JP2609046B2 - パネル素子の組立構造 - Google Patents

パネル素子の組立構造

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JP2609046B2 JP14248993A JP14248993A JP2609046B2 JP 2609046 B2 JP2609046 B2 JP 2609046B2 JP 14248993 A JP14248993 A JP 14248993A JP 14248993 A JP14248993 A JP 14248993A JP 2609046 B2 JP2609046 B2 JP 2609046B2
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右京 加治
一男 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目隠し、フェンス、日
除け、間仕切り、その他多用途に利用することができる
パネル素子の組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、両側に曲折部を有する断面C
字形状で細長状の複数枚のパネル素子と、パネル素子の
断面に対応する形状の凸部を所定間隔で複数有する少な
くとも一対の配列材とを交差状に組み合わせ、且つ、配
列材の各凸部に各パネル素子を嵌め込み、全体で所望面
積のパネルを形成するパネル素子の組立構造が知られて
いる。
【0003】このようなパネル素子の組立構造は、各パ
ネル素子の曲折部の弾力性を利用して配列材の凸部に嵌
合することにより構成されており、組立が容易で、且つ
堅牢であるという長所をもっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パネル素子の
組立構造は堅牢なものであるが、強い風圧をパネル素子
の裏面側に受けるような戸外での設置を配慮してより一
層の耐風圧性の向上が望まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、両側に
裏面側への曲折部を有する断面C字形状で細長状の複数
枚のパネル素子と、パネル素子の断面に対応する形状の
凸部を所定間隔で複数有する少なくとも一対の配列材と
を交差状に組み合わせ、且つ、配列材の各凸部に各パネ
ル素子を嵌め込み、全体で所望面積のパネルを形成する
パネル素子の組立構造において、上記配列材に対し交差
するパネル素子の嵌め込み部位同士間には、パネル素子
の曲折部を覆う庇部と配列材への係止部とを有し、曲折
部の広がりを規制するスペーサを介在させ、且つ凸部と
庇部とでその間にパネル素子のはめ込み部位を挟み込む
ようにした。
【0006】また、スペーサは、配列材に内接あるいは
外接する嵌入脚を有し、この嵌入脚の先端には係止部を
備え、係止部と配列材の係止部対応部位のいずれか一方
に雄部、他方に雌部を設けている。
【0007】さらに、配列材の端末に、パネル素子の嵌
め込み部位の広がりを規制する端末処理材を取付けるよ
うにしている。
【0008】
【作用】本発明は以上のように構成したので、パネル素
子の裏面側に強い風圧を受けても配列材に対するパネル
素子の嵌め込み部位が広がらず配列材の凸部との嵌合性
が損なわれることがない。また、スペーサに設けられた
庇部が嵌め込み部位を挟み込むのでさらに組立構造の耐
風圧性が増す。
【0009】
【実施例】図1で示すように、パネル素子1は、フラッ
ト部2と、フラット部2の両側に連続して設けられた、
裏面側(矢示A方向)への曲折部3よりなる断面C字形
状を有する細長状のものであり、比較的薄い金属板の曲
げ加工により形成されている。
【0010】配列材4は、曲折部3の断面C字形状に対
応する形状の凸部5を所定間隔を置いて複数形成したも
ので、且つ矢示B方向から見てコの字形の断面を持つ長
尺のものである。図示の例では、一本の配列材4のみが
示されているが、パネル素子と交差状となるようにし
て、少なくとも一対の配列材4がパネル素子1に嵌め合
わされる。そして、配列材の両側面部6には、各々対応
する位置に係止孔7が形成されている。これらの係止孔
7はちょうど凸部5間の谷に当たる位置に対応させてあ
る。なお、パネル素子1および配列材4は金属製に限ら
れず、例えば合成樹脂であってもよい。
【0011】スペーサ8は、2本の嵌入脚9とこれらを
結ぶ連結部10とを持ち、やはり断面コの字形状となっ
ている。嵌入脚9の幅W1 は、隣接する各パネル素子の
曲折部3の頂点間の距離Cに対応し、連結部10の幅
(すなわち、両嵌入脚9同士の外側寸法)W2 は配列材
4の側面部6間の内側幅と対応させてある。さらに、嵌
入脚9の外側に「係止部」としての係止突部11、嵌入
脚9の付け根には曲折部3と対応するよう丸みを帯びた
押え部12が形成されている。そして、連結部10には
曲折部3およびフラット部2を覆うように庇部13が延
設されている。上記係止突部11は「雄部」となり、配
列材4の係止孔7が「雌部」となって対応する。
【0012】端末処理材14は、2本の幅広嵌入脚15
とこれらを結ぶ連結部16とを持ち、係止突部11の部
分を除いて上記のスペーサ8と同一の断面形状となって
いる。さらに、幅広嵌入脚15の付け根には、最端部に
位置するパネル素子1の曲折部3の外側に対応するよう
に丸みを帯びた押え部17が形成されている。そして、
連結部16には曲折部3およびフラット部2を覆うよう
に庇部18が延設されている。
【0013】このパネル素子1を一対の配列材4に交差
させて組み合わせ、配列材4の凸部5に各パネル素子1
を嵌め込むことによって、全体で所望する面積を持つ
「すのこ状」のパネル素子の組立構造を形成する。この
後、各隣接するパネル素子1の曲折部3同士の間隙10
から配列材4にスペーサ8の嵌入脚9を挿入する。詳細
には、上記配列材4に対し交差するパネル素子1の嵌め
込み部位19同士間にスペーサ8を介在させる。する
と、嵌入脚9に設けられた係止突部11が配列材4の側
面部6に設けられた係止孔7に入り込み、スペーサ8が
係止され、同時に、スペーサ8の押え部12に連続する
庇部13と凸部5とでパネル素子1の曲折部3を強固に
挟み込む。これにより、配列材4にはめ込んだ各パネル
素子1の嵌め込み状態がスペーサ8で強固に維持され
る。
【0014】そして、さらに、端末処理材14を配列材
4の端末に押え部17および庇部18を曲折部3に当接
させ、且つ配列材4に対して、その側面部6間に幅広嵌
入脚15を挿入し、側面部6および幅広嵌入脚15に設
けられたネジ孔20、21を介してネジ止めする。これ
により、端末に位置するパネル素子1はスペーサ8と端
末処理材14とで挟持され、凸部5への嵌め込み部位1
9における曲折部3の広がりが規制されると同時に端末
のパネル素子1を配列材4に強固に維持することができ
る。
【0015】この例では、庇部13は、嵌入脚9および
連結部10と一体に形成されているが、これに限らず、
別途に製造された平板を溶接、接着、ネジ止めなどで連
結部10に装着してもよい。また、嵌入脚9に雌部とし
ての係止孔を、配列材4の両側面部6には雄部としての
係止突部を設けてもよい。さらに、図2で示すように、
スペーサ8の嵌入脚9又は端末処理材14の幅広嵌入脚
15の間の距離を、配列材4の両側面部6の外側幅と同
一に形成してスペーサ8又は端末処理材14を配列材4
に外嵌するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、パネル素子の裏面側に
強い風圧を受けても、曲折部の嵌め込み部位が広がらず
配列材の凸部との嵌合性が損なわれることがないうえ、
スペーサに設けられた庇部がパネル素子の曲折部を挟持
するのでさらに組立構造の耐風圧性が向上するという効
果を奏する。さらに、配列材の端末に端末処理材をネジ
止めする以外は、配列材上にスペーサを嵌め込むだけで
よいため現場での作業性を損なうことがない。そして、
配列材上の各パネル素子の間隙にスペーサが介在するの
で、パネル素子を表面側より見た場合に配列材が露出せ
ず、さらに、スペーサに意匠性を持たせることなどによ
りパネル素子の組立構造全体の美観を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るパネル素子の組立構造
の斜視図である。
【図2】この発明の他の実施例に係るパネル素子の組立
構造の斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル素子 3 曲折部 4 配列材 5 凸部 6 側面部 7 係止孔 8 スペーサ 9 嵌入脚 10,16 連結部 11 係止突部 12,17 押え部 13,18 庇部 14 端末処理材 15 幅広嵌入脚 19 嵌め込み部位 20,21 ネジ孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に裏面側への曲折部を有する断面C
    字形状で細長状の複数枚のパネル素子と、パネル素子の
    断面に対応する形状の凸部を所定間隔で複数有する少な
    くとも一対の配列材とを交差状に組み合わせ、且つ、配
    列材の各凸部に各パネル素子を嵌め込み、全体で所望面
    積のパネルを形成するパネル素子の組立構造において、 上記配列材に対し交差するパネル素子の嵌め込み部位同
    士間には、パネル素子の曲折部を覆う庇部と配列材への
    係止部とを有し、曲折部の広がりを規制するスペーサを
    介在させ、且つ凸部と庇部とでその間にパネル素子のは
    め込み部位を挟み込むことを特徴とするパネル素子の組
    立構造。
  2. 【請求項2】 スペーサは、配列材に内接あるいは外接
    する嵌入脚を有し、この嵌入脚の先端には係止部を備
    え、係止部と配列材の係止部対応部位のいずれか一方に
    雄部、他方に雌部を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のパネル素子の組立構造。
  3. 【請求項3】 配列材の端末に、パネル素子の嵌め込み
    部位の広がりを規制する端末処理材を取付けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のパネル素子の組
    立構造。
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