JP2600723Y2 - 飲料用容器及びその蓋 - Google Patents

飲料用容器及びその蓋

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JP2600723Y2
JP2600723Y2 JP1993012374U JP1237493U JP2600723Y2 JP 2600723 Y2 JP2600723 Y2 JP 2600723Y2 JP 1993012374 U JP1993012374 U JP 1993012374U JP 1237493 U JP1237493 U JP 1237493U JP 2600723 Y2 JP2600723 Y2 JP 2600723Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は飲料用容器及びその蓋に
係り、特にコーヒー等の飲料を入れるための使い捨て用
の飲料用容器とこれに取付けられる蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の食生活の多様化により、顧客の注
文とほぼ同時に調理済の食品を提供するファーストフー
ド店の数は益々増えてきている。これらの店舗では、ハ
ンバーガーやフライドチキン等の食品の他、コーヒー、
ソーダ類またはジュース等の飲料も同時に販売されてい
る。これらの飲料を入れるための飲料用容器としては、
その取扱いの簡便さから紙カップやEPSカップが普及
しており、使用後は廃棄される使い捨て式のものが殆ど
である。
【0003】購入した店舗内で消費者がすぐに飲料を飲
む場合には、飲料が入った容器本体に蓋を被せる必要性
は特にない。しかしながら、持帰り用(テイクアウト)
の場合に蓋を被せていないと、飲料用容器を持運ぶ時に
おける一寸した揺れや振動などによって飲料が簡単にこ
ぼれ出て手や衣服が汚れたりし、また塵や埃が内部に侵
入して衛生上も好ましくない。特に最近では、歩きなが
ら飲むことも多いが、自動車に乗ったまま商品を購入し
て持帰るドライブスルースタイルの店舗の普及により自
動車の中でそのまま飲むことも多くなってきた。そのた
め、持帰り用の場合には、飲料は容器本体に充填され、
この容器本体に蓋を取付けた状態で販売されることが多
い。
【0004】飲料がアイスコーヒー等のコールド飲料の
場合、飲料用容器内の飲料の摂取は一般的にストローに
より行われる。このため、コールド飲料用の蓋は、蓋の
上面にストローを貫通させるための十文字形の切り込み
等が形成されている。この十文字形の切り込み部分から
ストローを容器本体内に差し込むことにより、蓋全体を
容器本体から除去することなく、容器本体内のコールド
飲料を摂取することが可能になっている。
【0005】ところが、飲料がホットコーヒー等のホッ
ト飲料の場合には、ストローで飲む訳にはいかないた
め、蓋を容器本体から取外してから飲まざるを得なかっ
た。そこで、実開昭63−111450号公報及び実開
昭64−23465号公報には、容器本体に蓋を取付け
たままで内部の飲料を摂取することができる飲料用容器
が提案されている。前記各公報に開示されている蓋は、
飲料の摂取時にはつまみを引くことにより蓋の外周部の
一部を切り取って飲み口とする所謂プルタブ方式の構造
を有している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
公報に示された飲料用容器の蓋では、飲料を摂取する際
に飲食者の口唇と飲料用容器との間に隙間が生じやす
く、そのため、この隙間から飲料がこぼれ出て手や衣服
を汚してしまうという課題があった。
【0007】また、プルタブを引いて飲口を開けた後、
飲料用容器をうっかり振動させたり傾斜させたりする
と、飲口が大きいため、容器内部に飲料がたくさん残っ
ている時にはこの飲口から飲料がこぼれ出てしまうとい
うことがしばしばあった。
【0008】また、飲料を飲む際には、飲食者はプルタ
ブを引いて蓋の外周部の一部を切り取る必要があり、操
作が煩雑であった。さらに、蓋の外周部が切り取られて
いるので、飲料摂取時には、飲食者の口唇は、蓋の外周
部や切り取り後の切断面などの凸凹した部分に押し当て
られることとなり、飲食者に不快感を与えてしまうとい
う課題もあった。
【0009】本考案は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、口唇と飲料用容器との間に隙間が生じることがな
く、蓋を容器本体に取付けた状態で飲料をこぼすことな
く摂取することができるとともに、摂取の前後において
も揺れや振動などで飲料が外部にこぼれ出ることがな
く、特に、飲料を吸引して摂取する際に、容器内部が負
圧になることを防止するとともに飲料を横方向に広がる
ことなく飲食者の口の中に案内して、飲料をスムーズに
摂取することができる飲料用容器及びその蓋を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本考案の飲料用容器の蓋は、容器本体の上端開口部
を覆う天板部と、この天板部の外周縁部から上方に向け
て一体的に膨出形成された凸部を有するとともに前記天
板部外周縁部に一体的に形成された外周部と、この外周
部の外周に一体的に形成されて前記上端開口部の周縁の
容器口縁部に密着する嵌着部とを備え、前記天板部に形
成された傾斜面と前記外周部の内側面とにより、上方に
開口する凹部を形成し、前記傾斜面の底部には、前記凸
部と前記凹部とを構成する前記外周部内側面の近傍に位
置するとともに少なくとも飲料摂取時には開放可能な飲
料通過部が設けられた蓋であって、前記容器本体内に充
填された飲料の摂取時には、前記容器本体に前記蓋を嵌
着した状態で、飲食者が口で前記凸部をくわえ、下唇を
前記蓋の前記外周部外周に密着させ、上唇を前記凹部内
に侵入させて前記外周部内側面および前記傾斜面に密着
させるとともに、前記飲料通過部を覆った状態で吸引す
ることにより、前記飲料が前記飲料通過部を通過したの
ち前記飲食者の前記口の中に入るように、前記外周部内
側面には、飲料摂取時に前記飲料通過部から流出する前
記飲料を前記飲食者の前記口の中に導く案内溝を形成
し、前記外周部の上面には、該外周部の中心に対して前
記飲料通過部とはほぼ反対の位置に小さな空気孔を穿設
している。
【0011】本考案に係る飲料用容器は、飲料が充填さ
れる容器本体と、この容器本体の上部に取付けられる蓋
とを備えた飲料用容器であって、前記蓋は、前記容器本
体の上端開口部を覆う天板部と、この天板部の外周縁部
から上方に向けて一体的に膨出形成された凸部を有し、
前記天板部外周縁部に一体的に形成された外周部と、こ
の外周部の外周に一体的に形成されて前記上端開口部の
周縁の容器口縁部に密着する嵌着部とを備え、前記天板
部に形成された傾斜面と前記外周部の内側面とにより、
上方に開口する凹部を形成し、前記傾斜面の底部には、
前記凸部と前記凹部とを構成する前記外周部内側面の近
傍に位置するとともに少なくとも飲料摂取時には開放可
能な飲料通過部が設けられ、前記容器本体内に充填され
た飲料の摂取時には、前記容器本体に前記蓋を嵌着した
状態で、飲食者が口で前記凸部をくわえ、下唇を前記蓋
の前記外周部外周に密着させ、上唇を前記凹部内に侵入
させて前記外周部内側面および前記傾斜面に密着させる
とともに、前記飲料通過部を覆った状態で吸引すること
により、前記飲料が前記飲料通過部を通過したのち前記
飲食者の前記口の中に入るように、前記外周部内側面に
は、飲料摂取時に前記飲料通過部から流出する前記飲料
を前記飲食者の前記口の中に導く案内溝を形成し、前記
外周部の上面には、該外周部の中心に対して前記飲料通
過部とはほぼ反対の位置に小さな空気孔を穿設してい
る。
【0012】前記飲料通過部は、端部を残して大部分を
連続的に打ち抜いて形成されるとともに前記端部を中心
として揺動可能にし、飲料摂取時には、前記飲食者が吸
引することにより前記飲料通過部は吸引力により前記凹
部側に折曲されて開口部を形成し、飲料摂取を中断して
前記飲料用容器を元の状態におくと、前記飲料通過部は
その弾力性により前記開口部を閉じる状態に戻るように
するのが好ましい。
【0013】前記容器本体は、発泡性熱可塑性樹脂の発
泡樹脂粒子を加熱膨張させて、この発泡樹脂粒子を互い
に熱融着させた発泡成形品からなり、前記蓋は、その全
体が紙製,熱可塑性樹脂の非発泡シート,及び熱可塑性
樹脂の発泡シートのいずれかによる成形品で全体的に可
撓性を有しているのが好ましい。
【0014】また、前記容器口縁部は、半径方向外方に
僅かに折曲されて膨らんだ形状を有するとともに、前記
容器口縁部の表面は前記蓋の前記嵌着部の内面にぴった
りと密着するように滑らかな曲面形状を有し、前記嵌着
部は、前記外周部外周に一体的に接合して半径方向外方
に折曲された折曲部と、この折曲部に一体的に接合し前
記容器口縁部の表面を外側から弾力的に押圧して前記嵌
着部内面を前記容器口縁部表面にしっかりと密着させる
ための湾曲した接合部と、この接合部の下端部から外方
に向けて拡張されたスカート部とを備え、このスカート
部は、前記嵌着部の強度を補強するとともに、前記嵌着
部が前記容器口縁部に嵌着される際の案内部分になって
おり、前記接合部の下部は半径方向内方を向いたのち
半径方向外方を向いて前記スカート部に続くように湾曲
した絞り部になっており、前記容器本体に前記蓋を嵌着
する際には前記嵌着部の弾性力に抗して前記絞り部の内
径が広がって前記容器口縁部に係合し、前記蓋を前記容
器本体に一旦嵌着した後は容器内部の前記飲料が前記嵌
着部と前記容器口縁部との密着部から外へ漏れ出ること
がないように、前記絞り部の内径は前記容器口縁部の外
径よりも小さくなっているのが好ましい
【0015】
【作用】本考案においては、傾斜面が形成された天板部
の外周端部から上方に向けて外周部が一体的に膨出形成
されているので、この外周部と天板部とにより凹部が形
成され、この凹部の外方には外周部により凸部が形成さ
れることとなる。また、天板部の傾斜面の底部には、飲
料が通過する飲料通過部が設けられており、この飲料通
過部は外周部の内側面近傍に位置している。従って、飲
料摂取時には、飲食者は外周部により形成された凸部を
口でくわえるとともに飲料用容器を持上げれば、容器内
部の飲料は飲料通過部から流出することとなり、飲料を
飲むことができる。この場合、飲料を導く案内溝を外周
部内側面に形成したので、飲料通過部から流出した飲料
が横方向に広がら好都合であり、さらに、外周部の上
面に、飲料通過部とはほぼ反対の位置に小さな空気孔を
穿設したので、飲料摂取時には、空気孔は高い位置にあ
りそのサイズも小さいことから、この空気孔から容器内
部の飲料が外に出ることなく空気が容器内部に導入され
ることになり更に飲み易くな
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図9を参
照して説明する。図1は、本考案の第1実施例にかかる
飲料用容器の蓋の外形を示す斜視図である。図2乃至図
4は図1に示す蓋を容器本体に取付けた状態の飲料用容
器を示す図で、図2は平面図、図3は図2の III−III
線による部分正面断面図、図4は図3の部分拡大断面図
である。
【0017】図3に示すように、飲料用容器1は、ホッ
トコーヒー、ココア、ホットチョコまたはスープ等のホ
ット飲料が充填される容器本体2と、この容器本体2の
上部に取付けられる蓋3とを備えている。この蓋3は、
容器本体2の上端開口部4を覆う天板部5と、この天板
部5の外周縁部6から上方に向けて一体的に膨出形成さ
れた外周部7と、この外周部7の外周8に一体的に形成
されて容器本体上端開口部4の周縁の容器口縁部9に密
着する嵌着部10とを備えている。
【0018】容器本体2は、例えば発泡性熱可塑性樹脂
の発泡樹脂粒子を加熱膨張させて、この発泡樹脂粒子を
互いに熱融着させた発泡成形品からなり、全体が断面円
形のテーパー状に形成されている。そして、上端の容器
口縁部9は、半径方向外方に僅かに折曲されて膨らんだ
形状を有しており、図4に示すようにその表面11は、
蓋3の嵌着部10の内面12にぴったりと密着するよう
に、滑らかな曲面形状を有している。
【0019】蓋3は、その全体が例えば紙製又は熱可塑
性樹脂の非発泡シートによる成形品であって、全体的に
可撓性を有している。そして、蓋3は射出成形法など適
宜の成形手段により、平面的に見て略円盤状に形成され
ており通常その板厚は0.1乃至0.2mmである。
【0020】蓋3の素材としては、紙製であってもよい
が、一般的には透明ポリスチレン、乳白ポリスチレン、
ハイ・インパクトポリスチレン(HIPS)等の硬質合
成樹脂を使用しており、その他、ポリα−メチルスチレ
ン等のスチレン系ポリマー、スチレン−無水マレイン酸
共重合体、又はポリカーボネート等の比較的硬質の合成
樹脂であってもよい。また、蓋3のその他の素材として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、オレフィン系モノマーとアクリル酸、メタクリル
酸、無水マレイン酸等との共重合体、又はポリ塩化ビニ
ル等の比較的軟質の合成樹脂であってもよい。
【0021】なお,上述の場合とは異なり、蓋3を熱可
塑性樹脂の発泡シートによる可撓性のある成形品にする
場合には、前記素材に対して通常使用される発泡剤等を
用いることになる。
【0022】図1乃至図3に示すように、蓋3の天板部
5は、容器口縁部9がなす平面とほぼ平行な平面をなし
円形状の外周縁部6が外周部7と結合している切欠円状
の平坦部13と、この平坦部13の直線状縁部14から
下方に一体的に延出形成された急傾斜の第1の傾斜面1
5と、この第1の傾斜面15の下縁部16から下方に向
けて一体的に延出形成された緩傾斜の第2の傾斜面17
とを備えている。この第2の傾斜面17は、図2に示す
ように、その中心位置Cの部分が低くかつ図中左方に下
がった谷形形状を有しており、弧状の外周縁部6は、外
周部7のテーパー状の内側面18の下端縁32に一体的
に接合されている。第1,第2の傾斜面15,17によ
り、天板部5の傾斜面を構成している。
【0023】図1及び図3に示すように、天板部5に、
下方に延びる第1,第2の傾斜面15,17を形成した
結果、これら第1,第2の傾斜面15,17と外周部7
の内側面18とにより、上方に開口する凹部19が蓋3
に形成されたこととなる。一方、外周部7の円環状の上
面20と、この上面20に一体的にそれぞれ接合された
外周8および内側面18とにより凸部21が構成されて
いる。
【0024】第2の傾斜面17が有するゆるやかなスロ
ープの最も低い位置である底部には、外周部内側面18
の近傍に位置するとともに少なくとも飲料摂取時には開
放可能な飲料通過部30が設けられている。この飲料通
過部30は、図1および図2に実線で示すように外周部
7に近づけて弧状に切断されており、また図2の破線で
示す端部31を中心として図2の紙面手前側に揺動可能
になっている。図3及び図4には、この飲料通過部30
が端部31で折曲されて揺動した状態を鎖線で示してい
る。
【0025】図1および図2に示すように、飲料通過部
30は、外周部内側面18の下端縁32よりも半径方向
外方に侵入した位置に設けられているので、飲料摂取時
に飲料通過部30から流出する飲料を導く案内溝33
を、飲料通過部30の位置に対応させて内側面18に形
成している。これにより、飲料通過部30から流出した
飲料は案内溝33を流れて飲食者の口の中に導かれるこ
ととなる。
【0026】外周部7の上面20には、外周部7の中心
Oaに対して飲料通過部30とは反対の場所に小さな空
気孔34が穿設されている。この空気孔34は、上面2
0に貫通形成されており、容器内部の飲料が飲料通過部
30から流出する際に飲料用容器1の内部に空気を導入
して容器内部の圧力が低下しないようにしている。
【0027】図4に示すように、外周部7が有する外周
8の下部に一体的に形成された嵌着部10は、外周8に
一体的に接合して半径方向外方に折曲された折曲部40
と、この折曲部40に一体的に接合し容器口縁部9の表
面11を外側から弾力的に押圧して内面12を前記表面
11にしっかりと密着させるための湾曲した接合部41
と、この接合部41の下端部から外方に向けて拡張され
たスカート部42とを備えている。このスカート部42
は、嵌着部10の強度を補強するとともに、この嵌着部
10が容器口縁部9に嵌着される際の案内部分となって
いる。
【0028】また、接合部41の下部は半径方向内方
を向いたのち半径方向外方を向いてスカート部42に続
くように湾曲した絞り部43を形成しており、この絞り
部43の内径は容器口縁部9の外径よりも小さくなって
いる。これにより、容器本体2に蓋3を嵌着する際には
嵌着部10の弾性力に抗して絞り部43の内径が広がっ
て容器口縁部9に係合する。従って、蓋3を容器本体2
に一旦嵌着した後は、容器内部の飲料が、嵌着部10と
容器口縁部9との密着部から外へ漏れ出ることはなく、
また蓋3が容器本体2から容易に外れることはない。
【0029】このようにして、飲料が充填された容器本
体2に蓋3を取付けることにより、持運び途中で塵や埃
が容器内部に侵入することを防止するとともに持運びも
容易にしている。
【0030】図5は本実施例による飲料用容器1により
飲料を飲んでいる場合の斜視図、図6は本実施例の動作
を示す飲料用容器1の片側断面図である。容器本体2内
に充填された飲料を飲む場合には、図5に示すように、
容器本体2に蓋3を嵌着した状態で飲食者50は口51
で蓋3の凸部21をくわえる。そして、下唇52を蓋3
の外周8に密着させ、上唇53を凹部19内に侵入させ
て内側面18および第1,第2の傾斜面15,17に密
着させるとともに、飲料通過部30を覆うようにする。
この状態で吸引すれば、図6に示すように、飲料通過部
30は吸引力により凹部19側に折曲されて開口部を形
成し、容器内部の飲料Lは、飲料通過部30を通過した
のち案内溝33により案内されて飲食者50の口51の
中に入ることとなる。また、飲料摂取時には、空気孔3
4は高い位置にありそのサイズも小さいので、この空気
孔34から容器内部の飲料が外に出ることなく空気が容
器内部に導入され、これにより、飲料をスムーズに摂取
することができる。
【0031】このように、本考案に係る飲料用容器1
は、外周部7を切欠いていないので、外周部7および天
板部5が飲食者50の口唇52,53に滑らかに接触す
ることとなり、飲食者50は不快感を感じることなく心
地よく飲料を摂取することができる。
【0032】また、本実施例によれば、プルタブを引く
ような操作をしなくても直ちに飲料を飲むことができ、
煩雑な操作が不要である。
【0033】飲料摂取を中断して飲料用容器1を元の状
態におくと、飲料通過部30はその弾力性により開口部
を閉じる状態に戻る。従って、飲料摂取時以外には飲料
通過部30は常に閉じられているので、持帰り途中や自
動車の中などで飲料用容器1が多少傾斜したり振動した
りしても、飲料用容器1の中身の多少や飲料摂取の前後
にかかわらず、容器内部の飲料Lが外部にこぼれ出て手
や衣服等を汚すことはない。また、例え飲料Lが飲料通
過部30から外部に漏れ出たとしても、飲料Lは凹部1
9内に滞留したのち、第2の傾斜面17のゆるやかなス
ロープに従って最低位置の飲料通過部30に流れてい
き、ここから再び飲料容器1の内部に落下するので、容
器外部にこぼれ出ることはない。
【0034】また、蓋3の嵌着部10が容器本体2の容
器口縁部9に密着しているので、この部分から内部の飲
料Lが漏れ出ることはなく、蓋3を容器本体2に取付け
たままで、直接飲料を摂取することができる。
【0035】図7は、図1および図2に示す飲料通過部
30の構造の変形例を示す図である。上述の実施例で
は、図7(A)に示すように、端部31を残して大部分
をパンチ&ダイにより連続的に打ち抜いた場合を示した
が、図7(B)に示すように、端部を残すことなく完全
に打ち抜いて飲料通過部としての開口部60を形成して
もよい。このようにすれば容器内部の飲料は開口部60
から抵抗なく容易に流出することとなる。この場合に、
飲料用容器1が振動するとこの開口部60から内部の飲
料が外部に漏れ出ることがあるが、漏れ出た飲料は蓋3
の凹部19内に留まるので、飲料が外部にこぼれ出るこ
とはない。
【0036】この他、図7(C)に示すように、飲料通
過部30を不連続な切り込み線にしてもよい。更に、図
7(D)および(E)に示すように、端部31を残して
大部分を弧状にハーフカットする構造にしてもよい。こ
のハーフカットは、第2の傾斜面17の表面に、完全に
は貫通していない切り込み線61を形成することにより
行われる。この場合には、飲料摂取する際には、この飲
料通過部30を指で押して切り込み線61を貫通させて
開口部を形成する必要がある。
【0037】図8および図9は、本考案の第2実施例お
よび第3実施例をそれぞれ示す飲料用容器1a,1bの
部分正面断面図である。
【0038】図8に示す第2実施例による蓋3aの場合
には、天板部5aには平坦部を設けることなく天板部5
aの全面に傾斜面70を形成し、この傾斜面70の底部
に前記飲料通過部30を形成している。
【0039】図9に示す飲料用容器1bの蓋3bにおい
ては、天板部5bの平坦部13bを、外周部7の上面2
0に対して段部を形成することなく面一にしている。な
お、この平坦部13bには、前記第1実施例と同様の第
1の傾斜面15が一体的に形成されるとともに第2の傾
斜面17も同様に一体形成されている。
【0040】なお、本考案にかかる飲料用容器は、上述
のようなホット飲料に使用される場合であってもよい
が、アイスコーヒー、ソーダ類又はジュース類等のコー
ルド飲料にも適用することができる。この場合には、飲
料通過部30、60をストロー用の孔として用い、ここ
にストローを差し込んで飲むこともできる。なお、各図
中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0041】
【考案の効果】本考案に係る飲料用容器及びその蓋は、
上述のように構成したので、口唇と飲料用容器との間に
隙間が生じることがなく、蓋を容器本体に取付けた状態
で飲料をこぼすことなく摂取することができるととも
に、摂取の前後においても揺れや振動などで内部の飲料
が外部にこぼれ出ることはなく、特に、蓋の外周部の内
側面には、飲料摂取時に飲料通過部から流出する飲料を
飲食者の口の中に導く案内溝を形成し、外周部の上面に
は、外周部の中心に対して飲料通過部とはほぼ反対の位
置に小さな空気孔を穿設することにより、飲料を吸引し
て摂取する際に、空気を空気孔から容器内部に導入して
容器内部が負圧になることを防止するとともに案内溝で
飲料を横方向に広がることなく飲食者の口の中に案内す
ることができることになり、飲料をスムーズに摂取する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図7は本考案の第1実施例を示す図
で、図1は本実施例に係る飲料用容器の蓋の外観を示す
斜視図である。
【図2】図2乃至図4は図1に示す蓋を容器本体に取付
けた状態の飲料用容器を示す図で、図2は飲料用容器の
平面図である。
【図3】図2の III−III 線による部分正面断面図であ
る。
【図4】図3の部分拡大断面図である。
【図5】本実施例による飲料用容器により飲料を飲んで
いる状態を示す斜視図である。
【図6】本実施例の動作を示す飲料用容器の片側断面図
である。
【図7】図1及び図2に示す飲料通過部の構造の変形例
を示す部分平面図である。
【図8】本考案の第2実施例を示す飲料用容器の部分正
面断面図である。
【図9】本考案の第3実施例を示す飲料用容器の部分正
面断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 飲料用容器 2 容器本体 3,3a,3b 蓋 4 上端開口部 5,5a,5b 天板部 6 外周縁部 7 外周部 8 外周部の外周 9 容器口縁部 10 嵌着部 11 容器口縁部の表面 12 嵌着部の内面 15 第1の傾斜面(傾斜面) 17 第2の傾斜面(傾斜面) 18 外周部の内側面 19 凹部 20 外周部の上面 21 凸部 30 飲料通過部 33 案内溝 34 空気孔 40 折曲部 41 接合部 42 スカート部 43 絞り部 60 開口部(飲料通過部) 70 傾斜面 L 飲料 Oa 外周部の中心

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の上端開口部を覆う天板部と、 この天板部の外周縁部から上方に向けて一体的に膨出形
    成された凸部を有するとともに前記天板部外周縁部に一
    体的に形成された外周部と、 この外周部の外周に一体的に形成されて前記上端開口部
    の周縁の容器口縁部に密着する嵌着部とを備え、 前記天板部に形成された傾斜面と前記外周部の内側面と
    により、上方に開口する凹部を形成し、 前記傾斜面の底部には、前記凸部と前記凹部とを構成す
    る前記外周部内側面の近傍に位置するとともに少なくと
    も飲料摂取時には開放可能な飲料通過部が設けられた蓋
    であって、 前記容器本体内に充填された飲料の摂取時には、前記容
    器本体に前記蓋を嵌着した状態で、飲食者が口で前記凸
    部をくわえ、下唇を前記蓋の前記外周部外周に密着さ
    せ、上唇を前記凹部内に侵入させて前記外周部内側面お
    よび前記傾斜面に密着させるとともに、前記飲料通過部
    を覆った状態で吸引することにより、前記飲料が前記飲
    料通過部を通過したのち前記飲食者の前記口の中に入る
    ように 前記外周部内側面には、飲料摂取時に前記飲料通過部か
    ら流出する前記飲料を前記飲食者の前記口の中に導く案
    内溝を形成し、前記外周部の上面には、該外周部の中心
    に対して前記飲料通過部とはほぼ反対の位置に小さな空
    気孔を穿設 したことを特徴とする飲料用容器の蓋。
  2. 【請求項2】 前記飲料通過部は、端部を残して大部分
    を連続的に打ち抜いて形成されるとともに前記端部を中
    心として揺動可能にし、 飲料摂取時には、前記飲食者が吸引することにより前記
    飲料通過部は吸引力により前記凹部側に折曲されて開口
    部を形成し、 飲料摂取を中断して前記飲料用容器を元の状態におく
    と、前記飲料通過部はその弾力性により前記開口部を閉
    じる状態に戻るようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の飲料用容器の蓋。
  3. 【請求項3】 飲料が充填される容器本体と、この容器
    本体の上部に取付けられる蓋とを備えた飲料用容器であ
    って、 前記蓋は、前記容器本体の上端開口部を覆う天板部と、
    この天板部の外周縁部から上方に向けて一体的に膨出形
    成された凸部を有するとともに前記天板部外周縁部に一
    体的に形成された外周部と、この外周部の外周に一体的
    に形成されて前記上端開口部の周縁の容器口縁部に密着
    する嵌着部とを備え、前記天板部に形成された傾斜面と
    前記外周部の内側面とにより、上方に開口する凹部を形
    成し、前記傾斜面の底部には、前記凸部と前記凹部とを
    構成する前記外周部内側面の近傍に位置するとともに少
    なくとも飲料摂取時には開放可能な飲料通過部が設けら
    れ、 前記容器本体内に充填された飲料の摂取時には、前記容
    器本体に前記蓋を嵌着した状態で、飲食者が口で前記凸
    部をくわえ、下唇を前記蓋の前記外周部外周に密着さ
    せ、上唇を前記凹部内に侵入させて前記外周部内側面お
    よび前記傾斜面に密着させるとともに、前記飲料通過部
    を覆った状態で吸引することにより、前記飲料が前記飲
    料通過部を通過したのち前記飲食者の前記口の中に入る
    ように 前記外周部内側面には、飲料摂取時に前記飲料通過部か
    ら流出する前記飲料を前記飲食者の前記口の中に導く案
    内溝を形成し、前記外周部の上面には、該外周部の中心
    に対して前記飲料通過部とはほぼ反対の位置に小さな空
    気孔を穿設 したことを特徴とする飲料用容器。
  4. 【請求項4】 前記飲料通過部は、端部を残して大部分
    を連続的に打ち抜いて形成されるとともに前記端部を中
    心として揺動可能にし、 飲料摂取時には、前記飲食者が吸引することにより前記
    飲料通過部は吸引力により前記凹部側に折曲されて開口
    部を形成し、 飲料摂取を中断して前記飲料用容器を元の状態におく
    と、前記飲料通過部はその弾力性により前記開口部を閉
    じる状態に戻るようにしたことを特徴とする請求項
    記載の飲料用容器。
  5. 【請求項5】 前記容器本体は、発泡性熱可塑性樹脂の
    発泡樹脂粒子を加熱膨張させて、この発泡樹脂粒子を互
    いに熱融着させた発泡成形品からなり、 前記蓋は、その全体が紙製,熱可塑性樹脂の非発泡シー
    ト,及び熱可塑性樹脂の発泡シートのいずれかによる成
    形品で全体的に可撓性を有していることを特徴とする請
    求項3又は4に記載の飲料用容器。
  6. 【請求項6】 前記容器口縁部は、半径方向外方に僅か
    に折曲されて膨らんだ形状を有するとともに、前記容器
    口縁部の表面は前記蓋の前記嵌着部の内面にぴったりと
    密着するように滑らかな曲面形状を有し、 前記嵌着部は、前記外周部外周に一体的に接合して半径
    方向外方に折曲された折曲部と、この折曲部に一体的に
    接合し前記容器口縁部の表面を外側から弾力的に押圧し
    て前記嵌着部内面を前記容器口縁部表面にしっかりと密
    着させるための湾曲した接合部と、この接合部の下端部
    から外方に向けて拡張されたスカート部とを備え、 このスカート部は、前記嵌着部の強度を補強するととも
    に、前記嵌着部が前記容器口縁部に嵌着される際の案内
    部分になっており、 前記接合部の下部は、半径方向内方を向いたのち半径方
    向外方を向いて前記スカート部に続くように湾曲した絞
    り部になっており、 前記容器本体に前記蓋を嵌着する際には前記嵌着部の弾
    性力に抗して前記絞り部の内径が広がって前記容器口縁
    部に係合し、前記蓋を前記容器本体に一旦嵌着した後は
    容器内部の前記飲料が前記嵌着部と前記容器口縁部との
    密着部から外へ漏れ出ることがないように、前記絞り部
    の内径は前記容器口縁部の外径よりも小さくなって いる
    ことを特徴とする請求項3,4又は5に記載の飲料用容
    器。
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