JP2608485B2 - めっき装置 - Google Patents

めっき装置

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JP2608485B2 JP2140454A JP14045490A JP2608485B2 JP 2608485 B2 JP2608485 B2 JP 2608485B2 JP 2140454 A JP2140454 A JP 2140454A JP 14045490 A JP14045490 A JP 14045490A JP 2608485 B2 JP2608485 B2 JP 2608485B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 板状の被めっき部材が水平状態でめっき処理されるめ
っき装置に関し、 めっき層と前後の洗浄水槽との間における処理液の移
動に起因するめっき浴や洗浄水の組成変動を防止すると
ともに、めっき面の変色・シミを未然に防止することを
目的とし、 保持板に固定された複数のめっき電極の上に、被めっ
き部材を載置した状態で、保持板と一緒にめっき層およ
び洗浄槽に入れてめっきおよび洗浄を行なうめっき処理
装置において、 めっき層および洗浄槽から保持板を引き上げる際に、
液面より上方位置において、保持板を傾けて、液切れを
良くする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、板状の被めっき部材が水平状態でめっき処
理されるめっき処理装置に関する。
〔従来の技術〕
薄膜型の磁気ヘッドを製造するには、予め基板上に多
数の薄膜型の磁気回路およびコイルを一斉に作成してお
き、最後に各薄膜型磁気ヘッドごとに切離すことで、同
時に多数の薄膜型ヘッドを得るようにしている。
薄膜型磁気ヘッドにおける下部磁極や上部磁極は、パ
ーマロイをめっきし、パターニングすることで作成され
る。
第6図は従来の薄膜型磁気ヘッド用の基板をめっきす
る装置における基板ホルダーHを示す斜視図である。基
板の保持板1の中央に窓穴2が開けられ、その中に被め
っき部材となる基板3が載置され、保持されている。保
持板1の上方には、複数本の支柱4を介して搬送フレー
ム5が取り付けられている。
第7図は従来の基板ホルダーの中心断面図である。保
持板1の下面には、めっき電極板6、絶縁体スペーサ板
7、補助電極板8の順に積層され、絶縁性のあるボルト
9で保持板1に固定されている。めっき電極板6、絶縁
体スペーサ板7および補助電極板8は、リング状をして
おり、まためっき電極部10が、保持板1の窓穴2中に突
出し、その上に基板3が載置されている。
この基板ホルダーを、めっき槽中に入れて、めっき電
極板6を電源の負極に接続すると、第8図に示すよう
に、めっき槽11中において基板3が電源の負極に接続さ
れ、また補助電極板8も電源の負極に接続される。めっ
き浴中には、基板3に対向して、アノード板12に配設さ
れている。
このようにして、被めっき部材である基板3の近傍に
補助電極板8を配設し、補助電極板8にもめっきが行な
われるようにすることで、基板3へのめっき処理が均一
に行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
基板3は、めっき槽11中において水平状態でめっき処
理が行なわれ、めっき処理が終わると、めっき槽11の上
方に配設されている搬送機構13が下降して、そのフック
14が搬送フレーム5のフック15に係合した状態で、上昇
することによって、基板ホルダーHがめっき槽から引き
上げられる。そして、搬送機構13が次の洗浄槽の上まで
移動した後、下降して洗浄槽中に基板3を浸漬し、洗浄
が行なわれる。このめっき処理後の水洗浄は、通常5回
程度行なわれる。また、めっき処理の前処理として、水
洗浄が3回程度行なわれる。したがって、めっき槽の前
段に前処理水洗槽が3槽配設され、めっき槽の後段には
後処理水洗槽が5層配設されている。
めっき槽におけるめっき処理が終わると、前記のよう
にして搬送機構13で基板ホルダーをめっき槽中のめっき
液から引き上げるが、めっき槽中におけるめっき処理
は、基板3が水平の状態で行なわれるため、基板3をめ
っき処理液から引上げた状態においても、第7図に示す
ように基板3や保持板1の上に、めっき処理液16が表面
張力で盛り上がった状態で残る。そのため、常に負極性
の付近の陽イオン化分子の多いめっき処理液16を載せた
状態で、次の後処理水洗槽に搬送されることになり、そ
の結果、めっき槽中のめっき浴の組成が徐々に変化する
ことになる。
また、前処理水洗槽からめっき槽に移送されるとき
は、前処理水洗槽から引き上げたときに基板3および保
持板1上に残った前処理洗浄水がめっき槽中に運び込ま
れる。そのため、めっき浴が水で薄められ、めっき浴の
組成変化が一層早まり、安定性が極めて悪い。
各前処理水洗槽間を移送されるとき、あるいは各後処
理水洗槽間を移送されるときも、次の水槽に洗浄水が移
されるために、それぞれの水槽における洗浄水の純度が
低下していく。
前記のように、保持板1の下面に、リング状板から成
るめっき電極板6、絶縁体スペーサ板7および補助電極
板8が積層固定されているが、これらの間の隙間にもめ
っき処理液や洗浄水がしみ込むため、これによってもめ
っき処理液や洗浄水の槽間の移動が行なわれる。
また別の問題として、基板3の下面17すなわちめっき
処理が行なわれた面が変色しシミが出来やすい。めっき
浴から基板ホルダーを引き上げると、基板3に付着して
いるめっき処理液が、めっき処理が行なわれた下面17に
おいて、水滴となる。この水滴が膨大していくと、つい
には自重で落下する。このように基板3のめっき面17に
おいて局所的に水滴が発生すると、その部分のみめっき
処理液におけるめっき作用が進行することによって、変
色を来たしてシミとなり、めっき品質が低下する。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、め
っき槽と前後の洗浄水槽との間における処理液の移動に
起因するめっき浴や洗浄水の組成変動を防止するととも
に、めっき面の変色・シミを未然に防止することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明によるめっき処理装置の基本原理を説
明する部分断面側面図である。Hは被めっき部材のホル
ダーであり、保持板1の下面に取り付けられた複数のめ
っき電極10上に、被めっき部材(基板)3が載置された
状態で、めっき層および洗浄槽に入れてめっきおよび洗
浄が行なわれる。
請求項1について 搬送機構13には、ホルダーHを把持するハンド部18が
取り付けられており、このハンド部18は、ホルダーHを
把持した状態で矢印a1方向に回動できる。めっき層およ
び洗浄槽から、被めっき部材3を保持しているホルダー
Hを引き上げる際に、液面より上方位置において、ハン
ド部18を回動させることで、ホルダーHの保持板1を傾
ける。
基板ホルダーHの保持板1は、被めっき部材を取り付
ける位置が窓穴2になっており、保持板1の下面に取り
付けられた複数のめっき電極10が、窓穴2内に突出し、
その上に被めっき部材である基板3が載置された状態で
めっきや洗浄が行なわれる。
前記の窓穴2の縁部は、保持板1の上側が19で示すよ
うにテーパ状に傾斜している。しかも、前記のようにし
て保持板1を傾けたときに下側に位置する窓穴縁部20の
傾斜角βが、前記のテーパ状傾斜部19の傾斜角αより小
さくなっている。
請求項2について 前記のようにして使用される基板ホルダーHの保持板
1は、被めっき部材を取り付ける位置が窓穴2になって
おり、保持板1の下面に取り付けられた複数のめっき電
極10が、窓穴2内に突出し、その上に被めっき部材であ
る基板3が載置された状態でめっきや洗浄が行なわれ
る。
この保持板1の下面に、窓穴のあいためっき電極板6
と窓穴のあいた補助電極板8とを絶縁体スペーサ21を挟
んで取り付け、めっき電極板6から窓穴2内に突出した
複数の舌片6bに形成されためっき電極10の上に被めっき
部材3が載置される。
前記のめっき電極板6と補助電極板8との間の絶縁体
21は、複数個所において、かつ局部的な領域に配設さ
れ、スペーサの作用をしている。
また、保持板1の下面とめっき電極板6との間は、複
数個所において、かつ局部的な領域において接触してお
り、めっき電極板6、絶縁スペーサ21および補助電極板
8は、前記の複数の局部的な領域において、保持板1に
固定されている。
〔作用〕
請求項1について 水平状態の保持板1が、めっき浴の上で傾けられるた
め、被めっき部材である基板3や保持板1の上のめっき
処理液は、斜面に沿って容易に流れ落ちる。その結果、
めっき処理液が次の後処理水洗槽に持ち出され、めっき
浴の組成が変動するような問題が抑制される。また、各
水洗槽から引き上げる場合にも、同様に保持板1が傾け
られるため、前処理水洗槽からめっき槽に移送する場合
に、洗浄水がめっき槽に持ち込まれることによるめっき
浴の組成変動も抑制される。
また、めっき槽11から引き上げた直後に、保持板1が
傾斜するため、基板3のめっき面17のめっき処理液も円
滑に流れ落ちるので、基板3のめっき面17に水滴が漂う
ようなことはなく、水滴に起因する変色・シミの発生が
防止される。
基板3を装着し易いように、保持板1の窓穴2の上側
縁部は、19で示すようにテーパ状に傾斜している。しか
しながら、このような傾斜がついた状態の保持板1を傾
けると、傾けたときに下側に位置する部分は、鎖線で示
すように、水平状態に近くなり、この部分にめっき処理
液が溜まり易くなる。ところが、本発明では、めっき処
理液の溜まり易い下側部分の傾斜角を、βで示すよう
に、極めて小さくしているため、保持板1を傾けたとき
に、基板3などの面と同程度の傾きとなり、めっき処理
液が溜まることなく、確実かつ円滑に流れ落ちる。
請求項2について 請求項1に記載の装置で使用される基板ホルダーHの
保持板1下面には、窓穴の開いためっき電極板6と窓穴
のあいた補助電極板8とが絶縁体スペーサ21を挟んで取
り付け固定されているが、この絶縁体スペーサ21は、複
数個所において、かつ局部的な領域に配設されている。
そのため、絶縁体スペーサ21の無い領域は空間となり、
隣接する部材との間にめっき処理液がしみ込む微小隙間
の生じる領域は、絶縁体スペーサ21の部分のみである。
その結果、従来のように微小隙間にめっき処理液や洗浄
水がしみ込んで溜まり、次の槽に移送されるといった問
題が解消される。
また、保持板1とめっき電極板6との間も、複数個所
において、かつ局部的な領域において接触しているの
で、この部分においても、隙間の面積が大幅に減少し、
めっき処理液や洗浄水のしみ込み量を抑制できる。
〔実施例〕
次に本発明によるめっき処理装置が実際上どのように
具体化されるかを実施例で説明する。
めっき槽や洗浄槽から基板3を引き上げる場合の保持
板1の傾け角は、45度前後が適しているが、さらに大き
な角度に傾けても差支えない。傾ける時間は数秒程度で
足りる。また、保持板1を逆方向に45度あるいは45度以
上傾けることで、逆向きに傾けるとか、液面の上で数回
スイングするなども可能である。
基板ホルダーHの回転やスイングは、例えば図示のよ
うに搬送機構13側に取り付けたモータMでハンド部18を
回転することによって可能である。ハンド部18の開閉
は、モータMを兼用して、あるいは別に設けたエアシリ
ンダなどでも行なえる。
第2図は被めっき部材の保持板の実施例を示す平面図
とb−b断面図である。(a)に示す平面図から明らか
なように、保持板1に形成された窓穴2の上側の縁は、
19で示されるようにテーパ状の傾斜になっており、窓穴
部2の中に基板3を挿入し易くなっている。
また、保持板1を傾けたときに下側に位置する窓穴縁
部(20)の傾斜角βが小さくなっている。この角度は、
数度ないし10度前後が適している。
さらに、この窓穴の下側縁部20は、基板3の押さえ板
ばね22の退避部を兼ねている。保持板1を傾けたとき、
あるいは搬送時などに、基板3が移動したり落下したり
しないように、板ばね22で押圧している。第3図は第2
図(a)におけるIII−III断面図であり、N字状に折り
曲げられた板ばね22の一端23が、ネジ24によって、保持
板1の上面に回動可能に支持されており、先端の下向き
の折り曲げ部25が、基板3の上面にバネ力で圧接してい
る。
この板ばね22を、鎖線で示すように、取り付けネジ24
を中心にして下側縁部20側に移動すると、基板3の押さ
え部すなわち下向きの折り曲げ部25が下側縁部20上に移
動して落下し、基板3の押圧力が解除される。
このように、窓穴2の下側縁部20の傾斜角を小さくす
ることで、基板押さえばね22の退避領域が形成され、ま
た基板3の上面との間に段差が形成される。そのため、
吸着アームなどが、矢印a2方向に移動して、板ばね22の
上向き突出部26に当たると、板ばね22が基板3の上面を
スライドして、ついには下側縁部20上に落下する。次い
で吸着盤などによって、基板3を取り出すことができ、
自動化が可能となる。
なお、次の基板を窓穴部2中に挿入した後、板ばね22
を下側縁部20から基板3の上に移動するのは、人手で行
なわれる。
第4図は、保持板1の下面へのめっき電極板6、絶縁
スペーサ21および補助電極板8の取り付け部を示す分解
斜視図である。保持板1は絶縁体からなっており、下面
には、窓穴部2の周りに、複数個所において、段差tだ
け突出した取り付け座27が一体形成されている。各取り
付け座27の位置には、固定ナットの挿入穴28と、位置決
め用のダボ29、30が形成されている。
保持板1の裏面に取り付けられるめっき電極板6およ
び補助電極板8は、保持板1の窓穴2と同程度の大きさ
の窓穴6a、8aが開いている。また、めっき電極板6は、
保持板1の取り付け座27…と対応する位置に、窓穴6a側
に突出した舌片6b…を有している。補助電極板8も同様
に、保持板1の取り付け座27…と対応する位置に、窓穴
8a側に突出した舌片8b…を有している。
さらに、補助電極板8は、各舌片8b…に対応する位置
に、第5図に示すように、取り付けナット35が固設され
ている。
21は絶縁スペーサであり、めっき電極板6と補助電極
板8との間に挟まれる。従来の絶縁スペーサは、めっき
電極板6や補助電極板8と同様に窓穴の開いたリング状
をしているので、全面においてめっき電極板6や補助電
極板8と接触し、微小隙間の面積が大きくなる。そのた
めに、めっき処理液や洗浄水が大量にしみ込むという問
題があった。本発明では、図示のように絶縁スペーサ21
は、取り付けナット35の挿通穴31と位置決めダボ29、30
の挿通穴32、33および舌片34を有する小片となってい
る。
組立てに際しては、保持板1の取り付け座27上に、め
っき電極板6を載置し、その上に4個の絶縁スペーサ21
…を挟んで補助電極板8を載置する。このとき、補助電
極板8のナット35が、絶縁スペーサ21の穴31、めっき電
極板6の穴6cを貫通して、保持板1のナット収納穴28に
入る。また、取り付け座27のダボ29、30が、めっき電極
板6の位置決め孔36、37を貫通して、絶縁スペーサ21の
位置決め孔32、33に嵌入する。この状態において、保持
板1の反対側からボルト38を挿入して、ナット35を螺合
させることで、第5図のように組立て完了となる。
このように組立てた状態で、補助電極板8の舌片8bの
上に、絶縁スペーサ21の舌片34を挟んでめっき電極板6
の舌片6bが載置された構造となる。そして、めっき電極
板6の舌片6bに、めっき電極10が突起状に形成されてい
るため、めっき電極10の上に基板を載置すると、その荷
重は、補助電極板8の舌片8bで支持される。
取り付け座27および絶縁スペーサ21は、保持板1とめ
っき電極板6との間、めっき電極板6と補助電極板8と
の間に、めっき処理液や洗浄水が毛管現象でしみ込まな
い程度の間隔を形成するためであり、少なくとも0.5〜
1.0mm程度の厚さを要する。保持板1は、取り付け座27
を形成しないで平坦状とし、絶縁スペーサ21と同様な小
さな絶縁スペーサを挟むこともできる。
なお、めっき電極板6は、めっき電極10の領域以外を
テフロンコートし、また補助電極板8は、めっき電極板
6側の面をテフロンコートし、ナット35やボルト38もテ
フロンコートすることで、表面を絶縁している。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、めっき電極板6と保持
板1および補助電極板8との間に間隔を設けて、めっき
処理液や洗浄水がしみ込みにくいようにすると共に、被
めっき部材である基板3をめっき槽や洗浄槽から引き上
げる際に、液面の上で基板3を傾けるため、めっき処理
液や洗浄水が容易にかつ確実に流れ落ちる。また、基板
3を傾けた場合に、基板取り付け用の窓穴の下側縁部に
処理液が溜まらないように、下側のみ傾斜角を小さく
し、基板3と同程度の傾きとなるようにしているので、
処理液が溜まりにくい。
その結果、めっき処理液が次の洗浄槽に持ち出された
り、前処理水洗槽から洗浄水がめっき槽に持ち込まれる
ことで、めっき浴の組成が変化し、浴組成が不安定にな
るといった問題が解消される。また、水切れが良くな
り、基板3のめっき面に水滴が発生して漂ったりする恐
れもないため、めっき面が変色したりシミが発生するな
どの問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるめっき処理装置の基本原理を説明
する部分断面側面図、 第2図は被めっき部材の保持板の実施例を示す平面図と
断面図、 第3図は第2図におけるIII−III断面図、 第4図は保持板の下面へのめっき電極板、絶縁スペーサ
および補助電極板の取り付け部を示す分解斜視図、 第5図は保持板の下面へのめっき電極板、絶縁スペーサ
および補助電極板の組立て状態を示す断面図、 第6図は従来のめっき装置における基板ホルダーの斜視
図、 第7図は従来の基板ホルダーの中心断面図、 第8図はめっき処理装置における配線図である。 図において、Hは基板ホルダー、1は保持板、2は窓穴
部、3は被めっき部材(基板)、6はめっき電極板、6a
は窓穴部、6bは舌片、6cはナット挿通孔、7、21は絶縁
スペーサ、8は補助電極板、8aは窓穴部、8bは舌片、10
はめっき電極、13は搬送機構、16はめっき処理液、17は
めっき面(基板の下面)、18はハンド部、19はテーパ状
傾斜面、20は下側縁部、22は板ばね(基板押さえば
ね)、26は上向き突出部、27は取り付け座、28はナット
収納穴、35はナット、38はボルトをそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C25D 17/12 C25D 17/12 C

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持板(1)に固定された複数のめっき電
    極(10)の上に、被めっき部材(3)を載置した状態
    で、保持板(1)と一緒にめっき層および洗浄槽に入れ
    てめっきおよび洗浄を行うめっき処理装置において、 めっき層および洗浄槽から保持板(1)を引き上げる際
    に、液面より上方位置において、保持板(1)を傾け得
    るように、保持板(1)が回動可能に搬送機構に支持さ
    れていること、 前記保持板(1)は、被めっき部材(3)を取り付ける
    位置が窓穴(2)になっており、 この保持板(1)の下面に取り付けられた複数の電極
    (10)が、窓穴(2)内に突出し、その上に被めっき部
    材(3)が載置される構造となっていること、 前記の窓穴(2)の縁部は、保持板(1)の上側がテー
    パ状に傾斜しており、かつ前記保持板(1)を傾けたと
    きに下側に位置する窓穴縁部(20)の傾斜角(β)を前
    記のテーパ状傾斜部の傾斜角(α)より小さくしたこと
    を特徴とするめっき装置。
  2. 【請求項2】保持板(1)に固定された複数のめっき電
    極(10)の上に、被めっき部材(3)を載置した状態
    で、保持板(1)と一緒にめっき層および洗浄槽に入れ
    てめっきおよび洗浄を行なうめっき処理装置において、 めっき層および洗浄槽から保持板(1)を引き上げる際
    に、液面より上方位置において、保持板(1)を傾け得
    るように、保持板(1)が回動可能に搬送機構に支持さ
    れていること、 前記保持板(1)は、被めっき部材(3)を取り付ける
    位置が窓穴(2)になっており、 この保持板(1)の下面に、窓穴のあいためっき電極板
    (6)と窓穴のあいた補助電極板(8)とを、絶縁体ス
    ペーサ(21)を挟んで取り付け、めっき電極板(6)か
    ら、窓穴(2)内に複数の舌片(6b)を突出させ、該舌
    片(6b)に形成されためっき電極(10)の上に被めっき
    部材(3)が載置される構造とし、 前記のめっき電極板(6)と補助電極板(8)との間に
    は、複数個所において、かつ局部的な領域において、前
    記の絶縁体スペーサ(21)が挟まれており、 保持板(1)の下面とめっき電極板(6)とは、複数個
    所において、かつ局部的な領域において接触しており、
    めっき電極板(6)、絶縁体スペーサ(21)および補助
    電極板(8)は、前記の複数の局部的な領域において、
    保持板(1)に固定されていることを特徴とするめっき
    装置。
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