JP2600424B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2600424B2
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【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、操作パネル上に液晶表示器などの表示器
および音色などの楽音制御情報を設定するスイッチ群を
備える電子楽器に関する。
(b)従来の技術 電子ピアノ等、多数の音色の楽音を出力することがで
きる電子楽器では、通常、音色を設定するスイッチをグ
ループ化して操作パネル上に配置し、グループ内の音色
スイッチを操作してからボリュームやブリリアンス(音
の輝き)などのパラメータの設定をパラメータを設定用
スイッチの操作によって行う。この種の従来の電子楽器
は例えば特開昭62−103696号公報に示されている。同公
報に示される電子楽器は、グループ化された複数の音色
設定スイッチ群と、各グループを選択するための系列選
択スイッチと、音量などのパラメータを設定するパラメ
ータ設定用スイッチとを備え、音量などのパラメータを
設定するときには系列選択スイッチで上記のグループを
選択しながらパラメータ設定用スイッチを操作する。
(c)発明が解決しようとする課題 しかし、上記グループを選択するための系列選択スイ
ッチと、音色設定スイッチ群とが離れて配置されている
ために両者の関係が直ちに分かりにくく、しかも系列選
択スイッチとパラメータ設定用のスイッチとを同時に押
さなければパラメータ設定を行うことができないため操
作性が悪いという欠点があった。さらに2つ以上のパラ
メータを設定したときにはそれぞれのパラメータに対し
て系列選択スイッチまたはパラメータ設定用のスイッチ
が必要となり、スイッチの総数が増えるとともに操作性
も悪くなる問題があった。
この発明の目的は、表示器にパラメータを表示すると
ともに各スイッチの配置を工夫することにより上記の欠
点を解決することのできる電子楽器を提供することにあ
る。
(d)課題を解決するための手段 この発明は、表示器と、 音色等の楽音制御情報を設定するスイッチ群で構成さ
れ、配置位置が各々異なっている複数の楽音制御情報設
定スイッチ群と、 前記各楽音制御情報設定スイッチ群の近傍に配置さ
れ、各楽音制御情報設定スイッチで設定されているパラ
メータの表示の指示入力を受け付けるパラメータ呼出ス
イッチと、 前記パラメータ呼出スイッチの操作時に、操作された
パラメータ呼出スイッチに対応する楽音制御情報設定ス
イッチ群で設定されている楽音制御情報のパラメータを
前記表示器に切り換えて表示する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする。
(e)作用 この発明では、操作パネル上に配置されるスイッチの
構成として、音色などの楽音制御情報を設定する複数グ
ループの楽音制御情報設定スイッチ群と、グループ化さ
れた各楽音制御情報設定スイッチ群のそれぞれの近傍を
配置されたパラメータ呼出スイッチとを備えている。楽
音制御情報設定スイッチ群をグループ化する基準は任意
であってよいが、例えばUPPER鍵盤とLOWER鍵盤とからな
る上下2段の鍵盤構造を備える電子ピアノでは、上記ス
イッチ群を2グループに分け、一方のグループのスイッ
チ群をUPPER鍵盤用に割り当て、他方にグループのスイ
ッチ群をLOWER鍵盤用に割り当てることができる。この
ようなスイッチ配列構造で任意のパラメータ呼出スイッ
チを操作すると、そのパラメータ呼出スイッチの近傍の
楽音制御情報設定スイッチ群で設定されている楽音制御
情報のパラメータが表示器上に表示される。即ち、パラ
メータ呼出スイッチは、表示器に表示すべき楽音制御情
報のパラメータの指示入力を受け付けるものであり、操
作されたパラメータ呼出スイッチに対応する楽音制御情
報設定スイッチ群により設定された楽音制御情報のパラ
メータが、複数の楽音制御情報設定スイッチ群により共
用される表示器に、切り換えて表示される。パラメータ
として音量,ブリリアンス,タッチベロシティー楽音制
御のオン/オフなどの複数個のパラメータがある場合に
は、それらのパラメータを全て一度に表示器上に表示す
ることができる。つまり、演奏者は現在設定されている
パラメータを確認したい場合、またはパラメータを変更
したい場合には、対象となる楽音制御情報設定スイッチ
群の近傍のパラメータ呼出スイッチを操作するだけで、
現在設定されているパラメータを全て表示器上に表示す
ることができるため、非常に操作が容易になる。
(f)実施例 第1図はこの発明の実施例である鍵盤を備える電子楽
器のブロック図である。
全体の制御はCPU1によって行われ、時間をカウントす
るのに使用されるクロック信号を発生するクロック回路
2が接続されるとともに、メモリとしてプログラムメモ
リ3、ワーキングメモリ4および音色パラメータデータ
などの各種パラメータデータを記憶するパラメータメモ
リ5が設けられている。また、鍵盤はUPPER鍵盤6とLOW
ER鍵盤7の上下2段の鍵盤で構成されている。操作パネ
ル8は液晶表示装置からなる表示器9と各種操作スイッ
チ10とを備える。さらに上記UPPER鍵盤6に対応してト
ーンジェネレータ11が設けられた、上記LOWER鍵盤7に
対応してトーンジェネレータ12が設けられている。ま
た、リバーブ回路13も設けられ、このリバーブ回路13お
よび上記トーンジェネレータ11,12の出力はミキシング
回路14でミキシングされてサウンドシステム15に送られ
る。
第2図は操作パネル8の概略の配置図を示している。
操作パネル8の右側上方には液晶表示装置からなる表示
器9が配置され、その下方にスイッチSW4からスイッチS
W9の合計6個のスイッチが配置されている。これらのス
イッチは表示器9に表示されているパラメータ量を変更
したり、キーのタッチベロシティによる楽音制御のオン
/オフを決めたりするのに使用される。また、これらの
スイッチは(SW4,SW5)、(SW6,SW7)、(SW8,SW9)を
それぞれ一対として縦方向に3列に配列され、各列のス
イッチ毎にその上方に表示される表示データをエディッ
ト(編集)できるようになっている。
操作パネル8は左上側には、UPPER鍵盤(上側鍵盤)
6に対応して音色グループ選択スイッチ群10が配置さ
れ、左下側には、LOWER鍵盤(下側鍵盤)7に対応して
音色グループ選択スイッチ群11が配置されている。さら
に各スイッチ群10,11の下方には各スイッチ群の近傍に
スイッチSW1,SW2が配置されている。音色グループ選択
スイッチ群10はUPPER鍵盤6の音色を選択するスイッチ
ング群であり、複数の音色スイッチで構成されている。
音色グループ選択スイッチ群11はLOWER鍵盤7の音色を
選択するスイッチ群であり、これも複数の音色スイッチ
で構成されている。また、各スイッチ群の下方に配置さ
れているスイッチSW1,SW2は、UPPER鍵盤6,LOWER鍵盤7
それぞれに現在設定されている。音色のパラメータを呼
び出して表示器9に表示させるパラメータ呼出スイッチ
である。
前記音色グループ選択スイッチ群10の右側にはリバー
ブスイッチ群12とその下方近傍にスイッチSW3が配置さ
れている。このリバーブスイッチ群12は“HALL"や“ROO
M"などのリバーブ種類の選択スイッチを含み、それらの
スイッチの操作によって適当なリバーブをかけることが
できるようになっている。スイッチSW3は現在設定され
ているリバーブのパラメータを呼び出して表示器9に表
示するパラメータ呼出スイッチである。
前記音色グループ選択スイッチ群11の右側にはボリュ
ームやその他のスイッチを含むその他スイッチング群14
が配置されている。
第3図(A)〜(E)は表示器9の表示画面の一例を
示す。
第3図(A)はノーマル画面(画面1)である。本実
施例ではノーマル画面がUPPER鍵盤6およびLOWER鍵盤7
のそれぞれに設定されている音色の音色名を表示する。
例えば、同図に示す例ではUPPER鍵盤6に対して“PIANO
1"の音色名の音色が設定され、LOWER鍵盤7に対しては
“TRUMPET"の音色名の音色が設定されていることを示
す。
第3図(B)は、音色グループ選択スイッチ群10また
は音色グループ選択スイッチ群11の中から1つの音色ス
イッチが操作されたときに表示器9に表示される画面
(画面2)である。この画面2が表示されると同時に、
操作された音色スイッチ割り当てられている音色が設定
される。表示画面のうち領域aにはUPPER鍵盤6とLOWER
鍵盤7のどちらに関する表示かを示す文字が表示され
る。すなわち、音色グループ選択スイッチ群10の中の音
色スイッチが操作されたときにはこの領域aに“UPPER
VOICE"が表示され、音色グループ選択スイッチ群11の中
の音色スイッチが操作されたときにはこの領域aに“LO
WER VOICE"が表示される。領域bには、そのときに操作
した音色スイッチに割り当てられている音色の音色名が
表示される。この例では、当該音色スイッチに対して
“PIANO1が割り当てられていることを示す。同時に、こ
の領域bに表示される音色名は、当該音色スイッチの操
作によって領域aに表示されている鍵盤に設定された音
色を表している。領域cには、領域bの表示に係る音色
が含まれる音色グループの全ての音色の音色名が表示さ
れる。同図に示す例では、“PIANO1",“PIANO2",“E・
PIANO"が1つの音色グループに含まれていることを示
す。この段階で、操作された音色スイッチに現在割り当
てられている音色を他の音色、例えば“PIANO2"に係る
音色に変更したい場合には、この“PIANO2"の下方に配
置されているエンタースイッチSW6またはSW7の何れかを
一回押す。第3図(C)は、パラメータ呼出スイッチSW
1またはSW2が操作されたときに表示される画面(画面
3)である。この表示画面の領域dにはエディット用に
現在選択されている鍵盤に応じて、“VOICE CONDITION
(UPPER)”または“VOICE CONDITION(LOWER)”が表
示される。また、領域eには音量が、領域fにはブリリ
アンス(音の輝き)の程度がそれぞれ棒グラフで表示さ
れる。また、領域gはキーのタッチ強度(タッチベロシ
ティー)による楽音制御のオン/オフが表示される。こ
の表示状態で、領域eの下方にあるスイッチSW4またはS
W5を操作することによりパラメータVOL(音量)を変更
することができ、またスイッチSW6またはSW7を操作する
ことでパラメータBRI(ブリリアンス)を変更すること
ができる。また、同様にスイッチSW8またはSW9を操作す
ることでパラメータTOUCHをオンまたはオフに設定する
ことができる。
第3図(D)は、パラメータ呼出スイッチSW3が操作
されときに表示される画面(画面4)である。この表示
画面は現在UPPER鍵盤6およびLOWER鍵盤7に設定されて
いるリバーブ状態に示している。表示画面の領域hには
パラメータVOL(音量)が、領域iにはパラメータDERAY
(ディレイ)がそれぞれ棒グラフで表示される。この画
面4の状態においてスイッチSW4またはSW5を操作すると
パラメータVOLが変化し、またスイッチSW6またSW7を操
作するとパラメータDERAYが変化する。
第3図(E)は、リバーブスイッチ群12の中のスイッ
チを操作したときに表示される画面(画面5)である。
この例ではリバーブスイッチ1群12の中のHA1LL1を指定
するスイッチが操作されたことを示している。この画面
においてはエンタースイッチSW4〜SW9の操作は無効であ
る。
次に上記の電子楽器の動作についてフローチャートを
参照しながら説明する。
第4図はメインフローチャートである。最初にn1にお
いて装置のイニシャライズを行い、n2,n3においてそれ
ぞれサブルーチンキーイベントおよびサブルーチンSを
繰り返し実行する。
第5図はサブルーチンキーイベントのステップを示
す。
UPPER鍵盤6またはLOWER鍵盤7の何れかの鍵盤におい
てキーイベントがあると、n11に進み、キーオンイベン
トかキーオフイベントかを判定する。キーオフイベント
の場合にはn12においてキーオフ処理を行ってリターン
する。また、キーオンイベントのときにはキーオンされ
た鍵盤に予め割り当てられているナンバーをレジスタk
に与える。UPPER鍵盤6,LOWER鍵盤7に対して与えられて
いるナンバーはそれぞれ1,2である(n13)。次に押鍵さ
れたキーのキーコードをレジスタKCに入れ(n14)、タ
ッチ制御フラグTOUCH[k]の状態を判定する。このフ
ラグが“0"のときにはキータッチデータ(キーベロシテ
ィデータ)で楽音制御しない。また“1"のときにはキー
ベロシティデータで楽音制御する。したがって、タッチ
制御フラグTOUCH[k]=1のときにはキーベロシティ
データをキーベロシティレジスタKONVに入れ、フラグTO
UCH[k]=0のときには定数PKVをレジスタKONVに入れ
る(n16,n17)。そして、キーオン信号,レジスタKC,KO
NVのデータをそれぞれトーンジェネレータTG(k)へ出
力してリターンする。この段階でサウンドシステム15か
らは楽音が出力される。
第6図はサブルーチンSWのステップを示している。
n20においてスイッチイベントがあったことを判定す
ると、続いてスイッチオンイベントがオフイベントかを
判定する(n21)。スイッチオンイベントであるならサ
ブルーチンSWオンイベントを実行し(n22)、スイッチ
オンイベントならエンタースイッチオフイベントかどう
かの判定を行う(n23)。エンタースイッチオフイベン
トであるときにはn24において、表示器9の領域bにそ
のときに表示されているパラメータを、ワーキングメモ
リ4内に設けられているボイスメモリの所定の位置に書
き込んでリターンする。この場合、パラメータが音色の
ときは直前に操作されている音色スイッチのナンバーに
対応する位置にそのパラメータが書き込まれる。また、
パラメータが音量等のときには、上記ボイスメモリの所
定の位置にそのパラメータが書き込まれる。なお、レジ
スタDSP[i]は、現在表示器9の領域b等に表示され
ているパラメータ(音色のナンバー等)がセットされて
いるレジスタである。引数iは0から(パラメータ数−
1)の間の何れかの数値をとる。したがって、例えば第
3図(B)に示す画面2においてi=0なら、レジスタ
DSP[i]には音色名が“PIANO1"のナンバーがセットさ
れていることになる。
第6図に示すように、本実施例ではエンタースイッチ
のオフイベントがあったときにメモリに対するデータの
書き込みを行うようにしている。
第7図はサブルーチンSWオンイベントのステップを示
している。
n30において、操作されたスイッチがどのスイッチか
を判定する。もし、操作されたスイッチが呼出スイッチ
であるなら、すなわちSW1〜SW3の何れかのスイチが操作
された場合にはn31に進み、SW4〜SW9のエンタースイッ
チが操作されたときにはn32に進む。また、音色グルー
プ選択スイッチ群10または11の中の何れかの音色スイッ
チが操作されたときにはn33に進み、リバーブスイッチ
群12の中のリバーブスイッチが操作されたときにはn34
に進む。その他のスイッチが操作されたときにはその他
スイッチ処理n35へと進む。n31〜n34ではワーキングメ
モリ4に設けられているタイマTをクリアする。そし
て、操作されたスイッチの種類に応じてn35〜n38の何れ
かのサブルーチンを実行してリターンする。
第8図は、第7図のn35で実行されるサブルーチンパ
ラメータ呼出スイッチのステップである。
先ず、パラメータ呼出スイッチSW1〜SW3の何れかのス
イッチ操作があったとき、イベントのあったスイッチの
ナンバーをレジスタSWNにセットする(n40)。続いて、
レジスタSWNのデータを参照して、レジスタDSP[i]に
パラメータメモリ5からパラメータを読み出してセット
する。この場合、レジスタDSPは(パラメータの個数−
1)個配列として用意され、用意された全てのレジスタ
DSPに対してパラメータがセットされる。例えばスイッ
チSW1が操作されたときにはレジスタDSP[0],DSP
[1],DSP[2]が用意され、それぞれにパラメータVO
L,BR1,TOUCHの値がセットされる。続いて、レジスタSWN
にセットされているスイッチナンバーに対応した画面に
する(n42)。この画面は画面3または画面4である。
そしてレジスタDSP[i]のパラメータをそれぞれ表示
画面の対応位置に表示する(n43)。
第9図はサブルーチン音色SWのステップを示してい
る。
最初に、イベントのあったスイッチのスイッチナンバ
ーをレジスタSWNにセットする(n50)。続いて操作され
た音色スイッチが属する鍵盤に対応したナンバーがレジ
スタkにセットされる。この場合、UPPER鍵盤6に対応
するナンバーは“1"であり、LOWER鍵盤7に対応するナ
ンバーは2である(n51)。そして、画面を第3図
(B)に示す画面2にする(n52)。この場合、画面2
の領域aにはレジスタkのデータに対応して“UPPER VO
ICE"または“LOWER VOICE"Hが表示され、領域bにはレ
ジスタSWNにセットされているスイッチデータに割り当
てられている音色の音色名が表示される。そしてその音
色のナンバーをワーキングメモリ4に含まれるボイスメ
モリから読み出して、レジスタVOICE[k]にセットす
る(n53)。さらに音色ナンバーとVOICE[k]のセット
データをトーンジェネレータTG(k)へ出力して楽音を
発音させてリターンする。
第10図は第7図のn36で実行されるサブルーチンエン
ターSWのステップを示している。
最初にn60で画面メンバーを判定する。画面ナンバー
が画面2のときにはサブルーチンVOICEを実行し、画面
3のときにはサブルーチンVOICE CONDを実行し(n6
3)、画面4のときにはサブルーチンREVERB CONDを実行
する(n64)。その他の場合にはn61においてその他のス
イッチのエンター処理を行う。
第11図はサブルーチンVOICEのステップを示してい
る。レジスタkに表示器9において表示されているデー
タに対応した鍵盤ナンバーをセットし(n70)、操作さ
れたエンタースイッチに応じた音色ナンバーをパラメー
タメモリ5から選択してレジスタVOICE[k]にセット
する(n71)。例えば第3図(B)に示す表示状態で、
エンタースイッチSW4またはSW5が操作されたとき音色が
PIANO1の音色ナンバーがレジスタVOICE[k]にセット
される。次にレジスタVOICE[k]にセットされている
音色ナンバーをトーンジェネレータTG(k)出力し(n7
2)、表示器9の領域bにレジスタVOICE[k]の音色ナ
ンバーに対応した音色名を表示する(n73)。さらに、
ワーキングメモリ4内に配置されているボイスメモリの
レジスタSWNのセットデータに対応する位置にレジスタV
OICE[k]のデータを書き込む。すなわち、第9図のn5
0においてレジスタSWNにイベントのあったスイッチナン
バーがセットされているため、このスイッチナンバーに
対応するボイスメモリの位置にエンタースイッチによっ
て新たに設定された音色のナンバーを書き込むことにな
る。
第12図はサブルーチンVOICE CONDのステップを示して
いる。
最初にn80において、表示されているデータに対応し
て鍵盤のナンバーをレジスタkにセットする。続いてイ
ベントのあったエンタースイッチのナンバーをレジスタ
SWNにセットする(n81)。このレジスタSWNにセットさ
れたスイッチナンバーが8または9であれば、第3図
(C)に示すようにパラメータTOUCHをエディットする
ための操作が行われたことを意味し、レジスタSWNのス
イッチナンバーがスイッチSW4〜SW7に対応するものであ
ればパラメータVOL,BRIのエディットのための操作が行
われたことになる。前者の場合にはn83以下を実行し、
後者の場合にはn86以下を実行する。
SWN=8またはSWN=9の場合、最初に、レジスタDSP
[2]を反転する。なお、DSP[2]=1はパラメータT
OUCHがオンであること意味し、DSP[2]=0はパラメ
ータTTOUCHがオフであること意味する。次に、反転後の
レジスタDSP[2]のデータをレジスタTOUCH[k]にセ
ットする。このレジスタTOUCH[k]は、前述のように
第5図のステップn15において参照される。次にレジス
タDSP[2]の値に対応した文字列、すなわちレジスタ
の内容が“0"なら文字列“OFF"を、レジスタの内容が
“1"なら文字列“ON"をそれぞれ表示器9の領域gの位
置に表示する(n85)。
一方、上記n82においてレジスタSWNのスイッチナンバ
ーがスイッチSW4〜SW7を表す4〜7であるときにはn86
以下のグラフ処理に移る。先ず、操作されたエンタース
イッチに対応してレジスタDSP[i]のデータを増減す
る(n86)。この場合、上側のエンタースイッチが操作
されたときには上記レジスタのデータを増やし、下側の
エンタースイッチが操作されたときには反対に減らす。
続いて、レジスタDSP[i]のデータをトーンジェネレ
ータTG(k)の対応するパラメータ入力端子に出力する
(n87)。さらに、レジスタDSP[i]のデータを表示器
9の対応する位置に表示する(n88)。
第13図,第14図はリバーブスイッチの操作に関するフ
ローチャートである。
第13図は第7図のn38で実行されるサブルーチンリバ
ーブSWのステップである。このルーチンでは、最初に、
操作されたリバーブ種類のナンバーをレジスタREVにセ
ットし(n90)、リバーブ回路13に対してレジスタREVの
データを出力する(n90,n91)。そして表示器9の表示
画面を画面5にする(n92)。続いて、レジスタREVのセ
ットデータに対応したリバーブ種類名を表示して(n9
3)終了する。
第14図は第10図においてn64で実行されるサブルーチ
ンREVERB CONDのステップを示す。
最初に、イベントのあったエンタースイッチのナンバ
ーをレジスタSWNにセットする(n100)。そのナンバー
が8または9のときには何もせず、4〜7の何れかであ
るときには(n101)n102に進み、レジスタSWNのスイッ
チナンバーに対応してレジスタDSP[i]の内容を増減
する。さらに、レジスタDSP[i]のデータをリバーブ
回路13の対応するパラメータ入力端子に出力し(n10
3)、レジスタDSP[i]のデータを表示器9の対応する
位置に棒グラフで表す(n104)。以上の制御により、第
3図(D)に示すように領域hおよび領域iに棒グラフ
でリバーブに対するパラメータの表示が行われる。
次に、クロック回路2によるCPU1に対するクロック割
込みの動作について説明す。第15図はこの割込み処理ル
ーチンである。
クロック回路2からの割込みは1秒毎に行われる。こ
の割込みが行われると、タイマTのデータを先ず判定す
る。タイマTのデータが9未満である場合、すなわちそ
の他スイッチ群14を除く他の何れかのスイッチが操作さ
れたときから(画面を操作するスイッチが操作されたと
きから)9秒未満であるときにはn114においてそれらの
画面操作に関するスイッチがオン状態かどうかを判定
し、オン状態のときは何もせず、オフしていればタイマ
Tを1秒増やす処理を行う(n115)。一方、n110におい
てタイマTが9秒以上計時しているときにはそのときの
状態が画面1かどうかを判定し(n111)、画面1でなけ
ればn112において強制的に画面1にする。そして、UPPE
R鍵盤6に対応する表示エリアにはレジスタVOICE[1]
のセットデータに対応する音色名を表示し、LOWER鍵盤
7に対応する表示位置にはレジスタVOICE[1]のセッ
トデータに対応する音色名を表示する。
以上の動作により、リバーブ状態または鍵盤6,7に設
定されている音色を確認したときや変更したいときに
は、対応の呼出スイッチを1回操作するだけでよい。こ
の場合、呼出スイッチは対象となるパラメータに関する
スイッチ群の近傍に配置されているために、呼出スイッ
チと上記各スイッチ群との関係が分かり易く操作性が非
常によくなる。また、それらのパラメータを変更すると
きには上記の表示状態においてエンタースイッチを操作
するだけで複数のパラメータの変更が可能である。この
ように、パラメータ確認,変更のための操作性が非常に
良い。
なお、上記実施例では楽音制御情報として音色リバー
ブを示したが、リズム等の他の楽音制御情報にも本発明
を適用出来る。また、パラメータが非常に多い場合には
画面を切り換ることによってそれらを表示することも可
能である。
(g)発明の効果 この発明では、各楽音制御情報設定スイッチ群により
設定された楽音制御情報のパラメータが表示部に表示さ
れるため、設定内容を容易に確認することができる。ま
た、複数の楽音制御情報で表示器を共用しているため、
構成を簡略化することができる。各楽音制御情報設定ス
イッチ群の近傍にパラメータ呼出スイッチを配置してい
るので、各スイッチ群とパラメータ呼出スイッチとの関
係が非常に分かり易い。このため、操作パネル上に多数
のスイッチがあっても演奏者はパラメータ呼出スイッチ
を容易に操作することができる。特に、電子オルガン等
ではパラメータの変更に素早い操作に要求されるときが
あるが、この場合でも従来に比較してより直観的な素早
い操作を期待できる。また、パラメータを表示器上に表
示するため、複数のパラメータを一度に表示することが
でき、しかも、その近接にパラメータ編集用のスイッチ
を配置すればそのスイッチの操作で任意のパラメータ編
集を可能ならしめる。これによって操作パネル上のスイ
ッチ総数を減らすことできるとともに、操作性を向上で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である電子楽器のブロック
図、第2図は操作パネルの構成図、第3図(A)〜
(E)は画面1〜画面5のそれぞれの表示画面例を示す
図、第4図〜第15図はCPUの動作を示すフローチャート
である。 9……表示器、 10,11……音色グループ選択スイッチ群、 12……リバーブスイッチ群、 SW1〜SW3……パラメータ呼出スイッチ、 SW4〜SW9……エンタースイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示器と、 音色等の楽音制御情報を設定するスイッチ群で構成さ
    れ、配置位置が各々異なっている複数の楽音制御情報設
    定スイッチ群と、 前記各楽音制御情報設定スイッチ群の近傍に配置され、
    各楽音制御情報設定スイッチで設定されているパラメー
    タの表示の指示入力を受け付けるパラメータ呼出スイッ
    チと、 前記パラメータ呼出スイッチの操作時に、操作されたパ
    ラメータ呼出スイッチに対応する楽音制御情報設定スイ
    ッチ群で設定されている楽音制御情報のパラメータを前
    記表示器に切り換えて表示する表示制御手段と、 を備えてなる電子楽器。
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