JP2602822B2 - 内視鏡の送気送液装置 - Google Patents
内視鏡の送気送液装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、医療用内視鏡における送気送液装置の改良
に関し、さらに詳しくは、術後における送気管路および
送液管路の洗浄を、手元操作部の洗浄操作ボタンを一度
ONするのみで、全自動的に行なうことが可能な内視鏡の
送気送液装置に関するものである。
に関し、さらに詳しくは、術後における送気管路および
送液管路の洗浄を、手元操作部の洗浄操作ボタンを一度
ONするのみで、全自動的に行なうことが可能な内視鏡の
送気送液装置に関するものである。
（従来の技術） 電子内視鏡は、十二脂腸、直腸、大腸、食道、耳鼻、
および膀胱などの生体の治療や検査に広く用いられてい
る。
および膀胱などの生体の治療や検査に広く用いられてい
る。
そして、内視鏡の送気送液装置は、術中に内視鏡先端
の観察光学系に付着する汚物や粘着物を除去するために
機能する。すなわち術中において、観察光学系に汚物や
粘着物が付着すると、内視鏡による観察視野が阻害され
るため、内視鏡の送液路から先端の送液ノズルへ液体を
供給して観察光学系に噴射された後、さらに送気路から
先端送気ノズルへ気体を供給して観察光学系に付着した
液体を取除く作業が必要とされるのである。
の観察光学系に付着する汚物や粘着物を除去するために
機能する。すなわち術中において、観察光学系に汚物や
粘着物が付着すると、内視鏡による観察視野が阻害され
るため、内視鏡の送液路から先端の送液ノズルへ液体を
供給して観察光学系に噴射された後、さらに送気路から
先端送気ノズルへ気体を供給して観察光学系に付着した
液体を取除く作業が必要とされるのである。
しかるに、術後において、内視鏡を患者の体内から抜
き出した後、内視鏡の送気管路および送液管路には、体
内から逆流した汚物や粘着物、および場合によっては造
影剤などの薬物が付着しているため、定期的に管路内を
洗浄ないし消毒することがさらに必要となる。
き出した後、内視鏡の送気管路および送液管路には、体
内から逆流した汚物や粘着物、および場合によっては造
影剤などの薬物が付着しているため、定期的に管路内を
洗浄ないし消毒することがさらに必要となる。
従来、内視鏡の送気送液管路を洗浄する手段として
は、管路端を内視鏡から取外して、これに注射器のシリ
ンダなどを連結することにより、管内に洗浄液や気体を
繰返し注入する方法および送気管路と送液管路を何らか
の手段で連結させておき、送気管路に送液し、また送液
管路に送気することが可能に構成して洗浄を行なう方法
などがとられてきた。
は、管路端を内視鏡から取外して、これに注射器のシリ
ンダなどを連結することにより、管内に洗浄液や気体を
繰返し注入する方法および送気管路と送液管路を何らか
の手段で連結させておき、送気管路に送液し、また送液
管路に送気することが可能に構成して洗浄を行なう方法
などがとられてきた。
（発明が解決しようとする問題点） しかるに、上述した従来の内視鏡の送気送液管路の洗
浄手段は、いずれも作業が繁雑で、術者にとってきわめ
て面倒であるという問題があった。
浄手段は、いずれも作業が繁雑で、術者にとってきわめ
て面倒であるという問題があった。
すなわち、注射器などを用いる洗浄手段では、送気管
路および送液管路の端部にシリンダなどを連結し、液体
と気体を交互に繰返して注入する必要があることから、
操作手順が繁雑で、洗浄にきわめて長時間を必要とす
る。
路および送液管路の端部にシリンダなどを連結し、液体
と気体を交互に繰返して注入する必要があることから、
操作手順が繁雑で、洗浄にきわめて長時間を必要とす
る。
また、送気管路と送液管路を連結して、送気管路と送
液管路の両者に送液と送気を繰返す方法では、洗浄作業
中に術者が洗浄用の押ボタンを押し続けていなければな
らなず、作業がかなり面倒である点に問題が残されてい
る。
液管路の両者に送液と送気を繰返す方法では、洗浄作業
中に術者が洗浄用の押ボタンを押し続けていなければな
らなず、作業がかなり面倒である点に問題が残されてい
る。
さらに、送気管路と送液管路を包含するスコープを収
納し、人手を介さずに全自動的に管路内の洗浄を行なう
洗浄装置も使用されているが、この装置ではスコープの
セッティングが面倒であり、しかも洗浄に比較的長時間
を要するという問題がある。
納し、人手を介さずに全自動的に管路内の洗浄を行なう
洗浄装置も使用されているが、この装置ではスコープの
セッティングが面倒であり、しかも洗浄に比較的長時間
を要するという問題がある。
また、ほとんどの内視鏡においては、送気管路と送液
管路とで管路抵抗が異なっているため、送液後の送気管
路および送液管内に残水しやすいという問題があった。
管路とで管路抵抗が異なっているため、送液後の送気管
路および送液管内に残水しやすいという問題があった。
本発明の目的は、送気管路および送液管路の洗浄、除
水をほとんど人手を介さず、確実かつ効率的に行うこと
ができる内視鏡の送気送液装置を提供することにある。
水をほとんど人手を介さず、確実かつ効率的に行うこと
ができる内視鏡の送気送液装置を提供することにある。
［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本願発明は、送気管路およ
び液送管路に送液する送液モードと、送気管路および送
液管路に送気する送気モードを有する内視鏡の送気送液
装置において、前記送液モードと前記送気モードの少な
くとも一方は、前記送気管路と前記送液管路を別々に行
う制御手段を具備することを特徴とするものである。
び液送管路に送液する送液モードと、送気管路および送
液管路に送気する送気モードを有する内視鏡の送気送液
装置において、前記送液モードと前記送気モードの少な
くとも一方は、前記送気管路と前記送液管路を別々に行
う制御手段を具備することを特徴とするものである。
（作用） 本願発明によれば、制御手段により送液モードと送気
モードの少なくとも一方は、送気管路と送液管路を別々
に送液・送気を行うことにより、送液後の送気管路及び
送液管路内の残水を確実かつ効率的に除水でき、その結
果残水による細菌の繁殖、該細菌による感染を防止で
き、また残水が乾燥したときに発生する結晶等による管
路の詰まりを防止できる。
モードの少なくとも一方は、送気管路と送液管路を別々
に送液・送気を行うことにより、送液後の送気管路及び
送液管路内の残水を確実かつ効率的に除水でき、その結
果残水による細菌の繁殖、該細菌による感染を防止で
き、また残水が乾燥したときに発生する結晶等による管
路の詰まりを防止できる。
（実施例） 以下、本発明の内視鏡の送気送液装置の実施例につい
て図面を用いて詳細に説明する。
て図面を用いて詳細に説明する。
第１図は本発明の内視鏡の送気送液装置の概略を示す
斜視説明図、第２図は第１図における内視鏡先端部の部
分拡大斜視図、第３図は内視鏡操作部の回路説明図であ
り、第４図は本発明の内視鏡の送気送液装置における洗
浄制御手段の第１実施例を示す管路・回路接続説明図、
第５図は同第２実施例を示す管路・回路接続説明図、第
６図は同第３実施例を示す管路・回路接続説明図であ
る。
斜視説明図、第２図は第１図における内視鏡先端部の部
分拡大斜視図、第３図は内視鏡操作部の回路説明図であ
り、第４図は本発明の内視鏡の送気送液装置における洗
浄制御手段の第１実施例を示す管路・回路接続説明図、
第５図は同第２実施例を示す管路・回路接続説明図、第
６図は同第３実施例を示す管路・回路接続説明図であ
る。
第１図において、１は内視鏡であり、これは先端から
後端にかけて、固体撮像素子（以下CCDと略称する）お
よび観察光学系などを内蔵する先端部２、術者の操作で
上下左右動する屈曲部３、導中部４および本体部Ｅから
構成されている。
後端にかけて、固体撮像素子（以下CCDと略称する）お
よび観察光学系などを内蔵する先端部２、術者の操作で
上下左右動する屈曲部３、導中部４および本体部Ｅから
構成されている。
そして、本体部Ｅは屈曲部３を作動する操作ノブ５お
よびその他図示していない種々の操作ボタンや電源部な
どを具備しており、送気・送液管路６が接続されてい
る。
よびその他図示していない種々の操作ボタンや電源部な
どを具備しており、送気・送液管路６が接続されてい
る。
さらに、送気・送液管路６の一端は送気ポンプ62を具
備する送液ボトル63に連結され、他端は第２図に示した
内視鏡先端部２の送気ノズル23および送液ノズル24に接
続されている。
備する送液ボトル63に連結され、他端は第２図に示した
内視鏡先端部２の送気ノズル23および送液ノズル24に接
続されている。
なお、第２図において、21はCCD等を内蔵るレンズ窓
から構成される観察光学系、22a、22bは照明用ファイバ
ー、25は生検などに利用する鉗子口であり、前記送気ノ
ズル23および送液ノズル24は、術中において観察光学系
21表面に付着した汚物などを洗浄、除去するために使用
される。
から構成される観察光学系、22a、22bは照明用ファイバ
ー、25は生検などに利用する鉗子口であり、前記送気ノ
ズル23および送液ノズル24は、術中において観察光学系
21表面に付着した汚物などを洗浄、除去するために使用
される。
そして、上述の構成からなる本発明の内視鏡の送気送
液装置は、送気・送液管路６の途中に、洗浄制御手段6
4、すなわち電磁開閉弁とタイマー回路との組合せを設
けたことを特徴とする。
液装置は、送気・送液管路６の途中に、洗浄制御手段6
4、すなわち電磁開閉弁とタイマー回路との組合せを設
けたことを特徴とする。
したがって、本発明で用いる内視鏡には、第３図に示
したような全体回路が構成されている。
したような全体回路が構成されている。
すなわち、第３図において、操作部７および電源部８
は、光源部９、CCDによる画像処理部10および送気・送
液部11に接続されており、これら光源部９、画像処理部
10および送気・送液部11は、夫々コネクター12を経て内
視鏡全体に接続されている。
は、光源部９、CCDによる画像処理部10および送気・送
液部11に接続されており、これら光源部９、画像処理部
10および送気・送液部11は、夫々コネクター12を経て内
視鏡全体に接続されている。
そして、上記送気・送液部11は、さらに第４図に示し
た電磁弁制御部61を介して、洗浄制御手段64の各電磁開
閉弁641、642、643、644へ接続（第４図の点線）されて
いる。
た電磁弁制御部61を介して、洗浄制御手段64の各電磁開
閉弁641、642、643、644へ接続（第４図の点線）されて
いる。
本発明の特徴とする洗浄制御手段64は送気管路651お
よび送液管路652の一端が送気ポンプ62を具備する送液
ボトル63に、また他端が送気ノズル23および送液ノズル
24へ夫々連結されている洗浄管路の途中において、複数
の電磁開閉弁を組合せ、これを電磁弁制御部61に組込ん
だタイマー回路と連動せしめることにより構成されてい
る。
よび送液管路652の一端が送気ポンプ62を具備する送液
ボトル63に、また他端が送気ノズル23および送液ノズル
24へ夫々連結されている洗浄管路の途中において、複数
の電磁開閉弁を組合せ、これを電磁弁制御部61に組込ん
だタイマー回路と連動せしめることにより構成されてい
る。
すなわち第４図において、洗浄制御手段64は、送気管
路651に第１の電磁開閉弁641および第２の電磁開閉弁64
2を、また送液管路652に第３の電磁開閉弁643および第
４の電磁開閉弁644を夫々直列せしめ、上記送気管路651
における第１の電磁開閉弁641と第２の電磁開閉弁642の
中間位置と、上記送液管路652における第３の電磁開閉
弁643と第４の電磁開閉弁644の中間位置とを、連通管65
3で連結してなり、各電磁開閉弁641、642、643および64
4の作動は、電磁弁制御部61に組込まれたタイマー回路
（図示せず）により、次表のように作動するようになっ
ている。
路651に第１の電磁開閉弁641および第２の電磁開閉弁64
2を、また送液管路652に第３の電磁開閉弁643および第
４の電磁開閉弁644を夫々直列せしめ、上記送気管路651
における第１の電磁開閉弁641と第２の電磁開閉弁642の
中間位置と、上記送液管路652における第３の電磁開閉
弁643と第４の電磁開閉弁644の中間位置とを、連通管65
3で連結してなり、各電磁開閉弁641、642、643および64
4の作動は、電磁弁制御部61に組込まれたタイマー回路
（図示せず）により、次表のように作動するようになっ
ている。
すなわち術中のモードにおいて、電磁開閉弁641、64
2、643および644をすべてOFFすれば、送気・送液は中止
され、電磁開閉弁641および642をON、電磁開閉弁643お
よび644をOFFすれば、送気管路651への送気のみが、ま
た電磁開閉弁641および642をOFF、電磁開閉弁643および
644をONすれば、送液管路652への送液のみが遂行され
る。
2、643および644をすべてOFFすれば、送気・送液は中止
され、電磁開閉弁641および642をON、電磁開閉弁643お
よび644をOFFすれば、送気管路651への送気のみが、ま
た電磁開閉弁641および642をOFF、電磁開閉弁643および
644をONすれば、送液管路652への送液のみが遂行され
る。
そして術後の洗浄モードにおいて、電磁開閉弁641をO
FF、電磁開閉弁642、643および644をONすれば、送液ボ
トル63中の液体は電磁開閉弁643から電磁開閉弁644へ、
また電磁開閉弁643から連通管653を通って電磁開閉弁64
2へと流れ、送気管路651aおよび送液管路652aの両者を
送液されて、両管路の洗浄が一定時間行なわれる。
FF、電磁開閉弁642、643および644をONすれば、送液ボ
トル63中の液体は電磁開閉弁643から電磁開閉弁644へ、
また電磁開閉弁643から連通管653を通って電磁開閉弁64
2へと流れ、送気管路651aおよび送液管路652aの両者を
送液されて、両管路の洗浄が一定時間行なわれる。
次に、自動的にタイマーを切替えて、電磁開閉弁643
をOFF、電磁開閉弁641、642および644をONすれば、送気
ポンプ62から送られる気体は、電磁開閉弁641から電磁
開閉弁642へ、また電磁開閉弁641から連通管653を通っ
て電磁開閉弁644へと流れ、送気管路651aおよび送液管
路652aの両者へと送気されて、両管路の乾燥を一定時間
行なうことになる。
をOFF、電磁開閉弁641、642および644をONすれば、送気
ポンプ62から送られる気体は、電磁開閉弁641から電磁
開閉弁642へ、また電磁開閉弁641から連通管653を通っ
て電磁開閉弁644へと流れ、送気管路651aおよび送液管
路652aの両者へと送気されて、両管路の乾燥を一定時間
行なうことになる。
したがって、上述した送気・送液動作を、一定時間ず
つ、必要回数繰返して行なうように、タイマー回路を設
定しておけば、操作部７の洗浄操作ボタン（図示せず）
を一度押すだけで、確実な管路洗浄が全自動的に短時間
で達成されることになるのである。
つ、必要回数繰返して行なうように、タイマー回路を設
定しておけば、操作部７の洗浄操作ボタン（図示せず）
を一度押すだけで、確実な管路洗浄が全自動的に短時間
で達成されることになるのである。
上述の第４図に示した第１実施例においては、連通管
653を気体および液体が逆流しないように、送気ポンプ6
2の圧力を調整する必要があるが、連通管653の一部に逆
止弁（図示せず）を設けることにより、逆流の心配を解
消することが可能である。
653を気体および液体が逆流しないように、送気ポンプ6
2の圧力を調整する必要があるが、連通管653の一部に逆
止弁（図示せず）を設けることにより、逆流の心配を解
消することが可能である。
また、第５図に示した第２実施例は、連通管653に対
し、さらに第５の電磁開閉弁645を設けて、その作動を
タイマー回路に連動させた点が上述した第１実施例と相
違している。
し、さらに第５の電磁開閉弁645を設けて、その作動を
タイマー回路に連動させた点が上述した第１実施例と相
違している。
この第２実施例においては、送気または送液モードに
応じて第５の電磁開閉弁645を開閉することにより、連
通管653における送気および送液を一層確実なものと
し、管路洗浄の効率化をさらに助長することができる。
応じて第５の電磁開閉弁645を開閉することにより、連
通管653における送気および送液を一層確実なものと
し、管路洗浄の効率化をさらに助長することができる。
さらに、第６図に示した第３実施例は、第２および第
４の電磁開閉弁を省略した点が、上述した第１および第
２実施例と相違している。
４の電磁開閉弁を省略した点が、上述した第１および第
２実施例と相違している。
すなわち第６図において、洗浄制御手段64は、送気管
路651に第１の電磁開閉弁641を、また送液管路652に第
２の電磁開閉弁642を夫々設け、上記送気管路651におけ
る第１の電磁開閉弁641と送気ノズル23との中間位置
と、上記送液管路652における第２の電磁開閉弁642と送
液ノズル24との中間位置とを、連通管653で連結すると
共に、この連通管653に第３の電磁開閉弁643を設けてな
り、各電磁開閉弁641、642および643の作動は、電磁弁
制御部61に組込まれたタイマー回路（図示せず）に接続
され、次のように作動する。
路651に第１の電磁開閉弁641を、また送液管路652に第
２の電磁開閉弁642を夫々設け、上記送気管路651におけ
る第１の電磁開閉弁641と送気ノズル23との中間位置
と、上記送液管路652における第２の電磁開閉弁642と送
液ノズル24との中間位置とを、連通管653で連結すると
共に、この連通管653に第３の電磁開閉弁643を設けてな
り、各電磁開閉弁641、642および643の作動は、電磁弁
制御部61に組込まれたタイマー回路（図示せず）に接続
され、次のように作動する。
すなわち術中のモードにおいて、電磁開閉弁641、642
および643をすべてOFFすれば送気・通液は中止され、電
磁開閉弁641をON、電磁開閉弁642および643をOFFすれ
ば、送気管路651aへの送気のみが、また電磁開閉弁642
をON、電磁開閉弁641および643をOFFすれば、送液管路6
52aへの送液のみが遂行される。
および643をすべてOFFすれば送気・通液は中止され、電
磁開閉弁641をON、電磁開閉弁642および643をOFFすれ
ば、送気管路651aへの送気のみが、また電磁開閉弁642
をON、電磁開閉弁641および643をOFFすれば、送液管路6
52aへの送液のみが遂行される。
そして術後の洗浄モードにおいて、電磁開閉弁641をO
FF、電磁開閉弁642および643をONすれば、送液ボトル63
中の液体は電磁開閉弁642から送液ノズル24へ、また電
磁開閉弁642から連通管653および電磁開閉弁643を通っ
て送気ノズル23へと流れ、送気管路651aおよび送液管路
652aの両者に送液されて、両管路の洗浄が一定時間行な
われる。
FF、電磁開閉弁642および643をONすれば、送液ボトル63
中の液体は電磁開閉弁642から送液ノズル24へ、また電
磁開閉弁642から連通管653および電磁開閉弁643を通っ
て送気ノズル23へと流れ、送気管路651aおよび送液管路
652aの両者に送液されて、両管路の洗浄が一定時間行な
われる。
次に、自動的にタイマーを切替えて、電磁開閉弁642
をOFF、電磁開閉弁641および643をONすれば、送気ポン
プ62から送られる気体は、電磁開閉弁641から送気ノズ
ル23へ、また電磁開閉弁641から連通管653および電磁開
閉弁643を通って送液ノズル24へと流れ、送気管路651a
および送液管路652aの両者へと送気されて、両管路の乾
燥を一定時間行なうことになる。
をOFF、電磁開閉弁641および643をONすれば、送気ポン
プ62から送られる気体は、電磁開閉弁641から送気ノズ
ル23へ、また電磁開閉弁641から連通管653および電磁開
閉弁643を通って送液ノズル24へと流れ、送気管路651a
および送液管路652aの両者へと送気されて、両管路の乾
燥を一定時間行なうことになる。
この第３実施例は、上述した第１および第２実施例に
比較して、装置の小型化および省略化を計ることが可能
である。
比較して、装置の小型化および省略化を計ることが可能
である。
なお、上述した第１図においては、洗浄制御手段64
を、内視鏡１の外部に設けたが、これを内視鏡操作部７
の内部に設けることもできる。
を、内視鏡１の外部に設けたが、これを内視鏡操作部７
の内部に設けることもできる。
また、上述した各実施例においては、送気管路651ま
たは送液管路652の両者に同時に送気または送液を行な
う例について説明したが、各電磁開閉弁の操作により、
送気管路651または送液管路652のいずれか一方にのみ送
気または送液を繰返すことも勿論可能である。
たは送液管路652の両者に同時に送気または送液を行な
う例について説明したが、各電磁開閉弁の操作により、
送気管路651または送液管路652のいずれか一方にのみ送
気または送液を繰返すことも勿論可能である。
そして、送気管路651および送液管路652の先端は、上
述した各実施例のように、送気ノズル23および送液ノズ
ル24に接続する方式以外に、両管路の先端を連結して、
単一のノズルから送液・送気を行なう方式を採用するこ
とも可能である。
述した各実施例のように、送気ノズル23および送液ノズ
ル24に接続する方式以外に、両管路の先端を連結して、
単一のノズルから送液・送気を行なう方式を採用するこ
とも可能である。
さらに、上述した各実施例は、術後の管路内を洗浄す
る操作について説明したが、術中における観察光学系の
洗浄に対して、本装置を使用することも勿論可能であ
る。
る操作について説明したが、術中における観察光学系の
洗浄に対して、本装置を使用することも勿論可能であ
る。
［発明の効果］ 以上詳述したように本願発明によれば、送気管路およ
び送液管路内の残水を確実かつ効率的に除水できる。
び送液管路内の残水を確実かつ効率的に除水できる。
第１図は本発明の内視鏡の送気送液装置の概略を示す斜
視説明図、第２図は第１図における内視鏡先端部の部分
拡大斜視図、第３図は内視鏡操作部の回路説明図であ
り、第４図は本発明の内視鏡の送気送液装置における洗
浄制御手段の第１実施例を示す管路・回路接続説明図、
第５図は同第２実施例を示す管路・回路接続説明図、第
６図は同第３実施例を示す管路・回路接続説明図であ
る。 １……内視鏡、21……観察光学系 23……送気ノズル、24……送液ノズル ６……送気・送液管路、61……電磁弁制御部 64……洗浄制御手段 641……第１の電磁開閉弁 642……第２の電磁開閉弁 643……第３の電磁開閉弁 644……第４の電磁開閉弁 645……第５の電磁開閉弁 651、651a……送気管路、652、652a……送液管路 653……連通管、７……操作部 Ｅ……本体部
視説明図、第２図は第１図における内視鏡先端部の部分
拡大斜視図、第３図は内視鏡操作部の回路説明図であ
り、第４図は本発明の内視鏡の送気送液装置における洗
浄制御手段の第１実施例を示す管路・回路接続説明図、
第５図は同第２実施例を示す管路・回路接続説明図、第
６図は同第３実施例を示す管路・回路接続説明図であ
る。 １……内視鏡、21……観察光学系 23……送気ノズル、24……送液ノズル ６……送気・送液管路、61……電磁弁制御部 64……洗浄制御手段 641……第１の電磁開閉弁 642……第２の電磁開閉弁 643……第３の電磁開閉弁 644……第４の電磁開閉弁 645……第５の電磁開閉弁 651、651a……送気管路、652、652a……送液管路 653……連通管、７……操作部 Ｅ……本体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西沢 敏則 三鷹市大沢６−８−４ (56)参考文献 特開 昭61−33636（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】送気管路および送液管路に送液する送液モ
ードと、送気管路および送液管路に送気する送気モード
を有する内視鏡の送気送液装置において、 前記送液モードと、前記送気モードの少なくとも一方
は、前記送気管路と前記送液管路を別々に行う制御手段
を具備することを特徴とする内視鏡の送気送液装置。 - 【請求項２】前記制御手段は、前記送気管路または送液
管路に一定時間送液し、この送液後前記送気管路または
送液管路に一定時間送気することを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の内視鏡の送気送液装置。 - 【請求項３】前記制御手段は、前記送液管路または前記
送気管路への送液、前記送液管路または前記送気管路へ
の送気のうち少なくとも一方を繰り返し行うことを特徴
とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の内視
鏡の送気送液装置。 - 【請求項４】前記送気管路、前記送液管路には少なくと
も１つの電磁開閉弁が設けられ、 前記制御手段は、前記電磁開閉弁の開閉の制御を行うも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３
項のいずれか１項に記載の内視鏡の送気送液装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP62054246A JP2602822B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 内視鏡の送気送液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62054246A JP2602822B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 内視鏡の送気送液装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232235A Division JP2905152B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 内視鏡の送気送液装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63220832A JPS63220832A (ja) | 1988-09-14 |
| JP2602822B2 true JP2602822B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=12965183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62054246A Expired - Lifetime JP2602822B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 内視鏡の送気送液装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602822B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4979497A (en) * | 1989-06-06 | 1990-12-25 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope |
| JPH0724648B2 (ja) * | 1989-10-04 | 1995-03-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用送気送水装置 |
| JP2520278Y2 (ja) * | 1989-10-19 | 1996-12-11 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用送気送水装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0665334B2 (ja) * | 1984-07-26 | 1994-08-24 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡装置 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP62054246A patent/JP2602822B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63220832A (ja) | 1988-09-14 |
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