JP2603456Y2 - 分離装置 - Google Patents

分離装置

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JP2603456Y2
JP2603456Y2 JP1993058955U JP5895593U JP2603456Y2 JP 2603456 Y2 JP2603456 Y2 JP 2603456Y2 JP 1993058955 U JP1993058955 U JP 1993058955U JP 5895593 U JP5895593 U JP 5895593U JP 2603456 Y2 JP2603456 Y2 JP 2603456Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、分級プラントにおけ
る粉体の捕集や、生産ラインの有害ダストの集塵、粉体
塗料塗布システムにおける余剰粉体の回収などに用いら
れる分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、分級プラントにおいて、分級機か
ら排気されるガスには、塵や分級されない余剰の粉体が
多く含まれるため、その排気ガスを分離装置に導入し、
ガス中から粉塵を取り除いてクリーンなガスとして排出
することが行われている。
【0003】この粉塵の捕集に用いられる分離装置とし
て、従来、実開平1−15822号公報により提案され
たものがある。
【0004】この装置は、図8に示すように、ケーシン
グ41の内部に複数のフィルタエレメント42を設け、
このフィルタエレメント42に含塵ガスを通過させるこ
とによりガス中の粉塵を除去し、クリーンエアをケース
上部の排出口43から排出するようにしている。
【0005】ところで、この種の分離装置では、フィル
タエレメントの目詰まりを避ける場合、フィルタエレメ
ントの洗浄を頻繁に行う必要性が生じる。
【0006】このようなフィルタエレメントの洗浄に対
処するため、上記提案の装置では、図8に示すようにケ
ーシング41の内部に横断させたエア供給管44を、ケ
ーシング41の外部に配置したエアタンク46等に連結
し、そのエア供給管44に、長さ方向に多数のエア噴射
ノズル45を形成し、その各噴射ノズル45を各フィル
タエレメント42の上端開口に臨ませた構造としてい
る。この構造によって、各ノズル45から高圧のエアを
フィルタエレメント42内に噴射することにより、各フ
ィルタエレメント42の外周に付着した粉塵を吹き飛ば
し、フィルタエレメント42から払い落とすことができ
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置のように、エア供給管44をケーシング41の外部か
ら内部に水平に貫通させた構造では、多数のエア噴射ノ
ズル45をエア供給管44の長さ方向に沿って形成する
必要があり、このため、それに応じてフィルタエレメン
ト42の配列形状も制約を受け、各フィルタエレメント
42の配置が非効率なものとなり、ケーシング41の内
部空間に対してフィルタの収納に必要なスペースの断面
積が大きくなる問題がある。
【0008】また、エアタンク46がケーシング41の
外部に大きく露出するため、分離装置を設置する際、余
分なスペースが必要となり、点検スペース等が制約され
る不具合がある。
【0009】さらに、上記のようにエア供給管44の長
さ方向にエア噴射ノズル45を配列した構造では、エア
の導入側に近いノズル45ではエア圧が低く、遠くなる
に従ってエア圧が高くなる。このため、各ノズル45か
ら各フィルタエレメント42に噴出するエア圧にバラツ
キができ、安定した粉塵の払い落とし効果が得られない
不具合がある。
【0010】さらに、従来のフィルタエレメント42と
して、フィルタの捕集面積を増大させるために、図5に
示すように多数の筒状のフィルタ通路を環状に配列し、
その各フィルタ通路のひだ状の内周面と外周面をろ過面
としたものが存在する。このようなフィルタエレメント
を図8に示す分離装置に使用した場合、エア噴射ノズル
45を単にフィルタエレメントの上端に臨ませた構造で
は、ノズル45から噴射したエアの大部分はフィルタエ
レメントの中央に配置した突起に衝突して分散され、各
フィルタ通路の内部には、エアがほとんど導入されない
状態になり、不十分な粉塵の払い落とし効果しか得られ
ない問題がある。
【0011】そこで、この考案は、上記の問題を解決
し、ケーシングの内部に多数のフィルタエレメントを効
率よく配列できると共に、各フィルタエレメントに均一
な圧力の洗浄用高圧エアを導入でき、しかも多数のフィ
ルタ通路を環状に配列したフィルタエレメントにも対応
できる分離装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案の第1の手段は、ケーシングの内部に、そ
の内部を上下に仕切る仕切板を設け、この仕切板に、上
端が開口した複数のフィルタエレメントを取付け、その
各フィルタエレメントの上端開口に、それぞれエアタン
クに連結したエア噴射ノズルを臨ませ、上記仕切板より
下方のケーシングに含塵ガスの流入口を、上方のケーシ
ングにクリーンエアの排出口をそれぞれ設け、上記エア
タンクを、ケーシングの内部に各フィルタエレメントの
配置形状のほぼ中央に位置するように取付け、そのエア
タンクから放射状に延びた配管に上記噴射ノズルを接続
したのである。
【0013】また、第2の手段は、上記ケーシングを仕
切板の位置で上下に分割し、その上部ケーシング内に、
上記エアタンクと配管及び噴射ノズルを一体で着脱可能
に取付けたのである。
【0014】さらに、第3の手段は、上記の噴射ノズル
とフィルタエレメントとの間に、フィルタエレメントに
向って拡径するテーパ状のスリーブを設け、そのスリー
ブの上端開口と噴射ノズルとの間に空気が流入するすき
間を設けたのである。
【0015】また、第4の手段は、上記フィルタエレメ
ントを、多数の筒状のフィルタ通路を環状に配列して形
成し、スリーブの内部に、各フィルタ通路で囲まれるフ
ィルタエレメント内側の空間を閉鎖する円錐状の突起を
設け、その突起の周囲に沿って噴射ノズルを環状に配置
したのである。
【0016】
【作用】上記第1の手段においては、ケーシングの内部
に、エアタンクを各フィルタエレメントの配置中心とな
るように取付けることにより、各フィルタエレメントを
ケーシングの内部で任意の形状に配列することができ、
小さなスペースで効率よくケーシング内に収納すること
ができる。また、エアタンクから放射状に延びる配管に
エア噴射ノズルを設けることにより、各ノズルに作用す
るエア圧がほぼ均一な大きさになり、均等な払い落とし
効果を得ることができる。さらに、エアータンクをケー
シング内に収納し、ケーシング外部への突出部をなくし
たことにより、分離装置の設置スペースが小さくなる。
【0017】また、第2の手段のように、エアタンクを
配管やエア噴射ノズルと共にケーシングに対して着脱可
能とすると、エアタンク等の取付作業が容易にでき、各
フィルタエレメントに対する各ノズルやエアタンクの位
置合わせも分離装置から取り外した状態で容易に行うこ
とができる。
【0018】一方、第3の手段においては、エア噴射ノ
ズルからテーパ状スリーブの内部に圧縮空気を噴射する
と、エジェクタ効果によりノズルとスリーブ端部間のす
き間からスリーブ内部に空気が吸い込まれ、増量された
空気がスリーブからフィルタエレメントの内部に導入さ
れる。
【0019】さらに、第4の手段を採用すると、環状に
配置されたエア噴射ノズルからスリーブに導入された圧
縮エアが、円錐状の突起により、スリーブ下端の開口か
ら環状に配列された各フィルタ材の上端開口へスムーズ
に導入され、効果的な洗浄作用を行う。
【0020】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付の図1乃至図
6に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、ケ
ーシング1は、上部ケーシング2と、下端が開口する下
部ケーシング3とに分割され、下部ケーシング3に複数
の支持脚4が取付けられている。
【0021】この上部ケーシング2と下部ケーシング3
は、分割部の外周に設けたターンバックル式の結合金具
5により係脱自在に結合されており、下部ケーシング3
の外周に含塵ガスの流入口6が、上部ケーシング2の外
周にはクリーンエアの排出口7がそれぞれ設けられてい
る。
【0022】上部ケーシング2と下部ケーシング3の分
割部には、ケーシング1の内部を上下に仕切る仕切板8
が取付けられている。この仕切板8の外周縁には、環状
の突起9が一体に設けられ、この突起9に、ケーシング
1の結合状態で上部ケーシング2と下部ケーシング3の
外周に設けた環状のパッキン10、11が密着し、ケー
シング1内部を空密状態にシールしている。
【0023】上記仕切板8には、図3に示すように、中
心に対してほぼ等しい距離で複数の貫通孔12が形成さ
れ、その各貫通孔12に、それぞれフィルタエレメント
13とテーパ状スリーブ17が装着されている。
【0024】このフィルタエレメント13は、図3乃至
図6に示すようにプレス加工によって連続する波形に形
成された2枚のフィルタ材14a、14bを、その波形
の凸部同士を対向接合し、この接合したものを環状に形
成してその両フィルタ材14a、14bの間に多数の筒
状のフィルタ通路14を環状に配列したものであり、各
フィルタ通路14のひだ状の内周面と外周面をろ過面と
している。また、各フィルタ材14の上端部外周に、パ
ッキン枠15を結合し、そのパッキン枠15によりフィ
ルタエレメント13を仕切板8に固定している。上記各
フィルタ材14a、14bは、自己保形性を有するポリ
エステルニードルフェルト等で形成され、上端が開口
し、下端が閉塞されている。
【0025】なお、上記形状のフィルタエレメント13
に代えて、内周面のみ或いは外周面のみをろ過面とし、
保形性を有する繊維、プラスチック、金属等で形成され
た一般的な筒状のフィルタエレメントを使用することも
できる。
【0026】上記テーパ状のスリーブ17は、下端外周
に、上記パッキン枠15の外側に嵌合するフランジ板1
8と、抑え板16とが取付けられ、そのフランジ板18
をパッキン枠15に嵌合させ、抑え板16をボルト・ナ
ットで仕切板18に締め付けることにより、フィルタエ
レメント13の上方に位置決めされた状態で固定され
る。このスリーブ17は、上下端が共に開口し、上端の
近傍に縮径した絞り部17aがあり、その絞り部17a
から下端に向ってラッパ状に拡径している。
【0027】また、フィルタエレメント13の各フィル
タ材14a、14bの上端部内周には、スリーブ17の
内部に向って突出する円錐状の突起19が取付けられて
いる。この突起19の表面は、スリーブ17の拡径部1
7bとほぼ同じ傾斜角度をもったテーパ面となってお
り、この突起19により、スリーブ17の内部にはフィ
ルタエレメント13の上端開口に連通する環状の通路2
0が形成される。また、上記突起19は、フィルタエレ
メント13の各フィルタ通路14の内側に形成される空
間21の上端部を閉鎖し、スリーブ17内部と空間が突
起19によって遮断されている。
【0028】上記のフィルタエレメント13の内側と外
側に装着される突起19とパッキン枠15は、樹脂製の
ものが使用され、型枠等によってフィルタエレメント1
3の上端部の周囲に一体に成形する。これにより、図5
のように突起19とパッキン枠15がフィルタ材14
a、14bの内外周にできるすき間を埋め、スリーブ1
7の環状の通路20と各フィルタ通路14の間が気密状
態で連通するように形成されている。
【0029】一方、上部ケーシング2の上端には、ケー
シング1の中心位置に補強板22が取付けられ、その補
強板22の内面に、エアタンク23がボルト24を用い
て着脱可能に取付けられている。このエアタンク23の
上部には、ケーシング1の外部に突出する接続管25が
取付けられ、この接続管25に、装置外部に設置した圧
縮空気の補充装置(図示略)等が接続されるようになっ
ている。
【0030】また、エアタンク23の周面には、各フィ
ルタエレメント13に向って放射状に延びる複数の配管
26が取付けられ、この各配管26の端部にそれぞれ逆
洗バルブ27が装着されている。この各逆洗バルブ27
の吐出側には、各スリーブ17の上端開口28に臨む多
数のエア噴射ノズル29が設けられ、逆洗バルブ27を
開放することにより、各ノズル29からスリーブ17内
に圧縮空気が吹き込まれ、スリーブ17を通して環状の
フィルタエレメント13の内部に高圧空気が導入される
ようになっている。
【0031】上記多数の噴射ノズル29は、図4に示す
ように円錐状の突起19によってスリーブ17内部に形
成された環状の通路20に沿うように配置されており、
各ノズル29から噴射したエアは、スリーブ17の通路
20から各フィルタ材14a、14bの上端開口に向っ
てスムーズに吹き出るようになっている。
【0032】また、各ノズル29が臨む各スリーブ17
の上端開口28は、ノズル29の外径よりも大きな径で
形成され、そのノズル29とスリーブ17の上端周縁と
の間に空気が流入する環状のすき間30が形成されてい
る。
【0033】この実施例の分離装置は上記のような構造
であり、流入口6から下部ケーシング3内に含塵ガスを
供給すると、この含塵ガスは、各フィルタエレメント1
3の外側の空間から内部へ侵入し、その通過によりガス
に含まれる粉塵が各フィルタ材14a、14bの外周に
捕集される。このフィルタエレメント13を通過したク
リーンなエアは、フィルタエレメント13の各フィルタ
通路14内部を上昇して上部ケーシング2内に流入し、
排出口7から排出される。
【0034】一方、フィルタエレメント13を洗浄する
場合は、洗浄の対象となるフィルタエレメント13の上
方の逆洗バルブ27を開放し、エアタンク23より高圧
の圧縮エアを噴射ノズル29からスリーブ17の内部に
噴射させる。
【0035】このように高圧エアがスリーブ17内に円
錐環状に噴射されると、エア噴射流によって周囲が負圧
になるため、エジェクタ効果によりノズル29とスリー
ブ17間のすき間30から外部空気がスリーブ17内部
に吸い込まれる。
【0036】このエジェクタ効果による吸込空気を伴な
った噴射流は、スリーブ17内部において円錐状の突起
19に沿って環状の通路20に分岐され、外部に漏れる
ことなく全てのエアがスリーブ17の下端からフィルタ
エレメント13の各フィルタ材14a、14b内部に導
入される。
【0037】このため、フィルタエレメント13の内部
には、噴射流によって激しい流れとそれに伴なう膨張が
生じ、そのエア作用により各フィルタ通路14の外周に
付着した粉塵が払い落とされる。
【0038】上記の実施例の構造では、エアタンク23
から放射状に延びる配管26にそれぞれエア噴射ノズル
29を取付けているので、各ノズル29に対してエアタ
ンク23から常に一定圧力の圧縮空気を供給することが
でき、各フィルタエレメント13ごとに高圧エアによる
安定した洗浄効果を得ることができる。
【0039】また、エアタンク23を上部ケーシング2
から取り外すと、逆洗バルブ27やエア噴射ノズル29
などの洗浄装置を一体でケーシング1から取り出すこと
ができるので、それ等の点検や、取替え、掃除等の作業
を容易に行うことができる。逆に、エアタンク23を上
部ケーシング2に取付けることにより、逆洗バルブ27
やエア噴射ノズル29も同時に一定の位置に装着される
ため、ケーシング1から取り外した状態で各逆洗バルブ
27やノズル29をエアタンク23に位置決めし、その
エアタンク23を分離装置に取付けることにより、各ノ
ズル29を各フィルタエレメント13を最適に臨む位置
に正確に配置することができる。
【0040】図7はフィルタのろ過面積をさらに大きく
形成した他の実施例を示す。この例では、エアタンク2
3に近接して同心円状に配置したフィルタエレメント1
3の外側に、さらに複数のフィルタエレメント31を環
状に配置し、エアタンク23から放射状に延びた配管3
2に、2個のフィルタエレメント31に臨む2個のノズ
ル33を接続している。
【0041】このようなフィルタエレメントの配置は、
その配置形状の中心にエアタンク23が位置するように
すれば、任意の形状を選択することができる。また、エ
アタンク23から延びる配管32に3個以上のノズル3
3を接続し、逆洗バルブ27の操作によって3個以上の
フィルタエレメント31を同時に洗浄するようにしても
よい。
【0042】なお、上記の実施例では、上部ケーシング
2に固定した補強板22にエアタンク23を取付けるよ
うにしたが、エアタンク23等の洗浄装置を取付けた蓋
板を、上部ケーシング2に対して着脱自在に取付けるよ
うにしてもよい。また、大型の分離装置の場合は、エア
タンク等の洗浄装置が大型化するため、その洗浄装置を
セットとして仕切板8の上に取付けるようにしてもよ
い。
【0043】また、仕切板8に対して、フィルタエレメ
ント13やスリーブ17を一体に固定する構造としても
よい。
【0044】
【効果】以上のように、この考案は、エアタンクをケー
シング内でフィルタエレメントの中央になるように配置
したので、ケーシング内においてフィルタエレメントを
任意の配列で効率よく収納でき、分離装置をコンパクト
な形状で形成することができる。
【0045】また、エアタンクから放射状にエア噴射ノ
ズルを配置するので、各フィルタエレメントに対して均
一な圧力で洗浄用のエアを吹き出すことができ、安定し
たフィルタの洗浄作用を得ることができる。
【0046】さらに、第2の手段のように、エアタンク
と配管と噴射ノズルを一体でケーシングから着脱可能に
すると、洗浄装置の交換や修理が簡単にでき、フィルタ
エレメントに対する噴射ノズルの位置合わせ作業を簡単
かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分離装置を示す一部破断正面図
【図2】図1のケーシング内部を上方からみた図
【図3】図1の要部を拡大して示す断面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】フィルタエレメントを示す斜視図
【図6】図3のVI−VI線からみた平面図
【図7】他の実施例を示す横断平面図
【図8】従来例を示す縦断正面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 上部ケーシング 3 下部ケーシング 6 流入口 7 排出口 8 仕切板 13、31 フィルタエレメント 14 フィルタ通路 14a、14b フィルタ材 19 突起 20 通路 23 エアタンク 26、32 配管 27 逆洗バルブ 29、33 エア噴射ノズル 30 すき間

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの内部に、その内部を上下に
    仕切る仕切板を設け、この仕切板に、上端が開口した複
    数のフィルタエレメントを取付け、その各フィルタエレ
    メントの上端開口に、それぞれエアタンクに連結したエ
    ア噴射ノズルを臨ませ、上記仕切板より下方のケーシン
    グに含塵ガスの流入口を、上方のケーシングにクリーン
    エアの排出口をそれぞれ設けた分離装置において、上記
    エアタンクを、ケーシングの内部に各フィルタエレメン
    トの配置形状のほぼ中央に位置するように取付け、その
    エアタンクから放射状に延びた配管に上記噴射ノズルを
    接続したことを特徴とする分離装置。
  2. 【請求項2】 上記ケーシングを仕切板の位置で上下に
    分割し、その上部ケーシング内に、上記エアタンクと配
    管及び噴射ノズルを一体で着脱可能に取付けたことを特
    徴とする請求項1に記載の分離装置。
  3. 【請求項3】 上記噴射ノズルとフィルタエレメントと
    の間に、フィルタエレメントに向かって拡径するテーパ
    状のスリーブを設け、そのスリーブの上端開口と噴射ノ
    ズルとの間に空気が流入するすき間を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の分離装置。
  4. 【請求項4】 上記フィルタエレメントを、多数の筒状
    のフィルタ通路を環状に配列して形成し、上記スリーブ
    の内部に、各フィルタ通路で囲まれるフィルタエレメン
    ト内側の空間を閉鎖する円錐状の突起を設け、その突起
    の周囲に沿って噴射ノズルを環状に配置したことを特徴
    とする請求項3に記載の分離装置。
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