JP2606600Y2 - 光波測距装置 - Google Patents

光波測距装置

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JP2606600Y2
JP2606600Y2 JP1993031831U JP3183193U JP2606600Y2 JP 2606600 Y2 JP2606600 Y2 JP 2606600Y2 JP 1993031831 U JP1993031831 U JP 1993031831U JP 3183193 U JP3183193 U JP 3183193U JP 2606600 Y2 JP2606600 Y2 JP 2606600Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光波測距装置に関する
ものである。更に詳しくは測距値が安定化した光波測距
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置は図11に示す様な構
成であった。マイクロコンピュータ910から測距スタ
ート信号d′がタイミング回路902に入力されると、
タイミング回路902は、LD(レーザダイオード)点
灯信号b′をLD駆動回路903に送りかつ、発振器9
01から送られてくる基準クロックa′をそのまま、ク
ロックh′としてカウンタ909に送る。LD904か
ら出射された光がターゲットで反射してAPD(アバラ
ンシェ・フォトダイオード)905を介してアンプ・コ
ンパレータ906に入力されると受信信号f′がタイミ
ング回路902に入力される。タイミング回路902
は、受信信号f′が入力されると、受信信号f′の入力
から基準クロックa′の次の立上がりまでの時間に対応
する幅のパルスe′をパルス幅電圧変換回路907に送
り、かつこの受信信号f′に同期してカウンタ909に
送っていたクロックh′をOFFする。カウンタ909
で計測されたクロックカウント値j′と、パルス幅電圧
変換回路907で求められた微小時間に対応する電圧
g′のA/D変換データi′はマイクロコンピュータ9
10に送られパルス光の走行時間と光速の関係からター
ゲットまでの距離が算出される。電気的な遅延時間は、
本体内に設けられた光路(内部光路)の距離を測定し、
測定光路(外部光路)の距離から引くことによりキャン
セルしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の如き従
来の技術においては、受信タイミングから基準クロック
の立上がりまでの時間に対応する電圧を発生させる過程
で、信号にクッロク系の信号の高調波が重畳されて生ず
るノイズによる信号のタイミングずれを主な原因とする
時間−電圧変換特性の非直線性があり、これにより実際
の測定距離と得られた測距値のリニアリティーが悪化し
誤差が発生するという問題点があった。そして、複数の
パルス受信信号を用いても、単に平均するのみでは、容
易にノイズの影響を消去することはできなかった。
【0004】本考案は上記の課題に鑑み、ノイズに影響
されない精度のよい測距値が得られる光波測距装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、光源からパルス光を出射し、ターゲットで反射した
前記パルス光を受信し、前記パルス光の走行時間を計測
することにより前記ターゲットまでの距離を測定する光
波測距装置において、基準クロックの1周期を超えない
範囲で互いに位相が異なるタイミングを有する複数の点
灯信号を発生する点灯信号発生手段と、前記点灯信号に
応じて前記パルス光を出射するパルス光出射手段と、カ
ウント開始から前記パルス光の受信まで前記基準クロッ
クをカウントするカウント手段と、前記パルス光の受信
から次の前記基準クロックの立ち上がりまでの時間を計
測する計測手段と、複数回の前記計測手段の計測結果を
平均する平均手段と、前記カウント手段のカウント結果
と前記平均手段の平均結果とに基づいて前記ターゲット
までの距離を演算する演算手段とを有することを特徴と
する光波測距装置を構成した。そして更に、自らの1周
期を越えない範囲で互いに位相が異なる複数の基準クロ
ックを発生する基準クロック発生手段を有する光波測距
装置を構成した。そしてこの場合、複数の基準クロック
の少なくも二つの位相差は2分の1周期に等しいものと
して構成した。
【0006】そしてこの場合、複数の基準クロックの少
なくとも二つの位相差は2分の1周期に等しいものとし
て構成した。
【0007】又、タイミングを変化させるために、光源
からパルス光を出射し、ターゲットで反射した前記パル
ス光を受信し、前記パルス光の走行時間を計測すること
により前記ターゲットまでの距離を測定する光波測距装
置において、基準クロックを発生する基準クロック発生
手段と、前記基準クロックの2倍の周波数を有する2倍
クロックを発生する2倍クロック発生手段と、前記基準
クロックの立上がり時点から最初の前記2倍クロックの
立上がり及び立下がり、並びに2番目の前記2倍クロッ
クの立上がり及び立下がりにそれぞれ同期させて異なる
複数のパルス点灯信号を発生するパルス点灯信号発生手
段と、前記複数のパルス点灯信号にそれぞれ同期して出
射されるパルス光を用いて計測される複数の走行時間に
基づいて前記ターゲットまでの距離を演算する演算手段
とを有する光波測距装置を望ましいものとして構成し
た。
【0008】そしてこの場合、基準クロック発生手段
は、前記基準クロックに対して位相が前記2倍クロック
のパルス幅分ずれた他の基準クロックを発生し、前記基
準クロック発生手段は、該他の基準クロックの立上がり
時点から最初の前記2倍クロックの立上がり及び立下が
り、並びに2番目の前記2倍クロックの立上がり及び立
下がりにそれぞれ同期させて異なる複数のパルス点灯信
号を併せて発生することも好ましいものとして構成し
た。
【0009】又、別のやり方でタイミングを変化させる
ために、光源からパルス光を出射し、ターゲットで反射
した前記パルス光を受信し、前記パルス光の走行時間を
計測することにより前記ターゲットまでの距離を測定す
る光波測距装置において、位相が2分の1周期分ずれた
第1及び第2の基準クロックを発生する基準クロック発
生手段と、前記基準クロックの2倍の周波数を有する2
倍クロックを発生する2倍クロック発生手段と、前記第
1の基準クロックの立上がり時点から最初の前記2倍ク
ロックの立上がり及び立下がり、並びに第2の基準クロ
ックの立上がり時点から最初の前記2倍クロックの立上
がり及び立下がりにそれぞれ同期させて異なる複数のパ
ルス点灯信号を発生するパルス点灯信号発生手段と、前
記複数のパルス点灯信号にそれぞれ同期して出射される
パルス光を用いて計測される複数の走行時間に基づいて
前記ターゲットまでの距離を演算する演算手段とを有す
る光波測距装置を望ましいものとして構成した。
【0010】そしてこの場合、基準クロック発生手段
は、前記第1及び第2の基準クロックに対して位相がそ
れぞれ前記2倍クロックのパルス幅分ずれた第3及び第
4の基準クロックを発生し、前記パルス点灯信号発生手
段は、前記第3の基準クロックの立上がり時点から最初
の前記2倍クロックの立上がり及び立下がり、並びに前
記第4の基準クロックの立上がり時点から最初の前記2
倍クロックの立上がり及び立下がりにそれぞれ同期させ
て異なる複数のパルス点灯信号を併せて発生することも
好ましいものとして構成した。
【0011】
【作用】1周期を超えない範囲で互いに位相が異なる複
数の点灯信号に応じたパルス光を受光するので、次の基
準クロックまでの時間を複数得て平均することができ
る。これより複数の走行時間毎の受光から次の基準クロ
ックの立ち上がりまでが計測、平均され、電圧に変換さ
れたターゲットまでの距離が演算される。さらに、基準
クロックを1周期を超えない範囲で互いに位相が異なる
複数の基準クロックとすることができる。
【0012】そしてこの場合、タイミング変化量の少な
くとも一つが基準クロックの2分の1周期に等しい複数
の受信信号による複数の走行時間に基づいてターゲット
までの距離が演算される。
【0013】複数の異なったタイミングを作るために
は、基準クロックの他に、基準クロックの2倍の周波数
を有する2倍クロックを設け、これに同期してタイミン
グをとるようにする。そして基準クロックの1周期内に
それぞれ2回ある2倍クロックの立ち上がり及び立ち下
がりに同期させると、基準クロックの1周期内に4タイ
ミングが設定できる。しかも2組の、基準クロックの2
分の1周期ずれたタイミングが設定される。この場合基
準クロックを2倍クロックのパルス幅ずらして2種設け
て各々に4タイミングが設定されると、8タイミングが
設定される。
【0014】もう一つのタイミング変化としては、基準
クロックの2倍の周波数を有する2倍クロックを設け、
これに同期してタイミングをとるようにする。そして周
波数の同じ、位相の反転した2種の基準クロックに対し
て、1回の2倍クロックの立ち上がり及び立ち下がりに
同期させると、何れの基準クロックの1周期内にも4タ
イミングが設定できる。しかも2組の、基準クロックの
2分の1周期ずれたタイミングが設定される。この場合
更に位相のずれた基準クロックを2種加えると、更に4
タイミングが設定され、合計8タイミングが設定され
る。
【0015】
【実施例】本考案の第1実施例を図1〜図6により説明
する。図1に示すように、タイミング回路2には、LD
点灯タイミング回路21が設けられ、発振器1において
2倍クロックaが発振されタイミング回路2のLD点灯
タイミング回路21に入力される。一方、マイクロコン
ピュータ10から測距スタート信号dがLD点灯タイミ
ング回路21に入力されると、タイミング回路2は、L
D点灯信号bをLD駆動回路3に送り、且つ発振器1か
ら送られてくる2倍クロックaを分周して周波数が2分
の1に下げられた基準クロックhをカウンタ9に送る。
LD駆動回路3からの信号cによりLD4から出射され
た光がターゲットで反射してAPD(アバランシェ・フ
ォトダイオード)5を介してアンプ・コンパレータ6に
入力されると受信信号fがタイミング回路2に入力され
る。タイミング回路2は、受信信号fが入力されると、
受信信号fの入力から基準クロックhの次の立上がりま
での時間に対応する幅のパルスeをパルス幅電圧変換回
路7に送り、且つこの立上がりに同期してカウンタ9に
送っていた基準クロックhをOFFしてクロックカウン
ト値jを出力する。
【0016】パルスeはパルス幅電圧変換回路7におい
て微小時間に対応する電圧gに変換され、電圧gはA/
D変換回路8においてA/D変換データiに変換され
る。クロックカウント値jとA/D変換データiはマイ
クロコンピュータ10に送られパルス光の走行時間が算
出され、そしてパルス光の走行時間と光速の関係からタ
ーゲットまでの距離が算出される。
【0017】測距スタート信号d又はLD点灯信号bの
タイミング、及び受信信号fのタイミングはタイミング
回路2において設定される。そしてこれらのタイミング
やその他の回路での電気的遅延時間は、本体内部のみを
パルス光が走行する内部光路と、パルス光が本体内部と
ターゲットまでを往復する測定光路(外部光路)とそれ
ぞれの光路をパルス光が走行する時間の差を求めること
により、相殺している。
【0018】次にLD点灯タイミング回路21による点
灯タイミングについて説明する。図2において発振器1
より、2倍クロックがD−フリップフロップU1、排他
的論理和ゲートU9及び排他的論理和ゲートU3に送ら
れ、マイクロコンピュータ10よりは測距スタート信号
d(点灯スタート)、位相コントロール信号k1、位相
コントロール信号k2及び位相コントロール信号k3の
各信号が発信され、D−フリップフロップU5、排他的
論理和ゲートU3、排他的論理和ゲートU9及びナンド
ゲートU7に送られる。
【0019】D−フリップフロップU1は分周器として
動作し、発振器1の出力は2分周され、ゲートU2、排
他的論理和ゲートU3及びD−フリップフロップU4が
構成する位相シフト回路に入力し、D−フリップフロッ
U4より基準クロックhが出力する。基準クロックh
は周波数が発振器1からの原出力aの1/2となり、デ
ューティー比50である。従って発振器出力aは基準ク
ロックhに対し2倍クロックである。
【0020】位相コントロール信号k1は排他的論理和
ゲートU3に入力し、ゲートU2及びD−フリップフロ
ップU4と共に構成する位相シフト回路において、位相
シフトが行われ基準クロックhが2種設定される。即ち
位相コントロール信号k1がLレベルのときは、ゲート
U2、排他的論理ゲートU3の出力は正転であり、D−
フリップフロップU4のQ出力はD入力がHレベルのと
き、CK(クロック)入力の立ち上がりでHレベル、D
入力がLのときCK入力の立ち上がりでLレベルになる
ので図3(a)に示すU4−Q出力Aのようになり、
−フリップフロップU1の出力と逆である。位相コント
ロール信号k1がHレベルのときは、ゲートU2、排他
的論理ゲートU3の出力は反転となるので、D−フリッ
プフロップU4の出力Qは図3(b)に示すU4−Q出
力Bのようになる。従ってD−フリップフロップU4の
Q出力は、位相コントロール信号k1をL→Hにするこ
とにより発振器出力aのパルス幅分だけ位相シフトした
ことになる。
【0021】U4−Q出力は基準クロックhとなるか
ら、U4−Q出力の立上がりを基準にしたときの点灯信
号の遅延時間の組み合わせは2倍になる。
【0022】点灯スタート信号dが出力されてL→Hに
なるとD−フリップフロップU5のリセットが解除さ
れ、次のU4−Q出力の立上がりでU5−Q出力がL→
Hになり、D−フリップフロップU6、D−フリップフ
ロップU8のリセットが解除される。
【0023】点灯信号bの遅延時間については、位相コ
ントロール信号k2からの信号及び位相コントロール信
号k3からの信号をそれぞれ排他的論理和ゲートU9及
びナンドゲートU7に入力し、又発振器からの発振器
出力aが排他的論理和ゲートU9に入力することによっ
D−フリップフロップU6、ナンドゲートU7及び
−フリップフロップU8の構成する遅延回路において、
点灯信号bの遅延時間の組み合わせが4通り作られ、且
つ点灯信号bのタイミングが発振器出力aと同期する。
【0024】次に位相コントロール信号k1がLレベル
の場合に、位相コントロール信号k2及び位相コントロ
ール信号k3が共にLレベルのときの、点灯信号bのタ
イミングについて述べる。位相コントロール信号k2が
Lレベルであると、発振器出力aがHレベルのときは、
排他的論理和ゲートU9出力はH、発振器出力aがLレ
ベルのときは、排他的論理和ゲートU9出力はLとな
る。即ち、排他的論理和ゲートU9の出力は発振器出力
aの正転である。
【0025】位相コントロール信号k2、位相コントロ
ール信号k3が共にLレベルのときは、ナンドゲートU
7出力(U8−D入力)がHとなり、排他的論理和ゲー
トU9出力が正転となるので図4の点灯信号あるいは
図5の点灯信号に示すように、その次の発振器出力a
の立ち上がりに同期してLD点灯信号bがL→Hにな
る。位相コントロール信号k2がL、位相コントロール
信号k3がHレベルのときはナンドゲートU7出力がL
となり、排他的論理和ゲートU9出力が正転となるの
で、次の発振器出力aの立ち上がりでD−フリップフロ
ップU6−Qバー出力がH→Lとなることでナンドゲー
トU7出力がL→Hとなり、図4の点灯信号あるいは
図5の点灯信号に示すように、次の次の発振器出力a
の立ち上がりに同期してLD点灯信号bがL→Hにな
る。位相コントロール信号k2がHレベル、位相コント
ロール信号k3がLレベルのときはナンドゲートU7出
力がHとなり、排他的論理和ゲートU9出力が反転とな
るので図4の点灯信号あるいは図5の点灯信号に示
すように次の発振器出力aの立ち下がりに同期してLD
点灯信号bがL→Hになる。位相コントロール信号k
2、位相コントロール信号k3が共にHレベルのときは
ナンドゲートU7出力がLとなり排他的論理和ゲートU
9出力が反転となるので次の発振器出力aの立ち下がり
D−フリップフロップU6−Qバー出力がH→Lとな
るとナンドゲートU7で出力がL→Hとなり図4の点灯
信号あるいは図5の点灯信号に示すようにさらにそ
の次の発振器出力aの立ち下がりに同期してLD点灯信
号bがL→Hになる。
【0026】位相コントロール信号k1がLレベルのと
きの、位相コントロール信号k2及び位相コントロール
信号k3から発信される信号の論理を表1にまとめて示
す。
【0027】
【0028】位相コントロール信号k1がHレベルの場
合には、Lレベルのときに比して、基準信号hが発振器
出力aのパルス幅だけ後にずれている点のみがことなる
ので、点灯信号bのタイミングもLレベルのときに比し
て、発振器出力aのパルス幅だけ後にずれる他は同じで
ある。位相コントロール信号k1がHレベルのときの、
位相コントロール信号k2及び位相コントロール信号k
3から発信される信号の論理を表2にまとめて示す。
【0029】
【0030】このように、位相コントロール信号k2及
び位相コントロール信号k3から発信する信号を切り換
えることにより、点灯信号bの遅延時間の組み合わせは
4通りとなり、更に位相コントロール信号k1から発信
する信号を切り換えることにより、点灯信号bの遅延時
間の組み合わせは、図4及び図5に示すように8通りと
なる。
【0031】次に時間−電圧変換の特性曲線について説
明する。前述の如く、パルスeはパルス幅電圧変換回路
7において微小時間に対応する電圧gに変換される。図
6に示す曲線は時間−電圧変換の特性曲線であり、実線
で示すものは理想的な直線性を有する時間−電圧変換の
特性曲線であり、直線である。又破線で示すものは高調
波のノイズが重畳された時間−電圧変換の特性曲線であ
り、直線に周期性のある高調波のノイズが重畳されたも
ので、直線性が低い。時間−電圧変換の特性曲線に示さ
れる両者の関係がリニアであれば電圧測定により正確な
時間を測ることができるが、実際には破線に示すような
高調波のノイズが重畳されているために、誤差が発生し
ている。点灯タイミングを変化させればこれに対応し
て、基準クロックhに対する受信タイミングが変化す
る。そして図6において横軸、即ち時間軸に複数の時間
に対応する電圧を測定し、対応する複数の電圧測定値を
得て、これを平均することによりノイズの影響を平均化
しキャンセルできる。
【0032】次に上述したタイミングコントロールによ
るノイズキャンセルについて解析する。角周波数ωのク
ロック系信号の高調波ノイズを、正弦曲線で表すと、そ
の大きさyは振幅をaとすると、 y = a sinkωt 、(k = 1,2,3・・・) ・・・式(1) で表される。これが、点灯信号bのタイミングにおけ
る高調波ノイズの大きさである。同様に、位相を発振器
出力aのパルス幅の位相φ(rad) 変化させると、 y = a sin(k ωt + k φ) = a (sinkωt ・coskφ + cosk ωt ・sinkφ) ・・・式(2) π(rad) 変化させた場合は, y = a sin(k ωt + k π) = a (sinkωt ・coskπ + cosk ωt ・sinkπ) = a sink ωt ・coskπ ・・・式(3) φ+ π(rad) 変化させた場合は, y = a sin {k ωt + k(φ+ π) } = a{sinkωt ・cosk( φ+ π)+ cosk ωt ・sink( φ+ π) } = a (sinkωt ・coskφ・coskπ + coskωt ・sinkφ・coskπ) ・・・式(4) となり、それぞれ点灯信号bのタイミング、、に
おける高調波ノイズの大きさである。
【0033】上記4種の点灯信号bのタイミングにおけ
る高調波ノイズを重ね合わせ、合成すると、 y = a(1+cosk π) sinkωt + a(1+coskπ)cosk φ・sinkωt + a(1+coskπ) sinkφ・coskωt ・・・式(5) が得られる。
【0034】式(5)は、kが奇数のとき 1+cos
kπ=0 となるから、 y = 0 ・・・式(6) が得られる。
【0035】即ち、クロック系信号がデューティー比5
0の理想的な矩形波のときは、高調波ノイズはkの奇数
次のみの重ね合わせであるから、高調波ノイズは全てキ
ャンセルされる。位相のずれがπであることが式(6)
が成立するために必要であり、高調波ノイズのキャンセ
ルのために重要であることが分かる。
【0036】もし、デューティー比が50からずれた
り、立上がりに”なまり”や”オーバーシュート”等が
あるときは、偶数次の高調波ノイズが発生するが、この
ときは基準クロックhの位相シフト量φをπ/2に設定
すれば、φ=π/2であるから、
【0037】k=4n−2、(n=1、2、・・)、即
ちk=2、6、10のとき、 sinkφ=sin(2・π/2)=0、 coskφ=cos(2・π/2)=−1であるから、 y = 0 ・・・式(7) となる。一方、k=4n、(n=1、2、・・)、即ち
k=4、8、12のとき、 y = 2a(1+cosk π) sinkωt ・・・式(8) となる。即ち、この場合4、8、12、(4n)次の高
調波ノイズの影響は避け難いが、2、6、10、(4n
−2)次の高調波ノイズの影響はキャンセルすることが
できる。
【0038】本発明の第2実施例を図7〜図10により
説明する。第2実施例のブロック構成は第1実施例と同
様であるので説明を省略し、点灯タイミングについて図
7に示すLDタイミング回路121により説明する。
【0039】D−フリップフロップU12は分周器とし
て動作し発振器501の出力aを2分周する。排他的論
理和ゲートU10、排他的論理和ゲートU13はそれぞ
れ位相コントロール信号k1、位相コントロール信号k
3のL、Hの切り換えにより発振器出力aの正転・反転
及び分周器出力の正転・反転を行い、次いで発振器出力
aをD−フリップフロップU14のCK入力、分周器出
力をU14のD入力に入れて正転、反転を切り換えるこ
とによりD−フリップフロップU14のQ出力の位相を
切り換える。その結果を図8に示す(11)〜(14)
の4種の基準クロックhができる。
【0040】これを位相コントロール信号k1、位相コ
ントロール信号k3のL、Hの組合せごとに図8により
説明する。位相コントロール信号k1、位相コントロー
ル信号k3が共にLレベルのとき排他的論理和ゲートU
10の出力はaであり排他的論理和ゲートU13の出力
はaの分周出力となる。D−フリップフロップU14は
D入力がHレベルのときCK入力の立上がりでQ出力が
H、D入力がLレベルのときCK入力の立上がりでQ出
力がLとなるのでD−フリップフロップU14のQ出力
(基準クロックh)は(11)のようになる。位相コン
トロール信号k1がLレベル、位相コントロール信号k
3がHレベルのとき排他的論理和ゲートU10の出力は
aであり排他的論理和ゲートU13の出力はaの分周出
力の反転となるので、D−フリップフロップU14のQ
出力は(12)のようになる。位相コントロール信号k
1がHレベル、位相コントロール信号k3がLレベルの
とき排他的論理和ゲートU10の出力はbであり排他的
論理和ゲートU13の出力はbの分周出力となるので、
D−フリップフロップU14のQ出力は(13)のよう
になる。位相コントロール信号k1、位相コントロール
信号k3がHレベルのとき排他的論理和ゲートU10の
出力はbであり、排他的論理和ゲートU13の出力はb
の分周出力の反転となるのでD−フリップフロップU1
4のQ出力は(14)のようになる。
【0041】位相コントロール信号k1、位相コントロ
ール信号k3のL、Hの組合せと基準クロックhとを表
3にまとめて示す。
【0042】
【0043】次に位相コントロール信号k2による点灯
信号bのタイミングのずれることについて説明する。位
相コントロール信号k2は点灯信号bのタイミングをず
らす信号である。点灯スタート信号dがL→Hになると
D−フリップフロップU15のリセットが解除され、次
D−フリップフロップU15のCK入力の立上がりで
Q出力がL→Hになるが、D−フリップフロップU15
のCK入力は位相コントロール信号k1がLレベルのと
きとHレベルのときで異なる。Lレベルのときは排他的
論理和ゲートU10が正転なので、図8のaの分周出力
となり、Hレベルのときは排他的論理和ゲートU10が
反転なので図8のbの分周出力となる。
【0044】先ず位相コントロール信号k1がLレベル
のときの動作を図9を使って説明する。点灯スタート信
号dがL→Hになると次のaの分周出力(基準クロック
h(12)と同じ)の立上がりでD−フリップフロップ
U15のQ出力がL→HになりD−フリップフロップ
16のリセットが解除される。D−フリップフロップ
16はリセット解除後次のCK入力の立上がりでQ出力
がL→Hになるが位相コントロール信号k2がLのとき
は排他的論理和ゲートU11は正転なので点灯信号b
(12)に示すように次の発振器出力aの立上がりでL
D点灯信号bがL→Hになる。
【0045】位相コントロール信号k3がLレベルのと
き使う基準クロックは表3から基準クロック(11)と
なり、位相コントロール信号k2がHレベルのときは排
他的論理和ゲートU11は反転なので、次の発振器出力
aの立ち下がりでLD点灯信号bdがL→Hになる。こ
れは点灯信号(11)に示すものである。又位相コント
ロール信号k2がLレベルのときは排他的論理和ゲート
U11は正転なので、次の発振器出力aの立ち上がりで
LD点灯信号bがH→Lになる。これは点灯信号(1
2)に示すものである。
【0046】位相コントロール信号k3がHレベルのと
き使う基準クロックは基準クロック(12)となり、L
D点灯信号bのタイミングは基準クロック(11)のと
きと同じであり、位相コントロール信号k2がHレベル
のときは点灯信号(11)、位相コントロール信号k2
がLレベルのときは点灯信号(12)である。
【0047】基準クロックh(11)を使った場合、受
信信号fから次のクロックの立ち上がりまでの時間は基
準クロックh(12)を使った場合に対して、基準クロ
ックhの1/2周期分ずれることになり、相対的に点灯
タイミングを1/2周期ずらすことと同等である。 基
準クロックh(11)は基準クロックh(12)に対し
て位相がπだけずれており、基準クロックhの位相をず
らすことと点灯タイミングをずらすことは、ノイズキャ
ンセルの点から等価である。従って、基準クロックh
(11)を用いた場合の点灯信号(11)、(12)は
第1実施例における図4の点灯信号、に相等し、タ
イミングは同じことになる。
【0048】次に位相コントロール信号k1がHレベル
のときの動作は図10に示す通りであるが、D−フリッ
プフロップU15のCK入力がbの分周出力(基準クロ
ックh(14)と同じ)になる以外は図9と同じである
ので説明の詳述を省略する。そして点灯信号(13)、
(14)は位相コントロール信号k2の論理がそれぞれ
L、Hのときに対応する。
【0049】基準クロックh(13)を使った場合、受
信信号fから次のクロックの立ち上がりまでの時間は基
準クロックh(14)を使った場合に対して基準クロッ
クhの1/2周期分ずれることになり、相対的に点灯タ
イミングを1/2周期ずらすことと同等である。従って
基準クロックh(13)を用いた場合の点灯信号(1
3)、(14)は、第1実施例における図5の点灯信号
、に相等し、タイミングは同じことになる。
【0050】第2実施例において、図9、図10に示し
たように点灯信号bの位相と基準クロックhの位相を合
わせた受信信号と基準クロックhのタイミングの組み合
わせは8通りとなる。そして前述した第1実施例のノイ
ズキャンセル効果と同様なノイズキャンセル効果を有し
ている。
【0051】両実施例において、点灯信号を発振器出力
aに同期させて異なる受信信号のタイミングを得るよう
に構成したので、構成が簡単・廉価に実施できる。
【0052】両実施例において、異なるタイミングで複
数の点灯信号bを発生させて基準クロックhに対する複
数の異なる受信信号のタイミングを得るように構成した
が、点灯信号の発生タイミングは変えずに、受信側に遅
延回路を設けることによって複数の異なる受信信号のタ
イミングを得るように構成することができるのは言うま
でもない。
【0053】尚、前述した計算と同様にして、発振器の
周波数を基準クロックhの4倍とし、点灯信号のタイミ
ング変化量としてπ/2、φ+π/2、3π/2、φ+
3π/2を増やせばより高次の偶数次の高調波がキャン
セルできることはいうまでもないし、又更に発振器の周
波数を8倍、12倍・・・と大きくすれば、さらに高次
の高調波をキャンセルできることもいうまでもない。
【0054】又両実施例において、点灯信号のタイミン
グは8通りであり、それぞれその中の4通りのみによ
り、前述のように高調波ノイズがキャンセルが可能であ
る。上述の範囲の誤差発生原因に関しては更なるキャン
セル効果の向上が望めないにも拘わらず、併せて、それ
ぞれ他の4通りについて計測するのは、高調波ノイズと
は別にクロックとは無関係のノイズ、例えば時間−電圧
変換回路それ自体の非直線性などがある場合には、これ
らに対するキャンセル効果があると考えられるからであ
る。
【0055】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、基
準クロックhの1周期を超えない範囲で異なったタイミ
ングで発生する複数の走行毎に受光から次の基準クロッ
クの立ち上がりまでが計測され、これに基づいてターゲ
ットまでの距離が演算されるから時間−電圧変換時の非
直線性がキャンセルされて、クロックノイズの影響が除
去され、精度の良い測距値が得られる。そしてこの場
合、特に基準クロックhの2分の1周期に等しいタイミ
ング変化量として、時間−電圧変換時の非直線性を極め
て良好にキャンセルし、クロックノイズの影響を殆ど除
去し極めて良い精度の測距値を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の測距部のブロック図である。
【図2】第1実施例のLD点灯タイミング回路図であ
る。
【図3】第1実施例の基準クロックhのタイミングチャ
ートである。
【図4】第1実施例の位相コントロール信号k1がLレ
ベルのときのLD点灯信号のタイミングチャートであ
る。
【図5】第1実施例の位相コントロール信号k1がHレ
ベルのときのLD点灯信号のタイミングチャートであ
る。
【図6】第1実施例の時間−電圧変換の特性曲線図であ
る。
【図7】第2実施例のLD点灯タイミング回路図であ
る。
【図8】第2実施例の基準クロックのタイミングチャー
トである。
【図9】第2実施例のLD点灯信号のタイミングチャー
トである。
【図10】第2実施例のLD点灯信号のタイミングチャ
ートである。
【図11】従来例の測距部のブロック図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 タイミング回路 3 LD駆動回路 4 LD(レーザダイオード) 5 APD(アバランシェ・フォトダイオード) 6 アンプ・コンパレータ 7 パルス幅電圧変換回路 8 A/D変換回路 9 カウンタ 10 マイクロコンピュータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/48 - 7/51 G01S 17/00 - 17/95

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からパルス光を出射し、ターゲット
    で反射した前記パルス光を受信し、前記パルス光の走行
    時間を計測することにより前記ターゲットまでの距離を
    測定する光波測距装置において、基準クロックの1周期
    を超えない範囲で互いに位相が異なるタイミングを有す
    る複数の点灯信号を発生する点灯信号発生手段と、前記
    点灯信号に応じて前記パルス光を出射するパルス光出射
    手段と、カウント開始から前記パルス光の受信まで前記
    基準クロックをカウントするカウント手段と、前記パル
    ス光の受信から次の前記基準クロックの立ち上がりまで
    の時間を計測する計測手段と、複数回の前記計測手段の
    計測結果を平均する平均手段と、前記カウント手段のカ
    ウント結果と前記平均手段の平均結果とに基づいて前記
    ターゲットまでの距離を演算する演算手段とを有するこ
    とを特徴とする光波測距装置。
  2. 【請求項2】 自らの1周期を越えない範囲で互いに位
    相が異なる複数の基準クロックを発生する基準クロック
    発生手段を有することを特徴とする請求項1に記載され
    た光波測距装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の基準クロックに同期して点灯
    するパルス光の少なくとも二つの位相差は2分の1周期
    に等しいことを特徴とする請求項1に記載された光波測
    距装置。
  4. 【請求項4】 光源からパルス光を出射し、ターゲット
    で反射した前記パルス光を受信し、前記パルス光の走行
    時間を計測することにより前記ターゲットまでの距離を
    測定する光波測距装置において、基準クロックを発生す
    る基準クロック発生手段と、前記基準クロックの2倍の
    周波数を有する2倍クロックを発生する2倍クロック発
    生手段と、前記基準クロックの立上がり時点から最初の
    前記2倍クロックの立上がり及び立下がり、並びに2番
    目の前記2倍クロックの立上がり及び立下がりにそれぞ
    れ同期させて異なる複数のパルス点灯信号を発生するパ
    ルス点灯信号発生手段と、前記複数のパルス点灯信号に
    それぞれ同期して出射されるパルス光を用いて計測され
    る複数の走行時間に基づいて前記ターゲットまでの距離
    を演算する演算手段とを有することを特徴とする光波測
    距装置。
  5. 【請求項5】 前記基準クロック発生手段は、前記基準
    クロックに対して位相が前記2倍クロックのパルス幅分
    ずれた他の基準クロックを発生し、前記基準クロック発
    生手段は、該他の基準クロックの立上がり時点から最初
    の前記2倍クロックの立上がり及び立下がり、並びに2
    番目の前記2倍クロックの立上がり及び立下がりにそれ
    ぞれ同期させて異なる複数のパルス点灯信号を併せて発
    生することを特徴とする請求項4に記載された光波測距
    装置。
  6. 【請求項6】 光源からパルス光を出射し、ターゲット
    で反射した前記パルス光を受信し、前記パルス光の走行
    時間を計測することにより前記ターゲットまでの距離を
    測定する光波測距装置において、位相が2分の1周期分
    ずれた第1及び第2の基準クロックを発生する基準クロ
    ック発生手段と、前記基準クロックの2倍の周波数を有
    する2倍クロックを発生する2倍クロック発生手段と、
    前記第1の基準クロックの立上がり時点から最初の前記
    2倍クロックの立上がり及び立下がり、並びに第2の基
    準クロックの立上がり時点から最初の前記2倍クロック
    の立上がり及び立下がりにそれぞれ同期させて異なる複
    数のパルス点灯信号を発生するパルス点灯信号発生手段
    と、前記複数のパルス点灯信号にそれぞれ同期して出射
    されるパルス光を用いて計測される複数の走行時間に基
    づいて前記ターゲットまでの距離を演算する演算手段と
    を有することを特徴とする光波測距装置。
  7. 【請求項7】 前記基準クロック発生手段は、前記第1
    及び第2の基準クロックに対して位相がそれぞれ前記2
    倍クロックのパルス幅分ずれた第3及び第4の基準クロ
    ックを発生し、前記パルス点灯信号発生手段は、前記第
    3の基準クロックの立上がり時点から最初の前記2倍ク
    ロックの立上がり及び立下がり、並びに前記第4の基準
    クロックの立上がり時点から最初の前記2倍クロックの
    立上がり及び立下がりにそれぞれ同期させて異なる複数
    のパルス点灯信号を併せて発生することを特徴とする請
    求項6に記載された光波測距装置。
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JP5552215B2 (ja) * 2008-03-27 2014-07-16 パナソニック株式会社 発光装置およびそれを用いる空間情報検出装置
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