JP2601194B2 - 車両用制御装置の故障診断装置 - Google Patents

車両用制御装置の故障診断装置

Info

Publication number
JP2601194B2
JP2601194B2 JP6130485A JP13048594A JP2601194B2 JP 2601194 B2 JP2601194 B2 JP 2601194B2 JP 6130485 A JP6130485 A JP 6130485A JP 13048594 A JP13048594 A JP 13048594A JP 2601194 B2 JP2601194 B2 JP 2601194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
control device
engine
signal
automatic transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6130485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0769093A (ja
Inventor
由昌 永吉
威 浅野
育男 圓山
昌和 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP6130485A priority Critical patent/JP2601194B2/ja
Publication of JPH0769093A publication Critical patent/JPH0769093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2601194B2 publication Critical patent/JP2601194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載された電子
部品の故障、特に、排気ガスが悪化するような制御が行
なわれた場合に、その原因となる電子部品の故障を診断
する車両制御装置の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載されたエンジン、自動
変速機(以下ATという)等の作動は電子制御されるこ
とが一般的であるが、これら制御は複数のセンサ出力に
応じてなされるものであるため、センサが故障してしま
うと適切な制御ができないという不具合がある。このた
め、各自動車メーカは独自の故障診断方法によりセンサ
故障を検出し、さらに独自の診断装置へ独自のセンサ故
障信号を出力していた。
【0003】一方近年、米国での排気ガス規制に係る法
律(いわゆるOBD−II)に基づき、ATを搭載する車
両において排出される排気ガス成分が悪化するようなA
T制御が行なわれた場合は、その原因としての、故障し
たAT制御用電子部品を検出するとともに表示灯等を点
灯させることで運転者に報知するよう規定されている
(エンジン制御用電子部品についても同様)。
【0004】さらにこの規制では、各社毎独自に検出さ
れた故障信号を上記法律で指定された通信規定(ISO
9141)に沿って符号(コード)化するとともに、所
定の診断装置を用いたとき、メーカに関わらない共通の
信号として故障電子部品を検出できるようにしている。
そこで例えば、エンジン制御装置(ECU)とAT制御
装置とその他の装置を制御するための制御装置とをそな
えた車両において、各制御装置の制御対象から排気ガス
悪化の原因となる電子部品の故障を検出した場合は、上
述した如く表示灯点灯により故障を報知するとともに、
各制御装置毎に故障信号を上記指定の通信規定に沿って
符号化し、この符号化された故障信号を診断装置へ出力
することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなものにおいては、それぞれの制御装置毎に、上述し
た指定の通信方式に適合した符号化信号を出力可能な変
換部を設けなければならず、構成が複雑になるうえにコ
ストアップが膨大なものとなる、という課題がある。
【0006】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、指定の通信方式に適合した符号化信号を効率
的に出力できるようにして、構成を簡略にするととも
に、コストアップを最少限にとどめた車両制御装置の故
障診断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両制御装置の故障診断装置は、車両に搭載
されたエンジンの運転状態を検出するエンジン運転状態
検出手段と、同エンジン運転状態検出手段からの情報に
基づいて上記エンジンを制御するエンジン制御装置と、
上記車両に搭載された自動変速機の運転状態を検出する
自動変速機運転状態検出手段と、同自動変速機運転状態
検出手段からの情報に基づいて上記自動変速機を制御す
る自動変速機制御装置と、上記エンジン制御装置と上記
自動変速機制御装置との間において信号の通信を行なう
信号通信手段とをそなえ、上記エンジン制御装置と上記
自動変速機制御装置との間において信号の通信を行なう
信号通信手段とをそなえ、同信号通信手段を介して上記
のエンジン制御装置と自動変速機制御装置との間で制御
情報をやり取りして総合制御を行なう車両制御装置の故
障診断装置において、上記エンジン制御装置内に配設さ
れ、上記のエンジン制御装置又はエンジン運転状態検出
手段の故障を検出する第1故障検出手段と、上記自動変
速機制御装置内に配設され、上記自動変速機制御装置又
は上記自動変速機運転状態検出手段の故障を検出する第
2故障検出手段と、上記のエンジン制御装置及び自動変
速機制御装置の一方に配設され、上記の第1故障検出手
段及び第2故障検出手段のうち、上記のエンジン制御装
置及び自動変速機制御装置の一方にそなえられた故障検
出手段からの故障信号を受信するとともに、上記の第1
故障検出手段及び第2故障検出手段のうちの他方からの
故障信号を上記信号通信手段を介して受信することによ
り、上記の第1故障検出手段及び第2故障検出手段から
の故障信号を所定の通信方式に適合する信号に変換する
信号変換手段と、同信号変換手段にて変換された信号に
基づいて上記のエンジン運転状態検出手段,自動変速機
運転状態検出手段,エンジン制御装置及び自動変速機制
御装置のいずれかの故障かを判定し診断する診断手段と
をそなえたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記エンジ
制御装置又は上記エンジン運転状態検出手段が故障し
ていると、この旨を報知する報知手段をそなえたことを
特徴としている。さらに、請求項3記載の発明は、上記
自動変速機制御装置又は上記自動変速機運転状態検出手
段が故障していると、この旨を報知する報知手段をそな
えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、上記第1故
検出手段からの故障信号を読み取り、上記エンジン
御装置又は上記エンジン運転状態検出手段の故障を判定
し診断する第2の診断手段をそなえたことを特徴として
いる。さらに、請求項5記載の発明は、上記第2故障
手段からの故障信号を読み取り、上記自動変速機制御
装置又は上記自動変速機運転状態検出手段の故障を判定
し診断する第2の診断手段をそなえたことを特徴として
いる
【0010】
【作用】上述の請求項1記載の車両制御装置の故障診断
装置では、エンジン運転状態検出手段において、車両に
搭載されたエンジンの運転状態を検出し、自動変速機運
転状態検出手段において、上記車両に搭載された自動変
速機の運転状態を検出する
【0011】また、エンジン制御装置は、同エンジン運
転状態検出手段からの情報に基づいて上記エンジンを制
御し、自動変速機制御装置は、同自動変速機運転状態検
出手段からの情報に基づいて上記自動変速機を制御す
る。 さらに、信号通信手段においては、上記エンジン制
御装置と上記自動変速機制御装置との間において信号の
通信を行なう。これにより、本装置においては、同信号
通信手段を介して上記のエンジン制御装置と自動変速機
制御装置との間で制御情報をやり取りして総合制御を行
なうようになっている。
【0012】また、上記エンジン制御装置内に配設され
た第1故障検出手段では、上記のエンジン制御装置又は
エンジン運転状態検出手段の故障を検出するとともに、
上記自動変速機制御装置内に配設された第2故障検出手
段では、上記自動変速機制御装置又は上記自動変速機運
転状態検出手段の故障を検出する。 さらに、上記のエン
ジン制御装置及び自動変速機制御装置の一方に配設され
た信号変換手段では、上記の第1故障検出手段及び第2
故障検出手段のうち、上記 のエンジン制御装置及び自動
変速機制御装置の一方にそなえられた故障検出手段から
の故障信号を受信するとともに、上記の第1故障検出手
段及び第2故障検出手段のうちの他方からの故障信号を
上記信号通信手段を介して受信することにより、上記の
第1故障検出手段及び第2故障検出手段からの故障信号
を所定の通信方式に適合する信号に変換する
【0013】診断手段では、同信号変換手段にて変換さ
れた信号に基づいて上記のエンジン運転状態検出手段,
自動変速機運転状態検出手段,エンジン制御装置及び自
動変速機制御装置のいずれかの故障かを判定し診断す
る。
【0014】また、請求項2記載の発明では、上記エン
ジン制御装置又は上記エンジン運転状態検出手段が故障
していると、報知手段において、この旨を報知し、請求
項3記載の発明では、上記自動変速機制御装置又は上記
自動変速機運転状態検出手段が故障していると、報知手
段において、この旨を報知する。さらに、請求項4記載
の発明では、第2の診断手段において、上記第1故障
手段からの故障信号を読み取り、上記エンジン制御装
置又は上記エンジン運転状態検出手段の故障を判定し診
断する。
【0015】一方、請求項5記載の発明では、第2の診
断手段において、上記第2故障検出手段からの故障信号
を読み取り、上記自動変速機制御装置又は上記自動変速
運転状態検出手段の故障を判定し診断することもでき
【0016】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明する。 (a)第1実施例の説明 図1は本発明の第1実施例にかかる故障診断装置を示す
ブロック図であるが、この図1に示す故障診断装置は、
AT(オートマチック・トランスミッション)が搭載さ
れた自動車に用いられ、排気ガスの成分が悪化するよう
なAT制御,エンジン制御が行なわれた場合において、
その原因として考えられる故障した電子部品を検出して
報知するためのものである。
【0017】この図1において、1は一つ以上のエンジ
ン運転状態検出センサ(エンジン運転状態検出手段)で
あり、このエンジン運転状態検出センサ1は、車両に搭
載された車両構成要素のうちの所定の構成要素としての
エンジンの運転状態を検出するものであり、例えばスロ
ットル開度センサ,エアフローセンサ,O2 センサ等が
挙げられる。
【0018】また、2はエンジン制御ユニット(エンジ
ン制御装置)であり、このエンジン制御ユニット2は、
エンジン運転状態検出センサ1からの情報に基づきエン
ジンを制御するとともにエンジンの運転状態検出センサ
1の故障を検知しうるものであって、故障判定部3とコ
ード変換部4とISO変換部5とエンジン制御部6が配
設されている。
【0019】故障判定部(第故障検出手段)3は、エ
ンジン運転状態検出センサ1の故障を検出するものであ
る。即ち、エンジン運転状態検出センサ1からの信号を
入力されることにより、エンジン運転状態検出センサ1
が故障しているか否かを判定するようになっている。コ
ード変換部4は、故障判定部3による故障検出信号を受
けると、エンジン制御ユニット2固有の故障信号とし
て、ISO(International Standardization Organizat
ion)変換部5へ出力するものである。即ち、故障判定部
3によってエンジン運転状態検出センサ1が故障してい
ると判定された場合に、コード変換されたその旨の信号
(故障検出信号)を出力するものである。
【0020】例えば、エンジン運転状態検出センサ1と
してのスロットル開度センサ,エアフローセンサ及びO
2 センサからの運転状態の検出情報に基づき、図4に示
すような故障検出信号が出力されるようになっている。
また、この図4に示すように、各センサ間において、デ
ューティ率の異なる故障検出信号が出力されるようにな
っている。なお、故障検出信号を出力する際のコード変
換は、コード変換部4特有の変換法則が用いられる。
【0021】5はISO変換部(信号変換手段)であ
り、このISO変換部5は、コード変換部4及び後述す
るコード変換部14からの故障検出信号を受信して、各
故障検出信号を所定の通信方式に適合する信号に変換す
るものである。即ち、例えばコード変換部4にて変換さ
れたエンジン運転状態検出センサ1の故障を示すコード
信号や後述するAT状態検出センサ11の故障を示すコ
ード信号を、通信速度,データ変換法則,通信回路等が
決められた所定の通信規定(例えばISO9141)に
沿って変換するものである(以後、ISO変換部5によ
り変換された信号を単にISOコードという)。
【0022】なお、エンジン制御部6は、エンジンの運
転状態検出センサ1からの情報に基づいてエンジン状態
を制御するものである。さらに、12はAT制御ユニッ
ト(自動変速機制御装置)であり、このAT制御ユニッ
ト12は、エンジンに付設の変速機(AT)の運転状態
を検出するAT状態検出センサ11からの情報に基づ
き、ATを制御するとともにAT状態検出センサ11の
故障を検知しうるものであって、故障判定部13とコー
ド変換部14とAT制御部15とをそなえて構成されて
いる。
【0023】また、AT状態検出センサ11(自動変速
機運転状態検出手段)としては、AT入力軸回転速度を
検出するパルスゼネレータA、AT出力軸回転速度を検
出するパルスゼネレータB、変速段を切り換えるシフト
制御ソレノイド弁、トルクコンバータのダンパクラッチ
を制御するダンパクラッチ制御ソレノイド弁、変速時の
摩擦要素への供給油圧を制御するプレッシャーコントロ
ールソレノイド弁等がある。ここでソレノイド弁自体は
センサとは言い難いが、同弁の駆動状態によりAT運転
状態を判定できるので、AT状態検出センサ11に含
む。
【0024】故障判定部(第故障検出手段)13は、
AT状態検出センサ11からの信号を入力されることに
より、AT状態検出センサ11が故障しているか否かを
判定するものである。コード変換部14は、故障判定部
13による故障検出信号を受けると、AT制御ユニット
12固有の故障信号としてエンジン制御ユニット2に出
力するものである。即ち、故障判定部13によってAT
状態検出センサ11が故障していると判定された場合
に、コード変換されたその旨の信号(故障検出信号)を
出力するものである。また、この場合においても、上述
したコード変換部4と同様に、図4に示す如く、スロッ
トル開度センサ,エアフローセンサ及びO2 センサ間に
おいてデューティ率の異なる信号が出力されるようにな
っている。さらに、この故障検出信号を出力する際のコ
ード変換も、コード変換部4と同様にコード変換部14
特有の変換法則が用いられる。
【0025】また、21〜25は入出力ポートであり、
AT制御ユニット側入出力ポート21,22は、それぞ
れ、制御信号ライン19,9を介して、エンジン制御ユ
ニット側入出力ポート23,24に接続されている。即
ち、コード変換部14とISO変換部5との間には信号
通信手段を構成する入出力ポート21,23及び制御信
号ライン19が介装されており、AT制御部15とエン
ジン制御部6との間には信号通信手段を構成する入出力
ポート22,24及び制御信号ライン9が介装される。
また、ISO変換部5と後述する判定・診断用テスタ
(判定・診断手段)8とは、入出力ポート25及び外部
読み取り端子40を介して接続可能になっている。
【0026】これにより、コード変換部14からの出力
信号としてのコード変換されたAT状態検出センサ11
の故障情報は、ISO変換部5に入力されるようになっ
ている。AT制御部15はAT状態検出センサ11から
の情報に基づいてATを制御するものであり、また、入
出力ポート22,24及び制御信号ライン9を介してA
T制御部15とエンジン制御部6との間で協調制御情報
をやり取りできるようになっている。これにより、例え
ば変速時に点火時期を遅角させたり、スロットル弁開度
を小さくしたりすることでエンジン出力を低減させシフ
トショックを防止するという、いわゆる総合制御を行な
うことができる。
【0027】また、MIL(Malfunction Indicator La
mp,報知手段)7は、例えばISO変換部5からのIS
Oコードが入力され、この信号に基づいて、エンジン運
転状態検出センサ1,エンジン制御ユニット2あるいは
AT状態検出センサ11,AT制御ユニット12の故障
情報を、表示等の点灯,アラーム等により運転者に報知
するものである。
【0028】また、このMIL7は、コード変換部4,
14からの信号がISO変換部5へ入力されたときに点
灯するようにしてもよい。さらに、判定・診断用テスタ
(診断手段)8は、外部読み取り端子40に対し着脱自
在に設けられ、ISO変換部5から出力されたISOコ
ードを外部読み取り端子40を介して読み取ってセンサ
故障情報を判定し診断するものである。
【0029】従ってMIL7は、判定・診断用テスタ8
による故障診断を促せるような、単に何れかのセンサが
故障していることを示すものであればよい。ここで、A
T状態検出センサ11の故障検出方法の具体例を以下の
表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】上述の構成による、本発明の第1実施例に
かかる故障判定装置の動作を、図7に示すフローチャー
トを参照しながら、以下に説明する。AT制御部15で
は、AT状態検出センサ11からの情報に基づき、所定
の構成要素としてのATを制御する(ステップA1)一
方、故障判定部13において、AT状態検出センサ11
からの信号を入力されることにより、AT状態検出セン
サ11が故障しているか否かを判定する(ステップA
2)。
【0032】上記のAT状態検出センサ11が故障して
いると判定された場合には(ステップA2のYESルー
ト)、故障判定部13では、その旨を示す故障検出信号
をコード変換部14に対して出力する(ステップA
3)。コード変換部14においては、故障判定部13に
よる故障検出信号を受けると、この故障検出信号を、同
変換部14特有の変換法則によりコード化して記憶する
とともに、同コード信号を出力ポート21,制御信号ラ
イン19及び入力ポート23を介してISO変換部5へ
出力する(ステップA4)。
【0033】また、エンジン制御部6では、エンジン運
転状態検出センサ1からの情報に基づき、他の構成要素
としてのエンジンの状態を制御する(ステップA5)一
方、故障判定部3において、エンジン運転状態検出セン
サ1からの信号を入力されて、エンジン運転状態検出セ
ンサ1が故障しているか否かを判定する(ステップA
6)。
【0034】ここで、エンジン運転状態検出センサ1が
故障していると判定された場合は(ステップA6のYE
Sルート)、故障判定部3では、その旨を示す故障検出
信号をコード変換部4に対して出力する(ステップA
7)。コード変換部4においては、故障判定部3による
故障検出信号を受けると、この故障検出信号を、同変換
部4特有の変換法則によりコード化して記憶するととも
に、同コード信号をISO変換部5に対して出力する
(ステップA8)。
【0035】ISO変換部5では、上記のコード変換部
4あるいはコード変換部14にてコード変換された、エ
ンジン運転状態検出センサ1,エンジン制御ユニット2
あるいはAT状態検出センサ11,AT制御ユニット1
2の故障情報を、ISOコードに変換する(ステップA
9)。
【0036】MIL7においては、ISO変換手段5か
らのISOコードを受けて、エンジン運転状態検出セン
サ1,エンジン制御ユニット2あるいはAT状態検出セ
ンサ11,AT制御ユニット12の故障情報をアラーム
等により運転者に報知する。さらに、判定・診断用テス
タ8は、ISO変換部5から出力されたISOコードを
外部読み取り端子40を介して読み取って故障情報を判
定し診断する(ステップA10)。
【0037】従って、故障情報をMIL7や判定・診断
用テスタ8に出力するための、ISOコードへの変換を
行なうISO変換部5を、エンジン制御ユニット2に1
つだけ配設することにより、指定した通信方式に適合し
た符号化信号を効率的に出力することができ、その結
果、構成を簡略化できるとともにコストアップを最少限
にとどめることができる利点があるほか、排気ガスの成
分が悪化するようなAT 制御,エンジン制御が行なわれ
た場合において、その原因として考えられる故障した電
子部品を検出して報知することができ、高い信頼性を維
持しながらAT又はエンジンの制御を適切に行なうこと
ができる利点がある。
【0038】(b)第2実施例の説明 図2は本発明の第2実施例にかかる故障診断装置を示す
ブロック図であるが、この図2に示す故障診断装置につ
いても、第1実施例の場合と同様、AT(オートマチッ
ク・トランスミッション)が搭載された自動車に用いら
れ、排気ガスの成分が悪化するようなAT制御,エンジ
ン制御が行なわれた場合において、その原因として考え
られる電子部品の故障を検出して報知するためのもので
あるが、この場合は、ISOコードを読み取ってセンサ
故障情報を判定することができるほかに、ISOコード
以外の、エンジン制御ユニット2やAT制御ユニット1
2内にて使用するシステム特有の通信方式に適合する信
号(上述したコード変換部4,14により変換されたコ
ード信号)を読み取ってセンサ故障情報を判定すること
もできる点が異なる。
【0039】すなわち、この図2において、12はAT
制御ユニットであり、このAT制御ユニット12は、第
1実施例の場合と同様、AT状態検出センサ11からの
情報に基づきATを制御するとともにAT状態検出セン
サ11の故障を検知しうるものであって、第1実施例に
おけるものと同様の故障判定部13とコード変換部14
とAT制御部15とをそなえている。
【0040】ところで、コード変換部14は入出力ポー
ト26,制御信号ライン39を介して外部読み取り端子
41に接続されているとともに、AT制御ユニット12
側の入出力ポート27,制御ライン9及びエンジン制御
ユニット2側の入出力ポート28を介することによりエ
ンジン制御ユニット2における解析部31に接続されて
いる。
【0041】なお、外部読み取り端子41には、後述す
るエンジン制御ユニット2のコード変換部4も入出力ポ
ート30を介して接続されており、判定・診断用第2テ
スタ32が接続可能となっている。
【0042】従って、コード変換部14からの、AT状
態検出センサ11の故障に関するコード化された信号
は、入出力ポート26を介することにより判定・診断用
第2テスタ32に出力されるとともに、入出力ポート2
7,制御信号ライン9,入出力ポート28を介すること
により、解析部31に出力されるようになっており、A
T制御ユニット12とエンジン制御ユニット2とは各コ
ード変換部特有の変換法則によりコード化された信号で
故障検知情報を遣り取りできるようになっている。
【0043】さらに、AT制御部15についても、入出
力ポート27,制御信号ライン9,入出力ポート28を
介することにより、エンジン制御部6における解析部3
1と接続され、システム特有の信号でAT制御ユニット
12,エンジン制御ユニット2間の制御情報を遣り取り
できるようになっている。また、エンジン制御ユニット
2は、第1実施例におけるものと同様、エンジンの運転
状態を検出する1つ以上のエンジン運転状態検出センサ
1からの情報に基づきエンジンを制御するとともにエン
ジンの運転状態検出センサ1の故障を検知しうるもので
あって、故障判定部3,コード変換部4,ISO変換部
5,エンジン制御部6及び解析部31をそなえて構成さ
れている。
【0044】ここで、故障判定部3,コード変換部4,
ISO変換部5及びエンジン制御部6は、第1実施例の
ものとほぼ同様の機能を有するものであるため、説明は
省略する。また、解析部31は、AT制御ユニット12
におけるコード変換部14からのコード化された信号
と、AT制御部15からの制御信号とを入力して、これ
らの信号を解析することにより、信号の種類(コード変
換部14からの信号又はAT制御部15からの信号)を
判別するものである。
【0045】ここで、解析部31に入力された信号がコ
ード変換部14からのものであると判別された場合は、
その信号はISO変換部5に出力されるとともに、AT
制御部15からのものであると判別された場合は、エン
ジン制御部6に出力されるようになっている。さらに、
上述した外部読み取り端子41に対して着脱自在に設け
られた判定・診断用テスタ(第2の診断手段)32に
は、コード変換部4からのコード信号が入出力ポート3
0,制御信号ライン49を介して入力され、エンジン運
転状態検出センサ1の故障情報を判定し診断するととも
に、コード変換部14からのコード信号が入出力ポート
26,制御信号ライン39を介して入力され、これらの
信号を読み取ることにより、AT運転状態検出センサ1
1の故障情報を判定し診断するようになっている。
【0046】なお、ISO変換部5に接続されたMIL
7,ISO変換部5に入出力ポート29を介して接続さ
れた判定・診断用第1テスタ(診断手段)8Aは、それ
ぞれ、第1実施例におけるMIL7,判定・診断部8と
同様の機能を有するものであるため、説明は省略する。
上述の構成により、本発明の第2実施例にかかる故障診
断装置は、以下に示すように動作する。
【0047】すなわち、エンジン制御部6では、エンジ
ンの運転状態検出センサ1からの情報に基づいてエンジ
ン状態を制御するが、故障判定部3において、エンジン
運転状態検出センサ1からの信号を入力されて、エンジ
ン運転状態検出センサ1が故障しているか否かを判定す
る。ここで、エンジン運転状態検出センサ1が故障して
いると判定された場合は、この旨の信号をコード変換部
4において同変換部4固有の変換法則によりコード化し
て記憶するとともに、同コード信号をISO変換部5,
入出力ポート30及び制御信号ライン49を介して判定
・診断用第2テスタ32へ夫々出力する。
【0048】また、AT制御部15は、AT状態検出セ
ンサ11からの情報に基づいてATを制御し、その制御
信号は解析部31を介してエンジン制御ユニット2にお
けるエンジン制御部6に出力できる。さらに、故障判定
部13においては、AT状態検出センサ11からの信号
を入力されることにより、AT状態検出センサ11が故
障しているか否かを判定する。
【0049】上記のAT状態検出センサ11が故障して
いると判定された場合には、その旨の信号をコード変換
部14において同変換部14固有の変換法則によりコー
ド化して記憶するとともに、同コード信号を出力ポート
27,制御信号ライン9及び入力ポート28を介して解
析部31へ夫々出力する。また同コード信号を入出力ポ
ート26,制御信号ライン39を介して判定・診断用第
2テスタ32へも出力する。
【0050】ISO変換部5では、上記のコード変換部
4あるいはコード変換部14にて各コード変換部特有の
変換法則によりコード化された、エンジン運転状態検出
センサ1,エンジン制御ユニット2あるいはAT状態検
出センサ11,AT制御ユニット12の故障情報(故障
検出信号)を、ISOコードに変換する。
【0051】MIL7においては、ISO変換手段5か
らのISOコードの通信方式による出力信号(故障信
号)を受けて、エンジン運転状態検出センサ1,エンジ
ン制御ユニット2あるいはAT状態検出センサ11,A
T制御ユニット12の故障情報をアラーム等により運転
者に報知する。さらに、判定・診断用第1テスタ8A
は、ISO変換部5から出力されたISOコードの通信
方式に適合する信号を外部読み取り端子40を介して読
み取ってセンサ故障情報を判定し診断する。
【0052】また、判定・診断用第2テスタ32では、
コード変換部4あるいはコード変換部14から出力され
た各コード変換部特有の変換法則によりコード化された
信号を、既存の外部読み取り端子41を介して読み取っ
て、判定・診断用第1テスタ8Aと同様のセンサ故障情
報の判定・診断を行なうことができる。従って、センサ
故障情報をMIL7や判定・診断用第1テスタ8Aに出
力するための、信号のISOコードへの変換を行なうI
SO変換部5を、エンジン制御ユニット2に1つだけ搭
載すればよいので、指定の通信方式に適合した符号化信
号を効率的に出力できるとともに、コストアップを抑制
することができるという効果が得られる。
【0053】さらに、各コード変換部特有の変換法則に
よりコード化された信号を用いてセンサ故障の判定・診
断を行なう判定・診断用第2テスタ32をそなえたこと
により、既存の外部読み取り端子41によりセンサ故障
情報を読み取ることができるので、従来用いていたテス
タ(即ち、各社独自のテスタ)をそのまま使用すること
ができる。
【0054】また、制御信号ライン9は、コード変換部
14からの符号化信号と、AT制御部15からの協調制
御信号とが解析部31に対して出力される場合に、共用
されているので、コストアップのさらなる抑制に寄与す
ることができる。なお、本実施例において、判定・診断
用第1テスタ8Aによるセンサ故障情報の判定・診断を
行なっているとともに、判定・診断用第2テスタ32に
よるセンサ故障情報の判定・診断をも行なえるように構
成してあるが、本発明の故障診断装置によれば、判定・
診断用第2テスタ32による診断を省略してもよく、こ
の場合においては、本発明の故障診断装置を示すブロッ
ク図は、図3のようになる。
【0055】(c)その他 上述の各実施例においては、AT制御ユニット12の故
障判定部13は、AT状態検出センサ11のみの故障を
検出するようになっているが、これに限定されず、AT
制御ユニット12自身の故障を検出する系をそなえるこ
とにより、AT制御ユニット12自身の故障をも検出す
ることができる。
【0056】同様に、エンジン制御ユニット2の故障判
定部3はエンジン状態検出センサ1のみの故障を検出す
るようになっているが、これに限定されず、エンジン制
御ユニット2自身の故障をも検出することができる。さ
らに、上述の各実施例においては、エンジン制御ユニッ
ト2にてISOコードの通信方式に適合する信号に変換
していたが、本発明の故障診断装置によれば、AT制御
ユニット12側にISO変換部を設け、ISOコードの
通信方式に適合する信号に変換しても差し支えない。
【0057】また、上述した各実施例では、エンジン制
御ユニット2にAT制御ユニット12を接続し、AT状
態検出センサ11の故障をエンジン制御ユニット2へ出
力するものを例に説明したが、これ以外に例えばトラク
ションコントロール制御ユニット(TCL制御ユニッ
ト),ABS制御ユニット,パワーステアリング制御ユ
ニット等の複数の制御ユニットがある場合、これらをA
T制御ユニット12と同様、エンジン制御ユニット2へ
接続し、これらに接続されたセンサ類の故障をエンジン
制御ユニット2へ出力するようにしてもよい。この場合
においては、エンジン制御ユニット2に設けられたIS
O変換部5は容量の大きなものにする必要がある。
【0058】なお、図5に示すように、全てのユニット
をエンジン制御ユニット2へ接続せず、複数の制御ユニ
ットをいくつかのブロックに分け所定の制御ユニットの
みにISO変換部5を設けるようにしてもよい。この構
成によれば、上述した場合ほどは、ISO変換部5を容
量の大きなものとする必要はない。即ち、図5に示すよ
うに、全てのユニットをエンジン制御ユニット2へ接続
せず、例えば、AT制御ユニット12,TCL制御ユニ
ット51及びエンジン制御ユニット2を第1ブロック5
2とし、パワーステアリング制御ユニット53及びAB
S制御ユニット54を第2ブロック55として、第1ブ
ロック52,第2ブロック55毎に、例えばエンジン制
御ユニット2及びABS制御ユニット54にISO変換
部5を設けることができる。
【0059】また、上記の各実施例では、MIL7をI
SO変換部5に接続したが、MIL7をコード変換部
4,14又は故障判定部3,13に接続して点灯させる
ようにしてもよい。なお、第2実施例の場合は解析部3
1が設けられているため、図6に示すように、解析部3
1及び故障判定部3と、入出力ポート28を介すること
により接続されるように配置される。
【0060】さらに、上述した各実施例では、排ガスを
悪化させる電子部品の故障を例に説明したが、これに限
らず車両に搭載されたあらゆる電子部品の故障検出にも
用いることができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3記
の発明によれば、エンジン運転状態検出手段と、自動変
速機運転状態検出手段と、エンジン制御装置と、自動変
速機制御装置と、信号通信手段と、第1故障検出手段
、第2故障検出手段と、信号変換手段と、診断手段
と,報知手段とをそなえたことにより、信号ラインの共
用化を図りつつ、指定した通信方式に適合した符号化信
号を効率的に出力することができ、その結果、構成を簡
略化できるとともに、コストアップを最小限にとどめる
ことができる利点があるほか、排気ガスの成分が悪化す
るようなAT制御,エンジン制御が行なわれた場合にお
いて、その原因として考えられる故障した電子部品を検
出して報知することができ、高い信頼性を維持しながら
AT又はエンジンの制御を適切に行なうことができる利
点がある。
【0062】また、請求項4,5記載の発明によれば、
第2の診断手段をそなえたことにより、第1,第2故障
検出手段特有の変換法則によりコード化された信号を用
いてセンサ故障の判定・診断を行なうことができ、既存
の外部読み取り端子によりセンサ故障情報を読み取るこ
とができるので、従来用いていたテスタ(即ち、各社独
自のテスタ)をそのまま使用することができ、コストア
ップのさらなる抑制に寄与できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における故障診断装置を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例における故障診断装置を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施例の変形例としての故障診断
装置を示すブロック図である。
【図4】センサ毎の故障検出信号を示す信号シーケンス
図である。
【図5】本発明の他の実施例における故障診断装置を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例の変形例としての故障診断
装置を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1実施例における故障診断装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン運転状態検出センサ(エンジン運転状態検
出手段) 2 エンジン制御ユニット(エンジン制御装置) 3 故障判定部(第1故障検出手段) 4 コード変換 5 ISO変換部(信号変換手段) 6 エンジン制御部 7 MIL(報知手段) 8 判定・診断部(診断手段) 8A 判定・診断用第1テスタ(診断手段) 9 制御信号ライン(信号通信手段) 11 AT状態検出センサ(自動変速機運転状態検出手
段) 12 AT制御ユニット(自動変速機制御装置) 13 故障判定部(第2故障検出手段) 14 コード変換 15 AT制御部 19 制御信号ライン(信号通信手段) 21〜24 入出力ポート(信号通信手段) 25〜30 入出力ポート 31 解析部 32 判定・診断用第2テスタ(第2診断手段) 39 制御信号ライン 40,41 外部読み取り端子 49 制御信号ライン 51 TCL制御ユニット 52 第1ブロック 53 パワーステアリング制御ユニット 54 ABS制御ユニット 55 第2ブロック
フロントページの続き (72)発明者 木下 昌和 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−91330(JP,A) 特開 平5−134712(JP,A) 特開 平6−32156(JP,A) 特開 昭63−43835(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンの運転状態を
    検出するエンジン運転状態検出手段と、 同エンジン運転状態検出手段からの情報に基づいて上記
    エンジンを制御するエンジン制御装置と、 上記車両に搭載された自動変速機の運転状態を検出する
    自動変速機運転状態検出手段と、 同自動変速機運転状態検出手段からの情報に基づいて上
    記自動変速機を制御する自動変速機制御装置と、 上記エンジン制御装置と上記自動変速機制御装置との間
    において信号の通信を行なう信号通信手段とをそなえ、
    同信号通信手段を介して上記のエンジン制御装置と自動
    変速機制御装置との間で制御情報をやり取りして総合制
    御を行なう車両制御装置の故障診断装置において、 上記エンジン制御装置内に配設され、上記のエンジン制
    御装置又はエンジン運転状態検出手段の故障を検出する
    第1故障検出手段と、 上記自動変速機制御装置内に配設され、上記自動変速機
    制御装置又は上記自動変速機運転状態検出手段の故障を
    検出する第2故障検出手段と、 上記のエンジン制御装置及び自動変速機制御装置の一方
    に配設され、上記の第1故障検出手段及び第2故障検出
    手段のうち、上記のエンジン制御装置及び自動変速機制
    御装置の一方にそなえられた故障検出手段からの故障信
    号を受信するとともに、上記の第1故障検出手段及び第
    2故障検出手段のうちの他方からの故障信号を上記信号
    通信手段を介して受信することにより、上記の第1故障
    検出手段及び第2故障検出手段からの故障信号を所定の
    通信方式に適合する信号に変換する信号変換手段と、 同信号変換手段にて変換された信号に基づいて上記のエ
    ンジン運転状態検出手段,自動変速機運転状態検出手
    段,エンジン制御装置及び自動変速機制御装置のいずれ
    かの故障かを判定し診断する診断手段とをそなえたこと
    特徴とする、車両制御装置の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 上記エンジン制御装置又は上記エンジン
    運転状態検出手段が故障していると、この旨を報知する
    報知手段をそなえたことを特徴とする、請求項1記載の
    車両制御装置の故障診断装置。
  3. 【請求項3】 上記自動変速機制御装置又は上記自動変
    速機運転状態検出手段が故障していると、この旨を報知
    する報知手段をそなえたことを特徴とする、請求項1記
    載の車両制御装置の故障診断装置。
  4. 【請求項4】 上記第1故障検出手段からの故障信号を
    読み取り、上記エンジン制御装置又は上記エンジン運転
    状態検出手段の故障を判定し診断する第2の診断手段を
    そなえたことを特徴とする、請求項1記載の車両制御装
    置の故障診断装置。
  5. 【請求項5】 上記第2故障検出手段からの故障信号を
    読み取り、上記自動変速機制御装置又は上記自動変速機
    運転状態検出手段の故障を判定し診断する第2の診断手
    段をそなえたことを特徴とする、請求項1記載の車両制
    御装置の故障診断装置
JP6130485A 1993-06-30 1994-06-13 車両用制御装置の故障診断装置 Expired - Fee Related JP2601194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6130485A JP2601194B2 (ja) 1993-06-30 1994-06-13 車両用制御装置の故障診断装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16188793 1993-06-30
JP5-161887 1993-06-30
JP6130485A JP2601194B2 (ja) 1993-06-30 1994-06-13 車両用制御装置の故障診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0769093A JPH0769093A (ja) 1995-03-14
JP2601194B2 true JP2601194B2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=26465603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6130485A Expired - Fee Related JP2601194B2 (ja) 1993-06-30 1994-06-13 車両用制御装置の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2601194B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7711461B2 (en) 2005-01-19 2010-05-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fault diagnosis data recording system and method

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1086697A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Fujitsu Ten Ltd 車両制御システムの警報装置
JPH11249732A (ja) * 1998-03-05 1999-09-17 Suzuki Motor Corp 制御装置の通信方法及び通信装置
JP2004249817A (ja) 2003-02-19 2004-09-09 Denso Corp 電子制御装置及び複数の電子制御装置からなる制御システム
JP2006268107A (ja) 2005-03-22 2006-10-05 Denso Corp 電子制御装置
FR2925408B1 (fr) * 2007-12-20 2010-01-08 Renault Sas Procede de gestion de dysfonctionnements d'un systeme de controle a architecture modulaire d'un groupe motopropulseur de vehicule automobile et systeme de controle correspondant
CN113320505B (zh) * 2021-05-13 2022-06-03 上海拿森汽车电子有限公司 一种信号转换装置及车辆

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0491330A (ja) * 1990-08-06 1992-03-24 Nissan Motor Co Ltd Vtc装置の故障判別装置
JPH05134712A (ja) * 1991-11-11 1993-06-01 Omron Corp センサ信号処理装置および車両補助装置のコントロールユニツト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7711461B2 (en) 2005-01-19 2010-05-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fault diagnosis data recording system and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0769093A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0141893B1 (ko) 차량용제어장치의 고장진단장치 및 고장진단방법
US4910494A (en) Automotive vehicle control system
US20050189816A1 (en) Method and device for monitoring brake signals in a vehicle
US6675079B2 (en) Fault diagnosis method for an input shaft speed sensor of an automatic transmission
US6996465B2 (en) Shifting system for vehicle
JPH10161735A (ja) 重装備の分散制御システム
CN102248948A (zh) 自检测系统和方法
JP2601194B2 (ja) 車両用制御装置の故障診断装置
JP2009293951A (ja) 車両用故障診断装置、故障診断方法
US5528932A (en) Method for recognizing lambda probes connected in a side-inverted manner
US4969099A (en) Double-detecting, trouble-judging and failsafe devices in system for integrally controlling automatic transmission and engine
US20050139181A1 (en) Starter device for an internal combustion engine as well as a method for starting an internal combustion engine
JPS59145945A (ja) 車輛用電子制御式変速機のダイアグノ−シス装置
JP2505423B2 (ja) 電子制御自動変速機の故障診断装置
JPH11249732A (ja) 制御装置の通信方法及び通信装置
JP2004011869A (ja) 自動変速機用油温センサの機能診断方法
US6295489B1 (en) Apparatus and method for diagnosing a wheel speed input system in a vehicle motion control apparatus
KR100802587B1 (ko) 차량용 캔 라인 진단방법
KR20090081712A (ko) 외부 adc를 이용한 차량용 제어기의 고장 진단 장치 및방법
KR100190876B1 (ko) 차량 속도 센서의 고장 진단 방법
KR0150938B1 (ko) Mt/at 구별 진단방법
KR200195824Y1 (ko) 자동 변속기 제어 유니트의 이상 상태 감지 장치
JP2001208812A (ja) モータ回転角度情報の故障診断方法及び装置
KR20150132244A (ko) 엔진 고장의 전자 검출
KR20050070593A (ko) 차량의 전자제어유닛과 변속기제어유닛의 통신 에러진단장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961126

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees