JP2608931B2 - 前照灯装置 - Google Patents
前照灯装置Info
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- JP2608931B2 JP2608931B2 JP63196225A JP19622588A JP2608931B2 JP 2608931 B2 JP2608931 B2 JP 2608931B2 JP 63196225 A JP63196225 A JP 63196225A JP 19622588 A JP19622588 A JP 19622588A JP 2608931 B2 JP2608931 B2 JP 2608931B2
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- crystal
- reflector
- headlight device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/60—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
- F21S41/63—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on refractors, filters or transparent cover plates
- F21S41/64—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on refractors, filters or transparent cover plates by changing their light transmissivity, e.g. by liquid crystal or electrochromic devices
- F21S41/645—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on refractors, filters or transparent cover plates by changing their light transmissivity, e.g. by liquid crystal or electrochromic devices by electro-optic means, e.g. liquid crystal or electrochromic devices
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/40—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
- F21S41/43—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof
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- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、請求項１の部類の前照灯装置、すなわち反
射鏡、該反射鏡中に配置された白熱ランプおよび放射方
向に反射鏡の前方に配置された、該反射鏡によつて反射
された光線を調節するための電気光学板を有し、さらに
該板の前方の光路中に散乱板が配置されている、殊に自
動車用の前照灯装置に関する。
射鏡、該反射鏡中に配置された白熱ランプおよび放射方
向に反射鏡の前方に配置された、該反射鏡によつて反射
された光線を調節するための電気光学板を有し、さらに
該板の前方の光路中に散乱板が配置されている、殊に自
動車用の前照灯装置に関する。
西ドイツ国特許出願公開第2209338号明細書から、点
滅−および制動灯の昼−夜間切り換え装置が公知であ
る。公知技術水準の制動灯は、反射鏡と、この反射鏡中
に配置された白熱ランプとからなり、かつこの灯の光路
中に配置された、反射鏡によつて反射された光線を調節
するための光学部材を有する。反射鏡と光学部材との間
には、電源と接続している電気光学板が挿入されてい
る。昼間回路状態で、この板には電流が通じており、か
つこの場合に板は完全に光透過性であるので、反射鏡に
よつて放射される全ての光は透過される。それに対して
夜間回路状態ではたんに低減された電圧が印加されるに
すぎないので、光束の一部だけが透過され、残りは遮蔽
される。
滅−および制動灯の昼−夜間切り換え装置が公知であ
る。公知技術水準の制動灯は、反射鏡と、この反射鏡中
に配置された白熱ランプとからなり、かつこの灯の光路
中に配置された、反射鏡によつて反射された光線を調節
するための光学部材を有する。反射鏡と光学部材との間
には、電源と接続している電気光学板が挿入されてい
る。昼間回路状態で、この板には電流が通じており、か
つこの場合に板は完全に光透過性であるので、反射鏡に
よつて放射される全ての光は透過される。それに対して
夜間回路状態ではたんに低減された電圧が印加されるに
すぎないので、光束の一部だけが透過され、残りは遮蔽
される。
公知技術水準で使用されるような電気光学板は、すれ
違い用前照灯には適当でない。すれ違い用前照灯中には
光を完全に吸収する板が配置されていてはならず、運転
安全性が保証されている程度の光が道路上に放射さなけ
ればならない。電気光学板に印加される電気信号を用い
ても、この板上に個々の帯域は形成しない。電気光学板
上で種々の帯域を遮蔽することは、不可能である。
違い用前照灯には適当でない。すれ違い用前照灯中には
光を完全に吸収する板が配置されていてはならず、運転
安全性が保証されている程度の光が道路上に放射さなけ
ればならない。電気光学板に印加される電気信号を用い
ても、この板上に個々の帯域は形成しない。電気光学板
上で種々の帯域を遮蔽することは、不可能である。
請求項１記載の本発明、すなわち反射鏡、該反射鏡中
に配置された白熱ランプおよび放射方向に反射鏡の前方
に配置された、該反射鏡によつて反射された光線を調節
するための電気光学板を有し、さらに該板の前方の光路
中に散乱板が配置されている前照灯装置において、光双
安全性結晶が少なくとも１個の帯域上に設けられてお
り、コヒーレント光を放出する制御可能な制御光源が規
定の強度の光線を該結晶上に放射し、その際放射強度の
大きさは、結晶を光透過状態から光遮断状態に切り換え
るか、または逆に光遮断状態から光透過状態に切り換え
ることを特徴とする前照灯装置を用いると、さきに記載
された公知技術水準において説明された問題は、技術的
に簡単に解決される。
に配置された白熱ランプおよび放射方向に反射鏡の前方
に配置された、該反射鏡によつて反射された光線を調節
するための電気光学板を有し、さらに該板の前方の光路
中に散乱板が配置されている前照灯装置において、光双
安全性結晶が少なくとも１個の帯域上に設けられてお
り、コヒーレント光を放出する制御可能な制御光源が規
定の強度の光線を該結晶上に放射し、その際放射強度の
大きさは、結晶を光透過状態から光遮断状態に切り換え
るか、または逆に光遮断状態から光透過状態に切り換え
ることを特徴とする前照灯装置を用いると、さきに記載
された公知技術水準において説明された問題は、技術的
に簡単に解決される。
本発明の基礎になつている思想は、光双安定性結晶を
前照灯と関連して使用することである。光双安定性結晶
は、弱い入力光強度である限界値を越える場合に突然、
高い出力光強度を有し、また入力光強度を下げる場合に
特定のヒステリシス効果を伴なつて突然、高い出力光強
度から弱い出力光強度へジヤンプする性質を有する。し
たがつて、このような光双安定性結晶を反射鏡から出る
光路中の板上に設ければ、配光、ひいては道路の照明は
そのつど支配的な影響要因に応じて最適にすることがで
きる。これにより車両操縦は容易となりかつ危険な交通
状況は実質的に回避される。それぞれの道路状況におい
て良好な可視度が達成される。本発明による装置を用い
ると、前照灯の配光は自動的に制御され、かつ前方視野
が明るすぎる場合には前方視野帯域の減衰が可能とな
る。
前照灯と関連して使用することである。光双安定性結晶
は、弱い入力光強度である限界値を越える場合に突然、
高い出力光強度を有し、また入力光強度を下げる場合に
特定のヒステリシス効果を伴なつて突然、高い出力光強
度から弱い出力光強度へジヤンプする性質を有する。し
たがつて、このような光双安定性結晶を反射鏡から出る
光路中の板上に設ければ、配光、ひいては道路の照明は
そのつど支配的な影響要因に応じて最適にすることがで
きる。これにより車両操縦は容易となりかつ危険な交通
状況は実質的に回避される。それぞれの道路状況におい
て良好な可視度が達成される。本発明による装置を用い
ると、前照灯の配光は自動的に制御され、かつ前方視野
が明るすぎる場合には前方視野帯域の減衰が可能とな
る。
請求項６記載の装置を用いれば、すれ違いビームから
走行ビームへの自動切り換えおよび走行ビームからすれ
違いビームへの自動切り換えが達成され、かつ環境の光
状態、すなわち霧、雪または雨に配光を適合させること
が可能となる。
走行ビームへの自動切り換えおよび走行ビームからすれ
違いビームへの自動切り換えが達成され、かつ環境の光
状態、すなわち霧、雪または雨に配光を適合させること
が可能となる。
請求項９記載の装置は、転向装置により、反射鏡中に
配置された白熱ランプから出る光線を、結晶の制御のた
めに使用することを可能にする。
配置された白熱ランプから出る光線を、結晶の制御のた
めに使用することを可能にする。
請求項10記載の装置を用いれば、散乱板上の切り換え
るべき帯域の数を有利に増加させることができる。
るべき帯域の数を有利に増加させることができる。
図面には、本発明の２つの実施例が示されており、か
つ次に詳説される。
つ次に詳説される。
第１図には、反射鏡10とこの反射鏡中に配置された白
熱ランプ11とを有する、殊に自動車用の前照灯装置が示
されている。白熱ランプ11が送出する光線は、反射鏡10
によつて偏向される。偏向光線14,15の２つが図示され
ており、これらの光路は反射鏡から光学板12へ向けられ
ており、この光学板は第１図による実施例では散乱板16
である。散乱板16の内側には、光双安定性結晶が配置さ
れている。半導体材料、たとえばGaAs、InSb、CuCl等か
らなるこれらの光双安定性結晶は、基礎光強度の場合に
は光不透過性でありかつこれらの結晶上に特定の光強度
が放射された場合にはじめて光不透過性から光透過性へ
切り換わる性質を有する。
熱ランプ11とを有する、殊に自動車用の前照灯装置が示
されている。白熱ランプ11が送出する光線は、反射鏡10
によつて偏向される。偏向光線14,15の２つが図示され
ており、これらの光路は反射鏡から光学板12へ向けられ
ており、この光学板は第１図による実施例では散乱板16
である。散乱板16の内側には、光双安定性結晶が配置さ
れている。半導体材料、たとえばGaAs、InSb、CuCl等か
らなるこれらの光双安定性結晶は、基礎光強度の場合に
は光不透過性でありかつこれらの結晶上に特定の光強度
が放射された場合にはじめて光不透過性から光透過性へ
切り換わる性質を有する。
前照灯の回路が閉じられている場合、前照灯反射鏡か
ら出る光線は、上記の基礎光強度かまたは結晶を切り換
えるためには十分でない光度を有する。結晶を切り換え
るためには、反射鏡から出る光線の他に、さらにもう１
つの光線を双安定性結晶上に放射することが必要であ
る。半導体材料または双安定性結晶は、第２図に示され
ているように、光度が増大するにつれて反応する。横座
標上には供給される光度Joが示されており、縦座標上に
は結晶を通過する光度Jiが示されている。白熱ランプ11
にスイッチを入れた場合に、光度Jsw（第２図参照）が
結晶上に放射し、これらの結晶はこの光度の場合にはま
だ全光線を吸収する。光度Jgに到達するためには、なお
別の光度Jsが必要である。光度Jgで、光度は第２図の基
準点17のしきい値上に達し、かつ双安定性結晶は突然、
光不透過性から光透過性へ切り換わる。光度Joを増大さ
せる場合に、双安定性結晶は、第２図の曲線18の経過に
従う。付加的光度Jsを取消した場合、双安定性結晶は再
び曲線18に従いかつヒステリシス効果により再び値Jsw
に戻る。光度がこの値Jswの場合に、双安定性結晶は再
びほぼ全光線を吸収する。
ら出る光線は、上記の基礎光強度かまたは結晶を切り換
えるためには十分でない光度を有する。結晶を切り換え
るためには、反射鏡から出る光線の他に、さらにもう１
つの光線を双安定性結晶上に放射することが必要であ
る。半導体材料または双安定性結晶は、第２図に示され
ているように、光度が増大するにつれて反応する。横座
標上には供給される光度Joが示されており、縦座標上に
は結晶を通過する光度Jiが示されている。白熱ランプ11
にスイッチを入れた場合に、光度Jsw（第２図参照）が
結晶上に放射し、これらの結晶はこの光度の場合にはま
だ全光線を吸収する。光度Jgに到達するためには、なお
別の光度Jsが必要である。光度Jgで、光度は第２図の基
準点17のしきい値上に達し、かつ双安定性結晶は突然、
光不透過性から光透過性へ切り換わる。光度Joを増大さ
せる場合に、双安定性結晶は、第２図の曲線18の経過に
従う。付加的光度Jsを取消した場合、双安定性結晶は再
び曲線18に従いかつヒステリシス効果により再び値Jsw
に戻る。光度がこの値Jswの場合に、双安定性結晶は再
びほぼ全光線を吸収する。
光双安定性結晶を切り換えるのに必要である付加的光
度は、制御光源、殊にレーザ20または30（第１図）によ
りつくられる。
度は、制御光源、殊にレーザ20または30（第１図）によ
りつくられる。
このレーザは、光度Jgに達するために必要である光度
で照射しなければならない。散乱板上に設けられた個々
の分離された帯域の数に相応して、同じ数のレーザー光
源が必要であるか、またはレーザー光源のレーザービー
ム中へ、特定の帯域を照射するように調節されているビ
ームスプリッター32が導入される。レーザー光源により
照射される帯域が多くなればなるほど、散乱板の分解能
は高くなる。
で照射しなければならない。散乱板上に設けられた個々
の分離された帯域の数に相応して、同じ数のレーザー光
源が必要であるか、またはレーザー光源のレーザービー
ム中へ、特定の帯域を照射するように調節されているビ
ームスプリッター32が導入される。レーザー光源により
照射される帯域が多くなればなるほど、散乱板の分解能
は高くなる。
反射鏡10の周囲に配置された多数のレーザー光源のう
ち、レーザー光源20および30（第１図）を多くのものの
例として取り上げ、これらのレーザー光源につきその機
能を詳説する。
ち、レーザー光源20および30（第１図）を多くのものの
例として取り上げ、これらのレーザー光源につきその機
能を詳説する。
白熱ランプ11はスイッチが入れられており、生じる光
線は反射鏡によつて偏向されかつ散乱板16の方向に向か
う。反射鏡10から出るこれらの光線のうちの１つは、散
乱板16に衝突する光線15である。光線15が衝突する散乱
板16のこの帯域中に、レーザービームは衝突しない。し
たがつて、散乱板16の内側に設けられた双安定性結晶
は、光透過性に切り換わらない。その結果、散乱板のこ
の個々の帯域は、反射鏡10から到来する光線を遮断す
る。
線は反射鏡によつて偏向されかつ散乱板16の方向に向か
う。反射鏡10から出るこれらの光線のうちの１つは、散
乱板16に衝突する光線15である。光線15が衝突する散乱
板16のこの帯域中に、レーザービームは衝突しない。し
たがつて、散乱板16の内側に設けられた双安定性結晶
は、光透過性に切り換わらない。その結果、散乱板のこ
の個々の帯域は、反射鏡10から到来する光線を遮断す
る。
反射鏡10から到来するもう１つの光線14は、散乱板16
の個々の互いに分離された他の帯域に衝突する。散乱板
16のこの帯域には、レーザー光源30のレーザービーム31
も放射される。レーザービーム31は、適当な波長を有す
るレーザービーム（コヒーレント光）であり、かつ散乱
板16の内側のこの帯域の双安定性結晶を光透過性に切り
換える光度に切り換えられている。切り換えのために
は、ミリワツトー範囲内にある僅かな出力が必要である
にすぎず、レーザー光源20,30の点ビームは個々の帯域
を切り換えるには十分である。したがつて、光線は反射
鏡から支障なく散乱板16を通つて道路上に到達すること
ができる。
の個々の互いに分離された他の帯域に衝突する。散乱板
16のこの帯域には、レーザー光源30のレーザービーム31
も放射される。レーザービーム31は、適当な波長を有す
るレーザービーム（コヒーレント光）であり、かつ散乱
板16の内側のこの帯域の双安定性結晶を光透過性に切り
換える光度に切り換えられている。切り換えのために
は、ミリワツトー範囲内にある僅かな出力が必要である
にすぎず、レーザー光源20,30の点ビームは個々の帯域
を切り換えるには十分である。したがつて、光線は反射
鏡から支障なく散乱板16を通つて道路上に到達すること
ができる。
規定の強度または光度の放射線を双安定性結晶上へ送
出する、切り換えを制御するもう１つの制御光源は、第
１図のもう１つの実施例では、白熱ランプ11から生じか
つ反射鏡10の周囲に配置された多くの転向装置のうちの
１つにより偏向される光線41である。反射鏡11から到来
する光線41は、反射鏡11の周囲に設けられた、機械装置
42によつて可動の鏡43に衝突する。この鏡はフイルター
44と連結されており、このフイルターを反射鏡10から到
来する光線が通過し、規定の波長の光線が取出される。
フイルターから取出された光線は、同様に双安定性結晶
を光透過性に切り換えるために適当である。転向装置40
の個々の鏡43を相応に調節することにより、散乱板の個
々の帯域を照射することができる。したがつて、これに
よつても散乱板上で、光を透過する帯域および光を遮断
する帯域を切り換えることができる。
出する、切り換えを制御するもう１つの制御光源は、第
１図のもう１つの実施例では、白熱ランプ11から生じか
つ反射鏡10の周囲に配置された多くの転向装置のうちの
１つにより偏向される光線41である。反射鏡11から到来
する光線41は、反射鏡11の周囲に設けられた、機械装置
42によつて可動の鏡43に衝突する。この鏡はフイルター
44と連結されており、このフイルターを反射鏡10から到
来する光線が通過し、規定の波長の光線が取出される。
フイルターから取出された光線は、同様に双安定性結晶
を光透過性に切り換えるために適当である。転向装置40
の個々の鏡43を相応に調節することにより、散乱板の個
々の帯域を照射することができる。したがつて、これに
よつても散乱板上で、光を透過する帯域および光を遮断
する帯域を切り換えることができる。
レーザー光源20,30または転向装置40は、全ての自由
度に可動な、詳細に図示されていない装置42および45と
接続されており、これらの装置はレーザー光源を、個々
の光透過性および光不透過性帯域が散乱板上に形成され
るように調節することができる。
度に可動な、詳細に図示されていない装置42および45と
接続されており、これらの装置はレーザー光源を、個々
の光透過性および光不透過性帯域が散乱板上に形成され
るように調節することができる。
レーザー光源の装置45および機械装置42は、データ処
理装置50により制御される。データ処理装置50は、その
信号をセンサ系（これは唯一のセンサ51からなつていて
もよい）から得る。センサ51は、車両の前方範囲を走査
する、すなわちこのセンサは、照明灯を点灯した車両が
対向して来るか否か、道路照明は点灯されているのか否
かまたは雪、雨、霧のような特別の気象状況が支配して
いるか否かを確認する。したがつて、このセンサは車両
前方の道路状況を極めて一般的に把握し、かつ信号を接
続装置52を介してデータ処理装置50へ伝達する。データ
処理装置50は、多くの道路状況を記憶している。強固に
固定された、プログラムされた論理回路により、データ
処理装置50は目標−／実際値の比較で、センサ51の信号
と個々の道路状況の所定の値とを比較し、またデータ処
理装置それ自体は、特定の制御量を導線53を介して装置
42,45かまたはもう１つの実施例ではレーザ光源20およ
び30へ伝達する。この場合に、これらの装置はデータ処
理装置50からの値に基づき、散乱板上に特定の光透過性
および光不透過性帯域が形成するように調節される。こ
れにより、自動的な走行ビーム／すれ違いビームの切り
換えおよびすれ違いビーム／走行ビームの切り換えも達
成される。
理装置50により制御される。データ処理装置50は、その
信号をセンサ系（これは唯一のセンサ51からなつていて
もよい）から得る。センサ51は、車両の前方範囲を走査
する、すなわちこのセンサは、照明灯を点灯した車両が
対向して来るか否か、道路照明は点灯されているのか否
かまたは雪、雨、霧のような特別の気象状況が支配して
いるか否かを確認する。したがつて、このセンサは車両
前方の道路状況を極めて一般的に把握し、かつ信号を接
続装置52を介してデータ処理装置50へ伝達する。データ
処理装置50は、多くの道路状況を記憶している。強固に
固定された、プログラムされた論理回路により、データ
処理装置50は目標−／実際値の比較で、センサ51の信号
と個々の道路状況の所定の値とを比較し、またデータ処
理装置それ自体は、特定の制御量を導線53を介して装置
42,45かまたはもう１つの実施例ではレーザ光源20およ
び30へ伝達する。この場合に、これらの装置はデータ処
理装置50からの値に基づき、散乱板上に特定の光透過性
および光不透過性帯域が形成するように調節される。こ
れにより、自動的な走行ビーム／すれ違いビームの切り
換えおよびすれ違いビーム／走行ビームの切り換えも達
成される。
第３図には、結像レンズ系を有する前照灯が示されて
いる。この種の前照灯は、反射鏡10、この反射鏡10中に
配置された白熱ランプ11、反射鏡10の前方の絞り３およ
び後接された、放射方向で絞りの前方に配置された収束
レンズ４を有する。絞り３は、反射鏡に面している側で
のみ光双安定性結晶で被覆されている円板であり、この
円板は再び数個の互いに別個の帯域に区分されている。
この絞りの１帯域が、第１図の場合に上述したように規
定の光度で照射される場合、光双安定性結晶は光透過性
となる。第３図では、反射鏡10から到来する光線14は絞
り３の１帯域に衝突し、この帯域には光線31も衝突し、
したがつてこの場合に光透過性帯域55が生じる。この構
成の場合でも、第１図に記載したように数個のレーザお
よび／または転向装置が存在する。したがつて、データ
処理装置50からの信号に応じて、種々の形の絞り３が形
成しうる。
いる。この種の前照灯は、反射鏡10、この反射鏡10中に
配置された白熱ランプ11、反射鏡10の前方の絞り３およ
び後接された、放射方向で絞りの前方に配置された収束
レンズ４を有する。絞り３は、反射鏡に面している側で
のみ光双安定性結晶で被覆されている円板であり、この
円板は再び数個の互いに別個の帯域に区分されている。
この絞りの１帯域が、第１図の場合に上述したように規
定の光度で照射される場合、光双安定性結晶は光透過性
となる。第３図では、反射鏡10から到来する光線14は絞
り３の１帯域に衝突し、この帯域には光線31も衝突し、
したがつてこの場合に光透過性帯域55が生じる。この構
成の場合でも、第１図に記載したように数個のレーザお
よび／または転向装置が存在する。したがつて、データ
処理装置50からの信号に応じて、種々の形の絞り３が形
成しうる。
光双安定性結晶を有する自動式配光制御装置は、ECE
およびSAE−配光装置において、多楕円形前照灯におい
て、および慣用の放物面鏡（Parabol−Reflektor）、同
一焦点−反射鏡（Homofokal−Reflektor）および分域化
反射鏡（segmentierte Reflektor）と関連して使用する
ことができる。
およびSAE−配光装置において、多楕円形前照灯におい
て、および慣用の放物面鏡（Parabol−Reflektor）、同
一焦点−反射鏡（Homofokal−Reflektor）および分域化
反射鏡（segmentierte Reflektor）と関連して使用する
ことができる。
さらに、記載された本発明は、白熱ランプの代わりに
ガス放電ランプを用いても実施することができる。
ガス放電ランプを用いても実施することができる。
図面は、本発明による前照灯装置の実施例を示すもので
あり、第１図は散乱板を有する慣用構造の走行−および
すれ違い用前照灯の略示斜視図であり、第２図は光双安
定性結晶の挙動、すなわち光透過性または光不透過性を
説明するための、入力光強度／出力光強度曲線図であ
り、第３図は結像レンズ系を有する走行−およびすれ違
い用前照灯の略示斜視図である。 ３……絞り、４……収束レンズ、10……反射鏡、11……
白熱ランプ、12……光学板、14,15……光線、16……散
乱板、20,30……レーザー光源、31……レーザービー
ム、32……ビームスプリツター、40……転向装置、41…
…光線、42……機械装置、43……鏡、44……フイルタ
ー、45……装置、50……データ処理装置、51……セン
サ、52……接続装置、53……導線、Jo……供給される光
度、Ji……結晶を通過する光度、Jsw,Jg……光度、17…
…参照点、18……曲線
あり、第１図は散乱板を有する慣用構造の走行−および
すれ違い用前照灯の略示斜視図であり、第２図は光双安
定性結晶の挙動、すなわち光透過性または光不透過性を
説明するための、入力光強度／出力光強度曲線図であ
り、第３図は結像レンズ系を有する走行−およびすれ違
い用前照灯の略示斜視図である。 ３……絞り、４……収束レンズ、10……反射鏡、11……
白熱ランプ、12……光学板、14,15……光線、16……散
乱板、20,30……レーザー光源、31……レーザービー
ム、32……ビームスプリツター、40……転向装置、41…
…光線、42……機械装置、43……鏡、44……フイルタ
ー、45……装置、50……データ処理装置、51……セン
サ、52……接続装置、53……導線、Jo……供給される光
度、Ji……結晶を通過する光度、Jsw,Jg……光度、17…
…参照点、18……曲線
Claims (10)
- 【請求項１】反射鏡、該反射鏡中に配置された白熱ラン
プおよび反射方向に反射鏡の前方に配置された、該反射
鏡によつて反射された光線を調節するための電気光学板
を有し、さらに該板の前方の光路中に散乱板が配置され
ている前照灯装置において、光双安定性結晶が少なくと
も１個の帯域上に設けられており、コヒーレント光を放
出する制御可能な制御光源が規定の強度の光線を該結晶
上に放射し、その際放射強度の大きさにより結晶が光透
過状態から光遮断状態に切り換わるか、または逆に光遮
断状態から光透過状態に切り換わることを特徴とする、
前照灯装置。 - 【請求項２】板が１個の散乱板であり、かつ結晶が該散
乱板の一方の側面上に配置されている、請求項１記載の
前照灯装置。 - 【請求項３】板が１個の絞り（結像レンズ系）であり、
かつ結晶が該絞りの一方の側面上に配置されている、請
求項１記載の前照灯装置。 - 【請求項４】結晶が半導体材料からなる、請求項１から
３までのいずれか１項記載の前照灯装置。 - 【請求項５】半導体がGaAs、InSb、CuCl等である、請求
項４記載の前照灯装置。 - 【請求項６】制御光源がデータ処理装置により、自動車
が移動する道路の光状態を認識するセンサ装置の制御信
号に依存して制御される、請求項１記載の前照灯装置。 - 【請求項７】制御光源は付属ランプである、請求項１か
ら６までのいずれか１項記載の前照灯装置。 - 【請求項８】付属ランプがレーザ光またはコヒーレント
光を放出する、請求項７記載の前照灯装置。 - 【請求項９】制御光源が転向装置からなり、該転向装置
は白熱ランプまたはガス放電ランプからの光線を、この
光線の光路中に配置されているフイルターに導通させ、
該フイルターは規定の波長の光だけを取出す、請求項１
から６までのいずれか１項記載の前照灯装置。 - 【請求項１０】数個の制御光源が配置されており、かつ
それぞれの個々の制御光源には、絞りまたは散乱板上の
結晶を有するそれぞれ１個の帯域が所属している、請求
項６から９までのいずれか１項記載の前照灯装置。
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| DE19873726478 DE3726478A1 (de) | 1987-08-08 | 1987-08-08 | Einrichtung fuer scheinwerfer, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
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