JP2600795Y2 - ターンテーブル - Google Patents

ターンテーブル

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JP2600795Y2
JP2600795Y2 JP1992063303U JP6330392U JP2600795Y2 JP 2600795 Y2 JP2600795 Y2 JP 2600795Y2 JP 1992063303 U JP1992063303 U JP 1992063303U JP 6330392 U JP6330392 U JP 6330392U JP 2600795 Y2 JP2600795 Y2 JP 2600795Y2
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ring
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upper ring
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邦弘 岡田
健治 岡田
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邦弘 岡田
健治 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は荷役用パレットを水平面
内で回転させるためのターンテーブルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、荷役用パレット上に各種の物
品を載置したり、それをパレットから他の位置に移動し
たりする際に、そのパレットを回転させることが好まし
い場合が多い。
【0003】このためにパレットの下に配置されるター
ンテーブルとして、実公昭62−2178号公報に記載
されたものが知られている。
【0004】このものは断面L字状の環状アンダーリン
グにベアリングを取付け、該アンダーリング上にアッパ
ーリングを載置してベアリングで支持し、アンダーリン
グに対してアッパーリングを回転自在としたものであ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
ターンテーブルにおいては、アンダーリングもアッパー
リングも共に断面略L字状であり、それを単純に重ねて
ベアリングで支持したものであるので、アッパーリング
上のパレットに対して側方から力がかかると、アッパー
リングがアンダーリングからずれて、アッパーリングの
垂直壁面がベアリングの軸などに擦れてスムーズに回転
しなくなることがある。
【0006】前記公報の考案では、ベアリングの軸の先
端に開設した穴に球を回転可能に嵌め、その球の回転に
よりアッパーリングとの摩擦をやわらげるようにしてい
るが、その構造では穴内で球がスムーズに回転すること
ができず、アッパーリングの回転不良が避けられない。
【0007】本考案はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、アッパーリングとアンダーリングとの間にずれ
が生じたときにも、そのずれをベアリングで支え、スム
ーズな回転を確保することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】而して本考案は、環状のアンダ
ーリングと該アンダーリング上に配置された環状のアッ
パーリングとよりなり、そのアンダーリングとアッパー
リングとのいずれか一方の環状垂直壁面に、そのリング
の半径方向を回転軸として回転する複数のベアリングを
取付け、当該ベアリングを他方の水平面上を環状に転動
させることにより、アンダーリングとアッパーリングと
を相互に回転可能に支持したターンテーブルにおいて、
前記アンダーリング又はアッパーリングの他方のリング
における前記ベアリングが転動する位置の外側又は内側
の少くとも一方に、前記ベアリングの外環の側面に当接
し得る環状突条を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に従って説明す
る。図1及び図2は本考案のターンテーブル1の一実施
例を示すものであって、断面略L字状のアンダーリング
2とアッパーリング3とよりなり、アンダーリング2に
取付けたベアリング4により外びん3を回転自在に支持
されている。そしてアッパーリング3上にパレット5が
載置されている。
【0010】アンダーリング2は底板2aと該底板2
aの外縁に曲げ起して立設した垂直壁2bとよりなる断
面略L字状であり、その垂直壁2bの上端部内面に内方
に突出する複数の支持軸6が植設され、該支持軸6にベ
アリング4の内環4aが嵌合され、当該ベアリング4は
アンダーリング2の半径方向を回転軸として回転するよ
う取付けられている
【0011】ベアリング4は、ラジアル方向及びスラス
ト方向の、いずれの荷重に対しても耐え得るものであれ
ば、その構造は特に限定されない。通常使用される深溝
型のボールベアリングが最も適している。
【0012】次にアッパーリング3も上板3a と該上板
3a の内縁に曲げ起して垂設された垂直壁3b とよりな
る断面略L字状であり、その上板3a の下面がベアリン
グ4の外環4b に載置されて支持されている。
【0013】そしてアッパーリング3の上板3a と垂直
壁3b との角部の内側には、リング上の丸棒7が固着さ
れ、環状突条を形成している。そしてアッパーリング3
がアンダーリング2に対して位置がずれたとき、いずれ
かの位置でこの丸棒7がベアリング4の外環4b の側縁
に当接するようになっている。
【0014】なおこの丸棒7は、アッパーリング3にお
けるベアリング4に支持される位置の外側の上板3a の
下面に、鎖線で示すように固着することもでき、また実
線で示す丸棒7と鎖線で示す丸棒7とを同時に設けても
よい。
【0015】図3は本考案の他の実施例を示すものであ
って、アッパーリング3の垂直壁3b の下端部外面にベ
アリング4が取付けられており、該ベアリング4がアン
ダーリング2の底板2a の上面を転動することによりア
ッパーリング3がアンダーリング2に対して回転する。
そしてアンダーリング2の底板2a と垂直壁2b との角
部内側に丸棒7が固着されている。
【0016】また図4はさらに他の実施例を示すもので
あって、アンダーリング2が図1とは逆に底板2a の内
縁に垂直壁2b が立設された断面略L字状であり、該垂
直壁2b の上端部外面にベアリング4が取付けられてい
る。一方アッパーリング3も図1とは逆に上板3a の外
縁に垂直壁2b が垂設された断面略L字状であって、そ
の角部内側に丸棒7が固着されている。
【0017】また特に図示はしないが、図4のアンダー
リング2とアッパーリング3との組合わせにおいて、ア
ッパーリング3の垂直壁3b にベアリング4を取付け、
アンダーリング2の角部内側に丸棒7を固着してもよ
い。
【0018】さらにこれらの他の例においても、図2に
鎖線で示したと同様に、上板3a 又は底板2a の端縁に
近い位置に丸棒7を固着することもでき、その位置と角
部内側との両方に固着しても良い。
【0019】また以上の説明では丸棒7を固着すること
により環状突条を形成しているが、固着する棒の断面形
状は必ずしも円形である必要はなく、また上板3a の下
面又は底板2a の上面に適宜の手段により環状のリブを
突設することにより環状突条を形成することもできる。
【0020】また以上の説明においては、アンダーリン
グ2及びアッパーリング3は断面略L字状のものとして
示したが、これらの形状は断面略L字状に必ずしも限定
されるものではない。
【0021】本考案においては、アンダーリング2とア
ッパーリング3とのいずれか一方にベアリング4を取付
け得る垂直壁を有し、他方にはベアリング4が転動する
ための水平面を有することが必要であるが、その他の部
分の形状については特に限定されない。
【0022】例えば図2におけるアンダーリング2にお
いては、ターンテーブル1、パレット5及び該パレット
5上に載置された物品の荷重を支えることができれば、
底板2a は必ずしも必要ではなく、また必要とあれば底
板2a がターンテーブル1の下部全体を覆う一枚板であ
ってもよく、さらには垂直壁2b から外方に突出するも
のであっても差支えない。
【0023】またアッパーリング3においても、垂直壁
3b は必ずしも必要ではなく、また上板3a もベアリン
グ4が転動し得る水平面を有するものであれば、例えば
上板3a とパレット5とを一体化した板とすることもで
きる。
【0024】しかしながら、軽くて取扱い易く、大きな
荷重を支えることができ、且つ捩れなどの変形を生じ難
いものとして、断面L字状のアンダーリング2及びアッ
パーリング3を使用するのが好ましい。
【0025】
【作用】次に本考案の作用を図2の実施例に基いて説明
する。
【0026】アンダーリング2の垂直壁2b にベアリン
グ4が取付けられており、アッパーリング3はその上板
3a においてベアリング4で支えられているので、アッ
パーリング3をアンダーリング2に対して回転させる
と、ベアリング4が上板3a の下面を転動することによ
り、小さい力で回転させることができる。
【0027】またアッパーリング3に側方から力がかか
り、アッパーリング3にアンダーリング2に対するずれ
が生じたときには、丸棒7がベアリング4の外環4b の
側面に当接し、側方からの荷重を支えると共に、その状
態でターンテーブル1を回転させようとしたときには、
丸棒7及び上板3a の下面が協動してベアリング4を転
動させるので、スムーズに回転させることができる。
【0028】図3及び図4の実施例においても、図2の
場合と同様に作用する。
【0029】
【考案の効果】従って本考案によれば、パレット5上に
物品を載置したりその物品を他の位置に移動したりする
際には、アッパーリング3を回転させることによりパレ
ット5を所望の位置に回転させることができる。
【0030】またパレット5上に物品を載置したり移動
したりする際にパレット5に横方向の力がかかり、アッ
パーリング3がアンダーリング2に対してずれたような
場合にも、スムーズな回転が確保される。
【0031】また本考案のターンテーブル1のアッパー
リング3にベルトを掛けることにより、動力により積極
的に回転させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のターンテーブルの一実施例の斜視図
【図2】 図1の実施例の一部の拡大断面図
【図3】 本考案の他の実施例の一部の拡大断面図
【図4】 本考案のさらに他の実施例の一部の拡大断面
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 アンダーリング 3 アッパーリング 4 ベアリング 7 丸棒(環状突条)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−116921(JP,U) 実公 昭62−2178(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状のアンダーリング(2)と該アンダ
    ーリング(2)上に配置された環状のアッパーリング
    (3)とよりなり、そのアンダーリング(2)とアッパ
    ーリング(3)とのいずれか一方の環状垂直壁面に、
    のリングの半径方向を回転軸として回転する複数のベア
    リング(4)を取付け、当該ベアリング(4)を他方の
    水平面上を環状に転動させることにより、アンダーリン
    グ(2)とアッパーリング(3)とを相互に回転可能に
    支持したターンテーブル(1)において、前記アンダー
    リング(2)又はアッパーリング(3)の他方のリング
    における前記ベアリング(4)が転動する位置の外側又
    は内側の少くとも一方に、前記ベアリング(4)の外環
    (4b)の側面に当接し得る環状突条(7)を形成した
    ことを特徴とする、ターンテーブル
JP1992063303U 1992-08-17 1992-08-17 ターンテーブル Expired - Fee Related JP2600795Y2 (ja)

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JPH0678332U JPH0678332U (ja) 1994-11-04
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