JP2602037Y2 - 水滴除去制御装置 - Google Patents

水滴除去制御装置

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JP2602037Y2
JP2602037Y2 JP1993042477U JP4247793U JP2602037Y2 JP 2602037 Y2 JP2602037 Y2 JP 2602037Y2 JP 1993042477 U JP1993042477 U JP 1993042477U JP 4247793 U JP4247793 U JP 4247793U JP 2602037 Y2 JP2602037 Y2 JP 2602037Y2
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英法 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等のミラ−付着
した水滴を除去する際の水滴除去制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミラーに付着した水滴の除去に圧
電素子等の振動子が発する超音波をミラー面に当てて、
水滴をはじき飛ばす方式の水滴除去装置が提案されてい
る(実開平2−126964、実開平3−94359参
照)。この水滴除去装置の制御の一例として、図4に示
すようなものが知られている。同図において、スイッチ
S1(イグニッションスイッチ)が投入された状態で、
スイッチS2が投入されると、超音波コントローラ10
(コントローラ)における制御回路が作動する。この制
御回路によりトランジスター11が導通し、リレー12
が作動してリレー接点12aが閉じられる。これによ
り、駆動回路20に電源が供給され振動子が振動を始め
る。この振動子はミラー面に超音波を射出するので、ミ
ラー面が振動し、付着している水滴がはじき飛ばされる
ようになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、振動子の作動中に、トランジスター11
が導通したままになったり、リレー接点12aが溶着し
たりする等の故障が生じると、スイッチS2の投入状態
にかかわらず振動子はスイッチS1が切られるまで動作
し続けてしまう。このような場合、超音波が長時間に亘
り連続的に射出されてるのでミラーの故障を誘発した
り、雨天時において良好な視界確保ができなくなる問題
があった。そこで、本考案は上記問題を解決した水滴除
去制御装置を提供することを目的とする。
【0004】上記目的を達成するために、本考案は、対
象物に超音波振動子を装着し、該超音波振動子にパルス
電圧を印加して超音波振動を発生させ、前記対象物に付
着した水滴を除去する水滴除去制御装置において、駆動
用スイッチ、及び信号出力用のリレー接点を少なくとも
有し、前記駆動用スイッチが投入された際には、前記リ
レー接点を一定時間オン状態として、超音波発生用電圧
を出力するコントローラと、該コントローラの後段側に
配置され、超音波発生用電圧が供給された際には、超音
波パルス信号を所定の周波数帯域にてスイープさせなが
ら出力するスイープ周波数発生回路と、該スイープ周波
数発生回路にて出力される超音波パルス信号を増幅して
前記超音波振動子に供給する昇圧回路と、を有し、更
に、前記スイープ周波数発生回路より出力されるスイー
プ回数を示すパルス信号をカウントし、該カウント値が
所定回数に達した際には前記昇圧回路の出力を強制的に
停止させるカウンター回路を具備したことが特徴であ
る。
【0005】
【作用】上記構成に基づき、駆動回路の連続動作時間が
所定の時間以上になった場合に、この駆動回路からの出
力を停止させるべく、積分回路又はタイマー回路を設け
る。また、積分回路はタイマー回路に代わりスイープ周
波数発振回路が出力するパルス信号をカウントするカウ
ンターを設け、カウント数により駆動回路からの出力時
間を制御する。これにより超音波コントローラの故障等
により駆動回路が所定時間以上に亘り動作しても、駆動
回路からの出力を制限してミラー等への損傷等を防止す
る。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図に沿って説明する。な
お、従来の技術と重複する部分は同一符号を付して説明
を省略する。図1は本考案に係る駆動回路を示す回路図
で、スイープ周波数発振回路21、MOSトランジスタ
ーQ1、Q2、昇圧トランス22及び動作制限手段24
等を有している。また動作制限手段24は、積分回路2
4a、IC24b、及びダイオードD1,D2,D3か
ら構成されている。超音波コントローラ10から通電さ
れると(即ち電力が供給されると)、スイープ周波数発
振回路21が発信を始め、また抵抗23aを介してコン
デンサー23bが充電され始めて図中A点の電圧が上昇
するようになる。上記積分回路24aは、駆動回路20
が正常に動作していると、A点の電圧が1/2VDDにな
る前に5秒以上要するように設定されている。またIC
24bは、A点の電圧が1/2VDD以下のとき「ハイレ
ベル」の信号を出力し、A点の電圧が1/2VDD以上の
とき「ロウレベル」の信号を出力するように設定されて
いる。従って、駆動回路20が動作開始直後のA点の電
圧は、コンデンサー23bには充電されていないので1
/2VDD以下であり、IC24bからの出力は「ハイレ
ベル」になっている。所がIC24bの出力端子には、
このIC24bの出力端子に対して電流が流れ込むよう
に(順方向に)ダイオードD1,D2が接続され、その
他端がMOSトランジスターQ1,Q2のゲートに接続
されいる。従って、駆動回路20の直後はMOSトラン
ジスターの動作は、スイープ周波数発振回路21からの
信号により制御される。
【0007】そこで、駆動回路20の動作開始から所定
時間(5秒以上)経過しても、超音波コントローラ10
からの通電が継続されていると、A点の電位は1/2V
DDを越えてしまい、IC24bの出力は「ロウレベル」
となる。するとスイープ周波数発振回路21からの信号
電流はIC24bに流れ込むようになり、MOSトラン
ジスターQ1,Q2はスイープ周波数発振回路21の信
号に関係なく非導通状態となって昇圧トランス22の1
次入力がOFFされる。従って、振動子30は動作を停
止する。なお、ダイオードD1は正常動作時において、
VDDが下がった場合に、コンデンサー23bの電化を速
やかに放電させて、次の動作に備えるために設けられて
いる。図2はA点の電圧上昇を通電時間に対してグラフ
化したものである。図中のt1(即ちA点の電圧が1/
2VDDになるまでの時間)は、正常動作時間の2倍〜3
倍程度が望ましい。
【0008】上記説明では、積分回路23を抵抗23a
とコンデンサー23bで構成したが、タイマーIC等を
用いてもよい。また図3に示す様にカウンター25を用
い、このカウンター25にスイープ周波数発振回路21
からのパルス信号を入力して所定パルスがカウントされ
ると(即ち所定の時間が経過すると)MOSトランジス
タ−Q1,Q2を非動作状態にすべく制御してもよい。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、超音波コントロー
ラが何らかの異常により出力したままとなって、駆動回
路の動作時間が所定の時間より長くなったても、積分回
路等の動作制限手段により駆動回路からの出力を停止さ
せたので、振動子の連続的動作によるミラー等への故障
の拡大が防止できた。またこれにより、不要な電気の消
費が防止できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の説明に適用される回路図である。
【図2】図1における積分回路の電圧上昇を説明する図
である。
【図3】図1の積分回路の代わりにカウンターを用いた
回路図である。
【図4】従来の技術の説明に適用される水滴除去制御装
置の回路図である。
【符号の説明】
10 超音波コントローラ(コントローラ) 20 駆動回路 21 スイープ周波数発振回路 22 昇圧トランス 24a 積分回路(動作制限手段) 24b 動作制限手段 25 カウンター 30 振動子 D1,D2 ダイオード Q1,Q2 MOSトランジスター

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に超音波振動子を装着し、該超音
    波振動子にパルス電圧を印加して超音波振動を発生さ
    せ、前記対象物に付着した水滴を除去する水滴除去制御
    装置において、駆動用スイッチ、及び信号出力用のリレー接点を少なく
    とも有し、前記駆動用スイッチが投入された際には、前
    記リレー接点を一定時間オン状態として、超音波発生用
    電圧 を出力するコントローラと、 該コントローラの後段側に配置され、超音波発生用電圧
    が供給された際には、超音波パルス信号を所定の周波数
    帯域にてスイープさせながら出力するスイープ周波数発
    生回路と、 該スイープ周波数発生回路にて出力される超音波パルス
    信号を増幅して前記超音波振動子に供給する昇圧回路
    と、を有し、 更に、前記スイープ周波数発生回路より出力されるスイ
    ープ回数を示すパルス信号をカウントし、該カウント値
    が所定回数に達した際には前記昇圧回路の出力を強制的
    に停止させるカウンター回路を具備したことを特徴とす
    る水滴除去制御装置。
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JP3094359U (ja) * 2002-11-28 2003-06-13 株式会社大阪クリップ 安全画鋲

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