JP2609381B2 - 電気機器用ガス圧調整装置 - Google Patents
電気機器用ガス圧調整装置Info
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- JP2609381B2 JP2609381B2 JP3247911A JP24791191A JP2609381B2 JP 2609381 B2 JP2609381 B2 JP 2609381B2 JP 3247911 A JP3247911 A JP 3247911A JP 24791191 A JP24791191 A JP 24791191A JP 2609381 B2 JP2609381 B2 JP 2609381B2
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- JP
- Japan
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- gas pressure
- electric equipment
- compressor
- gas
- pressure
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばSF6ガスが封
入された絶縁変圧器等の電気機器に用いられるガス圧調
整装置に関し、特にコンプレッサ動作中においても内部
事故の検出が可能な電気機器用ガス圧調整装置に関する
ものである。
入された絶縁変圧器等の電気機器に用いられるガス圧調
整装置に関し、特にコンプレッサ動作中においても内部
事故の検出が可能な電気機器用ガス圧調整装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電気機器用ガス圧調整装置
を示す構成図である。図において、1はガス絶縁変圧器
等の電気機器容器、2はSF6ガス等を貯蔵するストレー
ジタンク、3は電気機器容器1とストレージタンク2と
の間でガスを連通する配管、4は配管3の中間に設けら
れて電気機器容器1に対してガスの供給又は回収を行う
コンプレッサ、5は電気機器容器1内のガス圧に応答し
てコンプレッサ4をオンオフする圧力スイッチ、6は電
気機器容器1内のガス圧変動に応答して内部事故を検出
する衝撃圧力リレーである。
を示す構成図である。図において、1はガス絶縁変圧器
等の電気機器容器、2はSF6ガス等を貯蔵するストレー
ジタンク、3は電気機器容器1とストレージタンク2と
の間でガスを連通する配管、4は配管3の中間に設けら
れて電気機器容器1に対してガスの供給又は回収を行う
コンプレッサ、5は電気機器容器1内のガス圧に応答し
てコンプレッサ4をオンオフする圧力スイッチ、6は電
気機器容器1内のガス圧変動に応答して内部事故を検出
する衝撃圧力リレーである。
【0003】次に、図2に示した従来の電気機器用ガス
圧調整装置の動作について説明する。通常、電気機器容
器1内のガス圧が所定範囲内にあれば、圧力スイッチ5
はコンプレッサ4を動作させることはない。又、所定値
以上のガス圧変動が発生しない限り衝撃圧力リレー6も
動作せず、電気機器の内部事故を報知することはない。
圧調整装置の動作について説明する。通常、電気機器容
器1内のガス圧が所定範囲内にあれば、圧力スイッチ5
はコンプレッサ4を動作させることはない。又、所定値
以上のガス圧変動が発生しない限り衝撃圧力リレー6も
動作せず、電気機器の内部事故を報知することはない。
【0004】いま、時間経過と共に、電気機器容器1内
のガス圧が所定値以下になると、圧力スイッチ5はコン
プレッサ4を駆動し、ストレージタンク2から電気機器
容器1内にガスを供給する。又、電気機器容器1内のガ
ス圧が所定値以上になると、圧力スイッチ5はコンプレ
ッサ4を逆駆動し、電気機器容器1内のガスをストレー
ジタンク2に回収する。こうして、電気機器容器1内の
ガス圧は所定範囲内で一定に保たれる。
のガス圧が所定値以下になると、圧力スイッチ5はコン
プレッサ4を駆動し、ストレージタンク2から電気機器
容器1内にガスを供給する。又、電気機器容器1内のガ
ス圧が所定値以上になると、圧力スイッチ5はコンプレ
ッサ4を逆駆動し、電気機器容器1内のガスをストレー
ジタンク2に回収する。こうして、電気機器容器1内の
ガス圧は所定範囲内で一定に保たれる。
【0005】しかしながら、圧力スイッチ5はコンプレ
ッサ4をオンオフするのみなので、コンプレッサ4の駆
動時に電気機器容器1内のガス圧が大きく変動し、衝撃
圧力リレー6が不要動作して内部事故を誤警報すること
がある。従って、衝撃圧力リレー6の誤動作を防止する
ため、コンプレッサ4の運転中には衝撃圧力リレー6の
回路を開放している。
ッサ4をオンオフするのみなので、コンプレッサ4の駆
動時に電気機器容器1内のガス圧が大きく変動し、衝撃
圧力リレー6が不要動作して内部事故を誤警報すること
がある。従って、衝撃圧力リレー6の誤動作を防止する
ため、コンプレッサ4の運転中には衝撃圧力リレー6の
回路を開放している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気機器用ガス
圧調整装置は以上のように、電気機器の運転中であって
もコンプレッサ4の運転中には衝撃圧力リレー6の回路
を開放しているので、コンプレッサ4の動作中、即ちガ
スの供給中又は回収中には電気機器の内部事故を検出す
ることができないという問題点があった。
圧調整装置は以上のように、電気機器の運転中であって
もコンプレッサ4の運転中には衝撃圧力リレー6の回路
を開放しているので、コンプレッサ4の動作中、即ちガ
スの供給中又は回収中には電気機器の内部事故を検出す
ることができないという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、コンプレッサの動作中であって
も、電気機器の内部事故を常に検出できる電気機器用ガ
ス圧調整装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、コンプレッサの動作中であって
も、電気機器の内部事故を常に検出できる電気機器用ガ
ス圧調整装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気機器
用ガス圧調整装置は、電気機器容器内のガス圧を検出す
る圧力センサと、ガス圧に応じた運転信号を生成する制
御装置と、運転信号に基づいてコンプレッサを駆動する
インバータとを設けたものである。
用ガス圧調整装置は、電気機器容器内のガス圧を検出す
る圧力センサと、ガス圧に応じた運転信号を生成する制
御装置と、運転信号に基づいてコンプレッサを駆動する
インバータとを設けたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、電気機器容器内のガス圧
に応じた運転信号により、衝撃圧力リレーを動作させる
ことのない運転速度で、インバータがコンプレッサを駆
動し、電気機器容器に対するガスの供給及び回収を行
う。
に応じた運転信号により、衝撃圧力リレーを動作させる
ことのない運転速度で、インバータがコンプレッサを駆
動し、電気機器容器に対するガスの供給及び回収を行
う。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1〜4及び6は前述と同様のものである。7は電気機器
容器1内のガス圧Pを検出する圧力センサ、8はガス圧
Pに応じた運転信号Qを生成する制御装置、9は運転信
号Qに基づいてコンプレッサ4を可変速運転により駆動
するインバータである。
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1〜4及び6は前述と同様のものである。7は電気機器
容器1内のガス圧Pを検出する圧力センサ、8はガス圧
Pに応じた運転信号Qを生成する制御装置、9は運転信
号Qに基づいてコンプレッサ4を可変速運転により駆動
するインバータである。
【0011】次に、図1に示したこの発明の一実施例の
動作について説明する。圧力センサ7が電気機器容器1
内のガス圧Pを検出して制御装置8に入力すると、制御
装置8は、ガス圧Pをインバータ9の運転信号Qに変換
する。このとき、制御装置8は、常時検出されるガス圧
P及び衝撃圧力リレー6の動作感度に基づいて、電気機
器容器1内のガス圧変動が衝撃圧力リレー6の動作値以
下に保持されるように運転信号Qを設定する。
動作について説明する。圧力センサ7が電気機器容器1
内のガス圧Pを検出して制御装置8に入力すると、制御
装置8は、ガス圧Pをインバータ9の運転信号Qに変換
する。このとき、制御装置8は、常時検出されるガス圧
P及び衝撃圧力リレー6の動作感度に基づいて、電気機
器容器1内のガス圧変動が衝撃圧力リレー6の動作値以
下に保持されるように運転信号Qを設定する。
【0012】従って、インバータ9は、電気機器容器1
内のガス圧Pに応じた運転信号Qにより、衝撃圧力リレ
ー6を動作させることのない運転速度で、コンプレッサ
4を可変速駆動し、電気機器容器1に対するガスの供給
及び回収を行う。このとき、コンプレッサ4によるガス
吐出量は加減され、電気機器容器1内のガス圧変動は衝
撃圧力リレー6の動作値以下に抑制される。この結果、
衝撃圧力リレー6の回路を開放する必要はなく、コンプ
レッサ4の動作中にも内部事故の検出が可能となる。
内のガス圧Pに応じた運転信号Qにより、衝撃圧力リレ
ー6を動作させることのない運転速度で、コンプレッサ
4を可変速駆動し、電気機器容器1に対するガスの供給
及び回収を行う。このとき、コンプレッサ4によるガス
吐出量は加減され、電気機器容器1内のガス圧変動は衝
撃圧力リレー6の動作値以下に抑制される。この結果、
衝撃圧力リレー6の回路を開放する必要はなく、コンプ
レッサ4の動作中にも内部事故の検出が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電気機
器容器内のガス圧を検出する圧力センサと、ガス圧に応
じた運転信号を生成する制御装置と、運転信号に基づい
てコンプレッサを駆動するインバータとを設け、衝撃圧
力リレーを動作させることのない運転速度でコンプレッ
サを駆動し、電気機器容器に対するガスの供給及び回収
を行うようにしたので、コンプレッサの動作中であって
も電気機器の内部事故を検出できる電気機器用ガス圧調
整装置が得られる効果がある。
器容器内のガス圧を検出する圧力センサと、ガス圧に応
じた運転信号を生成する制御装置と、運転信号に基づい
てコンプレッサを駆動するインバータとを設け、衝撃圧
力リレーを動作させることのない運転速度でコンプレッ
サを駆動し、電気機器容器に対するガスの供給及び回収
を行うようにしたので、コンプレッサの動作中であって
も電気機器の内部事故を検出できる電気機器用ガス圧調
整装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の電気機器用ガス圧調整装置を示す構成図
である。
である。
1 電気機器容器 4 コンプレッサ 6 衝撃圧力リレー 7 圧力センサ 8 制御装置 9 インバータ P ガス圧 Q 運転信号
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス圧変動を検出する衝撃圧力リレーを
有する電気機器容器と、 前記電気機器容器内のガス圧に応じて駆動され前記電気
機器容器に対してガスの供給及び回収を行うコンプレッ
サと、 を備えた電気機器用ガス圧調整装置において、 前記ガス圧を検出する圧力センサと、 前記ガス圧に応じて運転信号を生成する制御装置と、 前記運転信号に基づいて前記コンプレッサを駆動するイ
ンバータと、 を設け、 前記コンプレッサの駆動による前記電気機器容器内のガ
ス圧変動が、前記衝撃圧力リレーが動作しない程度に設
定されたことを特徴とする電気機器用ガス圧調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247911A JP2609381B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気機器用ガス圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247911A JP2609381B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気機器用ガス圧調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0590038A JPH0590038A (ja) | 1993-04-09 |
JP2609381B2 true JP2609381B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17170390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247911A Expired - Lifetime JP2609381B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気機器用ガス圧調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2609381B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104852322A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-08-19 | 上虞市舜兴电力有限公司 | 一种sf6设备压力灯光报警装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117477416B (zh) * | 2023-10-30 | 2024-04-12 | 广州市康都智能装备有限公司 | 一种环保安全气体环网柜 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247911A patent/JP2609381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104852322A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-08-19 | 上虞市舜兴电力有限公司 | 一种sf6设备压力灯光报警装置 |
CN104852322B (zh) * | 2015-05-18 | 2017-03-22 | 上虞市舜兴电力有限公司 | 一种sf6设备压力灯光报警装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0590038A (ja) | 1993-04-09 |
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