JP2609708B2 - 電話番号選択装置 - Google Patents
電話番号選択装置Info
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- JP2609708B2 JP2609708B2 JP63285844A JP28584488A JP2609708B2 JP 2609708 B2 JP2609708 B2 JP 2609708B2 JP 63285844 A JP63285844 A JP 63285844A JP 28584488 A JP28584488 A JP 28584488A JP 2609708 B2 JP2609708 B2 JP 2609708B2
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- Japan
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- telephone number
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- memory
- complete
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Description
この発明は例えば同一フロア、隣接オフィス等の近隣
の複数の登録された電話番号の中から１つを選択して発
呼処理を行う電話番号選択装置に関するものである。
の複数の登録された電話番号の中から１つを選択して発
呼処理を行う電話番号選択装置に関するものである。
第３図は、例えば三菱電機株式会社の“三菱ファクシ
ミリMELFAS 3360"カタログに掲載されたファクシミリ装
置で用いられている、従来の電話番号選択装置を示すブ
ロック図である。図において、１は短縮情報と完全電話
番号との対応が登録されている電話番号メモリ、２は前
記短縮情報を生成するワンタッチキー、３は登録時に前
記短縮情報に対応した完全電話番号情報を入力するため
の登録キー、４は入力された完全電話番号に基づいて発
呼処理を行うダイヤル回路、５はワンタッチキー２から
の短縮情報と登録キー３からの完全電話番号情報に従っ
て、短縮情報とそれに対応する完全電話番号を電話番号
メモリ１に登録し、また、ワンタッチキー２からの短縮
情報に基づいて電話番号メモリ１をアクセスし、対応す
る完全電話番号を読み出してダイヤル回路４へ転送する
制御回路、６はファクシミリ装置のデータ通信機能と、
前記各回路にて構成される電話機能とのモード切り換え
を行う電話・データ切換回路であり、７はこの電話・デ
ータ切換回路６に接続された公衆回線等の通信回線であ
る。 次に動作について説明する。発信時において、使用者
によってワンタッチキー２中の１つが操作されると、そ
のワンタッチキー２に該当する短縮情報が制御回路５へ
送られる。制御回路５は送られてきた短縮情報に基づい
て電話番号メモリ１をアクセスし、その短縮情報に割り
当てられた記憶エリアより、そこに格納された完全電話
番号を読み出してダイヤル回路４へ転送する。ダイヤル
回路４は送られてきた完全電話番号より通信相手を呼び
出すためのダイヤル信号を生成し、それを電話・データ
切換回路６へ転送する。この時、電話・データ切換回路
６は電話モードに切り換えられており、従って、転送さ
れてきたダイヤル信号は通信回線７へ送出される。 相手端末が応答してリンクが確立されると、電話・デ
ータ切換回路６は電話モードからデータモードへの切り
換えが行われ、図示を省略した、イメージセンサで読み
取られ、MH（モデファイドハフマン）符号化、MR（モデ
ファイドリード）符号化等に基づいて圧縮された画像デ
ータが通信回線７へ送出される。また、相手端末が話中
でリンクが確立されない場合には、前記発呼処理を相手
端末が応答するまで、所定の間隔をおいて繰り返し実行
する。
ミリMELFAS 3360"カタログに掲載されたファクシミリ装
置で用いられている、従来の電話番号選択装置を示すブ
ロック図である。図において、１は短縮情報と完全電話
番号との対応が登録されている電話番号メモリ、２は前
記短縮情報を生成するワンタッチキー、３は登録時に前
記短縮情報に対応した完全電話番号情報を入力するため
の登録キー、４は入力された完全電話番号に基づいて発
呼処理を行うダイヤル回路、５はワンタッチキー２から
の短縮情報と登録キー３からの完全電話番号情報に従っ
て、短縮情報とそれに対応する完全電話番号を電話番号
メモリ１に登録し、また、ワンタッチキー２からの短縮
情報に基づいて電話番号メモリ１をアクセスし、対応す
る完全電話番号を読み出してダイヤル回路４へ転送する
制御回路、６はファクシミリ装置のデータ通信機能と、
前記各回路にて構成される電話機能とのモード切り換え
を行う電話・データ切換回路であり、７はこの電話・デ
ータ切換回路６に接続された公衆回線等の通信回線であ
る。 次に動作について説明する。発信時において、使用者
によってワンタッチキー２中の１つが操作されると、そ
のワンタッチキー２に該当する短縮情報が制御回路５へ
送られる。制御回路５は送られてきた短縮情報に基づい
て電話番号メモリ１をアクセスし、その短縮情報に割り
当てられた記憶エリアより、そこに格納された完全電話
番号を読み出してダイヤル回路４へ転送する。ダイヤル
回路４は送られてきた完全電話番号より通信相手を呼び
出すためのダイヤル信号を生成し、それを電話・データ
切換回路６へ転送する。この時、電話・データ切換回路
６は電話モードに切り換えられており、従って、転送さ
れてきたダイヤル信号は通信回線７へ送出される。 相手端末が応答してリンクが確立されると、電話・デ
ータ切換回路６は電話モードからデータモードへの切り
換えが行われ、図示を省略した、イメージセンサで読み
取られ、MH（モデファイドハフマン）符号化、MR（モデ
ファイドリード）符号化等に基づいて圧縮された画像デ
ータが通信回線７へ送出される。また、相手端末が話中
でリンクが確立されない場合には、前記発呼処理を相手
端末が応答するまで、所定の間隔をおいて繰り返し実行
する。
従来の電話番号選択装置は以上のように構成されてい
るので、通信相手と通信を行う場合、その相手端末に対
応したただ１つの電話番号でしか発呼処理が行えず、そ
の電話番号に発呼して話中であった場合、同一の電話番
号に対して何回もリダイヤル処理が繰り返されるため原
稿の送信がなかなか終了せず、そのリダイヤルの期間
は、他の使用者が利用できずファクシミリの利用効率を
おとすだけでなく、ファクシミリ通信が成立しないケー
スも増加し、さらに、利用者にとっては、通信に全面的
な信頼がおけないため、常に送信の成立を確認しなけれ
ばならないなどの問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、同一相手先とみなされる複数の端末機器毎
の各完全電話番号のグループを登録しておき、発呼処理
毎に接続情況メモリを参照して、その中からこれまでの
未接続数の低い順に完全電話番号を選択して、接続され
るまで発呼処理を順次繰返し処理する電話番号選択装置
を得ることを目的とする。
るので、通信相手と通信を行う場合、その相手端末に対
応したただ１つの電話番号でしか発呼処理が行えず、そ
の電話番号に発呼して話中であった場合、同一の電話番
号に対して何回もリダイヤル処理が繰り返されるため原
稿の送信がなかなか終了せず、そのリダイヤルの期間
は、他の使用者が利用できずファクシミリの利用効率を
おとすだけでなく、ファクシミリ通信が成立しないケー
スも増加し、さらに、利用者にとっては、通信に全面的
な信頼がおけないため、常に送信の成立を確認しなけれ
ばならないなどの問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、同一相手先とみなされる複数の端末機器毎
の各完全電話番号のグループを登録しておき、発呼処理
毎に接続情況メモリを参照して、その中からこれまでの
未接続数の低い順に完全電話番号を選択して、接続され
るまで発呼処理を順次繰返し処理する電話番号選択装置
を得ることを目的とする。
この発明に係る電話番号選択装置は、短縮情報の入力
により、電話番号メモリ部から対応する各端末機器の完
全電話番号を読み出し、接続状況メモリを参照して、そ
の中からこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を
選択して、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接
続の場合は、接続情況メモリにその端末機器の未接続回
数を記憶する処理を行なうものである。 また、この発明に係る別の電話番号選択装置は、同一
メッセージを各グループに送信する同報処理を行う場合
には、電話番号メモリ部から１つの短縮情報のグループ
に対応する各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続
情況メモリを参照して、その中からこれまでの未接続数
の低い順に完全電話番号を選択して、接続されるまで発
呼処理を順次繰返し、未接続の場合は、接続情況メモリ
にその端末機器の未接続回数を記憶する処理を行ない、
かつ通信終了により、電話番号メモリ部から次の短縮情
報のグループに対応する複数の端末機器毎の各完全電話
番号を読み出し、接続情況メモリを参照して、その中か
らこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を選択し
て、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接続の場
合は、接続情況メモリにその端末機器の未接続回数を記
憶する処理を最後のグループに至るまで順次繰返して行
なうものである。
により、電話番号メモリ部から対応する各端末機器の完
全電話番号を読み出し、接続状況メモリを参照して、そ
の中からこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を
選択して、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接
続の場合は、接続情況メモリにその端末機器の未接続回
数を記憶する処理を行なうものである。 また、この発明に係る別の電話番号選択装置は、同一
メッセージを各グループに送信する同報処理を行う場合
には、電話番号メモリ部から１つの短縮情報のグループ
に対応する各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続
情況メモリを参照して、その中からこれまでの未接続数
の低い順に完全電話番号を選択して、接続されるまで発
呼処理を順次繰返し、未接続の場合は、接続情況メモリ
にその端末機器の未接続回数を記憶する処理を行ない、
かつ通信終了により、電話番号メモリ部から次の短縮情
報のグループに対応する複数の端末機器毎の各完全電話
番号を読み出し、接続情況メモリを参照して、その中か
らこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を選択し
て、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接続の場
合は、接続情況メモリにその端末機器の未接続回数を記
憶する処理を最後のグループに至るまで順次繰返して行
なうものである。
この発明における電話番号選択装置は、電話番号メモ
リ部に同じ短縮情報が付与され、同一相手先とみなされ
る複数の端末機器毎の各完全電話番号のグループを登録
しておき、発呼処理毎に、各端末機器の未接続回数を接
続情況メモリに記録していくことによって学習機能を持
たせ、短縮情報の入力により、電話番号メモリ部から対
応する各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続情況
メモリを参照して、その中からこれまでの未接続数の低
い順に完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼処
理を順次繰返し、未接続の場合は、接続情況メモリにそ
の端末機器の未接続回数を記憶する処理を行なう。 また、この発明における他の電話番号選択装置は、電
話番号メモリ部に同じ短縮情報が付与され、同一相手先
とみなされる複数の端末機器毎の各完全電話番号のグル
ープを記憶しておき、発呼処理毎に接続情況メモリに各
端末機器の未接続回数を記録していくことによって、学
習機能を持たせ、同一メッセージを各グループに送信す
る同報処理を行う場合には、電話番号メモリ部から１つ
の短縮情報のグループに対応する各端末機器の完全電話
番号を読み出し、接続情況メモリを参照して、その中か
らこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を選択し
て、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接続の場
合は、接続情況メモリにその端末機器の未接続回数を記
憶する処理を行ない、かつ通信終了により、電話番号メ
モリ部から次の短縮情報のグループに対応する複数の端
末機器毎の各完全電話番号を読み出し、接続情況メモリ
を参照して、その中からこれまでの未接続数の低い順に
完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼処理を順
次繰返し、未接続の場合は、接続情況メモリにその端末
機器の未接続回数を記憶する処理を最後のグループに至
るまで順次繰返して行なう。
リ部に同じ短縮情報が付与され、同一相手先とみなされ
る複数の端末機器毎の各完全電話番号のグループを登録
しておき、発呼処理毎に、各端末機器の未接続回数を接
続情況メモリに記録していくことによって学習機能を持
たせ、短縮情報の入力により、電話番号メモリ部から対
応する各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続情況
メモリを参照して、その中からこれまでの未接続数の低
い順に完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼処
理を順次繰返し、未接続の場合は、接続情況メモリにそ
の端末機器の未接続回数を記憶する処理を行なう。 また、この発明における他の電話番号選択装置は、電
話番号メモリ部に同じ短縮情報が付与され、同一相手先
とみなされる複数の端末機器毎の各完全電話番号のグル
ープを記憶しておき、発呼処理毎に接続情況メモリに各
端末機器の未接続回数を記録していくことによって、学
習機能を持たせ、同一メッセージを各グループに送信す
る同報処理を行う場合には、電話番号メモリ部から１つ
の短縮情報のグループに対応する各端末機器の完全電話
番号を読み出し、接続情況メモリを参照して、その中か
らこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を選択し
て、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接続の場
合は、接続情況メモリにその端末機器の未接続回数を記
憶する処理を行ない、かつ通信終了により、電話番号メ
モリ部から次の短縮情報のグループに対応する複数の端
末機器毎の各完全電話番号を読み出し、接続情況メモリ
を参照して、その中からこれまでの未接続数の低い順に
完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼処理を順
次繰返し、未接続の場合は、接続情況メモリにその端末
機器の未接続回数を記憶する処理を最後のグループに至
るまで順次繰返して行なう。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
１図において、２はワンタッチキー、３は登録キー、４
はダイヤル回路、５は電話番号選択手段を有する制御回
路、６は電話・データ切換回路、７は通信回線であり、
第３図に同一符号を付した従来のそれらと同一、あるい
は相当部分であるため詳細な説明は省略する。 また、８は制御回路５に接続され、短縮情報による発
呼処理毎に電話・データ切換回路６の発生する情報に基
づいて、当該短縮情報に対応する各端末機器の各完全電
話番号の未接続回数を逐次記録する接続情況メモリ、９
は電話番号メモリ１に代えて制御回路５に接続された電
話番号メモリ部であり、同じ短縮情報が付与され、同一
相手先とみなされる複数の端末機器毎の各完全電話番号
が記憶された電話番号メモリ11〜13を備えたものであ
る。 次に動作について説明する。ワンタッチキー２の中の
１つを操作して短縮情報、例えば“01"を生成させ、登
録キー３より対応させる通信相手のファクシミリの完全
電話番号、例えば“06−491−8021"を入力すると、制御
回路５はその完全電話番号を、＃１の電話番号メモリ11
の前記短縮情報“01"に割り当てられた記憶エリアに登
録する。ついで同一のワンタッチキー２を操作して同一
の短縮情報“01"を生成し、さらに登録キー３より他の
ファクシミリの完全電話番号“06−489−5543"を入力す
ると、制御回路５は＃２の電話番号メモリ12の当該短縮
情報“01"に割り当てられた記憶エリアにその完全電話
番号“06−489−5543"を登録する。以下同様にして、＃
３の電話番号メモリ13の当該短縮情報“01"に割り当て
られた記憶エリアに、さらに他のファクシミリの完全電
話番号“06−523−3829"が登録される。ここで、前記完
全電話番号“06−489−5543"および“06−523−3829"の
ファクシミリの設置場所ＢおよびＣは、完全電話番号
“06−491−8021"のファクシミリの設置場所Ａの近傍で
あって、例えば同一フロア、隣接オフィス等、受信した
記録紙の配送が可能な範囲にある。 次に、発信時にワンタッチキー２の１つが操作されて
該当する短縮情報“01"が入力されると、制御回路５は
接続情況メモリ８を参照して、最初の発信であれば＃１
の電話番号メモリ11の前記短縮情報“01"に割り当てら
れた記憶エリアより、完全電話番号“06−491−8021"を
読み出してダイヤル回路４へ送る。ダイヤル回路４は送
られてきた完全電話番号より通信相手を呼び出すための
ダイヤル信号を生成して電話・データ切換回路６へ転送
する。この時、電話・データ切換回路６は電話機能に切
り換えられており、転送されてきたダイヤル信号を通信
回線７へ送出する。相手端末が応答してリンクが確立さ
れると、電話・データ切換回路６でデータモードに切り
換えられて画像データが通信回線７へ送出され、相手端
末が話中でリンクが確立されない場合には、制御回路５
は、＃２の電話番号メモリ12の前述と同一の短縮情報
“01"に割り当てられた記憶エリアより、次の完全電話
番号“06−489−5543"を読み出してダイヤル回路４へ送
る。以下同様にして、通信が成立するまで発呼処理が繰
り返される。 このような発呼処理においてリンクが確立されず、デ
ータモードに切り換えられなかった場合、電話・データ
切換回路６は接続情況メモリ８に情報を送り、その発呼
した完全電話番号の未接続回数に“1"を加える。従っ
て、つぎつぎに通信がなされてゆくと、その接続情況メ
モリ８内には、各完全電話番号の未接続回数が逐次記録
されてゆき、短縮番号“01"に対応する完全電話番号に
おいては、例えば 06−491−8021………５回 06−489−5543………３回 06−523−3329………２回 のような接続情況を示すデータが蓄積される。以上の処
理は、ワンタッチキー２の他のキーによる短縮番号につ
いても全く同様である。 このように接続情況メモリ８に接続情況が記録された
後に、ワンタッチキー２の１つが操作されて、短縮番号
“01"が入力された場合、制御回路５は＃１〜＃３の電
話番号メモリ11〜13の前記短縮情報“01"に割り当てら
れた記憶エリアより、完全電話番号“06−491−8021",
“06−489−5543"および“06−523−3329"を読み出す。
次に、接続情況メモリ８を参照して、未接続回数の最も
少ない完全電話番号“06−523−3329"をそれらの中から
選択し、それをダイヤル回路４へ送る。ダイヤル回路４
は送られてきた完全電話番号より通信相手を呼び出すた
めのダイヤル信号を生成して電話・データ切換回路６へ
転送する。電話・データ切換回路６は転送されてきたダ
イヤル信号を通信回線７へ送出し、相手端末が応答して
リンクが確立されると、電話・データ切換回路６はデー
タモードに切り換えて画像データを通信回線７へ送出す
る。また、リンクが確立されない場合には、電話・デー
タ切換回路６からの情報で接続情況メモリ８の前記完全
電話番号“06−523−3329"の未接続回数に“1"を加える
とともに、次の未接続回数の少ない完全電話番号“06−
489−5543"を選択してダイヤル回路４へ送る。以下、同
様にして通信が成立するまでの発呼処理が繰り返され
る。 また、第２図はこの発明の他の実施例を示すブロック
図であり、14,15,16は電話番号メモリ部９内に設けら
れ、それぞれ複数のファクシミリの完全電話番号が記憶
されているグループメモリであり、複数のファクシミリ
に同一データを送信する場合を想定している。ここで、
＃１のグループメモリ14の複数の完全電話番号に対し
て、それぞれ対応する別の完全電話番号が他のグループ
メモリ15,16に記憶されている。このように、複数のフ
ァクシミリがグループ化されていて、それらに同報通信
する場合には、まず、ワンタッチキー２の押下により、
最も接続率が高いグループメモリ内の完全電話番号全て
に対して発呼し、そのグループ内のファクシミリでリン
クが確立されなかったファクシミリがあった時に、その
ファクシミリに対応した、２番目に接続率がよいグルー
プメモリ内の完全電話番号を使用して発呼することによ
り、通信が不成立となる相手端末の数を減らすことがで
きる。さらに、２番目のグループメモリ内の完全電話番
号を使用しても、リンクが確立されなかったファクシミ
リがあった時には、そのファクシミリに対応した、３番
目のグループメモリ内の完全電話番号を使用して発呼す
ることにより、通信が不成立となる相手端末の数をさら
に減らすことができる。なお、上記実施例では、電話番
号メモリあるいはグループメモリが３つの場合について
説明したが、それらが２つあるいは４つ以上であっても
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。また、上記実
施例では、ワンタッチキー２による短縮発信機能を持
ち、ワンタッチキー２からの短縮情報に対応づけて、関
連する複数の完全電話番号が登録されている場合につい
て述べたが、前記短縮発信機能を持たず、完全電話番号
を逐一入力する必要がある場合でも、接続情況メモリ８
および電話番号メモリ部９を設け、短縮情報の入力によ
り、電話番号メモリ部９から対応する各端末機器の完全
電話番号を読み出し、接続情況メモリ８を参照して、そ
の中からこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を
選択して、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接
続の場合は、接続情況メモリ８にその端末機器の未接続
回数を記憶する処理を行なうようにすれば、上記実施例
と同様の効果が得られる。
１図において、２はワンタッチキー、３は登録キー、４
はダイヤル回路、５は電話番号選択手段を有する制御回
路、６は電話・データ切換回路、７は通信回線であり、
第３図に同一符号を付した従来のそれらと同一、あるい
は相当部分であるため詳細な説明は省略する。 また、８は制御回路５に接続され、短縮情報による発
呼処理毎に電話・データ切換回路６の発生する情報に基
づいて、当該短縮情報に対応する各端末機器の各完全電
話番号の未接続回数を逐次記録する接続情況メモリ、９
は電話番号メモリ１に代えて制御回路５に接続された電
話番号メモリ部であり、同じ短縮情報が付与され、同一
相手先とみなされる複数の端末機器毎の各完全電話番号
が記憶された電話番号メモリ11〜13を備えたものであ
る。 次に動作について説明する。ワンタッチキー２の中の
１つを操作して短縮情報、例えば“01"を生成させ、登
録キー３より対応させる通信相手のファクシミリの完全
電話番号、例えば“06−491−8021"を入力すると、制御
回路５はその完全電話番号を、＃１の電話番号メモリ11
の前記短縮情報“01"に割り当てられた記憶エリアに登
録する。ついで同一のワンタッチキー２を操作して同一
の短縮情報“01"を生成し、さらに登録キー３より他の
ファクシミリの完全電話番号“06−489−5543"を入力す
ると、制御回路５は＃２の電話番号メモリ12の当該短縮
情報“01"に割り当てられた記憶エリアにその完全電話
番号“06−489−5543"を登録する。以下同様にして、＃
３の電話番号メモリ13の当該短縮情報“01"に割り当て
られた記憶エリアに、さらに他のファクシミリの完全電
話番号“06−523−3829"が登録される。ここで、前記完
全電話番号“06−489−5543"および“06−523−3829"の
ファクシミリの設置場所ＢおよびＣは、完全電話番号
“06−491−8021"のファクシミリの設置場所Ａの近傍で
あって、例えば同一フロア、隣接オフィス等、受信した
記録紙の配送が可能な範囲にある。 次に、発信時にワンタッチキー２の１つが操作されて
該当する短縮情報“01"が入力されると、制御回路５は
接続情況メモリ８を参照して、最初の発信であれば＃１
の電話番号メモリ11の前記短縮情報“01"に割り当てら
れた記憶エリアより、完全電話番号“06−491−8021"を
読み出してダイヤル回路４へ送る。ダイヤル回路４は送
られてきた完全電話番号より通信相手を呼び出すための
ダイヤル信号を生成して電話・データ切換回路６へ転送
する。この時、電話・データ切換回路６は電話機能に切
り換えられており、転送されてきたダイヤル信号を通信
回線７へ送出する。相手端末が応答してリンクが確立さ
れると、電話・データ切換回路６でデータモードに切り
換えられて画像データが通信回線７へ送出され、相手端
末が話中でリンクが確立されない場合には、制御回路５
は、＃２の電話番号メモリ12の前述と同一の短縮情報
“01"に割り当てられた記憶エリアより、次の完全電話
番号“06−489−5543"を読み出してダイヤル回路４へ送
る。以下同様にして、通信が成立するまで発呼処理が繰
り返される。 このような発呼処理においてリンクが確立されず、デ
ータモードに切り換えられなかった場合、電話・データ
切換回路６は接続情況メモリ８に情報を送り、その発呼
した完全電話番号の未接続回数に“1"を加える。従っ
て、つぎつぎに通信がなされてゆくと、その接続情況メ
モリ８内には、各完全電話番号の未接続回数が逐次記録
されてゆき、短縮番号“01"に対応する完全電話番号に
おいては、例えば 06−491−8021………５回 06−489−5543………３回 06−523−3329………２回 のような接続情況を示すデータが蓄積される。以上の処
理は、ワンタッチキー２の他のキーによる短縮番号につ
いても全く同様である。 このように接続情況メモリ８に接続情況が記録された
後に、ワンタッチキー２の１つが操作されて、短縮番号
“01"が入力された場合、制御回路５は＃１〜＃３の電
話番号メモリ11〜13の前記短縮情報“01"に割り当てら
れた記憶エリアより、完全電話番号“06−491−8021",
“06−489−5543"および“06−523−3329"を読み出す。
次に、接続情況メモリ８を参照して、未接続回数の最も
少ない完全電話番号“06−523−3329"をそれらの中から
選択し、それをダイヤル回路４へ送る。ダイヤル回路４
は送られてきた完全電話番号より通信相手を呼び出すた
めのダイヤル信号を生成して電話・データ切換回路６へ
転送する。電話・データ切換回路６は転送されてきたダ
イヤル信号を通信回線７へ送出し、相手端末が応答して
リンクが確立されると、電話・データ切換回路６はデー
タモードに切り換えて画像データを通信回線７へ送出す
る。また、リンクが確立されない場合には、電話・デー
タ切換回路６からの情報で接続情況メモリ８の前記完全
電話番号“06−523−3329"の未接続回数に“1"を加える
とともに、次の未接続回数の少ない完全電話番号“06−
489−5543"を選択してダイヤル回路４へ送る。以下、同
様にして通信が成立するまでの発呼処理が繰り返され
る。 また、第２図はこの発明の他の実施例を示すブロック
図であり、14,15,16は電話番号メモリ部９内に設けら
れ、それぞれ複数のファクシミリの完全電話番号が記憶
されているグループメモリであり、複数のファクシミリ
に同一データを送信する場合を想定している。ここで、
＃１のグループメモリ14の複数の完全電話番号に対し
て、それぞれ対応する別の完全電話番号が他のグループ
メモリ15,16に記憶されている。このように、複数のフ
ァクシミリがグループ化されていて、それらに同報通信
する場合には、まず、ワンタッチキー２の押下により、
最も接続率が高いグループメモリ内の完全電話番号全て
に対して発呼し、そのグループ内のファクシミリでリン
クが確立されなかったファクシミリがあった時に、その
ファクシミリに対応した、２番目に接続率がよいグルー
プメモリ内の完全電話番号を使用して発呼することによ
り、通信が不成立となる相手端末の数を減らすことがで
きる。さらに、２番目のグループメモリ内の完全電話番
号を使用しても、リンクが確立されなかったファクシミ
リがあった時には、そのファクシミリに対応した、３番
目のグループメモリ内の完全電話番号を使用して発呼す
ることにより、通信が不成立となる相手端末の数をさら
に減らすことができる。なお、上記実施例では、電話番
号メモリあるいはグループメモリが３つの場合について
説明したが、それらが２つあるいは４つ以上であっても
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。また、上記実
施例では、ワンタッチキー２による短縮発信機能を持
ち、ワンタッチキー２からの短縮情報に対応づけて、関
連する複数の完全電話番号が登録されている場合につい
て述べたが、前記短縮発信機能を持たず、完全電話番号
を逐一入力する必要がある場合でも、接続情況メモリ８
および電話番号メモリ部９を設け、短縮情報の入力によ
り、電話番号メモリ部９から対応する各端末機器の完全
電話番号を読み出し、接続情況メモリ８を参照して、そ
の中からこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を
選択して、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接
続の場合は、接続情況メモリ８にその端末機器の未接続
回数を記憶する処理を行なうようにすれば、上記実施例
と同様の効果が得られる。
以上のように、この発明によれば電話番号メモリ部に
同じ短縮情報が付与され、同一相手先とみなされる複数
の端末機器毎の各完全電話番号のグループを登録してお
き、発呼処理毎に、各端末機器の未接続回数を接続情況
メモリに記録していくことによって学習機能を持たせ、
短縮情報の入力により、電話番号メモリ部から対応する
各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続情況メモリ
を参照して、その中からこれまでの未接続数の低い順に
完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼処理を順
次繰返すように構成したので、複数の端末を持つ通信相
手への発呼時、リダイヤルによる他の使用者の利用効率
の低下がなくなると共に、相手端末とのリンクが確率さ
れる可能性が高まるという効果がある。 また、他の発明によれば電話番号メモリ部に同じ短縮
情報が付与され、同一相手先とみなされる複数の端末機
器毎の各完全電話番号のグループを記憶しておき、発呼
処理毎に接続状況メモリに各端末機器の未接続回数を記
録していくことによって、学習機能を持たせ、同一メッ
セージを各グループに送信する同報処理を行う場合に
は、電話番号メモリ部から１つの短縮情報のグループに
対応する各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続情
況メモリを参照して、その中からこれまでの未接続数の
低い順に完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼
処理を順次繰返すように構成したので、同一メッセージ
を各グループに送信する同報処理を行う場合、リダイヤ
ルによる他の使用者の利用効率の低下がなくなると共
に、相手端末とのリンクが確率される可能性が高まると
いう効果がある。
同じ短縮情報が付与され、同一相手先とみなされる複数
の端末機器毎の各完全電話番号のグループを登録してお
き、発呼処理毎に、各端末機器の未接続回数を接続情況
メモリに記録していくことによって学習機能を持たせ、
短縮情報の入力により、電話番号メモリ部から対応する
各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続情況メモリ
を参照して、その中からこれまでの未接続数の低い順に
完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼処理を順
次繰返すように構成したので、複数の端末を持つ通信相
手への発呼時、リダイヤルによる他の使用者の利用効率
の低下がなくなると共に、相手端末とのリンクが確率さ
れる可能性が高まるという効果がある。 また、他の発明によれば電話番号メモリ部に同じ短縮
情報が付与され、同一相手先とみなされる複数の端末機
器毎の各完全電話番号のグループを記憶しておき、発呼
処理毎に接続状況メモリに各端末機器の未接続回数を記
録していくことによって、学習機能を持たせ、同一メッ
セージを各グループに送信する同報処理を行う場合に
は、電話番号メモリ部から１つの短縮情報のグループに
対応する各端末機器の完全電話番号を読み出し、接続情
況メモリを参照して、その中からこれまでの未接続数の
低い順に完全電話番号を選択して、接続されるまで発呼
処理を順次繰返すように構成したので、同一メッセージ
を各グループに送信する同報処理を行う場合、リダイヤ
ルによる他の使用者の利用効率の低下がなくなると共
に、相手端末とのリンクが確率される可能性が高まると
いう効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による電話番号選択装置を
示すブロック図、第２図はこの発明の他の実施例による
電話番号選択装置を示すブロック図、第３図は従来の電
話番号選択装置を示すブロック図である。 ２はワンタッチキー、３は登録キー、４はダイヤル回
路、５は制御回路、６は電話・データ切換回路、８は接
続情況メモリ、９は電話番号メモリ部。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
示すブロック図、第２図はこの発明の他の実施例による
電話番号選択装置を示すブロック図、第３図は従来の電
話番号選択装置を示すブロック図である。 ２はワンタッチキー、３は登録キー、４はダイヤル回
路、５は制御回路、６は電話・データ切換回路、８は接
続情況メモリ、９は電話番号メモリ部。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】電話番号メモリ部（９）と、接続状況メモ
リ（８）と、制御回路（５）とを有する電話番号選択装
置であって、 電話番号メモリ部（９）は、同じ短縮情報が付与され、
同一相手先とみなされる複数の端末機器毎の各完全電話
番号のグループが記憶され、 接続情況メモリ（８）は、発呼処理毎に各端末機器の未
接続回数が記録され、 制御回路（５）は、短縮情報の入力により、電話番号メ
モリ部（９）から対応する各端末機器の完全電話番号を
読み出し、接続情況メモリ（８）を参照して、その中か
らこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を選択し
て、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接続の場
合は、接続情況メモリ（８）にその端末機器の未接続回
数を記憶する処理を行なう 電話番号選択装置。 - 【請求項２】電話番号メモリ部（９）と、接続状況メモ
リ（８）と、制御回路（５）とを有する電話番号選択装
置であって、 電話番号メモリ部（９）は、同じ短縮情報が付与され、
同一相手先とみなされる複数の端末機器毎の各完全電話
番号のグループが記憶され、 接続情況メモリ（８）は、発呼処理毎に各端末機器の未
接続回数が記録され、 制御回路（５）は、同一メッセージを各グループに送信
する同報処理を行う場合には、電話番号メモリ部（９）
から１つの短縮情報のグループに対応する各端末機器の
完全電話番号を読み出し、接続情況メモリ（８）を参照
して、その中からこれまでの未接続数の低い順に完全電
話番号を選択して、接続されるまで発呼処理を順次繰返
し、未接続の場合は、接続情況メモリ（８）にその端末
機器の未接続回数を記憶する処理を行ない、かつ通信終
了により、電話番号メモリ部（９）から次の短縮情報の
グループに対応する複数の端末機器毎の各完全電話番号
を読み出し、接続情況メモリ（８）を参照して、その中
からこれまでの未接続数の低い順に完全電話番号を選択
して、接続されるまで発呼処理を順次繰返し、未接続の
場合は、接続情況メモリ（８）にその端末機器の未接続
回数を記憶する処理を最後のグループに至るまで順次繰
返して行なう 電話番号選択装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63285844A JP2609708B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 電話番号選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63285844A JP2609708B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 電話番号選択装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02132950A JPH02132950A (ja) | 1990-05-22 |
| JP2609708B2 true JP2609708B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17696811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63285844A Expired - Lifetime JP2609708B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 電話番号選択装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2609708B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3492508B2 (ja) | 1998-01-28 | 2004-02-03 | 日本電気株式会社 | 登録データの表示制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812462A (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 自動番号送出装置 |
| JPH0326703Y2 (ja) * | 1985-07-09 | 1991-06-10 |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP63285844A patent/JP2609708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02132950A (ja) | 1990-05-22 |
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