JP2600502B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2600502B2
JP2600502B2 JP3021773A JP2177391A JP2600502B2 JP 2600502 B2 JP2600502 B2 JP 2600502B2 JP 3021773 A JP3021773 A JP 3021773A JP 2177391 A JP2177391 A JP 2177391A JP 2600502 B2 JP2600502 B2 JP 2600502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周辺機器からのクロック
入力により、周辺機器の制御を行うためのパルス発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パルス発生装置は、自動車エンジン制御
をはじめとして、各種リアルタイム制御を行う周辺機器
制御のため広く普及している。
【0003】以下、図1,図8,図9を用い、従来技術
について説明する。図1はパルス発生装置の構成図で、
パルス発生装置100は、中央処理装置(以下、CPU
という)101、割り込み要求発生回路(以下、INT
Cという)102、周辺ハードウェア103、及び周辺
バス104より構成される。
【0004】また、周辺ハードウェア103は、INT
C102に対し割り込み信号105を出力し、INTC
102は、これら割り込み信号の優先順位判定などを行
って、CPU101に割り込み要求信号106を出力す
る。CPU101は、割り込み要求信号を受け付ける
と、予め内部、あるいは外部のメモリにプログラムして
おいたプログラムに従い所定の処理を行う。
【0005】図8は、周辺ハードウェア103の内部
で、内部カウントクロックφをカウントするフリーラン
ニング・カウンタ(以下、FRCという)501、FR
C501のカウンタ値と比較を行うコンペア・レジスタ
A510〜51nと、FRC501のカウンタ値をキャ
ップチャするキャプチャ・レジスタ520と外部クロッ
ク入力バッファ521と、入力バッファ521より入力
された外部クロック入力信号のエッヂ検出回路522
と、エッヂ検出回路522により検出された外部クロッ
クをカウントするイベント・カウンタ523と、イベン
ト・カウンタ523のカウンタ値と比較を行うコンペア
・レジスタB524と、コンペア・レジスタB524の
一致信号525によりセットされ、コンペア・レジスタ
A510〜51nからの一致信号530〜53nにより
リセットされるフリップ・フロップ回路(以下、F.
F.という)540〜54nと、F.F540〜54n
を出力する出力バッファ550〜55nより構成され
る。コンペア・レジスタB524の一致信号525は、
イベント・カウンタ523をリセットすると共に、キャ
プチャ・レジスタ520のキャプチャ・トリガ信号とI
NTC102への割り込み信号となっている。
【0006】図9のタイミングチャートを参照して、出
力バッファ550から出力されるパルス出力0を例にと
って動作を説明する。
【0007】まず、外部クロックが所定数入力され、イ
ベント・カウンタ523のカウント値がコンペア・レジ
スタB524に予め設定しておいた値になり一致が起き
ると、コンペア・レジスタB524から一致信号525
が出力され、F.F540がセットされパルス出力0が
ハイ・レベル“1”になる。一致信号525はまた、キ
ャプチャ・レジスタ520のキャプチャ・トリガ信号と
なりその時のFRC501の値D0 をキャプチャ・レジ
スタ520に取り込むと共に、イベント・カウンタ52
3をクリアし、さらにはINTC102へ割り込み信号
105を出力する。
【0008】INTC102は、割り込み信号105が
入力されると優先順位等の判断処理を行ったのち、CP
U101に割り込み要求信号106を出力する。CPU
101は、割り込み要求信号106が入力されると予め
プログラムしておいたプログラムに従い割り込み処理を
行う。ここでは、キャプチャ・レジスタ520の値D0
に所望のパルス出力幅T0 に相当するFRC501のカ
ウント数W0 を足した値、D0 +W0 をコンペア・レジ
スタ210に書き込む、という処理を行う。
【0009】ここで、カウントクロックはφであるの
で、T0 =W0 /φ (W0 :カウント数、φ:FRC
501カウント周波数)という関係が成り立つ。
【0010】FRC501がカウントアップされていき
0 +W0 の値になるとコンペア・レジスタA510の
一致信号530が出力される。一致信号530は、F.
F540をリセットしパルス出力0をLOWレベル
“0”にする。
【0011】さらに外部クロック入力されて、イベント
・カウンタがカウントされると、再びコンペア・レジス
タB524との一致が起こり、F.F540はセットさ
れ、パルス出力0は再びハイ・レベル“1”となる。
【0012】以後、同様の動作を繰り返すことにより外
部クロック入力に同期したハイ幅T0 のパルス出力を得
ることが出来る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外部入力クロ
ックの周期が短くなりコンペア・レジスタB524の一
致信号525の発生周期がパルス幅T0 よりも短くなっ
てくると、すなわち第9図でTC の期間になると、コン
ペア・レジスタB524の一致信号525によりF.F
540が二重にセットされると共に、割り込み処理によ
りコンペア・レジスタA510がD2 +W0 からD3
0 に更新される前に、FRC501がD2 +W0 にな
るコンペア・レジスタA510の値と一致し、一致信号
525が出力され、F.F540は、リセットされてし
まう。
【0014】従って外部クロック入力周期が短くなり、
コンペア・レジスタB524の一致信号525の周期が
0 より短くなると、一致信号525によりセットされ
たパルス出力0が必ずしもT0 間出力されなくなれため
一致信号525の周期は、外部出力パルス幅T0 よりも
長い必要があった。
【0015】このように、従来のパルス出力装置は、外
部クロック入力周期が短くなり、イベント・カウンタに
接続されるコンペア・レジスタの一致信号の周期が、外
部出力パルス周期T0 よりも短くなると、本来外部パル
ス出力としてハイ・レベル“1”を出力し続けたいにも
かかわらず、外部パルス出力が突然リセットされてしま
い、例えば自動車のエンジン燃料噴射制御に使用した場
合には、本来燃料を噴射し続けたい場合にもパルス出力
が突然リセットされてしまうことにより、突然燃料噴射
が得られなくなるなどの誤動作を起こす原因となる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による処理装置
は、中央処理装置と、前期中央処理装置に非同期に処理
要求をする割り込み要求発生回路と、周辺回路とを有
し、前記周辺回路は、外部クロック入力信号のエッヂ検
出回路と、前記エッヂ検出回路により検出されたクロッ
クによりカウントをおこなうイベント・カウンタと、前
記イベント・カウンタのカウンタ値と比較を行う第一の
コンペア・レジスタと、内部クロックによりカウントさ
れるフリーランニング・カウンタと、前記フリーランニ
ング・カウンタのカウンタ値と比較を行う第二のコンペ
ア・レジスタと、前記第一のコンペア・レジスタからの
一致信号によりセットされ、前記第二のコンペア・レジ
スタへの書き込み信号によりリセットされる第一のフリ
ップ・フロップ回路と、前記第一のコンペア・レジスタ
からの一致信号によりセットされ、前記第一のフリップ
・フロップ回路の出力と前記第二のコンペア・レジスタ
からの一致信号によりリセットを制御される第二のフリ
ップ・フロップ回路とを有している。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳述す
る。
【0018】まず、図1,図2,図3を用いて本発明の
一実施例を説明する。
【0019】図1はパルス発生装置の構成図で、パルス
発生装置100は、CPU101、INTC102、周
辺ハードウェア103、及び周辺バス104より構成さ
れる。
【0020】また、周辺ハードウェア103は、INT
C102に対し割り込み信号105を出力し、INTC
102は、これら割り込み信号の優先順位判定などを行
って、CPU101に割り込み要求信号106を出力す
る。CPU101は、割り込み要求信号を受け付ける
と、予め内部、あるいは外部のメモリにプログラムして
おいたプログラムに従い所定の処理を行う。
【0021】図2は、周辺ハードウェア103の内部
で、内部カウントクロックφをカウントするFRC20
1、FRC201のカウント値と比較を行うコンペア・
レジスタA210〜21nと、FRC201のカウント
値をキャップチャするキャプチャ・レジスタ220と、
外部クロック入力バッファ221と、入力バッファ22
1より入力された外部クロック入力信号のエッヂ検出回
路222と、エッヂ検出回路222により検出された外
部クロックをカウントするイベント・カウンタ223
と、イベント・カウンタ223のカウンタ値と比較を行
うコンペア・レジスタB224と、コンペア・レジスタ
B224の一致信号225によりセットされ、コンペア
・レジスタA210〜21nへの書き込み信号、または
CPU101からのリセット信号RESETによりリセ
ットされるF.F226と、F.F226の出力を入力
とするインバータ(以下、INVという)227とIN
V227の出力と一致信号230〜23nとのAND論
理積(以下、ANDという)260〜26nと、一致信
号225によりセットされ、AND260〜26nの出
力によりリセットされるF.F240〜24nと、F.
F240〜24nを入力とする出力バッファ250〜2
5nより構成される。コンペア・レジスタB224の一
致信号225は、イベント・カウンタ223をリセット
すると共に、キャプチャ・レジスタ220のキャプチャ
・トリガ信号と、INTC102への割り込み信号とも
なっている。
【0022】図3のタイミングチャートを参照して出力
バッファ250より出力されるパルス出力0を例にとっ
て動作を説明する。
【0023】まず、外部クロックが所定数入力され、コ
ンペア・レジスタB224に予め設定しておいた値とな
り、コンペア・レジスタB224のカウント値と一致が
起きると、コンペア・レジスタB224より一致信号2
25が出力され、F.F240がセットされてパルス出
力0をハイ・レベル“1”にする。それと同時に、F.
F226をセットしINV227の出力をロウ・レベル
“0”にし、AND260〜26nの出力をロウ・レベ
ル“0”に固定することにより一致信号230〜23n
によるF.F240〜24nのリセットを禁止する。
【0024】一致信号225はまた、キャプチャ・レジ
スタ220のキャプチャ・トリガ信号となりその時のF
RC201のカウント値D0 をキャプチャ・レジスタ2
20に取り込むと共に、イベント・カウンタ223のク
リア信号、さらにはINTC102への割り込み信号1
05となる。
【0025】INTC102は、割り込み信号105が
入力されると優先順位等の判断処理を行ったのち、CP
U101に割り込み要求信号106を出力する。
【0026】CPU101は、割り込み要求信号107
が入力されると予めプログラムしておいたプログラムに
従い割り込み処理を行う。ここでは、キャプチャ・レジ
スタ220の値D0 に所望のパルス出力幅T0 に相当す
るFRC201のカウント数W0 を足した値、D0 +W
0 をコンペア・レジスタ210に書き込み、という処理
を行う。
【0027】ここで、カウントクロックはφであるの
で、T0 =W0 /φ (W0 :カウント数,φ:FRC
501カウント周波数)という関係が成り立つ。
【0028】コンペア・レジスタへの書き込み信号によ
りF.F226はリセットされ、一致信号230〜23
nによるF.F240〜24nのリセットを許可する。
【0029】FRC201がカウントアップされていき
0 +W0 の値になるとコンペア・レジスタA210の
一致信号230が出力される。一致信号230は、F.
F240をリセットしパルス出力0をロウ・レベル
“0”にする。
【0030】さらに外部クロックが入力されて、イベン
ト・カウンタがカウントされ続け、再びコンペア・レジ
スタ224との一致が起こるとF・F240及びF.F
226はセットされ、パルス出力0は再びハイ・レベル
“1”となると共に一致信号230〜23nによるF.
F240〜24nのリセットを禁止する。
【0031】以後、一致信号225の周期が外部出力パ
ルス幅T0 よりも長い場合には、すなわち図9でTa、
Tbに相当する場合には、同様の動作を繰り返すことに
より外部クロック入力に同期したハイ幅T0 のパルス出
力を得ることが出来る。
【0032】また、一致信号225の周期が出力パルス
幅T0 よりも短い場合には、すなわち図9でTC の期間
では、一致信号225により、F.F240がセットさ
れ、パルス出力0がハイ・レベル“1”になると共に、
F.F226がセットされ、INV227がロウ・レベ
ル“0”となる。一致信号225による割り込み処理に
より、コンペア・レジスタA210の値を更新し、D2
+W0 を書き込むと、F.F226はリセットされIN
V227はハイ・レベル“1”となり、一致信号230
〜23nによるF.F240〜24nのリセットが許可
されるが、コンペア・レジスタA210からの一致信号
230が出力される前に再び、一致信号225が出力さ
れるために再度F.F226がセットされ、INV22
7の出力がロウ・レベル“0”となり、F.F240〜
24nのリセットが禁止されるため、コンペア・レジス
タA210(D2 +W0 )の一致によるF.F240の
リセットは行われず、パルス出力0は、ハイ・レベル
“1”を出力し続ける。
【0033】従って、外部クロック入力の周期が短くな
って、一致信号225の周期がパルス幅T0 より短くな
っても、パルス出力0〜nは突然リセットされることが
ないため誤動作の原因となることがない。
【0034】次に、本発明の第2の実施例を図4に示
す。本実施例では、前実施例のF.F226、INV2
27、AND260〜26nのかわりに、一致信号22
5により、セットされ各コンペア・レジスタ210〜2
1nへの書き込み信号により、それぞれリセットされる
F.F400〜40nと、F.F400〜40nを入力
とするINV410〜41n、一致信号230〜23n
とINV410〜41nとのそれぞれの論理積AND4
20〜42nにより構成される。なお、図2と同様の番
号のものは、同様の機能を表す。
【0035】実施例1では、複数のコンペア・レジスタ
A210〜21nのどれかひとつでも更新されれば一致
信号230〜23nによる、F.F240〜24nのリ
セットが許可されるが、本実施例では各コンペア・レジ
スタそれぞれへの書き込みが終了しなければ、対応する
パルス出力はリセットされないため、複数のパルス出力
に対しよりきめ細かく、応用範囲の広い制御を行うこと
が出来る。
【0036】本発明の第3の実施例を図5に示す。本実
施例では、第1実施例と比較して、セット・レジスタ7
10,AND710〜71n,AND論理積の反転信号
(以下NAND)720〜72n,AND260〜26
nの代わりにAND730〜73nが追加された形で構
成される。図2と同様の番号のものは、同様の機能を表
す。
【0037】本実施例では、複数のパルス出力に対し図
6に示すようなシーケンシャルにパルス出力を行う場合
について述べる。
【0038】セットレジスタ700の各ビットは各パル
ス出力0〜nに対応し、セットレジスタ700の各ビッ
トとコンペア・レジスタB224の一致信号225との
AND論理積である、AND710〜71nはF.F2
40のセット信号となっている。
【0039】コンペア・レジスタB224の一致信号2
25が発生したとき、セットレジスタ700によりAN
D710〜71nを介し選択されたF.F240〜24
nがセットされ、セットレジスタ700のセットされた
ビットに対応したパルス出力がセットされる。この時セ
ットレジスタ700のビットのうちセットされていない
ビットに対応したパルス出力はセットされない。従っ
て、セットレジスタ700の設定値によりAND710
〜71nを介しF.F240〜24nを選択することに
より、任意のパルス出力に対して選択的にセットを行う
ことが出来る。
【0040】そこでセットレジスタ700の第nビット
をセットしておき、コンペア・レジスタB224の一致
信号225が発生するたびにセットレジスタ700の内
容を右シフトしていけば、図6に示すようなシーケンシ
ャルパルス出力を得ることが出来る。ここで、図6で
は、簡単のためパルス出力を4本とし、セットレジスタ
700を4ビットとした場合の例を示した。
【0041】またセットレジスタ700の内容をシフト
しなければ、テットレジスタ700のセットされている
ビットに対応したパルス出力は実施例1の場合と同様の
動作を行う。
【0042】図7のタイミングチャートを参照してシー
ケンシャルパルス出力を行った場合の動作について述べ
る。まず、はじめにセットレジスタ700の第nビット
をセットする。外部クロックが所定数入力され、イベン
ト・カウンタ223のカウント値がコンペア・レジスタ
B224に予め設定しておいた値となり一致が起きる
と、コンペア・レジスタB224より一致信号225が
出力され、AND71nの出力が“1”となり、F.F
24nがセットされてパルス出力nをハイ・レベル
“1”にする。それと同時に、F.F226をセットし
NAND72nの出力をロウ・レベル“0”にし、AN
D73nの出力をロウ・レベル“0”に固定することに
よりこの時点(FRC=Dn +W0 )で一致信号23n
が出力されてもF.F24nはリセットされない。この
時セットレジスタ700の第0〜(n−1)ビットは
“0”であるため、NAND720〜72(n−1)の
出力は“1”となりAND730〜73(n−1)が選
択され、一致信号230〜23(n−1)によるF.F
240〜24(n−1)のリセットは許可されている。
【0043】一致信号225はまたキャプチャ・レジス
タ220のキャプチャ・トリガ信号となり、その時のF
RC201のカウント値D0 をキャプチャ・レジスタ2
20に取り込むと共に、イベント・カウンタのクリア信
号、さらにはINTC102への割込み信号105とな
る。
【0044】INTC102は、割り込み信号105が
入力されると優先順位等の判断処理を行ったのち、CP
U101に割り込み要求信号106を出力する。
【0045】CPU101は、割り込み要求信号107
が入力されると予めプログラムしておいたプログラムに
従い割り込み処理を行う。ここでは、キャプチャ・レジ
スタ220の値D0 に所望のパルス出力幅T0 に相当す
るFRC201のカウント数W0 を足した値、D0 +W
0 をセットレジスタ700のセットされている第nビッ
トに対応するパルス出力nのリセットタイミングを設定
するコンペア・レジスタ21nに書き込み、その後セッ
トレジスタ700を右シフトする。
【0046】ここでカウントクロックはφであるので、
0 =W0 /φ (W0 :カウント数φ:FRC501
カウント周波数)という関係が成り立つ。
【0047】コンペア・レジスタへの書き込み信号によ
りF.F226はリセットされ、NAND72nの出力
が“1”になるためAND73nが選択され、一致信号
23nによるF.F24nのリセットが許可される。
【0048】次にセットレジスタ700を右シフトする
が、その前にFRC201がカウントアップされていき
0 +W0 の値になり、コンペア・レジスタA21nの
一致信号23nが出力されると、一致信号23nはAN
D73nを介し、F.F24nをリセットしパルス出力
nをロウ・レベル“0”にする。もし、一致信号23n
が出力されなければ、パルス出力nはハイ・レベル
“1”を出力し続ける。
【0049】次にセットレジスタ700を右シフトす
る。このときビットnは0を入れ、セットレジスタ70
0は第(n−1)ビットがセットされた状態になる。そ
して再び、外部クロックが入力されていき、イベント・
カウンタ223のカウント値と、コンペア・レジスタB
224の一致が起き、一致信号225が出力され、F.
F24(n−1)がセットされ、パルス出力(n−1)
がハイ・レベル“1”を出力すると同時に、F.F22
6が再びセットされる。このときセットレジスタ700
の第nビットは、“0”となっているため、NAND7
2nはF.F226によらず“1”となり、AND73
nが選択される。従ってこの時まだパルス出力nがハイ
・レベル“1”を出力していて、コンペア・レジスタA
21nの一致がおこり一致信号23nが出力されれば、
F.F24nはリセットされ、パルス出力nは、ロウ・
レベル“0”となる。
【0050】なおパルス出力(n−1)についての動作
はパルス出力nの場合と同様の動作をおこなうため、特
に図示しない。
【0051】従ってこれら動作を繰り返していくことに
より、コンペア・レジスタB224の一致がおき一致信
号225が発生すると、セットレジスタ700のセット
されているビットに対応したパルス出力がハイ・レベル
“1”を出力し、これらハイ・レベル“1”を出力して
いるパルス出力のリセットタイミングの設定を行わなけ
れば、これらパルス出力がリセットされることがだいな
め、一致信号225の発生周期が外部出力パルス幅T0
よりも長い場合には、実施例1の場合と同様の動作を複
数のパルス出力に対し順次おこなっていき、シーケンシ
ャルパルス出力を得ることが出来る。
【0052】また、一致信号225の発生周期がパルス
出力幅T0 よみも短くなった場合は、一致信号225が
発生した時点でセットレジスタ700の第7ビットがセ
ットされていてパルス出力nがハイ・レベル“1”を出
力していれば、一致信号225によりF.F226がセ
ットされることにより、NAND72nがロウ・レベル
“0”となり、再度一致信号225による割込み処理に
より、コンペア・レジスタA21nの値を更新しF.F
226をリセットしない限り、ハイ・レベル“1”を出
力し続け(図7、動作例2)、またセットレジスタ70
0の第7ビットがリセット“0”されていればNAND
72nが無条件にハイ・レベルとなるためAND73n
が選択され、一致信号225の発生によりF.F226
がセットされても関係なくパルス出力は所定幅ハイ・レ
ベル“1”を出力したのち、コンペア・レジスタA21
nの一致によりF.F24nはリセットされパルス出力
nはロウ・レベル“0”となる。(図7動作例1,2)
つまり、シーケンシャルパルス出力の場合、一致信号2
25の発生周期がパルス出力幅に比べ長くもても、短く
ても、一致信号225が出力された時点でセットレジス
タ700のビットのうちセット“1”されているビット
に対応するパルス出力は、そのパルスのリセットタイミ
ングを一致信号225が発生するごとにコンペア・レジ
スタに設定しない限りハイ・レベル“1”を出力し続
け、リセットタイミングの設定後セットレジスタ700
のシフトにより、セットレジスタ700のビットがリセ
ット“0”されている状態で一致信号225が発生して
も、この一致信号225には左右されず所定幅ハイ・レ
ベル“1”を出力したのち、リセットされロウ・レベル
“0”となるため、複数のパルス出力に対し高精度のシ
ーケンシャルパルス制御を行うことが出来る。
【0053】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明では外部
入力クロックの周期が出力パルス幅より短くなった場合
に、パルス出力のセット信号により、パルス出力のリセ
ットを禁止し、コンペア・レジスタの更新を行うことに
よりパルス出力のリセットを許可することにより、パル
ス出力のセット信号の直後に、コンペア・レジスタの値
が更新される前に、コンペア・レジスタの一致が起こる
ことによるパルス出力の突然のリセットが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パルス発生装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図3】第1実施例のタイミング図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図6】シーケンシャルパルスの出力例を示すタイミン
グ図である。
【図7】第3実施例のタイミング図である。
【図8】従来例を示す回路図である。
【図9】従来例のタイミング図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、前記中央処理装置に非
    同期に処理要求をする割り込み要求発生回路と、周辺回
    路とを有する情報処理装置において、前記周辺回路は、
    外部クロック入力信号のカウントをおこなうインベント
    ・カウンタと、前記イベント・カウンタのカウンタ値と
    比較を行う第一のコンペア・レジスタと、内部クロック
    によりカウントされるフリーランニング・カウンタと、
    前記フリーランニング・カウンタのカウンタ値と比較を
    行う第二のコンペア・レジスタと、前記第一のコンペア
    ・レジスタからの一致信号によりセットされ、前記第二
    のコンペア・レジスタへの書き込み信号によりリセット
    される第一のフリップ・フロップ回路と、前記第一のコ
    ンペア・レジスタからの一致信号によりセットされ、前
    記第一のフリップ・フロップ回路の出力と前記第二のコ
    ンペア・レジスタからの一致信号とによりリセットを制
    御される第二のフリップ・フロップ回路とを有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の情報処理装置において、複数
    の前記第二のフリップ・フロップ回路と、複数の前記第
    二のフリップ・フロップ回路から所定のフリップ・フロ
    ップを選択する選択手段とを有し、前記第一のコンペア
    ・レジスタからの前記イベント・カウンタとの一致信号
    により前記選択手段により選択された前記第二のフリッ
    プ・フロップがセットされることを特徴とする情報処理
    装置。
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