステップ3jに移行してここで例えば第5図に示す如く発
IDのみを表示器9に表示させる。しかして、加入者は表示器9を視認すること
により発呼者が誰であるかを判別することができる。 そして、加入者が例えばハンドセット5を取上げることにより応答すると、制
御部7はステップ3kで所定の通信制御を行なって装置を通話状態とする。そし
て、通話が終了するとステップ31でこの終話を検出してステップ3mに移行し
、ここでバッファメモリ6に記憶されている発IDを着呼リストメモリ11に記
憶させたのち待機状態に復帰する。 一方、待機時に加入者が入力部8の機能キーを操作して着呼リストの出力要求
を入力すると、制御部7はステップ3bでこの要求を検出して第3図(b)のス
テップ3nに移行し、ここで先ず着信リストメモリ11から発IDを一つ読出す
。そして、この発IDを読出す毎に、ステップ3oで電話帳メモリ10から相手
電話番号を読み出してステップ3pで発IDとこれらの相手電話番号と照合する
。そして、発IDと一致する相手電話番号が存在すればステップ3qからステッ
ブ3rに移行してここで電話帳メモリ10から上記発IDに対応する相手名を読
み出し、ステップ3sで上記発IDとこの相手名とを表示器9に表示させる。尚
、 上記発IDと一致する相手電話番号が存在しなかった場合は、ステップ3qから
ステップ3tに移行してここで発IDのみを表示器9に表示させる。以後同様に
、着呼リストメモリ11から順次発IDを読み出して表示制御を行ない、ステッ
プ3uで全ての発IDを読出したことを確認した時点で待機状態に復帰する。第
6図にその表示結果の一例を示す。尚、この着呼リストの表示は例えばスクロー
ル操作を行なうことにより全リストをもれなく表示器9に表示することができる
。 このように本実施例であれば、電話帳メモリ10に予め所望の相手の電話番号
と相手名とを入力して記憶しておき、着呼時に発呼者の発IDを電話帳メモリ1
0の相手電話番号と照合して一致する相手電話番号が記憶されている場合は、対
応する相手名を電話帳メモリ10から読み出して上記発IDとともに表示器9に
表示させるようにしたので、加入者はこの表示器9に表示された発呼者の電話番
号と相手名とから、記憶に頼ることなく即時明確に発呼者を判別することができ
る。また本実施例であれば、着呼リストの出力要求が入力されたとき、着呼リス
トメモリ11に記憶されている発IDとともに、この発IDに対応する相手電話
番号が電話帳メモリ10に記憶されている場合はこの電話帳メモリ10から相手
名を読み出してこの相手名を併せて表示器9に表示させるようにしたので、着呼
リストについても加入者は記憶に頼ることなく一目して発呼相手を判別すること
が可能となる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例えば、電話帳メモリに
相手電話番号および相手名以外に発呼者の判別を補助する記号等を記憶しておき
、着呼時に発IDおよび相手名とともにこの記号を併せて表示するようにしても
よい。また、着呼リストを表示させた状態において、任意の入力手段によりこの
着信リスト中の所望の着呼発IDを指定することにより、この発IDに対応する
相手へ自動的に発呼を行なえるようにしてもよい。さらに、電話帳メモリとして
はICカードなど外部記憶手段を用いてもよく、これにより利用者毎に電話帳メ
モリを変更できるようにしてもよい。また、通信端末装置としては電話装置以外
にファクシミリ装置等のデータ通信装置等や電話装置とデータ通信装置とを組合
わせたもの等を適用してもよい。その他、表示手段の種類や構成、発呼者情報表
示制御手段の制御手順および制御内容等についても、本発明の要旨を逸脱しない
範 囲で種々変形して実施できる。 [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、文字情報を表示可能な表示手段と、所望
の通信相手の識別番号をその相手名とともに記憶した電話帳記憶手段と、発呼者
情報表示制御手段とを設け、この発呼者情報表示制御手段により、着呼時にデジ
タル網から送られた識別番号を上記表示手段に表示させるとともに、この種別番
号を上記電話帳記憶手段の記憶情報中から検索し一致する識別番号が記憶されて
いる場合にこの識別番号に対応する相手名を上記電話番号記憶手段から読み出し
て上記表示手段に併せて表示させるようにしたことによって、着呼時に加入者の
記憶に頼ることなく多くの発呼者を即時明確に識別することができ、これにより
サービス性の向上を図り得る通信端末装置を提供することができる。 また本発明によれば、着呼に伴う通信の終了後に、着呼時に保持した識別番号
を着信リストメモリに記憶し、その後着信リストの出力要求が入力された場合に
、上記着信リストメモリに記憶されている識別番号を読み出して上記表示手段に
表示させるとともに、この識別番号を上記電話帳記憶手段の記憶情報中から検索
し、一致する識別番号が記憶されている場合には、この識別番号に対応する相手
名を上記電話帳記憶手段から読み出して上記表示手段に併せて表示させるように
したことによって、通信終了後において、加入者は必要に応じ上記識別番号およ
び相手名の表示結果から、過去に行なわれた通信に係わる発呼者を確認すること
ができる。 さらに、上記着信リストメモリには、着信しただけで実際には通信が行なわれ
なかった場合には発呼者情報を記憶せず、通信が完了した場合にのみ発呼者の識
別番号を記憶するようにしている。すなわち、着信リストメモリには真に必要な
着信リストのみを記憶するようにしている。このため、通信完了の有無に拘らず
すべての着信についてその発呼者情報を記憶する場合に比べて、着信リストメモ
リを有効に使用することができ、これにより記憶容量に限りのある着信リストメ
モリを有効に使用することができる。 また、着信リストメモリには、発呼者の相手名などの詳細な情報を一切記憶せ
ずに、発呼者の識別番号のみを記憶するようにしている。そして、着信リストの 出力時には、上記識別番号をもとに既存の電話帳記憶手段から対応する相手名な
どの具体的な情報を読み出して表示するようにしている。このため、着信リスト
メモリに、識別番号や発呼者名などからなる完成された発呼者情報を記憶する場
合に比べて、着信リストメモリの小容量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の通信端末装置を示す機能ブロック図、第2図乃至第6図は本
発明の一実施例における通信端末装置である電話装置を説明するためのもので、
第2図は同装置の構成を示す回路ブロック図、第3図は制御部の制御手順および
制御内容を示すフローチャート、第4図乃至第6図はそれぞれ表示結果の一例を
示す図である。 A…表示手段、B…電話帳記憶手段、C…発呼者情報表示制御手段、1…加入
者線、2…網インターフェース、3…送受信部、31…受信回路、32…送信回
路、4…電話機回路、5…ハンドセット、51…受話器、52…送話器、6…発
ID記憶用のバッファメモリ、7…制御部、71…着呼時表示制御手段、72…
着呼リスト表示制御手段、8…入力部、9…表示器、10…電話帳メモリ、11
…着呼リストメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 交換接続時に発呼側の識別番号を着呼側へ送る機能を備えたデジタル網に接続
    される通信端末装置において、 文字情報を表示可能な表示手段と、 所望の通信相手の識別番号をその相手名とともに記億した電話帳記憶手段と、 着呼時に、前記デジタル網から送られた識別番号を保持するとともに前記表示
    手段に表示させ、かつこの識別番号を前記電話帳記憶手段の記憶情報中から検索
    し、一致する識別番号が記憶されている場合には、この識別番号に対応する相手
    名を前記電話帳記憶手段から読み出して前記表示手段に併せて表示させる発呼者
    情報表示制御手段と、前記着呼に伴う通信に応答し、この通信の終了を検出すると前記保持してある
    識別番号を着信リストメモリに記憶する着信リスト記憶制御手段と、 着信リストの出力要求が入力された場合に、前記着信リストメモリに記憶され
    ている識別番号を読み出して前記表示手段に表示させるとともに、この識別番号
    を前記電話帳記憶手段の記憶情報中から検索し、一致する識別番号が記載されて
    いる場合には、この識別番号に対応する相手名を前記電話帳記憶手段から読み出
    して前記表示手段に併せて表示させる着信リスト表示制御手段とを具備したこと
    を特徴とする通信端末装置。

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