JP2603345Y2 - 自動販売機の商品ディスプレイ - Google Patents

自動販売機の商品ディスプレイ

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JP2603345Y2
JP2603345Y2 JP1993072954U JP7295493U JP2603345Y2 JP 2603345 Y2 JP2603345 Y2 JP 2603345Y2 JP 1993072954 U JP1993072954 U JP 1993072954U JP 7295493 U JP7295493 U JP 7295493U JP 2603345 Y2 JP2603345 Y2 JP 2603345Y2
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back plate
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伸敏 右島
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、看板を構成すると共
に、商品サンプルなどを飾り置く自動販売機の商品ディ
スプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機の商品ディスプレイ
として、例えば特開平2−161593号公報に記載の
ものが知られている。この商品ディスプレイは、メイン
ドアの前面パネルと裏板との間、すなわちメインドアの
懐内に構成されており、その内部には、商品サンプルを
飾り置くサンプル棚と、商品サンプルを照明する蛍光灯
が、上下に間隙を存して、それぞれ水平に配設されてい
る。裏板の前面には、サンプル棚と蛍光灯との間に位置
させて、看板パネルが取り付けられている。看板パネル
は、裏板の前面に添わせて設けられており、サンプル棚
と蛍光灯の固定板とに案内されて、左右方向に抜差し自
在に構成されている。すなわち、看板パネルは、適宜交
換できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで自動販売機で
は、一般的にメインドアの裏板と看板とを兼用してお
り、選択ボタンや蛍光灯などの各種のハーネスなどは、
外部から見えないように、サンプル棚の一部に隠ぺいす
るようにして引き回している。また、同様に裏板の裏面
に取り付ける各種の部品の固定ビスも、サンプル棚など
で隠すようにしている。したがって、上記従来の商品デ
ィスプレイでは、看板パネルと裏板との間隙にハーネス
などのスペースを確保することができるが、このスペー
スも蛍光灯とサンプル棚との間のスペースに限定される
ため、ハーネスの引回しスペースやビス打ち箇所に制約
があった。
【0004】また、従来の商品ディスプレイでは、看板
パネル自体が汚れた場合や、商品の変更を行う場合に、
看板パネルを簡単に交換することができるが、例えば、
サンプル棚が複数段ある場合には、交換に際し、その段
数分の枚数の看板パネルを用意する必要があり、煩雑な
ものとなってした。また、看板パネルは、左右方向に抜
差し自在に構成され、サンプル棚に支持される構造であ
るため、看板パネル自体、腰の弱い材料で形成されてい
ると、蛍光灯の熱などで歪んでしまい、商品ディスプレ
イとしてのアピール度を損なうおそれがあった。
【0005】本考案は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、商品サンプルの設置に支障をきたすこ
となく、裏板の前面とサンプル棚との間に障害物のない
広いスペースを確保できる、自動販売機の商品ディスプ
レイを提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
考案の商品ディスプレイは、自動販売機のメインドア
裏板と前面パネルとの間のディスプレイ部に、左右方向
に延びかつ互いに間隔を存し上下方向に並んで配置され
た、商品サンプルを飾り置くための複数のサンプル棚を
備えた自動販売機の商品ディスプレイにおいて、各サン
プル棚が左右両端部においてスペーサ部を介して裏板の
周縁部に支持されることにより、裏板と複数のサンプル
棚との間にディスプレイ部の全域にわたる所定奥行きの
スペースが形成されるとともに、単一の看板パネルが、
裏板に着脱自在に取り付けられ、裏板の前面を、ディス
プレイ部の全域にわたって覆った状態でスペースに収容
されていることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】本考案の自動販売機の商品ディスプレイによれ
ば、各サンプル棚がその左右両端部のスペーサ部を介し
てメインドアの裏板に支持されているので、裏板と複数
のサンプル棚との間に、上下方向に障害物の無い上記ス
ペースを形成することができる。このスペースに収容さ
れた看板パネルは、単一に構成されるとともに、裏板に
着脱自在に取り付けられているため、一枚の看板パネル
を、スペースの上部を介して抜き差しすることで、裏板
からの取り外しおよび裏板への取り付けを容易に行うこ
とができる。また、看板パネルは、裏板の前面を、ディ
スプレイ部の全域にわたって覆った状態でスペースに収
容されているので、スペースの奥行きを、看板パネルの
厚みよりも十分大きく確保しておけば、看板パネルと裏
板との隙間に、交換用の他の看板パネルを収容すること
が可能となる。さらに、自動販売機の各種のハーネス
を、看板パネルと裏板との隙間に配置することにより、
そのハーネスを看板パネルによって確実に隠すことがで
き、加えて、裏板の裏面側に各種部品を取り付けるため
のビスなども看板パネルによって確実に隠すことがで
き、これにより、ディスプレイ部の外観を損なうことな
く、ハーネスやビスなどの配置の自由度を高めることが
できる。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本考案の一実施
例に係る商品ディスプレイを、コーヒーやコーラなどの
缶飲料を販売する自動販売機に適用した場合について説
明する。図1は、自動販売機の正面図であり、同図に示
すように、この自動販売機1のメインドア2の前面に
は、接客部3を挟んで、上部の商品ディスプレイである
ディスプレイ部4と、下部の電照部5とが構成されてい
る。接客部3には、図示の右側から、硬貨投入口6、返
却レバー7、金銭表示器8、砂糖やクリームなどの各種
の増量ボタン9およびドアノブ10などが配設されてい
る。また、電照部5の中央には、商品販売口11が配設
され、右下には、硬貨返却口12が配設されている。
【0011】ディスプレイ部4には、ドアフレーム21
の前面側に透明パネル(前面パネル)22が固定され、
裏面側にメインドア2の裏板23が開閉自在に取り付け
られている(図2参照)。そして、この透明パネル22
と裏板23との間の空間、すなわちディスプレイ部4の
内部には、商品サンプル24が3段に飾り置かれてい
る。
【0012】図2、図3および図4に示すように、ディ
スプレイ部4の内部には、商品サンプル24を3段に飾
り置くための、3段のサンプル棚25,25,25が水
平に、かつ上下方向に等間隔に配設され、また、各サン
プル棚25に対応して、セレクションボタン26を取り
付けるための3段のサブフレーム27,27が配設され
ている。各サブフレーム27は、断面「コ」字状に形成
され、セレクションボタン26の取付プレート28と
で、透明パネル22を挟み込むようにして、これに取り
付けられている。サブフレーム27の上部には、商品の
値段を表示するためのサブパネル29が取り付けられて
おり、サブパネル29の値段表示は、セレクションボタ
ン26と共に各商品サンプル24に対応するように配設
されている(図1参照)。
【0013】なお、この場合、サブフレーム27および
セレクションボタン26は、透明パネル22に取り付け
られ、サンプル棚25は、裏板23に取り付けられてい
て、裏板23の開放により、透明パネル22の清掃や、
商品サンプル24の設置(交換)が容易に行えるように
なっている。
【0014】各サンプル棚25は、箱状に形成され、裏
板23との間に間隙を存した状態で、その両端の支持ア
ーム部(スペーサ部)25a,25aにより、裏板23
の両側縁部に支持固定されている。サンプル棚25の上
面には、商品サンプル24を嵌め込むためのセット穴3
0が形成され、また内部には、商品サンプル24を照明
するための蛍光灯31が配設されている。そして、サン
プル棚25と裏板23との間には、看板パネル32が取
り付られている。
【0015】看板パネル32は、合成樹脂などの薄板で
形成され、表面にメーカー名や商品名などが印刷されて
いる。看板パネル32は、各サンプル棚25の両端部の
支持アーム部25a,25aを案内にして、上方から抜
差し自在に取り付けられおり、裏板23の前面を、ディ
スプレイ部4の全域に亘って覆うようになっている。
【0016】看板パネル32は、上部で、裏板23の上
端部前面に固定した一対の支持ピン33,33に係合
し、裏板23沿ってこの支持ピン33から吊下されてい
る。看板パネル32の上部には、図5に示すように、各
支持ピン33に係合する一対の係合孔34,34が設け
られており、各係合孔34は、支持ピン33の頭部が挿
通する太径部とこれに続く細径部とで、鍵孔状に形成さ
れている。すなわち、看板パネル32は、支持ピン33
に対し、着脱自在に吊下されており、裏板23を開放す
ることにより、簡単に着脱できるようになっている。な
お、図4中の符号35は、ディスプレイ部4の内部の全
域を照明する蛍光灯である。
【0017】図6は、サンプル棚25と裏板23との間
の看板パネル32用のスペースを、有効利用するための
変形例である。同図に示すように、このスペースには、
使用看板パネル32に加えて、交換用の看板パネル3
2,32が数枚収容され、加えて、蛍光灯用およびセレ
クションボタン用のハーネス36が収容されている。さ
らに、このスペースには、裏板23の裏面側に取り付け
られる部品37などの固定ビス38が収容されている。
【0018】以上のように、サンプル棚25を裏板23
の前面から離間させた状態で、両端部で裏板23の両側
縁部に支持するようにしているので、サンプル棚25と
裏板23との間に、上下方向に障害物のない広いスペー
スを構成することができる。そして、このスペースを利
用して、看板パネル32を着脱自在に吊下することによ
り、看板パネル32を商品に合わせて、適宜交換するこ
とができ、また看板パネル32に汚れが生じた場合に
は、適宜取り出して清掃または交換することができる。
また、この看板パネル32と裏板23との間に、交換用
の看板パネル32やハーネス36などを、看板パネル3
2で隠すようにして設けることができる。さらに、看板
パネル32を吊下するようにして設けているので、看板
パネル32が薄手の腰のない材料で構成されていても、
歪みなど生ずることなく、すなわちアピール度を損なう
ことなく、設置することができる。
【0019】なお、本実施例では、サンプル棚が横方向
にに長く形成されているため、サンプル棚を左右の端部
で裏板の側縁部に支持するようにしているが、サンプル
棚が縦方向に長く形成されているものにあっては、サン
プル棚を上下の端部で裏板の上下縁部に支持するように
し、看板パネルを左右方向から差し込むようにしてもよ
い。
【0020】
【考案の効果】以上のように本考案の商品ディスプレイ
によれば、裏板とサンプル棚との間に、上下方向に障害
物の無いスペースを形成し、このスペースに、裏板に着
脱自在に取り付けられた看板パネルを収容しているの
で、看板パネルを、スペースの上部を介して抜き差しす
ることで、裏板からの取り外しおよび裏板への取り付け
を容易に行うことができる。また、スペースの奥行き
を、看板パネルの厚みよりも十分大きく確保しておけ
ば、看板パネルと裏板との隙間に、交換用の他の看板パ
ネルを収容することが可能となる。さらに、各種のハー
ネスやビスなどを、看板パネルによって隠すことができ
るため、ディスプレイ部の外観を損なうことなく、ハー
ネスやビスなどの配置の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る商品ディスプレイを適用
した自動販売機の正面図である。
【図2】ディスプレイ部の横断面図である。
【図3】裏板を開放した状態のディスプレイ部の横断面
図である。
【図4】ディスプレイ部の縦断面図である。
【図5】看板パネルの取付状態を表した斜視図である。
【図6】ディスプレイ部の変形例の横断面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 メインドア 4 ディスプレイ部 22 透明パネル 23 裏板 24 商品サンプル 25 サンプル棚 25a 支持アーム部 32 看板パネル 33 支持ピン 34 係合孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機のメインドアの裏板と前面パネ
    ルとの間のディスプレイ部に、左右方向に延びかつ互い
    に間隔を存し上下方向に並んで配置された、商品サンプ
    ルを飾り置くための複数のサンプル棚を備えた自動販売
    機の商品ディスプレイにおいて、前記各サンプル棚が左右両端部においてスペーサ部を介
    して前記裏板の周縁部に支持されることにより、当該裏
    板と前記複数のサンプル棚との間に前記ディスプレイ部
    の全域にわたる所定奥行きのスペースが形成されるとと
    もに、単一の看板パネルが、前記裏板に着脱自在に取り
    付けられ、当該裏板の前面を、前記ディスプレイ部の全
    域にわたって覆った状態で前記スペースに収容されてい
    ことを特徴とする自動販売機の商品ディスプレイ。
JP1993072954U 1993-12-20 1993-12-20 自動販売機の商品ディスプレイ Expired - Fee Related JP2603345Y2 (ja)

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