JP2606437B2 - 多層印刷配線板の製造方法 - Google Patents
多層印刷配線板の製造方法Info
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- Drilling And Boring (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
スルーホールの穴あけを効率よく行なうための方法に関
する。
3図に断面構造を示すように、多層印刷配線用基板(以
後基板と記す)1の表裏の配線層のみを接続するスルー
ホール2と、内層の信号層の接続ランド3を接続するス
ルーホール4と、内層のグランド・電源層の接続部5を
接続するスルーホール6とがある。
次穴あけを行なった後、この穴の表面にメッキなどによ
り金属層7を設けて形成する。
のきり径が同じであれば、スルーホール2でも、スルー
ホール4でも、あるいはスルーホール6でも穴あけ情報
上は区別しないで穴あけを行なっていた。
は、以下に述べるように、穴あけ工程での生産効率が著
しく低いという問題点があった。
を行なう場合、たとえそのきり径が同じであっても、き
りが貫通する部分の基板の内部の状態が異なれば、最適
な加工スピードも異なる。
層に銅箔などの金属層がある部分の方が、金属層のない
部分に比べて加工スピードを遅くしなければならない。
を接続するスルーホール2の穴あけは、内層に接続する
スルーホール4および6に比べて速く穴あけをできる。
ルーホール4とスルーホール6とを区別しないで同一の
穴あけ情報に基ずいて穴あけするため、その加工スピー
ドは最も遅い加工スピードに規制されてしまうことにな
る。
あけにおける生産効率が著しく低下してしまう。
用基板の所定部分に貫通孔を設ける穴あけ工程と、この
貫通孔の表面に金属層を設ける工程とを含む多層印刷配
線板の製造方法において、前記穴あけ工程では、同一き
り径に属するスルーホールが複数あるとき、それら同一
きり径に属する複数のスルーホールに関する穴あけ情報
を、前記スルーホールが接続する配線の状態に応じて複
数の区分に分類し、前記複数の区分のうち少なくとも一
つの区分の穴あけ情報を他の区分の穴あけ情報と区別し
て穴あけを行なうことを特徴とする。
て説明する。
6tで4層の基板を用い、スルーホールとして、表裏のみ
を接続するスルーホール2と内層信号層に接続するスル
ーホール4だけがある場合について本発明を適用した。
4である。
している。
ーホール2だけを分類し、このスルーホール2に関する
穴あけ情報φ0.42を作る。
分類して穴あけ情報φ0.44を作る。
ることにより、加工条件を分けることが可能となるの
で、表裏のみを接続するスルーホールでは、加工スピー
ドを3m/minとし、内層信号層に接続のあるスルーホール
4では加工スピードを1m/minとする。
あけでは、スルーホール4の加工条件で穴あけするのに
対して、ヒットレートで約50%の生産効率上昇が可能と
なった。
2が5000穴、内層信号層に接続のあるスルーホール4が
5000穴の場合について穴あけをした結果、第1図を示す
ように、従来の方法では所要時間が200分であったのに
対して、本実施例では150分で済み、生産効率が大幅に
上昇した。
た12層の基板1において、内層グランド・電源層の接続
部5トータルの銅箔厚が、内層信号層の接続ランド3の
厚さに対して著しく差が生じた場合について適用した例
である。
2に関する穴あけ情報φ0.42と、スルーホール4に関す
る穴あけ情報φ0.44と、スルーホール6に関する穴あけ
情報φ0.46とを区別し、それぞれのスルーホールの穴あ
けの加工スピードを各々3m/min,1m/min,0.5m/minとす
る。
0.5m/minに統一して穴あけする場合に比べて数段の生産
効率の向上が可能となる。
ル2,スルーホール4及びスルーホール6がそれぞれ5000
穴の12層積層板を用いて穴あけした結果、第3図に示す
とおり、従来方法では所要時間が501分であるのに対し
て、本実施例では354.5分で済んだ。
ルーホールを、基板1の表裏のみを接続するスルーホー
ル2と、内層の信号層を接続するスルーホール4と、内
層のグランド・電源層を接続するスルーホール6の3種
類に分けて本発明を適用したが、本発明がこれに限られ
るものではないことは明らかである。
と生産効率とに応じて、もっと多くの種類に分類しても
良い。
ルーホールの穴あけにおいて、同一きり径のスルーホー
ルに関する穴あけ情報を、スルーホールの接続状態によ
り分類し、それぞれの接続状態に最適な加工条件を設定
することにより、生産効率を飛躍的に向上させることが
できるという効果を有する。
図、第2図は、本発明の第2の実施例の効果を示すため
の図、第3図は、多層印刷配線板のスルーホールの構造
を説明するための模式的な断面図である。 1……基板、2,4,6……スルーホール、3……接続ラン
ド、5……接続部、7……金属層。
Claims (2)
- 【請求項1】多層印刷配線用基板の所定部分に貫通孔を
設ける穴あけ工程と、この貫通孔の表面に金属層を設け
る工程とを含む多層印刷配線板の製造方法おいて、 前記穴あけ工程では、同一きり径に属するスルーホール
が複数あるとき、それら同一きり径に属する複数のスル
ーホールに関する穴あけ情報を、前記スルーホールが接
続する配線の状態に応じて複数の区分に分類し、前記複
数の区分のうち少なくとも一つの区分の穴あけ情報を他
の区分の穴あけ情報と区別して穴あけを行なうことを特
徴とする多層印刷配線板の製造方法。 - 【請求項2】多層印刷配線用基板の所定部分に貫通孔を
設ける穴あけ工程と、この貫通孔の表面に金属層を設け
る工程とを含む多層印刷配線板の製造方法において、 前記穴あけ工程では、同一きり径に属するスルーホール
が複数あるとき、それら同一きり径に属する複数のスル
ーホールを、前記多層印刷配線用基板の一方の面上に設
けられた配線層と前記多層印刷配線用基板の他方の面上
に設けられた配線層のみを接続する第一種のスルーホー
ルと、前記多層印刷用配線基板内の内層信号層を接続す
る第二種のスルーホールと、前記多層印刷配線用基板内
の内層グランド・電源層を接続する第三種のスルーホー
ルとに分類し、少なくとも一種のスルーホールに関する
穴あけ情報を他の種のスルーホールに関する穴あけ情報
と区別して穴あけを行なうことを特徴とする多層印刷配
線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2286132A JP2606437B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 多層印刷配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2286132A JP2606437B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 多層印刷配線板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04162495A JPH04162495A (ja) | 1992-06-05 |
JP2606437B2 true JP2606437B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17700349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2286132A Expired - Fee Related JP2606437B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 多層印刷配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606437B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552295A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-16 | Fujitsu Ltd | Method of manufacturing multilayer printed board |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2286132A patent/JP2606437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04162495A (ja) | 1992-06-05 |
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