JP2600281Y2 - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JP2600281Y2
JP2600281Y2 JP1993014506U JP1450693U JP2600281Y2 JP 2600281 Y2 JP2600281 Y2 JP 2600281Y2 JP 1993014506 U JP1993014506 U JP 1993014506U JP 1450693 U JP1450693 U JP 1450693U JP 2600281 Y2 JP2600281 Y2 JP 2600281Y2
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明宏 小島
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Aiphone Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はインターホン装置に係
わり、特にインターホン装置に設けられた共通ペアライ
ンによる誤結線箇所を検出するインターホン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、インターホン装置の親機と子
機とは共通ペアラインを使用して、図3のように接続さ
れている。インターホン装置は、子機102とデータ交
信するためのデータ送受信回路104、通話用の送話回
路105及び受話回路106を有する親機101と、親
機101とデータ交信するためのデータ送受信回路10
8、通話用の送話回路109及び受話回路110を有す
る子機102とを備えている。また、親機101には直
流電源を供給する電源供給回路103、子機102には
電源供給回路103からの電源を受給する電源受給回路
107が設けられている。
【0003】このような親機101と子機102とは、
共通ペアラインLにより接続されている。共通ペアライ
ンLを構成するデータ線L1−L2は親機101のデータ
送受信回路104と子機102のデータ送受信回路10
8とを結線し、送話線L3−L4は親機101の受話回路
106と子機102の送話回路109とを結線し、受話
線L5−L6は親機101の送話回路105と子機102
の受話回路110とを結線している。
【0004】したがって送話線L3−L4、受話線L5−
L6には、音声信号及び子機102の駆動電源として親
機101の電源供給回路103から供給される直流電源
が重畳されて伝送される。これにより通話は、親機10
1の送話回路105と受話回路106とを備えた送受器
と子機102のマイク及びスピーカにより行われ、この
ときの音声信号は送話線L3−L4、受話線L5−L6を介
して伝送される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、親機101と
子機102とを共通ペアラインLにより接続するので、
接続用端子部を見誤り、誤結線する場合がある。例え
ば、データ線L1−L2、送話線L3−L4、受話線L5−
L6に接続する各回路を各々誤結線した場合には、電源
も入らず呼出、通話ができなくなる。このような場合
は、各回路の線を1線毎に共通ペアラインLから切り離
して確認するか、またはテスター等で導通しているか否
かを確認していた。したがって作業者による確認作業に
時間がかかり、また誤結線されている箇所を特定するの
が困難であった。
【0006】一方、図4に示すように送話線L3−L4の
線L4にトランス111及びトランス113を介して結
線された親機101の受話回路106と子機102の送
話回路109と、受話線L5−L6の線L6にトランス1
12及びトランス114を介して結線された親機101
の送話回路105と子機102の受話回路110とを誤
結線させた場合には、電源の受給が矢印方向に行われ、
インターホン装置は正常に動作することになる。しか
し、線L4に受話回路106及び受話回路110、線L6
に送話回路105及び送話回路109を各々トランスを
介して結線しているので、通話中にノイズが入り、音声
が聞き取りにくくなる。
【0007】しかし、インターホン装置は正常に動作し
ているので、この通話中のノイズが各回路を誤結線した
ことにより生じたか否かは、正確にはわからないという
問題点があった。
【0008】
【目的】本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、子機側で正常結線と誤結線との
電圧を比較することにより、誤結線箇所を容易かつ確実
に特定することができるインターホン装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本考案のインターホン装置は、データ送受信回
路、送話回路及び受話回路を有する親機と、データ送受
信回路、受話回路及び送話回路を有する子機とを備え、
親機のデータ送受信回路、送話回路及び受話回路並びに
子機のデータ送受信回路、受話回路及び送話回路を共通
ペアラインを構成するデータ線、送話線及び受話線によ
りそれぞれ結線し、親機には直流電源を供給する電源供
給回路、子機には電源供給回路から送話線及び受話線を
介して直流電源を受給する電源受給回路を設け、子機に
は、送話線間または受話線間の電圧を検出する電圧検出
器と、電圧検出器からの出力及び基準電圧を比較する比
較器と、比較器からの出力信号を取込んで送話線及び受
話線に誤結線があるか否かを判定する誤結線判定手段と
を備えたものである。
【0010】
【作用】このインターホン装置において、電源供給回路
から直流電源を供給すると、子機に備えられた電圧検出
器が共通ペアラインを用いた送話線または受話線間の電
圧を検出し、比較器により電圧検出器からの出力及び基
準電圧を比較し、比較器からの出力信号を取込む誤結線
判定手段により送話線及び受話線に誤結線があるか否か
を判定することができるので、誤結線箇所を確実に特定
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案によるインターホン装置の一実
施例について図面を参照して説明する。本考案のインタ
ーホン装置は図1に示すように、インターホン装置の子
機102側に基準電圧発生器122を有する比較器12
1と、比較器121からの出力信号を判定する誤結線判
定手段である判定回路123とを備えるものである。
【0012】親機101の受話回路106はトランス1
11の1次側に結線されている。トランス111の2次
側には共通ペアラインLの送話線L3−L4が接続されて
おり、また子機102の駆動電源を供給する親機101
の電源供給回路103もトランス111の2次側に結線
されている。トランス111の2次側に接続された送話
線L3−L4は、整流器を介してトランス113の2次側
に接続されている。また、電源供給回路103が直流電
源で電源を供給しているので、トランス113の2次側
から子機102の電源受給回路107に結線されてい
る。トランス113の1次側は送話回路109に接続さ
れている。
【0013】このようなトランス113の2次側には、
分圧用の電圧検出器R1、R2が送話線L3−L4間に直
列に接続されており、この電圧検出器R1、R2間には
比較器121が結線されている。また、比較器121に
は、誤結線により発生する電圧検出器R1、R2で分圧
された電圧と比較するための電圧を発生させる基準電圧
発生器122が結線されている。
【0014】更に、比較器121で比較された電圧の比
較結果を判定する判定回路123が、比較器121に結
線されている。このような判定回路123は、子機10
2のデータ送受信回路108からデータ線L1−L2を使
用して親機101のデータ送受信回路104に、判定結
果の出力信号を伝送する。一方、子機102の受話回路
110はトランス114の1次側に結線されている。ト
ランス114の2次側には整流器を介して共通ペアライ
ンLの受話線L5−L6に接続されている。また、トラン
ス114の2次側には、電源受給回路107が結線され
ている。トランス114の2次側に接続された受話線L
5−L6はトランス112の2次側に接続されており、こ
のトランス112の2次側には、電源供給回路103が
結線されている。トランス112の1次側には親機10
1の送話回路105が結線されている。
【0015】このようにインターホン装置の親機101
と子機102とは、直流電源により駆動するように配線
されている。以上のように構成された本考案のインター
ホン装置の動作について以下に説明する。図1に示すよ
うな正常結線の場合は、親機101の電源供給回路10
3から供給される直流電源がトランス111から送話線
L3−L4を介してトランス113へ伝送され、更に子機
102の電源受給回路107へ伝送される。この場合、
送話線L3−L4は同電圧なので電圧検出器R1、R2か
ら比較器121への入力は0Vになり、比較器121か
ら誤結線判定回路123への出力は0Vになる。したが
って誤結線判定回路123は、正常結線を示す出力信号
をデータ線L1、L2を介して親機101のデータ送受信
回路104に伝送する。
【0016】一方、図2に示すような誤結線の場合は、
送話線L3−L4の線L4、受話線L5−L6の線L6が入れ
替わっているので、電源供給回路103から供給される
直流電源は、線L3、電圧検出器R1、R2、線L6に伝
送し、電圧検出器R1、R2に分圧された電圧が発生す
る。この電圧は電圧検出器R1、R2に結線された比較
器121に伝送され、所定の基準電圧に設定された基準
電圧発生器122の電圧より高ければ、比較器121は
誤結線を示す出力信号を誤結線判定回路123に出力す
る。したがって誤結線判定回路123は、誤結線を示す
出力信号をデータ線L1−L2を介して親機101のデー
タ送受信回路104に伝送することができるので、どの
配線が誤結線されているのか判定することができる。
【0017】また、誤結線の判定結果は親機101にデ
ジタル表示させれば誤結線箇所を瞬時に判定することが
できる。更に、このような子機102は共通ペアライン
Lに複数接続されていても、共通ペアラインLに接続さ
れる子機が各々独立して誤結線を検出し、親機に誤結線
を示す出力信号を送出できる。
【0018】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案のインターホン装置によれば、誤結線箇所を容易か
つ確実に特定することができる。これにより、従来のよ
うに配線を外したり、テスター等で確認する手間を省く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のインターホン装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本考案のインターホン装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図3】従来のインターホン装置の基本構成を示すブロ
ック図。
【図4】従来のインターホン装置を示すブロック図。
【符号の説明】
101…親機 102…子機 103…電源供給回路 104…データ送受信回路(親機) 105…送話回路(親機) 106…受話回路(親機) 107…電源受給回路 108…データ送受信回路(子機) 109…送話回路(子機) 110…受話回路(子機) 111、112…トランス(親機) 113、114…トランス(子機) 121…比較器 122…基準電圧発生器 123…誤結線判定回路(誤結線判定手段) L…共通ペアライン L1−L2…データ線 L3−L4…送話線 L5−L6…受話線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/24 H04M 9/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ送受信回路(104)、送話回路
    (105)及び受話回路(106)を有する親機(10
    1)と、データ送受信回路(108)、受話回路(11
    0)及び送話回路(109)を有する子機(102)と
    を備え、前記親機のデータ送受信回路、送話回路及び受
    話回路並びに前記子機のデータ送受信回路、受話回路及
    び送話回路を共通ペアライン(L)を構成するデータ線
    (L1−L2)、送話線(L3−L4)及び受話線(L5−
    L6)によりそれぞれ結線し、前記親機には直流電源を
    供給する電源供給回路(103)、前記子機には前記電
    源供給回路から前記送話線及び受話線を介して直流電源
    を受給する電源受給回路(107)を設け、前記子機に
    は、前記送話線間または前記受話線間の電圧を検出する
    電圧検出器(R1、R2)と、前記電圧検出器からの出
    力及び基準電圧を比較する比較器(121)と、前記比
    較器からの出力信号を取込んで前記送話線及び前記受話
    線に誤結線があるか否かを判定する誤結線判定手段(1
    23)とを備えたことを特徴とするインターホン装置。
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