JP2604347Y2 - マニホールドシリンダ - Google Patents

マニホールドシリンダ

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JP2604347Y2
JP2604347Y2 JP1996009077U JP907796U JP2604347Y2 JP 2604347 Y2 JP2604347 Y2 JP 2604347Y2 JP 1996009077 U JP1996009077 U JP 1996009077U JP 907796 U JP907796 U JP 907796U JP 2604347 Y2 JP2604347 Y2 JP 2604347Y2
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cylinder
support plate
cylinders
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working fluid
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達也 松井
亨 池高
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は一対のシリンダで1
つの駆動ユニットを構成するマニホールドシリンダに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】複数種類の製品を同一生産ライン上で生
産する場合、生産ラインに配置されたシリンダ利用の製
造用器具を製品種類の切り換え毎に取り替える必要があ
る。例えば自動車生産ライン上でシリンダ利用の位置決
め治具によって自動車ボディの位置決め固定を行なう場
合には各種類毎の位置決め治具を用意しておき、送られ
てくる自動車の種類に合わせて製造用器具を使用位置へ
切り換え配置する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は少品種大量生産から多品種中量あるいは多品種少量生
産が要求されるようになってきており、製造用器具の頻
繁な交換は生産効率の阻害要因となる。
【0004】本考案は生産ラインを送られてくる製品種
類が毎回異なるような場合にもシリンダ利用の製造用器
具を容易に選択使用し得るコンパクトなマニホールドシ
リンダを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に係
る考案では、一対のシリンダを並設すると共に、両シリ
ンダのピストンロッドの移動方向を同一方向に連動する
ように作動流体供給系と対シリンダとを組み合わせ、作
動流体供給系からの作動流体供給によって同一方向へ連
動する対シリンダを複数対束ねて構成し、その束ねた複
数の対シリンダを、各シリンダの先端側を支持するフロ
ント支持プレートと基端側を支持するリヤ支持プレート
とにより支持し、フロント支持プレートとリヤ支持プレ
ートとを連結部材により連結し、更に前記作動流体供給
系を前記フロント支持プレートとリヤ支持プレートとの
間の領域外に配設し、かつ前記作動流体供給系を前記フ
ロント支持プレートとリヤ支持プレートとの間の領域外
において前記シリンダと着脱可能に連結した。
【0006】又、請求項2に係る考案では、一対のシリ
ンダを並設すると共に、両シリンダのピストンロッドの
移動方向を同一方向に連動するように作動流体供給系と
対シリンダとを組み合わせ、作動流体供給系からの作動
流体供給によって同一方向へ連動する対シリンダを複数
対束ねて構成し、その束ねた複数の対シリンダを、各シ
リンダの先端側を支持するフロント支持プレートと基端
側を支持するリヤ支持プレートとにより支持し、フロン
ト支持プレートとリヤ支持プレートとを連結部材により
連結し、更に前記各シリンダを、前記フロント支持プレ
ートとリヤ支持プレートとを連結部材により連結した状
態のまま着脱可能とした。
【0007】又、請求項3に係る考案では、請求項1に
おいて、前記各シリンダを、前記フロント支持プレート
とリヤ支持プレートとを連結部材により連結した状態の
まま着脱可能とした。
【0008】更に、請求項4に係る考案では、請求項
又は3において、前記対シリンダのうち少なくとも一方
にピストン位置検出器をそれぞれ設けるとともに、前記
フロント支持プレートにはシリンダ及びピストン位置検
出器を一括して挿通可能な貫通孔を形成した。
【0009】(作用) 上記手段により、請求項1に係る考案では、対シリンダ
のピストンロッドは作動流体供給系からの作動流体供給
によって同一方向へ連動して移動し、対シリンダの両ピ
ストンロッド間に例えば治具のような製造用器具を架設
支持することによって対シリンダが1つの駆動ユニット
を構成する。従って、各対シリンダ毎に異なる器具を取
り付けることによって対シリンダの対数だけの器具選択
ができ、この使用も対シリンダの作動選択によって容易
に選択することができる。又、各シリンダをフロント支
持プレート及びリヤ支持プレートにより支持すると共に
両プレートを連結部材により連結したので、各シリンダ
を安定して支持することができる。又、単一のプレート
領域内に全てのシリンダが配置されることにより、対シ
リンダを個々のプレートに連結して該プレート同士を近
接させる場合に比べ大幅にコンパクト化され、マニホー
ルドシリンダの省スペース化を図ることができる。しか
も、作動流体供給系をフロント支持プレートとリヤ支持
プレートとの間の領域外に配設し、かつ作動流体供給系
をフロント支持プレートとリヤ支持プレートとの間の領
域外においてシリンダと着脱可能に連結したことによ
り、作動流体供給系をフロント支持プレートとリヤ支持
プレートとの間に配して両支持プレート間でシリンダと
の連結を行なう場合に比べ、配管作業がきわめて容易に
なる。
【0010】又、請求項2に係る考案では、対シリンダ
のピストンロッドは作動流体供給系からの作動流体供給
によって同一方向へ連動して移動し、対シリンダの両ピ
ストンロッド間に例えば治具のような製造用器具を架設
支持することによって対シリンダが1つの駆動ユニット
を構成する。従って、各対シリンダ毎に異なる器具を取
り付けることによって対シリンダの対数だけの器具選択
ができ、この使用も対シリンダの作動選択によって容易
に選択することができる。又、各シリンダをフロント支
持プレート及びリヤ支持プレートにより支持すると共に
両プレートを連結部材により連結したので、各シリンダ
を安定して支持することができる。又、単一のプレート
領域内に全てのシリンダが配置されることにより、対シ
リンダを個々のプレートに連結して該プレート同士を近
接させる場合に比べ大幅にコンパクト化され、マニホー
ルドシリンダの省スペース化を図ることができる。しか
も、各シリンダを、フロント支持プレートとリヤ支持プ
レートとを連結部材により連結した状態のまま着脱可能
としたことにより、各シリンダの交換等を行なう場合
に、フロント支持プレート或はリヤ支持プレートを取外
して各シリンダをばらばらにすることなくシリンダを着
脱することができるので、シリンダの交換等の保守性が
向上する。
【0011】又、請求項3に係る考案では、請求項1に
係る考案の作用に加え、各シリンダを、フロント支持プ
レートとリヤ支持プレートとを連結部材により連結した
状態のまま着脱可能としたことにより、各シリンダの交
換等を行なう場合に、フロント支持プレート或はリヤ支
持プレートを取外して各シリンダをばらばらにすること
なくシリンダを着脱することができるので、シリンダの
交換等の保守性が向上する。
【0012】更に、請求項4に係る考案では、請求項
又は3に係る考案の作用に加え、対シリンダのうち少な
くとも一方にピストン位置検出器をそれぞれ設けるとと
もに、フロント支持プレートにはシリンダ及びピストン
位置検出器を一括して挿通可能な貫通孔を形成したの
で、シリンダを着脱する際にピストン位置検出器をシリ
ンダから外しておく必要がなくなってピストン位置検出
器を有するシリンダの着脱性が向上するばかりか、シリ
ンダを両支持プレートから外した状態でピストン位置検
出器の取付位置を設定できる等、ピストン位置検出器に
係る作業性が格段に向上する。
【0013】
【考案の実施の形態】以下、本考案を具体化した一実施
形態を図1〜3に基づいて説明する。1は略正方形状の
フロント支持プレート、2は略正方形状のリヤ支持プレ
ートであり、両支持プレート1,2は各角部間に連結部
材としてのタイロッド3を締め付け架設することによっ
て平行支持枠を構成する。フロント支持プレート1とタ
イロッド3とはタイロッド3の一端部へのボルト4のね
じ込みによって連結固定され、リヤ支持プレート2とタ
イロッド3とはタイロッド3の他端部へのボルト5のね
じ込みによって連結固定される。
【0014】フロント支持プレート1には16個の装着
孔1aが貫設されていると共に、リヤ支持プレート2に
もこれより小径の同数の装着孔2aが貫設されており、
装着孔1aと装着孔2aとはタイロッド3方向に見て1
対1に重合している。1対1に重合する各重合装着孔1
a,2a間にはシリンダ6A1 ,6A2 ,6A3 ,6A
4 ,7A1 ,7A2 ,7A3 ,7A4 ,6B1 ,6
2 ,6B3 ,6B4 ,7B1 ,7B2 ,7B3 ,7B
4 が嵌合架設されており、ナット8によって締め付け固
定されている。上から第1段のシリンダ6A1 〜6A4
の配列と第3段のシリンダ6B1 〜6B4 の配列とは上
下方向に見て重合しており、第2段のシリンダ7A1
7A4 の配列と第4段のシリンダ7B1 〜7B4 の配列
とは重合している。そして、第1,3段のシリンダ6A
1 〜6A4 ,6B1 〜6B4 と第2,4段のシリンダ7
1 〜7A4 ,7B1 〜7B4 とは左右方向に半ピッチ
ずらされており、全体として各対のシリンダが千鳥状に
配列されている。従って、合計16本のシリンダ6A1
〜6A4 ,7A1 〜7A4 ,6B1 〜6B4 ,7B1
7B4 が正方形状の支持プレート1,2上にコンパクト
に配列される。
【0015】各シリンダ6A1 〜6A4 ,7A1 〜7A
4 ,6B1 〜6B4 ,7B1 〜7B4 はいずれも同一構
成をなす。シリンダチューブ9の両端にはロッドカバー
10及びヘッドカバー11が嵌入固定されており、ロッ
ドカバー10がフロント支持プレート1の装着孔1aに
嵌合されており、ヘッドカバー11がリヤ支持プレート
2の装着孔2aに嵌合されている。両カバー10,11
は各支持プレート1,2に対してフロント側からリヤ側
への抜け不能であり、ヘッドカバー11上のナット8を
締め付けることによってシリンダ6A1 〜6A4 ,7A
1 〜7A4 ,6B1 〜6B4 ,7B1 〜7B4 が両支持
プレート1,2上に締め付け固定される。
【0016】シリンダチューブ9内にはピストン12が
スライド可能に収容されていると共に、そのピストンロ
ッド12aがスライド可能にロッドカバー10から突出
しており、シリンダチューブ9内がピストン12によっ
て作動室9a,9bに区画される。ロッドカバー10に
は一対のポート10a,10bが上下対称位置に設けら
れており、各ポート10a,10bはロッドカバー10
内の流路10c,10dを介して一方の作動室9aに連
通している。
【0017】第1段のシリンダ6A1 〜6A4 の上側ポ
ート10aにはストレート型の管継手13が螺着されて
いると共に、この管継手13に給排気チューブ14が接
続されており、第1段のシリンダ6A1 〜6A4 の下側
ポート10bと第3段のシリンダ6B1 〜6B4 の上側
ポート10aとは補助チューブ15を介して連通されて
いる。又、第3段のシリンダ6B1 〜6B4 の下側ポー
ト10bには盲栓がしてある。即ち、第3段のシリンダ
6B1 〜6B4 の作動室9aは第3段のシリンダ6B1
〜6B4 の流路10c、補助チューブ15、第1段のシ
リンダ6A1 〜6A4 の流路10d、同じく作動室9
a、同じく流路10c及び管継手13を介して給排気チ
ューブ14に連通している。
【0018】一方、ヘッドカバー11には作動室9bに
連通する1つのポート11aが設けられており、第3段
のシリンダ6B1 〜6B4 のポート11aにはT型の管
継手16が螺着されていると共に、管継手16には給排
気チューブ17が接続されている。又、第1段のシリン
ダ6A1 〜6A4 のポート11aにはエルボ型の管継手
18が螺着されており、管継手18,16間が補助パイ
プ19によって接続されている。即ち、第1段のシリン
ダ6A1 〜6A4 の作動室9b及び第3段のシリンダ6
1 〜6B4 の作動室9bが共に給排気チューブ17に
連通している。従って、給排気チューブ14,17に接
続する図示しない電磁弁(全部で8個)の開閉制御によ
って第1段のシリンダ6A1 〜6A4 のピストンロッド
12aと第3段のシリンダ6B1 〜6B4 のピストンロ
ッド12aとが同一方向へ連動して移動する。即ち、給
排気チューブ17側から圧縮エアを供給すると共に、給
排気チューブ14側から圧縮エア排気を行なえば図3に
示すように対シリンダのピストンロッド12aが突出位
置に連動して移動し、給排気チューブ14側から圧縮エ
アを供給すると共に、給排気チューブ17側から圧縮エ
ア排気を行なえば図2に示すように対シリンダのピスト
ンロッド12aが没入位置に連動して復帰する。
【0019】そこで、シリンダ6Ai 〜6Bi (i=1
〜4)のピストンロッド12a間に製造用治具のような
器具をそれぞれ架設装着すればこの器具が回動すること
なく使用位置と非使用位置とに切り換え配置され、対シ
リンダ6Ai ,6Bi がそれぞれ1つの駆動ユニットを
構成する。
【0020】なお、第1段のシリンダ6Ai のシリンダ
チューブ9には一対のピストン位置検出器20がバンド
21で取り付けられており、ピストン12に組み付けら
れた環状の永久磁石22が所定位置に来るとピストン位
置検出器20が磁気感応によってピストン位置を検出す
る。
【0021】第2段のシリンダ7A1 〜7A4 及び第4
段のシリンダ7B1 〜7B4 も第1段のシリンダ6Ai
と第3段のシリンダ6Bi との間の対関係と同様の対関
係が構成されており、第2段のシリンダ7Aj (j=1
〜4)のピストンロッド12aと第4段のシリンダ7B
j のピストンロッド12aとが給排気チューブ23,2
4に接続された図示しない電磁弁(全部で8個)の開閉
制御によって同一方向へ連動して移動する。又、第4段
のシリンダ7Aj にも一対のピストン位置検出器25が
取り付けられている。
【0022】各シリンダ6A1 〜7B4 のロッドカバー
10の外周面には一対の切り欠き10e1 ,10e2
形成されており、第1段のシリンダ6Ai と第3段のシ
リンダ6Bi とを連通する補助チューブ15、及び第2
段のシリンダ7Aj と第4段のシリンダ7Bj とを連通
する補助チューブ26が隣合うシリンダ間の切り欠き1
0e2 ,10e1 によって形成される空隙に配設され
る。
【0023】従って、16本のシリンダ6A1 〜7B4
のコンパクト配置が補助チューブ15,26によって阻
害されることはなく、対シリンダ6Ai ,6Bi 及び7
j,7Bj は最もコンパクトに束ねられる。
【0024】このようにコンパクト集束された対シリン
ダ6Ai ,6Bi 及び7Aj ,7Bj の使用選択は給排
気チューブ14,17,23,24と共に圧縮エア供給
系を構成する前記電磁弁の開閉制御によって簡単に行わ
れる。従って、対シリンダの数(本実施形態では8つ)
だけの製品種類の変更に容易に対処することができる。
【0025】なお、第1段のシリンダ6Ai 及び第4段
のシリンダ7Bj を装着するためのフロント支持プレー
ト1の装着孔1aには半円弧状の通し凹部1bが連なり
形成されており、前後両支持プレート1,2の装着孔1
a,2aにシリンダ6Ai ,7Bj を挿通装着する際に
ピストン位置検出器20,25が通し凹部1bを通され
る。
【0026】本考案は勿論前記実施形態にのみ限定され
るものではなく、例えば対シリンダと他の対シリンダと
のストロークを異ならせるようにしたり、対シリンダの
うちの一方のシリンダを他方よりも小径のものとした
り、あるいは対シリンダの両ピストンロッドの連動のた
めの作動流体給排気を全て両シリンダの外部で分岐して
供給するようにした実施形態も可能である。
【0027】
【考案の効果】以上詳述したように、請求項1に係る考
案のマニホールドシリンダによれば、並設された対シリ
ンダのピストンロッドの移動が同一方向に連動するよう
に作動流体供給系と対シリンダとを組み合わせ、作動流
体供給系からの作動流体供給によって同一方向へ連動す
る対シリンダを複数対束ねて構成したので、コンパクト
集束された各対シリンダがそれぞれ駆動ユニットを構成
し、これにより各対シリンダ毎に異なる器具を取り付け
ることによって対シリンダの対数だけの器具選択を容易
に行ない得る。又、各シリンダをフロント支持プレート
及びリヤ支持プレートにより支持すると共に両プレート
を連結部材により連結したので、各シリンダを安定して
支持することができる。又、単一のプレート領域内に全
てのシリンダが配置されることにより、対シリンダを個
々のプレートに連結して該プレート同士を近接させる場
合に比べ大幅にコンパクト化され、マニホールドシリン
ダの省スペース化を図ることができる。しかも、作動流
体供給系をフロント支持プレートとリヤ支持プレートと
の間の領域外に配設し、かつ作動流体供給系をフロント
支持プレートとリヤ支持プレートとの間の領域外におい
てシリンダと着脱可能に連結したことにより、作動流体
供給系をフロント支持プレートとリヤ支持プレートとの
間に配して両支持プレート間でシリンダとの連結を行な
う場合に比べ、配管作業がきわめて容易になる。
【0028】又、請求項2に係る考案によれば、並設さ
れた対シリンダのピストンロッドの移動が同一方向に連
動するように作動流体供給系と対シリンダとを組み合わ
せ、作動流体供給系からの作動流体供給によって同一方
向へ連動する対シリンダを複数対束ねて構成したので、
コンパクト集束された各対シリンダがそれぞれ駆動ユニ
ットを構成し、これにより各対シリンダ毎に異なる器具
を取り付けることによって対シリンダの対数だけの器具
選択を容易に行ない得る。又、各シリンダをフロント支
持プレート及びリヤ支持プレートにより支持すると共に
両プレートを連結部材により連結したので、各シリンダ
を安定して支持することができる。又、単一のプレート
領域内に全てのシリンダが配置されることにより、対シ
リンダを個々のプレートに連結して該プレート同士を近
接させる場合に比べ大幅にコンパクト化され、マニホー
ルドシリンダの省スペース化を図ることができる。しか
も、各シリンダを、フロント支持プレートとリヤ支持プ
レートとを連結部材により連結した状態のまま着脱可能
としたことにより、各シリンダの交換等を行なう場合
に、フロント支持プレート或はリヤ支持プレートを取外
して各シリンダをばらばらにすることなくシリンダを着
脱することができるので、シリンダの交換等の保守性が
向上する。
【0029】又、請求項3に係る考案では、請求項1に
係る考案の効果に加え、各シリンダを、フロント支持プ
レートとリヤ支持プレートとを連結部材により連結した
状態のまま着脱可能としたことにより、各シリンダの交
換等を行なう場合に、フロント支持プレート或はリヤ支
持プレートを取外して各シリンダをばらばらにすること
なくシリンダを着脱することができるので、シリンダの
交換等の保守性が向上する。
【0030】更に、請求項4に係る考案では、請求項
又は3に係る考案の効果に加え、対シリンダのうち少な
くとも一方にピストン位置検出器をそれぞれ設けるとと
もに、フロント支持プレートにはシリンダ及びピストン
位置検出器を一括して挿通可能な貫通孔を形成したの
で、シリンダを着脱する際にピストン位置検出器をシリ
ンダから外しておく必要がなくなってピストン位置検出
器を有するシリンダの着脱性が向上するばかりか、シリ
ンダを両支持プレートから外した状態でピストン位置検
出器の取付位置を設定できる等、ピストン位置検出器に
係る作業性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を具体化した一実施形態を示す斜視
図。
【図2】 対シリンダのピストンロッドが非使用位置に
ある状態を示す側断面図。
【図3】 対シリンダのピストンロッドが使用位置にあ
る状態を示す側断面図。
【符号の説明】
フロント支持プレート1、貫通孔としての装着孔1a及
び通し凹部1b、リヤ支持プレート2、連結部材として
のタイロッド3、対シリンダ6Ai ,6Bi (i=1〜
4)及び7Aj ,6Bj (j=1〜4)、ピストンロッ
ド12a、作動流体供給系を構成する給排気チューブ1
4,17,23,24、ピストン位置検出器20,2
5。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−116205(JP,U) 実開 平2−19912(JP,U) 実公 昭48−34471(JP,Y1) 米国特許3157032(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 15/00 - 15/28 B23P 19/00 - 21/00 B62D 65/00

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のシリンダ(6Ai ,6Bi 及び7
    Aj ,7Bj )を並設すると共に、両シリンダ(6Ai
    ,6Bi 及び7Aj ,7Bj )のピストンロッド(1
    2a)の移動方向を同一方向に連動するように作動流体
    供給系(14,17,23,24)と対シリンダ(6A
    i ,6Bi 及び7Aj ,7Bj )とを組み合わせ、作動
    流体供給系(14,17,23,24)からの作動流体
    供給によって同一方向へ連動する対シリンダ(6Ai ,
    6Bi 及び7Aj ,7Bj )を複数束ねて構成し、その
    束ねた複数の対シリンダ(6Ai ,6Bi 及び7Aj ,
    7Bj )を、各シリンダ(6Ai ,6Bi ,7Aj ,7
    Bj )の先端側を支持するフロント支持プレート(1)
    と基端側を支持するリヤ支持プレート(2)とにより支
    持し、フロント支持プレート(1)とリヤ支持プレート
    (2)とを連結部材(3)により連結し、更に前記作動
    流体供給系(14,17,23,24)を前記フロント
    支持プレート(1)とリヤ支持プレート(2)との間の
    領域外に配設し、かつ前記作動流体供給系(14,1
    7,23,24)を前記フロント支持プレート(1)と
    リヤ支持プレート(2)との間の領域外において前記シ
    リンダ(6Ai ,6Bi 及び7Aj ,7Bj )と着脱可
    能に連結したことを特徴とするマニホールドシリンダ。
  2. 【請求項2】 一対のシリンダ(6Ai ,6Bi 及び7
    Aj ,7Bj )を並設すると共に、両シリンダ(6Ai
    ,6Bi 及び7Aj ,7Bj )のピストンロッド(1
    2a)の移動方向を同一方向に連動するように作動流体
    供給系(14,17,23,24)と対シリンダ(6A
    i ,6Bi 及び7Aj ,7Bj )とを組み合わせ、作動
    流体供給系(14,17,23,24)からの作動流体
    供給によって同一方向へ連動する対シリンダ(6Ai ,
    6Bi 及び7Aj ,7Bj )を複数束ねて構成し、その
    束ねた複数の対シリンダ(6Ai ,6Bi 及び7Aj ,
    7Bj )を、各シリンダ(6Ai ,6Bi ,7Aj ,7
    Bj )の先端側を支持するフロント支持プレート(1)
    と基端側を支持するリヤ支持プレート(2)とにより支
    持し、フロント支持プレート(1)とリヤ支持プレート
    (2)とを連結部材(3)により連結し、更に前記各シ
    リンダ(6Ai ,6Bi 及び7Aj ,7Bj)を、前記
    フロント支持プレート(1)とリヤ支持プレート(2)
    とを連結部材 (3)により連結した状態のまま着脱可能
    としたことを特徴とするマニホールドシリンダ。
  3. 【請求項3】 前記各シリンダ(6Ai ,6Bi 及び7
    Aj ,7Bj )を、前記フロント支持プレート(1)と
    リヤ支持プレート(2)とを連結部材(3)により連結
    した状態のまま着脱可能とした請求項1記載のマニホー
    ルドシリンダ。
  4. 【請求項4】 前記対シリンダ(6Ai ,6Bi 及び7
    Aj ,7Bj )のうち少なくとも一方にピストン位置検
    出器(20,25)をそれぞれ設けるとともに、前記フ
    ロント支持プレート(1)にはシリンダ(6Ai ,6B
    i 及び7Aj,7Bj )及びピストン位置検出器(2
    0)を一括して挿通可能な貫通孔(1a,1b)を形成
    した請求項2又は3記載のマニホールドシリンダ。
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