JP2604076Y2 - 高低温下でのリードフレーム付きicの多数個接触機構 - Google Patents

高低温下でのリードフレーム付きicの多数個接触機構

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JP2604076Y2
JP2604076Y2 JP1993027844U JP2784493U JP2604076Y2 JP 2604076 Y2 JP2604076 Y2 JP 2604076Y2 JP 1993027844 U JP1993027844 U JP 1993027844U JP 2784493 U JP2784493 U JP 2784493U JP 2604076 Y2 JP2604076 Y2 JP 2604076Y2
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guide
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JP1993027844U
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Inventor
明生 中村
裕司 川西
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安藤電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、IC搬送器に複数個
収容されたリードフレーム付きIC(以下、ICと言
う。)を、恒温槽内の測定基板に設けられた複数のIC
ソケットに接触させる機構についてのものである。この
接触機構を利用する装置には、例えば、高低温測定機能
付きオートハンドラなどがある。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるICの接触機構の
構成を図5により説明する。図5の1はIC、4はIC
ソケット、13はIC搬送器、15は測定基板、16は
押圧板である。
【0003】図5では、IC搬送器13にはIC1を収
容する複数の凹部13Aが縦横に形成され、基準穴13
Bをもつ。測定基板15は凹部13Aに対応した位置に
複数のICソケット4が配置され、基準穴13BでIC
搬送器13を位置決めする基準ピン15Aが形成され
る。押圧板16は凹部13Aに対応した位置に複数の凸
部16Aが形成され、基準ピン15Aで位置決めされる
基準穴16Bをもつ。
【0004】次に、図5の作用を図6と図7により説明
する。図5はIC1が接触する前の状態図であり、IC
搬送器13は測定基板15上に移動後、降下すると図6
の状態になる。図6では、ICソケット4に設けられた
ガイドピン4AにIC1のガイド穴1Aが入り、IC1
のリードはICソケット4の接触子と位置決めされる。
次に、押圧板16が降下し、図7の状態になる。図7は
凸部16AがIC1を押圧し、IC1とICソケット4
が接触した状態図である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図5は室温下での接触
機構であり、高低温下で多数のICを同時に接触しよう
すると、部材の熱変化でICとICソケットを正確に位
置決めできないという問題がある。
【0006】この考案は、IC収容器の凹部にICを複
数個収容し、IC収容器を水平方向に遊動可能にIC搬
送器で保持し、IC収容器の基準穴に入る基準ピンとI
C収容器の案内穴に入る案内ピンを立設する測定基板に
IC搬送器を系止し、押圧板の凸部でICを押圧してI
Cソケットに接触するICの多数個接触機構の提供を目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、リードフレーム付きIC1を収容す
る複数の凹部2Aを形成し、ほぼ中心に基準穴2Bを形
成し、基準穴2Bの中心と同一線上に楕円形状の案内穴
2Cを2つ形成するIC収容器2と、IC収容器2を縦
横に配置し、IC収容器2を水平方向に遊動可能に保持
するIC搬送機3と、凹部2Aに対応した位置に複数の
ICソケット4を配置し、基準穴2Bに入る基準ピン5
Aと、案内穴2Cの中心と軸中心が同じである案内ピン
5Bを立設する測定基板5と、凹部2Aに対応した位置
に複数の凸部6Aを形成する押圧板6とを備え、温度変
化による伸縮においてIC収容器2と測定基板5が系止
可能な前記案内穴2CがIC収容器2に形成され、IC
搬送機3は恒温槽10内の測定基板5上に移動後、降下
し、リードフレーム付きIC1のガイド穴1AにICソ
ケット4に立設するガイドピン4Aが入り、リードフレ
ーム付きIC1のリードはICソケット4の接触子と位
置決めされ、押圧板6が降下し、凸部6Aがリードフレ
ーム付きIC1を押圧する。
【0008】
【作用】次に、この考案による接触機構の構成を図1か
ら図3により説明する。図1はこの考案によるIC搬送
器の構成図であり、図1の2はIC収容器、3はIC搬
送器である。
【0009】図2はIC収容器2の外観図であり、2A
は凹部、2Bは基準穴、2Cは案内穴である。図2で
は、IC収容器2はIC1を8個収容可能となってお
り、IC1を収容しやすいように凹部2Aにはテーパが
形成されている。また、凹部2AにはICソケット4の
接触子の逃げ穴2Dがあけられている。基準穴2Bの中
心と同一線上には楕円形状の案内穴2Cが2つあけられ
おり、後述する測定基板5の案内ピン5Bに案内され
る。図2で案内穴2Cを楕円穴としたのは、高低温下で
IC収容器と測定基板を系止可能とするためであり、温
度変化による伸縮を考慮している。また、IC収容器2
の長手方向の両側面には段21が形成される。
【0010】図1は図2のIC収容器2を4つ縦横に配
置したものである。図1では、IC搬送器3にはIC収
容器2の段21で搭載される凹部31が形成され、IC
搬送器3の上面は蓋3Aで覆われる。図1では、IC収
容器2はIC搬送器3内を水平方向に遊動可能に保持さ
れている。また、IC搬送器3の4隅にはローラ3Bが
保持され、IC搬送器3の移送を円滑にしている。
【0011】図3は測定基板5の外観図である。図3で
はIC収容器2の配列に対応して、ICソケット4が配
置される。測定基板5には基準ピン5Aに並んで2本の
案内ピン5Bが立設する。基準ピン5AはIC収容器2
の基準穴2Bに入り、案内ピン5BはIC収容器2の案
内穴2Cに入る。また、基準ピン5Aと案内ピン5Bは
穴に挿入するのを容易にするため先端部にテーパが形成
される。
【0012】次に、この考案による接触機構を装置に組
み込んだ実施例を図4により説明する。図4では、IC
搬送器3にIC収容器2を4個搭載しているので、測定
基板5、押圧板6もそれぞれ4つ配置されている。IC
搬送器3は昇降機構22で上下動し、押圧板6は押圧機
構9で降下し、IC1に一定の押圧を与える。
【0013】図4では、IC1が収容されたIC搬送器
3は恒温槽10内に搬送され、昇降機構22に保持され
る。次に、昇降機構22が下降し、IC収容器2は基準
ピン5Aと案内ピン5Bで測定基板5と位置決めされ
る。さらに、昇降機構22が下降すると、IC収容器2
内のIC1のガイド穴1Aに各々のICソケット4のガ
イドピン4Aが入りIC1のリードはICソケット4の
接触子と位置決めされる。次に、押圧機構9が押圧板6
を下降すると、押圧板6の凸部6AがIC1を押圧し接
触を確実なものとする。
【0014】
【考案の効果】この考案は、IC収容器の凹部にICを
複数個収容し、IC収容器を水平方向に遊動可能にIC
搬送器で保持し、IC収容器の基準穴に入る基準ピンと
IC収容器の案内穴に入る案内ピンを立設する測定基板
にIC搬送器を系止し、押圧板の凸部でICを押圧して
ICソケットに接触するので、高低温下でのリードフレ
ーム付きICをICソケットに多数個同時に確実に接触
することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるIC搬送器の構成図である。
【図2】この考案によるIC収容器の外観図である。
【図3】この考案による測定基板の外観図である。
【図4】この考案による接触機構を装置に組み込んだ実
施例による図である。
【図5】従来技術によるリードフレーム付きのICの接
触機構の構成図である。
【図6】図5の状態からIC搬送器が降下した状態図で
ある。
【図7】図6の状態から押圧板が降下した状態図であ
る。
【符号の説明】
1 IC 1A ガイド穴 2 IC収容器 2A 凹部 2B 基準穴 2C 案内穴 3 IC搬送器 4 ICソケット 4A ガイドピン 5 測定基板 5A 基準ピン 5B 案内ピン 6 押圧板 6A 凸部 10 恒温槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 H01L 21/66

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレーム付きIC(1) を収容する
    複数の凹部(2A)を形成し、ほぼ中心に基準穴(2B)を形成
    し、基準穴(2B)の中心と同一線上に楕円形状の案内穴(2
    C)を2つ形成するIC収容器(2) と、 IC収容器(2) を縦横に配置し、IC収容器(2) を水平
    方向に遊動可能に保持するIC搬送機(3) と、 凹部(2A)に対応した位置に複数のICソケット(4) を配
    置し、基準穴(2B)に入る基準ピン(5A)と、案内穴(2C)の
    中心と軸中心が同じである案内ピン(5B)を立設する測定
    基板(5) と、 凹部(2A)に対応した位置に複数の凸部(6A)を形成する押
    圧板(6) とを備え、 温度変化による伸縮においてIC収容器(2) と測定基板
    (5) が系止可能な前記案内穴(2C)がIC収容器(2) に形
    成され、 IC搬送機(3) は恒温槽(10)内の測定基板(5) 上に移動
    後、降下し、リードフレーム付きIC(1) のガイド穴(1
    A)にICソケット(4) に立設するガイドピン(4A)が入
    り、リードフレーム付きIC(1) のリードはICソケッ
    ト(4) の接触子と位置決めされ、押圧板(6) が降下し、
    凸部(6A)がリードフレーム付きIC(1) を押圧すること
    を特徴とする高低温下でのリードフレーム付きICの多
    数個接触機構。
JP1993027844U 1993-04-28 1993-04-28 高低温下でのリードフレーム付きicの多数個接触機構 Expired - Lifetime JP2604076Y2 (ja)

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JPH0682583U JPH0682583U (ja) 1994-11-25
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JPH0682583U (ja) 1994-11-25

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