JP2604670Y2 - 自動車用物入れの取付装置 - Google Patents

自動車用物入れの取付装置

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JP2604670Y2
JP2604670Y2 JP1993050688U JP5068893U JP2604670Y2 JP 2604670 Y2 JP2604670 Y2 JP 2604670Y2 JP 1993050688 U JP1993050688 U JP 1993050688U JP 5068893 U JP5068893 U JP 5068893U JP 2604670 Y2 JP2604670 Y2 JP 2604670Y2
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Inventor
前鶴修一
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用物入れの取付
装置であって、特に自動車のインストルメントパネルに
物入れを取付けるための物入れ取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルに、例
えば灰入れ等の物入れを取付けるための従来構造とし
て、例えば図1及び図2に示す如き構造のものがある。
【0003】すなわち、1は自動車のインストルメント
パネルであって、このインストルメントパネル1は、芯
材2の表面に不図示である弾性パッドを被着することに
より構成されるものである。3は芯材2の略中央部に形
成されている取付枠部であって、この取付枠部3には開
口部4が形成されている。この開口部4は、例えばテレ
ビ等のモニターあるいは空気調和装置、オーディオ装置
等の操作パネルが嵌着されるスペースである。またこの
取付枠部3の下側には、灰皿5を出入れ自在に保持する
アウタケース6を嵌入する嵌入凹部7が桟部材8を介し
て区分形成されている。
【0004】なお9は、嵌入凹部7の右横に形成されて
いるライター挿着部、10はアウタケース6の上面にお
いて突設した取付部であって、この取付部10は取付ね
じの挿通孔11が穿設されている。
【0005】そして上記灰皿5を出入れ可能に支持する
アウタケース6を前記芯材2に取付けるには、図2に示
すようにアウタケース6の取付部10を前記の桟部材8
に当てがい、さらにその取付部10に設けた挿通孔11
内に挿通した取付ねじ12を、桟部材8に係止されるナ
ット13に螺着してアウタケース6を芯材2に取付けて
いるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにアウタケース6を芯材2に固定する取付手段では、
アウタケース6に挿通する取付ねじ12を、桟部材8に
係止したナット13に螺着して、そのアウタケース6と
桟部材8とを固定しているだけで略片持ち状の固定手段
であるので、その桟部材8に固定されているアウタケー
ス6の安定性が悪く、これが原因でそのアウタケース6
に支持されている灰皿5の前端部が例えば車体の振動等
によって図2の矢印Aで示すように上下方向の揺動が生
じ、取付安定性が悪いという不具合を生じ、さらには、
アウタケース6を桟部材8にねじ付けするとき、そのア
ウタケース6の位置決め構造がないためにアウタケース
6を桟部材8に取付けづらく、取付作業性が悪いという
不具合もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる従来の
不具合に着目してなされたもので、インストルメントパ
ネルの芯材に形成されているアウタケース嵌入凹部の左
右両側壁面に、アウタケースの支持部を設けて、アウタ
ケースを嵌入凹部内ねじ着せしめるに際し、上記支持部
によってアウタケースの位置決めを行ない、この位置決
めを維持しながらそのアウタケースを芯材にねじ着けす
ることによりアウタケースの取付作業性及び取付けられ
たアウタケースの安定性を大幅に向上せしめることがで
きる自動車用物入れの取付装置を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で説明した
構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付してそ
の同一構造部分の構造説明は省略する。
【0009】図3、図4において、本実施例は、インス
トルメントパネル芯材2に形成されている嵌入凹部7の
左右両側で起立位置されている左右両側壁14に、その
側壁14の内側に突設する支持部15を段設せしめたも
のである。なお16は灰皿5とアウタケース6とがガタ
つかないように弾圧的に支持せしめるばねを示す。
【0010】このような左右1対の支持部15を設けた
嵌入凹部7内に灰皿5を支持するアウタケース6を取付
けるに際しては、先ずそのアウタケース6の左右両袖部
6Aを上記段状の支持部15上に載せて、そのアウタケ
ース6の位置決めを行なう。次いでそのアウタケース6
に設けたねじ挿通孔11内に取付ねじ12を挿通し、こ
の取付ねじ12を桟部材8に係止されているナット13
に締着することで、アウタケース6を芯材2に固定する
ことができる。
【0011】従ってこの実施例によれば、芯材2にねじ
付けする前のアウタケース6は、支持部15によって、
位置決めされていることから、その位置決めされたアウ
タケースの芯材2への螺着作業性が大幅に向上される。
さらに芯材2に取付けられたアウタケース6は、取付ね
じ10による螺着作用と、支持部15による位置決め作
用によって、安定した固定となって、灰皿5が自動車の
振動等によって揺動されることがなく安定性にも優れた
物入れ取付装置が提供できる。
【0012】なお上記実施例では、物入れの取付装置と
して灰皿構造について説明したが、これに限るものでは
なく、灰皿と同様構造のコップ受け等の自動車用物入れ
についても適用できる。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案は、物入れ本体の左
右両側部を引押し自在に案内支持する略コ字状の左右両
袖部を形成しているアウタケースと、該アウタケースに
形成されている左右の袖部外側下面を支持する支持部を
斜め下方内側へ段設せしめている左右双方の縦壁相互を
桟部材により結合して、該桟部材と上記縦壁とで開口部
を形成しているインストルメントパネルとを有し、上記
アウタケースに形成されている左右両側の袖部外面を、
インストルメントパネルに形成されている支持部に載置
して、インストルメントパネルに対してアウタケースを
位置決めし、この状態でアウタケースがインストルメン
トパネルの桟部材にねじ止めされている自動車用物入れ
の取付装置であるからこれによれば、インストルメント
パネルにねじ付けされる前のアウタケースは支持部15
によって位置決めされていることから、その位置決めさ
れたアウタケースのインストルメントパネルへの螺着作
業性が大幅に向上される。さらにインストルメントパネ
ルに取付けられたアウタケース6は、取付けねじ10に
よる螺着作用と、支持部15による位置決め作用によっ
て、安定した固定となって、灰皿5が自動車の振動等に
よって揺動されることがなく安定性にも優れた物入れの
取付装置が提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の自動車用物入れ構造を示した説明図。
【図2】従来例の取付け構造説明図。
【図3】本考案実施例の自動車用物入れ構造を示した説
明図。
【図4】本考案実施例の詳細構造説明断面図。
【符号の説明】
1…インストルメントパネル 2…芯材 3…取付枠部 4…開口部 5…灰皿 6…アウタケース 7…嵌入凹部 8…桟部材 9…ライター挿着部 10…取付部 11…挿通孔 12…取付ねじ 13…ナット 14…側壁 15…支持部 16…ばね
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/06 B60N 3/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物入れ本体の左右両側部を引押し自在に
    案内支持する略コ字状の左右両袖部を形成しているアウ
    タケースと、該アウタケースに形成されている左右の袖
    部外側下面を支持する支持部を斜め下方内側へ段設せし
    めている左右双方の縦壁相互を桟部材により結合して、
    該桟部材と上記縦壁とで開口部を形成しているインスト
    ルメントパネルとを有し、上記アウタケースに形成され
    ている左右両側の袖部外面を、インストルメントパネル
    に形成されている支持部に載置して、インストルメント
    パネルに対してアウタケースを位置決めし、この状態で
    アウタケースがインストルメントパネルの桟部材にねじ
    止めされていることを特徴とする自動車用物入れの取付
    装置。
JP1993050688U 1993-09-17 1993-09-17 自動車用物入れの取付装置 Expired - Fee Related JP2604670Y2 (ja)

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