JP2604407Y2 - ベネシャンブラインド用スラット - Google Patents

ベネシャンブラインド用スラット

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JP2604407Y2
JP2604407Y2 JP1993016717U JP1671793U JP2604407Y2 JP 2604407 Y2 JP2604407 Y2 JP 2604407Y2 JP 1993016717 U JP1993016717 U JP 1993016717U JP 1671793 U JP1671793 U JP 1671793U JP 2604407 Y2 JP2604407 Y2 JP 2604407Y2
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JP
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slat
slit
radius
arc
smaller
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JP1993016717U
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JPH0676598U (ja
Inventor
幸助 河田
正 稲葉
Original Assignee
トーソー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は個別に脱着可能なベネシ
ャンブラインド用スラットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】破損又は汚損したスラットを昇降ひもか
ら外して新しいものと取り替えることが可能なベネシャ
ンブラインドは、実開昭59−2896号によって公知
である。この公知ブラインドはスラットの両端部に側縁
方向に開口する切欠きを備え、その切欠きに昇降ひもを
通し、スラット両端部に装着したクリップによって切欠
きの開口を封止する方式であった。このブラインドは、
クリップを外すと、ヘッドボックスとボトムレールに取
り付けたままの昇降ひもに取り付けることも取り外すこ
ともできるので、簡単に破損又は汚損したスラットを取
り替えることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、公知ブライン
ドには次のような問題があった。 (1)各スラットの両端にクリップを装着するため、ブ
ラインドの組立に要する工数が増加する。 (2)クリップによって、ブラインド上昇時のスラット
のたたみ性が不良になりやすい。 (3)クリーニング時には全スラットを取り外して再び
取り付けなければならないが、全クリップを脱着する手
間が著しく多大である。
【0004】本考案はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、個別に脱
着可能なベネシャンブラインド用スラットであって、ブ
ラインドの組立及び全スラットの脱着に要する工数が少
なく、ブラインド上昇時のスラットたたみ性も良好なも
のを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案が採用する手段は、スラット両端に設けた昇
降ひも用貫通孔からスラット側縁又は前縁もしくは後縁
に抜けるスリットを形成し、そのスリットのさし渡し幅
を昇降ひもの厚さよりも小さくしたことにある。スリッ
トの両端を円弧に沿って拡大し、内端の円弧半径を外端
の円弧半径よりも小さくすることが望ましい。
【0006】
【作用】本考案はスラットの両端部に設けた昇降ひも用
貫通孔をスリットによって開口させたから、昇降ひもは
スリットを介して貫通孔に入れることも貫通孔から出す
ことも可能である。スリットを介して昇降ひもを貫通孔
に入れることも出すことも人手によって行うが、スリッ
トの出入口である両端は円弧に沿って拡大するから、昇
降ひもの出入は容易である。しかし、スリットのさし渡
し幅は昇降ひもの厚さよりも小さく、内端の円弧半径は
外端の円弧半径よりも小さいから、貫通孔に入った昇降
ひもが勝手にスリットを通って貫通孔から抜けるおそれ
は少ない。
【0007】
【実施例】本考案のスラットを図面に示す実施例に基づ
いて説明する。図1に示すように、ベネシャンブライン
ドのヘッドボックス10の両端部から昇降コード11が垂下
してボトムレール12をつり下げる。ヘッドボックス10の
両端部からボトムレール12に至るラダーコード13に一列
のスラット14を支持する。各スラット14の両端部はラダ
ーコード13の横糸に挟持される。各スラット14の両端部
には昇降コード11の通る貫通孔15があけられ、その貫通
孔はスリット16によってスラットの側縁17に開口する。
【0008】図2に示すように、スラット14のスリット
16のさし渡し幅は昇降コード11の厚さ又は直径よりも小
さい。スリット16は貫通孔15とスラット14の側縁17とに
直交する。スリット16の内端21と外端22は昇降コード11
の出入を容易にするため円弧に沿って拡大する。スリッ
ト内端21の円弧半径は昇降コード11の半径よりも小さく
外端22の円弧半径は昇降コード11の半径よりも大きい。
【0009】図3に示すように、スリット16をスラット
14の前縁18又は、図示していないが、後縁19に開口させ
てもよい。この場合も、スリット16のさし渡し幅及び内
外両端21、22の円弧半径は図2の実施例と同一にする。
図4に示すように、スラット14の貫通孔を開口させるス
リット16の相対向する二辺を下方に、又は図示していな
いが、上方に、もしくは二辺の一方のみを上方又は下方
に折り曲げることも可能である。
【0010】図5に示すように、昇降コード11を貫通孔
15に入れるときは、スリット16の外端に昇降コード11を
当て、矢印で示すようにスラット14を垂直に昇降コード
11に押し付けると、昇降コード11は簡単にスリット16を
通って貫通孔15に入る。図6に示すように、昇降コード
11を貫通孔15から外すときに、昇降コード11をスリット
16の内端と外端に沿って曲げ、ついで、矢印で示すよう
に、昇降コード11を下へ押すか、又はスラット14を上へ
回すと昇降コード11は容易に貫通孔15から外れる。
【0011】
【考案の効果】上記のとおり、本考案のスラット両端の
貫通孔を昇降ひもの厚さよりも小幅のスリットによって
開口し、そのスリットの内端と外端を円弧状に拡大し、
その内端側円弧の半径を外端側円弧の半径よりも小さく
したから、スリットを介して昇降ひもを貫通孔に容易に
出入させることができるが、貫通孔に入れた昇降ひもが
勝手にスリットから外に出るおそれは少ない。しかも、
本考案のスラットは従来のスラット両端にクリップを装
着していたものとは異なり、ブラインドの組立時又はス
ラットのクリーニング時にクリップを脱着する必要はな
いから、ブラインドの組立及びクリーニングに要する工
数が大幅に節減されるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案の一実施例のスラットを備えたブライ
ンドの斜視図、
【図2】は図1のスラットの要部を示す平面図、
【図3】は他の実施例の図2に相当する図、
【図4】は別の実施例のスラットの側面図、
【図5】はスラットの貫通孔に昇降ひもを入れる状態を
示す略図、
【図6】はスラットの貫通孔から昇降ひもを外す状態を
示す略図、
【符号の説明】
10:ヘッドボックス、11:昇降コード、12:ボトムレー
ル、13:ラダーコード、14:スラット、15:貫通孔、1
6:スリット、17:側縁、18:前縁、19:後縁、21:内
端、22:外端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/384 - 9/386

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部に設けた昇降ひも用貫通孔(15)を
    さし渡し幅が昇降ひも(11)の厚さ又は直径よりも小さ
    いスリット(16)を介してスラット端部の側縁(17)又
    は前縁(18)もしくは後縁(19)に直交するように開口
    させてなるベネシャンブラインド用スラットであって、
    前記スリット(16)の相対向する2辺の少なくとも一方
    は上方又は下方に曲がることを特徴とするベネシャンブ
    ラインド用スラット。
  2. 【請求項2】両端部に設けた昇降ひも用貫通孔(15)を
    さし渡し幅が昇降ひも(11)の厚さ又は直径よりも小さ
    いスリット(16)を介してスラット端部の側縁(17)又
    は前縁(18)もしくは後縁(19)に直交するように開口
    させてなるベネシャンブラインド用スラットであって、
    前記スリットの内端(21)及び外端(22)を円弧に沿っ
    て拡大し、前記内端の円弧半径を前記外端の円弧波形半
    径よりも小さくしたことを特徴とするベネシャンブライ
    ンド用スラット。
  3. 【請求項3】スリットの内端(21)の円弧半径は昇降ひ
    も(11)の半径よりも小さく、外端(22)の円弧半径は
    前記昇降ひも半径よりも大きいことを特徴とする請求項
    2記載のベネシャンブラインド用スラット。
JP1993016717U 1993-04-05 1993-04-05 ベネシャンブラインド用スラット Expired - Lifetime JP2604407Y2 (ja)

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JPH0676598U JPH0676598U (ja) 1994-10-28
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WO2009028473A1 (ja) * 2007-08-31 2009-03-05 Ninomiya, Tadateru ブラインド
JP6168704B2 (ja) * 2014-04-18 2017-07-26 株式会社ニチベイ プリーツスクリーン
JP7002214B2 (ja) * 2016-05-06 2022-01-20 立川ブラインド工業株式会社 日射遮蔽装置
JP6945343B2 (ja) * 2017-05-18 2021-10-06 立川ブラインド工業株式会社 横型ブラインド
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JP2019070261A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 立川ブラインド工業株式会社 遮蔽装置のガイドコード装置

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