JP2603454Y2 - 光パルス試験装置 - Google Patents

光パルス試験装置

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JP2603454Y2
JP2603454Y2 JP1993050770U JP5077093U JP2603454Y2 JP 2603454 Y2 JP2603454 Y2 JP 2603454Y2 JP 1993050770 U JP1993050770 U JP 1993050770U JP 5077093 U JP5077093 U JP 5077093U JP 2603454 Y2 JP2603454 Y2 JP 2603454Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、光線路敷設時に行わ
れる、通信光と同じ波長帯での試験作業を容易にする光
パルス試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムの高度化、大容量化に伴
い、光線路の敷設時および通信時の、光線路の故障、劣
化に対する監視が重要になってきている。現在、実用化
されている光線路監視システムは、通信に使用している
線路を常時監視するため、通信波長と異なる波長帯の光
パルス試験装置を用い、通信している線路を監視してい
る。図4に従来の光線路監視システムを示す。このよう
なシステムでは、光パルス試験装置13の監視光が通信
系の受信装置15に受光されないように、通信光の波長
帯1.31μmを通過させる光フィルター14が受信装
置15の前に設置される。同様に、通信光の後方散乱光
が、光パルス試験装置13による測定を妨げないよう
に、光パルス試験装置13の前に、監視光の波長帯1.
55μmを通過させる光フィルタ12が設置される。図
5に従来の2波長用光パルス試験装置のブロック図を示
す。この装置の光学系には受光部8の前に光フィルタが
ないため、複数の波長の光パルスを被測定ファイバ4に
送信しながら光ファイバの状態を試験できず、外部に光
フィルタを接続する必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、線路敷設時
においての、光パルス試験装置による光線路の特性評価
では、監視波長に加え、通信波長についても行われる。
その時、光パルス試験装置の直前に監視光のための光フ
ィルタがあると通信波長での光パルス試験が行えない。
そのため、光フィルタをはずす作業が必要となり、自動
測定ができず、作業に手間がかかるという問題があっ
た。本考案は、光パルス試験装置による光線路の特性評
価で、監視波長と通信波長の両方について、試験作業を
簡単な操作のみで実行できる光パルス試験装置を実現す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の光パルス試験装置では、装置内部に波長帯
の異なる複数のパルス光源を持っている。パルス光源の
波長帯としては、例えば、通信光の波長帯1.31μm
や、監視光の波長帯1.55μmがある。そして、光パ
ルス試験装置は、被測定ファイバから方向性結合器に戻
ってくる通信光の後方散乱光と監視光の後方散乱光を分
離する、各パルスを透過し、異なる波長の光パルスを遮
断する光フィルタを持っている。光パルス試験装置は、
各光フィルタからの光のうち、発光しているパルス光源
の波長を選択する切り換え手段として、光スイッチ、電
気的スイッチ、透過周波数切り換え式光フィルタのうち
どれかを持っている。
【0005】
【作用】上記のように構成された光パルス試験装置は、
外部にフィルタを付加することなく、光ファイバによる
通信システムが通信波長λ1で実際に通信状態であって
も通信波長と異なる波長λ2のパルス光源のみを発光さ
せて前記光ファイバの試験をすることができ、または敷
設時であっても通信波長と同じ波長λ1のパルス光源の
みを発光させて光ファイバの試験ができる。
【0006】
【実施例】(実施例1) 実施例1について図1を参照して説明する。まず、通信
光の波長をλ1 、監視光の波長をλ2 とする。監視時に
は、光パルス試験装置のパルス光源1のうちλ2 のみが
発光し、光パルスが、合波器2、方向性結合器3を通
り、被測定ファイバ4に入る。被測定ファイバ4から
は、λ2 の監視光の後方散乱光と、λ1 の通信光の後方
散乱光が、方向性結合器3に戻ってくる。λ2 とλ1
各後方散乱光は、分波器5へ入り、λ2 とλ1 に分離す
る。分波器5は、光フィルタの一種であるが、異なる波
長帯を除去する分離が充分でない場合が多いため、必要
帯域を透過する光フィルタ6を通す。各光フィルタ6を
通過した光は、ここで充分に監視光の後方散乱光と通信
光の後方散乱光に分離され、各々光スイッチ7に入る。
光スイッチ7は、パルス光源の波長と同じ波長を選択
し、監視光の後方散乱光λ2 のみが受光器8に入り測定
する。
【0007】敷設時の試験における測定波長はλ1 であ
るが、その時通信は行わない。パルス光源1のうちλ1
が発光し、合波器2、方向性結合器3を通り被測定ファ
イバ4へ送る。被測定ファイバ4からの後方散乱光は、
方向性結合器3、分波器5のλ1 のポートを通り、光フ
ィルタ6のλ1 側を通り、光スイッチ7に入る。光スイ
ッチ7は、λ1 の方を選択し、受光器8には、λ1 の後
方散乱光が入り測定する。
【0008】次に、通信光の波長をλ2 、監視光の波長
をλ1 とする。光パルス試験装置のパルス光源1のうち
λ1 のみが発光し、光パルスが、合波器2、方向性結合
器3を通り、被測定ファイバ4に入る。被測定ファイバ
4からは、λ1 の監視光の後方散乱光と、λ2 の通信光
の後方散乱光が、方向性結合器3に戻ってくる。λ1
λ2 の各散乱光は、分波器5へ入り、λ1 とλ2 に分離
し、更に、必要帯域を透過する光フィルタ6を通す。各
光フィルタ6を通過した光は、ここで充分に監視光の後
方散乱光と通信光の後方散乱光に分離され、各々光スイ
ッチ7に入る。光スイッチ7は、パルス光源の波長と同
じ波長を選択し、監視光の後方散乱光λ1 のみが受光器
8に入り測定する。
【0009】(実施例2) 実施例2について図2を参照して説明する。まず、通信
光の波長をλ1 、監視光の波長をλ2 とする。監視時に
は、光パルス試験装置のパルス光源1のうちλ2 のみが
発光し、光パルスが、合波器2、方向性結合器3を通
り、被測定ファイバ4に入る。被測定ファイバ4から
は、λ2 の監視光の後方散乱光と、λ1 の通信光の後方
散乱光が、方向性結合器3に戻ってくる。λ2 とλ1
後方散乱光は、透過周波数切り換え式光フィルタ9へ入
り、パルス光源1の波長と同じ波長を選択し、監視光の
後方散乱光λ2 のみが受光器8に入り測定する。
【0010】(実施例3) 実施例3について図3を参照して説明する。まず、通信
光の波長をλ1 、監視光の波長をλ2 とする。監視時に
は、光パルス試験装置のパルス光源1のうちλ2 のみが
発光し、光パルスが、合波器2、方向性結合器3を通
り、被測定ファイバ4に入る。被測定ファイバ4から
は、λ2 の監視光の後方散乱光と、λ1 の通信光の後方
散乱光が、方向性結合器3に戻ってくる。λ2 とλ1
各後方散乱光は、分波器5へ入り、λ2 とλ1 に分離す
る。分波器5は、光フィルタの一種であるが、異なる波
長帯を除去する分離が充分でない場合が多いため、必要
帯域を透過する光フィルタ6を通す。各光フィルタ6を
通過した光は、ここで充分に監視光の後方散乱光と通信
光の後方散乱光に分離され、それぞれ別の受光器8に入
力する。それぞれの受光器で光電変換された電気信号
は、それぞれ電気的スイッチ11に入る。電気的スイッ
チ11は、パルス光源の波長と同じ波長を選択し、監視
光の後方散乱光λ2のみが増幅回路10に入り測定す
る。
【0011】
【考案の効果】このように光パルス試験装置内に光フィ
ルタが内蔵されていれば、光パルス試験装置の外部に光
フィルタをつける必要がなくなり、そのため敷設時の測
定において光フィルタを取り外す作業が不要となり、自
動測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例1の光学系ブロック図である。
【図2】本考案実施例2の光学系ブロック図である。
【図3】本考案実施例3の光学系ブロック図である。
【図4】従来の光線路監視システムの構成図である。
【図5】従来の2波長用光パルス試験装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 パルス光源 2 合波器 3 方向性結合器 4 被測定ファイバ 5 分波器 6、12、14 光フィルタ 7 光スイッチ 8 受光器 9 透過周波数切り換え式光フィルタ 10 増幅回路 11 電気的スイッチ 13 光パルス試験装置 15 受信装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光パルスを被測定ファイバへ送り、後
    方散乱光を測定し被測定ファイバの損失や破断の障害を
    分析する光パルス試験装置において、通信光と同じ波長帯のパルス光源と、該通信光の波長帯
    と異なる波長帯の監視光のパルス光源との 複数のパルス
    光源(1)と、 該波長帯の異なる複数のパルス光源(1)を合成する
    波器(2)と、 該合成器で合成された光パルスを受けて出力し、被測定
    ファイバケーブルからの後方散乱光を取り出す方向性結
    合器(3)と、 該後方散乱光の波長により分離する分波器と、該分波器により分離された各波長の パルスを透過し、異
    なる波長の光パルスを遮断する複数の光フィルタ(6)
    と、該複数の光フィルタ(6) からの光のうち、いずれかの
    パルス光源の波長を選択する切り替え手段と、 を具備することを特徴とする光パルス試験装置。
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