JP2604333B2 - ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕の新規λ−変性結晶及びその製造方法 - Google Patents

ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕の新規λ−変性結晶及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペンタエリトリトール
テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート〕の新規λ−変性結
晶及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ペンタ
エリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第
三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
は公知方法例えばアメリカ合衆国特許明細書第3644
482号、第4228297号及び第4405807号
中に記載された方法によって製造され、そして有機物質
に対する優秀な酸化防止剤として長い間知られ、且つ市
販されていたものであるが、今までは工業上の要求を満
す充分な純度の結晶形を得るためには有機溶媒から再結
晶しなければならなかった。
【0003】酸化物又は周期律表の第4主若しくは副族
の金属の有機金族化合物の触媒量の存在下でメチル3−
(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネートとペンタエリトリトールとをエステル交
換し、次いで真空下で高められた温度で、即ち溶媒を使
用することなくフラッシュ蒸留装置内で、得られた溶融
物を蒸留することによって、ほとんど定量的に純粋なペ
ンタエリトリトールテトラキス−〔3−(3,5−ジ−
第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕が得られることも又知られている。冷却後得られた
固化した生成溶融物を次いで微粉砕する。しかしなが
ら、この生成物は非晶質であり、そして55°〜62℃
で溶融する。しかし、貯蔵及び輸送安定性に関するかぎ
り、より高い融点の結晶構造が非晶質形態よりも有利で
あると考えられる。
【0004】工業上及び経済上の理由ばかりでなく特に
環境上の理由によって、溶媒を使用しない生成物の結晶
化が望まれている。溶媒の使用を避けるための1つの可
能性として溶融結晶化を用いることが挙げられる。今ま
で前記結晶化の方法により生成物を得ることは知られて
いなかった。ペンタエリトリトール テトラキス−〔3
−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕の溶融物は非常に結晶化し難いの
で、前記の試みは今まで失敗した。溶融物を結晶化させ
る試みにおいては通常結晶及び非晶質生成物の混合物が
得られる。然し乍ら非結晶質生成物は非常に望ましくな
い。少量であっても、これらは光の作用によって基本的
には無色生成物の緑変又は黄変を起こす。それ故、例え
ば冷却ベルト上又は噴霧塔内の溶融物/結晶懸濁物の造
粒は常に部分的な非晶質化を起し、したがって不適当な
粒状製剤を与える結果となる。
【0005】それ故、ペンタエリトリトール テトラキ
ス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート〕を、溶媒を使用することな
く、大規模生産に適する手段を用いて直接そして完全に
結晶形態に変える必要がある。驚くべきことに、このよ
うな完全結晶化は特定条件下で生成物の特定の結晶形態
と一緒に押出機、混練機又は密閉式ミキサー内で前記溶
融物を結晶生長させることによって前記溶融物から直接
可能であることが今や判った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、ペンタエリトリト
ール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕の溶融物を
70°ないし130℃の温度範囲内で、該化合物のβ
−,δ−又はλ−変性結晶の該溶融物に対する少なくと
も0.1ないし5重量%と一緒に押出機、混練機又は密
閉式ミキサー内で結晶生長させることより、前記化合物
を完全無溶媒で結晶化させることができる。
【0007】結晶化のための溶融物として、メチル3−
(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネートとペンタエリトリトールとのエステル交
換によって直接得られた溶融物を使用するのが特に好ま
しい。
【0008】前記方法は、押出機、混練機及び密閉式ミ
キサーとして製造技術において公知で慣用の装置内で行
う。押出機例えば単軸若しくは二軸押出機又は遊星形ロ
ーラー押出機を使用するのが好ましい。押出機又は密閉
式ミキサーを用いる場合は、工程を連続して行うのが好
ましく、他方、混練機を用いる場合には回分式で行うの
が好ましい。
【0009】ペンタエリトリトール テトラキス−〔3
−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕の公知β−又はδ−変性結晶は溶
融物を結晶生長させるために種晶として使用し得る;し
かし本文後述の本発明の新規λ−変性結晶を使用するの
が好ましい。前記方法においてβ−変性結晶の種結晶を
使用する場合には、生成物はβ−変性結晶として得られ
るものと同じであり、そしてδ−及びλ−変性結晶を種
結晶を使用する場合には、結晶化生成物は各々の場合に
おいてλ−変性結晶として得られる。
【0010】種結晶を溶融物に対して0.1ないし3、
特に0.1ないし2、例えば0.8ないし1.2そして
最も好ましくは約1重量%の量で添加するのが好まし
い。種結晶は、勿論、結晶化生成物の品質及び収量を全
く低下させることなく5%より多くの量添加することも
又できる。しかしながら、多量の場合は不経済であり、
それ故、実際には使用されない。
【0011】好ましい実施態様は、メチル3−(3,5
−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネートとペンタエリトリトールとのエステル交換によっ
て得られた溶融物を70°ないし130℃で、ペンタエ
リトリトール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕の
λ−変性結晶の該溶融物に対する0.5ないし5重量%
と一緒に結晶生長させることよりなる。
【0012】前記方法を行う好ましい温度範囲は、70
℃ないし用いられた個々の混合結晶又は溶融物及び混合
結晶よりなる混合物の融点である。実際に用い得る温度
範囲の例としては、80℃好ましくは90℃ないし個々
の混合結晶の融点が挙げられる。全ての場合において、
装置内での滞留時間の間種結晶が完全に溶融しないよう
に温度を選ばなければならない。好ましい温度範囲90
°ないし110℃、最も好ましくは95°ないし105
℃、例えば100℃である。
【0013】溶融物の結晶化は非常に急速に行うことが
でき、それ故経済的である。押出機を使用する場合、例
えば3〜5分の滞留時間が実用上可能である。
【0014】一般的に、滞留時間は又、工程を回分式で
行うか又は連続式で行うかに依存している。滞留時間は
例えば1ないし30、好ましくは2ないし20、そして
最も好ましくは2ないし10分であってよい。
【0015】溶融物の100%結晶化は前記方法によっ
て得られるものであり、即ち、非晶質生成物は全く形成
されない。得られる粒状物は光に対して安定であるの
で、厳しい品質面での要求を満す。溶融物を例えば実験
室用攪拌装置内で種結晶と一緒にして結晶生長させる場
合、溶融物は結晶化するが、しかし約1時間又はそれよ
り長く攪拌しなければならず、そして生成物はまだ非結
晶質生成物を少なくとも1〜3%含み、そのため実用上
の厳しい要求を満さない。
【0016】本発明は、5.24,8.4及び12.4
Åの面間隔のところに非常に高強度の線を表わし、4.
62,6.3,6.6,6.7,7.2及び13.3Å
の面間隔のところに高強度の線を表わし、3.78,
3.99,4.14,4.22,4.25,4.35,
4.44,4.74,4.84,4.98,5.06,
5.63,6.0,9.2及び11.7Åの面間隔のと
ころに中間強度の線を表わし、そして3.38,3.4
3,3.72,3.82,4.03,4.40,4.7
9,5.52,7.0,10.0,12.2及び17.
7Åの面間隔のところに低強度の線を表わすX線回折様
式によって特徴づけられる、ペンタエリトリトール テ
トラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート〕の新規変性結晶(λ
−変性結晶)に関するものである。
【0017】本発明の新規λ−変性結晶はアメリカ合衆
国特許明細書第4405807号に開示されている熱力
学的に不安定なδ−変性結晶から熱処理によって得るこ
とができる。
【0018】それ故、本発明は又、δ−変性結晶を含む
ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕の溶融物を激しく攪拌しながら90℃ないし溶融
物/δ−変性結晶よりなるこの系の融点の範囲内の温度
に加熱することよりなる、上記λ−変性結晶の製造方法
にも関するものである。
【0019】本発明の新規λ−変性結晶はδ−変性結晶
の118℃及びβ−変性結晶の約116℃に比べて、約
124℃の融点を有する。
【0020】溶融物中のδ−変性結晶の濃度は限定され
るものではなく、例えば前記溶融結晶化方法に対する上
述の値であってよい。
【0021】本発明の新規λ−変性結晶の製造のための
温度範囲は、例えば90°〜115℃、好ましくは95
°〜115℃、そして最も好ましくは100°〜110
℃である。溶融物は可能なかぎり大部分を変換させるた
めにいく分かの時間例えば1/2時間ないし10時間例
えば1ないし5時間転移温度で攪拌するのが好ましい。
変換を慣用の実験室用装置内で行う場合、非晶質生成物
が形成されるので(上記参照)、変換は不完全である。
しかしながら、この簡易法は前記溶融結晶化方法のため
のλ−種結晶を製造するため用いることができる。勿
論、δ−変性結晶の種結晶を使用した場合にも又溶融結
晶化によってλ−変性結晶を得ることができる。実際に
は、この場合においては勿論、種結晶はλ−変性結晶の
生成物から結晶化装置へ再循環されるであろう。それ
故、出発は例えばδ−種結晶を用いて行い、次いで得ら
れた(例えば押出された)λ−変性結晶の収穫のいく分
かを工程内に連続して戻す。
【0022】ペンタエリトリトール テトラキス−〔3
−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕の熱力学的に安定な本発明の新規
λ−変性結晶は、他の変性結晶と比べて多数の異なる利
点を有する前記化合物の好ましい変性結晶である。例え
ば、前記溶融結晶化方法において種結晶としてλ−変性
結晶を使用することは、結晶化が特に急速且つ完全に進
行するので特に好ましい。更に、λ−変性結晶は公知β
−及びδ−変性結晶よりも更に高い融点を有するので、
輸送及び貯蔵安定性の点で有利である。
【0023】
【実施例及び発明の効果】以下の実施例において本発明
を更に詳しく説明する。なお、本発明は下記実施例に限
定されるものではない。
【0024】実施例1:λ−種結晶の製造 δ−形態(融点114°〜116℃)のペンタエリトリ
トール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕1000
gをフラスコ内で130℃に加熱して透明溶融物とな
す。この溶融物を105℃に冷却し、次いでδ−形態の
ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕10gと混合する。この懸濁物を約105℃で攪
拌する。約2ないし3時間後に結晶化が始まる。フラス
コ内の温度は上昇するが、外部冷却によって115℃以
下に保たなければならない。懸濁物は密度を増し、最終
的に硬質結晶性固体に凝結し、これは冷却後微粉砕され
る。λ−変性結晶はX線分析によって確認する。示差熱
分析によって融点122°〜123℃(λ)の主生成物
の外に融点55〜60℃の非晶質生成物1ないし3%の
存在が示される。
【0025】実施例2:λ−種結晶を用いる結晶生長に
よる溶融物の結晶化 ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕の溶融物を100°〜105℃の温度の貯蔵容器
から5kg/hの割合で且つスクリュー速度20rpmで
パイロット遊星形ローラー押出機(ダイなし)に供給す
る。押出機は均一に90℃に加熱されている。同時に、
ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−
ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕のλ−変性結晶(実施例1に記載の方法によって
得た)を約0.05kg/hの割合(溶融物に対して約1
重量%の濃度に相当する)で計量型スクリューの手段に
よって押出機に供給された溶融物に供給する。押出機内
の生成物の温度は最大110℃に上昇し、次いで再び下
降する。生成物は、粗い硬い塊状の形態で得られ、次い
で微粉砕される。これは均一であり、且つλ−変性結晶
よりなるものである。示差熱分析によって非晶質生成物
は全く存在しないことが示される。融点:124℃。
【0026】押出機結晶化の更に別の方法においては、
生成物のいく分かは、勿論種結晶の形態で工程に再循環
される。実際には、メチル3−(3,5−ジ−第三ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートとペンタ
エリトリトールとのエステル交換によって直接得られる
溶融物を結晶化溶融物として使用する。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5.24,8.4及び12.4Åの面間
    隔のところに非常に高強度の線を表わし、4.62,
    6.3,6.6,6.7,7.2及び13.3Åの面間
    隔のところに高強度の線を表わし、3.78,3.9
    9,4.14,4.22,4.25,4.35,4.4
    4,4.74,4.84,4.98,5.06,5.6
    3,6.0,9.2及び11.7Åの面間隔のところに
    中間強度の線を表わし、そして3.38,3.43,
    3.72,3.82,4.03,4.40,4.79,
    5.52,7.0,10.0,12.2及び17.7Å
    の面間隔のところに低強度の線を表わすX線回折様式に
    よって特徴づけられる、ペンタエリトリトール テトラ
    キス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキ
    シフェニル)プロピオネート〕のλ−変性結晶。
  2. 【請求項2】 δ−変性結晶を含むペンタエリトリトー
    ル テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4
    −ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕の溶融物を激
    しく攪拌しながら90℃ないし溶融物/δ−変性結晶よ
    りなるこの系の融点の範囲内の温度に加熱することより
    なる、5.24,8.4及び12.4Åの面間隔のとこ
    ろに非常に高強度の線を表わし、4.62,6.3,
    6.6,6.7,7.2及び13.3Åの面間隔のとこ
    ろに高強度の線を表わし、3.78,3.99,4.1
    4,4.22,4.25,4.35,4.44,4.7
    4,4.84,4.98,5.06,5.63,6.
    0,9.2及び11.7Åの面間隔のところに中間強度
    の線を表わし、そして3.38,3.43,3.72,
    3.82,4.03,4.40,4.79,5.52,
    7.0,10.0,12.2及び17.7Åの面間隔の
    ところに低強度の線を表わすX線回折様式によって特徴
    づけられる、ペンタエリトリトール テトラキス−〔3
    −(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
    ル)プロピオネート〕のλ−変性結晶の製造方法。
JP7099877A 1985-07-19 1995-03-31 ペンタエリトリトール テトラキス−〔3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕の新規λ−変性結晶及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2604333B2 (ja)

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