JP2002011316A - 集塵機用除塵装置 - Google Patents

集塵機用除塵装置

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JP2002011316A JP2000198039A JP2000198039A JP2002011316A JP 2002011316 A JP2002011316 A JP 2002011316A JP 2000198039 A JP2000198039 A JP 2000198039A JP 2000198039 A JP2000198039 A JP 2000198039A JP 2002011316 A JP2002011316 A JP 2002011316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵機の集塵能力を増大するためにフイルタ
ーの本数を増やしたとしても、比較的簡単な構造で、且
つ、小型の装置を用いて各フイルターに対する除塵を効
率良く行うことができ、また、各フイルターにバランス
良く除塵用の圧縮エアーを吹き込んで、各フイルターを
均一に除塵できるように工夫した集塵機用除塵装置を提
供する。 【解決手段】 フイルター12を吊下げたダスト室1H
の上部に、フイルター12で濾過した後の清浄空気が流
通する清浄室4を設け、この清浄室4の内部に圧縮エア
ーを供給自在に構成した偏平な空間を有するブローボッ
クス4X,4Y,4Zを設け、これ等各ブローボックス
の底面に圧縮エアーをフイルター12の上端口に向けて
噴射して吹込む噴射孔4″を穿設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含塵気流を吸込ん
でフイルターで濾過する集塵機に関するものであって、
具体的には、フイルターに付着したダストを逆洗用のパ
ルスエアーによって払い落して除塵することができる集
塵機用除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集塵機用除塵装置に付いては、従来よ
り、例えば特開昭56−89816号公報に見られるよ
うに、圧縮空気をブローチューブの各ノズルより下側に
配置されたフイルターの内部に勢い良く吹込むことによ
り、フイルターの外側表面に付着しているダストを払い
落して除塵するように構成した、所謂パルスジェット式
フイルター除塵装置が広く採用されている。
【0003】しかし、上記構造の除塵装置は、ブローチ
ューブを複数本並べて設ける一方、これ等各ブローチュ
ーブの各ノズルに対して上下に間隔を開けた状態でフイ
ルターを例えば碁盤の目の様に配置して構成するもので
あるから、集塵機の集塵能力を増大させるためにフイル
ター全体の面積を増やす必要が生じた場合には、上記ブ
ローチューブの本数を増やしたり、ノズルの間隔をつめ
てより多くのフイルターを設けなくてはならず、そうす
ることは、同時にブローチューブに接続する電磁弁等の
装置類を増やすことになるから、コストが増大するだけ
ではなく、スペースも増大して特に集塵機の高さ方向に
相応のスペースが必要とされる問題があった。
【0004】これに対して、特開昭60−815号公報
に記載されているフイルター除塵装置は、ブローチュー
ブを使用せずに、濾過ガス室を複数の部屋に分割し、分
割したこれ等各部屋に設けたガス出口通路から夫々圧縮
空気を噴射させることによって、各部屋に連通する各フ
イルターに圧縮空気を吹込んで、フイルターに付着して
いる粉塵を逆洗して払い落すように構成したものであっ
て、ブローチューブが無く、コスト的にもスペース的に
も優れた特徴を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のフイ
ルター除塵装置は、その構成から、各フイルターに対す
る除塵空気の噴射バランスが一定せず、例えば入口側と
中間のフイルターに対しては逆洗用の空気が充分に噴射
されない場合があるため、全てのフイルターに対して充
分に逆洗用の空気を送るには、全体的に逆洗空気を大量
に供給せざるを得ず、その結果、逆洗空気の供給源や供
給装置の大型化と複雑化を招いて高コスト化する問題が
発生すると共に、全てのフイルターに対して逆洗空気が
充分に供給されたとしても、供給がアンバランスである
ことには変りが無いので、依然として各フイルターに対
する除塵にバラツキが生じてしまう問題が残っていた。
【0006】従って本発明の技術的課題は、集塵機の集
塵能力を増大するためにフイルターの本数を増やしたと
しても、比較的簡単な構造で、且つ、小型の装置を用い
て各フイルターに対する除塵を効率良く行うことがで
き、また、各フイルターにバランス良く除塵用の圧縮エ
アーを吹き込んで、各フイルターを均一に除塵できるよ
うに工夫した集塵機用除塵装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 上記の技術的課
題を解決するために、本発明では前記請求項1に記載の
如く、ブロアーの吸引作用を受けてダスト室内に吸込ん
だ含塵気流を、ダスト室内に吊下げた複数のフイルター
を通して濾過した後、その清浄空気をダスト室の上部に
設けた清浄室を通して排気するように構成した集塵機に
於いて、上記清浄室の内部に全体が偏平なボックス形状
を成すブローボックスを設け、このブローボックスの内
部にはその上面側よりヘッダータンクからダイヤフラム
弁を通して供給される除塵用の圧縮エアーを供給自在に
構成すると共に、上記ブローボックスの底面には供給さ
れた圧縮エアーを上記各フイルターの上端口に向けて吹
込むことができる複数の噴射孔を設けるように構成して
いる。
【0008】(2) また、本発明では先期請求項2に
記載の如く、複数のフイルターを複数の組に区分けする
一方、清浄室の内部にはこれ等区分けしたフイルターの
組毎に複数のブローボックスを設けて、これ等各ブロー
ボックス毎にヘッダータンクよりダイヤフラム弁を通し
て除塵用の圧縮エアーを供給自在に構成すると共に、各
ブローボックスの底面には供給された圧縮エアーを区分
けされた各フイルターの上端口に向けて吹込む複数の噴
射孔を設けるように構成している。
【0009】(3) また、本発明では前記請求項3に
記載の如く、清浄室をダスト室に対して開閉自在なルー
フとして構成すると共に、このルーフの一側にはブロア
ーの吸引作用が及ぶ吸引ダクト管を連設し、且つ、ルー
フの天井部に偏平な空間を有するブローボックスを設け
るように構成している。
【0010】(4)また、本発明では前記請求項4に記
載の如く、内部にブローボックスを設けた清浄室の上部
に、吸引用ブロアーを備えた排気室を連設し、この吸引
用ブロアーの吸引作用によりフイルターを通して濾過さ
れる清浄空気を、上記の清浄室及び排気室を通して外部
に排出するように構成している。
【0011】(5) また、本発明では前記請求項5に
記載の如く、清浄室の天板に上方に向けて複数の比較的
大きな面積の凸部を絞り形成し、この天板の内底面に複
数の噴射孔を穿設したルーフプレート板を密接した状態
に取付けることによって、上記各凸部とルーフプレート
板との間隔を偏平な空間を有するブローボックスとする
ように構成している。
【0012】(6) 更に、本発明では前記請求項6に
記載の如く、各ブローボックスの略中央部の上面部分
に、ヘッダータンクからダイヤフラム弁を通して供給さ
れる除塵用圧縮エアーの供給口を設けると共に、ブロー
ボックスの底面に穿設する各噴射孔を、ブローボックス
の内壁面の近くで、この内壁面と上記供給口を結ぶ中間
位置に夫々設ける一方、該内壁面の一部を断面略半円弧
状に形成して、この内壁面によって囲まれた位置に上記
の噴射孔を穿設するように構成している。
【0013】上記(1)で述べた手段によれば、ヘッダ
ータンクよりダイヤフラム弁を通して供給されて来る除
塵用の圧縮空気を、一旦狭くて偏平なブローボツクス内
に送り込んで圧縮した後、底面に穿設した各噴射孔より
下側に位置する各フイルターの上端口に向けて吹込んで
逆洗するため、フイルター毎にブローチューブを設ける
必要がなく、従って、配管の数量を大幅に減らして、装
置全体の簡略化とスペースの縮小化を図ることができる
と共に、全てのフイルターに対して均一に圧縮エアーを
吹込んで、フイルターの除塵をバランス良く、また、効
率良く行うことを可能にする。
【0014】上記(2)で述べた手段によれば、夫々の
フイルターに対してブローチューブを設ける必要がな
く、幾つかのブローボックスに対して各フイルターをグ
ループ化して配置し、夫々のブローボックスに除塵用の
圧縮エアーを供給することにより、各フイルターをグル
ープ単位で逆洗して除塵することができるため、フイル
ターの数を増して集塵能力を増大させた集塵機の場合で
も、除塵装置の全体を比較的小型に、且つ、簡単に構成
できるものであって、集塵機全体の低コスト化と小型化
を可能にする。
【0015】上記(3)で述べた手段によれば、ダスト
室に対して開閉自在なルーフ構造に構成した清浄室に、
ブローボックスとブロアーの吸引作用が及ぶ吸引ダスト
管を設けたため、これ等ブローボックスや吸引ダスクト
管、或は、フイルターに対する各種のメンテナンスを、
清浄室を開くことに簡単に行うことを可能にする。
【0016】上記(4)で述べた手段によれば、本発明
に係る除塵装置をブロアーを分離したタイプの集塵機
と、ブロアーを内部に搭載したタイプの集塵機の、いず
れに対しても適用することを可能にする。
【0017】上記(5)で述べた手段によれば、清浄室
の天板の内底面にルーフプレートを密接状態に取付ける
だけで、除塵用の偏平なブローボックスを集塵機の内部
(具体的には清浄室の内部)に造ることができるため、
コスト的にも、また、スペース的にも抑えられた除塵装
置を提供することを可能にする。
【0018】上記(6)で述べた手段によれば、偏平な
ブローボックス内に供給された除塵用の圧縮エアーは、
順次各噴射孔より各フイルターの上端口に向けて吹込ま
れて、フイルターを逆洗することができるが、ブローボ
ックス内に供給された圧縮エアーは、直接噴射孔に向か
うものと、ブローボックスの内壁面に反射して進行方向
を変換したものとが一緒に成って噴射孔に向かい、これ
がフイルターの上端口に向けて噴射されることに成るた
め、ブローボックス内に供給された圧縮エアーを効率良
く、また、各噴射孔より各フイルターに対してバランス
良く吹込まれて、優れた除塵作用を発揮することを可能
にすると共に、ブローボックスの内壁面の一部が噴射孔
を囲むように断面略半円弧状に形成されているため、供
給口から圧入された圧縮エアーをこの内壁面が噴射孔に
向けて集中的に反射して、圧縮エアーを更に効果的に各
フイルターに吹込むことを可能にする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、上述した本発明に係る集
塵機用除塵装置の実施の形態を図面と共に説明すると、
図1は本発明を実施した集塵機の一例を示した側面図、
図2はその平面図、図3は同じく正面図、図4はその内
部構造を説明した拡大断面図であって、これ等の図面に
於いて夫々符号1で全体的に示したのは集塵機の本体、
1Hはその内部ダスト室、2はダスト室1Hの下側に連
設したホッパー、2Aはホッパー2の下端口に連設した
ダストの排出筒、3は排出弁、1Tは本体1の全体を支
持するスタンドを示す。
【0020】4は上記ダスト室1Hの上部に蝶番5を用
いて開閉自在なルーフとして取付けられた清浄室、6…
はこの清浄室4をダスト室1Hの上端口を閉じた状態に
締付固定するボルト、4Tは清浄室4を閉じた時にダス
ト室1Hの上端口の周縁部を上から覆うカバー板、13
はダスト室1Hの上端口を塞いだ仕切板で、この仕切板
13によってダスト室1Hと清浄室4が区画される仕組
に成っている。
【0021】図5は上記仕切板13の平面図、図6は図
5のA−A線に沿った断面図であって、この仕切板13
の中央部に設けたフイルター取付板13Tには、その入
口を清浄室4に向けて開口した状態で多数のベンチュリ
ー13A…が並べて設けられ、また、これ等各ベンチュ
リー13A…には各フイルター12がその上端口12A
を下から嵌込んだ状態で吊下げられると共に、各フイル
ター12の下端口12Bはボトムプレート14によって
閉塞され、更に、上記仕切板13の外周縁の上下嵌込溝
16A内には、清浄室4をダスト室1H側に閉じた時の
気密性を高めるために、パッキン15A,15B(図
6)が取付けられている。
【0022】次に、4X,4Y,4Zは上記清浄室4の
内部4Hの天板部分に設けたブローボックスで、全体が
偏平な空間を有するこれ等のブローボックス4X,4
Y,4Zは、図4並びに要部を拡大した図7の側面図
と、図8に示した平面図の記載から明らかなように、清
浄室4の天板にプレス等によって比較的大きな面積の凸
部を絞り形成し、且つ、この天板の内底面に図9並びに
図10に示した円板形状のルーフプレート板4′を密接
状態に取付けることによって、図示したように極めて薄
い状態に造られるものであって、これ等各ブローボック
ス4X,4Y,4Zの略中央部の上面には、除塵用の圧
縮エアーを圧入するためのノズル構造の供給口9A…が
設けられている。
【0023】また、上記各ブローボックス4X,4Y,
4Zの底面を構成するルーフプレート板4′には、上記
下側に位置する各フイルター12…の上端口、即ち、ベ
ンチュリー13A…に位置を合せた状態で、各ブローボ
ックス4X,4Y,4Z内に圧入された除塵用の圧縮エ
アーを、各ベンチュリー13A…に向けて吹込むことが
できるように複数の噴射孔4″…が穿設されている。
【0024】尚、上記各ブローボックス4X,4Y,4
Zの平面形状は、図8に明記されているように、略中央
部に設けた各供給口9A…から圧入される圧縮エアーを
均等に各噴射孔4″…に供給するべく、特にその外周縁
を各噴射孔4″…を囲む円弧状の側壁が連続する特殊な
波型形状と成すと共に、中央部のブローボックス4Z
は、中央部に設けた3個の噴射孔4″…を囲む略三角形
の頭部形状を連設した特殊な形状に形成されている。
【0025】また、この様に形成したいずれのブローボ
ックス4X,4Y,4Zも、各噴射孔4″…を各ボツク
スの内壁面の近くで、これ等各内壁面と上記中央部の供
給口9Aを結ぶ中間位置に設けると共に、内壁面の一部
を図示の如く断面略半円弧形状が連続する波形状に形成
し、これ等各半円弧状の内壁面によって囲まれた位置に
噴射孔4″…を設けることによって、各供給口9Aから
各ブローボックス4X,4Y,4Z内に圧入された圧縮
エアーが、各内壁面に反射した後に各噴射孔4″…に入
り込み易くして、直接噴射孔4″…に入って各フイルタ
ー12に向けて噴射される除塵用圧縮エアーに、この反
射した圧縮エアーを加えることにより、除塵用圧縮エア
ーの量を増してフイルター12の逆洗を効果的に行える
ように工夫している。
【0026】更に図中、1Aは上記ダスト室1Hの一側
に設けた含塵気流の吸込口、4Aは上記清浄室4の一側
に連設した吸引用ブロアー(図示省略)に通じる吸引ダ
クト管、9…は上記の各供給口9A…に取付けたダイヤ
フラム弁、7は圧縮エアーの供給部、8はヘッダータン
ク、8A…はこのヘッダータンク8と各ダイヤフラム弁
9…の間を接続した圧縮エアーの供給パイプ、10はパ
イロット弁(図示省略)を収めたボツクスで、各フイル
ター12を逆洗して外側面に付着したダストを除塵する
場合は、各ダイヤフラム弁9…が開いてヘッダータンク
8から送られて来る圧縮エアーを各ブローボックス4
X,4Y,4Z内に圧入し、この圧入された圧縮エアー
を各噴射孔4″…から下側に位置する各フイルター12
…の上端口、即ち、ベンチュリー13Aに向けて噴射
し、これを各フイルター12内に吹込んで付着している
ダストを逆洗して払い落す仕組に成っている。
【0027】また、図3に於いて11は下端部を上述し
たダスト室1Hに連設した放散筒で、その上端口には上
蓋11Aが開閉自在に取付けられている。
【0028】尚、図11は本体1内に吸引用のブロアー
BRを組込んだ形式の集塵機を示したものであって、図
中、1Xは上述した偏平なブローボックス4Kを中間部
に吊下げ状態に架設した清浄室、1Zはこの清浄室1X
の上側に連設した本体1の頭部で、一側に排気口1Fを
開口したこの頭部1Z内の排気室1Yに、上記のブロア
ーBRが取付けられている。
【0029】本発明に係る集塵機用除塵装置は以上述べ
た如き構成であるから、各フイルター12…の外側面に
付着したダスト類は、偏平状の狭い空間を有するブロー
ボックス4X,4Y,4Z内に圧入した除塵用の圧縮エ
アーが、各噴射孔4″…より勢い良く各フイルター12
…のベンチュリー13Aに目がけて噴射されて内部に吹
込まれるため、その逆洗作用によってフイルター12…
の外側面より除塵されて下側のホッパー2に向けて払い
落される。
【0030】また、各ブローボックス4X,4Y,4Z
内に圧入された圧縮エアーは、各噴射孔4″…より均等
に各フイルター12…に向けて噴射されるため、全ての
フイルター12…をバランス良く、また、効率良く除塵
することができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る集塵機
用除塵装置によれば、フイルター毎にブローチューブや
開閉弁を設ける必要がないため、集塵能力を高めるため
にフイルターの本数を増やしても、これに合せて除塵装
置が比例的に複雑化することがなく、従って、高性能の
割りに集塵機全体の構成を簡略化して、省コスト化、省
スペース化を可能にする利点を発揮できるものであっ
て、集塵機用の除塵装置として洵に画期的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除塵装置を搭載した集塵機の一例
を示した側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】集塵機の内部構造を説明した拡大断面図であ
る。
【図5】フイルターを吊下げた仕切板の平面図である。
【図6】図5のA−A線に沿った断面図である。
【図7】本発明の要部を説明した正面図である。
【図8】同じく平面図である。
【図9】ブローボックスを構成するルーフプレート板の
平面図である。
【図10】ルーフプレート板の断面図である。
【図11】内部に吸引用ブロアーを搭載した本発明の他
の実施例の構成を説明した構成図である。
【符号の説明】
1 集塵機の本体 1H ダスト室 4 清浄室 4X,4Y,4Z,4K ブローボックス 4A 吸引ダクト管 4′ ルーフプレート板 4″ 噴射孔 8 ヘッダータンク 9 ダイヤフラム弁 9A 圧縮エアーの供給口 12 フイルター 13 仕切板 13A ベンチュリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA47 AB53 BB22 BB32 BB72 BB90 CD41 4D058 JA04 KC04 MA15 MA18 MA22 MA25 SA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロアーの吸引作用を受けてダスト室内
    に吸込んだ含塵気流を、ダスト室内に吊下げた複数のフ
    イルターを通して濾過した後、その清浄空気をダスト室
    の上部に設けた清浄室を通して排気するように構成した
    集塵機に於いて、 上記清浄室の内部に全体が偏平なボックス形状を成すブ
    ローボックスを設け、このブローボックスの内部にはそ
    の上面側よりヘッダータンクからダイヤフラム弁を通し
    て供給される除塵用の圧縮エアーを供給自在に構成する
    と共に、上記ブローボックスの底面には供給された圧縮
    エアーを上記各フイルターの上端口に向けて吹込むこと
    ができる複数の噴射孔を設けたことを特徴とする集塵機
    用除塵装置。
  2. 【請求項2】 複数のフイルターを複数の組に区分けす
    る一方、清浄室の内部にはこれ等区分けしたフイルター
    の組毎に複数のブローボックスを設けて、これ等各ブロ
    ーボックス毎にヘッダータンクよりダイヤフラム弁を通
    して除塵用の圧縮エアーを供給自在に構成すると共に、
    各ブローボックスの底面には供給された圧縮エアーを区
    分けされた各フイルターの上端口に向けて吹込む複数の
    噴射孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の集塵機
    用除塵装置。
  3. 【請求項3】 清浄室をダスト室に対して開閉自在なル
    ーフとして構成すると共に、このルーフの一側にはブロ
    アーの吸引作用が及ぶ吸引ダクト管を連設し、且つ、ル
    ーフの天井部に偏平な空間を有するブローボックスを設
    けたことを特徴とする請求項1又は2記載の集塵機用除
    塵装置。
  4. 【請求項4】 内部にブローボックスを設けた清浄室の
    上部に、吸引用ブロアーを備えた排気室を連設し、この
    吸引用ブロアーの吸引作用によりフイルターを通して濾
    過される清浄空気を、上記の清浄室及び排気室を通して
    外部に排出するように構成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の集塵機用除塵装置。
  5. 【請求項5】 清浄室の天板に上方に向けて複数の比較
    的大きな面積の凸部を絞り形成し、この天板の内底面に
    複数の噴射孔を穿設したルーフプレート板を密接した状
    態に取付けることによって、上記各凸部とルーフプレー
    ト板との間隔を偏平な空間を有するブローボックスとし
    たことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の集塵
    機用除塵装置。
  6. 【請求項6】 各ブローボックスの略中央部の上面部分
    に、ヘッダータンクからダイヤフラム弁を通して供給さ
    れる除塵用圧縮エアーの供給口を設けると共に、ブロー
    ボックスの底面に穿設する各噴射孔を、ブローボックス
    の内壁面の近くで、この内壁面と上記供給口を結ぶ中間
    位置に夫々設ける一方、該内壁面の一部を断面略半円弧
    状に形成して、この内壁面によって囲まれた位置に上記
    の噴射孔を穿設したことを特徴とする請求項1、2、
    3、4又は5記載の集塵機用除塵装置。
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