JP2600573B2 - カラー画像の彩度強調方法及び装置 - Google Patents

カラー画像の彩度強調方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン、スキャ
ナ、ファクシミリ等において、画像の色の彩度を調節す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像の彩度を強調するに
は、RGBのデータを明度、彩度、色相の3つの成分に
分解し、彩度の成分だけをルックアップテーブル(LU
T)を用いて変換し、その後RGBの逆変換するという
手法がとられていた。
【0003】一例として、図5に示すように、入力画像
メモリ41のRGBデータを、色座標変換手段42で例
えばL* C* H* 座標に変換し、彩度C* を彩度変換手
段46で変換した後、色座標逆変換手段47でRGBに
逆変換する。彩度変換手段46の例としては、図6の彩
度変換関数49のような特性をもつルックアップテーブ
ルを参照して彩度を変換する方法がある。RGBからL
* C* H* への変換式は、文献JIS−Z8729など
に詳しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像の彩
度強調装置は、RGB信号から明度、彩度、色相の成分
に分解する変換処理が必要であり、計算時間やメモリが
多く必要であるという欠点があった。
【0005】また、出力画像の高画質化を図るために
は、彩度成分を変換するLUTを最適に決定しなければ
ならないが、従来これをマニュアルによって調節しなけ
ればならないという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点を解決し、非
常に高速で、メモリが少なくて済む彩度強調装置を提供
することである。さらに、高画質化を図るための彩度強
調を自動的に行うことができる彩度強調装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のカラー画像
の彩度強調方法は、カラー画像の各画素のR、G、B値
の最大値をIとし、Iと各R、G、B値との差に強調係
数を乗じ、その結果からIを減算したものを新しいR、
G、B値とすることによって、画像の彩度を強調するカ
ラー画像の彩度強調方法において、 カラー画像の各画素
のR、G、B値の最小値をiとし、Iとiの差をIで除
した値である彩度を各画素ごとに計算し、画像内での彩
度最大値あるいは画像内の明度の高い領域での彩度最大
値を求め、彩度最大値の関数として前記強調係数を決定
することを特徴とする。
【0008】第2の発明のカラー画像の彩度強調方法
は、カラー画像の各画素のR、G、B値の最大値をIと
し、Iと各R、G、B値との差に強調係数を乗じ、その
結果からIを減算したものを新しいR、G、B値とする
ことによって、画像の彩度を強調するカラー画像の彩度
強調方法において、 カラー画像の各画素のR、G、B値
の最小値をiとし、Iとiの差をIで除した値である彩
度を各画素ごとに計算し、求められた彩度の画像データ
に低域濾過作用を施した画像内での彩度最大値あるいは
画像内の明度の高い領域での彩度最大値を求め、彩度最
大値の関数として前記強調係数を決定することを特徴と
する。
【0009】第3の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、入力カラー画像メモリから、各画素ごとに、R、
G、Bの最大値Iと最小値iを算出し、最大値Iと最小
値iの差を最大値Iで除算する演算を施すことによって
彩度を算出する彩度算出手段と、前記彩度算出手段の出
力をストアする彩度画像メモリと、前記彩度画像メモリ
内での最大値として彩度最大値を抽出する彩度最大値抽
出手段と、彩度最大値の関数として強調係数aを算出す
る強調係数算出手段と、各画素ごとにIと各RGB値と
の差に強調係数aを乗じ、その結果をIから減算したも
のを新しいR、G、 B値とする演算を施すRGB画素演
算手段とからなることを特徴とする。
【0010】第4の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、入力カラー画像メモリから各画素のR、G、Bの最
大値Iと最小値iを算出し、最大値Iと最小値iの差を
最大値Iで除算する演算を施すことによって彩度を算出
する彩度算出手段と、前記彩度算出手段の出力をストア
する彩度画像メモリと、前記入力カラー画像メモリから
各画素の明度を算出する明度算出手段と、前記明度算出
手段の出力をストアする明度画像メモリと、前記明度画
像メモリと前記彩度画像メモリの値を参照し、明度が一
定範囲にある画素での彩度の最大値として、彩度最大値
を抽出する彩度最大値抽出手段と、彩度最大値の関数と
して強調係数aを算出する強調係数算出手段と、各画素
ごとにIと各RGB値との差に強調係数aを乗じ、その
結果をIから減算したものを新しいR、G、B値とする
演算を施すRGB画素演算手段とからなることを特徴と
する。
【0011】第5の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、第3又は第4の発明において、前記彩度画像メモリ
の後段に彩度画像データに低域濾過作用を施す低域濾過
作用手段をもつことを特徴とする。
【0012】第6の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、第3、第4又は第5の発明において、前記強調係数
算出手段は、彩度最大値S max の関数として、a=1/
max の演算によって強調係数aを算出することを特徴
とする。
【0013】
【作用】以下に、第1の発明であるカラー画像の彩度強
調方法の原理について説明する。
【0014】図7は本発明の彩度強調方法の原理を説明
するための図であり、彩度強調前後のR、G、B値の変
化を示す。強調前のRGBの最大値51をI、強調前の
RGBの中間値52m、強調前のRGBの最小値53を
iとすると強調前のこの画素の白色成分は、図7のWで
表される白色成分55となる。白色成分55はR、G、
Bのそれぞれに、iと同じ値で含まれる。よってこの画
素の色成分58は、白色成分55をRGBからそれぞれ
減算した残りの成分である。
【0015】本発明の彩度強調方法は、画素値の中の色
成分の割合を増加させるために白色成分55の割合を低
下させる処理を行う。
【0016】本処理では最大値51がその画素の明度を
代表するものであると考え、強調の前後で最大値51は
変化しないものとする。また、強調の前後で色相を保存
するため、色成分58内の2つの成分の割合は変化しな
いものとする。つまり最大値と中間値の差56と中間値
と最小値の差57の比は、強調前後で一定である。
【0017】よって本発明の彩度強調方法は、強調パラ
メータとして強調係数59(記号はaとする)を用い
る。強調後の最大値61(I′)と強調後の最小値63
(i′)と強調後の中間値62(m′)は次式の演算に
よって得られる。
【0018】 I′=I, m′=I−(I−m)a, i′=−(I−i)a (1) 以上より強調係数59が1.0より大きいときは強調後
の白色成分65は強調前の白色成分55よりも少なくな
り、彩度が強調される。強調係数59が1.0より小さ
いときは強調後の白色成分65は強調前の白色成分55
よりも大きくなり、彩度が低下する。強調係数59が
1.0のときは強調前後で色の変化はない。強調係数5
9が0.0のときは強調後の画素は無彩色となる。また
強調後の、最大値と中間値の差66と中間値と最小値の
差67の比は、強調前と同じであり、色相が保存される
ことが分かる。
【0019】次に強調係数59を決定する方法について
説明する。
【0020】入力カラー画像の各画素のR、G、B値の
最大値をI、最小値をiとすると、Iとiの差をIで除
した値を、その画素の彩度Sとする。
【0021】 S=(I−i)/I (2) この彩度の値は、図7において、最大値51の中の、白
色成分55を除いた部分の割合を示すものであり、彩度
の定義として妥当である。この彩度は0.0から1.0
までの範囲で定義される。
【0022】次に彩度を各画素ごとに計算し、画像内で
の彩度の最大値Smax を求める。そして彩度の最大値S
max の関数として強調係数59を得る。
【0023】図8は強調係数を得るための関数の一例を
示す。横軸のSmax は彩度の最大値であり、縦軸は強調
係数である。関数としては第一の関数71や、第二の関
数72のような例がある。実際の装置では関数をルック
アップテーブルとして記憶しておき、必要に応じて参照
する方法をとることができる。
【0024】また、図9のように横軸に入力画像の彩度
Sをとり、縦軸に出力画像の彩度S′をとると、図6の
強調係数59は、図9のグラフにおいて、原点を通る直
線の傾きを表すことになる。そこで、入力画像の彩度が
max である画素を、出力では彩度1.0にしようとす
ると、図9の彩度変換関数81のように傾きが1/S
max の直線となるから、強調係数aは、次式で表せる。
【0025】 a=1/Smax (3) これを図8のグラフに表すと、第二の関数72のような
形になる。
【0026】また、彩度の最大値Smax を求めるのに入
力画像の画面全体の彩度の最大値を求めるのではなく、
画像の明度の高い部分における彩度の最大値を求める方
法がある。式(2)による彩度の定義を用いると、明度
が低いところでは彩度がいくら大きくなっても色はあざ
やかにならない。よって明度の高いところだけを、対象
にしてSmax を求めることで、人間の色知覚に適応した
強調係数aの決定ができる。
【0027】以下に、第2の発明である画像の彩度強調
方法の原理について説明する。
【0028】本発明では、入力画像ごとに彩度を計算し
た後に、低域濾過作用を施す。その出力である低域彩度
画像から、彩度の最大値S max を求める。以下の処理
は、第1の発明の彩度強調方法と同じである。
【0029】人間の感覚に関する知験によれば、画像の
彩度については、低周波成分の影響が高周波成分に比べ
て非常に大きいことが分かっている。よって低周波を濾
過しても、彩度に関する影響はほとんどなく、逆に、入
力画像にノイズ成分が含まれるときには、それらの影響
を取り除くことが可能となる。
【0030】
【実施例】以下に、本発明の実施例である画像の彩度強
調装置を図面を用いて説明する。
【0031】図1に本発明の画像の彩度強調装置の一実
施例を示す。入力画像メモリ1のR、G、Bデータか
ら、最大値算出手段2によって、各画素ごとに、R、
G、Bの最大値Iを算出する。
【0032】またあらかじめ係数入力手段5から強調係
数aを入力しておく。
【0033】そしてRGB画素演算手段3において、入
力画像メモリ1の各画素ごとに最大値Iと各RGB値と
の差に強調係数aを乗じ、その結果をIから減算する演
算を施す。そしてRGB画素演算手段3の出力を新しい
R、G、B値として出力画像メモリ4にストアする。
【0034】図2に本発明の画像の彩度強調装置の他の
実施例を示す。図1の装置において、係数入力手段5の
代わりに、以下の係数算出手段14を持つ。
【0035】係数算出手段14は、入力画像メモリ1か
ら、彩度算出手段11によって彩度を算出し、彩度画像
メモリ12に出力をストアする。彩度の算出手段11
は、入力画像メモリ1の画素毎に、RGBの最大値Iと
最小値iを算出し、(I−i)/Iの演算を行って彩度
を算出する。次に彩度最大値抽出手段13によって、彩
度画像メモリ12の中の最大値として彩度最大値Smax
を抽出する。
【0036】そして強調係数aは、彩度最大値変化手段
15によって彩度最大値Smax の関数として得られる。
彩度最大値変換手段15の例としては、図8の第一の関
数71や第二の関数72のような関数を、プログラムさ
れた数学式によって変換する装置や、あらかじめデータ
を記憶しておき、ルックアップテーブルとして参照する
装置などがある。
【0037】得られた強調係数aをもとに、図1の装置
と同じ方法によって各画素に演算を施し、彩度を強調す
る。
【0038】図3に本発明の他の実施例を示す。本実施
例は、図1の装置において、係数入力手段5の代わり
に、以下の係数算出手段24を持つ。
【0039】係数算出手段24は、入力画像メモリ1か
ら、彩度算出手段11によって彩度を算出し、彩度画像
メモリ12に出力をストアする。また、同時に入力画像
メモリ1から明度算出手段21によって各画素のRGB
の最大値Iを明度画像メモリ22にストアする。最大値
Iがその画素の明度を代表するものであると考えること
は、作用の項で述べた。
【0040】彩度の算出手段11は、入力画像メモリ1
の画素毎に、RGBの最大値Iと最小値iを算出し、
(I−i)/Iの演算を行って彩度を算出する。
【0041】次に彩度最大値抽出手段23によって、明
度画像メモリ22を参照しながら、明度の高い領域にお
ける彩度の最大値として彩度最大値Smax を求める。明
度を考慮する理由は、作用の項に述べた。
【0042】そして強調係数aは、彩度最大値変換手段
15によって彩度最大値Smax の関数として得られる。
彩度最大値変換手段15の例は第5の発明の彩度強調装
置の項で述べた。
【0043】得られた強調係数6をもとに、図1の装置
と同じ方法によって各画素に演算を施し、彩度を強調す
る。
【0044】図4に本発明の他の実施例を示す。本実施
例は、図2の係数算出手段14を置き換えたものであ
る。本実施例では、図2、図3の装置において、彩度画
像メモリ12のデータに対し、低域濾過手段31によっ
て低域濾過作用を施す。
【0045】以後は図2、図3の装置と同様にして強調
係数aを得、彩度を強調する。
【0046】なお図3の装置に適用するには、図3の彩
度画像メモリ12と彩度最大値抽出手段23との間に低
域濾過手段31を置く。
【0047】強調係数算出手段15の例として、次の関
数を作用させる手段がある。
【0048】 a=1/Smax (4)関数の実装手段としては、数学式をプログラムしたもの
や、あらかじめ計算結果をルックアップテーブルに記憶
しておき、S max 値からテーブルを参照する手段があ
る。
【0049】これによって、Smax が大きい時は、入力
画像の彩度が高いということで、強調係数aは低くな
り、Smax が小さい時は強調係数aは大きくなる。S
max が0のときは適当な値をaとして決めておく。
【0050】
【発明の効果】RGB値のカラー画像を、他の座標系に
変換することなく色相を変化させずに、彩度の強調がで
きる。また、処理時間が短くてすむ。強調係数が1.0
より大きいときは彩度を強調するが、1.0よりも小さ
いと逆に彩度を低下させることもでき、0.0で完全に
無彩色となる。また1.0のときは全く原画像は変化し
ない。よって無彩色から彩やかな色まで広い範囲の彩度
の調整ができる。
【0051】また本発明の彩度強調装置は、画像中から
適切な強調係数を算出するので、入間が見て高画質にな
るように画像の彩度を自動的に強調できる。
【0052】また、低周波濾過手段31を備えることに
よって、強調係数を計算する際に、原画像のノイズ成分
に左右されず、結果として人間の主観にあった補正が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラー画像の彩度強調装置の一実施
例を示すブロック図
【図2】 本発明のカラー画像の彩度強調装置の一実施
例を示すブロック図
【図3】 本発明のカラー画像の彩度強調装置の一実施
例を示すブロック図
【図4】 本発明のカラー画像の彩度強調装置の一実施
例を示すブロック図
【図5】 従来のカラー画像の彩度強調装置の一実施例
を示すブロック図
【図6】 図5の彩度変換手段46で用いられる彩度変
換関数の例
【図7】 本発明のカラー画像の彩度強調方法を説明す
るための図
【図8】 強調係数算出用関数の例
【図9】 入力画像の彩度と出力画像の彩度との関係

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像の各画素のR、G、B値の最
    大値をIとし、Iと各R、G、B値との差に強調係数を
    乗じ、その結果からIを減算したものを新しいR、G、
    B値とすることによって、画像の彩度を強調するカラー
    画像の彩度強調方法において、 カラー画像の各画素のR、G、B値の最小値をiとし、
    Iとiの差をIで除した値である彩度を各画素ごとに計
    算し、画像内での彩度最大値あるいは画像内の明度の高
    い領域での彩度最大値を求め、彩度最大値の関数として
    前記強調係数を決定することを特徴とするカラー画像の
    彩度強調方法。
  2. 【請求項2】 カラー画像の各画素のR、G、B値の最
    大値をIとし、Iと各R、G、B値との差に強調係数を
    乗じ、その結果からIを減算したものを新しいR、G、
    B値とすることによって、画像の彩度を強調するカラー
    画像の彩度強調方法において、 カラー画像の各画素のR、G、B値の最小値をiとし、
    Iとiの差をIで除した値である彩度を各画素ごとに計
    算し、求められた彩度の画像データに低域濾過作用を施
    した画像内での彩度最大値あるいは画像内の明度の高い
    領域での彩度最大値を求め、彩度最大値の関数として前
    記強調係数を決定することを特徴とするカラー画像の彩
    度強調方法。
  3. 【請求項3】 入力カラー画像メモリから、各画素ごと
    に、R、G、Bの最大値Iと最小値iを算出し、最大値
    Iと最小値iの差を最大値Iで除算する演算を施すこと
    によって彩度を算出する彩度算出手段と、前記彩度算出
    手段の出力をストアする彩度画像メモリと、前記彩度画
    像メモリ内での最大値として彩度最大値を抽出する彩度
    最大値抽出手段と、彩度最大値の関数として強調係数a
    を算出する強調係数算出手段と、各画素ごとにIと各R
    GB値との差に強調係数aを乗じ、その結果をIから減
    算したものを新しいR、G、B値とする演算を施すRG
    B画素演算手段とからなることを特徴とするカラー画像
    の彩度強調装置。
  4. 【請求項4】 入力カラー画像メモリから各画素のR、
    G、Bの最大値Iと最小値iを算出し、最大値Iと最小
    値iの差を最大値Iで除算する演算を施すことによって
    彩度を算出する彩度算出手段と、前記彩度算出手段の出
    力をストア する彩度画像メモリと、前記入力カラー画像
    メモリから各画素の明度を算出する明度算出手段と、前
    記明度算出手段の出力をストアする明度画像メモリと、
    前記明度画像メモリと前記彩度画像メモリの値を参照
    し、明度が一定範囲にある画素での彩度の最大値とし
    て、彩度最大値を抽出する彩度最大値抽出手段と、彩度
    最大値の関数として強調係数aを算出する強調係数算出
    手段と、各画素ごとにIと各RGB値との差に強調係数
    aを乗じ、その結果をIから減算したものと新しいR、
    G、B値とする演算を施すRGB画像演算手段とからな
    ることを特徴とするカラー画像の彩度強調装置。
  5. 【請求項5】 前記彩度画像メモリの後段に彩度画像デ
    ータに低域濾過作用を施す低域濾過作用手段をもつこと
    を特徴とする請求項3又は4記載のカラー画像の彩度強
    調装置。
  6. 【請求項6】 前記強調係数算出手段は、彩度最大値S
    maxの関数として、a=1/Smaxの演算によって
    強調係数aを算出することを特徴とする請求項3、4又
    は5記載のカラー画像の彩度強調装置。
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