JP2623344B2 - β―モノイソプロピルナフタレンの分離精製方法 - Google Patents

β―モノイソプロピルナフタレンの分離精製方法

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/14Purification; Separation; Use of additives by crystallisation; Purification or separation of the crystals

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ナフタレンをイソプロピル化およびトラン
スイソプロピル化して得られるモノイソプロピルナフタ
レン(以下、MIPNと略記する)留分から、晶析法により
β−MIPNを高純度で分離精製する方法に関する。
〔従来の技術〕
β−MIPNは、β−ナフトールやβ−イソプロペニルナ
フタレンの製造原料として用いられている。β−ナフト
ールは、医薬品、有機合成、選鉱剤原料の製造原料とし
て、また、β−イソプロペニルナフタレンは、種々の高
分子材料の製造原料として用いられるが、それらの用途
に使用するためには高純度であることが要求される。し
たがって、その前駆体であるβ−MIPNも99%以上の高純
度に精製されたものであることが望ましい。
ところで、β−MIPNは、通常、ナフタレンをイソプロ
ピル化して製造されているが、ナフタレンをイソプロピ
ル化して得られるMIPN留分は、α−MIPNとβ−MIPNを含
む混合物である。
このMIPN留分よりβ−MIPNを分離精製する方法として
は、例えば、蒸留による分離が考えられるが、α−MIPN
およびβ−MIPNの沸点はそれぞれ267.4℃および268.9℃
と近接しているため、蒸留によってβ−MIPNを高純度で
工業的に分離精製することは実質的に不可能である。
一方、α−MIPNおよびβ−MIPNの融点は、それぞれ−
15.7℃および+15.1℃で両者間に約30℃の差があるた
め、晶析法による分離精製が可能であると考えられる。
ところが、晶析槽内でα−MIPNとβ−MIPNを含む混合物
を冷却して高融点のβ−MIPNを晶析し分離しようとする
と、結晶核の発生速度が大きく、かつ、混合物の液粘度
が比較的高く、しかも結晶成長速度が小さいため、析出
する結晶は微結晶となり、母液との分離が困難である。
また、結晶は、晶析槽の壁面から成長するため均一なス
ラリー状態を保持することができず、晶析槽の攪拌が難
しくなる。したがって、従来、MIPN留分から晶析法によ
り純度99%以上の高純度β−MIPNを分離精製することは
困難であると考えられていた。
そこで、溶媒として低級アルコールを用いるβ−MIPN
の晶析法が提案されている(特公昭56−23406号公
報)。しかし、この溶媒晶析法によれば高純度のβ−MI
PNを得ることができるものの、溶媒の回収工程とそのた
めの特別の設備が必要となるため、工業的な方法として
は経済的ではない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、モノイソプロピルナフタレン留分か
ら、晶析法により、溶媒を使用することなく、高純度の
β−MIPNを効率よく分離精製する方法を提供することに
ある。
本発明者等は、前記従来技術の問題点を克服するため
に鋭意研究した結果、ナフタレンをイソプロピル化およ
びトランスイソプロピル化して得られるMIPN留分から晶
析法によりβ−MIPNを精製分離するにあたって、MIPN留
分としてβ−MIPNを85重量%以上含有し、未反応ナフタ
レンが0.2%以下である留分を選び、晶析槽として掻き
取り翼付外部冷却式混合槽型晶析槽を用い、かつ、選択
された操作条件で晶析するとき、純度99%以上の高純度
β−MIPNを容易に分離し得ることを見出した。
また、晶析操作で固液分離して得られる液成分などを
MIPN留分の少なくとも1部として循環再使用すれば、連
続的に効率よく高純度のβ−MIPNを得ることができるこ
とを見出した。
本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至った
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
かくして、本発明によれば、ナフタレンのイソプロピ
ル化およびトランスイソプロピル化により得られる生成
物から、β−モノイソプロピルナフタレンを85重量%以
上含有し、かつ、ナフタレン含量が0.2重量%以下であ
るモノイソプロピルナフタレン留分を得、該モノイソプ
ロピルナフタレン留分を掻き取り翼付外部冷却式混合槽
型晶析槽に供給し、壁面における内外面の温度差1〜15
℃、晶析槽内温度5〜12℃、掻き取り翼の周速0.1〜4m/
秒、滞留時間2〜20時間で晶析することを特徴とするβ
−MIPNの分離精製方法が提供される。
本発明によれば、供給β−MIPNの20〜40重量%を純度
99%以上の結晶成分として分離することが可能である。
以下、本発明について詳述する。
本発明においては、ナフタレンのイソプロピル化およ
びトランスイソプロピル化により得られる生成物から、
β−MIPNを85重量%以上、通常85〜93重量%の範囲で含
有し、かつ、ナフタレンが0.2重量%以下、好ましくは
0.1重量%以下であるMIPN留分を得、この留分を晶析工
程で使用する。
このような組成を有するMIPN留分は、ナフタレンをイ
ソプロピル化度1にイソプロピル化し、さらに280〜300
℃でトランスイソプロピル化して得られる生成物を選択
された条件で精留することにより得ることができる。
本発明では、晶析して得られるβ−MIPN結晶を固液分
離した残余の液成分を、該液成分がβ−MIPNを85重量%
以上含み、ナフタレン含量が0.2重量%以下であれば、
そのままMIPN留分の少なくとも1部として還流するか、
あるいは該液成分を再度トランスイソプロピル化工程に
供することにより、前記組成範囲に調製したMIPN留分の
少なくとも1部として循環使用することができる。
また、本発明では、β−MIPNを結晶成分として分離し
た残余の液成分を第2の掻き取り翼付外部冷却式混合槽
型晶析槽に供給し、壁面の温度差を大きくするなどの回
収効率を高めることにより得られた純度90〜98%、好ま
しくは95〜98%の粗β−モノイソプロピルナフタレン結
晶成分を前記MIPN留分の少なくとも1部として使用する
ことにより、さらに効率よくβ−MIPNを分離精製するこ
とができる。
したがって、本発明において、晶析槽に供給するMIPN
留分には、前記還流成分等が含まれていてもよい。
晶析槽に供給するMIPN留分中のナフタレン含量が0.2
重量%を越えると、微結晶の析出が多くなり、母液との
分離が困難となるため、99%以上の高純度のβ−MIPNを
得ることができる。
また、MIPN留分中のβ−MIPNの含有率が85重量%未満
であると、結晶への母液の取り込みが多くなりこの分離
が困難となるため、やはり高純度のβ−MIPNを得ること
が困難となる。
ところで、晶析操作においては、非処理液体をある一
定の温度範囲にまで冷却して目的物の結晶を析出させる
が、MIPN留分の液温を急激に下げると結晶核の発生数が
増加するため、結晶成分は微結晶として析出する。MIPN
留分中のナフタレン含量が多い程この傾向が著しくな
る。一方、晶析温度が高いと回収率が低下する。
そこで、晶析法によりβ−MIPNを99%以上の純度で得
るためには、被処理液としてβ−MIPNを85重量%以上含
有し、ナフタレン含量0.2重量%以下に調製されたMIPN
留分を用いるとともに、晶析条件を選択することが重要
となる。
本発明においては、掻き取り翼付外部冷却式混合槽型
晶析槽を使用し、晶析槽の操作温度を5〜12℃、好まし
くは7〜10℃とし、壁面における内外面の温度差を1〜
15℃、好ましくは2〜5℃とし、掻き取り翼の周速を0.
1〜4m/秒、好ましくは0.5〜2m/秒とする。このような晶
析条件で操作するとき、2〜20時間好ましくは4〜12時
間の滞留時間で、供給β−MIPNの20〜40重量%が純度99
%以上のβ−MIPN結晶として分離精製することができ
る。
晶析槽内の温度が5℃より低いとき、あるいは掻き取
り翼の周速が4m/秒より早いときは、析出する結晶が微
細となりすぎ、母液との分離が困難で、高純度のβ−MI
PNを得ることができない。晶析槽内の温度が12℃より高
いとき、あるいは壁面における温度差が1℃より小さい
ときは回収率が低下する。掻き取り翼の周速が0.1m/秒
より遅いとき、あるいは壁面における温度差が15℃より
大きくなると、壁面の結晶層は掻き取られるよりはむし
ろ掻き取り翼と同伴回転するといった現象が生じ、攪拌
抵抗が大きくなるとともに壁面の伝熱係数が低下する。
晶析槽内でのMIPN留分の滞留時間が短すぎると、得られ
るβ−MIPNの純度が低下し、流すぎると効率的でない。
結晶成分を固液分離した残余の液成分は、β−MIPNの
含有量が85重量%以上で、ナフタレン含量が0.2重量%
以下であれば、再度晶析槽に戻して還流させることがで
きる。また、この液成分を再びトランスイソプロピル化
工程に供し、前記組成を有するMIPN留分として再調製し
て循環使用することができる。このようにして、連続的
に晶析することができる。
他の実施態様として、掻き取り翼付外部冷却式混合槽
型晶析槽を2基連結して晶析操作を行ない回収率を上げ
る方法がある。具体的には、第1の晶析槽にナフタレン
のイソプロピル化およびトランスイソプロピル化により
得られるMIPN留分を供給し、前述の条件で晶析して純度
99%以上のβ−MIPN結晶を得、固液分離した液成分を第
2の晶析槽に供給して晶析に付する。
第2の晶析槽では、回収率を高くするために、例え
ば、晶析槽壁面の温度差を1晶析槽より大きくするなど
して、純度90%以上、通常、90〜98%の粗β−MIPN結晶
を得、この粗β−MIPNをMIPN留分と併せて第1の晶析槽
に供給する。粗MIPNの純度が90%未満であると、第2晶
析槽を連接しても効率はそれほど上がらない。第2晶析
槽では、純度95〜98%の粗MIPNを得るように操作するこ
とが好ましい。第2晶析槽で固液分離した液成分はトラ
ンスイソプロピル化工程に戻し、MIPN留分として循環使
用する。
〔実施例〕
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに具
体的に説明するが、本発明は、これら実施例のみに限定
されるものではない。
[実施例1] 掻き取り翼付外部冷却式混合槽型晶析槽(内容積320
)に、ナフタレンのイソプロピル化およびトランスイ
ソプロピル化により得られた生成物からのMIPN留分であ
って、β−MIPNを90%重量%含有し、かつ、ナフタレン
含量が0.0重量%以下であるMIPN留分を23.1kg/hrで供給
した。晶析槽壁面における内外面の温度差4℃、晶析槽
内温度8℃、掻き取り翼の周速1m/秒、滞留時間10時間
の条件で晶析し、固液を分離したところ純度99.3%のβ
−MIPNの結晶が7.3kg/hr(供給β−MIPNの約35重量%)
の割合で得られた。残余のβ−MIPNを85.7%含む液成分
はトランスイソプロピル化工程に戻した。
[実施例2] 晶析槽に供給するMIPN留分としてβ−MIPN含量89.9重
量%、ナフタレン含量0.1重量%のMIPN留分を用いた以
外は、実施例1と同様にして晶析したところ、純度99.1
%のβ−MIPNが7.3kg/hr(供給β−MIPNの約35重量%)
の割合で得られた。残余のβ−MIPNを85.6%含む液成分
はトランスイソプロピル化工程に戻した。
[比較例1] 晶析槽に供給するMIPN留分としてβ−MIPN含量89.6重
量%、ナフタレン含量0.5重量%のMIPN留分を用いた以
外は、実施例1と同様にして晶析したところ、得られた
β−MIPNの純度は98.8%であった。
[比較例2] 晶析槽に供給するMIPN留分としてβ−MIPN含量89.1重
量%、ナフタレン含量1.0重量%のMIPN留分を用いた以
外は、実施例1と同様にして晶析したところ、得られた
β−MIPNの純度は98.6%であった。
[比較例3] 実施例1と同じ晶析槽に、β−MIPN含量90重量%、ナ
フタレン含量0.0重量%以下のMIPN留分を304.0kg/hrで
供給した。晶析槽壁面における温度差を14℃、晶析槽内
温度を8℃、掻き取り翼の周速を1m/秒とし、滞留時間
は1時間と短時間で晶析したところ、純度96.3%のβ−
MIPNが20.8kg/hrで得られた。
[比較例4] 実施例1と同じ晶析槽に、β−MIPN含量90重量%、ナ
フタレン含量0.0重量%以下のMIPN留分を50.7kg/hrで供
給した。晶析槽壁面における温度差を24℃に上げ、晶析
槽内温度7℃、掻き取り翼の周速1m/秒、滞留時間6時
間で晶析したところ、純度96.7%のβ−MIPN結晶が14.1
kg/hrで得られた。
[実施例3] 実施例1において、固液分離したβ−MIPNを85.7%含
む液成分をトランスイソプロピル化工程に戻さずに、実
施例1で使用した晶析槽(第1晶析槽)に連接した同様
形状の晶析槽(第2晶析槽)に21.4kg/hrで供給し、残
部は第1晶析槽に戻した。
第2の晶析槽においては、晶析槽壁面における温度差
18℃、晶析槽内温度7℃、掻き取り翼の周速1m/秒、滞
留時間14時間で晶析し、固液を分離したところ純度97.8
%の結晶を5.7kg/hr(供給β−MIPNの約30重量%)で得
た。固液分離した液成分はトランスイソプロピル化工程
に戻した。
第2晶析槽で得られた低純度の粗β−MIPN結晶を溶融
し、ナフタレンのイソプロピル化およびトランスイソプ
ロピル化より得られるβ−MIPN留分および第1晶析槽よ
りの還流液成分の1部と併せて、β−MIPN含量90.0%、
ナフタレン含量0.0重量%以下の組成とし、第1晶析槽
に23.1kg/hrで供給した。
第1晶析槽において、晶析槽壁面における温度差4
℃、晶析槽内温度8℃、掻き取り翼の周速1m/秒、滞留
時間10時間で晶析し、固液を分離したところ、純度99.3
%のβ−MIPNの結晶が7.3kg/hr(供給β−MIPNの約35重
量%)で得られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、特定の組成を有するMIPN留分を使用
し、前述の特定された晶析操作条件を選択することによ
り、従来、必要とされた有機溶媒を用いることなく、晶
析槽内での滞留時間2〜20時間で、純度99%以上のβ−
MIPNを晶析法により得ることが可能となった。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナフタレンのイソプロピル化およびトラン
    スイソプロピル化により得られる生成物から、β−モノ
    イソプロピルナフタレンを85重量%以上含有し、かつ、
    ナフタレン含量が0.2重量%以下であるモノイソプロピ
    ルナフタレン留分を得、該モノイソプロピルナフタレン
    留分を掻き取り翼付外部冷却式混合槽型晶析槽に供給
    し、壁面における内外面の温度差1〜15℃、晶析槽内温
    度5〜12℃、掻き取り翼の周速0.1〜4m/秒、滞留時間2
    〜20時間で晶析することを特徴とするβ−モノイソプロ
    ピルナフタレンの分離精製方法。
  2. 【請求項2】供給β−モノイソプロピルナフタレンの20
    〜40重量%を純度99%以上の結晶成分として分離する請
    求項1記載の分離精製方法。
  3. 【請求項3】β−モノイソプロピルナフタレンを結晶成
    分として分離した残余の液成分を、そのままで、あるい
    はトランスイソプロピル化工程に供してから、前記モノ
    イソプロピルナフタレン留分の少なくとも1部として循
    環使用する請求項1または2記載の分離精製方法。
  4. 【請求項4】β−モノイソプロピルナフタレンを結晶成
    分として分離した残余の液成分を第2の掻き取り翼付外
    部冷却式混合槽型晶析槽に供給し、得られた純度90〜98
    %の粗β−モノイソプロピルナフタレンの結晶を溶融し
    て、前記モノイソプロピルナフタレン留分の少なくとも
    1部として使用する請求項1または2記載の分離精製方
    法。
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