JP2602062B2 - 長尺シートの敷設方法 - Google Patents

長尺シートの敷設方法

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JP2602062B2
JP2602062B2 JP12907888A JP12907888A JP2602062B2 JP 2602062 B2 JP2602062 B2 JP 2602062B2 JP 12907888 A JP12907888 A JP 12907888A JP 12907888 A JP12907888 A JP 12907888A JP 2602062 B2 JP2602062 B2 JP 2602062B2
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sheet
truck
long sheet
long
laying
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俊昭 藤木
義雄 木村
義孝 東田
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は長尺シートの敷設方法に係り、詳しくは長尺
防水シートを迅速に且つ容易に下地面に敷設する方法に
関する。
(従来技術) 従来の長尺シート、例えば防水シート等を下地面に敷
設する場合、予め長尺シートを巻き付けた芯棒を架台に
設置し、このシートを複数の作業者によって引き出す方
法、もしくはバックフォー、トラクター等の重機によっ
て引き出す方法が採用され、これらの方法によって引き
出された長尺シートは遂次下地面に敷設されていた。
(特公昭57−2850号参照) (発明が解決しようとする問題点) しかし、この方法によるとシートを強く引っ張るため
にシートが伸ばされ、またシートをある程度引き出すと
シートの自重によって引張力が加わりトラクター等で把
持されている個所から破損する場合があった。更に従来
の敷設方法では砂敷き等の下地では人の足跡、重機のワ
ダチ等で滑かに整形された下地面が荒され、例えば池等
の下地面に敷設した場合には水圧によって窪み部の上の
シートは必要以上の張力を受けて早期に破損することも
あった。
また、こればかりでなく架台が比較的簡単な構造を有
しているため、シートの引き出しい時に架台が転倒した
り、芯棒がすれたりして作業上の危険がつきまとうこ
と、シートを引き出すための接合部を汚すこと、そして
シートの引き出し途中で風等によってシートがあおら
れ、これをもとの状態に戻すのに大きな労力を要してい
た。
本発明はこのような問題点を改善するものであり、長
尺シートを変形させずに引き出して確実に下地面に敷設
する方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 即ち、上記目的を達成するため、本発明の長尺シート
の敷設方法においては芯棒に巻き付けた長尺シートとこ
の長尺シートを自動的に引き出すシート送り機とをトラ
ックに設置し、更に後車輪の後部にワダチ修正具を装着
し、上記トラックを走行させてシートを巻ほどきながら
上記ワダチ修正員によって下地面を平滑にしつつ長尺シ
ートを敷設する方法である。
また、本発明では、ワダチがつかない下地面であれば
ワダチ修正具は不要となる。
(作用) 本発明の長尺シートの敷設方法では、トラックを走行
させながら、長尺シートをシート送り機の作動によって
巻ほどき、またワダチがつきやすい下地面であれば同時
に後車輪の後部に装着したワダチ修正具によって下地面
に刻設された車輪のあとを平滑にしながら下地面に敷設
する。シート送り機の回転数とトラックの速度を共に向
上させると、長尺シートの敷設時間も短縮され、また長
尺シートにテンションを与えずに敷設出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明の方法で使用される作業トラックを用
いてシートを敷設する状態に示す図、第2図は第1図に
示されるトラックを後部から見た図、そして第3図は第
1図に示されるトラックを上部から見た図である。
本発明の方法で使用される作業用トラック(1)には
芯棒(2)に巻き付けた長尺シート(3)と長尺シート
を自動的に引き出すシート送り機(4)とが荷台(5)
の上に設置され、また下地面に該設される車輪あとを平
滑にするワダチ修正具(6)が後車輪(7)の後方部に
装着されている。
尚、ここで言うトラックとは走行可能で長尺シート
(3)とシート送り機(4)を搭載できるものであれば
よい。
前記長尺シートを巻き付けた芯棒(2)は、基坂
(8)に固着された支柱(9)に保持され、回転可能に
なっていると共にブレーキバンド(図示せず)を設ける
ことによって回転停止も可能になる。一方、シート送り
機(4)においてはゴムテープを巻き付けた駆動ロール
(10)が基板(11)に固定された支柱(12)に保持さ
れ、前記駆動ロール(10)に接触させた長尺シート
(3)を基板(11)に設置された減速機付きモータ(1
3)を作動させることにより送り出すことが可能にな
る。
この場合、長尺シート(3)の送出し速度はトラック
(1)の走行速度とほぼ同等であることが好ましく、そ
のためトラック(1)の車輪(7)の駆動ロール(10)
を回転させる減速機付きモータ(13)を電気的に連動さ
せることも可能である。
また、前記駆動ロール(10)の後部には送り出された
長尺シート(3)を支持する補助ロール(14)が基板
(11)上に設けられている。
前記減速機付きモータ(13)はトラックの荷台(5)
の前方に設置された発電機(15)が動力源になってい
る。また、上記芯棒(2)、駆動ロール(10)そして補
助ロール(14)はその長さが広巾シートに適用できるよ
うにトラックの荷台(5)の巾より大きく、また各ロー
ルのうち駆動ロール(10)が最高位に位置している。
更に、前記ワダチ修正具(6)はトラックの車輪
(7)の通過後の下地面を平滑にするものであり、第4
図に示すようにトラックへの連結棒(16)の先端にはデ
ッキブラシ(17)が固着され、該ブラシ(17)の前方部
に熊手(18)が配置されている。この熊手(18)はブラ
シ(17)の巾より小さく、また先端の凹凸部がブラシ
(17)の先端と同位置になり、トラックが前方へ移動す
ると熊手(18)が予め下地の凹凸面を整地し、その後ブ
ラシ(17)が更に下地面を平滑にする。
このような長尺シート(3)とシート送り機(4)を
搭載したトラック(1)を用いてシートを下地面に敷設
する場合、まずトラック(1)を前方へ走行させると同
時にシート送り機(4)を作動させて駆動ロール(2)
を回転させ長尺シート(3)を巻きほどきながら下地面
に敷設するが、この場合トラツクの車輪あとの下地面の
凹凸部はワダチ修正具(6)の熊手(18)のブラシ(1
7)によって平滑にされているため、長尺シート(3)
は平滑な下地面に敷設される。
また、シートを引き出した直後にシートの両端部、即
ち接合面を折り返しこの部分におもりを置くことによっ
て風による吹き込み等を防止する。
ここで使用される長尺シート(3)は加硫ゴムシート
を初めとして塩化ビニルシート、熱可塑性樹脂シートで
あり、同種のシート同志を接合して長尺したものであ
る。
また、本発明においては車輪のワダチがつかない下地
面であれば、ワダチ修正具(6)は不要になる。
(効果) 以上のように本発明の長尺シートの敷設方法では、ト
ラックを走行させながらそれに応じて長尺シートを巻き
ほどいて敷設し、ワダチの付きやすい下地においてはシ
ートを敷設する前に下地面を平滑にする工程も含んでい
るため、下地を荒らさないでシートの敷設が可能であ
り、シートにテンションを与えないためにシートの破損
を起こらず、更には短時間にシートの敷設作業を終える
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法において作業用トラックを用いて
長尺シートを敷設する状態を示す図、第2図は第1図に
示される作業用トラックを後部から見た図、第3図は第
1図に示されるトラックを上部から見た図、そして第4
図は作業用トラックに装着されるワダチ修正具の斜視図
である。 (1)……トラック (2)……芯棒 (3)……長尺シート (4)……シート送り機 (6)……ワダチ修正具 (10)……駆動ロール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯棒に巻き付けた長尺シートとこの長尺シ
    ートを自動的に引き出すシート送り機とをトラックに搭
    載し、トラックを走行させてシートを巻きほどきながら
    下地面に敷設することを特徴とする長尺シートの敷設方
    法。
  2. 【請求項2】芯棒に巻き付けた長尺シートとこの長尺シ
    ートを自動的に引き出すシート送り機とをトラックに搭
    載し、該トラックの後車輪の後部にワダチ修正具を装着
    し、トラックを走行させてシートを巻きほどきながらワ
    ダチ修正具によって下地面を平滑にしつつ敷設すること
    を特徴とする長尺シートの敷設方法。
JP12907888A 1988-05-25 1988-05-25 長尺シートの敷設方法 Expired - Lifetime JP2602062B2 (ja)

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JPH01299912A JPH01299912A (ja) 1989-12-04
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