JP2602755B2 - 密着性の優れた溶融メッキ鋼板 - Google Patents
密着性の優れた溶融メッキ鋼板Info
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- JP2602755B2 JP2602755B2 JP11649392A JP11649392A JP2602755B2 JP 2602755 B2 JP2602755 B2 JP 2602755B2 JP 11649392 A JP11649392 A JP 11649392A JP 11649392 A JP11649392 A JP 11649392A JP 2602755 B2 JP2602755 B2 JP 2602755B2
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- Coating With Molten Metal (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼中にSiを多量に
(0.3%以上)含む難メッキ鋼板に対し、不メッキの
発生や密着性不良を起こすことなく溶融亜鉛メッキ鋼板
に関するものである。
(0.3%以上)含む難メッキ鋼板に対し、不メッキの
発生や密着性不良を起こすことなく溶融亜鉛メッキ鋼板
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在行なわれている溶融亜鉛メッキライ
ンではゼンジマー方式、ラジアントチューブによる間接
加熱方式などの加熱炉を用いて鋼板を焼鈍し、かつ水素
と窒素の混合ガスを炉内に導入し還元性雰囲気にするこ
とにより、鋼板上に生成しているFe酸化膜を還元し、
その後連続的に溶融亜鉛浴中に通板される。本方式によ
ると炉内で生成されるFe酸化膜はごく薄いか(ゼンジ
マー方式)、あるいは全く生成されず、(間接加熱方
式)スムースな鉄−メッキ界面が得られ密着性に優れた
溶融亜鉛めっき鋼板が得られる。
ンではゼンジマー方式、ラジアントチューブによる間接
加熱方式などの加熱炉を用いて鋼板を焼鈍し、かつ水素
と窒素の混合ガスを炉内に導入し還元性雰囲気にするこ
とにより、鋼板上に生成しているFe酸化膜を還元し、
その後連続的に溶融亜鉛浴中に通板される。本方式によ
ると炉内で生成されるFe酸化膜はごく薄いか(ゼンジ
マー方式)、あるいは全く生成されず、(間接加熱方
式)スムースな鉄−メッキ界面が得られ密着性に優れた
溶融亜鉛めっき鋼板が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年材質に対
する要求が多角化し鋼中に種々の元素が添加されるもの
が多いが、特にSi,Mn,Al,PなどのFeよりも
酸化されやすい元素が含まれる場合、焼鈍炉の雰囲気が
これらの元素にとっては酸化性であるために、焼鈍過程
においてこれらが選択的に酸化され鋼板表面に濃縮され
る。特にSiの酸化物は著しくメッキ浴との濡れ性を阻
害するとされ、材質の設計にあたり添加Si量は大きく
制限されているのが現状である。
する要求が多角化し鋼中に種々の元素が添加されるもの
が多いが、特にSi,Mn,Al,PなどのFeよりも
酸化されやすい元素が含まれる場合、焼鈍炉の雰囲気が
これらの元素にとっては酸化性であるために、焼鈍過程
においてこれらが選択的に酸化され鋼板表面に濃縮され
る。特にSiの酸化物は著しくメッキ浴との濡れ性を阻
害するとされ、材質の設計にあたり添加Si量は大きく
制限されているのが現状である。
【0004】これに対しフリンチャムらによってゼンジ
マー方式の焼鈍炉において、焼鈍の初期過程において空
気比を高めに操業することによりメッキ性を向上させる
ことが提案された。これは故意にFe酸化膜を生成させ
ることにより表層へのSi等の拡散を抑制するものであ
るが、適正なFe酸化膜をコントロールする方法が難し
く、これが厚すぎた場合Fe酸化膜が残存し、また少な
すぎれば濃化が進行し、いずれの場合でもメッキ性は阻
害される。よってこの方式によってメッキ性を確保する
には、例えば酸化膜厚をオンラインで測定しながら制御
するなどのプロセス上の工夫が不可欠である。また、間
接加熱方式においては熱力学的にこの濃化現象を抑制す
ることは不可能であり他の対策が必須となる。
マー方式の焼鈍炉において、焼鈍の初期過程において空
気比を高めに操業することによりメッキ性を向上させる
ことが提案された。これは故意にFe酸化膜を生成させ
ることにより表層へのSi等の拡散を抑制するものであ
るが、適正なFe酸化膜をコントロールする方法が難し
く、これが厚すぎた場合Fe酸化膜が残存し、また少な
すぎれば濃化が進行し、いずれの場合でもメッキ性は阻
害される。よってこの方式によってメッキ性を確保する
には、例えば酸化膜厚をオンラインで測定しながら制御
するなどのプロセス上の工夫が不可欠である。また、間
接加熱方式においては熱力学的にこの濃化現象を抑制す
ることは不可能であり他の対策が必須となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者らはこれらの表面
酸化物がメッキ性を阻害するメカニズムを追及し、酸化
物が鋼板表面に存在していてもメッキ性が阻害されず良
好なメッキ鋼板を製造する方法を見出した。本発明は従
来技術の課題を有利に解決するものであって、亜鉛メッ
キ層,メッキ成分と鉄との合金層,鋼中にSiを0.3
%以上含む高張力鋼板からなる溶融メッキ鋼板におい
て、上記合金層と鋼板界面においてMg,Si,Alか
らなる合金層が存在することを特徴とする密着性の優れ
た溶融メッキ鋼板である。
酸化物がメッキ性を阻害するメカニズムを追及し、酸化
物が鋼板表面に存在していてもメッキ性が阻害されず良
好なメッキ鋼板を製造する方法を見出した。本発明は従
来技術の課題を有利に解決するものであって、亜鉛メッ
キ層,メッキ成分と鉄との合金層,鋼中にSiを0.3
%以上含む高張力鋼板からなる溶融メッキ鋼板におい
て、上記合金層と鋼板界面においてMg,Si,Alか
らなる合金層が存在することを特徴とする密着性の優れ
た溶融メッキ鋼板である。
【0006】以下、図面に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明による密着性の優れた溶融メッキ鋼板を示
している。亜鉛メッキ層(4〜100μm)とFe−A
l−Zn合金層(0.1〜2μm),Si系高張力鋼板
があって、Fe−Al−Zn合金層とSi系高張力鋼板
との間にMg−Al−Si合金層(0.1〜1μm)が
存在している。Mg−Al−Si合金層が存在するのは
焼鈍過程で鋼板表層に酸化濃縮したSi酸化物がメッキ
浴中のMg,Alによって還元された後にこれらと合金
を形成するためである。この合金層の存在によりメッキ
密着性,メッキ外観は著しく改善される。他方Mg−A
l−Si合金層が存在しない場合、焼鈍過程で鋼板表面
に濃化されたSi酸化物は浴中のAlによって還元され
るが、これによって生じたSiがZnやAlに対する溶
解性が悪いため溶融メッキ層の凝固過程に析出しメッキ
密着性やメッキ外観が阻害される。
図1は本発明による密着性の優れた溶融メッキ鋼板を示
している。亜鉛メッキ層(4〜100μm)とFe−A
l−Zn合金層(0.1〜2μm),Si系高張力鋼板
があって、Fe−Al−Zn合金層とSi系高張力鋼板
との間にMg−Al−Si合金層(0.1〜1μm)が
存在している。Mg−Al−Si合金層が存在するのは
焼鈍過程で鋼板表層に酸化濃縮したSi酸化物がメッキ
浴中のMg,Alによって還元された後にこれらと合金
を形成するためである。この合金層の存在によりメッキ
密着性,メッキ外観は著しく改善される。他方Mg−A
l−Si合金層が存在しない場合、焼鈍過程で鋼板表面
に濃化されたSi酸化物は浴中のAlによって還元され
るが、これによって生じたSiがZnやAlに対する溶
解性が悪いため溶融メッキ層の凝固過程に析出しメッキ
密着性やメッキ外観が阻害される。
【0007】図2は本発明の実施例を示す図である。鋼
板1は厚み0.2〜4.5mm,板巾600〜1800
mmで鋼中にSiを0.3%以上含有する難メッキ性の
高張力鋼板である。鋼板1は40〜180mpmのライ
ンスピードで通板され、ターンダウンロール2で方向転
換後溶融メッキポット3へと導入される。溶融メッキポ
ット3へ導入された鋼板1はポットロール4で垂直方向
に方向転換され、サポートロール5,6で反りの矯正と
ばたつきを抑制しワイピングノズル7でメッキの付着量
がコントロールされる。8はAl0.05〜0.3%,
Mg0.02〜0.3%,残部Zn,及び不可避的不純
物からなる組成を有する亜鉛メッキ浴である。
板1は厚み0.2〜4.5mm,板巾600〜1800
mmで鋼中にSiを0.3%以上含有する難メッキ性の
高張力鋼板である。鋼板1は40〜180mpmのライ
ンスピードで通板され、ターンダウンロール2で方向転
換後溶融メッキポット3へと導入される。溶融メッキポ
ット3へ導入された鋼板1はポットロール4で垂直方向
に方向転換され、サポートロール5,6で反りの矯正と
ばたつきを抑制しワイピングノズル7でメッキの付着量
がコントロールされる。8はAl0.05〜0.3%,
Mg0.02〜0.3%,残部Zn,及び不可避的不純
物からなる組成を有する亜鉛メッキ浴である。
【0008】亜鉛浴中にAlは含まれるがMgが添加さ
れない場合、焼鈍過程で鋼板表面に濃化されたSi酸化
物は浴中のAlによって還元されるが、これによって生
じたSiがZnやAlに対する溶解性が悪いためメッキ
性は阻害される。よって、これに対する対策としてSi
単独での析出を防ぐために、還元反応により生じたSi
と安定な固溶体や金属間化合物を形成する元素を浴中に
加えるのが有効であり、特に(1)MgはSiとMg2
Siという金属間化合物を作ること、(2)Mgは還元
力が強くSi酸化物を効果的に還元できること、(3)
MgはAlを含む溶融亜鉛浴に通常の操業範囲で液体状
態溶解すること、からメッキ性向上に非常に効果的な元
素である。
れない場合、焼鈍過程で鋼板表面に濃化されたSi酸化
物は浴中のAlによって還元されるが、これによって生
じたSiがZnやAlに対する溶解性が悪いためメッキ
性は阻害される。よって、これに対する対策としてSi
単独での析出を防ぐために、還元反応により生じたSi
と安定な固溶体や金属間化合物を形成する元素を浴中に
加えるのが有効であり、特に(1)MgはSiとMg2
Siという金属間化合物を作ること、(2)Mgは還元
力が強くSi酸化物を効果的に還元できること、(3)
MgはAlを含む溶融亜鉛浴に通常の操業範囲で液体状
態溶解すること、からメッキ性向上に非常に効果的な元
素である。
【0009】
【実施例】鋼板1は厚み0.2〜4.5mm,板巾60
0〜1800mmで鋼中にSiを0.3%以上含有する
難メッキ性の高張力鋼板である。図中のメッキ外観とは
A:不メッキ,異物(Siの析出等)によるもの、B:
浴上のドロスの付着を表し、標準サンプルによる評点付
けを行った。メッキ密着性はボールインパクト試験によ
り行い標準サンプルによる評点付けを行った。Fe−A
l−Zn合金層と鋼板との間にMg−Al−Si合金を
含む層の見られるものは全てメッキ密着性が良好であ
り、ピンホール状のメッキ阻害(不メッキ)は存在しな
い。他方合金層と鋼板の間にMg−Al−Si合金を含
む層の見られないものはメッキ密着性が悪く、ボールイ
ンパクト試験後のテープ剥離によりメッキ層はテープに
付着する。またSiの析出による表面外観の阻害やSi
O2 皮膜の残存によるメッキ阻害(不メッキ)が見られ
る。
0〜1800mmで鋼中にSiを0.3%以上含有する
難メッキ性の高張力鋼板である。図中のメッキ外観とは
A:不メッキ,異物(Siの析出等)によるもの、B:
浴上のドロスの付着を表し、標準サンプルによる評点付
けを行った。メッキ密着性はボールインパクト試験によ
り行い標準サンプルによる評点付けを行った。Fe−A
l−Zn合金層と鋼板との間にMg−Al−Si合金を
含む層の見られるものは全てメッキ密着性が良好であ
り、ピンホール状のメッキ阻害(不メッキ)は存在しな
い。他方合金層と鋼板の間にMg−Al−Si合金を含
む層の見られないものはメッキ密着性が悪く、ボールイ
ンパクト試験後のテープ剥離によりメッキ層はテープに
付着する。またSiの析出による表面外観の阻害やSi
O2 皮膜の残存によるメッキ阻害(不メッキ)が見られ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明により従来メッキを施すことが困
難であったSi系高張力鋼板に外観欠陥、密着不良を生
じさせることのない溶融亜鉛メッキ鋼板が得られた。
難であったSi系高張力鋼板に外観欠陥、密着不良を生
じさせることのない溶融亜鉛メッキ鋼板が得られた。
【図1】本発明による密着性の優れた溶融メッキ鋼板を
示す断面図、
示す断面図、
【図2】本発明の実施例を示す概念図である。
1 鋼板 2 ターンダウンロール 3 溶融メッキポット 4 ポットロール 5 ,6 サポートロール 7 ワイピングノズル 8 メッキ浴
Claims (1)
- 【請求項1】 亜鉛メッキ層,メッキ成分と鉄との合金
層,鋼中にSiを0.3%以上含む高張力鋼板からなる
溶融メッキ鋼板において、上記合金層と鋼板界面におい
てMg,Si,Alからなる合金層が存在することを特
徴とする密着性の優れた溶融メッキ鋼板
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11649392A JP2602755B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 密着性の優れた溶融メッキ鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11649392A JP2602755B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 密着性の優れた溶融メッキ鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05311374A JPH05311374A (ja) | 1993-11-22 |
JP2602755B2 true JP2602755B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=14688500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11649392A Expired - Fee Related JP2602755B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 密着性の優れた溶融メッキ鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602755B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100544646B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2006-01-24 | 주식회사 포스코 | 내식성이 우수한 표면처리강판 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11649392A patent/JP2602755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05311374A (ja) | 1993-11-22 |
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