JP2602610Y2 - パワーオンリセット回路 - Google Patents

パワーオンリセット回路

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JP2602610Y2
JP2602610Y2 JP1992092684U JP9268492U JP2602610Y2 JP 2602610 Y2 JP2602610 Y2 JP 2602610Y2 JP 1992092684 U JP1992092684 U JP 1992092684U JP 9268492 U JP9268492 U JP 9268492U JP 2602610 Y2 JP2602610 Y2 JP 2602610Y2
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公久 平賀
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New Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、定電圧源回路の出力電
圧が所定の電圧になったことを検出し、パワーオンリセ
ット信号を出力するパワーオンリセット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、定電圧源回路の出力電圧をモニタ
ーし、ある基準電圧と比較することにより所定の電圧が
発生したと判断する方法はあった。図4は従来の方法を
示す。定電圧源回路5の定電圧源出力Vrと電源電圧V
ccを抵抗R1、R2で分圧した電圧を基準電圧Vtと
して比較器7に入力し、パワーオンリセット信号を得る
方法である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の方
法では次のような問題点がある。定電圧源回路は製造の
ばらつきにより各製品ごとに異なるため、レギュレーシ
ョンを開始した正確な時点でのパワーオンリセット信号
を得ることができない。また、定電圧源回路と比較器は
同じ電源電圧Vccによって駆動されるため、定電圧源
出力Vrの電源電圧に対する立ち上がり特性カーブによ
っては基準電圧の立ち上がり特性とクロスする場合があ
り、図5に示すように誤動作をする。また、定電圧源出
力Vrの負荷にデカップルコンデンサを接続した場合な
どには、定電圧源出力Vrの立ち上がりが基準電圧Vt
の立ち上がりより遅れ時間t1だけ時間的に遅れるた
め、図6に示すように基準電圧Vtと定電圧源出力Vr
がクロスしないので、パワーオンリセット信号が出力さ
れない。本考案は上記の問題を解消するためになされた
もので、定電圧源出力がばらついても、また、定電圧源
出力の立ち上がりが時間的に遅れても、レギュレーショ
ンを開始した時点で必ず正確なパワーオンリセット信号
を出力するパワーオンリセット回路を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のパワーオンリセ
ット回路は、基準電圧発生回路の出力電圧が所定の電圧
になったことを誤差増幅器で検知し、誤差増幅器から出
力される電流を検知し、パワーオンリセット信号を出力
するパワーオンリセット回路で、定電圧源出力ラインと
接地間に直列に接続した分圧抵抗R4、R5からなる基
準電圧昇圧回路と、コレクタを定電圧源出力ラインに接
続しベースを上記R4、R5間に接続したトランジスタ
Q1と、コレクタとベースを抵抗R1を介して上記Q1
のエミッタに接続しエミッタを接地したトランジスタQ
2と、ベースを上記Q2のベースと接続し、コレクタを
抵抗R2を介して上記Q1のエミッタと接続し、エミッ
タ抵抗R3を介して接地したトランジスタQ3と、ベー
スを上記R2を介して上記Q1のエミッタに接続し、エ
ミッタを接地したエミッタ面積が上記Q2と等しいトラ
ンジスタQ4とからなる基準電圧発生回路と、上記トラ
ンジスタQ4と、エミッタを定電圧源出力ラインに接続
しコレクタとベースを上記Q4のコレクタと接続したト
ランジスタQ5と、エミッタを定電圧源出力ラインに接
続し、ベースを上記Q5のベースと接続したトランジス
タQ6と、コレクタを上記Q6のコレクタと接続し、ベ
ースを上記Q2、Q3のベースと接続しエミッタを接地
したエミッタ面積が上記Q2、Q4と等しいトランジス
タQ7とからなる誤差増幅器と、上記トランジスタQ6
からの出力電流を検出しパワーオンリセット信号を出力
するパワーオンリセット信号出力回路とからなることを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記のような構成にすると、定電圧源出力がば
らついても、また、定電圧源出力の立ち上がりが時間的
に遅れても、レギュレーションを開始した時点で必ずパ
ワーオンリセット信号が出力される。
【0006】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す。図におい
て、Q1〜Q8はトランジスタ、R1〜R5は抵抗、I
1は駆動電流、Cはデカップルコンデンサまたは駆動電
流を供給する配線のケーブル容量であり、トランジスタ
Q2、Q4、Q7のエミッタ面積が等しくなっている。
【0007】本回路は、シャントレギュレータとして動
作する。基準電圧発生はQ1、Q2、Q3、R1、R
2、R3で決定され、Q4、Q5、Q6、Q7で構成さ
れる誤差増幅器を介して負帰還される。R4、R5は基
準電圧を昇圧する抵抗である。今、I1から電流が供給
されると、Q1、Q2、Q7が動作する。この時点では
A点は「L」電位になっている。その後、Q4にもベー
ス電流が供給され始める。ここで、Q2、Q4、Q7の
エミッタ面積が等しいので、Q2、Q4のベース・エミ
ッタ間電圧VBEが等しくなった時点、つまり、Q4、Q
7のVBEが等しくなったところで誤差増幅器は平衡状態
となる。この平衡状態を保つためQ6からはじめて電流
が出力される。この電流をQ8で検出してパワーオンリ
セット信号を出力する。パワーオンリセット信号はシャ
ントレギュレータが負荷電流をシンクしている間、すな
わち、図に示すパワートランジスタQ10が動作してい
る間は発生している。図2は本考案の実施例の動作を示
す。
【0008】図1に示す回路では、シャントレギュレー
タの定電圧源出力Vrより電源電圧Vccが低下した場
合パワーオンリセット信号もなくなってしまう。この減
電圧時のパワーオンリセット出力を保持するには、図3
に示すように、パワーオンリセット出力Q8に定電圧源
出力よりも低い電圧で動作するラッチ回路10を付加す
ればよい。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
定電圧源回路に製品個々のばらつきが存在しても、必ず
個々の製品の定電圧源出力でパワーオンリセットがかか
り、また基準電圧との比較によるものでないため、定電
圧源出力に容量性負荷が接続された場合等の不具合が発
生しない利点があり、安定した動作が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図である。
【図2】本考案の実施例の動作を示す図である。
【図3】電源電圧の減圧時にパワーオンリセット出力が
なくなるのを防ぐ手段を示す図である。
【図4】従来のパワーオンリセット信号を得る方法を示
す図である。
【図5】従来の方法の問題点の一つを示す図である。
【図6】従来の方法の問題点の他の一つを示す図であ
る。
【符合の説明】
Q トランジスタ R 抵抗 I1 駆動電流 C デカップルコンデンサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧発生回路の出力電圧が所定の電
    圧になったことを誤差増幅器で検知し、誤差増幅器から
    出力される電流を検知し、パワーオンリセット信号を出
    力するパワーオンリセット回路で、 定電圧源出力ラインと接地間に直列に接続した分圧抵抗
    R4、R5からなる基準電圧昇圧回路と、コレクタを定
    電圧源出力ラインに接続しベースを上記R4、R5間に
    接続したトランジスタQ1と、コレクタとベースを抵抗
    R1を介して上記Q1のエミッタに接続しエミッタを接
    地したトランジスタQ2と、ベースを上記Q2のベース
    と接続し、コレクタを抵抗R2を介して上記Q1のエミ
    ッタと接続し、エミッタ抵抗R3を介して接地したトラ
    ンジスタQ3と、ベースを上記R2を介して上記Q1の
    エミッタに接続し、エミッタを接地したエミッタ面積が
    上記Q2と等しいトランジスタQ4とからなる基準電圧
    発生回路と、 上記トランジスタQ4と、 エミッタを定電圧源出力ライ
    ンに接続しコレクタとベースを上記Q4のコレクタと接
    続したトランジスタQ5と、エミッタを定電圧源出力ラ
    インに接続し、ベースを上記Q5のベースと接続したト
    ランジスタQ6とコレクタを上記Q6のコレクタと接
    続し、ベースを上記Q2、Q3のベースと接続しエミッ
    タを接地したエミッタ面積が上記Q2、Q4と等しいト
    ランジスタQ7とからなる誤差増幅器と、上記トランジ
    スタQ6からの出力電流を検出しパワーオンリセット信
    号を出力するパワーオンリセット信号出力回路とからな
    ることを特徴とするパワーオンリセット回路。
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JPH0654321U JPH0654321U (ja) 1994-07-22
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TWI726808B (zh) * 2020-09-04 2021-05-01 新唐科技股份有限公司 欠壓鎖定電路及其操作方法

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