JP2604978B2 - インフレータモジュール組立体 - Google Patents

インフレータモジュール組立体

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    • B01D2279/10Filters adapted for separating dispersed particles from gases or vapours specially modified for specific uses for air bags, e.g. inflators therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して膨張自在な束
縛システムに関し、特に膨張自在な束縛システムのよう
なインフレータの放出物の改良された処理に関する。
【0002】
【従来の技術】オペレータの介在の必要なく、展開され
ていない状態から展開された状態まで自己作動する安全
束縛システム、即ち『受動束縛システム』、特に膨張自
在なエアバッグ又はクッションを有するこれら束縛シス
テムは、このような受動束縛システムの使用の望ましさ
が米国で全体的な支持を得たので、自動車において上記
システムを使用することと同様に多くの議論の主題であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乗り物が衝突のよう
な突然の減速を受けるとき、ガスで膨張されるクッショ
ン又はバック、例えば『エアバッグ』を使用して乗り物
の乗員を保護することは公知である。展開の間、エアバ
ッグを通常満たす素早く進行するガスは、例えば窒素の
ような不活性ガスである。このようなシステムでは、ク
ッションは普通は、必要な空間を最小限にするために、
膨張されておらず折り畳まれた状態で収容される。エア
バッグシステムが作動すると、エアバッグを素早く膨張
するためにガスがインフレータから排出される。クッシ
ョンは、膨張するとき、衝突が進行する間、乗り物
員の動きを束縛する働きをする。概して、このようなエ
アバッグは約30から60ミリセカンドより遅くなく
されるように設計されるのが一般的である
【0004】乗り物の膨張自在な束縛システムは概し
て当該の乗り物のフレーム及び/又はボディ周辺配置
されるか又は取り付けられ、且つ乗り物による突然の減
速を関知する働きをするマルチプルクラッシュセンサを
有する次にセンサはクッションの展開を作動するた
めに乗り物の乗車室の内部に戦略的に配置された膨張自
在なエアバッグ/クッションモジュール又は組立体に
号を送る。概して、乗り物の運転手の保護のために設け
られた膨張自在なクッション、つまり運転手側エアバッ
グは乗り物のステアリングコラムに位置する貯蔵室に
取り付けられる。一方、前方座席の乗員の保護のための
膨張自在なクッション、つまり乗員側エアバッグは
型的に乗り物のインストルメントパネル/ダッシュボー
ドに取り付けられる。
【0005】典型的な膨張自在なクッション束縛システ
ムは、『リアクションカン』、又はより短く『カン』
般的に呼ばれる概して外側のリアクションハウジング
又はキャニスタを有するエアバッグモジュールを使用す
る。このリアクションキャニスタは概して『エアバッグ
インフレータ』又はより簡単に『インフレータ』又は一
方で『ジェネレータ』と呼ばれるものを有するエアバッ
グモジュールシステムの他の構成要素を支持、又は含む
のに役立つ。作動の際に、インフレータはエアバッグ/
クッションを膨張するためにガスを提供するよう作動す
る。
【0006】上記システムに用いられるインフレータは
典型的に、花火タイプインフレータか又は、貯蔵ガス、
可燃性ガス、更に一般的になったハイブリッドタイプイ
ンフレータのようなタイプのインフレータの1つかのい
ずれかであり、このようなタイプのインフレータにおい
ては、インフレータ構造物の一方の側又は端部からガス
が排出されるのが一般的であるため、ガス方向づけ
ことが必要となる
【0007】花火インフレータは概して始動及び作動に
際してエアバッグ/クッションを膨張するために使用さ
れるガスを発生するガス発生材を含む。概して、花火イ
ンフレータによって生成した膨張ガスはインフレータの
全長に沿った開口部又は放出ポートから放出される。
【0008】これに対し、ハイブリッドタイプのインフ
レータは、可燃性の花火材料の本体に加えて、概して、
エアバッグを膨張するのに用いられる主要ガスとして、
適切な作動に際して花火的に発生したガスと共にインフ
レータから放出される貯蔵され圧縮されたガスを含む。
圧縮ガスの貯蔵に関する物理的観点から、圧縮ガスを貯
蔵するインフレータは典型的に円筒形状を有する。更
に、このような円筒形状に成形されたガス貯蔵コンテナ
からのガスは、円筒形状のコンテナの一端部のみにおい
て開口部又は放出ポートを介して放出されるのが一般的
である。しかしながら適切なエアバッグの展開を得るた
めには、ガスがエアバッグ/クッションの中に正確に均
一に放出されることが概して望ましい。これは特にガス
がインフレータ装置の一端部又は側からのみ排出される
ときに望ましい。典型的なエアバッグ/インフレータ組
立体では、インフレータに直接又は間接的に連結された
エアバッグのガス入口開口部の全長に沿ってガスを展開
中のエアバッグへ比的均放出することによって上
記均一な放出が概ね得られる。このようにエアバッグは
適切に均一に展開され、貯蔵コンテナの一端部からのみ
のガスの排出のためにエアバッグが歪んで展開する危険
性が避けられる。
【0009】米国特許第5,131,680号はハイブ
リッドインフレータ及びデフューザを有するタイプのエ
アバッグ組立体を開示している。その開示されたインフ
レータ組立体は略円筒形状のコンテナと略円筒形状のデ
フューザとそのコンテナの1つの端部に取り付けられた
多岐組立体(manifold assembly )とを有する。デフュ
ーザは直径がコンテナより大きく、コンテナ及び多岐組
立体の両方を囲むように取り付けられる。更に、エアバ
ッグに導かれるガスが通る開口部を有するデフューザは
実質的に多岐組立体の全長と、コンテナの全長のかなり
の部分とに延びる。このデフューザはコンテナと多岐組
立体の両方を囲んでおり、且つ作動中にそこに与えられ
た応力に耐えられなければならないので、このようなデ
フューザは概して好まれるよりもかさばり重い。
【0010】上記ハイブリッドインフレータ及び同様の
ハイブリッドインフレータにおいて、花火(ガス発生)
の燃焼及び作動材料は一定して望ましくない微粒子材料
の発生を引き起こす。この微粒子含有したインフレー
タ放出物を処理するために種々のアプローチが試みられ
及び/又は提案されてきた。
【0011】1つのアプローチは微粒子含有インフレー
タ放出物でのエアバッグの膨張を簡単にするものであっ
た。その結果、微粒子材料はエアバッグから外へ乗り物
に放出されてしまう可能性がある。この微粒子材料は大
きさが様々であり、典型的に人間の呼吸範囲内に大量の
微粒子を含み、そして引き続いて微粒子を吸った人に呼
吸器官の問題を引き起こす可能性がある。また、このよ
うな微粒子は簡単に拡散し、煙のように空気に浮遊し、
その結果乗り物の中又は周辺で火災が生じているとい
う誤った印象を引き起こす。
【0012】またハイブリッドインフレータの花火部分
から生じたガス放出物をスクリーンに通すことが提案さ
れた。例えば上記の米国特許第5,131,680号
は、花火材本体とハイブリッドインフレータの加圧ガス
含有室へ花火的に生成された放出物が通るオリフィスと
の間に円形スクリーン『128』を含むことを開示して
いる。
【0013】また米国特許第5,016,914号
は、適切な大きさの複数の開口部を有する金属ディスク
認められるフィルタを含むことが開示されている。こ
のディスクは発生ガスに存在しうる大きい粒子を捕らえ
る機能をするものとして開示されている。
【0014】ンフレータの貯蔵加圧ガスに接触する前
にハイブリッドインフレータの花火部分のガス放出物を
濾過又はスクリーンに通すという技術は、貯蔵ガスへの
熱の伝達が遅くなったり妨げられたりしてしまう問題が
概してある上記ハイブリッドインフレータでは、ガス
を所望のように拡張させるには貯蔵ガスへ熱が伝達され
るのが概して望ましい従って、望ましい熱伝達が遅く
なったり妨げられたりすることにより、インフレータ
能が低下する。またインフレータ内のこの位置における
微粒子をスクリーンに通すこと又は濾過することはイン
フレータ内のガスの流れに望ましくない影響を及ぼす。
例えば、インフレータの花火室から出て貯蔵ガス室への
ガスの流れが制限されてしまい、花火室の内側の圧力が
上昇するため、花火室による構造的故障の潜在的な可能
上昇する。
【0015】従って、このようなインフレータのガス状
放出物から微粒子を取り除く安全で且つ効果的で、経済
的な装置及び技術の必要性が継続して存在する。微粒子
材料除去することにより、システムのインフレータ
使用による乗り物の乗員が受ける不快さを防ぎ、最小限
にし、又は減少することができる。更に微粒子除去
ることにより乗員が乗り物の内部に拡散されて空気に
浮遊する微粒子材料を見て、乗り物が火災にあっている
という間違った結論に達した時に不必要にパニックに陥
るような乗員の安全性の懸念を防ぐことができる。
【0016】更に、インフレータのガス状放出物の温度
は、例えばそこで使用されるガス発生材料及び貯蔵ガス
のタイプ及び量と同様に、求められているインフレータ
の作動のレベルを含む相関する多くの要素に依存し、典
型的に約537.8°C(1000°F1093.
3°C(2000°Fの間で変化する。このような高
温を受けるため、ナイロン又はナイロン誘導体のような
従来のエアバッグ材料からできたエアバッグが展開の際
に燃焼し、次に乗員が焼けてしまうという潜在的な可能
性が増加する。その結果として、ここで関連して使用さ
れるエアバッグ典型的に高温に耐える材料で構成又は
被覆なければならない。例えば、ナイロン生地(fabr
ic)からできたようなエアバッグが燃えるのに対抗する
ために、ナイロン生地のエアバッグ材料がネオプロピレ
ンで被覆するか、又は1つ又はそれ以上のネオプロピレ
ン被覆ナイロンあて布(patch )が熱いガスの初期衝突
位置のエアバッグに配置される。このよう特別に製
造、又は用意されたエアバッグは典型的に製造又は生産
にコストがかかるのはお分かりであろう
【0017】従って、このような高温ガス状放出物の効
果的な処理を可能にするシステムは望ましい。
【0018】概して、本発明の目的はインフレータのガ
ス状放出物の処理のためのシステムを提供し、改良され
た膨張自在な束縛システム又はインフレータモジュール
組立体を提供することである。
【0019】本発明の特別な目的は、上記問題の1つ又
はそれ以上を克服することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】 請求項1によれば、長手
方向へ長いインフレータを具備し、該インフレータが
動したとき、該インフレータの長手方向の一端からガス
が放出されるインフレータモジュール組立体において、
前記インフレータの周囲にインフレータ外周面から間隔
を隔ててインフレータを包囲するモジュールデフューザ
ハウジングを設けて、インフレータ外周面とモジュール
デフューザハウジングとの間に環状の空間を形成し、該
モジュールデフューザハウジングが、その一側面上に、
該モジュールデフューザハウジングの長手方向の略全長
にわたり開口部を有し、インフレータ作動時にインフレ
ータの一端から放出されたガスを前記環状空間へと導
き、その後、該ガスを前記開口部から放出し、該ガスが
放出されるインフレータの一端の外側であって前記モジ
ュールデフューザハウジングの内側に多層フィルタ組立
体を設ける。概して、本発明の目的は、上記発明により
少なくとも部分的に達成される。 請求項2によれば、請
求項1に記載のインフレータモジュール組立体におい
て、前記多層フィルタ組立体が、少なくとも約0.4か
ら約3ミクロンの直径を有する微粒子を濾過する。多層
フィルタ組立体はインフレータのガス状放出物を処理す
るのに効果的である。
【0021】従来技術では、上記システムで用いるイン
フレータのガス状放出物から上記大きさの範囲の微粒子
を十分に濾過できない。更に従来技術による装置及び手
法による濾過では、微粒子含有ガスが簡単にフィルタ
通過したりフィルタにより遮断されたりするように用い
フィルタが作動するのが一般的であるため、ガス流を
所望のように効果的に方向づけることができない。
【0022】更に、本発明は長手方向に成形されたイン
フレータのガス状放出物の処理のためのシステムを
、そのインフレータは1つの横側部又は端部からガス
を放出し、膨張自在な束縛システムに長手方向に成形さ
れたモジュールデフューザ内に収容される。この処理シ
ステムは、ガス状放出物を濾過し且つ方向づけるのに効
果的であり、ガスが放出されるインフレータの側部又は
端部の外側でモジュールデフューザ内に収容された多層
フィルタ組立体を有する。このフィルタ組立体は約0.
4から約3ミクロン及びそれより大きい範囲の直径を有
する微粒子の濾過と、モジュールデフューザの全長に沿
った軸線方向へのガス状放出物の方向づけと効果的
ある
【0023】更に、本発明は、1つの端部からガスを放
出し且つ長手方向に成形されたモジュールデフューザ内
に収容される長手方向に成形されたハイブリッドインフ
レータのガス状放出物を処理するための多層環状フィル
タ組立体を有する。そのフィルタ組立体は、ガスが放出
されるハイブリッドインフレータの端部周りでモジュー
ルデフューザ内に収容され、 a)金属ワイヤメッシュからなる耐高温支持材料の第1
層と、 b)少なくとも1つの金属のきめ細かいワイヤスクリー
ン層と、 c)少なくとも1つのセラミック生地(textile )層
と、 d)少なくとも1つのセラミック紙(paper )層とを
する。このフィルタ組立体は、a)約0.4から約3ミ
クロン及びそれより大きい範囲の直径を有する微粒子の
ガス状放出物からの濾過と、b)モジュールデフューザ
の全長に沿った軸線方向へのガス状放出物の方向づけと
効果的である
【0024】ここで用いる『推進中立(thrust neutra
l)』という語句は、例えば展開の間、又は思いがけな
く輸送、貯蔵又は取扱の間に作動した時、推力がゼロの
インフレータによって生じるものをいう即ち、インフ
レータのガス放出開口部は、ガスが両方向に放出され、
インフレータの物理的な動きをさせる力が生じないよう
位置する。従って、概してインフレータは発生するエ
ネルギを所定位置において消費するであろう。
【0025】他の目的及び利点は、特許請求の範囲及び
図面に関連した後の詳述から当業者にとっては明らかで
あろう。
【0026】図示及び説明を簡単にするために、図面の
類似部分は同じ参照番号で示す。
【0027】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、乗り物の乗員
側の乗り物膨張自在束縛クッションを膨張するのに用い
全体参照番号10で示したインフレータ組立体が示
されている。大型有蓋トラック、小型トラック及び特に
自動車を含む自動乗り物のための乗員側エアバッグモジ
ュール組立体について本発明を以下で説明するが、乗員
側エアバッグモジュール組立体を含むエアバッグモジュ
ール組立体の他のタイプ又は種類で応用できることは
明らかである
【0028】このような自動乗り物に関して、乗員側
運転手側のエアバッグモジュール組立体間に普通物理
的な差異がある、例えば概して乗員側エアバッグは運転
手側組立体で用いるものより比較的大きいため、このよ
うな乗員側組立体は比較的より大きい体積の膨張ガスを
典型的に必要とするという理由、本発明は乗員側エア
バッグモジュール組立体での特別な使用を有するもの
ある
【0029】図1及び図2に示したように、インフレー
タ組立体10はハイブリッドインフレータ12と
ジュールデフューザ14とガス衝突点多層フィルタ組
立体16とを有する。ハイブリッドインフレータ12は
上記したように長手方向に成形されたボトル型インフレ
ータである。このようなハイブリッドインフレータ12
の作動モードは従来技術で公知であるので、ここでは
発明の実施に係わる特性又は局面に関してのみハイブリ
ッドインフレータ12を説明する。ハイブリッドインフ
レータ12は、第1端部22及び第2端部24を有する
と共にこれら端部間で延びる略管状又は円筒形状の長手
方向に長いボディ部分26を備えたガス貯蔵/生成部分
20を有する。参照番号32で各々示した間隔の開いた
4つのガス放出ポート、ベント又は出口を有する略円筒
形状のインフレータガス出口組立体30第1端部22
図示されている。(注意:図1には1つの放出ベント
32を示し、第2放出ベント32図2に示し、一方
で図3説明した実施形態の4つ全ての放出ベントの
大体の位置を示した。)図示したハイブリッドインフレ
ータ12では、4つの放出ベント32は、インフレータ
組立体10の外周の周りにおける放出ガスのより均一な
排出を促進し、結果として組立体が望ましく推力中立で
あることを促進するために、インフレータガス出口組立
体30の外周の周りに90°の角度で略等間隔に設けら
れる。
【0030】しかしながら本発明は、このように特別に
成形又は形成されたガス出口組立体に関連した使用に限
定されない。例えば本発明は、種々の形状及び大きさで
且つ特定適応及び所望の作動必要条件のような要素に
依存するガス放出ベントの異なる数、成形又は形状を有
するガス出口組立体とともに実施可能である。しかしな
がら概してガス放出ベントは、上記したように、放出ガ
スのより均一な排出を促進し、その結果として組立体が
推力中立であることを促進するために、等間隔に又は対
称に設けられるのが好ましい
【0031】上記で確認したように、インフレータ組立
体10はモジュールデフューザ14を有する。モジュー
ルデフューザ14はインフレータ12を収容し、且つそ
のインフレータ12と同様に、第1端部40及び第2端
部42を有すると共にこれら端部間に延びる略管状又は
円筒形状の長手方向に長いボディ部分44を備えた略長
手方向に成形された構造である。概してモジュールデフ
ューザ14の寸法、特に直径及び長さは、モジュールデ
フューザ14の内部とインフレータ12の長いボディの
周りとでガスの流通、例えばインフレータ12からのガ
スの流通が可能なように、長手軸線及び横手軸線の両方
に沿って少なくとも略同心でインフレータ12の適合を
許容する寸法である。従って、特適用の作動必要条
件を満たすために上記長さおよび直径を適切に代える
とが可能である。典型的には、複数部品構造からでも
部品構造からでもモジュールデフューザ14を成でき
【0032】モジュールデフューザ14はガスがエアバ
ッグ(図示せず)に導かれる主要開口部46と補助開口
部47とを有する。従来技術で公知のように、エアバッ
グはそのエアバッグの膨張を可能にするモジュールデフ
ューザに連結されたガス入口開口部を有する
【0033】主要開口部46は概してモジュールデフュ
ーザ14の長手方向に長いボディ部分44の長さ方向に
沿って延び、モジュールデフューザ14からエアバッグ
へのガスの主要伝達点として役立つ。補助開口部47
は、モジュールデフューザ端部40、つまりインフレー
タガス出口組立体30の周り且つフィルタ組立体16を
収容するモジュールデフューザ14の端部に配置され
る。補助開口部47は、フィルタ組立体16をガスが通
ったあとに、ガスがモジュールデフューザ14から出ら
れるようにする。概してこのような補助開口部47は主
要開口部46を経由して送られたガスを補うため、イン
フレータ12からとモジュールデフューザ14の全長の
周りのエアバッグへとのガスの伝達をより十分に最大に
するのに役立つ。上記したように組立体の全長の周り
おいてガス伝達の適当に均一な排出達成することは、
概して上記した関連するエアバッグのより均一な展開を
確実にするのを助ける。所望により、モジュールデフュ
ーザ14の補助開口部47を使用しなくても、概してイ
ンフレータ組立体の全体性能において少なくとも小さな
幾つかの低下で本発明を実施可能であるのは明らかであ
【0034】モジュールデフューザの開口部46及び4
7は概して、インフレータ組立体からのガスのエアバッ
グの中へのより均一な排出を促進し、それによってより
秩序があり均一にエアバッグが膨張するように、従来技
術で公知の方法で間を開けて設けられ、成形されそして
寸法取りされる。このモジュールデフューザの形態は、
本発明を実施する上で制限とならないので、これに関
しては更には説明しない
【0035】インフレータ12は、インフレータ端部2
4に位置する取付けスタッド48の手段のような従来技
術で公知の方法で、モジュールデフューザ14内に収容
又は取り付けられる。一方で、インフレータ12は、例
えばインフレータ端部22又は24のいずれか又はその
両方においてリベット、ネジ、溶接等のような1つ又は
それ以上の固定具又は固定手法を用いてモジュールデフ
ューザ14内に取り付け可能である。しかしながらモジ
ュールデフューザ14内にインフレータ12を取り付け
又は固定する他の方法又は方式は予想され、その広い範
囲における本発明の実施は取付け又は固定のいかなる
別な方法又は方式に対して又はそれによって制限又は限
定されない。
【0036】フィルタ組立体16もまたモジュールデフ
ューザハウジング14内に取り付けられる。例えば示
ように、フィルタ組立体16はモジュールデフューザ
14の内径によって半径方向に束縛され、そしてモジュ
ールデフューザ14の端部と、ガス出口組立体30及び
第1主開口部46Aに先立つモジュールデフューザ主開
口部46の間に配置されたバッフル49のような軸線ス
トッパーとにより軸方向に束縛される。バッフル49は
モジュールデフューザ14からインフレータ12の方に
延び、モジュールデフューザ14を通って流れてしまう
ガス流を防ぐのに役立ち、その流れは修正されないと
ましくない非対称なエアバッグの展開をする可能性があ
る。図示した実施形態ではバッフル49を一つだけ備え
ているが、所望により主開口部46B及び46Cの前に
付加バッフルを備えることもできる。本発明の広い実施
では、バッフルがあろうがなかろうがモジュールデフュ
ーザを用いることができることも明らかである
【0037】また所望により、フィルタ組立体を軸方向
関して止める代替手段としてモジュールデフューザに
組立体を溶接するといった手段を使用してもよい
【0038】フィルタ組立体16はインフレータガス出
口組立体30のガス放出ベント32と対向する第1端部
40に隣接したボディ部分44に沿ってモジュールデフ
ューザ14の内部に取り付けられる。従ってフィルタ組
立体16は、インフレータを出たガスが接触又は衝突す
るであろうモジュールデフューザ14の内部の地点又は
部分に少なくともおおよそ位置する
【0039】フィルタ組立体16の配置を図1及び図2
に概して示し、フィルタ組立体16の構造を詳細且つ特
定して図3に示した。フィルタ組立体16の形状はモ
ュールデフューザ14の形状を概ね反映する。図示した
実施形態では、フィルタ組立体16は構造的に略環状で
あり、制限しない例では、インフレータガス出口組立体
30に最も隣接した最も内側の層から、24×24ステ
ンレス鋼ワイヤメッシュのような耐高温性支持材料のラ
ップ50、続いて24×110又は45×170ステン
レス鋼ダッチウィーブ(Dutch weave )のようなきめ細
かいワイヤスクリーン層52、続いてセラミック生地
(textil)材料層54、続いてセラミック紙(paper )
材料のラップ56を有し、好ましくはラップ50で用い
支持材料のラップのような層58で終端し、結果とし
てフィルタ組立体16はインフレータ組立体10内に
まれた部分となる。上記セラミック生地とは、例えばセ
ラミックフィラメントを撚って撚り糸を形成し、その撚
り糸を編んで作製した生地と同様の構造を有するもので
あり、上記セラミック紙とは、例えばセラミックファイ
バから作製された紙と同様の構造を有するセラミックの
シートである。
【0040】上記フィルタ組立体16は、説明した花火
を含むハイブリッドインフレータのようなインフレータ
からの微粒子含有放出ガスの処理に有用且つ効果的であ
る。例えば処理加工は、そこを通り又はそこに衝突す
る微粒子含有インフレータ放出ガスの濾過、方向づけ及
び冷却が含まれる
【0041】本発明における膨張自在な束縛システムの
放出物の濾過処理は概してそこを通るガスから微粒
子、例えば固体燃焼生成粒子を分離するものである。概
して微粒子の性質は燃焼材料、例えば花火材料に依存す
る。例えば、典型的な花火含有ハイブリッドインフレー
タは発生材料タイプ及び装填に依存する約3から10
グラムの残留物を放出し、典型的に少なくともその50
%は3ミクロンより小さい直径である。
【0042】生成された固体粒子の大きさが、ガス発生
材料の製造の公式化及び方法と、発生材料の燃焼率と、
放出速度とを含む多数の相関加工及び公式化変数に依存
して一定に変化し、そして例えば幾つかのハイブリッド
タイプのインフレータにおける花火含有室と貯蔵ガス
を連結するオリフィスとインフレータの大きさ及び
状を含む多数の変数に依存し、本発明のフィルタ組立体
好ましくは少なくとも直径約0.4から約3ミクロ
ンの大きさの微粒子を効果的に濾過する。濾過に関し
効果的な』とは、フィルタ組立体がそのフィルタ組立
体によって処理されている混合物に存在する微粒子の好
ましくは少なくとも約30%及び好ましくは約50%を
取り除くことを意味する。フィルタ組立体が典型的に
少なくともより小さい直径の微粒子をも取り除けること
は明らかである
【0043】本発明の実施によって達成されるガス
向づけ処理は典型的にモジュールデフューザハウジン
グの軸線方向にガス状放出物の流れを方向づける特性で
ある。つまり、ガスは、例えば貯蔵室からエアバッグ/
クッションへのガス放出が適当に均一になされるよう
に、長手方向に成形されたインフレータ及び同様に成形
されたモジュールデフューザの全長に沿って方向づけさ
れる。こうすることで、エアバッグは適切により一様に
展開され、インフレータ装置の1つの端部だけからガス
が排出するためにエアバッグが歪んで展開される危険性
避けられる。
【0044】フィルタ組立体によって提供される比較的
大きい広さの表面とガス状放出物との接触と、そして
加する摩擦及び伝導熱伝達の結果として、本発明は処理
されているガス状放出物の温度を下げる。ガスの冷却は
このシステムの組立体の比較的安価な被覆されていない
ナイロンのようなエアバッグ材料の使用を可能にする。
また、乗り物の乗員を焼いてしまう可能性とエアバッグ
材料を通って燃焼するガス状放出物の危険性は、排除さ
ないにしても劇的に減少される。
【0045】更に、フィルタ組立体の特別な構造とそれ
用いる構成要素は、特定の設備の特定の必要条件また
は作動目的を満たすように適切に代えられ。このよう
なフィルタ組立体の好適実施形態では、最も内側の層5
0は、フィルタ組立体が作動において普通受ける比較的
高い温度での作動機能を維持すると同時に、後に続く層
に対する支持を望ましく提供する他の適切な材料から構
成される。このような層は、主にその表面の凝縮によっ
てそこを通るガスを濾過するのに役立つのが好ましい
【0046】当業者にはお分かりのように、インフレー
で使用される特定の発生材料や、それによって発生さ
れた膨張ガスのような要素によって上記層の構築で用
いる材料の温度許容は変化し、故にメッシュサイズ
ヤ直径を変えたスクリーンステンレス鋼以外の金属
使用するといった支持のための構造の異なる材料の
使用を許容又は必要とする。例えば、低い作動温度にお
ける使用、例えば約648.9°C(1200°F)ま
たはそれより低い温度での作動のためのフィルタ組立体
のために、支持層はアルミニウムを使用して構成され
る。一方、より高い温度での作動、例えば約648.9
°C(1200°F)から1371°C(2500°
F)の間の温度での作動のために、支持層はINCONEL
(Huntington Alloys, Inco Alloys Internationalの登
録商標) のようなニッケル及びクロムの耐腐食性合金の
ような材料を使用して構成される
【0047】同様に、メッシュサイズワイヤ直径は、
例えばガスの速度温度の減少の程度を含む望ましいレ
ベルの作動を提供するよう適切に代える又は変えられ
【0048】本発明の好適実施形態では、層52は24
×110ステンレス鋼ワイヤダッチヴィーヴ(Dutch we
ave )スクリーン材料から構成される。そのダッチヴィ
ーヴは、フィルタワイヤがワイヤに隣接して触れている
ヴィーヴであり、結果として濾過されている放出物のた
めのより回り道となる。濾過された材料の流れは、より
度高く濾過するきめ細かいフィルタ媒介層と接触する
前に軸線方向に遅くなり且つ拡散される。
【0049】説明した実施形態では、層52は高温とガ
スの高速度の両方に耐えることが必要であり、従ってこ
の層は良好な構造特性と高い温度許容を示すのが好まし
。更に、説明した実施形態では、この層は、後に続く
より精度の高いフィルタ媒体の層に接触する前に、より
大きい微粒子を濾過するのに役立。これらのより大き
い粒子の早期の除去により、後のフィルタ層が詰まって
しまうのが避けられ、それによって後に続くフィルタ層
をより効果的にし、特に通過しているガスの流れからよ
り細かい微粒子の分離を効果的にする。
【0050】好適実施形態では、層54はセラミック生
地(ceramic textile )、好ましくは3Mによって製造
されるNEXTELのようなシリカアルミナボロン連続巻線形
ファイバ(silica-alumina-boron continuous wound fi
ber )から作られる。セラミックは高温適性を提供する
ので好ましい。生地(textile )は編まれた材料(wove
n materials )が概して比較上の編まれていない材料
(non-woven materials)よりもより大きい構造的支持
をより容易に提供するので好ましい
【0051】好適実施形態では、層56はLydall Techn
ical Papers で製造される1530Lセラミック紙(ce
ramic paper )といったアルミナシリカファイバ材料の
ようなセラミック紙から構成される。このセラミック紙
は紙製造工程の不連続アルミナシリカファイバの湿った
横たわったものを含む。好ましくはこの層は高精度微粒
子濾過を提供し、高温適性をも有する。
【0052】好ましいデザインのフィルタ組立体では
濾過されているガス放出物は十分に遅くなり、フィルタ
組立体の先立つ層によって、セラミック紙は、このよう
なセラミック紙層の濾過性能にかなり不利益に影響する
ことなく受けるガスの速度に耐えることができる。概
して、このセラミック紙材料は高温、例えば約109
3.3°C(2000°Fまでの温度に耐えることが
できる。
【0053】上記で確認したように、フィルタ組立体1
6は好ましくはユニットとして共にフィルタ組立体16
を保持するのを助けるのに役立つ層58で終わる。この
ような層は支持層50で用いられる材料と同じでも異な
る層でもよい。更に後述するように、終結層58は支持
層50と連続していてもよい
【0054】インフレータのガス状放出物の処理におい
て、このようなフィルタ組立体は特に少なくとも約0.
4から約3ミクロンの範囲の平均直径を有する微粒子を
取り除くのに効果的である。
【0055】本発明のフィルタ組立体は種々の方法で製
造又は生成される。製造の1つの好ましい方法は、
旦、インフレータ組立体に設けられたフィルタ組立体開
口部に近づくように構造支持材料の層、例えば金属ワイ
ヤメッシュの層を適切な直径の主軸の周りで覆うことで
ある。それからそのメッシュは、参照番号60(図3
)において、それ自身に溶接されて結合され、そこか
ら延びる概して参照番号62で示したメッシュの長い部
分を備える。それからフィルタ組立体の連続層、例えば
層52、54及び56が支持層の周りに位置し、各連続
層は先行する層の周りに位置する。構造支持材料の終結
層58を含む上記した好ましいフィルタ組立体では
ッシュの上記長い部分でその時存在するフィルタ組立体
の周りを単に覆うことにより上記終結層が形成される
【0056】フィルタ媒体の本質的な『サンドイッチ』
介在層に対する単一又は連続層の使用により、フィルタ
媒体のより長い長さの使用ができるような製造過程が容
易になる。概して、材料のより長い長さは製造において
より容易に扱われる。例えばこのようなより長い長さは
典型的に巻き又は巻き付ける製造技術によってより容易
に扱われる。更に、このような使用は組立体で使用され
る構成部分の数を減らすこと容易に製造できる。
【0057】また望まれるならば種々のフィルタ層
フィルタの種々の層を組み立てる前に共に連結され
る。例えば所望であるならばセラミック生地層54及び
セラミック紙層56はフィルタ組立体で使用するセラミ
ック生地及び紙の積層材料を形成するように連結さ
。例えば、セラミック生地層及びセラミック紙層は、
例えばこれらの層を共に積層するためには、Shin-Etsu
Chemical Co., Ltd.で製造されるRTVシリコンのよう
な接着材を使用して互いに連結される
【0058】イブリッドインフレータと関連しての使
用について本発明を上述したが、ガスの放出物の濾過及
び方向づけが開示された方法望まれる他のタイプのイ
ンフレータで本発明を使用できることは明らかである
そのような他のタイプのインフレータは典型的に幾つか
の燃焼反応を含み、且つ非常に制限された数又は集中し
たガス放出孔からガスを放出する。例えばこのような他
のタイプのインフレータは種々の花火インフレータを
【0059】ここで図示して説明した本発明は、ここで
特に開示していない要素、部分、過程、構成要素又は成
分がなくても適切に実施可能である
【0060】上述の詳細な説明は理解を明快にするため
だけに提供され、本発明の範囲内での変更例が当業者に
とって明らかであるように、不必要な制限を与えるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のインフレータ組立体の簡
易部分断面頂部平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って実質的に断面にされ且
つ矢印の方向に見た図1のインフレータ組立体の簡易部
分断面図である。
【図3】本発明の実施において関連する特別に確認且つ
説明された特徴部分がよりはっきりと見えるように一定
の縮尺で図示していない、且つ図1の3−3線に沿って
実質的に断面にされて矢印の方向に見た図1のインフレ
ータ組立体の簡易断面図である。
【符号の説明】
10…インフレータ組立体 12…インフレータ 14…モジュールデフューザ 16…フィルタ組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル アール.リーニンガー アメリカ合衆国,ユタ 84040,レイト ン,サウス 79 イースト 2700 (56)参考文献 特開 昭63−141851(JP,A) 特開 平4−2541(JP,A) 特開 昭51−37432(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向へ長いインフレータを具備し、
    該インフレータが作動したとき、該インフレータの長手
    方向の一端からガスが放出されるインフレータモジュー
    ル組立体において、 前記インフレータの周囲にインフレータ外周面から間隔
    を隔ててインフレータを包囲するモジュールデフューザ
    ハウジングを設けて、インフレータ外周面とモジュール
    デフューザハウジングとの間に環状の空間を形成し、該
    モジュールデフューザハウジングが、その一側面上に、
    該モジュールデフューザハウジングの長手方向の略全長
    にわたり開口部を有し、インフレータ作動時にインフレ
    ータの一端から放出されたガスを前記環状空間へと導
    き、その後、該ガスを前記開口部から放出し、該ガスが
    放出されるインフレータの一端の外側であって前記モジ
    ュールデフューザハウジングの内側に多層フィルタ組立
    体を設けたことを特徴とするインフレータモジュール組
    立体。
  2. 【請求項2】 前記多層フィルタ組立体が、少なくとも
    約0.4から約3ミクロンの直径を有する微粒子を濾過
    する請求項1に記載のインフレータモジュール組立体。
  3. 【請求項3】 前記インフレータが、一端からガスを放
    出するハイブリッドインフレータからなる請求項2に記
    載のインフレータモジュール組立体。
  4. 【請求項4】 前記多層フィルタ組立体が前記一端を包
    囲する環状構造物である請求項3に記載のインフレータ
    モジュール組立体。
  5. 【請求項5】 a)前記インフレータが長いボディ部分
    からなり、 b)前記モジュールデフューザハウジングが長いボディ
    部分からなると共に、前記ガスを放出するインフレータ
    の一端を包囲する前記モジュールデフューザハウジング
    の端部にガスを放出するための補助開口部を更に具備す
    る請求項1に記載のインフレータモジュール組立体。
  6. 【請求項6】 前記多層フィルタ組立体が、 a)少なくとも1つの耐高温支持材料層と、 b)少なくとも1つのセラミック生地層と、 c)少なくとも1つのセラミック紙層とを具備する請求
    項2に記載のインフレータモジュール組立体。
  7. 【請求項7】 前記セラミック生地がシリカアルミナボ
    ロンファイバからなる請求項6に記載のインフレータモ
    ジュール組立体。
  8. 【請求項8】 前記セラミック紙がアルミナシリカファ
    イバ材料からなる請求項6または7に記載のインフレー
    タモジュール組立体。
  9. 【請求項9】 前記耐高温支持材料層と少なくとも1つ
    の前記セラミック生地層との間に、金属のきめ細かいワ
    イヤスクリーン層を具備する請求項6に記載のインフレ
    ータモジュール組立体。
  10. 【請求項10】 前記多層フィルタ組立体が、前記耐高
    温支持材料層と連続する前記耐高温支持材料の終結層を
    具備する請求項6または9に記載のインフレータモジュ
    ール組立体。
  11. 【請求項11】 前記耐高温支持材料層がガスを放出す
    る前記インフレータの端部に最も隣接する請求項6に記
    載のインフレータモジュール組立体。
  12. 【請求項12】 前記耐高温支持材料が金属ワイヤメッ
    シュからなる請求項9または11に記載のインフレータ
    モジュール組立体。
  13. 【請求項13】 約648.9°Cより大きくない作動
    温度で使用するためのインフレータモジュール組立体に
    おいて、前記ワイヤメッシュの金属がアルミニウムであ
    る請求項12に記載のインフレータモジュール組立体。
  14. 【請求項14】 約648.9°Cから1371°Cま
    での間の作動温度で使用するためのインフレータモジュ
    ール組立体において、前記ワイヤメッシュの前記金属が
    ニッケルとクロムとの合金である請求項12に記載のイ
    ンフレータモジュール組立体。
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