JP2607270B2 - サスペンション装置 - Google Patents
サスペンション装置Info
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- JP2607270B2 JP2607270B2 JP14281788A JP14281788A JP2607270B2 JP 2607270 B2 JP2607270 B2 JP 2607270B2 JP 14281788 A JP14281788 A JP 14281788A JP 14281788 A JP14281788 A JP 14281788A JP 2607270 B2 JP2607270 B2 JP 2607270B2
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- Japan
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- steering
- vehicle speed
- suspension device
- oil
- damper
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/20—Speed
- B60G2400/204—Vehicle speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/25—Stroke; Height; Displacement
- B60G2400/252—Stroke; Height; Displacement vertical
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/40—Steering conditions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/60—Signal noise suppression; Electronic filtering means
- B60G2600/604—Signal noise suppression; Electronic filtering means low pass
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] <産業上の利用分野> 本発明は、車輪サスペンション装置のダンパの減衰力
を調節可能にしたサスペンション装置に関する。
を調節可能にしたサスペンション装置に関する。
<従来の技術> 車輌の操縦性能及び乗り心地を改善する目的で、車論
サスペンション装置のダンパの減衰力を調節したり、各
ダンパの油室内の油量を調節する技術が従来から提案さ
れている。
サスペンション装置のダンパの減衰力を調節したり、各
ダンパの油室内の油量を調節する技術が従来から提案さ
れている。
例えば、比較的頻繁なハンドル操作を繰返す場合等に
生じる過渡的なロールを抑制するべく、ロールレイトを
推定し、このロールレイトに基づきダンパの減衰力を調
節すると良く、特開昭59−160614号公報には、操舵角速
度及び車速からロールレイトを推定するものが開示され
ている。
生じる過渡的なロールを抑制するべく、ロールレイトを
推定し、このロールレイトに基づきダンパの減衰力を調
節すると良く、特開昭59−160614号公報には、操舵角速
度及び車速からロールレイトを推定するものが開示され
ている。
しかるに、操舵角速度及び車速から推定したロールレ
イトは、車輪に対する路面抵抗が補償されていないこと
から、実際のロールレイトとの間に誤差を生じ、常に好
適にダンパの減衰力を調節することが困難となる問題が
ある。
イトは、車輪に対する路面抵抗が補償されていないこと
から、実際のロールレイトとの間に誤差を生じ、常に好
適にダンパの減衰力を調節することが困難となる問題が
ある。
<発明が解決しようとする課題> このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目
的は、車輌の状況に応じて頻繁なハンドル操作等による
過渡的なロール発生時にダンパの減衰力を調節し、ロー
ルを抑制することにより車輌の操縦性及び乗り心地が改
善されたサスペンション装置を提供することにある。
的は、車輌の状況に応じて頻繁なハンドル操作等による
過渡的なロール発生時にダンパの減衰力を調節し、ロー
ルを抑制することにより車輌の操縦性及び乗り心地が改
善されたサスペンション装置を提供することにある。
[発明の構成] <課題を解決するための手段> このような目的は、本発明によれば、操舵時にラック
ギヤに作用する路面反力に応じたバルブ手段の変位に対
応した油圧をもって操舵力を補助する油圧式動力操舵装
置と、減衰力可変式ダンパとを有する車輌のためのサス
ペンション装置に於て、車速を検出する車速センサと、
前記バルブ手段の変位を検出する変位検出手段と、前記
車速センサ及び前記変位検出手段に信号に基づいてロー
ルレイトを推定するロールレイト推定手段と、前記ロー
ルレイト推定手段の信号に応じて前記ダンパの減衰力を
変化させる減衰力制御手段とを有することを特徴とする
サスペンション装置を提供することにより達成される。
ギヤに作用する路面反力に応じたバルブ手段の変位に対
応した油圧をもって操舵力を補助する油圧式動力操舵装
置と、減衰力可変式ダンパとを有する車輌のためのサス
ペンション装置に於て、車速を検出する車速センサと、
前記バルブ手段の変位を検出する変位検出手段と、前記
車速センサ及び前記変位検出手段に信号に基づいてロー
ルレイトを推定するロールレイト推定手段と、前記ロー
ルレイト推定手段の信号に応じて前記ダンパの減衰力を
変化させる減衰力制御手段とを有することを特徴とする
サスペンション装置を提供することにより達成される。
<作用> このようにすれば、操舵時の路面反力に対応したロー
ルレイトが推定されるので、その時の路面状況に適した
ダンパの減衰力に最適制御することができる。
ルレイトが推定されるので、その時の路面状況に適した
ダンパの減衰力に最適制御することができる。
<実施例> 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳し
く説明する。
く説明する。
第1図は、本発明が適用されたサスペンション装置を
備える車輌の全体を模式的に示す。左右の前輪1及び後
輪2は、各々空気ばねとオイルダンパと備えるエアサス
ペンション装置3により懸架されている。また、前輪1
は後記する油圧式動力操舵装置を具備するラックピニオ
ン型の操舵装置4に接続され、該操舵装置のステアリン
グコラム5に挿通されたステアリングホイールシャフト
6を介してステアリングホイール7に接続されている。
備える車輌の全体を模式的に示す。左右の前輪1及び後
輪2は、各々空気ばねとオイルダンパと備えるエアサス
ペンション装置3により懸架されている。また、前輪1
は後記する油圧式動力操舵装置を具備するラックピニオ
ン型の操舵装置4に接続され、該操舵装置のステアリン
グコラム5に挿通されたステアリングホイールシャフト
6を介してステアリングホイール7に接続されている。
一方、各車輪1、2を懸架する各エアサスペンション
装置3は、その空気室が管路9から切換バルブ10を介し
て空気補給ユニット11に接続され、該ユニットから個別
に空気の補給を受ける。また、エアスサペンション装置
3内のオイルダンパの油室は管路13から切換バルブ14を
介して作動油補給ユニット15に接続され、該ユニットか
ら作動油の補給を受ける。
装置3は、その空気室が管路9から切換バルブ10を介し
て空気補給ユニット11に接続され、該ユニットから個別
に空気の補給を受ける。また、エアスサペンション装置
3内のオイルダンパの油室は管路13から切換バルブ14を
介して作動油補給ユニット15に接続され、該ユニットか
ら作動油の補給を受ける。
車輌には、車速センサ16、各サスペンション装置3に
付設された車高センサ17及び第2図に示す後記するラッ
ク反力センサ87が設けられ、これら各センサは、制御装
置18に接続されている。制御装置18は、各センサからの
信号に基づき各サスペンション装置3のオイルダンパの
室内の作動油量を調節すると共に各サスペンション装置
3の上部に設けられたアクチュエータ19を駆動し、各サ
スペンション装置3のオイルダンパの減衰力をも調節す
るようになっている。また、上記各センサに加えて、図
示されないブレーキスイッチ、上下加速度センサ等から
の信号に基づき各サスペンション装置3の空気室の空気
量を調節するようになっている。
付設された車高センサ17及び第2図に示す後記するラッ
ク反力センサ87が設けられ、これら各センサは、制御装
置18に接続されている。制御装置18は、各センサからの
信号に基づき各サスペンション装置3のオイルダンパの
室内の作動油量を調節すると共に各サスペンション装置
3の上部に設けられたアクチュエータ19を駆動し、各サ
スペンション装置3のオイルダンパの減衰力をも調節す
るようになっている。また、上記各センサに加えて、図
示されないブレーキスイッチ、上下加速度センサ等から
の信号に基づき各サスペンション装置3の空気室の空気
量を調節するようになっている。
第2図は、運転者の操舵力を軽減するべく操舵装置4
に付設された動力操舵装置の構成を示す。
に付設された動力操舵装置の構成を示す。
ステアリングホイールシャフト6に直結され、ラック
ギヤ71に噛合するピニオンギヤ70は、ピニオンホルダ73
に回動自在に支持されている。このピニオンホルダ73
は、操舵装置4の図示されないギヤボックスに回動自在
に支持されている。ここで、ピニオンギヤ70の回動中心
Paがピニオンホルダ73の回動中心Pbに対してラックギヤ
71の延在方向に直交する方向に長さlだけ偏心してい
る。ピニオンホルダ73の周縁部には後記するスプールバ
ルブ79の一端部に係合するピン73aが突設されている。
ギヤ71に噛合するピニオンギヤ70は、ピニオンホルダ73
に回動自在に支持されている。このピニオンホルダ73
は、操舵装置4の図示されないギヤボックスに回動自在
に支持されている。ここで、ピニオンギヤ70の回動中心
Paがピニオンホルダ73の回動中心Pbに対してラックギヤ
71の延在方向に直交する方向に長さlだけ偏心してい
る。ピニオンホルダ73の周縁部には後記するスプールバ
ルブ79の一端部に係合するピン73aが突設されている。
実際に操舵力を補助するためのパワーシリンダ75は、
ピストン部材76により互いに隔離された油室75a及び75b
を有している。これら油室75a、75bに通路77、78を介し
て選択的に作動油を供給するためのスプールバルブ79に
は、オイルタンク80からの作動油が、オイルポンプ81に
より通路83、84を介して供給されている。また、流量制
御バルブ82がオイルポンプ81と並列に設けられている。
スプールバルブ79とオイルタンク80との間には戻り通路
85が設けられている。ここで、スプールバルブ79の一端
部には前記したピニオンホルダ73に突設されたピン73a
を係合しており、該ピンによりスプールバルブ79は第2
図は左右方向に変位し得るようになっている。また、ス
プールバルブ79の他端部には、該バルブの変位を検出す
ることによりラックギヤ71に作用する反力を検出するラ
ック反力センサ87が設けられている。
ピストン部材76により互いに隔離された油室75a及び75b
を有している。これら油室75a、75bに通路77、78を介し
て選択的に作動油を供給するためのスプールバルブ79に
は、オイルタンク80からの作動油が、オイルポンプ81に
より通路83、84を介して供給されている。また、流量制
御バルブ82がオイルポンプ81と並列に設けられている。
スプールバルブ79とオイルタンク80との間には戻り通路
85が設けられている。ここで、スプールバルブ79の一端
部には前記したピニオンホルダ73に突設されたピン73a
を係合しており、該ピンによりスプールバルブ79は第2
図は左右方向に変位し得るようになっている。また、ス
プールバルブ79の他端部には、該バルブの変位を検出す
ることによりラックギヤ71に作用する反力を検出するラ
ック反力センサ87が設けられている。
尚、スプーリルバルブ79には、該バルブを中立位置に
復帰させ、また、車速に応じて該バルブの変位置を調節
するためのリアクションプランジャ88が係合しており、
このリアクションプランジャ88は、車速に応動するポン
プ89と一対のバルブ90、91とからなる車速応動ユニット
92及び該ユニットと共働するカットオフバルブ93により
油圧制御されている。
復帰させ、また、車速に応じて該バルブの変位置を調節
するためのリアクションプランジャ88が係合しており、
このリアクションプランジャ88は、車速に応動するポン
プ89と一対のバルブ90、91とからなる車速応動ユニット
92及び該ユニットと共働するカットオフバルブ93により
油圧制御されている。
以下に動力操舵装置の作動要領を説明する。第2図に
示すように、ステアリングホイール7が中立位置にある
通常時は、スプールバルブ79は中立位置にあり、この状
態でオイルポンプ81からの通路84は、パワーシリンダ75
の油室75a、75bに接続された通路77、78及びオイルタン
ク80に接続された戻り通路85に連通している。ここで通
路77、78にはそれぞれ絞りが設けてあるので、作動油は
通路84から戻り通路85に流れ、パワーシリンダ75は中立
位置を維持する。
示すように、ステアリングホイール7が中立位置にある
通常時は、スプールバルブ79は中立位置にあり、この状
態でオイルポンプ81からの通路84は、パワーシリンダ75
の油室75a、75bに接続された通路77、78及びオイルタン
ク80に接続された戻り通路85に連通している。ここで通
路77、78にはそれぞれ絞りが設けてあるので、作動油は
通路84から戻り通路85に流れ、パワーシリンダ75は中立
位置を維持する。
車輌を操舵するべくステアリングホイール7を回転さ
せることにより、ピニオンギヤ70が第2図の矢印Aの方
向に回転すると、ピニオンギヤ70を矢印Bの方向に移動
させようとする反力がラックギヤ71に作用する。ここ
で、ピニオンギヤ70の回転中心Paがピニオンホルダ73の
回転中心Pbに対して偏心していることから、ピニオンホ
ルダ73に該ホルダを矢印Cの方向に回転させる力が作用
し、ピン73aが第2図に示すSの位置からTの位置に移
動することにより、該ピンに係合するスプールバルブ79
が第2図に於ける右側に変位する。即ち、スプールバル
ブ79は、操舵時にラックギヤ71に反力が作用した時にの
み、変位するようなっており、これは、操舵時にステア
リングホイールシャフト6に作用する反力に等しくなっ
ている。
せることにより、ピニオンギヤ70が第2図の矢印Aの方
向に回転すると、ピニオンギヤ70を矢印Bの方向に移動
させようとする反力がラックギヤ71に作用する。ここ
で、ピニオンギヤ70の回転中心Paがピニオンホルダ73の
回転中心Pbに対して偏心していることから、ピニオンホ
ルダ73に該ホルダを矢印Cの方向に回転させる力が作用
し、ピン73aが第2図に示すSの位置からTの位置に移
動することにより、該ピンに係合するスプールバルブ79
が第2図に於ける右側に変位する。即ち、スプールバル
ブ79は、操舵時にラックギヤ71に反力が作用した時にの
み、変位するようなっており、これは、操舵時にステア
リングホイールシャフト6に作用する反力に等しくなっ
ている。
スプールバルブ79の第2図に於ける右側への変位によ
り、通路77と通路84とが連通し、かつ通路78と戻り通路
85とが連通する。従って、パワーシリンダ75の左側の油
室75aに作動油が流入してピストン部材76が右動し、操
舵力を補助する。
り、通路77と通路84とが連通し、かつ通路78と戻り通路
85とが連通する。従って、パワーシリンダ75の左側の油
室75aに作動油が流入してピストン部材76が右動し、操
舵力を補助する。
そして、ステアリグホイール7を戻すと、ラックギヤ
71への反力も作用しなくなり、スプールバルブ79が中立
位置に復帰し、パワーシリンダ75も操舵力及び車輪1の
セルフアライニングトルク等により中立位置に復帰す
る。
71への反力も作用しなくなり、スプールバルブ79が中立
位置に復帰し、パワーシリンダ75も操舵力及び車輪1の
セルフアライニングトルク等により中立位置に復帰す
る。
一方、ステアリングホイール7を上記と逆の方向に回
転させると、スプールバルブ79が第2図に於ける左側へ
変位し、上記と逆にパワーシリンダ75の右側の油室75b
に作動油が流入してピストン部材76が左動し、操舵力を
補助する。
転させると、スプールバルブ79が第2図に於ける左側へ
変位し、上記と逆にパワーシリンダ75の右側の油室75b
に作動油が流入してピストン部材76が左動し、操舵力を
補助する。
第3図は、本発明に基づくサスペンション装置の構成
を示すブロック図である。旋回等の操舵時に於ける各車
高センサ17からの信号は、制御装置18内にてローパスフ
ィルタ94を介して実ロール角演算回路95の入力され、該
回路にて実際のロール角が演算され、コントローラ96に
入力される。一方、ラック反力センサ87からの信号はロ
ーパスフィルタ97を介して予想ロール角演算回路98に入
力される。この回路98には、車速センサ16からの信号も
入力され、両信号により予想ロール角が演算され上記実
際のロール角と比較するべくコントローラ96に入力され
る。そして、これらの信号に基づきコントローラ96は、
作動油補給ユニット15及び切換バルブ14を駆動し、各サ
スペンション装置3のオイルダンパ油室内の作動油量を
調節する。
を示すブロック図である。旋回等の操舵時に於ける各車
高センサ17からの信号は、制御装置18内にてローパスフ
ィルタ94を介して実ロール角演算回路95の入力され、該
回路にて実際のロール角が演算され、コントローラ96に
入力される。一方、ラック反力センサ87からの信号はロ
ーパスフィルタ97を介して予想ロール角演算回路98に入
力される。この回路98には、車速センサ16からの信号も
入力され、両信号により予想ロール角が演算され上記実
際のロール角と比較するべくコントローラ96に入力され
る。そして、これらの信号に基づきコントローラ96は、
作動油補給ユニット15及び切換バルブ14を駆動し、各サ
スペンション装置3のオイルダンパ油室内の作動油量を
調節する。
ラック反力センサ87及び車速センサ16からの信号は、
ロールレイト演算回路99にも入力され、両信号によりロ
ールレイトが演算されコントローラ96に入力される。そ
して、これらの信号に基づきコントロール96は、アクチ
ュエータ19を駆動し、各オイルダンパの減衰力を切換
え、各サスペンション装置3のオイルダンパ油室内の作
動油量が好適に調節されるまで、一時的にロールを抑制
する。
ロールレイト演算回路99にも入力され、両信号によりロ
ールレイトが演算されコントローラ96に入力される。そ
して、これらの信号に基づきコントロール96は、アクチ
ュエータ19を駆動し、各オイルダンパの減衰力を切換
え、各サスペンション装置3のオイルダンパ油室内の作
動油量が好適に調節されるまで、一時的にロールを抑制
する。
ここで、例えば小核なハンドル操作等による過渡的な
ロールが発生するような場合には、予想ロール角と実際
のロール角との差が比較的小さいため、各サスペンショ
ン装置3のオイルダンパ油室内の作動油量は調節せず、
上記ロールレイトに基づき各オイルダンパの減衰力のみ
大きくし、好適にロールを抑制する。
ロールが発生するような場合には、予想ロール角と実際
のロール角との差が比較的小さいため、各サスペンショ
ン装置3のオイルダンパ油室内の作動油量は調節せず、
上記ロールレイトに基づき各オイルダンパの減衰力のみ
大きくし、好適にロールを抑制する。
[発明の効果] このように本発明によれば、操舵時にラックギヤに作
用する路面反力と車速とを検出することにより、路面状
況に応じた正確なロールレイトを早期に推定でき、この
ロールレイトに応じて各ダンパの減衰力を調節すること
により、過渡的なロールを好適に抑制することができ
る。従って、車輌の操舵性及び乗り心地が向上するた
め、その効果は大である。
用する路面反力と車速とを検出することにより、路面状
況に応じた正確なロールレイトを早期に推定でき、この
ロールレイトに応じて各ダンパの減衰力を調節すること
により、過渡的なロールを好適に抑制することができ
る。従って、車輌の操舵性及び乗り心地が向上するた
め、その効果は大である。
第1図は、本発明が適用されたエアサスペンション装置
を備える車輌の模式的斜視図である。 第2図は本発明に基づく実施例の動力操舵装置を模式的
に示す構成図である。 第3図は、本発明に基づくサスペンション装置の構成を
示すブロック図である。 1、2……車輪 3……エアサスペンション装置 4……操舵装置、5……ステアリングコラム 6……ステアリングホイールシャフト 7……ステアリングホイール 9……管路、10……切換バルブ 11……空気補給ユニット 13……管路、14……切換バルブ 15……作動油補給ユニット 16……車速センサ、17……車高センサ 18……制御装置、19……アクチュエータ 70……ピニオンギヤ、71……ラックギヤ 73……ピニオンホルダ、73a……ピン 75……パワーシリンダ、75a、75b……油室 76……ピストン部材、77、78……通路 79……スプールバルブ、80……オイルタンク 81……オイルポンプ、82……油量制御バルブ 83〜85……通路、87……ラック反力センサ 88……リアクションプランジャ 89……ポンプ、90、91……バルブ 92……車速応動ユニット 93……カットオフバルブ 94……ローパスフィルタ 95……演算回路、96……コントローラ 97……ローパスフィルタ 98、99……演算回路
を備える車輌の模式的斜視図である。 第2図は本発明に基づく実施例の動力操舵装置を模式的
に示す構成図である。 第3図は、本発明に基づくサスペンション装置の構成を
示すブロック図である。 1、2……車輪 3……エアサスペンション装置 4……操舵装置、5……ステアリングコラム 6……ステアリングホイールシャフト 7……ステアリングホイール 9……管路、10……切換バルブ 11……空気補給ユニット 13……管路、14……切換バルブ 15……作動油補給ユニット 16……車速センサ、17……車高センサ 18……制御装置、19……アクチュエータ 70……ピニオンギヤ、71……ラックギヤ 73……ピニオンホルダ、73a……ピン 75……パワーシリンダ、75a、75b……油室 76……ピストン部材、77、78……通路 79……スプールバルブ、80……オイルタンク 81……オイルポンプ、82……油量制御バルブ 83〜85……通路、87……ラック反力センサ 88……リアクションプランジャ 89……ポンプ、90、91……バルブ 92……車速応動ユニット 93……カットオフバルブ 94……ローパスフィルタ 95……演算回路、96……コントローラ 97……ローパスフィルタ 98、99……演算回路
Claims (1)
- 【請求項1】操舵時にラックギヤに作用する路面反力に
応じたバルブ手段の変位に対応した油圧をもって操舵力
を補助する油圧式動力操舵装置と、減衰力可変式ダンパ
とを有する車輌のためのサスペンション装置に於て、 車速を検出する車速センサと、前記バルブ手段の変位を
検出する変位検出手段と、前記車速センサ及び前記変位
検出手段の信号に基づいてロールレイトを推定するロー
ルレイト推定手段と、前記ロールレイト推定手段の信号
に応じて前記ダンパの減衰力を変化させる減衰力制御手
段とを有することを特徴とするサスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14281788A JP2607270B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | サスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14281788A JP2607270B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | サスペンション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH023510A JPH023510A (ja) | 1990-01-09 |
JP2607270B2 true JP2607270B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=15324318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14281788A Expired - Lifetime JP2607270B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | サスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607270B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7831353B1 (en) * | 2006-09-21 | 2010-11-09 | Trw Automotive U.S. Llc | Vehicle control system and method of controlling a vehicle system |
JP2019142244A (ja) * | 2016-06-28 | 2019-08-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | サスペンション制御装置 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP14281788A patent/JP2607270B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023510A (ja) | 1990-01-09 |
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