JP2601628Y2 - 階 段 - Google Patents

階 段

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JP2601628Y2
JP2601628Y2 JP1993073833U JP7383393U JP2601628Y2 JP 2601628 Y2 JP2601628 Y2 JP 2601628Y2 JP 1993073833 U JP1993073833 U JP 1993073833U JP 7383393 U JP7383393 U JP 7383393U JP 2601628 Y2 JP2601628 Y2 JP 2601628Y2
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JP
Japan
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board
skirting board
riser
wall surface
rubber
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JP1993073833U
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JPH0738383U (ja
Inventor
俊一 原野
Original Assignee
段谷産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、踏板および蹴込板と壁
面との間の継ぎ目を覆い隠す幅木が設けられたいわゆる
幅木回し階段に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、洋風の見掛けを有す
るいわゆる幅木回し階段10においては、壁面11に踏
板12および蹴込板13を固着した後、踏板12および
蹴込板13と壁面11との間の継ぎ目を覆い隠すよう
に、1本の幅木材から所定の寸法通りでしかも端部を4
5度角に切断して所定の幅木14を作り、前記継ぎ目に
押し当て縦、横交互に釘等で固着して仕上げていた。な
お、15は床板である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記幅
木材を所定の寸法通り端部を45度角に正確に切断して
所定の幅木14を作り、前記継ぎ目に縦、横交互に固着
して仕上げる現場作業は非常に面倒で時間を要するとい
う問題点があった。また、前記幅木14の寸法が正確に
仕上がっていないと、階段全体の外観が悪いので、熟練
した大工が施工する必要があるという問題点があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、極めて簡
便に工事が行え、外観も良好な幅木を備えた階段を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の階段は、踏板および蹴込板と壁面との間の継ぎ目
を覆い隠す幅木が設けられた階段において、前記幅木に
柔軟性を有し屈曲自在のひも状物が使用され、しかも、
該ひも状物は前記継ぎ目に沿って屈曲させつつ貼着して
施工されて構成されている。
【0005】
【作用】請求項1記載の階段は、幅木に柔軟性を有し屈
曲自在のひも状物を使用し、該ひも状物を用いているの
で、踏板および蹴込板と壁面との間の屈曲した継ぎ目
を、1本の幅木で覆うことができる。従って、従来のよ
うに木製の幅木材を正確に切断することが無い。また、
該幅木は継ぎ目部分に貼着されるので、釘等が必要でな
く、極めて簡便に施工できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図1は本考案の一実施例に係る階段の部分
斜視図、図2は幅木の他の実施例を示す断面図である。
【0007】図1に示すように、階段16の幅木17に
使用するひも状物は、自在定規のように自由に屈曲する
材料を選択する。従って、前記幅木17の素材として
は、軟質ゴムであれば天然ゴム、スチレンゴム、ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴ
ム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコンゴムがあ
り、更に容易に屈曲できるように発泡倍率を10〜20
倍程度として発泡させてもよい。また、前記素材がプラ
スチックであれば、ウレタン、ポリスチレン、エポキ
シ、ポリ塩化ビニル、フェノール樹脂等があり、プラス
チックは発泡倍率としては20〜40倍程度で発泡させ
るのが良い。
【0008】前記幅木17の表面には装飾性を持たせる
のが好ましく、一般に踏板12や蹴込板13とコーディ
ネートできるデザイン、色調に施されるのがよい。ま
た、成型時に型盤で凹凸を付与したり、成型した後に着
色塗装をしてもよい。幅木の断面形状としては図2
(A)、(B)、(C)、(D)にそれぞれ示すよう
に、正方形(または長方形)、扇形、円形、三角形状等
が考えられる。寸法としては従来使用していた幅木と同
様でよく、例えば幅50〜70mm程度、厚さ10mm
前後が一般的である。長さは現場で必要に応じた寸法に
切断する為、特定できない。
【0009】施工する際は、壁面11に踏板12と蹴込
板13を固着した後に行う。踏板12と蹴込板13の枚
数を計算して必要な全長を割り出した後、その必要な長
さだけを切断し、踏板12および蹴込板13と壁面11
との間の継ぎ目を覆い隠すように屈曲させつつ連続した
幅木を形成するように壁面11に貼着していく。貼着法
としては接着剤を用いてもよく両面テープの利用も可能
である。接着剤としてはゴム系、エポキシ系など強力な
接着力を示すものが使いやすい。
【0010】
【考案の効果】請求項1記載の階段は以上の説明からも
明らかなように、幅木が柔軟性を有するひも状で容易に
屈曲させることができる為、いちいち現場で45度角に
正確に切断する作業を省略することができ、一度に階段
の上から下まで施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る階段の部分斜視図であ
る。
【図2】種々な場合の幅木の他の実施例を示す断面図で
ある。
【図3】従来例に係る階段の部分斜視図である。
【符号の説明】
11 壁面 12 踏板 13 蹴込板 15 床板 16 階段 17 幅木

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏板および蹴込板と壁面との間の継ぎ目
    を覆い隠す幅木が設けられた階段において、前記幅木に
    柔軟性を有し屈曲自在のひも状物が使用され、しかも、
    該ひも状物は前記継ぎ目に沿って屈曲させつつ貼着して
    施工されていることを特徴とする階段。
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JP5679156B2 (ja) * 2010-04-26 2015-03-04 積水ハウス株式会社 階段幅木及びこれを用いた階段構造

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