JP2605221Y2 - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

Info

Publication number
JP2605221Y2
JP2605221Y2 JP1993063482U JP6348293U JP2605221Y2 JP 2605221 Y2 JP2605221 Y2 JP 2605221Y2 JP 1993063482 U JP1993063482 U JP 1993063482U JP 6348293 U JP6348293 U JP 6348293U JP 2605221 Y2 JP2605221 Y2 JP 2605221Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
operation information
channel
sub
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993063482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0733045U (ja
Inventor
哲也 岡元
洋志 前窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Icom Inc filed Critical Icom Inc
Priority to JP1993063482U priority Critical patent/JP2605221Y2/ja
Publication of JPH0733045U publication Critical patent/JPH0733045U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605221Y2 publication Critical patent/JP2605221Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所望の運用情報を記憶
させておくメモリーを備えた無線通信機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリーを備えた無線通信機は、
メモリー内の複数のメモリーチャンネル(記憶場所のこ
とで、以下、チャンネルという)に運用情報(周波数,
電波形式,レピータ情報等)を記憶させ、通信する時に
所望のチャンネルを選択し、そこに記憶された運用情報
を読みだして通信条件を設定するものであった。このよ
うな無線通信機において選択できるチャンネル数は、以
前はせいぜい10か20くらいであったが、最近は10
0から200といった多チャンネルの無線通信機が増え
てきた。しかし、このような多チャンネルの無線通信機
でも、実際、頻繁に使うチャンネルは、せいぜい10チ
ャンネル以下のことが多いという事実があった。これら
の多チャンネルの無線通信機において、所望のチャンネ
ルを選択するには、キーボードで直接そのチャンネルを
指定するか、またはロータリースイッチやアップダウン
スイッチ等で順番に切り換えるかする。
【0003】キーボードで直接チャンネルを指定する場
合は、所望のチャンネルはすぐに呼び出せるが、1つの
チャンネル選択ごとに少なくとも2つのキーを押す必要
があり、多くのチャンネルを連続して選択したい場合は
とても面倒であった。また、チャンネルをひとつずつ順
番に切り換えていく場合は、所望のチャンネルを選択す
るために、必要でない多くのチャンネルを通過しなけれ
ばならない。例えば2チャンネルから52チャンネルに
変える場合には、チャンネルを50ステップも移動させ
る必要があった。そこで、所望のチャンネルを選択しや
すいように、チャンネル内の運用情報を移しかえてチャ
ンネルを整理することもできるが、運用情報の移しかえ
は大変面倒な作業であった。各チャンネルに記憶させた
運用情報に従って、多くの周波数を次々に受信していく
メモリースキャン受信をする場合も上記と同様で、メモ
リーのチャンネルのあちこちに点在している所望のチャ
ンネルを受信するためには、数多くの、自分にとって余
り必要でないチャンネルも受信しなければならないし、
そのためにスキャンスピードも遅くなっていた。
【0004】そこで、チャンネルをひとつずつ順番に切
り換えていく場合やメモリースキャン受信をする場合
に、頻繁に使うチャンネルにフラグを付けてそれだけを
選択したり、不要なチャンネルにマスクをかけてそのチ
ャンネルをとばして選択できるようにしたり、更には、
不要なチャンネルを消去したりして、所望のチャンネル
を捜す時間を短縮する無線通信機も考えられた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記の方法で
は、必要なチャンネルにフラグを付けたり、不要のチャ
ンネルを一つ一つ指定していくのは大変面倒であった。
また、不要なメモリーを消去してしまったものでは、後
でそのチャンネルが必要になったときに再び入力しなお
さなければならない、という問題もあった。しかも、結
果的に所望チャンネルはあちこちに点在したままで、分
かりにくいメモリーになる。そのためチャンネル番号を
整理するにも、どのチャンネルにどの運用情報が入って
いたのかを一度書き出す必要があるなど、上記と同様面
倒な作業が必要であった。
【0006】本考案は、上記の課題にかんがみて提案さ
れたもので、所望の運用情報を持ったチャンネルを素早
く呼び出して、短時間に通信条件を設定でき、しかも所
望の運用情報が記憶されたチャンネルの番号を簡単に整
理できる多チャンネルの無線通信機を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の無線通信機においては、周波数を含む運用
情報を記憶する複数の記憶場所を有するメモリーと、こ
のメモリーに運用情報を書き込む書き込み手段と、所望
の運用情報を読み出してこの運用情報によって通信条件
を設定する設定手段と、を備えた無線通信機において、
運用情報を記憶する複数の記憶場所を有する副メモリー
と、前記メモリーに書き込まれた運用情報の一部の運用
情報を前記副メモリーの所望の記憶場所に転送する転送
手段とを具備し、前記設定手段はメモリーか副メモリー
のいずれか一方のメモリーの任意の運用情報を読み出し
通信条件を設定するという構成にした。上記構成におい
て、運用情報は、送受信周波数,電波形式,レピータ情
報等を含んだものである。
【0008】
【作用】上記の無線通信機によれば、書き込み手段によ
って、周波数を含む運用情報がメモリー内の所望の記憶
場所に書き込まれる。このようにして書き込まれた多数
の運用情報のうちの一部の運用情報が、転送手段によっ
て選択され、副メモリーの所望の記憶場所に転送され
る。なお、本考案の無線通信機の設定手段は、メモリー
と副メモリーのいずれの運用情報も読みだすことができ
るが、運用の際は、主に副メモリーを使用し、そこに書
き込まれた運用情報を読み出して通信条件を設定する。
【0009】
【実施例】以下に本考案を、実施例を示した図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は本考案にかかる無線通信機
の実施例を示すブロック図である。図1において、1は
100チャンネルの記憶場所を有する主メモリー,2は
10チャンネルの記憶場所を有する副メモリー,3は書
き込みと読み出しと通信設定と転送の制御を行うと共に
後述する送受信部の各種機能を制御するマイクロプロセ
ッサ(以下CPUという)である。4はCPU3を介し
て主メモリー1へチャンネル(記憶場所)ごとの運用情
報を書き込むキーボードである。5はCPU3を介し
て、主メモリー1若しくは副メモリー2の任意のチャン
ネルを指定して、その運用情報を読み出すチャンネル切
換スイッチである。6はチャンネル切換スイッチ5が制
御する対象を主メモリー1と副メモリー2のいずれにす
るのかを選択する切替スイッチ,7はチャンネル切換ス
イッチ5が指定した主メモリー1のチャンネルの運用情
報をCPU3を介して副メモリー2に転送する転送スイ
ッチである。8はキーボード4から入力された運用情報
やチャンネル切換スイッチ5によって選択された運用情
報を表示する表示部,9はキーボード4で書き込まれた
運用情報やチャンネル切換スイッチ5によって読み出さ
れた運用情報によって通信条件を設定する送受信部であ
る。ここで、CPU3とキーボード4が書き込み手段
に,CPU3とチャンネル切換スイッチ5と送受信部9
が設定手段に,CPU3とチャンネル切換スイッチ5と
転送スイッチ7が転送手段に,主メモリー1がメモリー
に対応している。
【0010】図2は本考案の無線通信機のCPU3の制
御フローチャートで、これに従って動作を説明する。先
ず、ステップS1では、キーボード4によって、運用周
波数,電波形式,レピータ情報,送信出力等の運用情報
と記憶すべきチャンネルの番号が入力される。入力され
たチャンネルの番号と運用情報は表示部8に表示され
る。ステップS2では、その運用情報が表示部8に表示
された主メモリー1のチャンネルに書き込まれる。主メ
モリー1への入力を続ける場合は、ステップS3で判断
されてステップS1に戻り、入力が終了すればステップ
S4に進む。
【0011】ステップS4からが本考案のポイントであ
る。ステップS4では、チャンネル切換スイッチ5で主
メモリー1の100チャンネルの中から、副メモリー2
に記憶させたいものが1つ選択される。選択されたチャ
ンネルに書き込まれた運用情報は、ステップS5で読み
出されて送受信部9の通信条件が設定されると同時に、
表示部8に表示される。ステップS6で、切替スイッチ
6が切り替えられると、表示部8の表示が、現在の主メ
モリー1の内容表示から副メモリー2の内容表示に代わ
る。この時、副メモリー2にはまだ運用情報が入力され
ていないので、表示部8にはチャンネルの番号だけが表
示されている。そこでステップS7では、副メモリー2
の10個のチャンネルの中から記憶させたいチャンネル
を、チャンネル切換スイッチ5で選択する。続いて、ス
テップS8で転送スイッチ7を押すと、先にステップS
4で選択された主メモリー1の運用情報が、ステップS
7で選択された副メモリー2のチャンネルに転送され書
き込まれる。同時にその内容が表示部8に表示される。
このようにして、主メモリー1の所望のチャンネルの運
用情報が、副メモリー2の指定チャンネルに入力され
る。副メモリー2の運用情報を訂正する場合は、重ね書
きをすることによって先に入力された運用情報は消去さ
れる。続けて入力する場合は、ステップS9によってス
テップS4に戻り、ステップS4からステップS9まで
の上記の動作を繰り返す。
【0012】本実施例では、ステップS4,S6,S
7,S8の4つの簡単な操作で、主メモリーの所望のチ
ャンネルの運用情報を副メモリーの所望のチャンネルに
転送することができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の無線通信
機においては、メモリーに記憶させた多数の運用情報の
一部を選択してそれを副メモリーの所望の記憶場所に転
送して記憶させ、通常は運用情報の少ない副メモリーを
使うので、メモリー内の記憶場所の不要な運用情報を消
去したり、書き換えたり、フラグを付けたり、不要の記
憶場所を指定したりする必要がなく、残しておいても運
用に支障がない。また、不要と思っていた運用情報が再
び必要になったときは、メモリーからいつでも簡単に副
メモリーに転送することができる。更に、転送手段によ
って必要な運用情報だけを副メモリーの所望の記憶場所
に転送するので、副メモリーにはチャンネルの番号が整
理された形で、必要な運用情報だけが記憶されており、
設定手段によって所望の運用情報を素早く選択して読み
出して、短時間に通信条件を設定することができる。同
様に、スキャン動作も速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる無線通信機の実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の無線通信機のCPUの制御フローチャー
トである。
【符号の説明】
1 主メモリー(メモリー) 2 副メモリー 3 マイクロプロセッサ(CPU)(書き込み手段,設
定手段,転送手段) 4 キーボード(書き込み手段) 5 チャンネル切換スイッチ(設定手段,転送手段) 6 切替スイッチ 7 転送スイッチ(転送手段) 8 表示部 9 送受信部(設定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−121854(JP,U) 「CQ ham radio」第47巻 第12号、平成4年12月1日、p.17〜21 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数を含む運用情報を記憶する複数の記
    憶場所を有するメモリーと、このメモリーに運用情報を
    書き込む書き込み手段と、前記メモリーから所望の運用
    情報を読み出してこの運用情報によって通信条件を設定
    する設定手段とを備えた無線通信機において、 運用情報を記憶する複数の記憶場所を有する副メモリー
    と、前記メモリーに書き込まれた運用情報の一部の運用
    情報を前記副メモリーの所望の記憶場所に転送する転送
    手段とが具備されていることを特徴とし、前記設定手段
    はメモリーか副メモリーのいずれか一方のメモリーの任
    意の運用情報を読み出し通信条件を設定する構成とされ
    ている無線通信機。
JP1993063482U 1993-11-26 1993-11-26 無線通信機 Expired - Lifetime JP2605221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993063482U JP2605221Y2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 無線通信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993063482U JP2605221Y2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 無線通信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0733045U JPH0733045U (ja) 1995-06-16
JP2605221Y2 true JP2605221Y2 (ja) 2000-07-04

Family

ID=13230510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993063482U Expired - Lifetime JP2605221Y2 (ja) 1993-11-26 1993-11-26 無線通信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605221Y2 (ja)

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「CQ ham radio」第47巻第12号、平成4年12月1日、p.17〜21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0733045U (ja) 1995-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6081819A (en) Electronic calculator with graph displaying function
US20020154150A1 (en) Information processing device, and display control method and program therefor
US5483591A (en) Apparatus for referring to a content of a dial memory in a telphone set
JP3232880B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2605221Y2 (ja) 無線通信機
US6198815B1 (en) Communication apparatus with stored sets of destination and communication mode information that automatically selects a stored set for a second communication
US20020019251A1 (en) Method of selectively storing display message in a mobile telephone
JP3556237B2 (ja) 携帯電話機
US20040066421A1 (en) Cellular telephone set, operation control method thereof and program therefor
AU3682099A (en) Mobile telephone and control method therefor
US6510316B2 (en) Wireless communication apparatus
KR20030040948A (ko) 이동통신 단말기의 북마크 제공 장치 및 그 방법
JP2003087678A (ja) データ受信装置及びデータ受信方法
JPH0548799A (ja) フアクシミリ装置
JPH0722910Y2 (ja) 通信機の表示装置
JP2727804B2 (ja) 無線選択呼出受信機および着呼情報表示順設定方法
JPH01265744A (ja) 通信端末装置
JP3308661B2 (ja) 自動同調受信機
JP2696335B2 (ja) ファクシミリ装置
JP4432294B2 (ja) 携帯通信端末装置
JP2594370B2 (ja) 画像通信装置
JPH05122322A (ja) ダイヤル装置
JPH03130817A (ja) キー入力制御方式
JPH05303363A (ja) 制御機器及びその画面制御方法
JPH09102824A (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080421

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421

Year of fee payment: 9