JP2602349Y2 - 非常呼出装置 - Google Patents

非常呼出装置

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JP2602349Y2
JP2602349Y2 JP1993012851U JP1285193U JP2602349Y2 JP 2602349 Y2 JP2602349 Y2 JP 2602349Y2 JP 1993012851 U JP1993012851 U JP 1993012851U JP 1285193 U JP1285193 U JP 1285193U JP 2602349 Y2 JP2602349 Y2 JP 2602349Y2
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emergency call
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emergency
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秀年 兼松
和美 北川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、病院、老人ホーム等に
設置される非常呼出装置に関し、特に、非常事態が発生
した位置で通報可能な非常呼出装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、病院、老人ホームの個室、廊
下等の壁に所定間隔で、例えば10m毎に設置される非
常呼出釦を押すことにより、操作された非常呼出釦に対
応してナースステーションや、集中管理室に配置される
管理装置の非常事態発生表示ランプ等が点灯されること
により、呼出のあった非常呼出釦のところに駆けつけ、
非常事態に即時に対処するための非常呼出装置が知られ
ている。
【0003】非常呼出装置Sは、図3に示すように、病
院、老人ホーム等の構内の壁に設置され、配線L5、L6
に並列に接続される非常呼出釦1を備えた非常呼出部2
及び各々の非常呼出部2が接続される管理装置3からな
る。非常呼出部2は、図4に示すように、非常呼出釦1
が押圧されると配線L5、L6が短絡されるプッシュスイ
ッチ4を備える。一方、管理装置3は非常呼出釦1に対
応したランプ5を備え、非常呼出釦1が操作され配線L
5、L6が短絡されると、操作された非常呼出釦1に対応
したランプ5が点灯されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな非常呼出装置Sの非常呼出釦1は廊下の壁等に一定
間隔で設置されるため、隣接する非常呼出釦1の中間地
点で被養護者に非常事態が発生し、動けなくなった場
合、非常呼出釦1を操作することができなかった。その
ため、救護が行われず、非常事態に即時に対処すること
ができないおそれもあった。
【0005】本考案は上記欠点を解消するためになされ
たものであって、被養護者に非常事態が発生した場合、
非常呼出釦を操作できない位置で被養護者が動けなくな
った場合においても、非常呼出釦を操作したのと同様に
管理装置の非常事態を表示する効果が得られ、非常事態
に適切な処置を行える非常呼出装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の非常呼出装置は、被養護者により携帯され
スイッチにより特定周波数の発信音を発生する携帯部
と、発信音を受信するマイク、マイクにより受信した発
信音の特定周波数を弁別する発信音受信回路、発信音受
信回路が特定周波数を弁別したとき動作する駆動回路、
駆動回路により共通配線間を閉成するリレースイッチ及
び手動により共通配線間を閉成するプッシュスイッチか
らなる非常呼出釦を備えた操作部と、共通配線により複
数の操作部が並列に接続され共通配線が短絡されること
により非常事態発生を表示する表示器を備えた管理部と
を設けたものである。
【0007】
【作用】被養護者が移動する際、ペンダント式あるいは
腕時計式等の携帯部を携帯するようにする。携帯部には
スイッチが備えられ、このスイッチを押すことにより、
特定の周波数の発信音が発生される。一方、被養護者が
移動する構内の壁に所定間隔で操作部を設ける。操作部
は共通配線を介して集中管理室等に配置される管理部に
それぞれ並列に接続される。操作部には直接被養護者が
操作できる非常呼出釦が設けられ、非常呼出釦を操作す
ることにより共通配線間に設けられるプッシュスイッチ
が閉成され、共通配線が短絡される。また、操作部には
携帯部から発せられる発信音を受信するマイクが設けら
れ、マイクにより受信した発信音が特定周波数であるこ
とを弁別する発信音受信回路が設けられる。発信音受信
回路が特定周波数を弁別すると共通配線間に設けられる
リレースイッチを閉成する駆動回路に駆動信号を送出す
るようになっている。プッシュスイッチあるいはリレー
スイッチの何れかにより共通配線が短絡されると、管理
部の操作部に対応した表示器により非常事態発生が表示
される。
【0008】このため、操作された操作部の位置で被養
護者に非常事態が発生したことがわかり、即時に対処す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の非常呼出装置を適用した好ま
しい一実施例について図面を参照して説明する。図1及
び図2に示すように、病院、老人ホームに設置される本
考案の非常呼出装置S1は、患者や被養護者等が各自携
帯するペンダント式あるいは腕時計式等の携帯部6、携
帯部6からの発信音を受信し、病院、老人ホームの壁に
所定間隔、例えば10m毎に設置される操作部7、操作
部7が共通配線L1、L2及び電源用配線L3、L4を介し
てナースステーション、管理室等に配置され、何れの操
作部7が操作されたかが表示される管理部8からなる。
【0010】携帯部6は、非常事態が発生した時、携帯
者が押圧するスイッチ9、スイッチ9が操作されると特
定周波数の発信音を発生する発信音発生回路10及び発
信音発生回路10に接続される発音体11が設けられ
る。操作部7は、被養護者が非常事態が発生した時、直
接操作できる非常呼出釦12を備え、非常呼出釦12を
操作することにより閉成されるプッシュスイッチ13が
設けられる。プッシュスイッチ13は接点P1、P2を有
し、接点P1は端子T1を介して配線L1と、接点P2は端
子T2を介して配線L2とそれぞれ接続され、プッシュス
イッチ13の接点P1、P2が接続されることにより配線
1、L2が短絡されるようになっている。
【0011】更に、操作部7は、携帯部6の発音体11
から発信される特定周波数の発信音を受信するマイク1
4、マイク14で受信された発信音を弁別し特定周波数
であるとき信号を送出する発信音受信回路15が備えら
れる。更に、発信音受信回路15から出力される信号を
入力するCPUが設けられ、CPUの出力はリレー駆動
用トランジスタ回路16のベースに接続される。リレー
駆動用トランジスタ回路16のコレクタには駆動回路1
7が接続され、駆動回路17に電源が供給されると接点
3、P4が閉成されるリレースイッチ18が設けられ
る。接点P3は端子T2を介して配線L2と、接点P4は端
子T1を介して配線L1とそれぞれ接続され、リレースイ
ッチ18が閉成されると接点P3が接点P4に接続される
ことにより、配線L1、L2が短絡されるようになってい
る。操作部7は端子T3、端子T4を介してそれぞれ電源
用配線L3、L4と接続され電源+Bに接続される。
【0012】管理部8は、プッシュスイッチ13または
リレースイッチ18が閉成されることにより配線L1
2が短絡されると、短絡された操作部7に対応したラ
ンプ等が点灯される表示器である表示部19を有し、非
常事態の発生位置を検出できるようになっている。この
ような構成の非常呼出装置S1によれば、携帯部6を携
帯した被養護者に非常事態が発生した場合、発生した位
置が操作部7の近傍で非常呼出釦12を操作できる位置
であるならば、被養護者は非常呼出釦12を操作する。
これによりプッシュスイッチ13の接点P1、P2が接続
され、配線L1、L2が短絡されて、管理部8の操作され
たプッシュスイッチ13に対応したランプ19が点灯す
る。また、非常事態が発生した位置が操作部7の近傍で
なく非常呼出釦12を操作できない位置であるならば、
被養護者は携帯部6のスイッチ9を操作する。スイッチ
9が操作されると発信音発生回路10から発音体11を
介して特定周波数の発信音が発生される。発信音は最も
近傍の操作部7のマイク14を介し発信音受信回路15
に受信され、発信音受信回路15で特定周波数が弁別さ
れ、発信音受信回路15からの信号がCPUに入力され
る。CPUでは発信音受信回路15からの信号により、
リレー駆動用トランジスタ回路16を動作する信号を出
力し、リレー駆動用トランジスタ回路16が動作すると
駆動回路17に電源が供給される。それによりリレース
イッチ18の接点P3、P4が閉成され、配線L1、L2
短絡される。配線L1、L2が短絡されると手動操作の場
合と同様に、短絡が生じた操作部7に対応した管理部8
のランプ19が点灯して、非常事態が表示される。特定
された周波数を受信した時のみ、リレースイッチ18が
駆動されるため、廊下等で音が発生されても非常呼出と
誤らないようになっている。
【0013】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案の非常呼出装置によれば、被養護者が携帯し発信音を
発生する携帯部を設け、操作部に発信音を受信し、それ
により非常呼出釦を操作するのと同じように操作部が管
理部に並列に接続される共通配線を短絡するようにした
ため、被養護者が操作部を操作できない位置で動けない
状態になっても、管理部の非常事態発生を表示する表示
器により表示を行うことができるので、即時に非常事態
を知り、対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による非常呼出装置の一実施例を適用し
た構成図。
【図2】図1に示す一実施例の非常呼出装置の要部を示
す回路図。
【図3】従来例を示す構成図。
【図4】従来例の一部を示す図。
【符号の説明】
6‥‥‥携帯部 7‥‥‥操作部 8‥‥‥管理部 9‥‥‥スイッチ 10‥‥‥発信音発生回路 12‥‥‥非常呼出釦 13‥‥‥プッシュスイッチ 14‥‥‥マイク 15‥‥‥発信音受信回路 17‥‥‥駆動回路 18‥‥‥リレースイッチ 19‥‥‥表示部(表示器) S1‥‥‥非常呼出装置 L1、L2‥‥‥共通配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 520 G08B 25/10

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被養護者により携帯されスイッチ(9)に
    より特定周波数の発信音を発生する携帯部(6)と、前
    記発信音を受信するマイク(14)、前記マイクにより
    受信した発信音の前記特定周波数を弁別する発信音受信
    回路(15)、前記発信音受信回路が前記特定周波数を
    弁別したとき動作する駆動回路(17)、前記駆動回路
    により共通配線(L1、L2)間を閉成するリレースイッ
    チ(18)及び手動により前記共通配線間を閉成するプ
    ッシュスイッチ(13)からなる非常呼出釦(12)を
    備えた操作部(7)と、前記共通配線により複数の前記
    操作部が並列に接続され前記共通配線が短絡されること
    により非常事態発生を表示する表示器(19)を備えた
    管理部(8)とを設けたことを特徴とする非常呼出装
    置。
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