JP2609601B2 - 光カードのデータ記録方法 - Google Patents

光カードのデータ記録方法

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JP2609601B2
JP2609601B2 JP62030584A JP3058487A JP2609601B2 JP 2609601 B2 JP2609601 B2 JP 2609601B2 JP 62030584 A JP62030584 A JP 62030584A JP 3058487 A JP3058487 A JP 3058487A JP 2609601 B2 JP2609601 B2 JP 2609601B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データの記録/再生を光学的に行う光カー
ドに関し、記録すべきビット列データを加工したビット
列により記録する光カードのデータ記録方法に関する。
〔従来の技術〕
第7図は光カードのデータ記録/再生装置の従来例を
示す図、第8図はFM変調方式を説明するための図であ
る。図中、51はカード、52はホルダ、53はレーザ光源、
54はビーム、55は焦点光学器、56と63はビームスプリッ
タ、57と64は集束レンズ、58と65は検出器、59と61はサ
ーボコントロールミラー、60は軸線、62は旋回軸を示
す。
今やカード時代といわれるようにキャッシュカードや
クレジットカードその他様々なカードが出回っている
が、その殆どは磁気記録カードであり、携帯に便利な名
刺大のサイズが最もよく使用されている。しかし、この
ようなサイズの磁気記録カードでは、あまり記録容量が
確保できないため、その利用は極限られた暗証番号、口
座番号や登録番号等の照合コードの記憶程度であるのが
実体である。その点、光学的に情報を記録する所謂光カ
ードは、従来の磁気記録カードに比べて記録情報量が遥
かに大きいことは良く知られていたが、情報記録材料や
光学的なデータの記録、再生等の面で問題があり、経済
的に汎用性の高い光カードシステムは実用の段階に到っ
ていなかった。しかし、近年においては、これらの問題
が技術的に改良され、実用的な光カードシステムに関す
る提案が種々見られるようになってきた。その1例(特
開昭61−137245号公報)を示したのが第7図である。
第7図に示す光カードのデータ記録/再生装置は、カ
ード51がデータを記録するものであり、レーザ光源53か
ら発生したレーザービーム54でこのカード51の記録領域
面を走査することによって所望のデータを記録、或いは
読み取るものである。ここで、カード51をビーム軌道に
運ぶものがホルダ52であり、ビーム軌道上に運ばれてき
たカード51上のビームを走査するのがサーボコントロー
ルミラー59と61である。サーボコントロールミラー59
は、矢印Aによって示される方向で軸線57に沿って回転
するように取り付けられ、動作の粗モードにおいてレー
ザ記録材料の横方向のエッジを見つけ出し、且つその
後、動作の微モードにおいてエッジから所定の距離に存
在するデータ軌道を確認するためのものである。また、
サーボコントロールミラー61は、旋回軸62で回転するよ
うに取り付けられ、カード51の長さに沿うビームの移動
の微制御のためのものである。従って、ホルダ51の移動
とサーボコントロールミラー59と61の走査によって所望
のアドレスでデータの記録/再生を行う。
レーザ光源53には、一般に発光ダイオード、ランプや
半導体レーザー等が用いられ、記録する場合には高強度
の光ビームを照射することによって記録面を溶融する。
このようにしてデータを記録する場合のFM変調方式の例
を示したのが第8図である。すなわち、第8図に示すFM
変調方式は、データ「1」の周波数に対してデータ
「0」の周波数を1/2にして高強度の光ビームを照射す
ることによって記録ピットを構成するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような光カードのデータ記録/再生
装置では、2つのサーボコントロールミラーを備えるた
め、光学系が長くなると共に光学系で走査する駆動機構
が必要になる。従って、光学系の距離を確保するため、
或いは走査する駆動機構を取り付けるため、構造が複雑
になると共に、コンパクトな構成にしにくい。さらに、
光学系の距離が長くなり、レンズやミラーを配置し、光
学的に走査することによる収差や種々の光学的な問題が
生ずる。
特に、光カードのデータ記録/再生装置では、周知の
ように光学的に記録されたデータを読み取り再生するた
め、カード表面のデータ記録領域上に存在する塵埃や引
っ掻き傷等によるエラーが生じやすいという問題があ
る。例えばトラックに沿って引っ掻き傷等によりバース
トエラーが発生した場合には、従来より採用されている
エラー訂正方法でも処理できなくなる。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、バ
ーストエラーに対しても情報復元率の高い光カードのデ
ータ記録方法を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 そのために本発明の光カードのデータ記録方法は、記
録領域に複数のトラックを並列に配置して該トラックの
それぞれにアドレス情報やその他のカードの制御情報を
プリレコードし、記録/再生システムによりトラックと
平行な方向に往復駆動してユーザ領域でユーザデータの
記録/再生を行う光カードに対するデータ記録方法であ
って、各トラックの両側に案内部を設け、一方の案内部
の次には、当該トラックの識別情報をプリレコードし、
他方の案内部の次には、識別情報と異なり、逆方向から
のトラックを読んだ場合に意味を持たせた当該トラック
の終端情報をプリレコードし、中央をユーザ領域として
使用し、記録/再生システムに、一方の案内部の次に識
別情報が、他方の案内部の次に終端情報がそれぞれ来る
のを認識させることにより、光カードの読み取り方向の
正、逆を認識し、正の読み取り方向のときに識別情報を
サーチさせ、逆の読み取り方向のときに識別情報をサー
チさせ、光カードの1往復で2つのトラックに記録/再
生を行う光カードにおいて、光カードのユーザ領域に記
録すべきビット列データを、所定数のビット単位毎に分
割してm個のデータブロックに形成し、該ビット単位毎
にエラー訂正符号を付加することにより、第1乃至第m
のデータブロックをそれぞれn個のビット単位(ただ
し、nはmの整数倍)で構成し、第1データブロックに
おける第1番目のビット単位、第2データブロックにお
ける第2番目のビット単位、・・・、第mデータブロッ
クにおける第m番目のビット単位、第1データブロック
における第m+1番目のビット単位、第2データブロッ
クにおける第m+2番目のビット単位、・・・、第mデ
ータブロックにおける第2m番目のビット単位、第1デー
タブロックにおける第2m+1番目のビット単位、第2デ
ータブロックにおける第2m+2番目のビット単位、・・
・、・・・、・・・、第mデータブロックにおける第n
番目のビット単位の順に情報を抽出して新たな第1デー
タブロックを形成し、第2データブロックにおける第1
番目のビット単位、第3データブロックにおける第2番
目のビット単位、・・・、第1データブロックにおける
第n番目のビット単位の順に情報を抽出して新たな第2
データブロックを形成し、・・・、第mデータブロック
における第1番目のビット単位、第1データブロックに
おける第2番目のビット単位、・・・、第(m−1)デ
ータブロックにおける第n番目のビット単位の順に情報
を抽出して新たな第mデータブロックを形成し、上記新
たな第1データブロック、新たな第2データブロック、
・・・、新たな第mデータブロックの順に記録すること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明の光カードのデータ記録方法では、記録すべき
ビット列データの所定数のビット単位に分割し、該ビッ
ト単位にエラー訂正符号を付加して複数のデータブロッ
クを構成し、各データブロックのデータを集めたブロッ
クによりデータを記録するので、前記録領域上でバース
トエラーが発生しても、ビット列を再生し元のビット列
に直すことによって、各ブロックにおけるエラービット
の数を少なくすることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る光カードのデータ記録方法の1
実施例を説明するための図、第2図はデータブロック化
の例を示す図である。
本発明に係る光カードのデータ記録方法では、第2図
に示すように記録すべき原データを例えば32ブロックで
構成し、それぞれのブロックを174ビットの情報ビット
とその情報ビットに対する82ビットのエラー訂正符号に
より構成する。この第1ブロックから第32ブロックを第
1図(a)に示すように並べ、それぞれ第1ブロックの
ビットを「1−1」,「1−2」,……,「1−25
6」、第2ブロックのビットを「2−1」,「2−
2」,………,「2−256」、第iブロックのビットを
「i−1」,「i−2」,………,「i−256」とする
と、 第1図(b)に示すように 第1ブロックの第1ビット「1−1」から第2ブロッ
クの第2ビット「2−2」,………第iブロックの第i
ビット「i−i」、………第32ブロックの第32ビット
「32−32」,第1ブロックの第33ビット「1−33」,…
……第32ブロックの第256ビット「32−256」のビット列
を第1′ブロックとする。
同様に、第2ブロックの第1ビット「2−1」から始
めたものを第2′ブロック、第iブロックの第1ビット
「i−i」から始めたものを第i′ブロック、第32ブロ
ックの第1ビット「32−1」から始めたものを第32′ブ
ロックとする。そして、これを第1図(c)に示すよう
な第1′ブロック,第2′ブロック、……第i′ブロッ
ク、……第32′ブロックの順に並べたデータ列を実際の
ガート上に記録する単位のデータ列とする。
このようにすることによって、第1図(c)の記録デ
ータ列において数十ビットにわたりデータが破壊され、
バーストエラーが発生した場合においても、第2図の原
データ列でみると、各ブロックでは、それぞれが数ビッ
トのエラーにすぎないので、エラー訂正符号により訂正
処理することができ、支障なく情報を再生使用すること
ができる。
第3図は本発明に係る光カードのデータ記録方法を適
用した光カード用記録/再生装置の駆動部の外観を示す
図、第4図は光カード用記録/再生装置のシステム構成
例を示す図である。
第3図において、11はベース、12はステージ駆動用モ
ーター、13は光ヘッド、14は光カード、15はステージ機
構部、16はガイドシャフトを示す。ステージ機構部15
は、光カード14をホールドし、ステージ駆動用モーター
12によりガイドシャフト16に沿って往復駆動されるもの
であり、このステージ機構部15の上方に光ヘッド13が設
置される。光ヘッド13は、ステージ機構部15にホールド
されたカードに対して光学的にデータを記録/再生する
ものであり、全体を複数トラック単位(ブロック単位)
でガイドシャフト16と直角の方向に位置を調整するヘッ
ド駆動用モーター(図示せず)を有し、さらにトラック
単位で調整する制御機構を有している。従って、ガイド
シャフト16に沿ってステージ機構部15が往復移動する
間、ヘッド駆動用モーターによって光カード14の記録領
域のブロック単位で光ヘッド13の位置決めが行われ、制
御機構によって最終的なトラッキングが行われて、デー
タの記録/再生が行われる。その具体的なシステム構成
例を示したのが第4図である。
第4図において、位置センサ24は、ステージ駆動用モ
ーター26による往復駆動の際、加減速制御及び往復反転
制御のための位置検出に用いるものである。光ヘッド
は、半導体レーザー29、記録データを読み取る信号検知
センサ30、トラッキングのための制御用センサ28、フォ
ーカス及びトラッキングするための制御機構31からな
る。そして、光ヘッド全体がヘッド駆動用モーター32で
カードのトラックのラインと直角の方向へ駆動され、カ
ード上におけるブロック単位の範囲内でトラッキングす
る場合には制御機構31で調整するが、ブロック単位を越
えてトラッキングする場合にはヘッド駆動用モーター32
で粗調整し、制御機構31で微調整する。
ホストコンピュータ21は、光カード用記録/再生装置
全体を管理、制御するものであり、ステージ機構部25の
駆動系及び光ヘッドの粗調整に関する指令をステージ制
御用マイクロコンピュータ22に発行し、フォーカストラ
ッキングに関する指令をフォーカストラッキングサーボ
27に発行する。そして、カードにデータを記録する場合
には、その記録データをエラー訂正符号付加回路33に送
り、カードのデータを再生する場合には、エラー訂正回
路36を通して再生データを取り込む。
ステージ制御用マイクロコンピュータ22は、ホストコ
ンピュータ21の指令に従ってモーター制御部23にヘッド
の位置制御信号、ステージ機構部25の起動/停止や速度
制御信号を与えるものであり、モーター制御部23は、こ
の指令に従って位置センサ24によりカードの位置を検知
しながらステージ駆動用モーター26を制御して、光カー
ドの走行速度を一定にし、光カードの走行系の振動を少
なくすると共に、ヘッド駆動用モーター32を制御して光
ヘッドの位置を所望の位置に調整する。
エラー訂正符号付加回路33は、エラー訂正符号をデー
タに付加し、さらにビット列を分散配列してバーストエ
ラーにも強い記録データを生成するものである。すなわ
ち、エラー訂正符号付加回路33では、ホストコンピュー
タ21から送られてくるデータ列を所定のビット数で分割
し、そのビット列に対して訂正符号を付加してブロック
単位のデータとする。そして、これを一定の法則で分散
しカードに記録するビット列を編集する。FM変調回路34
は、そのビット列をFM変調するものであり、その出力に
より半導体レーザー29を制御するのが半導体レーザー制
御回路35である。
信号解析回路37は、トラックの記録データを解析し、
エラー訂正符号付加回路33で編集して記録されたビット
列を、エラー訂正符号を付加した直後のビット列に戻す
処理を行うものである。ここには、信号検知センサ30で
読み取り、信号増幅回路40で増幅しフィルター回路39を
通した後2値化回路38で2値化されたビット列が供給さ
れる。エラー訂正回路36は、エラー訂正符号を用いてビ
ット列のエラーを検出し、そのエラービットを訂正する
ものであり、その訂正処理を行いエラー訂正符号を除い
たビット列データが再生データとしてホストコンピュー
タ21に送出される。
次に第4図に示すシステム構成における記録、再生、
トラッキング動作の概要を説明する。
まず、カードにデータを記録する場合には、ホストコ
ンピュータ21より、データ列をエラー訂正符号付加回路
33に送出すると共に、記録アドレス(トラックアドレ
ス)をステージ制御用マイクロコンピュータ22及びフォ
ーカストラッキングサーボ27に送出する。カードに記録
するデータ列がホストコンピュータ21からエラー訂正符
号付加回路33に送られると、ここで、データ列を例えば
174ビット毎に分割し、それぞれの174ビットに対し差集
合巡回符号法を用いて82ビットのエラー訂正符号を付加
することによって256ビット単位のブロックとする。こ
のようにして生成されたブロック単位のビットのデータ
をさらに所定の順序で並べ変えて各ブロックのビットデ
ータで構成する別のブロック列を構成し、FM変調回路34
で変調する。そしてモーター制御部23によりステージ駆
動用モーター26、ヘッド駆動用モーター32を制御すると
共に、フォーカストラッキングサーボ27により光ヘッド
を制御し、半導体レーザー制御回路35を通して半導体レ
ーザー29より記録データを出力することによって、カー
ドにデータを記録する。
所望のデータが上記のようにしてカードに記録される
が、このデータを再生する場合には、ホストコンピュー
タ21より、読み取りアドレス(トラックアドレス)をス
テージ制御用マイクロコンピュータ22及びフォーカスト
ラッキングサーボ27に送出すると共に半導体レーザー制
御回路35を通して半導体レーザー29を再生モードで制御
する。そして、指定されたアドレスのトラックから光ヘ
ッドの信号検知センサ30を使って記録データを読み取
る。この読み取り信号は、まず、信号増幅回路40で増幅
され、フィルター回路39でノイズが除去された後、2値
化回路38で「1」、「0」の信号に2値化される。次
に、この2値化されたビット列を信号解析回路37で本来
の情報に対応するビット列に組み直し、エラー訂正回路
36でエラーの検定、訂正を行ってエラー訂正符号を除い
たデータ列を再生データとしてホストコンピュータ21に
送出する。
上記のようにカードを往復駆動するためにカードの各
トラックには、両端に加減速を行う案内部が設けられ、
その間にID部またはエンド部、中央にユーザー領域が設
けられる。従って、モーター制御部23は、位置センサ24
によりカード位置を検出してステージ駆動用モーター26
を制御し、ID部、中央のユーザー領域、エンド部の各領
域では所定の速度になるように案内部でステージ機構部
25の加減速を行う。そして、フォーカストラッキングサ
ーボ27では、案内部で制御機構31を制御してレーザー光
の焦点を記録面に対して例えば±1μm以内にし、レー
ザー光の焦点を記録位置に対し±0.1μm以内になるよ
うにする。そして、次にID部がエンド部かを調べ、エン
ド部の場合にはそのトラックの読み取りが逆方向である
ことを認識してID部をサーチする。ID部の場合にはその
内容が指定されたトラックアドレスか否かを調べる。指
定されたアドレスでない場合には、読み出した現在のア
ドレスから指定されたアドレスの距離を計算して重複す
るアドレス部を移動する間に光ヘッドの位置を調整す
る。その距離が制御機構31による調整範囲より長い場合
には、ホストコンピュータ21よりステージ制御用マイク
ロコンピュータ22を通してヘッド駆動用モーター32を制
御する。
第5図は本発明が適用される光カードのプリレコード
情報の記録方法の1実施例を説明するための図、第6図
はトラック内各部の記録形式の例を示す図である。
第5図において、41は光カード、42は記録領域を示
す。光カード41は、長手方向に往復駆動されてデータの
記録/再生が行われるものであり、そのために記録領域
42は、第5図(b)に示すように各トラックが読み取り
方向から案内部、ID部、ユーザー領域、エンド部、案内
部の順で構成され、読み取り方向が右方向のものと左方
向のものとが混在したn本のトラックから構成されてい
る。ここで、案内部は、例えば長さ5mmの連続グループ
であり、ガードが加減速される際にフォーカシングやト
ラッキングをとるために使用される。そして、ID部に
は、トラックの識別情報として複数のトラックをグルー
プとしたブロックアドレス及びそのブロック内のトラッ
クアドレスが重複してプリレコードされる。また、エン
ド部には、トラックの終端情報として逆方向からそのト
ラックを読んだ場合に意味を持たせ情報がプリレコード
される。つまり、逆方向からトラックを読んだ場合、案
内部の次にいきなりエンド部がくることによってトラッ
クを逆に読んでいることを早期にシステムに知らせるも
のである。このように本発明に係る光カードは、案内部
→ID部を読み取り方向とする。なお、第5図(b)に示
す例は、第1トラックから読み取り方向が交互になって
いるが、必ずもし交互でなくてもよい。例えばヘッドが
複数個配置され、同時に複数トラックが読み取れる構成
の場合や右方向の読み取りヘッドと左方向の読み取りヘ
ッドが複数トラック離れて配置されるような構成の場合
には、隣接する複数個のトラックを同じ読み取り方向に
してもよいし、また、単にブロック毎に読み取り方向を
同じにしてもよい。
さらに上記各部の領域には、光カードを往復移動させ
ながらトラッキングし所望のデータを記録/再生するた
め、次のような種々のプリレコード情報を有する。すな
わち、ID部は、第6図(a)に示すようにハードウエア
の動作時間を補償するためのGap(FFH)、続いて同期信
号Sync(00H)、ミッシングクロックを含み次のデータ
がアドレスであることを示すAM1(FE )、アドレス
を示す2バイトデータBlock,Track、そしてBlock,Track
を正しく読み込んだか否かをチェックするCRCCで構成さ
れる。しかもこの同じ情報を複数個重複してプリレコー
ドしておくことによって1回の読み取り動作中に複数回
のトラック検索を可能にする。また、ユーザ領域は、第
2図(b)に示すようにGap(FFH)、Sync(00H)、ミ
ッシングクロックを含み次からデータ記録部が始まるこ
とを示すAM2(FB )、Sync(00H)に続いてデータ記
録部、記録誤差を吸収するためのMGで構成される。この
データ記録部は、例えば1024バイト分の連続領域であっ
て、ビット列によりレーザを用いてビットを形成し、ユ
ーザーデータを記録するものである。エンド部は、先に
述べたように逆方向から読んだ場合に意味を持たせるた
め、第6図(c)に示すように後方の案内部側からGa
p、Sync、そしてミッシングクロックを含みエンド部で
あることを示すAM3(FD )、Gapで構成される。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。例えば記録データの編
集は、ブロック数+1ビットの間隔で分散させたがブロ
ック数の間隔やその他の間隔で分散させるようにしても
よい。また、1ブロックを構成するビット数もシステム
規模に応じて変更してもよいことは勿論のことである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、光
カードのユーザ領域に記録すべきビット列データを、所
定数のビット単位毎に分割してm個のデータブロックを
形成し、該ビット単位毎にエラー訂正符号を付加するこ
とにより、第1乃至第mのデータブロックをそれぞれn
個のビット単位(ただし、nはmの整数倍)で構成し、
第1データブロックにおける第1番目のビット単位、第
2データブロックにおける第2番目のビット単位、・・
・、第mデータブロックにおける第m番目のビット単
位、第1データブロックにおける第m+1番目のビット
単位、第2データブロックにおける第m+2番目のビッ
ト単位、・・・、第mデータブロックにおける第2m番目
のビット単位、第1データブロックにおける第2m+1番
目のビット単位、第2データブロックにおける第2m+2
番目のビット単位、・・・、・・・、・・・、第mデー
タブロックにおける第n番目のビット単位の順に情報を
抽出して新たな第1データブロックを形成し、第2デー
タブロックにおける第1番目のビット単位、第3データ
ブロックにおける第2番目のビット単位、・・・、第1
データブロックにおける第n番目のビット単位の順に情
報を抽出して新たな第2データブロックを形成し、・・
・、第mデータブロックにおける第1番目のビット単
位、第1データブロックにおける第2番目のビット単
位、・・・、第(m−1)データブロックにおける第n
番目のビット単位の順に情報を抽出して新たな第mデー
タブロックを形成し、これら新たなデータブロック順に
記録するよう構成してあるので、再生の際にビット列デ
ータを元の状態に戻した時、バーストエラーがm個の各
ブロックに分散されるので、情報復元率を大幅に向上さ
せることができる。
さらに、本発明によれば、記録トラックの両端に案内
部を設け、その一方の案内部部の次に識別情報を、ま
た、他方の案内部の次に終端情報をそれぞれ配置するよ
う構成したので、案内部の次に識別情報が、また、案内
部の次に終端情報が来るのを認識することで、読み取り
方向の正、逆を識別し、案内部の次に識別情報が来るの
を認識すると、そのトラックの識別情報の内容をサーチ
し、案内部の次に終端情報が来るのを認識すると、読み
出し方向が逆であると認識してそのトラックの識別情報
の内容をサーチするために、双方向からの記録/再生を
行うことが可能となり、このため、光カードの1往復に
おいて2つのトラックに記録/再生を行うことが出来
る。
また、他方の案内部の次に終端情報を配置してあるた
め、この案内部の次に終端情報が来るのを認識すること
により、トラックの読み取り方向が逆であることを早期
に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光カードのデータ記録方法の1実
施例を説明するための図、第2図はデータブロック化の
例を示す図、第3図は本発明に係る光カードのデータ記
録方法を適用した光カード用記録/再生装置の駆動部の
外観を示す図、第4図は光カード用記録/再生装置のシ
ステム構成例を示す図、第5図は本発明が適用される光
カードのプリレコード情報の記録方法の1実施例を説明
するための図、第6図はトラック内各部の記録形式の例
を示す図、第7図は光学記録媒体のデータ記録/読取装
置の従来例を示す図、第8図はFM変調方式を説明するた
めの図である。 11……ベース、12……ステージ駆動用モーター、13……
光ヘッド、14……光カード、15……ステージ機構部、16
……ガイドシャフト、41……光カード、42……記録領
域。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録領域に複数のトラックを並列に配置し
    て該トラックのそれぞれにアドレス情報やその他カード
    の制御情報をプリレコードし、記録/再生システムによ
    りトラックと平行な方向に往復駆動してユーザ領域でユ
    ーザデータの記録/再生を行う光カードに対するデータ
    記録方法であって、 上記各トラックの両側に案内部を設け、 上記一方の案内部の次には、当該トラックの識別情報を
    プリレコードし、 上記他方の案内部の次には、上記識別情報と異なり、逆
    方向からのトラックを読んだ場合に意味を持たせた当該
    トラックの終端情報をプリレコードし、 中央をユーザ領域として使用し、 上記記録/再生システムに、上記一方の案内部の次に識
    別情報が、上記他方の案内部の次に終端情報がそれぞれ
    来るのを認識させて、上記光カードの読み取り方向の
    正、逆を認識し、正の読み取り方向のときに上記識別情
    報をサーチさせ、逆の読み取り方向のときに上記識別情
    報をサーチさせ、上記光カードの1往復で2つのトラッ
    クに記録/再生を行う光カードにおいて、 上記光カードのユーザ領域に記録すべきビット列データ
    を、所定数のビット単位毎に分割してm個のデータブロ
    ックを形成し、該ビット単位毎にエラー訂正符号を付加
    することにより、第1乃至第mのデータブロックをそれ
    ぞれn個のビット単位(ただし、nはmの整数倍)で構
    成し、第1データブロックにおける第1番目のビット単
    位、第2データブロックにおける第2番目のビット単
    位、・・・、第mデータブロックにおける第m番目のビ
    ット単位、第1データブロックにおける第m+1番目の
    ビット単位、第2データブロックにおける第m+2番目
    のビット単位、・・・、第mデータブロックにおける第
    2m番目のビット単位、第1データブロックにおける第2m
    +1番目のビット単位、第2データブロックにおける第
    2m+2番目のビット単位、・・・、・・・、・・・、第
    mデータブロックにおける第n番目のビット単位の順に
    情報を抽出して新たな第1データブロックを形成し、第
    2データブロックにおける第1番目のビット単位、第3
    データブロックにおける第2番目のビット単位、・・
    ・、第1データブロックにおける第n番目のビット単位
    の順に情報を抽出して新たな第2データブロックを形成
    し、・・・、第mデータブロックにおける第1番目のビ
    ット単位、第1データブロックにおける第2番目のビッ
    ト単位、・・・、第(m−1)データブロックにおける
    第n番目のビット単位の順に情報を抽出して新たな第m
    データブロックを形成し、 上記新たな第1データブロック、新たな第2データブロ
    ック、・・・、新たな第mデータブロックの順に記録す
    る ことを特徴とする光カードの記録方法。
  2. 【請求項2】差集合巡回符号法を用いてエラー訂正符号
    を付加する ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光カード
    のデータ記録方法。
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