JP2607791B2 - ウェブの圧縮処理機及びその圧縮処理方法 - Google Patents
ウェブの圧縮処理機及びその圧縮処理方法Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C21/00—Shrinking by compressing
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B23/00—Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
- D06B23/02—Rollers
- D06B23/026—Rollers characterised by particular surface features
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Paper (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はウェブ素材の改良された縦(longitudinal)
圧縮処理に関するもので、ウェブのマイクロクレーピン
グ及び柔軟化に特別な応用性をもつ。
圧縮処理に関するもので、ウェブのマイクロクレーピン
グ及び柔軟化に特別な応用性をもつ。
米国特許第4,142,278号には、2ロール型縦圧縮処理
機が示されている。この処理機では、1または2個の遅
延ブレード素子がニップに対してウェブの流れを阻止す
るような特定関係で保持され、これによりウェブの縦圧
縮が遅延及び生起される。本発明は、このような2ロー
ル型機、及びウェブ駆動ロールを用いた方法や他の機械
の所望特性を商業ベースで効率よく実現可能な改良され
たロール及びブレードを提供するものである。
機が示されている。この処理機では、1または2個の遅
延ブレード素子がニップに対してウェブの流れを阻止す
るような特定関係で保持され、これによりウェブの縦圧
縮が遅延及び生起される。本発明は、このような2ロー
ル型機、及びウェブ駆動ロールを用いた方法や他の機械
の所望特性を商業ベースで効率よく実現可能な改良され
たロール及びブレードを提供するものである。
本発明はまた、2ロール処理で重要であるだけでな
く、例えば米国特許第3,260,778号及び第3,426,405号に
記載されているような単一ローラマイクロクレーピング
などに対しても幅広く適用可能な遅延ブレードの新規な
構成を提供する。
く、例えば米国特許第3,260,778号及び第3,426,405号に
記載されているような単一ローラマイクロクレーピング
などに対しても幅広く適用可能な遅延ブレードの新規な
構成を提供する。
ウェブ素材の縦圧縮処理用機械及び方法では、従来、
信頼性の高い処理を連続的に実行することは容易でなか
った。この傾向は、特にウェブ素材が高感熱性である場
合、または駆動及び処理を困難にする「粘着性」をもつ
場合に顕著となる。また、一般的なその機械構造に関し
ても、ブレードの安定性が悪い、処理難度の高い素材に
対する適切な処理調整を維持するのが困難である等の問
題があった。本発明は、これらの問題に対処するととも
に、マイクロクレーピングに有用な一般的特徴を提供す
るものである。
信頼性の高い処理を連続的に実行することは容易でなか
った。この傾向は、特にウェブ素材が高感熱性である場
合、または駆動及び処理を困難にする「粘着性」をもつ
場合に顕著となる。また、一般的なその機械構造に関し
ても、ブレードの安定性が悪い、処理難度の高い素材に
対する適切な処理調整を維持するのが困難である等の問
題があった。本発明は、これらの問題に対処するととも
に、マイクロクレーピングに有用な一般的特徴を提供す
るものである。
発明の概要 本発明の一の重要な態様によれば、ウェブの縦圧縮処
理機及び該処理機を使用する方法は、少なくとも一の駆
動ロールと、ウェブを駆動領域内でロールに対して押圧
してウェブを前方に駆動させる手段と、ウェブの前進を
遅延させることでウェブの縦圧縮処理を処理キャビティ
内の駆動領域の下流で且つ遅延手段の前方で行わせる遅
延手段と、を含み、処理キャビティはロールの前進面及
びこれと協働する対向面によって定められ、遅延手段
は、ロール近傍に配置されそこへ縦圧縮されたウェブが
転送されそしてそれがロールを離れる時にその上面で摺
動するウェブ接触スライド面を提供する遅延ブレードを
含み、遅延ブレードはロールに向けて配置された2個の
隔離されたロール接触領域を有し、一のロール接触領域
は駆動領域近傍のブレードの前方チップに存在し、第2
のロール接触領域はそこから下流側に間隔を介したヒー
ル領域に存在し、ブレードはヒール領域から片持ち式に
チップ領域へ伸長し、ヒール領域とチップ領域との間の
長さ及びブレードのチップ領域の厚さ及び形状によっ
て、チップにおける素材の沈みやもつれを阻止するよう
にロールの長さに沿ってロール表面へのチップの近接性
を保持するように、送られてくる縦圧縮された素材によ
ってブレードのチップを変形可能とし、この結果処理キ
ャビティからの円滑且つ均等な素材搬出動作を促進する
ことができる。
理機及び該処理機を使用する方法は、少なくとも一の駆
動ロールと、ウェブを駆動領域内でロールに対して押圧
してウェブを前方に駆動させる手段と、ウェブの前進を
遅延させることでウェブの縦圧縮処理を処理キャビティ
内の駆動領域の下流で且つ遅延手段の前方で行わせる遅
延手段と、を含み、処理キャビティはロールの前進面及
びこれと協働する対向面によって定められ、遅延手段
は、ロール近傍に配置されそこへ縦圧縮されたウェブが
転送されそしてそれがロールを離れる時にその上面で摺
動するウェブ接触スライド面を提供する遅延ブレードを
含み、遅延ブレードはロールに向けて配置された2個の
隔離されたロール接触領域を有し、一のロール接触領域
は駆動領域近傍のブレードの前方チップに存在し、第2
のロール接触領域はそこから下流側に間隔を介したヒー
ル領域に存在し、ブレードはヒール領域から片持ち式に
チップ領域へ伸長し、ヒール領域とチップ領域との間の
長さ及びブレードのチップ領域の厚さ及び形状によっ
て、チップにおける素材の沈みやもつれを阻止するよう
にロールの長さに沿ってロール表面へのチップの近接性
を保持するように、送られてくる縦圧縮された素材によ
ってブレードのチップを変形可能とし、この結果処理キ
ャビティからの円滑且つ均等な素材搬出動作を促進する
ことができる。
好適な実施例では、ブレードの本体はチップ領域より
もヒール領域の方が厚く、ブレードのチップはロールに
向けて湾曲している。
もヒール領域の方が厚く、ブレードのチップはロールに
向けて湾曲している。
好適な実施例は、次の各特徴の一または複数を有して
いる。ヒール及びチップの両ロール接触領域間距離は1/
4インチまたはそれ未満である。ブレードはブルースチ
ール部材を含み、該部材は、略均一な厚さの本体と、本
体からチップへ向かうにつれて厚さが減少し長さが1/2
インチ未満の前方領域と、を有する。チップの厚さは約
0.005インチまたはそれ未満であり、本体の厚さは0.010
インチよりも大きく、好適には約0.020インチ以上であ
る。ブレードの前方部分は0.5インチ未満の長さにわた
って均一にテーパ形成され、チップ部での厚さは0.005
インチ未満となっている。ブレードのチップは、約1/32
−1/4インチ範囲の湾曲半径で湾曲されている。ウェブ
をロールに対して押圧する手段は、第2ロールを含む。
遅延手段は、同様構成の第2ブレードを含む。第2ブレ
ードは、2領域接触で第2ロールと当接され、各ロール
の径は、8インチより大きい。
いる。ヒール及びチップの両ロール接触領域間距離は1/
4インチまたはそれ未満である。ブレードはブルースチ
ール部材を含み、該部材は、略均一な厚さの本体と、本
体からチップへ向かうにつれて厚さが減少し長さが1/2
インチ未満の前方領域と、を有する。チップの厚さは約
0.005インチまたはそれ未満であり、本体の厚さは0.010
インチよりも大きく、好適には約0.020インチ以上であ
る。ブレードの前方部分は0.5インチ未満の長さにわた
って均一にテーパ形成され、チップ部での厚さは0.005
インチ未満となっている。ブレードのチップは、約1/32
−1/4インチ範囲の湾曲半径で湾曲されている。ウェブ
をロールに対して押圧する手段は、第2ロールを含む。
遅延手段は、同様構成の第2ブレードを含む。第2ブレ
ードは、2領域接触で第2ロールと当接され、各ロール
の径は、8インチより大きい。
また、ブレード構造を用いた好適な実施例では、各ロ
ールの駆動面は、ロール軸に関して螺旋状の一方向にの
み伸長した一連の主ウェブ把持溝を含む。各インチ毎に
20−80個の溝が存在することが望ましく、これらの溝は
ウェブ走行方向に対して約10−35度の間の角度で伸長し
ており、ロールのニップラインにおいて一方のロールの
各溝の角度はウェブ走行方向に対して正に傾斜し、他方
のロールの角度はウェブ走行方向に対して負に傾斜して
いる。
ールの駆動面は、ロール軸に関して螺旋状の一方向にの
み伸長した一連の主ウェブ把持溝を含む。各インチ毎に
20−80個の溝が存在することが望ましく、これらの溝は
ウェブ走行方向に対して約10−35度の間の角度で伸長し
ており、ロールのニップラインにおいて一方のロールの
各溝の角度はウェブ走行方向に対して正に傾斜し、他方
のロールの角度はウェブ走行方向に対して負に傾斜して
いる。
本発明の他の重要な態様によれば、ウェブ圧縮処理機
及び該処理機を用いた方法は、ウェブを前方へ駆動する
ニップを定める一対の駆動ロールと、ウェブの前進を遅
延させてニップの下流側のロール間においてキャビティ
内にウェブを圧縮させる遅延手段と、を用いる。各ロー
ルの駆動面は、ロール軸に関して螺旋状の一方向にのみ
伸長した一連の主ウェブ把持溝を含む。各ロールのニッ
プラインにおいて、一方ロールの溝の角度はウェブの走
行方向に対して正に傾斜し、他方のロールの溝の角度は
ウェブの走行方向に対して負に傾斜している。
及び該処理機を用いた方法は、ウェブを前方へ駆動する
ニップを定める一対の駆動ロールと、ウェブの前進を遅
延させてニップの下流側のロール間においてキャビティ
内にウェブを圧縮させる遅延手段と、を用いる。各ロー
ルの駆動面は、ロール軸に関して螺旋状の一方向にのみ
伸長した一連の主ウェブ把持溝を含む。各ロールのニッ
プラインにおいて、一方ロールの溝の角度はウェブの走
行方向に対して正に傾斜し、他方のロールの溝の角度は
ウェブの走行方向に対して負に傾斜している。
好適な実施例では、各インチ毎に約20−80の溝が形成
され、各溝はウェブの走行方向に対して約10−35度の範
囲で伸長している。各溝間には円滑表面ランドが形成さ
れ、ウェブは圧縮されるときにその上面を摺動する。各
ランドは溝よりも幅が広く、溝の幅の少なくとも2倍例
えば2−4倍の範囲であることが望ましい。また、各溝
はローレット切りにより形成された“V"字状溝であるこ
とが望ましく、そして好適なランドを形成するために各
溝はローレット切りにより形成されその後好適には研削
によってローレット切り形成部の外部を除去する金属除
去作用が行われることが望ましい。特に好適な実施例で
は、溝の角度と各インチ毎の溝数との関係は、通常は次
の表に従っている: 角度 ピッチ(溝数/インチ) 35゜ 20 30゜ 30 25゜ 40 20゜ 50 15゜ 60 10゜ 80 種々の好適な実施例において、第1遅延ブレードは、
2ロール機の他方のロール近傍に保持された第2ブレー
ドの前方に配置されており、後者のブレードは弾性バル
ブ部材を含み、走行状態中においてブレード部材間に定
められた通路は各ブレードのチップから下流方向へ連続
的に分岐(変化)する。
され、各溝はウェブの走行方向に対して約10−35度の範
囲で伸長している。各溝間には円滑表面ランドが形成さ
れ、ウェブは圧縮されるときにその上面を摺動する。各
ランドは溝よりも幅が広く、溝の幅の少なくとも2倍例
えば2−4倍の範囲であることが望ましい。また、各溝
はローレット切りにより形成された“V"字状溝であるこ
とが望ましく、そして好適なランドを形成するために各
溝はローレット切りにより形成されその後好適には研削
によってローレット切り形成部の外部を除去する金属除
去作用が行われることが望ましい。特に好適な実施例で
は、溝の角度と各インチ毎の溝数との関係は、通常は次
の表に従っている: 角度 ピッチ(溝数/インチ) 35゜ 20 30゜ 30 25゜ 40 20゜ 50 15゜ 60 10゜ 80 種々の好適な実施例において、第1遅延ブレードは、
2ロール機の他方のロール近傍に保持された第2ブレー
ドの前方に配置されており、後者のブレードは弾性バル
ブ部材を含み、走行状態中においてブレード部材間に定
められた通路は各ブレードのチップから下流方向へ連続
的に分岐(変化)する。
他の実施例では、遅延手段は単一遅延ブレードを含
み、その前部は一方のロール近傍に保持され、遅延クオ
リテイをもつその表面は搬出素材を係合及び遅延させる
ために対向ロールに向けて押圧される。
み、その前部は一方のロール近傍に保持され、遅延クオ
リテイをもつその表面は搬出素材を係合及び遅延させる
ために対向ロールに向けて押圧される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の好適な実施例に係る機械アセンブリ
の端面図; 図2はニップ及びブレードアセンブリを示す図1の詳
細端面図、図2aは図2の部分拡大図; 図2bは、起動位置及び走行位置双方におけるブレード
アセンブリに取り付けられたバルブ状部材を示す本発明
の他の好適な実施例に係る機械アセンブリの他の実施例
の詳細端面図; 図3は、図2及び2bにおける遅延器の角度A及びBを
示す図; 図4は、図2及び2bにおける遅延ブレードの各チップ
に対する距離X及びYを示す図; 図5は、各ロールと図1の各ブレードとの接触領域P1
及びP2を示す図; 図5a及び5bは、図5の接触点の拡大詳細図; 図6は、図1の好適な実施例の溝ロール及び各ロール
のニップにおける拡大した溝を示す図; 図7は、他の実施例におけるそれ自体で有用な完全溝
形成され、そして図1及びBにおける実施例の初期製造
段階におけるロール表面の断面を示す図; 図8は、製造完了時における図1の各ロールを示す図
7に類似した図; 図8aは、図1におけるウェブ素材をはさんだ両ロール
のニップの断面を表す図; 図9は、図8のロール面の詳細斜視図; 図10a−dは本発明によって製造されたブレードの製
造段階を示し、図10eはブレードのチップの湾曲に使用
される装置の端面図; 図11は、そのロール上に係止した図8のブレードの斜
視図、図11aは、ブレード及びロールを更に詳細に示し
た斜視図である。
の端面図; 図2はニップ及びブレードアセンブリを示す図1の詳
細端面図、図2aは図2の部分拡大図; 図2bは、起動位置及び走行位置双方におけるブレード
アセンブリに取り付けられたバルブ状部材を示す本発明
の他の好適な実施例に係る機械アセンブリの他の実施例
の詳細端面図; 図3は、図2及び2bにおける遅延器の角度A及びBを
示す図; 図4は、図2及び2bにおける遅延ブレードの各チップ
に対する距離X及びYを示す図; 図5は、各ロールと図1の各ブレードとの接触領域P1
及びP2を示す図; 図5a及び5bは、図5の接触点の拡大詳細図; 図6は、図1の好適な実施例の溝ロール及び各ロール
のニップにおける拡大した溝を示す図; 図7は、他の実施例におけるそれ自体で有用な完全溝
形成され、そして図1及びBにおける実施例の初期製造
段階におけるロール表面の断面を示す図; 図8は、製造完了時における図1の各ロールを示す図
7に類似した図; 図8aは、図1におけるウェブ素材をはさんだ両ロール
のニップの断面を表す図; 図9は、図8のロール面の詳細斜視図; 図10a−dは本発明によって製造されたブレードの製
造段階を示し、図10eはブレードのチップの湾曲に使用
される装置の端面図; 図11は、そのロール上に係止した図8のブレードの斜
視図、図11aは、ブレード及びロールを更に詳細に示し
た斜視図である。
全体的説明 本発明の一態様によれば、2ロール縦圧縮処理機及び
処理方法のロールは、好適にはローレット切りによって
形成される単一方向螺旋溝の形態をとる顕著な駆動特徴
を備えている。各溝は、各ロール上で同一方向に伸長
し、これによってロールがニップ内で逆方向に同時に回
転すると、各溝は回転が進むに従って互いに交差してゆ
く。溝の角度の好適な範囲は、ウェブの走行方向に対し
て10度から45度未満である。更に好適には、角度範囲
は、15度と35度との間である。特定角度は好適には処理
される素材の特定種類、所望処理の特性、及びピッチ即
ちロールの軸方向にとられた各溝間の中心間距離、に従
って選択される。一般に、ピッチが細かくなると角度は
小さくなり、ピッチが大きくなると溝の角度も大きくな
る。
処理方法のロールは、好適にはローレット切りによって
形成される単一方向螺旋溝の形態をとる顕著な駆動特徴
を備えている。各溝は、各ロール上で同一方向に伸長
し、これによってロールがニップ内で逆方向に同時に回
転すると、各溝は回転が進むに従って互いに交差してゆ
く。溝の角度の好適な範囲は、ウェブの走行方向に対し
て10度から45度未満である。更に好適には、角度範囲
は、15度と35度との間である。特定角度は好適には処理
される素材の特定種類、所望処理の特性、及びピッチ即
ちロールの軸方向にとられた各溝間の中心間距離、に従
って選択される。一般に、ピッチが細かくなると角度は
小さくなり、ピッチが大きくなると溝の角度も大きくな
る。
この単一方向溝配列は、互いに角度を形成する2組の
溝がロールの回転に従って相対移動すること及び両ロー
ル間のウェブは角度の補助作用によって能動的に把持さ
れ前方に駆動されることにより、極めて大きな利点をも
つ。このウェブ駆動作用は、回転に従って次のように行
われる。即ち、任意の瞬間においてウェブは一連の間隔
を介した小領域におけるニップラインで能動的に駆動さ
れ、これらの小領域の位置はロールが回転に伴いウェブ
の異なる側で逆の側方向へ前進的に変化する。ウェブが
能動的に前方へ駆動されるのみならず、ウェブ両側の異
なる角度組のカウンタバランス作用によって直進駆動さ
れる傾向をも有する。
溝がロールの回転に従って相対移動すること及び両ロー
ル間のウェブは角度の補助作用によって能動的に把持さ
れ前方に駆動されることにより、極めて大きな利点をも
つ。このウェブ駆動作用は、回転に従って次のように行
われる。即ち、任意の瞬間においてウェブは一連の間隔
を介した小領域におけるニップラインで能動的に駆動さ
れ、これらの小領域の位置はロールが回転に伴いウェブ
の異なる側で逆の側方向へ前進的に変化する。ウェブが
能動的に前方へ駆動されるのみならず、ウェブ両側の異
なる角度組のカウンタバランス作用によって直進駆動さ
れる傾向をも有する。
このように能動駆動された後、各増分毎にウェブがニ
ップを離れると、ウェブのその部分に対するロールの把
持作用が速やか且つ容易に解放され、これによって大き
な利点が得られる。すなわち、処理作用の開始時、素材
は各遅延素子の処理キャビティ上流側において素材の円
柱(コラム)をジャムバックまたは生成する。ロールの
回転によって生成素材は前方に駆動されると共にコラム
に対して圧縮される。このようにして付加素材が遅延ブ
レードに先だってコラムへ付加されると、コラムの他端
の処理された素材は出口において遅延素子間から解放さ
れる。主圧縮作用は、キャビティの極めて小さくその後
に駆動ニップが続く初期領域で生じる。ウェブ素材がロ
ールの能動把持作用から離れて処理キャビティへ入るに
つれて減速すると、該素材は、より大きな速度でそれを
超えて進む回転ロール上を摺動しなければならない。規
定された対向角度における単一方向溝によって、ウェブ
に対するロール面の著しい摩耗または他の有害な品質劣
化作用を起こすことなく、素材は進行するロール面に対
して容易に摺動戻りすることができる。
ップを離れると、ウェブのその部分に対するロールの把
持作用が速やか且つ容易に解放され、これによって大き
な利点が得られる。すなわち、処理作用の開始時、素材
は各遅延素子の処理キャビティ上流側において素材の円
柱(コラム)をジャムバックまたは生成する。ロールの
回転によって生成素材は前方に駆動されると共にコラム
に対して圧縮される。このようにして付加素材が遅延ブ
レードに先だってコラムへ付加されると、コラムの他端
の処理された素材は出口において遅延素子間から解放さ
れる。主圧縮作用は、キャビティの極めて小さくその後
に駆動ニップが続く初期領域で生じる。ウェブ素材がロ
ールの能動把持作用から離れて処理キャビティへ入るに
つれて減速すると、該素材は、より大きな速度でそれを
超えて進む回転ロール上を摺動しなければならない。規
定された対向角度における単一方向溝によって、ウェブ
に対するロール面の著しい摩耗または他の有害な品質劣
化作用を起こすことなく、素材は進行するロール面に対
して容易に摺動戻りすることができる。
多くの例において、一の完全溝を他の溝の直近傍に鋸
刃輪郭状に形成するよりも、溝を形成する壁の交点の尖
端部を研削(または形成するのを避ける)することが有
利であることが確認されている。その代わりに、円滑な
移行面またはランドが形成される。これらの移行面は、
溝間に存在する平滑(即ち円柱状)ランドの形態をとる
ことが望ましい。移行面は、ゆとり(ease)に付加され
る。このeaseにより、処置されたウェブ素材は、ウェブ
がロール表面内の溝の能動的グリップから解放されて圧
縮されるに伴いロール面上を摺動する。特に好適な実施
例では、製造中、ロールの一方向への完全ローレット切
り後、ロール素材は研削されてより小さいシリンダと合
致し、これによって溝間のランドは溝自体よりも幅が広
くなる。現在において最も好適な実施例では、ランド幅
Lは溝幅Gの2.5倍である。
刃輪郭状に形成するよりも、溝を形成する壁の交点の尖
端部を研削(または形成するのを避ける)することが有
利であることが確認されている。その代わりに、円滑な
移行面またはランドが形成される。これらの移行面は、
溝間に存在する平滑(即ち円柱状)ランドの形態をとる
ことが望ましい。移行面は、ゆとり(ease)に付加され
る。このeaseにより、処置されたウェブ素材は、ウェブ
がロール表面内の溝の能動的グリップから解放されて圧
縮されるに伴いロール面上を摺動する。特に好適な実施
例では、製造中、ロールの一方向への完全ローレット切
り後、ロール素材は研削されてより小さいシリンダと合
致し、これによって溝間のランドは溝自体よりも幅が広
くなる。現在において最も好適な実施例では、ランド幅
Lは溝幅Gの2.5倍である。
溝の形成頻度、角度及び溝深さは、処理されている素
材の特性によって変化する。各溝のピッチは、かなりの
範囲にわたって変化可能であり、通常は走行方向におけ
る溝角度は、それに対応する方法で調節される。実施可
能例では、ピッチは、例えばロールの軸方向長さの一イ
ンチ毎に20−60−80個の範囲である。好適な形態では、
上記角度と各インチ毎の溝数との関係は、次の表に従
う。
材の特性によって変化する。各溝のピッチは、かなりの
範囲にわたって変化可能であり、通常は走行方向におけ
る溝角度は、それに対応する方法で調節される。実施可
能例では、ピッチは、例えばロールの軸方向長さの一イ
ンチ毎に20−60−80個の範囲である。好適な形態では、
上記角度と各インチ毎の溝数との関係は、次の表に従
う。
角度 ピッチ(溝数/インチ) 35゜ 20 30 30 25 40 20 50 15 60 10 80 溝に対するランドの存在及び幅に関し、我々は既に、
或種の素材では溝間にランドがないと有利に駆動され得
ることを示唆した。その一例がジャージニット素材であ
る。
或種の素材では溝間にランドがないと有利に駆動され得
ることを示唆した。その一例がジャージニット素材であ
る。
ランド幅と溝幅の比が2:1である例では、これはラン
ドを持たない実施例の場合同様に或種の素材ではパター
ンを残す傾向があるが、例えばジュート織り素材等の多
くの不織及び織物状素材等には有用である。
ドを持たない実施例の場合同様に或種の素材ではパター
ンを残す傾向があるが、例えばジュート織り素材等の多
くの不織及び織物状素材等には有用である。
更にほぼ汎用の機械即ち比較的特性範囲の広い素材を
処理可能な装置では、現時2 1/2:1のランド幅:溝幅
比であることが好適である。この機械では、各インチ毎
に約50の溝が存在すること及びウェブの走行方向(機械
方向とも呼ばれる)に対する角度が20度であることが有
利である。これらの溝は、ローレット切りによって形成
されたV字状輪郭を持つことが現在では望ましいとされ
る。理由は、このような形状であると素材の解放が容易
であることが見いだされたからである。
処理可能な装置では、現時2 1/2:1のランド幅:溝幅
比であることが好適である。この機械では、各インチ毎
に約50の溝が存在すること及びウェブの走行方向(機械
方向とも呼ばれる)に対する角度が20度であることが有
利である。これらの溝は、ローレット切りによって形成
されたV字状輪郭を持つことが現在では望ましいとされ
る。理由は、このような形状であると素材の解放が容易
であることが見いだされたからである。
このような組織として処理されるべき超薄型で繊細な
ウェブ素材に対しては、ランド−溝幅比は、4:1とされ
る。特に3:1または4:1の比とすれば、ウェブが機械のニ
ップを介しまた圧縮処理によって駆動された時に超高感
度ウェブであってもマーキングを回避可能であることが
見いだされた。
ウェブ素材に対しては、ランド−溝幅比は、4:1とされ
る。特に3:1または4:1の比とすれば、ウェブが機械のニ
ップを介しまた圧縮処理によって駆動された時に超高感
度ウェブであってもマーキングを回避可能であることが
見いだされた。
この機械の重要な用途として、不織素材またはウェブ
を柔軟化することがある。これらは、通常ペーパー機械
状処理または各ウェブ繊維が接着剤によって接合される
いわゆるスパンボンデッド処理で行われる。未処理ウェ
ブは、通常は比較的硬くて粗くペーパー状であり、処理
の目的はウェブの柔軟化にある。その場合、物質は縦に
圧縮されるか或いは機械によってマイクロクレープさ
れ、その後ほぼ全ての圧縮またはマイクロクレープはプ
ルアウトされる。この処理によって、繊維接合が緩めら
れ、柔軟でドレープ性に富み手触りがよく柔らかで、更
に幾つかの例では吸収性の優れたウェブが得られる。
を柔軟化することがある。これらは、通常ペーパー機械
状処理または各ウェブ繊維が接着剤によって接合される
いわゆるスパンボンデッド処理で行われる。未処理ウェ
ブは、通常は比較的硬くて粗くペーパー状であり、処理
の目的はウェブの柔軟化にある。その場合、物質は縦に
圧縮されるか或いは機械によってマイクロクレープさ
れ、その後ほぼ全ての圧縮またはマイクロクレープはプ
ルアウトされる。この処理によって、繊維接合が緩めら
れ、柔軟でドレープ性に富み手触りがよく柔らかで、更
に幾つかの例では吸収性の優れたウェブが得られる。
同種の作用が種々の紙や、ニット及び織性双方の種々
の織物上で行われ、これによって制御されたストレッチ
度等が組織に与えられる。
の織物上で行われ、これによって制御されたストレッチ
度等が組織に与えられる。
本発明の他の利点は、その各ロールと2点接触する遅
延ブレード及び両ブレード間に定められた通路特性に関
するものである。この構造は、ブレードが、遅延素子の
上流チップの若干下流側位置のヒール領域及びそのチッ
プ自体の双方で、ロールとそれら間のブレードとの間に
空隙を介して係合していることを特徴とする。好適に
は、ブレードの最先端がロールに向けて湾曲され、この
領域のブレードは薄いためにウェブ素材自体によって加
えられた力に応答してチップをロールに対して下方へ保
持する。この構成は、先に記載した単一方向溝ロールと
極めて効果的に協働し、特にロール対の各々が例えば8
−10インチの大径である場合を以下により詳細に調べ
る。なお、2点接触ブレードでも上記参考特許に記載の
ように他のマイクロクレーパ機で有利に使用可能であ
る。
延ブレード及び両ブレード間に定められた通路特性に関
するものである。この構造は、ブレードが、遅延素子の
上流チップの若干下流側位置のヒール領域及びそのチッ
プ自体の双方で、ロールとそれら間のブレードとの間に
空隙を介して係合していることを特徴とする。好適に
は、ブレードの最先端がロールに向けて湾曲され、この
領域のブレードは薄いためにウェブ素材自体によって加
えられた力に応答してチップをロールに対して下方へ保
持する。この構成は、先に記載した単一方向溝ロールと
極めて効果的に協働し、特にロール対の各々が例えば8
−10インチの大径である場合を以下により詳細に調べ
る。なお、2点接触ブレードでも上記参考特許に記載の
ように他のマイクロクレーパ機で有利に使用可能であ
る。
厚さの大きなブレードを使用することが特に有利であ
ることが見いだされた。例えば、厚さ0.020インチ以上
で、端部(例えば0.020インチ厚のブレードの場合には
長さ1/4インチ等)が原厚から約0.005または0.004イン
チの比較的薄いチップへと研削によってテーパ形成され
たブルースチール等である。このようなブレードを用い
ると、各ロール径が8−10インチの範囲であるような場
合でも、ブレードをニップから突出した正接面に対して
分散(diverging)角で保持可能であり、これによって
ブレードの前方チップを超えて外方遅延通路へ分散特性
キャラクタが得られる。このような分散により、素材が
機械によって更に後段の処理のために引き出される時
に、処理された素材の遅延及び解放を円滑に行える。
ることが見いだされた。例えば、厚さ0.020インチ以上
で、端部(例えば0.020インチ厚のブレードの場合には
長さ1/4インチ等)が原厚から約0.005または0.004イン
チの比較的薄いチップへと研削によってテーパ形成され
たブルースチール等である。このようなブレードを用い
ると、各ロール径が8−10インチの範囲であるような場
合でも、ブレードをニップから突出した正接面に対して
分散(diverging)角で保持可能であり、これによって
ブレードの前方チップを超えて外方遅延通路へ分散特性
キャラクタが得られる。このような分散により、素材が
機械によって更に後段の処理のために引き出される時
に、処理された素材の遅延及び解放を円滑に行える。
従来の構成では、或種の素材の場合、素材が前方に駆
動される時に、遅延ブレードのチップ下方に沈みまたは
もつれを生じる傾向があることが知られていた。上述し
た本発明の重要な点によれば、これは、遅延ブレードの
チップをいわゆるウェブ反応性カーテンとして形成する
ことによって回避される。ウェブ反応性カーテンでは、
圧縮された素材自体が、遅延ブレードのチップをロール
面と直接接触するように保持する。これが次の各図に記
載されている。これを達成するために好適な実施例にお
いては、原厚が0.020インチで0.250インチ等の距離にわ
たって厚さ0.004インチにまでテーパダウンされた遅延
ブレードのチップ部は、1/16インチのマージンで例えば
ラジアスローラ等の湾曲形成ロール処理を通過する。こ
のローラは、ナイロン等から成る硬質であるが弾性をも
つ円柱状アンビルローラに対して保持されている。ブレ
ードのチップ端は、このようにして湾曲変形され、これ
によって、ブレードの原背面に沿って突出した面の下方
で約0.010インチ移動する。このような遅延ブレードを
直接ロールに対して保持することにより、ブレードのヒ
ール部がロール上に係止される。ヒールは例えばチップ
から1/8または1/4インチの範囲の下流側であり、同時
に、チップまたはいわゆるウェブ反応性カーテンはまた
ロールと接触するか或いはその直近傍に保持される。そ
のような遅延手段によってロール表面から分散されて搬
送されてくる処理済み素材は、自己駆動的に遅延手段の
チップをロールに対して保持する傾向をもち、これによ
って素材が沈みまたはもつれる傾向を解消する。これは
初期「摩耗(wearing in)」期間後にチップ上に高速
摩耗なしに発生可能である。
動される時に、遅延ブレードのチップ下方に沈みまたは
もつれを生じる傾向があることが知られていた。上述し
た本発明の重要な点によれば、これは、遅延ブレードの
チップをいわゆるウェブ反応性カーテンとして形成する
ことによって回避される。ウェブ反応性カーテンでは、
圧縮された素材自体が、遅延ブレードのチップをロール
面と直接接触するように保持する。これが次の各図に記
載されている。これを達成するために好適な実施例にお
いては、原厚が0.020インチで0.250インチ等の距離にわ
たって厚さ0.004インチにまでテーパダウンされた遅延
ブレードのチップ部は、1/16インチのマージンで例えば
ラジアスローラ等の湾曲形成ロール処理を通過する。こ
のローラは、ナイロン等から成る硬質であるが弾性をも
つ円柱状アンビルローラに対して保持されている。ブレ
ードのチップ端は、このようにして湾曲変形され、これ
によって、ブレードの原背面に沿って突出した面の下方
で約0.010インチ移動する。このような遅延ブレードを
直接ロールに対して保持することにより、ブレードのヒ
ール部がロール上に係止される。ヒールは例えばチップ
から1/8または1/4インチの範囲の下流側であり、同時
に、チップまたはいわゆるウェブ反応性カーテンはまた
ロールと接触するか或いはその直近傍に保持される。そ
のような遅延手段によってロール表面から分散されて搬
送されてくる処理済み素材は、自己駆動的に遅延手段の
チップをロールに対して保持する傾向をもち、これによ
って素材が沈みまたはもつれる傾向を解消する。これは
初期「摩耗(wearing in)」期間後にチップ上に高速
摩耗なしに発生可能である。
6インチロールを用いた試験では、終端エッジにリッ
プリングまたは歪を起こさせないように、ブレード内の
湾曲をチップの端部に可能な限り近く配置することが好
適であることが見いだされた。このような湾曲の配置に
よって、ブレード面を超えるような遅いマイクロクレー
ピングの発生が確実に阻止され、素材に沈みまたはもつ
れが生じることはない。
プリングまたは歪を起こさせないように、ブレード内の
湾曲をチップの端部に可能な限り近く配置することが好
適であることが見いだされた。このような湾曲の配置に
よって、ブレード面を超えるような遅いマイクロクレー
ピングの発生が確実に阻止され、素材に沈みまたはもつ
れが生じることはない。
その一例が添付図面の一に示された或る好適なブレー
ド組では、第2または下流ブレードはいわゆる弾性バル
ブ部材及びバッカー部材から構成されている。その機能
は、機械の起動時にキャビティを充填して素材をホール
ドバックし、これによってマイクロクレーピングまたは
圧縮処理を開始することである。バルブ部材の幾何及び
剛性は、第2遅延手段に対して完全に平滑となり且つ処
理開始後に重大な閉塞を起こすことのないように、処理
される素材の硬さに応じて選択される。ただしこの場合
でも、ウェブ素材を機械で円滑処理するのを補助するた
めに或種の望ましい緩衝作用を与えることができる。こ
のバルブ部材の物質の実際の厚さは、起動時における所
要初期抵抗量に依存する。例えば、テイッシュペーパに
対しては厚さ0.002インチまたは0.003インチの薄型ブル
ースプリングスチールとすることができるが、病院で使
用される殺菌ラップまたは他の不織性素材等の硬質素材
の場合には、厚さ0.006インチ程度の大きさとなる。バ
ルブ部材が十分に厚い時は、トップブレードなしにそれ
自体をロールと直接接触させて使用可能である。
ド組では、第2または下流ブレードはいわゆる弾性バル
ブ部材及びバッカー部材から構成されている。その機能
は、機械の起動時にキャビティを充填して素材をホール
ドバックし、これによってマイクロクレーピングまたは
圧縮処理を開始することである。バルブ部材の幾何及び
剛性は、第2遅延手段に対して完全に平滑となり且つ処
理開始後に重大な閉塞を起こすことのないように、処理
される素材の硬さに応じて選択される。ただしこの場合
でも、ウェブ素材を機械で円滑処理するのを補助するた
めに或種の望ましい緩衝作用を与えることができる。こ
のバルブ部材の物質の実際の厚さは、起動時における所
要初期抵抗量に依存する。例えば、テイッシュペーパに
対しては厚さ0.002インチまたは0.003インチの薄型ブル
ースプリングスチールとすることができるが、病院で使
用される殺菌ラップまたは他の不織性素材等の硬質素材
の場合には、厚さ0.006インチ程度の大きさとなる。バ
ルブ部材が十分に厚い時は、トップブレードなしにそれ
自体をロールと直接接触させて使用可能である。
他の場合では、バルブ部材は、遅延機能に寄与するに
十分な特性をもつよう構成可能であり、達成される遅延
度はバルブ部材の素材の弾性(硬度)度及びバルブ部材
の表面の摩擦特性を選択することなどによって調節でき
る。
十分な特性をもつよう構成可能であり、達成される遅延
度はバルブ部材の素材の弾性(硬度)度及びバルブ部材
の表面の摩擦特性を選択することなどによって調節でき
る。
本発明の幅広い実施例には、参考文献として本願に付
記した米国特許第4,142,278号に記載されたように機能
する単一遅延部材の使用を含む。
記した米国特許第4,142,278号に記載されたように機能
する単一遅延部材の使用を含む。
本発明の更に他の特徴は、当該分野において実施され
ている従来の見解とは異なり、2ロール型作用は5また
は6インチ径のロールを用いてのみ達成可能なのではな
く、5または6インチ径よりもはるかに大きな径のロー
ラを用いても達成できることを実現したことにある。例
えば、8インチまたは10インチ径のロール対を使用可能
であることが確認された。従来では、大ロールを用いた
ならば、所要の短いマイクロクレーピング処理キャビテ
ィを形成するために十分な深さでニップ内へ挿入でき
る、十分な厚さ及び耐久性をもつように適切に成形され
た遅延手段を得ることは不可能であると示唆されてい
た。しかしながら、本発明によれば、大径ロールを用い
た時には、キャビティの長さは従来必要だと考えられて
いたほど短くしなくてもよい。事実、処理キャビティの
許容長さは2ロール機に対するローラ径に対して線形に
増大することが発見されたのである。このことは、大き
な潜在的利点をもつ。というのは、非支持スパン幅を遥
かに大きくできる等の大ロールの利点を確保しつつ、頑
丈な遅延ブレードを使用可能になるからである。実際
上、長い処理キャビティは遅延ブレード起動時の縦弾性
要件を緩和することが見いだされており、これはより信
頼性高い機械作用を可能とするものである。このこと
は、処理キャビティ内の処理されたウェブ素材のコラム
がそれ自体弾性を有し、ロールの径が増大するに伴い長
さを増すこのコラム自体がシステムに対してより大きな
全体的弾性を与えるのに寄与するからであろうと考えら
れる。それ自体が高弾性をもつとは見なされない不織素
材であっても、大径ロールを用いれば、双方の遅延ブレ
ードをそれらの縦位置へ配置することができ、処理キャ
ビティ内の処理されたウェブのコラムの自己弾性に依存
することができ、これによってウェブの円滑な流れ及び
処理を起こさせ確保するバリエーションを包含すること
が可能となる。
ている従来の見解とは異なり、2ロール型作用は5また
は6インチ径のロールを用いてのみ達成可能なのではな
く、5または6インチ径よりもはるかに大きな径のロー
ラを用いても達成できることを実現したことにある。例
えば、8インチまたは10インチ径のロール対を使用可能
であることが確認された。従来では、大ロールを用いた
ならば、所要の短いマイクロクレーピング処理キャビテ
ィを形成するために十分な深さでニップ内へ挿入でき
る、十分な厚さ及び耐久性をもつように適切に成形され
た遅延手段を得ることは不可能であると示唆されてい
た。しかしながら、本発明によれば、大径ロールを用い
た時には、キャビティの長さは従来必要だと考えられて
いたほど短くしなくてもよい。事実、処理キャビティの
許容長さは2ロール機に対するローラ径に対して線形に
増大することが発見されたのである。このことは、大き
な潜在的利点をもつ。というのは、非支持スパン幅を遥
かに大きくできる等の大ロールの利点を確保しつつ、頑
丈な遅延ブレードを使用可能になるからである。実際
上、長い処理キャビティは遅延ブレード起動時の縦弾性
要件を緩和することが見いだされており、これはより信
頼性高い機械作用を可能とするものである。このこと
は、処理キャビティ内の処理されたウェブ素材のコラム
がそれ自体弾性を有し、ロールの径が増大するに伴い長
さを増すこのコラム自体がシステムに対してより大きな
全体的弾性を与えるのに寄与するからであろうと考えら
れる。それ自体が高弾性をもつとは見なされない不織素
材であっても、大径ロールを用いれば、双方の遅延ブレ
ードをそれらの縦位置へ配置することができ、処理キャ
ビティ内の処理されたウェブのコラムの自己弾性に依存
することができ、これによってウェブの円滑な流れ及び
処理を起こさせ確保するバリエーションを包含すること
が可能となる。
余談として興味深いのは、従来では、ほとんどの縦圧
縮処理機及びマイクロクレーパの構成が、管内へロープ
を押し込むというモデルで説明されてきたことである。
短いロープであれば、管内へ容易に押し込むことができ
る。もし更に長いロープ片をチューブへ押し込もうとす
れば、チューブ壁によりロープに加わる集合的摩擦抵抗
によってチューブが圧縮され、厚さが増し、短くなる傾
向がある。そして、それが厚くなればなるほどチューブ
の内壁に対する摩擦抵抗も大きくなり、こうした複合作
用によってロープは詰まり、チューブ内を移動できなく
なる。これを比喩的に用いて、Mr.Richard R.Walton及
び彼の仲間は、過去30年にわたり、処理中における機械
のつまりを回避するためにはマイクロクレーパ機の処理
キャビティを短くすることが重要であると説明してき
た。彼及びその協働者達による著作でも、超短処理キャ
ビティの使用の必要性が強調されてきた。
縮処理機及びマイクロクレーパの構成が、管内へロープ
を押し込むというモデルで説明されてきたことである。
短いロープであれば、管内へ容易に押し込むことができ
る。もし更に長いロープ片をチューブへ押し込もうとす
れば、チューブ壁によりロープに加わる集合的摩擦抵抗
によってチューブが圧縮され、厚さが増し、短くなる傾
向がある。そして、それが厚くなればなるほどチューブ
の内壁に対する摩擦抵抗も大きくなり、こうした複合作
用によってロープは詰まり、チューブ内を移動できなく
なる。これを比喩的に用いて、Mr.Richard R.Walton及
び彼の仲間は、過去30年にわたり、処理中における機械
のつまりを回避するためにはマイクロクレーパ機の処理
キャビティを短くすることが重要であると説明してき
た。彼及びその協働者達による著作でも、超短処理キャ
ビティの使用の必要性が強調されてきた。
上述したように、比較的大型のロール表面が互いに漸
進的に分散しているならば、大径ロールから成る2ロー
ル機内におけるキャビティの中心線近傍にブレードを配
置することは困難である。しかしながら、実験によれ
ば、ここで記載する新たなブレードが構造上必要でブレ
ードが分散できるに十分な距離を確保できなくとも、極
めて満足度の高いマイクロクレーピングまたは縦圧縮処
理が生じ得ることが事実として確認された。ここでは厚
さが0.020インチのブレードについて述べるが、チップ
領域の厚さを適切に低減した0.030,0.040,0.050インチ
厚のブレードを、大ロールを用いた本発明のプラクテイ
スで将来使用可能になることが期待される。
進的に分散しているならば、大径ロールから成る2ロー
ル機内におけるキャビティの中心線近傍にブレードを配
置することは困難である。しかしながら、実験によれ
ば、ここで記載する新たなブレードが構造上必要でブレ
ードが分散できるに十分な距離を確保できなくとも、極
めて満足度の高いマイクロクレーピングまたは縦圧縮処
理が生じ得ることが事実として確認された。ここでは厚
さが0.020インチのブレードについて述べるが、チップ
領域の厚さを適切に低減した0.030,0.040,0.050インチ
厚のブレードを、大ロールを用いた本発明のプラクテイ
スで将来使用可能になることが期待される。
なぜ、大ロールを有する2ロール機では処理キャビテ
ィをより長くできるのかの理由に関しては、両ロールに
より定められる処理キャビティの両側が移動しているの
であるという仮説が立てられる。即ち、従来有用であっ
た前述の管内ロープの原理が適用されるだけでなく、事
実上逆の有用な効果も得られるということである。もし
ウェブが厚くなり、この場合では2個の回転ロールによ
って定められる通路の両側に増大圧を加えるならば、ロ
ール表面は双方共に移動しているので素材はロール表面
とより緊密に係合することとなって処理されたコラムの
表面へ加えられる駆動力も増大するので、素材はさらに
高速に駆動されることになる。もし搬送されてくるウェ
ブがより薄いならば、上記作用は逆になる。このように
して、大ロールが使用された場合には、管内ロープの場
合のような詰まりが生じる代わりに、機械の自己制御性
が向上する。好適な実施例では、この作用によって2ロ
ール機の機械ロールの径を8または10インチ以上に設定
可能となり、この結果、安定構造のロールの長さが増大
されるという利点が得られる。これによって、幅が60イ
ンチまたは76インチ或いはそれ以上の不織素材の製造ラ
インにも使用可能となる。もちろん、更に幅の狭いまた
は他の環境に対しては、5または6インチ径のロールを
用いて、本発明のブレード及び関係性の利点が得られ
る。
ィをより長くできるのかの理由に関しては、両ロールに
より定められる処理キャビティの両側が移動しているの
であるという仮説が立てられる。即ち、従来有用であっ
た前述の管内ロープの原理が適用されるだけでなく、事
実上逆の有用な効果も得られるということである。もし
ウェブが厚くなり、この場合では2個の回転ロールによ
って定められる通路の両側に増大圧を加えるならば、ロ
ール表面は双方共に移動しているので素材はロール表面
とより緊密に係合することとなって処理されたコラムの
表面へ加えられる駆動力も増大するので、素材はさらに
高速に駆動されることになる。もし搬送されてくるウェ
ブがより薄いならば、上記作用は逆になる。このように
して、大ロールが使用された場合には、管内ロープの場
合のような詰まりが生じる代わりに、機械の自己制御性
が向上する。好適な実施例では、この作用によって2ロ
ール機の機械ロールの径を8または10インチ以上に設定
可能となり、この結果、安定構造のロールの長さが増大
されるという利点が得られる。これによって、幅が60イ
ンチまたは76インチ或いはそれ以上の不織素材の製造ラ
インにも使用可能となる。もちろん、更に幅の狭いまた
は他の環境に対しては、5または6インチ径のロールを
用いて、本発明のブレード及び関係性の利点が得られ
る。
現在において好適な実施例の説明 ここで記載される実施例は、大径の2個のローラを用
いるが、これは作用原理のデモンストレータとして構成
された機械であり、またその軸長は短い。
いるが、これは作用原理のデモンストレータとして構成
された機械であり、またその軸長は短い。
図1に、本発明の好適な実施例に係る機械アセンブリ
が示されている。2個の逆回転ロールであるトップロー
ル10及びボトムロール12が示されている。これらはそれ
ぞれ図示した矢印方向へ、即ちトップロール10は反時計
方向へそしてボトムロール12は時計方向にそれぞれ回転
する。双方共に例えば8インチ−10インチ径であるロー
ル10及び12は、両ロールの各端部における同一のベアリ
ング14上に取付けられている。トップロール10のいずれ
かの端部におけるベアリング14は、回転片持ちレバーア
ーム48の端部に配置されており、該各アームもまたトッ
プロール10のいずれかの端部に配置されている。回転片
持ちアーム48は主機械フレームの各側62へ固定されてお
り、図1の上部左弧状矢印で示されるようにそのアタッ
チメントを中心として回転する。ボトムロール12のいず
れかの端部におけるベアリング14も、通常は回転片持ち
アーム48が固定されている同じ場所ではなく、主機械フ
レームの各側62上に配置されている。ロール10及び12
は、双方共に駆動される(不図示のモータ及びギアによ
り)。
が示されている。2個の逆回転ロールであるトップロー
ル10及びボトムロール12が示されている。これらはそれ
ぞれ図示した矢印方向へ、即ちトップロール10は反時計
方向へそしてボトムロール12は時計方向にそれぞれ回転
する。双方共に例えば8インチ−10インチ径であるロー
ル10及び12は、両ロールの各端部における同一のベアリ
ング14上に取付けられている。トップロール10のいずれ
かの端部におけるベアリング14は、回転片持ちレバーア
ーム48の端部に配置されており、該各アームもまたトッ
プロール10のいずれかの端部に配置されている。回転片
持ちアーム48は主機械フレームの各側62へ固定されてお
り、図1の上部左弧状矢印で示されるようにそのアタッ
チメントを中心として回転する。ボトムロール12のいず
れかの端部におけるベアリング14も、通常は回転片持ち
アーム48が固定されている同じ場所ではなく、主機械フ
レームの各側62上に配置されている。ロール10及び12
は、双方共に駆動される(不図示のモータ及びギアによ
り)。
トップロール10とボトムロール12との間の最短距離領
域は、駆動領域またはニップ領域である。ロール10及び
12の図1左側から上流へ導かれたウェブ素材は、逆回転
ロール10及び12間の駆動領域を介した通路を経て、図1
右手の下流側へ駆動される。駆動領域の下流側には、一
対のブレードホルダ18上に一対の同一ブレード16が配置
されている。両ブレード16及びブレードホルダ18は、各
ロール10及び12の長さに沿って伸長している。
域は、駆動領域またはニップ領域である。ロール10及び
12の図1左側から上流へ導かれたウェブ素材は、逆回転
ロール10及び12間の駆動領域を介した通路を経て、図1
右手の下流側へ駆動される。駆動領域の下流側には、一
対のブレードホルダ18上に一対の同一ブレード16が配置
されている。両ブレード16及びブレードホルダ18は、各
ロール10及び12の長さに沿って伸長している。
トップロール10に当接するブレード16は、トップロー
ル10のいずれかの端部における一対のトップピボットア
ーム20に固定され、ブレード16、ブレードホルダ18及び
トップピボットアーム20がブレードアセンブリを構成し
ている。トップピボットアーム20は、図1の上部右弧状
矢印で示されるようにトップロール10の中心軸を中心と
してピボット回転し、これによってブレード16はトップ
ロール10の表面とほぼ一定の角度関係を保持する。ピボ
ットアーム20のピボット作用は、クレビス24を介してト
ップピボットアーム20に接続された図1における上部右
双頭矢印で示されるような上下動を行う一対の複動エア
シリンダ26によって行うことができる。一方、エアシリ
ンダ26は、トップロール10のいずれかの端部で支持アー
ム46上に取り付けられ、この支持アーム46は回転片持ち
アーム48上に取付けられている。トップピボットアーム
20に対する停止機構及び位置決めアセンブリは、支持ア
ーム46上に配置されたピボットブロック32を通過する中
心位置決めされたネジロッド30により行われ、ネジロッ
ド30の他端はトップロール10のいずれかの端部における
ピボットアーム20間に伸長した水平バー28の回りに固定
され、これによって両トップピボットアーム20の協働作
用が確保される。ロッド端部ベアリング29に対向したロ
ッド30の端部には、ピボットブロック32と係合してトッ
プピボットアーム20の停止及び位置決めを補助するスト
ップロックナット34が設けられ、これによって、図1の
上部右斜矢印で示されるように、2個のロールの中心線
に対するトップブレード16の位置決めが為されることと
なる。
ル10のいずれかの端部における一対のトップピボットア
ーム20に固定され、ブレード16、ブレードホルダ18及び
トップピボットアーム20がブレードアセンブリを構成し
ている。トップピボットアーム20は、図1の上部右弧状
矢印で示されるようにトップロール10の中心軸を中心と
してピボット回転し、これによってブレード16はトップ
ロール10の表面とほぼ一定の角度関係を保持する。ピボ
ットアーム20のピボット作用は、クレビス24を介してト
ップピボットアーム20に接続された図1における上部右
双頭矢印で示されるような上下動を行う一対の複動エア
シリンダ26によって行うことができる。一方、エアシリ
ンダ26は、トップロール10のいずれかの端部で支持アー
ム46上に取り付けられ、この支持アーム46は回転片持ち
アーム48上に取付けられている。トップピボットアーム
20に対する停止機構及び位置決めアセンブリは、支持ア
ーム46上に配置されたピボットブロック32を通過する中
心位置決めされたネジロッド30により行われ、ネジロッ
ド30の他端はトップロール10のいずれかの端部における
ピボットアーム20間に伸長した水平バー28の回りに固定
され、これによって両トップピボットアーム20の協働作
用が確保される。ロッド端部ベアリング29に対向したロ
ッド30の端部には、ピボットブロック32と係合してトッ
プピボットアーム20の停止及び位置決めを補助するスト
ップロックナット34が設けられ、これによって、図1の
上部右斜矢印で示されるように、2個のロールの中心線
に対するトップブレード16の位置決めが為されることと
なる。
ボトムロール12と接触するブレード16は、ボトムロー
ル12のいずれかの端部における一対のボトルピボットア
ーム22に固定され、ブレード16、ブレードホルダ18、及
びボトムピボットターム22が他のブレードアセンブリを
構成している。ボトムピボットアーム22は、図1の下部
右弧状矢印で示されたようにボトムロール12の中心軸を
中心としてピボット回転し、これによってブレード16は
2個のロールの中心線に対するその位置が調整されるよ
うにボトムロール12の表面に対してほぼ一定の角度関係
を保持することとなる。ボトムピボットアーム22のピボ
ット回転作用は、クレビス36を介してボトムピボットア
ーム22へ接続され、図1の下部右双頭矢印によって示さ
れたような上下動を行う一対の複動エアシリンダ38によ
って行われる。復動エアシリンダ38は、クレビス40を介
して取付けジャック42へ接続され、該ジャックによって
ボトムブレードアセンブリの小増分調節が可能となる。
一対の取付ジャック42間に伸長した軸上に配置され、そ
れらの動作を協調させる取付けジャックホイール44によ
り、約0.001インチ未満の精度でのより精細な無限可変
調節が可能となり、約0.75インチの範囲にわたってボト
ムロール12上のブレードのイン及びアウト調節及び位置
決めが可能となる。
ル12のいずれかの端部における一対のボトルピボットア
ーム22に固定され、ブレード16、ブレードホルダ18、及
びボトムピボットターム22が他のブレードアセンブリを
構成している。ボトムピボットアーム22は、図1の下部
右弧状矢印で示されたようにボトムロール12の中心軸を
中心としてピボット回転し、これによってブレード16は
2個のロールの中心線に対するその位置が調整されるよ
うにボトムロール12の表面に対してほぼ一定の角度関係
を保持することとなる。ボトムピボットアーム22のピボ
ット回転作用は、クレビス36を介してボトムピボットア
ーム22へ接続され、図1の下部右双頭矢印によって示さ
れたような上下動を行う一対の複動エアシリンダ38によ
って行われる。復動エアシリンダ38は、クレビス40を介
して取付けジャック42へ接続され、該ジャックによって
ボトムブレードアセンブリの小増分調節が可能となる。
一対の取付ジャック42間に伸長した軸上に配置され、そ
れらの動作を協調させる取付けジャックホイール44によ
り、約0.001インチ未満の精度でのより精細な無限可変
調節が可能となり、約0.75インチの範囲にわたってボト
ムロール12上のブレードのイン及びアウト調節及び位置
決めが可能となる。
回転片持ちアーム48は、図1の左斜矢印で示されるよ
うに、一端がクレビス50を介してその各回転片持ちアー
ム48へ固定されその他端ではクレビス60を介して機械の
各主側壁62へ固定された一対の複動エアシリンダ58によ
って、通常は回転片持ちレバーアーム48の個別アタッチ
メント及び機械の主側壁62へのボトムロールベアリング
14以外の場所で図1に左対角線矢印で示したように上下
動される。複動エアシリンダ58は、その上部において、
回転片持ちレバーアーム48の回転度を支配するストップ
ネジ56と共にストッププレート54が設けられている。ロ
ックナット52がストッププレート54とクレビス50との間
で複動エアシリンダ58の頂部に取り付けられており、こ
れによってストッププレート54がシリンダ58へ固定され
る。
うに、一端がクレビス50を介してその各回転片持ちアー
ム48へ固定されその他端ではクレビス60を介して機械の
各主側壁62へ固定された一対の複動エアシリンダ58によ
って、通常は回転片持ちレバーアーム48の個別アタッチ
メント及び機械の主側壁62へのボトムロールベアリング
14以外の場所で図1に左対角線矢印で示したように上下
動される。複動エアシリンダ58は、その上部において、
回転片持ちレバーアーム48の回転度を支配するストップ
ネジ56と共にストッププレート54が設けられている。ロ
ックナット52がストッププレート54とクレビス50との間
で複動エアシリンダ58の頂部に取り付けられており、こ
れによってストッププレート54がシリンダ58へ固定され
る。
図1の端面図を示す図2及び2aには、ブレードアセン
ブリのニップ及び部分が示されている。2個のカウンタ
回転ロール10及び12は、各矢印の方向に回転されるよう
に示されているが、通常は両ロールは同じ速度で駆動さ
れる。一般に、ボトムブレード16(図2aの拡大図参照)
は、ニップ即ちロール10及び12の中心ラインにより近
く、処理を「ファインチューブ」する調節をうける。ブ
レードホルダ18は、図2aにおいてブレードサポート18a
及び幾つかの保持プレート18b及び18cから構成され、こ
れらがブレード16をその各ブレードサポート18a及びロ
ール10及び12へ付勢する。
ブリのニップ及び部分が示されている。2個のカウンタ
回転ロール10及び12は、各矢印の方向に回転されるよう
に示されているが、通常は両ロールは同じ速度で駆動さ
れる。一般に、ボトムブレード16(図2aの拡大図参照)
は、ニップ即ちロール10及び12の中心ラインにより近
く、処理を「ファインチューブ」する調節をうける。ブ
レードホルダ18は、図2aにおいてブレードサポート18a
及び幾つかの保持プレート18b及び18cから構成され、こ
れらがブレード16をその各ブレードサポート18a及びロ
ール10及び12へ付勢する。
本発明の他の好適な実施例に係る機械アセンブリの別
の実施例の詳細端面図を図2bに示す。図2bには、上部ロ
ーラ10の表面から離れるように向いた上部ブレード16の
表面上に配置されたバルブ17が示されている。バルブ17
は、ブレード16と上部ブレードサポート18aの上流側端
部における保持プレートとの間にはさまれており、上部
ブレードアセンブリに附属されている。点線は、ウェブ
物質がニップの下流側に進む前に、装置の起動時におい
て通常現れるバルブ17のファントムイメージを示す。こ
のような起動位置にあるバルブ17によりボトムブレード
16のニップとチップとの間の処理キャビティ内における
コンパクトされたウェブコラムの設立が容易となる。バ
ルブ17に対する実線は、機械の運転中におけるバルブ17
の走行位置を示し、ウェブ素材は、上部ロール10の表面
にむけてバルブ17を通常圧縮するのを補助するバルブ17
の表面上に流れる。このような走行位置におけるバルブ
17は、主に緩衝性能で作用する。
の実施例の詳細端面図を図2bに示す。図2bには、上部ロ
ーラ10の表面から離れるように向いた上部ブレード16の
表面上に配置されたバルブ17が示されている。バルブ17
は、ブレード16と上部ブレードサポート18aの上流側端
部における保持プレートとの間にはさまれており、上部
ブレードアセンブリに附属されている。点線は、ウェブ
物質がニップの下流側に進む前に、装置の起動時におい
て通常現れるバルブ17のファントムイメージを示す。こ
のような起動位置にあるバルブ17によりボトムブレード
16のニップとチップとの間の処理キャビティ内における
コンパクトされたウェブコラムの設立が容易となる。バ
ルブ17に対する実線は、機械の運転中におけるバルブ17
の走行位置を示し、ウェブ素材は、上部ロール10の表面
にむけてバルブ17を通常圧縮するのを補助するバルブ17
の表面上に流れる。このような走行位置におけるバルブ
17は、主に緩衝性能で作用する。
走行位置において、遅延通路を定めるブレードの表面
がブレードのチップから互いに下流側に若干分岐(dive
rge)していることに留意することが重要である。図3
は、ボトムロール12から離れる方に向いたブレード16の
表面とロール10及び12の中心を介したラインに対して垂
直な中心正接面との間の角度A、及びトップロール10か
ら離れた方に向いたブレード16の表面と中心面との間の
角Bを示す。両角度A及びB、好適には0度より大き
く、5度程度である。各側の角度は、ロール10及び12か
ら離れるように向いたブレード16の表面間に形成された
全体遅延チャンネルの分散特性に寄与する。
がブレードのチップから互いに下流側に若干分岐(dive
rge)していることに留意することが重要である。図3
は、ボトムロール12から離れる方に向いたブレード16の
表面とロール10及び12の中心を介したラインに対して垂
直な中心正接面との間の角度A、及びトップロール10か
ら離れた方に向いたブレード16の表面と中心面との間の
角Bを示す。両角度A及びB、好適には0度より大き
く、5度程度である。各側の角度は、ロール10及び12か
ら離れるように向いたブレード16の表面間に形成された
全体遅延チャンネルの分散特性に寄与する。
図4は、実質上ボトムロールに接触するブレード16の
ニップラインと上流チップとの間の距離Xを示し、また
ボトムロール12に実質上接触するブレード16の上流側チ
ップとトップロール10に実質上接触するブレード16の上
流チップとの間の距離Yを示す。例として、厚さが0.00
5インチのポリプロピレンウェブ物質に対しては、距離
Xは通常0.450インチであり、距離Yは0.090インチ−0.
100インチの範囲内である。好適には距離Yは正であ
り、ブレード16の上流チップは、ボトムロール12と実質
上接触するブレード16の上流チップの下流に存在するト
ップロール10に実質上接触している。
ニップラインと上流チップとの間の距離Xを示し、また
ボトムロール12に実質上接触するブレード16の上流側チ
ップとトップロール10に実質上接触するブレード16の上
流チップとの間の距離Yを示す。例として、厚さが0.00
5インチのポリプロピレンウェブ物質に対しては、距離
Xは通常0.450インチであり、距離Yは0.090インチ−0.
100インチの範囲内である。好適には距離Yは正であ
り、ブレード16の上流チップは、ボトムロール12と実質
上接触するブレード16の上流チップの下流に存在するト
ップロール10に実質上接触している。
図5及び5aにおいて、ブレード16の接点P1及びP2そし
てそれらの各ロール10及び12が示されている。詳細図
は、ブレード16の上流チップにおける接点P1が一般に、
ブラケットにより示されたブレード16のヒール領域にお
ける接点P2よりも面積が小さいことを示している。接点
P1の拡大詳細を図5aに示す。チップに向かうブレード伸
長上流の部分は、好適には述べたようにチップにおける
薄型エッジへ向けて線形にテーパを形成した片持ちレバ
ー形態である。このような構成が、上記チップのウェブ
応答性に寄与する。
てそれらの各ロール10及び12が示されている。詳細図
は、ブレード16の上流チップにおける接点P1が一般に、
ブラケットにより示されたブレード16のヒール領域にお
ける接点P2よりも面積が小さいことを示している。接点
P1の拡大詳細を図5aに示す。チップに向かうブレード伸
長上流の部分は、好適には述べたようにチップにおける
薄型エッジへ向けて線形にテーパを形成した片持ちレバ
ー形態である。このような構成が、上記チップのウェブ
応答性に寄与する。
図5bに最もよく示されているように、ブレードの先端
チップは、初期作用中は図示したロールの輪郭に合致す
るように若干摩耗し、急激に摩耗しない。
チップは、初期作用中は図示したロールの輪郭に合致す
るように若干摩耗し、急激に摩耗しない。
ロールのニップにおける溝は、図6に詳細断面で示
す。図示のごとく、上部ロール中の溝は、ウェブの走行
方向に対して左へ傾いており、下部ロール中の溝は逆に
ウェブ走行方向に対して右へ傾いている。
す。図示のごとく、上部ロール中の溝は、ウェブの走行
方向に対して左へ傾いており、下部ロール中の溝は逆に
ウェブ走行方向に対して右へ傾いている。
ロール面の部分断面が図7に示されている。図7は、
製造初期段階に現れる好適な実施例における表面を表す
(しかし、上記のように或種の他の物質にも有用であ
る)。各溝のピークは好適には0.015インチの高さHを
もち、またピーク間距離Wは好適には0.020インチであ
る。角度αは、各溝の谷の角度である。好適な角度α
は、約60度である。図7における好適な実施例のロール
表面の製造の後期段階を図8に示す。図7におけるピー
クの頂部は、図8に示すように好適にはH=2.5hの高さ
hの台(mesa)形態を離れて研削された。台(mesas)
の頂部におけるランド部の幅はLであり、各ランド間の
溝の幅がGであり、好適にはL=2.5Gである。
製造初期段階に現れる好適な実施例における表面を表す
(しかし、上記のように或種の他の物質にも有用であ
る)。各溝のピークは好適には0.015インチの高さHを
もち、またピーク間距離Wは好適には0.020インチであ
る。角度αは、各溝の谷の角度である。好適な角度α
は、約60度である。図7における好適な実施例のロール
表面の製造の後期段階を図8に示す。図7におけるピー
クの頂部は、図8に示すように好適にはH=2.5hの高さ
hの台(mesa)形態を離れて研削された。台(mesas)
の頂部におけるランド部の幅はLであり、各ランド間の
溝の幅がGであり、好適にはL=2.5Gである。
図8aは、ウェブ素材11を前方へ駆動する図8のロール
のニップの部分断面図である。ウェブ素材11の小インデ
ントが溝によって形成されたスペース内へ入る。破線の
ファントムによって示されたのは、ウェブ素材11がニッ
プを介して駆動されたわずか後におけるロール10及び11
そしてウェブ素材11の位置である。溝の相対位置の動作
は、図9に示すようにウェブ走行方向に対して溝が角度
β、好適には20度の角度傾斜していることによる。
のニップの部分断面図である。ウェブ素材11の小インデ
ントが溝によって形成されたスペース内へ入る。破線の
ファントムによって示されたのは、ウェブ素材11がニッ
プを介して駆動されたわずか後におけるロール10及び11
そしてウェブ素材11の位置である。溝の相対位置の動作
は、図9に示すようにウェブ走行方向に対して溝が角度
β、好適には20度の角度傾斜していることによる。
ブレード16の製造における種々の段階を図10a−dに
示す。好適にはブルースチールである図10aに示した基
礎素材は、2.5インチの総幅W1、及び好適には0.020イン
チの初期厚T1を有することが望ましい。好適には0.004
インチである最終チップ厚T2への研削は、図10bに示す
ように好適には0.25インチの距離Dにわたって伸長す
る。ブレード16のチップの好適には約1/32−1/16インチ
である長さbの端部は、図10cに示すように、ブレード1
6の背面から好適には約0.010−0.014インチの距離h1を
介して湾曲されている。ブレードの湾曲チップからのD
よりも遥かに大きな距離好適には1インチにおいて、図
10dに示すように好適には15度の角度A1を介してブレー
ド16の湾曲が形成されている。幅W1の湾曲の右に対する
残部は1である。ブレード16のチップにおける湾曲の好
適な製造を図10eに端面図で示す。ブレード16の軸指向
幅を有するスチールロール116は、スチールロール116の
対称面を若干超えて伸長したチップ、ブレードのチップ
部上にdown hardした好適には1/32−1/4インチの湾曲
半径Rwoもつボトム部を有する。ロール116の軸に対して
平行な軸を有する硬質であるが若干弾性をもつナイロン
シリンダ216は、アンビルローラとして機能し、該アン
ビルローラの上面にブレード16のチップ部が係止する。
ローリング処理は、金属ブレードの先端エッジの直線性
を尚保持しつつ可能な限り湾曲をチップへ近接して配置
するように、ブレードの全長に沿って実行される。
示す。好適にはブルースチールである図10aに示した基
礎素材は、2.5インチの総幅W1、及び好適には0.020イン
チの初期厚T1を有することが望ましい。好適には0.004
インチである最終チップ厚T2への研削は、図10bに示す
ように好適には0.25インチの距離Dにわたって伸長す
る。ブレード16のチップの好適には約1/32−1/16インチ
である長さbの端部は、図10cに示すように、ブレード1
6の背面から好適には約0.010−0.014インチの距離h1を
介して湾曲されている。ブレードの湾曲チップからのD
よりも遥かに大きな距離好適には1インチにおいて、図
10dに示すように好適には15度の角度A1を介してブレー
ド16の湾曲が形成されている。幅W1の湾曲の右に対する
残部は1である。ブレード16のチップにおける湾曲の好
適な製造を図10eに端面図で示す。ブレード16の軸指向
幅を有するスチールロール116は、スチールロール116の
対称面を若干超えて伸長したチップ、ブレードのチップ
部上にdown hardした好適には1/32−1/4インチの湾曲
半径Rwoもつボトム部を有する。ロール116の軸に対して
平行な軸を有する硬質であるが若干弾性をもつナイロン
シリンダ216は、アンビルローラとして機能し、該アン
ビルローラの上面にブレード16のチップ部が係止する。
ローリング処理は、金属ブレードの先端エッジの直線性
を尚保持しつつ可能な限り湾曲をチップへ近接して配置
するように、ブレードの全長に沿って実行される。
ボトムロール12に接触するブレード16の斜視図を図11
に示す。図11の断面図を図11aに示し、この図ではボト
ムロール12の一部が断面で表され、表面の溝が明かにさ
れている。
に示す。図11の断面図を図11aに示し、この図ではボト
ムロール12の一部が断面で表され、表面の溝が明かにさ
れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルトン リチャード シー アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ウェルズレイ ヒルズ シーバー スト リート 55 (72)発明者 ミュンクバック ジョージ イー アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ロズリンデイル ジュン ストリート 26 (56)参考文献 特開 平2−145851(JP,A) 特開 昭53−70188(JP,A) 特公 昭46−864(JP,B1) 特公 昭44−13203(JP,B1) 特公 昭62−24541(JP,B2) 登録実用新案57022(JP,Z1)
Claims (38)
- 【請求項1】駆動領域にある少なくとも1つのロール
と、 ウェブを前記ロールに対して押圧してウェブを前方へ移
動させる手段と、 ウェブの前進を遅延させ、前記駆動領域の下流側の処理
キャビティでウェブに縦圧縮処理を施す遅延手段と、を
含み、 前記処理キャビティは前記ロールの前進面と、この前進
面に対向して位置する協働対向面により定められ、 前記遅延手段は、前記ロール近傍に配置され、縦圧縮さ
れたウェブが転送され、かつその上面にウェブがロール
から離れるときに摺動するウェブ接触摺動面を提供する
ブレードを含み、 前記ブレードは、前記ロールに向けて配置された2個の
隔離されたロール接触領域を有し、該両ロール接触領域
の一方は前記駆動領域近傍のブレードの先端に当たるチ
ップ領域であり、他方はそこから下流側に離れたヒール
領域であり、 前記ブレードは前記ヒール領域から前記チップ領域へ片
持ち式に伸長し、 前記ブレードのチップ領域の厚さ及び形状と、前記ヒー
ル領域とチップ領域との間の長さによって、前記ブレー
ドのチップ領域が搬送されてくる縦圧縮された素材によ
って変形され、これによって前記チップ領域における前
記素材の沈みまたはもつれが阻止されるようにロールの
長さ方向にそって前記チップ領域のロールへの近接状態
が保持され、素材の処理キャビティからの円滑且つ均一
な出力動作を促進することを特徴とするウェブの圧縮処
理機。 - 【請求項2】請求項1に記載の機械において、前記チッ
プ領域とヒール領域の距離は、1/4インチ程度以下であ
ることを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項3】請求項1に記載の機械において、前記ブレ
ードは、ほぼ均一な厚さの本体部と、前記本体部からチ
ップ領域にかけて厚さが減少し、その長さが1/2インチ
未満の前方領域と、を有するブルースチール部材を含む
ことを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項4】請求項3に記載の機械において、前記チッ
プ領域の厚さは、約0.005インチ以下であり、本体部の
厚さは0.010インチより大きいことを特徴とするウェブ
の圧縮処理機。 - 【請求項5】請求項4に記載の機械において、前記本体
部の厚さは、約0.020インチ以上であることを特徴とす
るウェブの圧縮処理機。 - 【請求項6】請求項1に記載の機械において、前記ブレ
ードの前進部は、1/2未満の長さにわたって前記チップ
領域における厚さが0.005インチ未満に均一にテーパ形
成されていることを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項7】請求項1に記載の機械において、前記ブレ
ードのチップ領域は湾曲され、前記チップ領域の湾曲半
径は約1/32−1/4インチの範囲であることを特徴とする
ウェブの圧縮処理機。 - 【請求項8】請求項1に記載の機械において、前記ウェ
ブをロールに対して押圧する手段は、第2ロールを含む
ことを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項9】請求項8に記載の機械において、前記遅延
手段は、請求項1に記載のブレードと同様構造の第2ブ
レードを含み、該第2ブレードは、前記第2ロールと係
合していることを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項10】請求項8に記載の機械において、前記各
ロールの径は、8インチより大きいことを特徴とするウ
ェブの圧縮処理機。 - 【請求項11】請求項8に記載の機械において、前記各
ロールの駆動面は、一方向にのみロール軸を中心に螺旋
状に伸長した一連の主ウェブ把持溝を含み、各インチ毎
に約20−80の溝が存在し、各溝はウェブの走行方向へ約
10−35度の角度で伸長し、前記各ロールのニップライン
では前記1つのロールの前記溝の角度がウェブの走行方
向に対して正に傾斜し他方のロールの角度がウェブの走
行方向に対して負に傾斜していることを特徴とするウェ
ブの圧縮処理機。 - 【請求項12】ウェブを前方に駆動するためのニップを
定める一対の駆動ローラと、 ウェブの前進を地点させてニップの下流側でロール間の
キャビティ内にウェブを圧縮させる遅延手段と、を含
み、 前記各ロールの駆動面はロール軸を中心にして螺旋状に
一方向にのみ伸長した一連の主ウェブ把持溝を含み、各
インチ毎に20−80の溝が存在し、各溝はウェブの走行方
向に約10−35度の角度で伸長し、前記ロールのニップラ
インにおいて前記一方のロールの前記溝の角度がウェブ
の走行方向に対して正に傾斜し、他のロールの角度がウ
ェブの走行方向に対して負に傾斜していることを特徴と
するウェブの圧縮処理機。 - 【請求項13】請求項12に記載の機械において、前記各
溝間に円滑面ランドが存在し、該ランド上を前記ウェブ
がそれが圧縮されるときに摺動することを特徴とするウ
ェブの圧縮処理機。 - 【請求項14】請求項13に記載の機械において、前記ラ
ンドは前記溝よりも幅が広いことを特徴とするウェブの
圧縮処理機。 - 【請求項15】請求項14に記載の機械において、前記ラ
ンドの幅は前記溝の幅の少なくとも2倍であることを特
徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項16】請求項14に記載の機械において、前記ラ
ンドの幅は前記溝の幅の2−4倍であることを特徴とす
るウェブの圧縮処理機。 - 【請求項17】請求項10に記載の機械において、前記溝
はローレット切りによって形成された「V」字状溝であ
ることを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項18】請求項13に記載の機械において、前記溝
はローレット切りにより形成され、その後ローレット形
成部の外部を除去するための金属除去作用が施されるこ
とを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項19】請求項18に記載の機械において、前記金
属は研削によって除去されることを特徴とするウェブの
圧縮処理機。 - 【請求項20】請求項12に記載の機械において、各溝は
全て前記約10−35度の範囲の選択された単一角度であ
り、各インチ毎の溝数は次の群から選択された角度に従
うことを特徴とするウェブの圧縮処理機:35度、ピッチ2
0;30度、ピッチ30;25度、ピッチ40;20度、ピッチ50;15
度、ピッチ60;10度、ピッチ70。 - 【請求項21】ウェブを前方へ駆動するためのニップを
定める一対のロールと、 ウェブの前進を遅延させてニップの下流側におけるロー
ル間のキャビティ内にウェブをコンパクト化させる遅延
手段と、 前記各ロールの駆動面は、ロール軸を中心として螺旋状
に一方向へのみ伸長した一連の主ウェブ把持溝を含み、 前記ロールのニップラインにおいて、一方のロールの前
記溝の角度は前記ウェブの走行方向に対して正に傾斜
し、他方のロールの溝の角度はウェブの走行方向に対し
て負に傾斜していることを特徴とするウェブの圧縮処理
機。 - 【請求項22】ウェブを前進駆動するためのニップを定
める一対のロールと、 ウェブの前進を遅延させ、ニップの下流側でロール間の
キャビティ内にウェブをコンパクト化させる遅延手段
と、を含み、 ウェブは、それぞれがロール軸を中心にして螺旋状の一
方向にのみ伸長した一連の主ウェブ把持溝を含む駆動面
を有するロールによって前進駆動され、 前記ロールのニップラインにおいて、一方のロールの前
記溝の角度はウェブの走行方向に対して正に傾斜し、他
方のロールの角度はウェブの走行方向に対して負に傾斜
していることを特徴とするウェブの圧縮処理方法。 - 【請求項23】請求項21に記載の機械において、各イン
チ毎に約20−80の溝が存在し、各溝はウェブの走行方向
に対して約10度−35度の角度で伸長していることを特徴
とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項24】請求項21に記載の機械において、前記各
溝間には円滑面ランドが形成され、該各ランド上で前記
ウェブがコンパクト化されるときに摺動することを特徴
とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項25】請求項21に記載の機械において、前記遅
延手段は、前記各ロールのうちの1つの近傍に配置さ
れ、縦圧縮されたウェブがそこへ転送されるウェブ接触
摺動面を提供し、その上面でそれが前記ロールを離れる
ときに摺動するブレードを含み、該ブレードは、2個の
隔離され前記ロールに向けて配置されたロール接触領域
を有し、前記各ロール接触領域の内の1つは前記駆動領
域近傍のブレードの前方のチップ領域に位置し、第2ロ
ール接触領域はそこから下流側に離れたヒール領域に位
置することを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項26】請求項25に記載の機械において、前記ブ
レードは、前記チップ領域におけるよりもヒール領域の
方が厚さが厚く、前駆ブレードのチップ領域は、前記ロ
ールに向けて湾曲され、前記ブレードは、前記ブレード
が前記ヒール領域において前記ロールと係合するように
下流側に配置され、前記ブレードは前記ヒール領域から
前記チップ領域へ片持ちレバー式に伸長し、前記ブレー
ドのチップ領域の厚さ及び前記ヒール領域とチップ領域
との間の長さによって前記ブレードにチップ領域が搬送
されてくる縦圧縮された素材によって変形可能となりこ
れによってチップ領域における前記素材の沈みまたはも
つれを阻止するようにチップ領域のロールの長さに沿っ
たロール表面への近接性が保持され、これによって素材
の処理キャビティから円滑で均一な出力動作が促進され
ることを特徴とするウェブの圧縮処理機。 - 【請求項27】請求項25に記載の機械において、前記ブ
レードは、前記各ロールの他のロールの近傍に保持され
た第2のブレードの前方に配置されていることを特徴と
するウェブの圧縮処理機。 - 【請求項28】請求項21に記載の機械において、前記第
2のブレードは、弾性バルブ部材を含むことを特徴とす
るウェブの圧縮処理機。 - 【請求項29】請求項27または28に記載の機械におい
て、走行状態中において、前記各ブレード部材間に形成
された通路は前記各ブレードのチップ領域から下流側へ
の方向において連続的に拡大していることを特徴とする
ウェブの圧縮処理機。 - 【請求項30】請求項21に記載の機械において、前記遅
延手段は、単一のブレードを含み、該ブレードの前部
は、一方のロール近傍に保持され、遅延品質を有するそ
の下流面は対向ロールへ向けて押圧されて出力物質と係
合し該出力物質を遅延させることを特徴とするウェブの
圧縮処理機。 - 【請求項31】駆動領域にある少なくとも1つのロール
と、 ウェブを前記ロールに対して押圧してウェブを前方へ駆
動させる手段と、 ウェブの前進を遅延させてウェブを駆動領域の下流側の
処理キャビティ内において縦圧縮させる遅延手段と、を
含み、 前記処理キャビティは前記ロールの前進面とこの前進面
に対向する協働対向面によって定められ、 前記遅延手段は、前記ロール近傍に配置され、縦圧縮ウ
ェブがそれに向けて転送されるウェブ接触摺動面を与
え、それが前記ロールを離れるときにその上面を摺動す
るブレードを含み、 前記ブレードは前記ロールに向けて配置された2個の隔
離配置されたロール接触領域を有し、 前記ロール接触領域の一方は前記駆動領域近傍のブレー
ドの前方のチップ領域に存在し、第2のロール接触領域
はそこから下流側に離れたヒール領域に存在し、ブレー
ドは前記チップ領域におけるよりも前記ヒール領域にお
ける方が厚さが厚く、 前記ブレードのチップ領域は前記ロールに向けて湾曲
し、 前記ブレードは前記ヒール領域において前記ロールと係
合するように下流側に配置され、 前記ブレードは前記ヒール領域から前記チップ領域へ片
持ちレバー式に伸長し、 前記ブレードの領域の厚さ及び前記ヒール領域とチップ
領域との間の長さによって、前記ブレードのチップ領域
が搬送されてくる縦圧縮されたウェブ素材によって変形
可能となり、これによって前記チップ領域における前記
素材の沈みまたはもつれを阻止するようにロールの長さ
に沿ってロール表面へのチップ領域の近接性が保持さ
れ、これによって素材の処理キャビティからの出力動作
の円滑性及び均一性が促進されることを特徴とするウェ
ブの圧縮処理機。 - 【請求項32】請求項22に記載の方法において、各イン
チ毎に約20−80の溝が存在し、溝はウェブの走行方向に
対して10−35度の間の角度で伸長していることを特徴と
するウェブの圧縮処理方法。 - 【請求項33】請求項22に記載の方法において、前記各
溝間には円滑表面ランドが存在し、該各ランド上を前記
ウェブが圧縮されるときに摺動することを特徴とするウ
ェブの圧縮処理方法。 - 【請求項34】請求項22に記載の方法において、前記遅
延手段は、前記一方のロール近傍に配置され、縦圧縮さ
れたウェブがそこに向けて転送され、それがロールを離
れる時にその上面を摺動するブレードを含み、 該ブレードは前記ロールに向けて配置された2個の隔離
配置されたロール接触領域を有し 一方のロール接触領域は前記駆動領域近傍のブレードの
前方のチップ領域に存在し、第2のロール接触領域はそ
こから下流側に離れたヒール領域に存在することを特徴
とするウェブの圧縮処理方法。 - 【請求項35】請求項34に記載の方法において、前記ブ
レードは、前記チップ領域におけるよりも前記ヒール領
域においての方が大きい厚さを有し、 前記ブレードのチップ領域は、前記ロールに向けて湾曲
され、 前記ブレードは、前記ブレードが前記ヒール領域におい
て前記ロールと係合するように下流側に配置され、 前記ブレードは、前記ヒール領域から前記チップ領域へ
片持ち式に伸長し、 前記ブレードのチップ領域の厚さ及び前記ヒール領域と
チップ領域との間の長さによって前記ブレードのチップ
領域が搬送されてくる縦圧縮素材によって変形可能とな
り、これによって前記チップ領域における前記物質のダ
イビングまたはスナッギングを阻止するようにロールの
長さに沿ってチップ領域のロール表面への近接性が保持
され、この結果素材の処理キャビティからの円滑且つ均
一な出力動作が促進されることを特徴とするウェブの圧
縮処理方法。 - 【請求項36】請求項34に記載の方法において、前記ブ
レードは、前記各ロールの他のロールの近傍に保持され
た第2のブレードの前方に配置されていることを特徴と
するウェブの圧縮処理方法。 - 【請求項37】請求項36に記載の方法において、走行状
態中において、前記各ブレード部材間に定められた通路
は前記ブレードのチップ領域から下流側に向けて連続的
に拡大することを特徴とするウェブの圧縮処理方法。 - 【請求項38】請求項22に記載の方法において、前記遅
延手段は単一のブレードを含み、該ブレードの前部は、
1つのロール近傍に保持され、その下流面は対向ロール
へ向けて押圧され、これによって出力される物質と係合
すると共にその物質を遅延させることを特徴とするウェ
ブの圧縮処理方法。
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