JP2604423Y2 - プリント基板接続装置 - Google Patents

プリント基板接続装置

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JP2604423Y2
JP2604423Y2 JP1993028863U JP2886393U JP2604423Y2 JP 2604423 Y2 JP2604423 Y2 JP 2604423Y2 JP 1993028863 U JP1993028863 U JP 1993028863U JP 2886393 U JP2886393 U JP 2886393U JP 2604423 Y2 JP2604423 Y2 JP 2604423Y2
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中嶋  茂雄
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Canon Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフレキシブルプリント基
板を他のプリント基板の穴に挿入し、接続するプリント
基板接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板の接続装置は特公昭
62ー31836号公報に記載されているように、折り
曲げ部を挟んで両側に2個の補強板を有し、その補強板
が内側になるように折り曲げ、プリント基板の端部を他
のプリント基板の穴に挿入して半田付けするように構成
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリント基板の接続装置は第1のプリント基板の折り曲
げ部とは反対側の端部を第2のプリント基板の穴に挿入
して半田付けするもので、補強板が第1のプリント基板
の折り曲げ部から端部まで必要であり、且つ折り曲げ部
を挟んで両側に補強板が必要である。折り曲げ部以外は
補強板をつけるので、第1のプリント基板を自由に折り
曲げられなくなり、基板を自由に折り曲げられるフレキ
シブルプリント基板としての特徴を生かせないという問
題があった。また、第1のプリント基板の第2のプリン
ト基板の穴へ挿入する側と半田付けする側とは常に逆側
であり、接続作業時の自由度が制限されるものであっ
た。
【0004】本考案は上記問題を解決しようととするも
のでプリント基板の折り曲げ自由度の制限を最小限に
し、多数の接続を容易にすることを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本考案は、スリットを介して隣接した導体パターン
を備えたフレキシブルプリント基板を折り曲げ、その折
り曲げ片の一方の少なくとも折り曲げ部近傍に補強板を
裏打するとともに、前記折り曲げ片の折り曲げ部の両側
に前記導体パターンのパターン接続部を千鳥に配置し、
他のプリント基板に穴を並設し、この並設された穴の互
いにずれて対向する位置に導体パターンのパターン接続
部をそれぞれ設け、前記スリットを備え且つ前記補強板
を備えた前記折り曲げ片を前記折り曲げ部側から前記他
のプリント基板の並設された穴に挿入し、前記フレキシ
ブルプリント基板の折り曲げ片の折り曲げ部の両側に千
鳥に配置されたパターン接続部と他のプリント基板の穴
にずれて対向配置されたパターン接続部とをそれぞれ半
田接続したものである。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
るが、最初に本考案の第1の実施例を図1乃至図3によ
り説明する。
【0007】図1はフレキシブルプリント基板を示すも
ので、図1において、1はコの字形状のフレキシブルプ
リント基板で、2乃至9はプリント基板1に形成された
導体パターンである。2a,4a,6a,8aはプリン
ト基板1の一方の片にスリット10a,10b,10c
を介して隣接した導体パターン2、4、6、8のパター
ン接続部である。このプリント基板1の一方の片のさら
に開放端側にはスリット10a,10b,10cを介し
て隣接した導体パターン3、5、7、9のパターン接続
部3a,5a,7a,9aが設けられている。3b,5
b,7b,9bはプリント基板1の他方のスリット11
a,11b,11cを介して隣接した導体パターン3、
5、7、9のパターン接続部である。このプリント基板
1の他方の片のさらに開放端側にはスリット11a,1
1b,11cを介して隣接した導体パターン2、4、
6、8のパターン接続部2b,4b,6b,8bが設け
られている。このプリント基板1のそれぞれの片の開放
端側の裏側には図示点線の如く補強版12a,12bが
裏打ちされている。また、プリント基板1のそれぞれの
片は折り曲げ線AーA`から折り曲げられ、図2の如く
折り曲げ部13a,13bを備えたプリント基板1を形
成している。パターン接続部2a,4a,6a,8aと
パターン接続部3a,5a,7a,9aは折り曲げ部1
3aの両側に千鳥に配置されている。また、パターン接
続部2b,4b,6b,8bとパターン接続部3b,5
b,7b,9bは折り曲げ部13bの両側に千鳥に配置
されている。
【0008】図2において、20は他のプリント基板
で、21a,21b,21c,21dはプリント基板2
0に並設された穴であり、22乃至29はプリント基板
20に形成された導体パターンである。この穴21a,
21b,21c,21dの縁には導体パターン22、2
4、26、28のパターン接続部22a、24a、26
a、28aが設けられ、これらパターン接続部22a、
24a、26a、28aとずれて対向する穴21a,2
1b,21c,21dの縁には導体パターン23、2
5、27、29のパターン接続部23a、25a、27
a、29aが設けられている。そして、フレキシブルプ
リント基板1の折り曲げ片は図3の如く他のプリント基
板20の穴21a,21b,21c,21dに挿入され
る。
【0009】しかして、折り曲げ片の一方に補強版12
a,12bを裏打ちされたフレキシブルプリント基板1
はそのそれぞれ折り曲げ片が折り曲げ線AーA`から折
り曲げられ、プリント基板1の一方の折り曲げ片が補強
版12aで支持されながら図2の如くその折り曲げ部1
3a側から他のプリント基板20の穴21a,21b,
21c,21dに下側から挿入される。そして、導体パ
ターン2、4、6、8のパターン接続部2a,4a,6
a,8aが導体パターン22、24、26、28のパタ
ーン接続部22a、24a、26a、28aに接触し、
導体パターン3、5、7、9のパターン接続部3a,5
a,7a,9aが導体パターン23、25、27、29
のパターン接続部23a、25a、27a、29aに接
触したら、その位置で、パターン接続部2a,4a,6
a,8aとパターン接続部22a、24a、26a、2
8aとをそれぞれ他のプリント基板20の上側から半田
付けし、パターン接続部3a,5a,7a,9aとパタ
ーン接続部23a、25a、27a、29aも半田付け
する。これにより、導体パターン2、4、6、8と導体
パターン22、24、26、28は電気的に接続される
とともに導体パターン3、5、7、9と導体パターン2
3、25、27、29は電気的に接続され、フレキシブ
ルプリント基板1と他のプリント基板20との電気的接
続が行われるものである。他方の折り曲げ片もさらに他
のプリント基板に一方の折り曲げ片と同様に半田接続さ
れる。
【0010】上記第1の実施例では2つの折り曲げ片と
したが、本考案は3つ以上の折り曲げ片としてもよいも
のである。
【0011】次に本考案の他の実施例を図4、図5によ
り説明する。
【0012】図4はフレキシブルプリント基板を示すも
ので、図4において、31はフレキシブルプリント基板
で、32乃至39はプリント基板31に形成された導体
パターンである。32a,34a,36a,38aはス
リット40a,40b,40cを介して隣接した導体パ
ターン32、34、36、38のパターン接続部であ
る。33a,35a,37a,39aはスリット40
a,40b,40cを介して隣接した導体パターン3
3、35、37、39のパターン接続部である。
【0013】プリント基板31は折り曲げ線B−B`か
ら折り曲げられ、図5の如く折り曲げ部41を備えたプ
リント基板31を形成している。このプリント基板31
の開放端側の裏側には図示点線の如く補強版42が裏打
ちされている。パターン接続部32a,34a,36
a,38aとパターン接続部33a,35a,37a,
39aは折り曲げ部41の両側に千鳥に配置されてい
る。43a,43b,43c,43dはくさび状突起部
である。図5において、20は他のプリント基板で、こ
の他のプリント基板20は図2に示す他のプリント基板
と同様に構成され同一符号を付して説明する。
【0014】しかして、フレキシブルプリント基板1は
折り曲げ線B−B`から折り曲げられ、折り曲げ片が補
強版42で支持されながら図5の如くその折り曲げ部4
1側から他のプリント基板20の穴21a,21b,2
1c,21dに下側から挿入される。この時、くさび状
突起部43a,43b,43c,43dは穴21a,2
1b,21c,21dへの挿入途中で変形し、挿入完了
時にはくさび状突起部43a,43b,43c,43d
は変形が元に戻り、抜け止めとなる。その後は第1の実
施例と同様にして、導体パターン2乃至9のパターン接
続部2a乃至9aと導体パターン22乃至29のパター
ン接続部22a乃至29aをそれぞれ半田接続し、電気
的に接続を行ってフレキシブルプリント基板31と他の
プリント基板20との電気的接続が行われるものであ
る。
【0015】以上の実施例において、補強版はフレキシ
ブルプリント基板の一方の折り曲げ片の略全体にわたっ
て設けたが、全体ではなくプリント基板を他のプリント
基板に挿入する際に補強できる大きさであれば充分であ
る。また、各実施例においてはプリント基板を他のプリ
ント基板の下側から挿入し、上側で半田付けしたが、本
考案はプリント基板を他のプリント基板の上側から挿入
し上側で半田付けしてもよいものである。
【0016】
【考案の効果】以上詳記したように本考案によれば、ス
リットを介して隣接した導体パターンを備えたフレキシ
ブルプリント基板を折り曲げ、その折り曲げ片の一方の
少なくとも折り曲げ部近傍に補強板を裏打するととも
に、前記折り曲げ片の折り曲げ部の両側に前記導体パタ
ーンのパターン接続部を千鳥に配置し、他のプリント基
板に穴を並設し、この並設された穴の互いにずれて対向
する位置に導体パターンのパターン接続部をそれぞれ設
け、前記スリットを備え且つ前記補強板を備えた前記折
り曲げ片を前記折り曲げ部側から前記他のプリント基板
の並設された穴に挿入し、前記フレキシブルプリント基
板の折り曲げ片の折り曲げ部の両側に千鳥に配置された
パターン接続部と他のプリント基板の穴にずれて対向配
置されたパターン接続部とをそれぞれ半田接続したもの
であるため、補強板が必要最小限の大きさですみ、プリ
ント基板の折り曲げの自由度が大きくフレキシブルプリ
ント基板としての特徴を生かすものであり、多数のパタ
ーン接続部同志の接続ができる。さらに、プリント基板
の他のプリント基板の穴へ挿入する側と半田付けする側
とは同じでも逆でもよく、接続作業時の自由度が大き
く、特に複数の折り曲げ片を有する場合には非常に効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すフレキシブルプリ
ント基板の平面図である。
【図2】図1に示す折り曲げたプリント基板と他のプリ
ント基板を示す斜視図である。
【図3】図2のプリント基板を他のプリント基板に接続
して示す斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すフレキシブルプリン
ト基板の平面図である。
【図5】図4に示すプリント基板を他のプリント基板に
接続して示す断面図である。
【符号の説明】
1 フレキシブルプリント基板 2乃至9 導体パターン 2a乃至9a、2b乃至9b パターン接続部 10a,10b,10c、11a,11b,11c ス
リット 12a,12b 補強版 20 他のプリント基板 21a,21b,21c,21d 穴 22乃至29 導体パターン 22a乃至29a パターン接続部 31 フレキシブルプリント基板 32乃至39 導体パターン 32a乃至39a パターン接続部 43a,43b,43c,43d くさび状突起部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットを介して隣接した導体パターン
    を備えたフレキシブルプリント基板を折り曲げ、その折
    り曲げ片の一方の少なくとも折り曲げ部近傍に補強板を
    裏打するとともに、前記折り曲げ片の折り曲げ部の両側
    に前記導体パターンのパターン接続部を千鳥に配置し、
    他のプリント基板に穴を並設し、この並設された穴の互
    いにずれて対向する位置に導体パターンのパターン接続
    部をそれぞれ設け、前記スリットを備え且つ前記補強板
    を備えた前記折り曲げ片を前記折り曲げ部側から前記他
    のプリント基板の並設された穴に挿入し、前記フレキシ
    ブルプリント基板の折り曲げ片の折り曲げ部の両側に千
    鳥に配置されたパターン接続部と他のプリント基板の穴
    にずれて対向配置されたパターン接続部とをそれぞれ半
    田接続したことを特徴とするプリント基板接続装置。
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