JP2820379B2 - 長尺パネルの取付構造 - Google Patents
長尺パネルの取付構造Info
- Publication number
- JP2820379B2 JP2820379B2 JP7023494A JP2349495A JP2820379B2 JP 2820379 B2 JP2820379 B2 JP 2820379B2 JP 7023494 A JP7023494 A JP 7023494A JP 2349495 A JP2349495 A JP 2349495A JP 2820379 B2 JP2820379 B2 JP 2820379B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- long panel
- panel
- long
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天井や外壁等の下地に長
尺パネルを取付ける構造に関する。
尺パネルを取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井や外壁等に幅広い長尺パネル
を要求されると、現存するアルミ押出し機では限度があ
った。また、限度いっぱいに幅広くしようとすると、強
度的にパネルの肉厚を厚くせねばならず、その結果、重
量が大きな長尺パネルとなって施工が大変になるととも
に、コストが高くなる欠点があった。
を要求されると、現存するアルミ押出し機では限度があ
った。また、限度いっぱいに幅広くしようとすると、強
度的にパネルの肉厚を厚くせねばならず、その結果、重
量が大きな長尺パネルとなって施工が大変になるととも
に、コストが高くなる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした欠
点を除去するためなされたもので、すなわち、肉厚を厚
くせず重量を大きくしなくても、外観上大きな幅が形成
できる長尺パネルの取付構造をその目的とする。
点を除去するためなされたもので、すなわち、肉厚を厚
くせず重量を大きくしなくても、外観上大きな幅が形成
できる長尺パネルの取付構造をその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため長尺パネルの取付構造を、中央片、両側片、一
側片を外方へ折り曲げた係止片、他側片を内方へ折り返
した係止受け部、および係止受け部を他側片より外方へ
延出させた突片からなる第1の長尺パネルと、係止片よ
り長寸とした係止片の他は第1の長尺パネルと同一形状
にした第2の長尺パネルとを具備し、第1の長尺パネル
の係止片を隣接する係止受け部に係合するとき、対向す
る中央片の両側縁がどうしが当接又は近接するように
し、第2の長尺パネルの係止片を隣接する係止受け部に
係合するとき、対向する中央片の両側縁どうしが離間す
るようにして、第1の長尺パネルを複数個互いに連設し
て突片を下地材に固定するとともに、複数個連設した第
1の長尺パネルに第2の長尺パネルを係合しつつ突片を
下地材に固定してなる、構成とした。
するため長尺パネルの取付構造を、中央片、両側片、一
側片を外方へ折り曲げた係止片、他側片を内方へ折り返
した係止受け部、および係止受け部を他側片より外方へ
延出させた突片からなる第1の長尺パネルと、係止片よ
り長寸とした係止片の他は第1の長尺パネルと同一形状
にした第2の長尺パネルとを具備し、第1の長尺パネル
の係止片を隣接する係止受け部に係合するとき、対向す
る中央片の両側縁がどうしが当接又は近接するように
し、第2の長尺パネルの係止片を隣接する係止受け部に
係合するとき、対向する中央片の両側縁どうしが離間す
るようにして、第1の長尺パネルを複数個互いに連設し
て突片を下地材に固定するとともに、複数個連設した第
1の長尺パネルに第2の長尺パネルを係合しつつ突片を
下地材に固定してなる、構成とした。
【0005】
【作用】本発明は前記構成により、複数個連設した第1
の長尺パネルの各中央片は、各接合部が各側縁で当接又
は近接するので複数個の中央片が外観上一体となって幅
広い1つのパネル部のように見え、かつ、第1の長尺パ
ネルと第2の長尺パネルの接合部は、対向する中央片の
側縁間が互いに離間して第2の長尺パネルの係止片を露
出するので、そこが目地部となる。肉厚は当然厚くせず
に個々のパネルのと同じ薄い肉厚でよくなるため、取付
け作業は容易であり、かつコスト高にもならない。
の長尺パネルの各中央片は、各接合部が各側縁で当接又
は近接するので複数個の中央片が外観上一体となって幅
広い1つのパネル部のように見え、かつ、第1の長尺パ
ネルと第2の長尺パネルの接合部は、対向する中央片の
側縁間が互いに離間して第2の長尺パネルの係止片を露
出するので、そこが目地部となる。肉厚は当然厚くせず
に個々のパネルのと同じ薄い肉厚でよくなるため、取付
け作業は容易であり、かつコスト高にもならない。
【0006】なお、前記中央片の表面に断面R状又は角
状で長手方向に連続する凹部を複数個等間隔で設ける
と、前述した第1の長尺パネルの中央片の接合部がさら
に外観上一体となって幅広いパネルの美観を強めるもの
となる。また、前記両側片の一方又は双方を中央片に対
し鋭角となるよう内方に傾斜させて形成すると、中央片
どうし互いに当接させる場合、互いに対向する中央片の
側縁どうしの接合部に隙間がほとんど生ぜず、外観上の
一体感がより強いものとなる。
状で長手方向に連続する凹部を複数個等間隔で設ける
と、前述した第1の長尺パネルの中央片の接合部がさら
に外観上一体となって幅広いパネルの美観を強めるもの
となる。また、前記両側片の一方又は双方を中央片に対
し鋭角となるよう内方に傾斜させて形成すると、中央片
どうし互いに当接させる場合、互いに対向する中央片の
側縁どうしの接合部に隙間がほとんど生ぜず、外観上の
一体感がより強いものとなる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例を示す横断面図、図2は同実施例の底面
図、図3は同実施例の第2の長尺パネルを示す拡大横断
面図、図4は同実施例の第1の長尺パネルを示す拡大横
断面図である。
発明はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例を示す横断面図、図2は同実施例の底面
図、図3は同実施例の第2の長尺パネルを示す拡大横断
面図、図4は同実施例の第1の長尺パネルを示す拡大横
断面図である。
【0008】アルミ型材からなる第1の長尺パネル1
は、平板状の中央片2と両側片3,4で断面上向きコ状
をなし、一方の側片3の先端部を外方へ折り曲げて中央
片2と平行をなすL状の係止片5を突設するとともに、
他方の側片4の先端部を内方へコ状に折り返して係止受
け部6とし、さらにその先端部を他方の側片4より外方
へ延設させ先端を折り曲げて突片7としてある。
は、平板状の中央片2と両側片3,4で断面上向きコ状
をなし、一方の側片3の先端部を外方へ折り曲げて中央
片2と平行をなすL状の係止片5を突設するとともに、
他方の側片4の先端部を内方へコ状に折り返して係止受
け部6とし、さらにその先端部を他方の側片4より外方
へ延設させ先端を折り曲げて突片7としてある。
【0009】ここで、他方の側片4は中央片2に対し僅
かに鋭角となるよう内方へθ°傾斜させてあり、係止片
5は隣接する第1の長尺パネル1の係止受け部6に係合
でき、かつ係合したとき互いの中央片2の対向する両側
縁が当接するよう形成してある。また、中央片2の表面
には断面R状で長手方向に連続する凹部8を複数個等間
隔で互いに離間して設けてある。なお、他方の側片4に
おける鋭角状の傾斜は一方の側片3に設けても両側片
3,4に設けてもよく、また、凹部8は断面角状でも、
互いに離間せずに連続して設けてもよい。
かに鋭角となるよう内方へθ°傾斜させてあり、係止片
5は隣接する第1の長尺パネル1の係止受け部6に係合
でき、かつ係合したとき互いの中央片2の対向する両側
縁が当接するよう形成してある。また、中央片2の表面
には断面R状で長手方向に連続する凹部8を複数個等間
隔で互いに離間して設けてある。なお、他方の側片4に
おける鋭角状の傾斜は一方の側片3に設けても両側片
3,4に設けてもよく、また、凹部8は断面角状でも、
互いに離間せずに連続して設けてもよい。
【0010】アルミ型材からなる第2の長尺パネル9
は、係止片10を第1の長尺パネル1の係止片5の約4倍
の長さとするが、他の構成は第1の長尺パネル1と同一
形状とする。
は、係止片10を第1の長尺パネル1の係止片5の約4倍
の長さとするが、他の構成は第1の長尺パネル1と同一
形状とする。
【0011】本実施例の長尺パネル1,9を取付けるに
は、まず、天井下地材11に図1で最右方の第1の長尺パ
ネル1の突片7をビス止めで固定し、その固定した第1
の長尺パネル1の係止受け部6に図で左に隣接する第2
の長尺パネル9の係止片10の先端部を挿入し係合させつ
つ、他側部の突片7’を下地材11にビス止めして固定す
ると、両中央片2,2’間が離間して係止片10が露出
し、その露出部分が目地部となる。
は、まず、天井下地材11に図1で最右方の第1の長尺パ
ネル1の突片7をビス止めで固定し、その固定した第1
の長尺パネル1の係止受け部6に図で左に隣接する第2
の長尺パネル9の係止片10の先端部を挿入し係合させつ
つ、他側部の突片7’を下地材11にビス止めして固定す
ると、両中央片2,2’間が離間して係止片10が露出
し、その露出部分が目地部となる。
【0012】次に、この固定した第2の長尺パネル9の
係止受け部6’に、図で左に隣接する第1の長尺パネル
1の係止片5を挿入し係合させ、両中央片2,2’の対
向する側縁どうしを当接させつつ、他側部の突片7を下
地材11にビス止めして固定する。さらに、必要個数の第
1の長尺パネル1を前述の方法で順次図で左方に連設し
ていくと、連設した複数個の第1の長尺パネル1の中央
片2がそれぞれ当接しているので図2に示すように外観
上1枚の一体的なパネル部に見える。その後、複数個連
設した左方の第1の長尺パネル1の係止受け部6(図示
せず)に第2の長尺パネル9の係止片10を係合しつつ突
片7を下地材11にビス止め固定すると、次の目地部が形
成できる。
係止受け部6’に、図で左に隣接する第1の長尺パネル
1の係止片5を挿入し係合させ、両中央片2,2’の対
向する側縁どうしを当接させつつ、他側部の突片7を下
地材11にビス止めして固定する。さらに、必要個数の第
1の長尺パネル1を前述の方法で順次図で左方に連設し
ていくと、連設した複数個の第1の長尺パネル1の中央
片2がそれぞれ当接しているので図2に示すように外観
上1枚の一体的なパネル部に見える。その後、複数個連
設した左方の第1の長尺パネル1の係止受け部6(図示
せず)に第2の長尺パネル9の係止片10を係合しつつ突
片7を下地材11にビス止め固定すると、次の目地部が形
成できる。
【0013】こうして第1の長尺パネル1を複数個と第
2の長尺パネル9を1個、繰り返し交互に取付けていく
と、複数個の第1の長尺パネル1の中央片2が一体とな
った広い幅のパネル部となり、それに前記目地部を交互
に配設した天井面が形成される。
2の長尺パネル9を1個、繰り返し交互に取付けていく
と、複数個の第1の長尺パネル1の中央片2が一体とな
った広い幅のパネル部となり、それに前記目地部を交互
に配設した天井面が形成される。
【0014】
【発明の効果】本発明はこうした構成により、肉厚を厚
くせず、かつ重量を大きくしなくても、その中央片の接
合部を当接させてほぼ一体状にできるので、外観上大き
な幅を有する長尺パネルが形成でき、その結果、施工が
簡単でコスト高とならない長尺パネルの取付構造とな
る。
くせず、かつ重量を大きくしなくても、その中央片の接
合部を当接させてほぼ一体状にできるので、外観上大き
な幅を有する長尺パネルが形成でき、その結果、施工が
簡単でコスト高とならない長尺パネルの取付構造とな
る。
【図1】本発明の実施例を示す横断面図である。
【図2】同実施例の底面図である。
【図3】同実施例の第2の長尺パネルを示す拡大横断面
図である。
図である。
【図4】同実施例の第1の長尺パネルを示す拡大横断面
図である。
図である。
1 第1の長尺パネル 2 中央片 2’中央片 3 側片 4 側片 5 係止片 6 係止受け片 6’係止受け片 7 突片 7’突片 8 凹部 9 第2の長尺パネル 10 係止片 11 下地材
Claims (3)
- 【請求項1】中央片(2) 、両側片(3,4) 、一側片(3) を
外方へ折り曲げた係止片(5) 、他側片(4) を内方へ折り
返した係止受け部(6) 、および係止受け部(6) を他側片
(4) より外方へ延出させた突片(7) からなる第1の長尺
パネル(1) と、係止片(5) より長寸とした係止片(10)の
他は第1の長尺パネル(1) と同一形状にした第2の長尺
パネル(9) とを具備し、第1の長尺パネル(1) の係止片
(5) を隣接する係止受け部(6) に係合するとき、対向す
る中央片(2) の両側縁がどうしが当接又は近接するよう
にし、第2の長尺パネル(9) の係止片(10)を隣接する係
止受け部(6) に係合するとき、対向する中央片(2) の両
側縁どうしが離間するようにして、第1の長尺パネル
(1) を複数個互いに連設して突片(7) を下地材(11)に固
定するとともに、複数個連設した第1の長尺パネル(1)
に第2の長尺パネル(9) を係合しつつ突片(7) を下地材
(11)に固定したことを特徴とする、長尺パネルの取付構
造。 - 【請求項2】前記両側片(3,4) の一方又は双方が、中央
片(2) に対し鋭角となるよう内方に傾斜させて形成した
ことを特徴とする、請求項1記載の長尺パネルの取付構
造。 - 【請求項3】前記中央片(2) の表面に断面R状又は角状
で長手方向に連続する凹部(8) を複数個等間隔に設けた
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の長尺パネルの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023494A JP2820379B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 長尺パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023494A JP2820379B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 長尺パネルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08193405A JPH08193405A (ja) | 1996-07-30 |
JP2820379B2 true JP2820379B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=12112063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023494A Expired - Lifetime JP2820379B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 長尺パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2820379B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP7023494A patent/JP2820379B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08193405A (ja) | 1996-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528 Year of fee payment: 12 |
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