JP2607290Y2 - 平面アンテナ装置 - Google Patents

平面アンテナ装置

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JP2607290Y2
JP2607290Y2 JP1993070721U JP7072193U JP2607290Y2 JP 2607290 Y2 JP2607290 Y2 JP 2607290Y2 JP 1993070721 U JP1993070721 U JP 1993070721U JP 7072193 U JP7072193 U JP 7072193U JP 2607290 Y2 JP2607290 Y2 JP 2607290Y2
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planar antenna
shield cover
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俊和 荻野
良二 山本
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は平面アンテナ装置に係
り、特にGPS(Global Positioning System)等で平面
アンテナ素子を用いて電波を受信するための平面アンテ
ナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】GPSは、複数個のGPS衛星という人
工衛星から地上に放射される電波を利用して、利用者の
現在位置(緯度、経度、高度)を知るシステムで、通
常、アンテナユニット、受信部、信号処理部、表示部等
で構成される。人工衛星から地上に放射されたギガヘル
ツ帯の電波はアンテナユニットで受信され、ローノイズ
アンプで増幅された後、受信部に供給される。受信部で
はアンテナユニットからの信号を復調した後、信号処理
部に供給する。
【0003】信号処理部は受信部からの復調データに基
づいて測位のための信号処理が行われる。表示部では、
信号処理で測位処理された結果が地図上に表示される。
このGPSは、例えば自動車のナビゲーションシステム
に使用されている。図3は、従来の平面アンテナ装置の
一例を示す図である。図3において1は平面アンテナ素
子であり、平面アンテナ素子1は、碁盤状のフッ素樹脂
製基板2の図中底面に、銅箔に金メッキを施したパッチ
アンテナ3を添着したものである。
【0004】4はパッチアンテナ3に接続されるローノ
イズアンプを含むフロントエンド基板であり、フロント
エンド基板4は金属製の取り付け板5と積層される。ロ
ーノイズアンプはパッチアンテナ3の受信電波を増幅し
出力する。取り付け板5はアース電位とされており、平
面アンテナ素子1及びフロントエンド基板4をシールド
する作用を有する。
【0005】フロントエンド基板4を収納する例えばケ
イ素鋼板等のシールドカバー6は、取り付け板5の右側
においてねじ7により取り付け板5にねじ止め固定され
ている。さらに、シールドカバー6はその突出部6a,
6b,6cを取り付け板5に半田付けされる。なお、平
面アンテナ素子1は両面テープにより取り付け板5の底
面に固着される。8はフロントエンド基板4に配設され
たローノイズアンプを外部の受信部に接続するための接
続ケーブルであり、9はシールドカバー6と一体的に形
成されたケーブル押さえである。
【0006】上記した構成の平面アンテナ装置では、金
属製の取り付け板5を設けることでシールド効果を得る
と共にシールドカバー6の取り付け性を良好に維持して
いた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の平面アンテナ装置では、フロントエンド基板4と
取り付け板5とが積層される構造のため、フロントエン
ド基板4又は取り付け板5に反りが生じた場合、これら
の間に隙間が生じる。これにより、フロントエンド基板
4に配設された高利得のローノイズアンプが漂遊容量を
持つことになり、異常発振を起こすおそれがあった。
【0008】そこで本考案は、ローノイズアンプが異常
発振を起こすおそれのない平面アンテナ装置を安価で
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下のと
おり構成することにより解決される。すなわち、基板面
の表面にパッチアンテナを添着した平面アンテナ素子
と、該平面アンテナ素子の基板に固定され、該平面アン
テナ素子からの受信電波を増幅する増幅手段を含む回路
基板と、該回路基板をシールドするシールドカバーとを
具備した平面アンテナ装置において、該回路基板はシー
ルドカバーより露出する縁部にシールドカバーを取り付
けるための孔が形成され該シールドカバーは前記孔に
挿入され、該孔より突出して前記平面アンテナ素子の周
縁に当接する突出部が形成され該回路基板は該平面ア
ンテナ素子に直接取り付けてなり、かつ、該シールドカ
バーはアース電位とされ、該回路基板の回路面側に直接
取り付けてなる構成とした。
【0010】
【作用】上記取り付け手段を具備してなる構成の本考案
によれば、シールドカバーは回路基板に直接取り付けら
れて増幅手段をシールドするため、取り付け板を必要と
しない。また、シールドカバーに設けた突出部が回路基
板の長孔より突出し、平面アンテナ素子の側部に当接
し、アンテナ素子の位置決めとして作用する
【0011】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本考
案を詳細に説明する。図1(A)〜(C)は本考案の一
実施例を示す図であり、図1(A)は平面図、図1
(B)は正面図、図1(C)は側面図である。各図中、
図3と同一構成部分には同一符号を付してある。
【0012】各図において1は平面アンテナ素子であ
り、平面アンテナ素子1は、碁盤状のフッ素樹脂製基板
2の図中底面に、銅箔に金メッキを施したパッチアンテ
ナ3を添着したものである。10はパッチアンテナ3に
接続される高S/N、高利得のローノイズアンプを含む
フロントエンド基板であり、両面テープ(図示せず)に
よって平面アンテナ素子1上面に固着される。フロント
エンド基板10は、図2に示す平面形状とされている。
【0013】すなわち、略正方形形状の四隅を切り欠か
れると共に、右辺中央には後述するケーブル押さえ挿入
用の切り欠き部11が形成されている。また、外装ケー
スに装置をねじ止めするための孔12及び13が形成さ
れている。長孔14及び15及び16及び17及び18
は、シールドカバー19をフロントエンド基板10に直
接取り付けるために形成されている。ローノイズアンプ
を構成する電気部品はシールドカバー19の内部に配設
される。
【0014】図1(A)〜(C)に戻って説明するに、
シールドカバー19には突出部20及び21及び22及
び23及び24が形成されており、これらの突出部は前
述した長孔(14及び15及び16及び17及び18)
にそれぞれ挿入され、フロントエンド基板10底面の銅
箔部分に半田付けされる。これにより、シールドカバー
19はフロントエンド基板10に直接取り付けられる。
【0015】なお、8aはフロントエンド基板10に配
設されたローノイズアンプを外部の受信部に接続するた
めの接続ケーブルであり、9はシールドカバー19と一
体的に形成されたケーブル押さえである。ケーブル押さ
え9の両先端部9a及び9bは切り欠き部11に挿入さ
れて図示の如く曲げ加工される。フロントエンド基板1
0の上下左右の各辺はシールドカバー19より露出して
おり、孔12及び13も勿論シールドカバー19より露
出した位置に形成され外装ケースに取り付け自在とされ
ている。
【0016】このように本実施例によれば、フロントエ
ンド基板10は従来のようにアース電位とされた金属製
取り付け板と積層されずシールドカバー19と直接接続
される。そして、ローノイズアンプを構成する電気部品
はシールドカバー19内部に配設されてシールドされて
いる。したがって、フロントエンド基板10に反りが生
じた場合でも、アース電位のシールドカバー19はロー
ノイズアンプから離間しておりローノイズアンプが漂遊
容量を持つことはない。このため、異常発振を起こすお
それが無くなる。また、金属製取り付け板が不要となる
ため、部品点数が削減されることで装置を低コスト化で
きる。さらに、組み立て工数が低減されることによって
も装置を低コスト化でき、性能が安定しており、且つ安
価な平面アンテナ装置を得ることができる。
【0017】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、シールドカ
バーは回路基板に直接取り付けられて増幅手段をシール
ドし取り付け板等を必要としないため、回路基板に反り
が生じても増幅手段に漂遊容量が発生することがないの
で異常発振のおそれがない。さらに、組み立て工数の低
減と部品点数の削減になるため低コスト化できる等の特
長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図である。
【図2】本考案の一実施例のフロントエンド基板10を
示す図である。
【図3】従来の平面アンテナ装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
19 シールドカバー 10 フロントエンド基板 1 平面アンテナ素子 14〜18 長孔 20〜24 突出部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板面の表面にパッチアンテナを添着し
    た平面アンテナ素子と、 該平面アンテナ素子の基板に固定され、該平面アンテナ
    素子からの受信電波を増幅する増幅手段を含む回路基板
    と、 該回路基板をシールドするシールドカバーとを具備した
    平面アンテナ装置において、 該回路基板はシールドカバーより露出する縁部にシール
    ドカバーを取り付けるための孔が形成され該シールドカバーは前記孔に挿入され、該孔より突出し
    て前記平面アンテナ素子の周縁に当接する突出部が形成
    され該回路基板は該平面アンテナ素子 に直接取り付けてな
    り、かつ、該シールドカバーはアース電位とされ、該回
    路基板の回路面側に直接取り付けてなる平面アンテナ装
    置。
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