JP2604193B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2604193B2 JP2604193B2 JP6615188A JP6615188A JP2604193B2 JP 2604193 B2 JP2604193 B2 JP 2604193B2 JP 6615188 A JP6615188 A JP 6615188A JP 6615188 A JP6615188 A JP 6615188A JP 2604193 B2 JP2604193 B2 JP 2604193B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- guide member
- roller
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は両面複写機等の両面及び多重画像形成装置に
関する。
関する。
複写プロセス装置の両面及び多重画像形成装置におい
ては、1枚毎に両面、又は同一面上への画像形成を行う
ものと、装置内に一時用紙をある枚数収納させた後、そ
の用紙を再び複写プロセス部へ送り込み反対面、又は同
一面上に画像を形成させるものとがある。この後者の場
合、片面、又は1回目の画像を形成した用紙を収納して
おく中間トレイにおいて用紙が不整列な状態で収納され
ていると、用紙が複写プロセス部に送り込まれた場合に
正確な位置に画像が形成されない。このため用紙を整列
させる手段が特開昭56−162760号及び特公昭62−42823
号に開示されている。前者は用紙の幅方向の位置合せを
行うために両側に幅寄せ部材を配設し、これを往復動す
ることによって幅揃えを行うものであり、後者は用紙の
幅寄せ部材が用紙サイズに応じて変位可能であり、片側
の幅寄せ部材によって幅寄せを一定間隔で同一ストロー
クの往復動により行うものである。
ては、1枚毎に両面、又は同一面上への画像形成を行う
ものと、装置内に一時用紙をある枚数収納させた後、そ
の用紙を再び複写プロセス部へ送り込み反対面、又は同
一面上に画像を形成させるものとがある。この後者の場
合、片面、又は1回目の画像を形成した用紙を収納して
おく中間トレイにおいて用紙が不整列な状態で収納され
ていると、用紙が複写プロセス部に送り込まれた場合に
正確な位置に画像が形成されない。このため用紙を整列
させる手段が特開昭56−162760号及び特公昭62−42823
号に開示されている。前者は用紙の幅方向の位置合せを
行うために両側に幅寄せ部材を配設し、これを往復動す
ることによって幅揃えを行うものであり、後者は用紙の
幅寄せ部材が用紙サイズに応じて変位可能であり、片側
の幅寄せ部材によって幅寄せを一定間隔で同一ストロー
クの往復動により行うものである。
ところが、上述の如き公知例においては、用紙の幅寄
せ、つまり紙揃えの為のガイド部材の駆動源自体、又は
その伝達系の精度によるガイド部材の移動量の誤差によ
りストロークは必ずしも一定に保たれ得ない。これを一
定に保つ為にガイド部材のホーム位置を設け、その位置
を起点として一回毎の往復動作を行うことが考えられる
が、そうすると往復動作に時間がかかり、非効率的であ
る。また、紙サイズ毎にホーム位置を設けることは、コ
スト高になると共にセンサ設置の為のスペースを余計に
必要とする。更に機構部品を多用すると構成が複雑にな
り、コスト高を招くだけではなく、紙揃えを正確に行う
為に高い精度を必要とする。
せ、つまり紙揃えの為のガイド部材の駆動源自体、又は
その伝達系の精度によるガイド部材の移動量の誤差によ
りストロークは必ずしも一定に保たれ得ない。これを一
定に保つ為にガイド部材のホーム位置を設け、その位置
を起点として一回毎の往復動作を行うことが考えられる
が、そうすると往復動作に時間がかかり、非効率的であ
る。また、紙サイズ毎にホーム位置を設けることは、コ
スト高になると共にセンサ設置の為のスペースを余計に
必要とする。更に機構部品を多用すると構成が複雑にな
り、コスト高を招くだけではなく、紙揃えを正確に行う
為に高い精度を必要とする。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、簡
単な構成により、中間トレイに収納する用紙の幅揃えを
的確に行い、反対面、又は同一面上への画像の形成を位
置ずれすることなく、正確に行わしめる画像形成装置の
提供を目的とする。
単な構成により、中間トレイに収納する用紙の幅揃えを
的確に行い、反対面、又は同一面上への画像の形成を位
置ずれすることなく、正確に行わしめる画像形成装置の
提供を目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、複数の画像形成済みの
用紙に再び画像を形成する為に、これらを一時積載収納
すると共に用紙の搬送方向と直交する方向に複数回往復
動するガイド部材により紙揃えを行う画像形成装置にお
いて、用紙の搬送域を間にして対向し、個別の駆動源に
より各別に往復動される一対のガイド部材と、各ガイド
部材の基準位置を前記用紙を中心とする用紙の搬送幅よ
りも広い間隔に設定する基準位置設定手段と、前記ガイ
ド部材の往復動作の時間を累積する計時手段と、該計時
手段による所定時間計時の都度、前記各ガイド部材を前
記基準位置に設定する位置修正手段と、該位置修正手段
による前記基準位置への設定後、再びガイド部材を所定
位置へ戻し、往復動作を再開する手段とを具備すること
を特徴とする。
用紙に再び画像を形成する為に、これらを一時積載収納
すると共に用紙の搬送方向と直交する方向に複数回往復
動するガイド部材により紙揃えを行う画像形成装置にお
いて、用紙の搬送域を間にして対向し、個別の駆動源に
より各別に往復動される一対のガイド部材と、各ガイド
部材の基準位置を前記用紙を中心とする用紙の搬送幅よ
りも広い間隔に設定する基準位置設定手段と、前記ガイ
ド部材の往復動作の時間を累積する計時手段と、該計時
手段による所定時間計時の都度、前記各ガイド部材を前
記基準位置に設定する位置修正手段と、該位置修正手段
による前記基準位置への設定後、再びガイド部材を所定
位置へ戻し、往復動作を再開する手段とを具備すること
を特徴とする。
画像形成装置は、両面、又は多重複写を行う為に複数
の画像形成済みの用紙が積載収納されるべく、1枚ずつ
搬送されてくると、一対のガイド部材が個別の駆動源に
よって格別に往復動し、用紙の紙揃えを行う。この用紙
1枚に対する往復動作の時間は累積計時され、これらの
所定時間計時の都度、即ち例えば用紙が何枚か積層収納
される都度、各ガイド部材は、用紙を中心とする用紙の
搬送幅よりも広い間隔に予め定めた基準位置に設定され
ることにより、紙揃えの位置修正が行われ、その後再び
用紙サイズに対応した元の位置へ戻され、紙揃えの往復
動作が再開される。
の画像形成済みの用紙が積載収納されるべく、1枚ずつ
搬送されてくると、一対のガイド部材が個別の駆動源に
よって格別に往復動し、用紙の紙揃えを行う。この用紙
1枚に対する往復動作の時間は累積計時され、これらの
所定時間計時の都度、即ち例えば用紙が何枚か積層収納
される都度、各ガイド部材は、用紙を中心とする用紙の
搬送幅よりも広い間隔に予め定めた基準位置に設定され
ることにより、紙揃えの位置修正が行われ、その後再び
用紙サイズに対応した元の位置へ戻され、紙揃えの往復
動作が再開される。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明に係る画像形成装置(以下、本発明装
置という)の左側外観斜視図であり、複写装置本体2
は、中間トレイ部180を内部に備える給紙架台1上に載
置してある。
置という)の左側外観斜視図であり、複写装置本体2
は、中間トレイ部180を内部に備える給紙架台1上に載
置してある。
複写装置本体2の上面には、第2図の内部構造図に示
すように透明のガラス板からなる原稿台7が固定的に設
けてある。原稿台7の上部には、その端部の蝶番によっ
て、自動原稿送り装置301が装着してある。自動原稿送
り装置301は、原稿載置台302に載せられた原稿303を取
り込みかつ搬送するための複数のローラ304及びエンド
レスベルト305によって構成されている。自動原稿送り
装置301を経た複写済原稿は原稿受け台306に送られる。
すように透明のガラス板からなる原稿台7が固定的に設
けてある。原稿台7の上部には、その端部の蝶番によっ
て、自動原稿送り装置301が装着してある。自動原稿送
り装置301は、原稿載置台302に載せられた原稿303を取
り込みかつ搬送するための複数のローラ304及びエンド
レスベルト305によって構成されている。自動原稿送り
装置301を経た複写済原稿は原稿受け台306に送られる。
本体2内の原稿台7の下方には、原稿303を露光し、
走査するための走査手段としての光源8が設けてある。
光源8は原稿台7の一方端側から他方端側へ、そしてそ
の逆方向に移動可能にされる。この光源8の左右方向へ
の移動は、サーボモータ(図示せず)による駆動によっ
て達成される。光源8に関連して、その断面が楕円形の
反射鏡307が設けてあり、反射鏡307には、第1の可動鏡
308が固着してある。サーボモータによって光源8が矢
符a方向に移動するとき、原稿台7上に載せられた原稿
303がスリット露光される。
走査するための走査手段としての光源8が設けてある。
光源8は原稿台7の一方端側から他方端側へ、そしてそ
の逆方向に移動可能にされる。この光源8の左右方向へ
の移動は、サーボモータ(図示せず)による駆動によっ
て達成される。光源8に関連して、その断面が楕円形の
反射鏡307が設けてあり、反射鏡307には、第1の可動鏡
308が固着してある。サーボモータによって光源8が矢
符a方向に移動するとき、原稿台7上に載せられた原稿
303がスリット露光される。
第1の可動鏡308に関連して、1対の第2の可動鏡10
及び11が設けてある。1対の可動鏡10及び11は、第1の
可動鏡308によって反射された原稿像を結像レンズ12に
向けて再度反射させるためのものである。この第2の可
動鏡10及び11は、光源8の移動速度1/2の速度で、光源
8と同じ方向に移動される。なお、結像レンズ12は、ズ
ームレンズによって構成され、したがって、この実施例
の複写倍率を変更することができる。
及び11が設けてある。1対の可動鏡10及び11は、第1の
可動鏡308によって反射された原稿像を結像レンズ12に
向けて再度反射させるためのものである。この第2の可
動鏡10及び11は、光源8の移動速度1/2の速度で、光源
8と同じ方向に移動される。なお、結像レンズ12は、ズ
ームレンズによって構成され、したがって、この実施例
の複写倍率を変更することができる。
結像レンズ12の前方には、レンズ12を透過した原稿像
を矢符b方向に回転される感光ドラム6に向けて反射す
るための固定反射鏡13が設けてある。固定反射鏡13と感
光ドラム6との間には、赤外線吸収フィルタ309が介装
してある。
を矢符b方向に回転される感光ドラム6に向けて反射す
るための固定反射鏡13が設けてある。固定反射鏡13と感
光ドラム6との間には、赤外線吸収フィルタ309が介装
してある。
感光ドラム6の露光位置、即ち反射鏡13によって原稿
像が結像される位置よりも上流側には、部分イレースラ
ンプ310が設けてある。部分イレースランプ310は、感光
ドラム6上の不要な静電潜像を除去するためのものであ
る。部分イレースランプ310のさらに上流側には、感光
ドラム6に一様の特定の極性の電荷を帯電させるための
帯電用コロトロン15が設けてある。
像が結像される位置よりも上流側には、部分イレースラ
ンプ310が設けてある。部分イレースランプ310は、感光
ドラム6上の不要な静電潜像を除去するためのものであ
る。部分イレースランプ310のさらに上流側には、感光
ドラム6に一様の特定の極性の電荷を帯電させるための
帯電用コロトロン15が設けてある。
感光ドラム6の露光位置の下流側には、現像装置16が
設けてある。現像装置16は、帯電用コロトロン15、光源
8及び結像レンズ12によって感光ドラム6上に形成され
た静電潜像を、トナーを用いて現像する。現像装置16に
は、トナーを撹拌するための撹拌ローラ311と、帯電し
たトナーを感光ドラム6に供給するための供給ローラ31
2とが設けてある。
設けてある。現像装置16は、帯電用コロトロン15、光源
8及び結像レンズ12によって感光ドラム6上に形成され
た静電潜像を、トナーを用いて現像する。現像装置16に
は、トナーを撹拌するための撹拌ローラ311と、帯電し
たトナーを感光ドラム6に供給するための供給ローラ31
2とが設けてある。
複写装置本体2の右側には、給紙部が形成してあり、
給紙部には、図示では2つの給紙カセット3及び4が着
脱自在に装着される。給紙カセット3及び4には、夫々
異なるサイズの紙313が積層的に収納される。各給紙カ
セット3および4の内底部には、積層された紙313を上
方に押し付けるための圧縮ばね314及び支持板315が設け
てある。この圧縮ばね314及び支持板315によって、給紙
カセット3及び4に収納された紙の内の最上部のものが
給紙ローラ28及び29に向かって押し付けられる。2つの
給紙ローラ28又は29の一方は、その回転によって、押し
付けられている紙313を給紙カセット3又は4からレジ
スタローラ30へ1枚づつ順次送り込む。レジスタローラ
30の手前の位置には紙33が搬送されてきたことを検出す
る給紙センサ53が設けてある。なお、上側の給化ローラ
28に関連して手差し給紙台316が設けてある。
給紙部には、図示では2つの給紙カセット3及び4が着
脱自在に装着される。給紙カセット3及び4には、夫々
異なるサイズの紙313が積層的に収納される。各給紙カ
セット3および4の内底部には、積層された紙313を上
方に押し付けるための圧縮ばね314及び支持板315が設け
てある。この圧縮ばね314及び支持板315によって、給紙
カセット3及び4に収納された紙の内の最上部のものが
給紙ローラ28及び29に向かって押し付けられる。2つの
給紙ローラ28又は29の一方は、その回転によって、押し
付けられている紙313を給紙カセット3又は4からレジ
スタローラ30へ1枚づつ順次送り込む。レジスタローラ
30の手前の位置には紙33が搬送されてきたことを検出す
る給紙センサ53が設けてある。なお、上側の給化ローラ
28に関連して手差し給紙台316が設けてある。
現像装置16の下流側には、転写用コロトロン17及び分
離用コロトロン18が一体的に設けてある。
離用コロトロン18が一体的に設けてある。
給紙カセット3又は4から紙313が供給されると、感
光ドラム6上に形成されたトナー像が転写用コロトロン
17によってその紙313に転写される。転写用コロトロン1
7による転写の際に、紙313が感光ドラム6に吸引されて
感光ドラム6と共に移動しようとするが、分離用コロト
ロン18によって分離され、バキュームコンベア19方向へ
移送される。
光ドラム6上に形成されたトナー像が転写用コロトロン
17によってその紙313に転写される。転写用コロトロン1
7による転写の際に、紙313が感光ドラム6に吸引されて
感光ドラム6と共に移動しようとするが、分離用コロト
ロン18によって分離され、バキュームコンベア19方向へ
移送される。
感光ドラム6に沿って、分離用コロトロン18よりも下
流側には、クリーニング装置25が設けてある。クリーニ
ング装置25は、紙313に転写されずに感光ドラム6上に
残留したトナーを除去するものである。このクリーニン
グ装置25は、感光ドラム6上の残留トナーを掻き落とす
ためのゴム製のブレード26を含む。ブレード26によって
掻き落とされた残留トナーは、スクリューコンベア317
によって、図示しない廃トナー容器へ送り出される。
流側には、クリーニング装置25が設けてある。クリーニ
ング装置25は、紙313に転写されずに感光ドラム6上に
残留したトナーを除去するものである。このクリーニン
グ装置25は、感光ドラム6上の残留トナーを掻き落とす
ためのゴム製のブレード26を含む。ブレード26によって
掻き落とされた残留トナーは、スクリューコンベア317
によって、図示しない廃トナー容器へ送り出される。
クリーニング装置25の更に下流側には、感光ドラム6
上の残留電荷を除去するための除電ランプ14が設けてあ
る。除電ランプ14の更に下流側には、前述の帯電用コロ
トロン15が配置されている。
上の残留電荷を除去するための除電ランプ14が設けてあ
る。除電ランプ14の更に下流側には、前述の帯電用コロ
トロン15が配置されている。
分離用コロトロン18によって感光ドラム6から分離さ
れた紙313は、バキュームコンベア19によって定着装置2
0へ送られる。定着装置20は、ヒータ318を内蔵している
加熱ローラ21及び加熱ローラ21に紙を圧接するための加
圧ローラ22を有し、紙313上に転写されたトナー画像
は、2つのローラ21及び22によって、加熱、加圧されて
その紙313に定着される。定着の終わった紙313はローラ
対23から後述するリバース部200内へ送られ、ローラ対2
06及び排紙ローラ対202によって、排紙トレイ203上に排
出されるか、又は両面複写もしくは多重複写をする場合
はローラ対206から給紙架台1側へ導かれる。
れた紙313は、バキュームコンベア19によって定着装置2
0へ送られる。定着装置20は、ヒータ318を内蔵している
加熱ローラ21及び加熱ローラ21に紙を圧接するための加
圧ローラ22を有し、紙313上に転写されたトナー画像
は、2つのローラ21及び22によって、加熱、加圧されて
その紙313に定着される。定着の終わった紙313はローラ
対23から後述するリバース部200内へ送られ、ローラ対2
06及び排紙ローラ対202によって、排紙トレイ203上に排
出されるか、又は両面複写もしくは多重複写をする場合
はローラ対206から給紙架台1側へ導かれる。
前記定着装置20の上方には制御ボックス319が形成さ
れる。制御ボックス319内には、後述の第10図に示す制
御システムのための回路部品320が収納される。
れる。制御ボックス319内には、後述の第10図に示す制
御システムのための回路部品320が収納される。
複写装置本体2の手順側上面には、実行モード表示手
段が備えられた第9図に示す如き操作パネル321が設け
てある。操作パネル321の右側部分には複写枚数などを
設定するためのテンキー325が設けてあり、これの左側
に配設した例えば7セグメント表示器からなる枚数表示
部325aにテンキー325によって設定された複写枚数が表
示される。スタートキー323は、それが操作されること
によって複写プロセスの開始が指令される。
段が備えられた第9図に示す如き操作パネル321が設け
てある。操作パネル321の右側部分には複写枚数などを
設定するためのテンキー325が設けてあり、これの左側
に配設した例えば7セグメント表示器からなる枚数表示
部325aにテンキー325によって設定された複写枚数が表
示される。スタートキー323は、それが操作されること
によって複写プロセスの開始が指令される。
324は前記枚数表示部325aの置数解除又は複写プロセ
スの停止を指令するクリア/ストップキーである。325b
は複写濃度アップ・ダウンキー、325cはそのレベル表示
器、325dはジャム、トナー等の複写器内部の状況表示
部、325eは原稿サイズ入力部、325fは転写紙サイズ入力
部、325gは1:1入力部、325hは前記各サイズ入力部325f,
325gの表示部である。また、322aは倍率入力キー、322b
はその倍率を表示する7セグメント表示部、322cはペー
ジ連写キー、322dはその表示器、322eはマージンキー及
びそのシフトキー、322fは枠消し及びそのシフトキー
で、322gはその各々の表示器、322hは両面、多重コピー
選択キー、322iはその表示器である。
スの停止を指令するクリア/ストップキーである。325b
は複写濃度アップ・ダウンキー、325cはそのレベル表示
器、325dはジャム、トナー等の複写器内部の状況表示
部、325eは原稿サイズ入力部、325fは転写紙サイズ入力
部、325gは1:1入力部、325hは前記各サイズ入力部325f,
325gの表示部である。また、322aは倍率入力キー、322b
はその倍率を表示する7セグメント表示部、322cはペー
ジ連写キー、322dはその表示器、322eはマージンキー及
びそのシフトキー、322fは枠消し及びそのシフトキー
で、322gはその各々の表示器、322hは両面、多重コピー
選択キー、322iはその表示器である。
さて、次に前記給紙架台1、即ち再給紙機構について
説明する。給紙架台1はこれの左側上面に複写装置本体
2内の前記定着装置20のローラ対23にローラ対206を対
向配置させタリバース部200を備え、架台内部に中間ト
レイ部180を有する用紙表裏反転部27及びこれの右側部
分に第3の給紙カセット5を着脱自在に備える追加カセ
ット部34を配設してある。これらのリバース部200,用紙
表裏反転部27及び追加カセット部34は、第3図の右側外
観斜視図に示すように夫々架台本体の左方,前方及び右
方へ突出開放できるように構成してあり、紙詰まり処理
等が容易に行えるようになっている。
説明する。給紙架台1はこれの左側上面に複写装置本体
2内の前記定着装置20のローラ対23にローラ対206を対
向配置させタリバース部200を備え、架台内部に中間ト
レイ部180を有する用紙表裏反転部27及びこれの右側部
分に第3の給紙カセット5を着脱自在に備える追加カセ
ット部34を配設してある。これらのリバース部200,用紙
表裏反転部27及び追加カセット部34は、第3図の右側外
観斜視図に示すように夫々架台本体の左方,前方及び右
方へ突出開放できるように構成してあり、紙詰まり処理
等が容易に行えるようになっている。
リバース部200においては、複写装置本体2の定着装
置20のローラ対23から搬出された用紙がローラ対206に
よって内部へ導入される。このローラ対206の直後には
切換え爪201が設けてあり、該切掻え爪201は図示しない
ソレノイドによって駆動され、矢符e方向に切換えられ
ている場合、用紙は前述した如くペーパーガイド208及
び204の間を搬送され、排紙ローラ対202から排紙トレイ
203へ排出される。
置20のローラ対23から搬出された用紙がローラ対206に
よって内部へ導入される。このローラ対206の直後には
切換え爪201が設けてあり、該切掻え爪201は図示しない
ソレノイドによって駆動され、矢符e方向に切換えられ
ている場合、用紙は前述した如くペーパーガイド208及
び204の間を搬送され、排紙ローラ対202から排紙トレイ
203へ排出される。
一方、切換え爪201が矢符d方向に切換えられている
場合、即ち両面複写または多重複写を行う場合、用紙は
搬送ローラ対205によってペーパーガイド201及び211の
間を搬送され、リバース部200の底部から架台本体内の
用紙表裏反転部27へ送入され、ペーパーガイド151及び1
52を経て搬送ローラ154及び155間に導かれる。ここで用
紙が排紙トレイ203へ排出される場合は、ペーパーガイ
ド209の近傍に設けられた排紙センサ212によって、また
給紙架台1へ送られる場合はペーパーガイド211の近傍
に設けられたセンサ213によって夫々用紙の搬送が検出
される。
場合、即ち両面複写または多重複写を行う場合、用紙は
搬送ローラ対205によってペーパーガイド201及び211の
間を搬送され、リバース部200の底部から架台本体内の
用紙表裏反転部27へ送入され、ペーパーガイド151及び1
52を経て搬送ローラ154及び155間に導かれる。ここで用
紙が排紙トレイ203へ排出される場合は、ペーパーガイ
ド209の近傍に設けられた排紙センサ212によって、また
給紙架台1へ送られる場合はペーパーガイド211の近傍
に設けられたセンサ213によって夫々用紙の搬送が検出
される。
用紙表裏反転部27は、第3図に示す如く摺動部材120
及び121によってその幅方向における左右の両端部を支
持させた基台150上に設けてあり、該基台150上には、中
間トレイ部180が取付けてあり、これの上側に前記搬送
ローラ155を有する下側搬送部195b及び前記搬送ローラ1
54を有する上側搬送部195aを配設してある。
及び121によってその幅方向における左右の両端部を支
持させた基台150上に設けてあり、該基台150上には、中
間トレイ部180が取付けてあり、これの上側に前記搬送
ローラ155を有する下側搬送部195b及び前記搬送ローラ1
54を有する上側搬送部195aを配設してある。
上側搬送部195aは、第2図に示すように同一面上に搬
送ローラ155の回転軸と平行に各回転軸を位置させた搬
送ローラ156,158,160,162を給紙架台27の幅方向に用紙
サイズに応じて隔離させると共に右側端部近傍に搬送ロ
ーラ164を設けてある。
送ローラ155の回転軸と平行に各回転軸を位置させた搬
送ローラ156,158,160,162を給紙架台27の幅方向に用紙
サイズに応じて隔離させると共に右側端部近傍に搬送ロ
ーラ164を設けてある。
下側搬送部195bは、上側搬送部195aに設けられた各ロ
ーラと各別に対向接触し、一対の搬送ローラを構成する
複数のローラ、即ち前記搬送ローラ155,157,159,161,16
3及び165を備えている。つまり、上下の各搬送ローラ対
154及び155,156及び157,158及び159,160及び161,162及
び163,164及び165によって用紙の搬送通路が形成されて
おり、複写装置本体2の定着装置20から排出された用紙
は、この搬送通路を通過する場合は表裏が反転、即ちト
ナーの定着面を下向きにして搬送される。これら上下の
搬送部195a及び195bは、第4図の右側外観斜視図に示す
如く、各々の左側端部近傍を奥行き方向に貫通し、前記
下側搬送部195bの各ローラの駆動軸を兼ねる支軸153に
よって中間トレイ部180の上方へ開放できるようになっ
ており、各搬送部についても上下のローラ間を開放でき
る構成としてあり、これにより紙詰まり処理を容易に行
わしめるようにある。
ーラと各別に対向接触し、一対の搬送ローラを構成する
複数のローラ、即ち前記搬送ローラ155,157,159,161,16
3及び165を備えている。つまり、上下の各搬送ローラ対
154及び155,156及び157,158及び159,160及び161,162及
び163,164及び165によって用紙の搬送通路が形成されて
おり、複写装置本体2の定着装置20から排出された用紙
は、この搬送通路を通過する場合は表裏が反転、即ちト
ナーの定着面を下向きにして搬送される。これら上下の
搬送部195a及び195bは、第4図の右側外観斜視図に示す
如く、各々の左側端部近傍を奥行き方向に貫通し、前記
下側搬送部195bの各ローラの駆動軸を兼ねる支軸153に
よって中間トレイ部180の上方へ開放できるようになっ
ており、各搬送部についても上下のローラ間を開放でき
る構成としてあり、これにより紙詰まり処理を容易に行
わしめるようにある。
上下の搬送部195a及び195bの右側部分には、前記搬送
ローラ対164及び165から搬出される用紙を下側搬送部19
5bの下側に位置する中間トレイ部180へ再び表裏を反転
させて、即ちトナー定着面を上向きにして送り込むため
の回転ローラ166,167,168及びそのためのペーパーガイ
ドが設けてある。また、下側搬送部195bの各搬送ローラ
155,157,159,161及び163における用紙の搬送方向下流側
の位置には夫々、切換え爪171,172,173,174及び175が設
けてあり、これらは多重複写、即ち用紙の同一面上に複
写を行う場合に、いずれかを矢符f方向へ切換え、その
搬送方向上流側の切換え爪を矢符g方向へ倒伏させてお
くことにより、次に示す如く用紙のサイズに対応させて
中間トレイ部180へ表裏を1回のみ反転させた状態、即
ちトナー定着面を下向かきにして送り込むものである。
ローラ対164及び165から搬出される用紙を下側搬送部19
5bの下側に位置する中間トレイ部180へ再び表裏を反転
させて、即ちトナー定着面を上向きにして送り込むため
の回転ローラ166,167,168及びそのためのペーパーガイ
ドが設けてある。また、下側搬送部195bの各搬送ローラ
155,157,159,161及び163における用紙の搬送方向下流側
の位置には夫々、切換え爪171,172,173,174及び175が設
けてあり、これらは多重複写、即ち用紙の同一面上に複
写を行う場合に、いずれかを矢符f方向へ切換え、その
搬送方向上流側の切換え爪を矢符g方向へ倒伏させてお
くことにより、次に示す如く用紙のサイズに対応させて
中間トレイ部180へ表裏を1回のみ反転させた状態、即
ちトナー定着面を下向かきにして送り込むものである。
つまり切換え爪171が切換えられた場合は、A3サイズ
の用紙が、切換え爪172が切換えられた場合はB4サイズ
の用紙が、切換え爪173が切換えられた場合はA4縦サイ
ズの用紙が、切換え爪174が切換られた場合はB5縦サイ
ズの用紙が、切換え爪175が切換えられた場合はA4,B5サ
イズの用紙が夫々中間トレイ部180へ蓄積されるように
なっており、これにより中間トレイ部180へ蓄積される
用紙の先端位置は用紙のサイズに関係なく一定の位置に
揃えられる。
の用紙が、切換え爪172が切換えられた場合はB4サイズ
の用紙が、切換え爪173が切換えられた場合はA4縦サイ
ズの用紙が、切換え爪174が切換られた場合はB5縦サイ
ズの用紙が、切換え爪175が切換えられた場合はA4,B5サ
イズの用紙が夫々中間トレイ部180へ蓄積されるように
なっており、これにより中間トレイ部180へ蓄積される
用紙の先端位置は用紙のサイズに関係なく一定の位置に
揃えられる。
なお、これらの切換え爪は両面複写を行う場合は全て
矢符g方向へ倒伏させ、前述の搬送通路を構成するので
ある。
矢符g方向へ倒伏させ、前述の搬送通路を構成するので
ある。
次に本発明の要部に係る中間トレイ部180の構成につ
いて説明する。第5図は第2図のV−V線による矢視
図、第6図は中間トレイ部の右側外観斜視図、第7図は
紙揃え機構を示す拡大斜視図である。中間トレイ部180
は、基台150の中央部の幅方向にその長手方向を一致さ
せ、基台150と平行な面を基台150の上面より高い位置に
構成したトレイ底部194及びこれの長手方向と直交する
方向に夫々その長手方向を直交させて往復動可能に備え
られた一対の断面視L字型のガイド部材186及び187から
成り、これらの長手方向を用紙の搬送方向として用紙を
載置するようにしてある。つまり用紙は、これの中央部
分がトレイ底部194上に載置され、トレイ底部194か突出
する用紙の両側縁部分がガイド部材186及び187に載置さ
れて幅寄せされ、揃えられるようになっている。
いて説明する。第5図は第2図のV−V線による矢視
図、第6図は中間トレイ部の右側外観斜視図、第7図は
紙揃え機構を示す拡大斜視図である。中間トレイ部180
は、基台150の中央部の幅方向にその長手方向を一致さ
せ、基台150と平行な面を基台150の上面より高い位置に
構成したトレイ底部194及びこれの長手方向と直交する
方向に夫々その長手方向を直交させて往復動可能に備え
られた一対の断面視L字型のガイド部材186及び187から
成り、これらの長手方向を用紙の搬送方向として用紙を
載置するようにしてある。つまり用紙は、これの中央部
分がトレイ底部194上に載置され、トレイ底部194か突出
する用紙の両側縁部分がガイド部材186及び187に載置さ
れて幅寄せされ、揃えられるようになっている。
ガイド部材186(又は187)には、これの長手方向と直
交する方向にその長手方向を一致させてラッチ軸190
(又は191)を取付けてあり、このラック軸190(又は19
1)のラック歯と噛合するピニオン軸192(又は193)を
基台150の下面側に配設したステッピングモータ189(又
は188)によって回転駆動することにより、ガイド部材1
86(又は187)はトレイ底部194に対して接近、又は離反
する方向に移動する。そしてガイド部材186(又は187)
の下部には遮光板400(又は401)が設けてあり、該遮光
板400(又は401)は、ガイド部材186(又は187)がトレ
イ底部194から最も離反した位置、即ち最大サイズの用
紙の幅よりも広い位置まで移動した場合に、この位置に
設けられたホームポジションセンサ402(又は403)によ
ってガイド部材186(又は187)がホーム位置上にあるこ
とが検出される。この紙揃えのためのガイド部材186及
び187の移動については後に示すフローチャートを用い
て詳述する。
交する方向にその長手方向を一致させてラッチ軸190
(又は191)を取付けてあり、このラック軸190(又は19
1)のラック歯と噛合するピニオン軸192(又は193)を
基台150の下面側に配設したステッピングモータ189(又
は188)によって回転駆動することにより、ガイド部材1
86(又は187)はトレイ底部194に対して接近、又は離反
する方向に移動する。そしてガイド部材186(又は187)
の下部には遮光板400(又は401)が設けてあり、該遮光
板400(又は401)は、ガイド部材186(又は187)がトレ
イ底部194から最も離反した位置、即ち最大サイズの用
紙の幅よりも広い位置まで移動した場合に、この位置に
設けられたホームポジションセンサ402(又は403)によ
ってガイド部材186(又は187)がホーム位置上にあるこ
とが検出される。この紙揃えのためのガイド部材186及
び187の移動については後に示すフローチャートを用い
て詳述する。
中間トレイ部180に送入されて用紙は第8図の縦断面
図に示すようにトレイ底部194が両側のガイド部材186及
び187の各底部よりも高い位置に設けてあるため、用紙3
13aは中央部が上方へ弓形に反ることにより、中間トレ
イ部180に入る際の直進性が向上される。
図に示すようにトレイ底部194が両側のガイド部材186及
び187の各底部よりも高い位置に設けてあるため、用紙3
13aは中央部が上方へ弓形に反ることにより、中間トレ
イ部180に入る際の直進性が向上される。
前記トレイ底部194の左側寄り部分には、前記反転ロ
ーラ166,167及び168から中間トレイ部180へ送り出され
た用紙の先端部を揃えるためのストッパ181,182,183,18
4及び185が各用紙サイズに対応して用紙の搬送域に図示
しないソレノイドを用いて突出するように設けてあり、
これにより用紙の後端部は、前述した多重複写の場合と
同様に用紙のサイズに関係なく一定の位置に揃えられ
る。
ーラ166,167及び168から中間トレイ部180へ送り出され
た用紙の先端部を揃えるためのストッパ181,182,183,18
4及び185が各用紙サイズに対応して用紙の搬送域に図示
しないソレノイドを用いて突出するように設けてあり、
これにより用紙の後端部は、前述した多重複写の場合と
同様に用紙のサイズに関係なく一定の位置に揃えられ
る。
さて、上述の如く構成された中間トレイ部180への用
紙の収納か終了し、操作者により原稿の入れ換えが行わ
れ、再び複写が開始されると、第2図に示すように反転
ローラ166の左側部に設けられたピックローラ170を備え
る支持体が矢符h方向へ軸176を支軸として回転させ、
蓄積された用紙上へピックローラ170を圧着させる。反
転ローラ168の右下側部には駆動ローラ31及び摩擦ロー
ラ70が設けてあり、これらのローラ間へ前記ピックロー
ラ170の回転によって蓄積された用紙が一枚ずつ送入さ
れる。
紙の収納か終了し、操作者により原稿の入れ換えが行わ
れ、再び複写が開始されると、第2図に示すように反転
ローラ166の左側部に設けられたピックローラ170を備え
る支持体が矢符h方向へ軸176を支軸として回転させ、
蓄積された用紙上へピックローラ170を圧着させる。反
転ローラ168の右下側部には駆動ローラ31及び摩擦ロー
ラ70が設けてあり、これらのローラ間へ前記ピックロー
ラ170の回転によって蓄積された用紙が一枚ずつ送入さ
れる。
駆動ローラ31及び摩擦ローラ70の用紙の出口側にはペ
ーパーガイド43及び44による搬送路が上方へ向けて設け
てあり、この終端部には給紙架台1の上面の開口部に設
けた一対の中間ローラ33が配設してある。
ーパーガイド43及び44による搬送路が上方へ向けて設け
てあり、この終端部には給紙架台1の上面の開口部に設
けた一対の中間ローラ33が配設してある。
この中間ローラ対33には前記追加カセット部34に設け
たペーパーガイド41及び42の終端部も臨ませてあり、こ
のペーパーガイド41及び42間には給紙カセット5内の用
紙313が給紙ローラ32によって送入され、中間ローラ対3
3へ送り込まれるように構成してある。
たペーパーガイド41及び42の終端部も臨ませてあり、こ
のペーパーガイド41及び42間には給紙カセット5内の用
紙313が給紙ローラ32によって送入され、中間ローラ対3
3へ送り込まれるように構成してある。
中間トレイ部180又は追加カセット部34から中間ロー
ラ対33へ送給された用紙は複写装置本体2の下部に形成
された給紙口52から複写装置本体2内へ送られ、該給紙
口52から立設され、その終端部を前記レジストローラ30
へ臨ませたペーパーガイド50及び51間を搬送される。こ
のペーパーガイド50及び51の終端部には用紙の搬送を検
出するセンサ404が設けてある。
ラ対33へ送給された用紙は複写装置本体2の下部に形成
された給紙口52から複写装置本体2内へ送られ、該給紙
口52から立設され、その終端部を前記レジストローラ30
へ臨ませたペーパーガイド50及び51間を搬送される。こ
のペーパーガイド50及び51の終端部には用紙の搬送を検
出するセンサ404が設けてある。
つまりレジスタローラ30には、前記給紙カセット3及
び4と同様に追加カセット部34の給紙カセット5内の用
紙313も送給されると共に、中間トレイ部180に収納され
た用紙が多重複写又は両面複写を行うために再び送給さ
れるのである。
び4と同様に追加カセット部34の給紙カセット5内の用
紙313も送給されると共に、中間トレイ部180に収納され
た用紙が多重複写又は両面複写を行うために再び送給さ
れるのである。
第10図は本発明装置の制御系のブロック図である。複
写装置本体(以下、本体という)及び再給紙機構は、夫
々MPU326及び328を有するマイクロコンピュータシステ
ムによって制御される。このマイクロコンピュータシス
テムは、MPU326又は328に接続された制御用プログラム
などを格納しておくためのROM327又は、MPU326又は328
による制御の際にデータの一時格納を行いかつ制御に必
要な種々のフラグの領域を有するRAM330又は331、そし
てMPU326又は328が、本体又は再給紙内部機器の入出力
制御を行うためのI/Oインタフェース332又は333によっ
て構成される。また本体MPU326には露光電圧等の出力値
を制御するためのD/A変換器334が接続される。本体I/O
インタフェース332の入力ポートには、操作パネル321の
キーマトリクス337のデータ及び紙サイズセンサなどを
含むセンサ回路335の出力が入力される。
写装置本体(以下、本体という)及び再給紙機構は、夫
々MPU326及び328を有するマイクロコンピュータシステ
ムによって制御される。このマイクロコンピュータシス
テムは、MPU326又は328に接続された制御用プログラム
などを格納しておくためのROM327又は、MPU326又は328
による制御の際にデータの一時格納を行いかつ制御に必
要な種々のフラグの領域を有するRAM330又は331、そし
てMPU326又は328が、本体又は再給紙内部機器の入出力
制御を行うためのI/Oインタフェース332又は333によっ
て構成される。また本体MPU326には露光電圧等の出力値
を制御するためのD/A変換器334が接続される。本体I/O
インタフェース332の入力ポートには、操作パネル321の
キーマトリクス337のデータ及び紙サイズセンサなどを
含むセンサ回路335の出力が入力される。
また、本体I/Oインタフェース332の出力ポートには、
モータ又はソレノイド等の駆動装置338が接続される。
特に光源8,帯電用コロトロン15,現像バイアス,転写用
コロトロン17及び分離コロトロン18の出力電圧はMPU326
よりD/A変換器334を介して設定される。
モータ又はソレノイド等の駆動装置338が接続される。
特に光源8,帯電用コロトロン15,現像バイアス,転写用
コロトロン17及び分離コロトロン18の出力電圧はMPU326
よりD/A変換器334を介して設定される。
本体RMA330にはバックアップ回路339が接続され、本
体電源切断時にも書き込まれたデータが保持されるよう
になっている。
体電源切断時にも書き込まれたデータが保持されるよう
になっている。
さらに、本体MPU326には、サーボモータコントローラ
(LSI)341が接続され、このコントローラ341の入出力
端子には、露光ランプ8を往復動走査するためのDCサー
ボモータ342が接続される。再給紙機構のI/Oインフェー
ス333の入出力ポートには紙サイズセンサなどを含むセ
ンサ回路336の入力及びモータ又はソレノイド等の駆動
装置340が接続される。更に本体MPU326はI/Oイタフェー
ス332,333を通して再給紙機構MPU328とデータをやりと
りすることにより再給紙機構をコントロールする。
(LSI)341が接続され、このコントローラ341の入出力
端子には、露光ランプ8を往復動走査するためのDCサー
ボモータ342が接続される。再給紙機構のI/Oインフェー
ス333の入出力ポートには紙サイズセンサなどを含むセ
ンサ回路336の入力及びモータ又はソレノイド等の駆動
装置340が接続される。更に本体MPU326はI/Oイタフェー
ス332,333を通して再給紙機構MPU328とデータをやりと
りすることにより再給紙機構をコントロールする。
第11図はバックアップ回路の回路図であり、これの動
作は、まず本体電源が投入されている場合には電源ライ
ン343に5Vが供給される。するとツェナーダイオード344
を通してトランジスタ345のベースに電流が流れ込みト
ランジスタ345がオンする。これによってトランジスタ3
46のベースに電流が流れてトランジスタ346もオン状態
になり電源ライン343はRAM330の電源端子Vccに接続され
る。同時にバックアップ電池347はダイオード348により
電源ライン343より遮断される。
作は、まず本体電源が投入されている場合には電源ライ
ン343に5Vが供給される。するとツェナーダイオード344
を通してトランジスタ345のベースに電流が流れ込みト
ランジスタ345がオンする。これによってトランジスタ3
46のベースに電流が流れてトランジスタ346もオン状態
になり電源ライン343はRAM330の電源端子Vccに接続され
る。同時にバックアップ電池347はダイオード348により
電源ライン343より遮断される。
本体電源が切断されている場合にはトランジスタ345
がオンしない為トランジスタ346もオフ状態となり電源
ライン343はRAMの電源端子Vccより切り離される。この
ときダイオード348は導通状態となりバックアップ電池3
47はRAM330の電源端子Vccに接続され、RAM330に書き込
まれたデータは保持される。
がオンしない為トランジスタ346もオフ状態となり電源
ライン343はRAMの電源端子Vccより切り離される。この
ときダイオード348は導通状態となりバックアップ電池3
47はRAM330の電源端子Vccに接続され、RAM330に書き込
まれたデータは保持される。
次に、第10図を参照して、第12,13及び14図に示すフ
ローチャートに基づいて複写装置本体の操作ないし動作
について説明する。
ローチャートに基づいて複写装置本体の操作ないし動作
について説明する。
操作者が最初に電源スイッチ349を操作して電源を投
入した際、MPU326はまずI/Oインタフェース332をイニシ
ャライズし、更にRAM330に保持されている調整データ
(後述)に基づいてD/A変換器により前述の出力装置に
対して設定値を出力する。
入した際、MPU326はまずI/Oインタフェース332をイニシ
ャライズし、更にRAM330に保持されている調整データ
(後述)に基づいてD/A変換器により前述の出力装置に
対して設定値を出力する。
次に操作者は自動原稿搬送装置301を開いて、透明ガ
ラス板よりなる原稿台7上に原稿303を載置する。その
後、自動原稿搬送装置301を閉じて原稿303を原稿台7上
へ固定する。なお、自動原稿搬送装置301を使用して原
稿303をセットすることもできる。そして操作者はスタ
ートキー323を操作して複写動作に入る。
ラス板よりなる原稿台7上に原稿303を載置する。その
後、自動原稿搬送装置301を閉じて原稿303を原稿台7上
へ固定する。なお、自動原稿搬送装置301を使用して原
稿303をセットすることもできる。そして操作者はスタ
ートキー323を操作して複写動作に入る。
スタートキー323が操作されると、第12図の最初のス
テップS111において、感光ドラム6などを駆動するため
のメインモータ(図示せず)がオンされる。メインモー
タの回転が安定すると、即ちメインモータのオンから0.
5secが経過すると、クリーニング装置25のソレノイドが
オンされてブレード26の先端部が感光ドラム6に当接さ
れる。ソレノイドのオンから所定時間経過すると、即ち
電源に同時に負荷がかからないように例えば100msec経
過すると、次にステップS113に進む。
テップS111において、感光ドラム6などを駆動するため
のメインモータ(図示せず)がオンされる。メインモー
タの回転が安定すると、即ちメインモータのオンから0.
5secが経過すると、クリーニング装置25のソレノイドが
オンされてブレード26の先端部が感光ドラム6に当接さ
れる。ソレノイドのオンから所定時間経過すると、即ち
電源に同時に負荷がかからないように例えば100msec経
過すると、次にステップS113に進む。
ステップS113では、マイクロコンピュータ326は、セ
ンサ回路335(第10図)からの信号をみて、露光ランプ
8がホームポジションにあるかどうか、即ち露光ランプ
8が本体2の左側に位置しているかどうかを判断する。
露光ランプ8がホームポジションにあれば、次のステッ
プS117に進み、なければステップS115において、サーボ
モータ342(第10図)を逆転して、露光ランプ8をホー
ムポジションに戻す。このサーボモータ342のオフは、
後述する割り込み処理によって行われる。
ンサ回路335(第10図)からの信号をみて、露光ランプ
8がホームポジションにあるかどうか、即ち露光ランプ
8が本体2の左側に位置しているかどうかを判断する。
露光ランプ8がホームポジションにあれば、次のステッ
プS117に進み、なければステップS115において、サーボ
モータ342(第10図)を逆転して、露光ランプ8をホー
ムポジションに戻す。このサーボモータ342のオフは、
後述する割り込み処理によって行われる。
ステップS117では、転写コロトロン17がオンされる。
この転写コロトロン17のオンの後、プロセスは次のステ
ップS123に進む。
この転写コロトロン17のオンの後、プロセスは次のステ
ップS123に進む。
ステップS123では、まず給紙クラッチがオンされ、給
紙ローラ28(又は29)が回転を開始して紙313がレジス
タローラ30に向けて搬送される。給紙が完了するとステ
ップS125へ進む。
紙ローラ28(又は29)が回転を開始して紙313がレジス
タローラ30に向けて搬送される。給紙が完了するとステ
ップS125へ進む。
ステップS125では、露光ランプ8がホームポジション
かどうかが判断され、ホームポジションになければ、次
のステップS151に進む。
かどうかが判断され、ホームポジションになければ、次
のステップS151に進む。
ステップS151では、原稿に光を照射する(露光する)
ための露光ランプ8がオンされ、露光ランプ8の立ち上
がりが遅いので200msecの時間の後、次のステップS153
に進み、1枚目のコピーかどうかを判断する。1枚目の
コピーであれば、先のステップS151でオンした露光ラン
プ8の立ち上がりが遅いので、さらに300msecの安定時
間の経過後、ステップS155に進む。
ための露光ランプ8がオンされ、露光ランプ8の立ち上
がりが遅いので200msecの時間の後、次のステップS153
に進み、1枚目のコピーかどうかを判断する。1枚目の
コピーであれば、先のステップS151でオンした露光ラン
プ8の立ち上がりが遅いので、さらに300msecの安定時
間の経過後、ステップS155に進む。
ステップS155では、帯電用コロトロン15がオンされる
とともに、サーボモータ342がオンされる。
とともに、サーボモータ342がオンされる。
次のステップS157では、露光ランプ8がイメージポジ
ションまでフィードされたかどうかを判断する。
ションまでフィードされたかどうかを判断する。
ステップS157でイメージポジションに達したと判断さ
れれば、プロセスは次のステップS161に進む。
れれば、プロセスは次のステップS161に進む。
ステップS161ではROM327内に予め書き込まれているレ
ジストクラッチオンタイマの標準カウント値を読み出す
と共にRAM330内に保持されている調整データテーブルよ
りレジストクラッチオンタイマの調整値を詠み出して両
者を加算し、ステップS612においてRAM330内のレジスト
クラッチオンタイマをセットする。レジストクラッチオ
ンタイマがセットされると後述する割込みルーチンによ
って所定時間後にレジストクラッチがオンされる。レジ
ストクラッチがオンされるタイミングはレジストクラッ
チオンタイマにセットするデータによって決定される
が、これは後述する調整モードにおいてRAM 330内の調
整データテーブルを書き換えることにより可変できる。
ジストクラッチオンタイマの標準カウント値を読み出す
と共にRAM330内に保持されている調整データテーブルよ
りレジストクラッチオンタイマの調整値を詠み出して両
者を加算し、ステップS612においてRAM330内のレジスト
クラッチオンタイマをセットする。レジストクラッチオ
ンタイマがセットされると後述する割込みルーチンによ
って所定時間後にレジストクラッチがオンされる。レジ
ストクラッチがオンされるタイミングはレジストクラッ
チオンタイマにセットするデータによって決定される
が、これは後述する調整モードにおいてRAM 330内の調
整データテーブルを書き換えることにより可変できる。
ステップS162が終了するとステップS177に進む。
ステップS177において、露光ランプ8がリターン位置
までフィードされたことが検出されると、次のステップ
S179に進み、サーボモータ342が逆転されるとともに、
露光ランプ8がオフされる。
までフィードされたことが検出されると、次のステップ
S179に進み、サーボモータ342が逆転されるとともに、
露光ランプ8がオフされる。
その後のステップS181では、マイクロコンピュータ32
6は枚数カウンタをみて、連続コピーかどうかを判断す
る。連続コピーであれば、次のステップS183で給紙セン
サ53をオフした後、先のステップS123に戻る。即ち、2
枚目以降のコピーについてはこのステップS123からその
プロセスがスタートされることになる。
6は枚数カウンタをみて、連続コピーかどうかを判断す
る。連続コピーであれば、次のステップS183で給紙セン
サ53をオフした後、先のステップS123に戻る。即ち、2
枚目以降のコピーについてはこのステップS123からその
プロセスがスタートされることになる。
ステップS181で連続コピーでないと判断されれば、ス
テップS185に進み、先のステップS179で逆転させたサー
ボモータ342をオフする。その後、感光ドラム6上の静
電潜像が紙313に転写される時間、例えば200msecの後、
帯電用コロトロン15はオフされる。そして、ステップS1
87に進み、ステップS187では、排紙センサ212が紙313の
排紙によってオフされたことを検出して次のステップS1
89に進む。ステップS189では、紙313を排出するために
必要な時間200msecの後、メインモータをオフする。そ
して複写機は待機状態になる。
テップS185に進み、先のステップS179で逆転させたサー
ボモータ342をオフする。その後、感光ドラム6上の静
電潜像が紙313に転写される時間、例えば200msecの後、
帯電用コロトロン15はオフされる。そして、ステップS1
87に進み、ステップS187では、排紙センサ212が紙313の
排紙によってオフされたことを検出して次のステップS1
89に進む。ステップS189では、紙313を排出するために
必要な時間200msecの後、メインモータをオフする。そ
して複写機は待機状態になる。
次に、第13図を参照して、この実施例の別の割り込み
ルーチンについて説明する。この割り込みルーチンはマ
イクロコンピュータ326の内部タイマにより、一定周期
で呼び出されるものである。最初のステップS200におい
ては、マイクロコンピュータ326は、操作パネル321上の
各種キーの押下状態をキーマトリックス337よりI/O332
を通して読み込み、押されたキーに応じた処理を行う。
ルーチンについて説明する。この割り込みルーチンはマ
イクロコンピュータ326の内部タイマにより、一定周期
で呼び出されるものである。最初のステップS200におい
ては、マイクロコンピュータ326は、操作パネル321上の
各種キーの押下状態をキーマトリックス337よりI/O332
を通して読み込み、押されたキーに応じた処理を行う。
ステップS201においては、マイクロコンピュータ326
は、露光ランプ8がホームポジションにあるかどうかを
判断する。もし、ホームポジションでなければ、そのま
まステップS205に進むが、もしホームポジションにあれ
ば、ステップS203においてサーボモータ342をオフした
後、ステップS205に進む。
は、露光ランプ8がホームポジションにあるかどうかを
判断する。もし、ホームポジションでなければ、そのま
まステップS205に進むが、もしホームポジションにあれ
ば、ステップS203においてサーボモータ342をオフした
後、ステップS205に進む。
ステップS205では、給紙センサ53がオンしているかど
うか、すなわち、レジスタローラ30まで紙313が搬送さ
れたかどうかを判断する。そして、紙313の搬送が確認
されると、次のステップS207において、給紙クラッチが
オフされる。その後ステップS211に進む。もし先行の紙
が搬送されていれば、給紙センサ53はオフされているの
で、マイクロコンピュータ326は、次のステップS209に
おいてレジストクラッチをオフした後、ステップS211に
進む。
うか、すなわち、レジスタローラ30まで紙313が搬送さ
れたかどうかを判断する。そして、紙313の搬送が確認
されると、次のステップS207において、給紙クラッチが
オフされる。その後ステップS211に進む。もし先行の紙
が搬送されていれば、給紙センサ53はオフされているの
で、マイクロコンピュータ326は、次のステップS209に
おいてレジストクラッチをオフした後、ステップS211に
進む。
ステップS211において前述のレジストクラッチオンタ
イマがRAMのタイマにセットされたかどうかを判断す
る。このステップS211において“YES"と判断されれば、
マイクロコンピュータ326は続くステップS213におい
て、そのオンタイマがタイムアップしたかどうかを判断
する。そして、何回かの割り込みルーチンを経て、レジ
ストクラッチオンタイマがタイムアップすると、ステッ
プS215において、マイクロコンピュータ326は、レジス
トクラッチをオンする。即ち、この時点で画像の先端調
整のための給紙タイミングが決定される。その後、先の
ステップS211及びS213において夫々“NO"と判断された
ときと同様に、プロセスは第12図に示すメインルーチン
にリターンする。
イマがRAMのタイマにセットされたかどうかを判断す
る。このステップS211において“YES"と判断されれば、
マイクロコンピュータ326は続くステップS213におい
て、そのオンタイマがタイムアップしたかどうかを判断
する。そして、何回かの割り込みルーチンを経て、レジ
ストクラッチオンタイマがタイムアップすると、ステッ
プS215において、マイクロコンピュータ326は、レジス
トクラッチをオンする。即ち、この時点で画像の先端調
整のための給紙タイミングが決定される。その後、先の
ステップS211及びS213において夫々“NO"と判断された
ときと同様に、プロセスは第12図に示すメインルーチン
にリターンする。
次に調整モードの動作の説明に先立って第2図,第9
図,第10図及び第15図を参照して調整モードの概略を説
明する。第15図は操作パネル7セグメント表示状態説明
図である。まず後述する方法により調整モードに入ると
倍率表示部322b及び枚数表示部325aは夫々第15図(b)
のようになる。ここでオペレータ(即ち一般のユーザで
はなく機器を適正な状態に調整するサービスマン又は機
器組立作業者)はテンキー325を操作して調整しようと
する項目の番号を2ケタ入力する。今、この実施例での
調整項目は01〜08の8種類とし、番号と調整項目は次の
ように対応するものとする。
図,第10図及び第15図を参照して調整モードの概略を説
明する。第15図は操作パネル7セグメント表示状態説明
図である。まず後述する方法により調整モードに入ると
倍率表示部322b及び枚数表示部325aは夫々第15図(b)
のようになる。ここでオペレータ(即ち一般のユーザで
はなく機器を適正な状態に調整するサービスマン又は機
器組立作業者)はテンキー325を操作して調整しようと
する項目の番号を2ケタ入力する。今、この実施例での
調整項目は01〜08の8種類とし、番号と調整項目は次の
ように対応するものとする。
01 露光電圧 02 帯電電圧 03 現像バイアス電圧 04 転写電圧 05 分離電圧 06 画像先端調整(上段カセット時) 07 画像先端調整(下段カセット時) 08 再給紙機構センター調整 01〜05は前述のD/A変換機334によって電圧設定する項
目であり、06,07はレジストクラッチオンタイマの調整
であり、08は後述する再給紙機構のセンター調整であ
る。これらの調整値は標準が0であり、プラス或いはマ
イナスの調整範囲を持つ。即ち標準のD/A出力データ或
いはレジストクラッチオンタイマカウント値出力パルス
数(後述)はROM327内に予め記憶しておき、それらのデ
ータを使う際にRAM330より対応する調整データを読み出
して加算してからD/A出力或いはレジストクラッチオン
タイマセット出力パルス数セットを行う。なお、調整デ
ータは項目番号順にRAM内に保存されている(調整デー
タテーブル)。
目であり、06,07はレジストクラッチオンタイマの調整
であり、08は後述する再給紙機構のセンター調整であ
る。これらの調整値は標準が0であり、プラス或いはマ
イナスの調整範囲を持つ。即ち標準のD/A出力データ或
いはレジストクラッチオンタイマカウント値出力パルス
数(後述)はROM327内に予め記憶しておき、それらのデ
ータを使う際にRAM330より対応する調整データを読み出
して加算してからD/A出力或いはレジストクラッチオン
タイマセット出力パルス数セットを行う。なお、調整デ
ータは項目番号順にRAM内に保存されている(調整デー
タテーブル)。
第15図(c)はテンキーにより0を入力したときの表
示であり、更にテンキー325により1を入力すると
(d)のようになる。このとき、倍率表示部には調整項
目01すなわち露光電圧の現在RAM330に記憶されている調
整データが表示される。
示であり、更にテンキー325により1を入力すると
(d)のようになる。このとき、倍率表示部には調整項
目01すなわち露光電圧の現在RAM330に記憶されている調
整データが表示される。
次にオペレータはズームキー322aを押して倍率表示部
の調整データを変える。例えば(d)の状態でズームキ
ー322aを1回操作して調整データを1減らしたとすると
表示は(e)のようになり、同時にRAM330内の調整デー
タテーブルの先頭データが1減らされ、ROM307内の露光
電圧標準データに−1が加えられ、これがD/A変換器334
よりアナログデータとして出力される。
の調整データを変える。例えば(d)の状態でズームキ
ー322aを1回操作して調整データを1減らしたとすると
表示は(e)のようになり、同時にRAM330内の調整デー
タテーブルの先頭データが1減らされ、ROM307内の露光
電圧標準データに−1が加えられ、これがD/A変換器334
よりアナログデータとして出力される。
ここでオペレータがスタートキー323を押すと第12図
に示したコピー動作が試験的に行われる。オペレータは
得られた画像を見ながら上記操作を繰り返して調整す
る。そして調整項目を変えたいときには(d),(e)
の状態でテンキー325を操作して新たな調整項目の番号
を入力すれば即時(c),(d)の表示状態に変わる。
に示したコピー動作が試験的に行われる。オペレータは
得られた画像を見ながら上記操作を繰り返して調整す
る。そして調整項目を変えたいときには(d),(e)
の状態でテンキー325を操作して新たな調整項目の番号
を入力すれば即時(c),(d)の表示状態に変わる。
なお、(c)〜(e)の表示状態でクリア/ストップ
キー(以下クリアキーという)324を押すと(b)の状
態になり、更にクリアキー324を押すと(a)の状態に
戻る。また枚数表示部325aにテンキー325で入力できる
番号は01〜08のみで他の番号は受け付けない。
キー(以下クリアキーという)324を押すと(b)の状
態になり、更にクリアキー324を押すと(a)の状態に
戻る。また枚数表示部325aにテンキー325で入力できる
番号は01〜08のみで他の番号は受け付けない。
次に第14図に示す調整モードのフローチャートに基づ
いて数値入力による調整の方法ないし動作について説明
する。
いて数値入力による調整の方法ないし動作について説明
する。
まずオペレータはサービススイッチ(図示せず)をオ
ンにしてから電源スイッチ349(第1図参照)を操作し
て電源を投入する。これによって複写機本体はサービス
モードとなり倍率表示部及び枚数表示部は第15図(a)
のようになる。ここでオペレータはテンキー325から例
えば“99"を入力してスタートキーを押すと調整モード
に入り表示は(b)のようになる。
ンにしてから電源スイッチ349(第1図参照)を操作し
て電源を投入する。これによって複写機本体はサービス
モードとなり倍率表示部及び枚数表示部は第15図(a)
のようになる。ここでオペレータはテンキー325から例
えば“99"を入力してスタートキーを押すと調整モード
に入り表示は(b)のようになる。
ただし、調整モードに入るために入力する数値は“9
9"である必要はなく、予め何らかの数値に決めておけば
よい。
9"である必要はなく、予め何らかの数値に決めておけば
よい。
調整モードに入るとまず桁数カウンタをリセットして
0にする。これはRAM330内に設けたカウンタで、調整モ
ードのときに枚数表示325aに表示されている桁数を覚え
ておくために使用する。換言すると現在の表示状態が第
15図の(b)〜(d)のどれに当るかを識別するために
使用する。そしてズームキー禁止フラグをセットして第
13図のステップS200におけるキースキャンによるズーム
キー322aの受付けを禁止する。これは表示状態が(b)
又は(c)のときに倍率表示部322dへの誤表示を避ける
為である。その後、倍率表示部322b及び枚数表示部325a
を初期表示(b)に変えてステップS303へ進む。ステッ
プS303ではテンキー325が押されたかどうかを判断し、
押されてなけばステップS304へ進みクリアキー324が押
されたかどうかを判断する。ここでクリアキー324で押
されていなければステップS303へ戻るが、押されていた
場合はステップS305へ進み桁数カウンタが零かどうかを
判断する。もし零であれば現在の表示状態は調整モード
の初期状態(b)であるので表示を(a)の状態に戻
し、ズームキー禁止フラグをリセットして通常のサービ
スモードへ戻る。ステップS305において桁数カウンタが
零でなければ、現在の表示状態は(c)あるいは(d)
のようになっていると判断してステップS302へ戻り調整
モード初期状態となる。
0にする。これはRAM330内に設けたカウンタで、調整モ
ードのときに枚数表示325aに表示されている桁数を覚え
ておくために使用する。換言すると現在の表示状態が第
15図の(b)〜(d)のどれに当るかを識別するために
使用する。そしてズームキー禁止フラグをセットして第
13図のステップS200におけるキースキャンによるズーム
キー322aの受付けを禁止する。これは表示状態が(b)
又は(c)のときに倍率表示部322dへの誤表示を避ける
為である。その後、倍率表示部322b及び枚数表示部325a
を初期表示(b)に変えてステップS303へ進む。ステッ
プS303ではテンキー325が押されたかどうかを判断し、
押されてなけばステップS304へ進みクリアキー324が押
されたかどうかを判断する。ここでクリアキー324で押
されていなければステップS303へ戻るが、押されていた
場合はステップS305へ進み桁数カウンタが零かどうかを
判断する。もし零であれば現在の表示状態は調整モード
の初期状態(b)であるので表示を(a)の状態に戻
し、ズームキー禁止フラグをリセットして通常のサービ
スモードへ戻る。ステップS305において桁数カウンタが
零でなければ、現在の表示状態は(c)あるいは(d)
のようになっていると判断してステップS302へ戻り調整
モード初期状態となる。
ステップS303でテンキーが押されたと判断した場合は
ステップS307へ進み桁数カウンタが1、即ち現在の表示
状態が第19図(c)のようになっているかどうかを判断
する。ここでNOと判断された場合は表示状態(b)であ
るので次のステップS308において押されたテンキーが0
であるかどうかを判断し、YESの場合は枚数表示部325a
にそれを表示し、桁数カウンタを1にした後ステップS3
03へ戻る。NOの場合は01〜08の範囲内に入らないので何
もせずにS303へ戻る。
ステップS307へ進み桁数カウンタが1、即ち現在の表示
状態が第19図(c)のようになっているかどうかを判断
する。ここでNOと判断された場合は表示状態(b)であ
るので次のステップS308において押されたテンキーが0
であるかどうかを判断し、YESの場合は枚数表示部325a
にそれを表示し、桁数カウンタを1にした後ステップS3
03へ戻る。NOの場合は01〜08の範囲内に入らないので何
もせずにS303へ戻る。
ステップS307でYESと判断された場合、表示状態は
(c)であるので、ステップS311において押されたテン
キーが0かどうかを判断する。ここでYESの場合は受け
付けずにステップS303へ戻る。NOと判断した場合は1桁
め表示は1であるので次に受付けられるのは0〜8のみ
であるので、ステップS312で押されたテンキーが8以下
であるかどうか判断し、YESであればステップS313へ進
み、NOであればステップS303へ戻る。
(c)であるので、ステップS311において押されたテン
キーが0かどうかを判断する。ここでYESの場合は受け
付けずにステップS303へ戻る。NOと判断した場合は1桁
め表示は1であるので次に受付けられるのは0〜8のみ
であるので、ステップS312で押されたテンキーが8以下
であるかどうか判断し、YESであればステップS313へ進
み、NOであればステップS303へ戻る。
ステップS313では、まず1桁めの表示を2桁めへシフ
トし、テンキーの番号を1桁めに表示し、桁数カウンタ
を2にする。そして調整データテーブルより枚数表示部
325aの表示に対応したデータを読み出し倍率表示部に表
示する(第15図(d))。その後ズームキー禁止フラグ
をリセットすると、第13図ステップS200のキースキャン
でズームキー322aの受付けが行われる。
トし、テンキーの番号を1桁めに表示し、桁数カウンタ
を2にする。そして調整データテーブルより枚数表示部
325aの表示に対応したデータを読み出し倍率表示部に表
示する(第15図(d))。その後ズームキー禁止フラグ
をリセットすると、第13図ステップS200のキースキャン
でズームキー322aの受付けが行われる。
次にステップS314においてスタートキー323が押され
たかどうかが判断される。YESの場合はステップS316で
第12図に示したコピー動作を行った後ステップS314で戻
ってくる。NOの場合はステップS318へ進みクリアキー32
4が押されたかどうかを判断する。YESの場合はステップ
S302すなわち調整モードの初期状態へ戻る。NOの場合は
ステップS319へ進みテンキーが押されたかどうかを判断
し、YESの場合はステップS303へ戻り、NOの場合はステ
ップS314に戻る。
たかどうかが判断される。YESの場合はステップS316で
第12図に示したコピー動作を行った後ステップS314で戻
ってくる。NOの場合はステップS318へ進みクリアキー32
4が押されたかどうかを判断する。YESの場合はステップ
S302すなわち調整モードの初期状態へ戻る。NOの場合は
ステップS319へ進みテンキーが押されたかどうかを判断
し、YESの場合はステップS303へ戻り、NOの場合はステ
ップS314に戻る。
さて、次に第16,17及び18図に示すフローチャートに
基づいて本発明の要部に係る再給紙機構の操作ないし動
作について説明する。
基づいて本発明の要部に係る再給紙機構の操作ないし動
作について説明する。
まず操作者は第1面にコピーしたい面に下向きにして
原稿を原稿台7上へ固定する。次に操作パネル322上の
両面・多重キー322hを操作した後、スタートキー323を
押して第1面の複写動作に入る。複写動作に入ると第10
図の本体側I/Oポート332の出力ポートより両面あるいは
多重コピーであることを知らせる信号が出力され、再給
紙機構側MPU328はI/Oポート333を通して受けとる。再給
紙機構側MPU328はステップS401,S405,S409,S416を常に
循環しながら本体からの信号を待っている。
原稿を原稿台7上へ固定する。次に操作パネル322上の
両面・多重キー322hを操作した後、スタートキー323を
押して第1面の複写動作に入る。複写動作に入ると第10
図の本体側I/Oポート332の出力ポートより両面あるいは
多重コピーであることを知らせる信号が出力され、再給
紙機構側MPU328はI/Oポート333を通して受けとる。再給
紙機構側MPU328はステップS401,S405,S409,S416を常に
循環しながら本体からの信号を待っている。
ステップS401〜S404は追加カセット部34からの給紙の
状態を示すものであり、給紙カセット5の給紙開始信号
が検知されると給紙ローラ32をオンし、カセット内の紙
を中間ローラ対33を通して複写装置本体2内のレジスタ
ローラ対30まで送り、給紙センサ404がオンすることに
より給紙ローラ32の回転を停止するものである。
状態を示すものであり、給紙カセット5の給紙開始信号
が検知されると給紙ローラ32をオンし、カセット内の紙
を中間ローラ対33を通して複写装置本体2内のレジスタ
ローラ対30まで送り、給紙センサ404がオンすることに
より給紙ローラ32の回転を停止するものである。
MPU 328がステップS409で両面コピー開始信号を検知
すると、次のステップS410に進み、コピー済用紙を中間
トレイ部180に導くためにリバース部200の切換え爪201
を切換える。そしてI/Oポート333を通して本体から用紙
サイズデータを受け取り、それに応じてストッパ181〜1
85のひとつをセットし、搬送ローラ206,205,155,157,15
9,161,163,165,166の回転を開始する。ここで多重コピ
ーの場合はストッパ181〜185のセットに代えて切換え爪
171〜175のひとつをセットする(ステップS417)。そて
ステップS411で中間トレイに送られてくる用紙を揃える
ためのガイド部材186,187を所定の紙サイズ幅の位置ま
で動かす。両面コピーの場合、用紙は搬送ローラ155,15
7,159,161,163,165,166を経て中間トレイ部180に収納さ
れ、多重コピーの場合は切換え爪171〜175のいずれかで
進路を切換えられてそのまま中間トレイ部180に収納さ
れる。
すると、次のステップS410に進み、コピー済用紙を中間
トレイ部180に導くためにリバース部200の切換え爪201
を切換える。そしてI/Oポート333を通して本体から用紙
サイズデータを受け取り、それに応じてストッパ181〜1
85のひとつをセットし、搬送ローラ206,205,155,157,15
9,161,163,165,166の回転を開始する。ここで多重コピ
ーの場合はストッパ181〜185のセットに代えて切換え爪
171〜175のひとつをセットする(ステップS417)。そて
ステップS411で中間トレイに送られてくる用紙を揃える
ためのガイド部材186,187を所定の紙サイズ幅の位置ま
で動かす。両面コピーの場合、用紙は搬送ローラ155,15
7,159,161,163,165,166を経て中間トレイ部180に収納さ
れ、多重コピーの場合は切換え爪171〜175のいずれかで
進路を切換えられてそのまま中間トレイ部180に収納さ
れる。
ガイド対が紙サイズ幅の位置まで移動すると、ステッ
プS412で収納された用紙の枚数をカウントする用紙カウ
ンタが0にクリアされる。紙の通路には紙検出用のセン
サが設けられ(図示せず)、ステップS413では紙が中間
トレイ部180内に収納され終わるのを待つ。紙が収納さ
れるとステップS414で用紙カウンタが1加算され、ステ
ップS415で用紙カウンタの値が10と比較される。用紙カ
ウンタの値が10でなければステップS434に進み、ガイド
部材186,187により紙の幅揃えが行われ、ステップS436
で今収納した紙が最終紙であるかどうかを判断する。こ
の判断は本体MPU326よりI/Oポート332,333を通して送ら
れる信号によって行う。
プS412で収納された用紙の枚数をカウントする用紙カウ
ンタが0にクリアされる。紙の通路には紙検出用のセン
サが設けられ(図示せず)、ステップS413では紙が中間
トレイ部180内に収納され終わるのを待つ。紙が収納さ
れるとステップS414で用紙カウンタが1加算され、ステ
ップS415で用紙カウンタの値が10と比較される。用紙カ
ウンタの値が10でなければステップS434に進み、ガイド
部材186,187により紙の幅揃えが行われ、ステップS436
で今収納した紙が最終紙であるかどうかを判断する。こ
の判断は本体MPU326よりI/Oポート332,333を通して送ら
れる信号によって行う。
ここでNOと判断されると、ステップS413に戻り、YES
と判断された場合はステップS438に進み、搬送ローラ20
6,205,155,157,159,161,163,165,166の回転を止め、リ
バース部200の切換え爪201を通常状態、即ち矢符e方向
の排紙トレイ203への搬出状態に戻した後、ステップS40
1に戻って本体からの信号待ちとなる。
と判断された場合はステップS438に進み、搬送ローラ20
6,205,155,157,159,161,163,165,166の回転を止め、リ
バース部200の切換え爪201を通常状態、即ち矢符e方向
の排紙トレイ203への搬出状態に戻した後、ステップS40
1に戻って本体からの信号待ちとなる。
ステップS415で用紙カウンタの値が10であれば、ステ
ップS435で最終紙であるかどうかを判断する。最終紙で
あればステップS438に進む。最終紙でないときはステッ
プS437に進み、ガイド部材186,187を後述する方法でホ
ームポジションに戻す。そしてステップS411に戻り、再
度ガイド部材186,187をホームポジションから紙サイズ
幅の位置へ移動させる。このようにしてガイド部材186,
187により、用紙1枚毎に紙の幅揃えが行われ、用紙10
枚毎に再ホーム帰着,紙サイズ幅移動を繰り返す。
ップS435で最終紙であるかどうかを判断する。最終紙で
あればステップS438に進む。最終紙でないときはステッ
プS437に進み、ガイド部材186,187を後述する方法でホ
ームポジションに戻す。そしてステップS411に戻り、再
度ガイド部材186,187をホームポジションから紙サイズ
幅の位置へ移動させる。このようにしてガイド部材186,
187により、用紙1枚毎に紙の幅揃えが行われ、用紙10
枚毎に再ホーム帰着,紙サイズ幅移動を繰り返す。
次に第17図及び第18図によりガイド部材186,187の動
作を説明する。まず、第16図のステップS411における駆
動動作1の場合は、ステップS418においてガイド対186,
187の遮光板400,401がホームポジションセンサ402,403
の検知域に入っているどうかを判断する。ここでNOの場
合は、ステップS419でステッピングモータ188,189を逆
転方向に駆動し(ガイド部材同士を夫々接近させて閉じ
る方向を正転、開く方向を逆転とする)、ステップS420
で遮光板400,401がホームポジションセンサ402,403に入
るのを検知するまでステッピングモータ188,189を逆転
させる。そしてホームポジションセンサのオンを検出す
ると、ステップS421で更に5パルス分ステッピングモー
タを逆転させた後、ステッピングモータ188,189の回転
を止めてステップS422に進む。一方、ステップS418でガ
イド部材186,187の遮光板400,401がホームポジションセ
ンサ402,403に既に入っている場合、ただちにステップS
422に進む。
作を説明する。まず、第16図のステップS411における駆
動動作1の場合は、ステップS418においてガイド対186,
187の遮光板400,401がホームポジションセンサ402,403
の検知域に入っているどうかを判断する。ここでNOの場
合は、ステップS419でステッピングモータ188,189を逆
転方向に駆動し(ガイド部材同士を夫々接近させて閉じ
る方向を正転、開く方向を逆転とする)、ステップS420
で遮光板400,401がホームポジションセンサ402,403に入
るのを検知するまでステッピングモータ188,189を逆転
させる。そしてホームポジションセンサのオンを検出す
ると、ステップS421で更に5パルス分ステッピングモー
タを逆転させた後、ステッピングモータ188,189の回転
を止めてステップS422に進む。一方、ステップS418でガ
イド部材186,187の遮光板400,401がホームポジションセ
ンサ402,403に既に入っている場合、ただちにステップS
422に進む。
ステップS422ではステッピングモータが正転方向に駆
動される。そしてステップS423で遮光板400,401がホー
ムポジションセンサ402,403の検知域を抜ける、つまり
オフするのを検知する。センサのオフを検知するとステ
ップS424に進むが、このセンサオフのガイド部材の位置
が、基準位置、即ちガイド部材のホームポジションとな
る。ステップS424ではMPU328は予めROM329内に記憶され
ている紙サイズ別の標準ステップ数を、本体RAM330に保
持されたステップ数調整データをI/Oインターフェース3
32,333を通して読み出して補正する。このときフロント
側ガイド部材186に対しては標準ステップ数にステップ
数調整データを加算し、リヤ側ガイド部材187に対して
は減算することで中心位置が補正される。そしてステッ
プS425,S426でガイド対186,187は夫々ステッピングモー
タ188,189によってステップS424でセットされたステッ
プ数だけ正転方向に駆動された後ストップする。
動される。そしてステップS423で遮光板400,401がホー
ムポジションセンサ402,403の検知域を抜ける、つまり
オフするのを検知する。センサのオフを検知するとステ
ップS424に進むが、このセンサオフのガイド部材の位置
が、基準位置、即ちガイド部材のホームポジションとな
る。ステップS424ではMPU328は予めROM329内に記憶され
ている紙サイズ別の標準ステップ数を、本体RAM330に保
持されたステップ数調整データをI/Oインターフェース3
32,333を通して読み出して補正する。このときフロント
側ガイド部材186に対しては標準ステップ数にステップ
数調整データを加算し、リヤ側ガイド部材187に対して
は減算することで中心位置が補正される。そしてステッ
プS425,S426でガイド対186,187は夫々ステッピングモー
タ188,189によってステップS424でセットされたステッ
プ数だけ正転方向に駆動された後ストップする。
次にステップS434における幅よせ動作を第18図を用い
て説明する。この場合はガイド部材186,187はもともと
紙サイズに合った位置にあるのでホームポジションに戻
す必要はなく、中間トレイ部180に収納された紙を整列
するのに必要な分だけ動かせばよい。そこでまずステッ
プS428で5mm分のステップ数をセットし、次のステップS
429,S430でそのステップ数だけステッピングモータ189,
188を逆転させてガイド部材186,187を開く。そしてステ
ップS431で再び5mm分のステップ数をセットしステップS
432,S433で正転方向に駆動する。
て説明する。この場合はガイド部材186,187はもともと
紙サイズに合った位置にあるのでホームポジションに戻
す必要はなく、中間トレイ部180に収納された紙を整列
するのに必要な分だけ動かせばよい。そこでまずステッ
プS428で5mm分のステップ数をセットし、次のステップS
429,S430でそのステップ数だけステッピングモータ189,
188を逆転させてガイド部材186,187を開く。そしてステ
ップS431で再び5mm分のステップ数をセットしステップS
432,S433で正転方向に駆動する。
中間トレイへの紙の収納が終わると操作者は第2面
(又は同一面)のコピーをするべく原稿を入れ換え、ス
タートキー323を操作する。第2面(又は同一面)の複
写動作が始まると、本体MPU326はI/Oインターフェース3
32の出力ポートより再給紙スタート信号を出力する。
(又は同一面)のコピーをするべく原稿を入れ換え、ス
タートキー323を操作する。第2面(又は同一面)の複
写動作が始まると、本体MPU326はI/Oインターフェース3
32の出力ポートより再給紙スタート信号を出力する。
再給紙機構のMPU328がI/Oインターフェース333を通し
てステップS405でこの信号を受けると、ステップS406で
ピックローラ170をおろして中間トレイ部180内の紙に押
し当て、ピックローラ170を回転させることにより中間
トレイ部内の紙を最上部のものから一枚ずつ送り出し、
駆動ローラ31,中間ローラ対33を通してレジストローラ
対30まで送る。そしてステップS407で給紙センサ404が
オンすると、ステップS408でこれらのローラの回転を止
めてピックローラ170を上げる。
てステップS405でこの信号を受けると、ステップS406で
ピックローラ170をおろして中間トレイ部180内の紙に押
し当て、ピックローラ170を回転させることにより中間
トレイ部内の紙を最上部のものから一枚ずつ送り出し、
駆動ローラ31,中間ローラ対33を通してレジストローラ
対30まで送る。そしてステップS407で給紙センサ404が
オンすると、ステップS408でこれらのローラの回転を止
めてピックローラ170を上げる。
以後は前述のステップS125以降の動作を行い、定着装
置20を出た用紙はローラ対206、切換え爪201によって排
紙ローラ対202に導かれ、更に排紙トレイ203に排出され
る。
置20を出た用紙はローラ対206、切換え爪201によって排
紙ローラ対202に導かれ、更に排紙トレイ203に排出され
る。
なお本実施例においては、ガイド部材の紙揃えのため
の往復動作の時間を累積する計時手段としては収納され
た用紙の枚数を計数するカウンタを用い、これの検出枚
数が所定枚数になる都度、ガイド部材を基準位置に設定
する位置修正を行っているが、これに代えて、タイマを
用いて用紙1枚毎の往復動作時間を累積計時しても良
く、またガイド部材の往復回数を計数する構成としても
良い。
の往復動作の時間を累積する計時手段としては収納され
た用紙の枚数を計数するカウンタを用い、これの検出枚
数が所定枚数になる都度、ガイド部材を基準位置に設定
する位置修正を行っているが、これに代えて、タイマを
用いて用紙1枚毎の往復動作時間を累積計時しても良
く、またガイド部材の往復回数を計数する構成としても
良い。
以上の如く本発明装置においては、各ガイド部材に対
して夫々基準位置設定の為の一個ずつのセンサと、個別
の駆動源であるモータ及びその伝達機構とから成る簡単
な構成を用い、用紙の幅揃えの為のガイド部材の往復動
作を、この動作時間が所定時間経過する都度、ガイド部
材を基準位置に復帰させ、再び元の紙揃え位置に位置修
正して戻すことにより、モータ、又はその伝達系による
ガイド部材の移動量の誤差が累積されて増大するのを未
然に回避できる。これにより、用紙を正確に整列させ、
収納することができ、画像形成装置本体への再給紙を円
滑に行わしめ、両面、又は同一面上への画像形成の際に
複写ずれが生じることがなく、正確な位置に画像形成が
行える等、本発明は優れた効果を奏する。
して夫々基準位置設定の為の一個ずつのセンサと、個別
の駆動源であるモータ及びその伝達機構とから成る簡単
な構成を用い、用紙の幅揃えの為のガイド部材の往復動
作を、この動作時間が所定時間経過する都度、ガイド部
材を基準位置に復帰させ、再び元の紙揃え位置に位置修
正して戻すことにより、モータ、又はその伝達系による
ガイド部材の移動量の誤差が累積されて増大するのを未
然に回避できる。これにより、用紙を正確に整列させ、
収納することができ、画像形成装置本体への再給紙を円
滑に行わしめ、両面、又は同一面上への画像形成の際に
複写ずれが生じることがなく、正確な位置に画像形成が
行える等、本発明は優れた効果を奏する。
第1図は本発明に係る画像形成装置の左側外観斜視図、
第2図はその内部構造を示す縦断面図、第3図はその開
放状態を示す右側外観斜視図、第4図は用紙表裏反転部
の右側外観斜視図、第5図は第2図のV−V線による矢
視図、第6図は中間トレイ部の右側外観斜視図、第7図
はその要部拡大図、第8図は用紙の載置状態を示す縦断
面図、第9図は操作パネルレイアウト図、第10図は制御
系のブロック図、第11図はバックアップ回路図、第12〜
14図は複写装置本体の制御手順を示すフローチャート、
第15図は操作パネルの7セグメント表示状態説明図、第
16〜18図は給紙架台(再給紙機構)の制御手順を示すフ
ローチャートである。 1……給紙架台、2……複写装置本体、27……用紙表裏
反転部、34……追加カセット部、180……中間トレイ
部、186,187……ガイド部材、194……トレイ底部、200
……リバース部
第2図はその内部構造を示す縦断面図、第3図はその開
放状態を示す右側外観斜視図、第4図は用紙表裏反転部
の右側外観斜視図、第5図は第2図のV−V線による矢
視図、第6図は中間トレイ部の右側外観斜視図、第7図
はその要部拡大図、第8図は用紙の載置状態を示す縦断
面図、第9図は操作パネルレイアウト図、第10図は制御
系のブロック図、第11図はバックアップ回路図、第12〜
14図は複写装置本体の制御手順を示すフローチャート、
第15図は操作パネルの7セグメント表示状態説明図、第
16〜18図は給紙架台(再給紙機構)の制御手順を示すフ
ローチャートである。 1……給紙架台、2……複写装置本体、27……用紙表裏
反転部、34……追加カセット部、180……中間トレイ
部、186,187……ガイド部材、194……トレイ底部、200
……リバース部
Claims (1)
- 【請求項1】複数の画像形成済みの用紙に再び画像を形
成する為に、これらを一時積載収納すると共に用紙の搬
送方向と直交する方向に複数回往復動するガイド部材に
より紙揃えを行う画像形成装置において、 用紙の搬送域を間にして対向し、個別の駆動源により各
別に往復動される一対のガイド部材と、 各ガイド部材の基準位置を前記用紙を中心とする用紙の
搬送幅よりも広い間隔に設定する基準位置設定手段と、 前記ガイド部材の往復動作の時間を累積する計時手段
と、 該計時手段による所定時間計時の都度、前記各ガイド部
材を前記基準位置に設定する位置修正手段と、 該位置修正手段による前記基準位置への設定後、再びガ
イド部材を所定位置へ戻し、往復動作を再開する手段と を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6615188A JP2604193B2 (ja) | 1988-03-19 | 1988-03-19 | 画像形成装置 |
US07/319,636 US4949134A (en) | 1988-03-03 | 1989-03-06 | Image forming apparatus having intermediate tray |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6615188A JP2604193B2 (ja) | 1988-03-19 | 1988-03-19 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01242326A JPH01242326A (ja) | 1989-09-27 |
JP2604193B2 true JP2604193B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=13307579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6615188A Expired - Lifetime JP2604193B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604193B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2887009B2 (ja) * | 1991-06-03 | 1999-04-26 | キヤノン株式会社 | シート載置装置 |
US5605323A (en) * | 1995-03-21 | 1997-02-25 | Eastman Kodak Company | Imaging apparatus with sheet media tray having partial sides |
JPH11263482A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Fujitsu Ltd | 媒体処理装置及びこれに用いる幅寄せ機構 |
-
1988
- 1988-03-19 JP JP6615188A patent/JP2604193B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01242326A (ja) | 1989-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4949134A (en) | Image forming apparatus having intermediate tray | |
US4908673A (en) | Image forming apparatus having a paper refeed tray | |
US5761567A (en) | Image forming apparatus with jam detection for permitting completion of a copy operation | |
US5392099A (en) | Image forming apparatus having cleaning member for cleaning charging wire | |
US4383756A (en) | Counter control in electrophotographic copier | |
US4657375A (en) | Photocopying device with specified condition checking function | |
JPS6195367A (ja) | 像形成装置 | |
JP2604193B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US4963946A (en) | Copying machine capable of discharging paper without forming image thereon | |
GB2082336A (en) | Multi-mode line-by-line photocopier | |
KR920005303B1 (ko) | 화상 형성 장치 | |
JP2000281243A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06100853B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
US4666286A (en) | Apparatus for scanning an original | |
JPH04149571A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04301857A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0238262A (ja) | シート後処理制御装置 | |
JPH04166958A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6162070A (ja) | 電子複写機 | |
JPH035582B2 (ja) | ||
JPH02233467A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3346164B2 (ja) | 用紙整合装置 | |
JP2666328B2 (ja) | 複写機 | |
JPS6216959A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS63163867A (ja) | 画像形成装置 |