JP2606396Y2 - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JP2606396Y2
JP2606396Y2 JP1993047437U JP4743793U JP2606396Y2 JP 2606396 Y2 JP2606396 Y2 JP 2606396Y2 JP 1993047437 U JP1993047437 U JP 1993047437U JP 4743793 U JP4743793 U JP 4743793U JP 2606396 Y2 JP2606396 Y2 JP 2606396Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワードプロセッサやフ
ァクシミリ等のプリンタ機構に組み込まれるサーマルヘ
ッドの改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機構
に組み込まれるサーマルヘッドは、図4に示す如く、ア
ルミナセラミックス等から成る電気絶縁性基板11の上
面に、窒化タンタル等から成る多数の発熱素子12と、
アルミニウム等から成り前記発熱素子12の両端に接続
される一対の導電層13とを被着させるとともに、前記
導電層13の一方に複数個の駆動用IC14を半田バン
プ等を介して接続させ、さらに該複数個の駆動用IC1
4をエポキシ樹脂等から成る封止材15で帯状に被覆し
た構造を有しており、前記駆動用IC14の駆動に伴っ
て一対の導電層13間に所定の電力を印加し、発熱素子
12を選択的にジュール発熱させるとともに、該発熱し
た熱を感熱紙等に伝導させ、感熱紙等に所定の印字画像
を形成することによってサーマルヘッドとして機能す
る。
【0003】尚、前記封止材15は大気中の水分等の接
触による腐食から駆動用IC14を保護する作用を為
し、該封止材15は例えばエポキシ樹脂から成る場合、
一般にエポキシ樹脂となるワニスを電気絶縁性基板11
上面の複数個の駆動用IC14が取着されている領域に
ディスペンサ等によって帯状に塗布するとともに、これ
を120〜150℃の温度で熱硬化させることによって
複数個の駆動用IC14を共通に被覆するようにして電
気絶縁性基板11の上面に強固に被着される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサーマルヘッドにおいては、前記封止材15を形成
するエポキシ樹脂等はその弾性率が800〜1500k
g/mm2 と大きく、外力が印加されても変形しにくい
こと、及び前記エポキシ樹脂等はその熱膨張率が2.2
×10-5/℃であり、電気絶縁性基板11を形成するア
ルミナセラミックス等の熱膨張率(0.7×10-5
℃)に比し極めて大きいこと、及び封止材15で複数個
の駆動用IC14を共通に被覆すると封止材15が電気
絶縁性基板1のほぼ全長にわたり広面積に被着されるこ
と等から、電気絶縁性基板11上面の駆動用IC14が
取着されている領域にエポキシ樹脂となるワニスを塗布
するとともに、これを120〜150℃の温度で熱硬化
させ封止材15を駆動用IC14を被覆するようにして
電気絶縁性基板11上に被着させた場合、エポキシ樹脂
等から成る封止材15とアルミナセラミックス等から成
る電気絶縁性基板11との間に両者の熱膨張率の相違に
起因する大きな熱応力が発生するとともに、該熱応力に
よって電気絶縁性基板11に上面側を窪ませる形の反り
が発生してしまい、その結果、電気絶縁性基板11の上
面に取着されている全ての発熱素子12を感熱紙等に対
して均一な強さで接触させることができず、印字画像に
濃淡むらが発生するという欠点を有している。
【0005】
【考案の目的】本考案は上記欠点に鑑み案出されたもの
で、その目的は、感熱紙等に濃淡むらのない鮮明な印字
画像を形成することが可能なサーマルヘッドを提供する
ことにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本考案のサーマルヘッ
ドは、電気絶縁性基板の上面に、多数の発熱素子と、該
発熱素子を選択的にジュール発熱させる複数個の駆動用
ICとを取着するとともに、前記複数個の駆動用ICを
帯状の樹脂製封止材で共通に被覆して成るサーマルヘッ
ドにおいて、前記電気絶縁性基板はその下面で、前記封
止材と対向する領域、もしくはその領域近傍に、樹脂か
ら成るダミー部材が被着されていることを特徴とする。
【0007】また本発明のサーマルヘッドは、四角形状
を成す電気絶縁性基板の上面に、多数の発熱素子と、該
発熱素子を選択的にジュール発熱させ、且つ電気絶縁性
基板の一辺に対し略平行に配列されている複数個の駆動
用ICと、該複数個の駆動用ICを共通に被覆する帯状
の樹脂製封止材とを取着させるとともに、これを放熱板
上に載置させて成るサーマルヘッドにおいて、前記放熱
板は、前記電気絶縁性基板の駆動用ICが配列されてい
る方向の辺に対し直交する2つの辺を下方に引っ張るバ
ネ性を有していることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付した図面に基づ
いて説明する。
【0009】図1(a)は本考案にかかるサーマルヘッ
ドの一実施例を示す斜視図、図1(b)は図1(a)の
X−X線断面図、図1(c)は図1(a)のY−Y線断
面図であり、1は電気絶縁性基板、2は発熱素子、3は
一対の導電層、4は駆動用IC、5は樹脂製封止材、6
はダミー部材である。
【0010】前記電気絶縁性基板1はアルミナセラミッ
クス等の電気絶縁性材料から成り、例えばアルミナ、シ
リカ、マグネシア等のセラミックス材料粉末に適当な有
機溶剤、溶媒を添加混合して泥漿状と成すとともにこれ
を従来周知のドクターブレード法を採用することによっ
てセラミックグリーンシートを形成し、次に前記セラミ
ックグリーンシートを所定形状に打ち抜き加工を施すと
ともに高温(約1600℃)で焼成することによって製
作される。
【0011】前記電気絶縁性基板1はその上面にガラス
等から成る蓄熱層1aが被着されており、該蓄熱層1a
は後述する発熱素子2の発する熱を蓄積及び放散するこ
とによってサーマルヘッドの熱応答特性を良好に保つ作
用を為す。
【0012】前記蓄熱層1aは例えばガラスから成って
いる場合、ガラス粉末に適当な有機溶媒、溶剤を添加混
合して得たガラスペーストを電気絶縁性基板1の上面に
従来周知のスクリーン印刷等を採用することによって所
定厚み(約50μm)に塗布し、しかる後、これを高温
で焼き付けることによって電気絶縁性基板1上に帯状に
被着される。
【0013】また前記蓄熱層1aの上面には、多数の発
熱素子2、及び間に一定の間隔をもった一対の導電層3
が順次被着されている。
【0014】前記発熱素子2は例えば窒化タンタル等か
ら成っており、それ自体が所定の電気抵抗率を有してい
るため、一対の導電層3を介して電力が印加されるとジ
ュール発熱を起こし、印字画像を形成するに必要な温
度、例えば200〜350℃の温度に発熱する。
【0015】尚、前記発熱素子2は従来周知のスパッタ
リング法及びフォトリソグラフィー技術を採用すること
によって蓄熱層1a上に被着される。
【0016】また前記発熱素子2上に被着されている一
対の導電層3はアルミニウム等から成っており、該導電
層3は発熱素子2にジュール発熱を起こさせるために必
要な所定の電力を印加する作用を為す。
【0017】前記一対の導電層3は従来周知のスパッタ
リング法及びフォトリソグラフィー技術を採用すること
によって発熱素子2上に被着される。
【0018】前記電気絶縁性基板1の上面にはまた、直
線状に配された複数個の駆動用IC4が前記導電層3の
一方と接続された状態で取着されており、該駆動用IC
4は前記多数の発熱素子2を外部電気信号に対応させて
選択的にジュール発熱させる作用、具体的には一対の導
電層3を介して各発熱素子2に印加される電力のオン・
オフを制御する作用を為す。
【0019】前記駆動用IC4と導電層3との接続は、
導電層3等が被着されている電気絶縁性基板1の上面に
例えば半田バンプを有する駆動用IC4をダイマウンタ
等を用いることによって半田バンプが導電層3に当接す
るようにして載置させ、しかる後、これを所定の温度で
加熱溶融させ、駆動用IC4と導電層3とを半田バンプ
を介し接合させることによって行われる。
【0020】また前記電気絶縁性基板1上に取着されて
いる複数個の駆動用IC4は、エポキシ樹脂等から成る
帯状の樹脂製封止材5で共通に被覆されており、該樹脂
製封止材5によって駆動用IC4は大気から遮断され、
駆動用IC4に大気中に含まれる水分等が接触し、駆動
用IC4の電極等が腐食することは皆無となる。
【0021】尚、前記樹脂製封止材5は、例えばエポキ
シ樹脂となるワニスを電気絶縁性基板1上面の複数個の
駆動用IC4が取着されている領域にディスペンサ等に
よって帯状に塗布するとともに、これを120〜150
℃の温度で熱硬化させることによって電気絶縁性基板1
で複数個の駆動用IC4を完全に被覆するように被着さ
れる。
【0022】更に前記上面に発熱素子2や駆動用IC4
等を取着させた電気絶縁性基板1は、その下面で、前記
樹脂製封止材5と対向する領域A、もしくはその領域A
近傍に、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等から成るダミ
ー部材6が帯状に被着されている。
【0023】前記ダミー部材6は電気絶縁性基板1上に
樹脂製封止材5を被着させる際、電気絶縁性基板1に反
りが発生するのを有効に防止して平坦化させる作用を為
し、具体的には電気絶縁性基板1の下面にエポキシ樹脂
等から成るダミー部材6を被着させれば、電気絶縁性基
板1とダミー部材6との間に両者の熱膨張率の相違に伴
う熱応力が発生するとともに、これが電気絶縁性基板1
と樹脂製封止材5との間に発生する熱応力を打ち消し、
これによって電気絶縁性基板1に印加される応力は皆無
になるとともに電気絶縁性基板1に反りを発生するのが
有効に防止される。
【0024】前記ダミー部材6が被着された電気絶縁性
基板1は反りの発生がなく、平坦であることから、電気
絶縁性基板1上に取着されている全ての発熱素子2を感
熱紙等に対して均一な強さで接触させることができ、そ
の結果、感熱紙等に濃淡むらの無い鮮明な印字画像を形
成することが可能となる。
【0025】尚、ダミー部材6は、電気絶縁性基板1の
下面に例えばエポキシ樹脂と成るワニスをディスペンサ
等によって帯状に塗布するとともに、これを120〜1
50℃の温度で熱硬化させることによって電気絶縁性基
板1の下面に強固に被着される。
【0026】前記上面に発熱素子2や駆動用IC4等を
取着させた電気絶縁性基板1は更に、アルミニウム等か
ら成る放熱板7上に載置固定されており、該放熱板7は
電気絶縁性基板1の熱の一部を伝導吸収することによっ
て電気絶縁性基板1の温度を印字を行うのに適した温度
に維持する作用を為す。
【0027】また前記放熱板7の上面には、例えば5m
mの幅、1mmの深さをもった溝7aが形成されてお
り、該溝7aは電気絶縁性基板1の下面に被着されてい
るダミー部材6をその内部に収納することによって電気
絶縁性基板1の下面を放熱板7の上面に面当接させ、電
気絶縁性基板1の熱を放熱板7に安定して伝導吸収させ
る作用を為す。
【0028】前記放熱板7の上面には、電気絶縁性基板
1の下面に被着されているダミー部材6を収納する溝7
aが形成されているため、電気絶縁性基板1を放熱板7
上に載置固定する際、両者の位置合わせが容易となる。
【0029】尚、前記放熱板7はアルミニウム等から成
るインゴット(塊)を従来周知の金属加工法を採用し、
所定形状となすことによって製作され、また放熱板7の
溝7aは、放熱板7に例えば溝開け加工等の従来周知の
金属加工法を施すことによって形成される。
【0030】かくして、本考案のサーマルヘッドは、駆
動用IC4の駆動に伴って一対の導電層3間に外部電気
信号に対応させた所定の電力を印加し、発熱素子2を選
択的にジュール発熱させると共に、該発熱した熱を感熱
紙等に伝導させ、感熱紙等に印字画像を形成することに
よってサーマルヘッドとして機能する。
【0031】(他の実施例) 次に本考案にかかる他の実施例を説明する。
【0032】図2(a)〜(c)は本考案のサーマルヘ
ッドの他の実施例を示す断面図であり、図1に示したサ
ーマルヘッドと同一箇所には同一符号を付す。
【0033】図2に示すサーマルヘッドは、四角形状を
成す電気絶縁性基板1の上面に、多数の発熱素子2と、
該発熱素子2を選択的にジュール発熱させ、且つ電気絶
縁性基板1の一辺に対し略平行に配列されている複数個
の駆動用IC4と、該複数個の駆動用IC4を共通に被
覆する帯状の樹脂製封止材5とを取着させるとともに、
この電気絶縁性基板1を、アルミニウム等の良熱伝導性
材料から成り、前記樹脂製封止材5と平行な方向(図1
(a)におけるY−Y線方向)にかかる電気絶縁性基板
1の両側、即ち電気絶縁性基板1の駆動用IC4が配列
されている方向の辺に対し直交する2つの辺を下方に引
っ張るバネ性を有した放熱板8上に載置固定させた構造
と成っている。尚、本実施例においては電気絶縁性基板
1の下面に何ら取着しないものとする。
【0034】この場合、アルミニウム等の良熱伝導性材
料から成る放熱板8は、電気絶縁性基板1の駆動用IC
4が配列されている方向の辺に対し直交する2つの辺を
下方に引っ張るバネ性を有しているため、電気絶縁性基
板1の熱の一部を伝導吸収し電気絶縁性基板1の温度を
印字を行うのに適した温度に維持する作用を為すことに
加え、電気絶縁性基板1上に樹脂製封止材5を被着させ
る際、電気絶縁性基板1を上面側を窪ませる形の反りが
発生したとしても、電気絶縁性基板1は先に述べた放熱
板8のバネ性によって駆動用IC4が配列されている方
向にかかる両側で下方に引っ張られ、これが電気絶縁性
基板1と樹脂製封止材5との間に発生する熱応力を打ち
消し、電気絶縁性基板1に反りを発生するのが有効に防
止される。
【0035】前記放熱板8上に載置固定された電気絶縁
性基板1は反りの発生がなく、平坦であることから、電
気絶縁性基板1上に取着されている全ての発熱素子2を
感熱紙等に対して均一な強さで接触させることができ、
その結果、感熱紙等に濃淡むらの無い鮮明な印字画像を
形成することが可能となる。
【0036】前記電気絶縁性基板1の駆動用IC4が配
列されている方向の辺に対し直交する2つの辺を下方に
引っ張るバネ性をもった放熱板8は、アルミニウム等か
ら成るインゴット(塊)を従来周知の金属加工法を採用
し、図2(b)及び(c)に示す如く、例えば、電気絶
縁性基板1の長さが220〜230mm、厚みが0.5
〜1.0mmで、放熱板8の長さが220〜230m
m、厚みが約2mmのとき、駆動用IC4が配列されて
いる方向にかかる放熱板8の両端がその上面8aより
0.05mmだけ下方に位置するように両側部分(例え
ば、端部から中央側へ50.0mmの領域)を下方に折
り曲げた形状として製作される。
【0037】また前記電気絶縁性基板1の放熱板8上へ
の載置固定は、上面に発熱素子2等が取着された電気絶
縁性基板1を、アクリル樹脂等から成り電気絶縁性基板
1のほぼ全長にわたり配される接着材9を介して放熱板
8上に載置させることによって行われる。
【0038】尚、本考案は上述した実施例に限定される
ものでは無く、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において
種々の変更、改良等が可能であり、例えば図1を用いて
説明した実施例においては、ダミー部材6を電気絶縁性
基板1の下面に被着する際、ワニスを電気絶縁性基板1
の下面にディスペンサ等によって直に塗布したが、図3
に示す如く、放熱板7上面の溝7a内にエポキシ樹脂と
なるワニスを充填するとともに、該放熱板7上に電気絶
縁性基板1を載置させたものを120〜150℃の温度
で加熱することによってエポキシ樹脂から成るダミー部
材6aを電気絶縁性基板1の下面に被着させても良く、
この場合、上述の実施例と同様の効果が得られることに
加えて、ダミー部材6aが電気絶縁性基板1と放熱板7
の両者に対し強固に被着することから、電気絶縁性基板
1を放熱板7に載置固定する際、両者を接着材等によ
り、別途、接着する必要はなく、サーマルヘッドの製造
工程を簡略化することができる。
【0039】
【考案の効果】本考案によれば、電気絶縁性基板が平坦
になるため、該電気絶縁性基板上に取着されている全て
の発熱素子を感熱紙等に対し均一な強さで接触させ感熱
紙等に濃淡むらの無い鮮明な印字画像を形成することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のサーマルヘッドの一実施例を
示す斜視図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)
は(a)のY−Y線断面図である。
【図2】(a)は本考案のサーマルヘッドの他の実施例
を示す断面図、(b)は(a)に示すサーマルヘッドの
組み立て工程を示す断面図、(c)は(b)のZ部拡大
図である。
【図3】本考案のサーマルヘッドの他の実施例を示す断
面図である。
【図4】(a)は従来のサーマルヘッドの斜視図、
(b)は(a)のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1・・・電気絶縁性基板 2・・・発熱素子 3・・・一対の導電層 4・・・駆動用IC 5・・・樹脂製封止材 6、6a・・・ダミー部材 7、8・・・放熱板 7a・・・溝 9・・・接着材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性基板の上面に、多数の発熱素子
    と、該発熱素子を選択的にジュール発熱させる複数個の
    駆動用ICとを取着するとともに、前記複数個の駆動用
    ICを帯状の樹脂製封止材で共通に被覆して成るサーマ
    ルヘッドにおいて、 前記電気絶縁性基板はその下面で、前記封止材と対向す
    る領域、もしくはその領域近傍に、樹脂から成るダミー
    部材が被着されていることを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】四角形状を成す電気絶縁性基板の上面に、
    多数の発熱素子と、該発熱素子を選択的にジュール発熱
    させ、且つ電気絶縁性基板の一辺に対し略平行に配列さ
    れている複数個の駆動用ICと、該複数個の駆動用IC
    を共通に被覆する帯状の樹脂製封止材とを取着させると
    ともに、これを放熱板上に載置させて成るサーマルヘッ
    ドにおいて、 前記放熱板は、前記電気絶縁性基板の駆動用ICが配列
    されている方向の辺に対し直交する2つの辺を下方に引
    っ張るバネ性を有していることを特徴とするサーマルヘ
    ッド。
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