JP2600046B2 - 電動チェーンブロックにおける操作ばね付きリミットレバー - Google Patents

電動チェーンブロックにおける操作ばね付きリミットレバー

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JP2600046B2 JP27077392A JP27077392A JP2600046B2 JP 2600046 B2 JP2600046 B2 JP 2600046B2 JP 27077392 A JP27077392 A JP 27077392A JP 27077392 A JP27077392 A JP 27077392A JP 2600046 B2 JP2600046 B2 JP 2600046B2
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動チェーンブロック
における操作用コイルばねを備えているリミットレバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動チェーンブロックにおける操作ばね
付きリミットレバーとしては、実公昭38−14745
号公報に示されているように、揺動杆(リミットレバ
ー)にチェーンガイド孔を有する安全ガイドを枢着し、
その安全ガイドの下部に、螺旋溝を有する突出部を連設
し、その突出部の螺旋溝に操作用コイルばねを螺合した
構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電動チェー
ンブロックにおける操作ばね付きリミットレバーの場合
は、突出部に螺旋溝を設ける必要があるので、加工が煩
雑であり、かつ操作用コイルばねを突出部の螺旋溝に螺
合するので、その突出部の長さが長くなり、さらに電動
チェーンブロックに衝撃力や振動力が作用すると、操作
用コイルばねが弛緩して前記突出部から脱落する恐れが
あり、また操作用コイルばねが弛緩して前記突出部から
脱落するのを防止するために、操作用コイルばねを突出
部の螺旋溝に固く螺合すると、操作用コイルばねを突出
部に対し螺合セットしにくくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の電動チェーンブロックにおける操
作ばね付きリミットレバーにおいては、電動チェーンブ
ロック1における過巻き防止用リミットスイッチ2を操
作する操作軸3に、リミットレバー4の中間部を固定
し、そのリミットレバー4の両側に取付けられたチェー
ンガイド孔5を有する筒状のチェーンガイド部材6,7
の下部に、円環状の外周溝8を設け、円筒状の小径コイ
ルばね9の上端に上方に向かって拡径するテーパーコイ
ルばね10を介して大径コイルばね11を連設して、操
作用コイルばね12を構成し、その操作用コイルばね1
2における大径コイルばね11を前記外周溝8に嵌入す
る。また操作用コイルばねの離脱を一層確実に防止する
ために、大径コイルばね11の上端部に係止突起13を
内向きに屈折連設し、その係止突起13を外周溝8の底
部に設けた係止孔14に挿入する。
【0005】
【実施例】図5および図6は本発明の第1実施例におい
て用いられる操作用コイルばね12を示すものであっ
て、円筒状の小径コイルばね9の上端に、上方に向かっ
て拡径するテーパーコイルばね10の下端部が連設さ
れ、そのテーパーコイルばね10の上端部に、大径コイ
ルばね11の下端部が連設されている。
【0006】図7および図8は本発明の第1実施例にお
いて用いられるチェーンガイド部材6,7を示すもので
あって、上下方向に貫通する十字状断面のチェーンガイ
ド孔5を有する円筒状のチェーンガイド部材6,7の下
端縁に、下方から上方に向かって拡径するばね押込み誘
導用テーパーガイド面15が設けられ、かつチェーンガ
イド部材6,7の下部外周に、テーパーガイド面15か
ら僅かに上方に離れた位置において、円環状の外周溝8
が設けられ、さらに前記チェーンガイド部材6,7にけ
る上側の前後両側に係合突起16が一体に設けられてい
る。
【0007】図1ないし図4は、前記チェーンガイド部
材6,7および前記操作用コイルばね12を使用した本
発明の第1実施例に係る電動チェーンブロックにおける
操作ばね付きリミットレバーを示すものであって、電動
チェーンブロック1のケーシング17にパネル18がボ
ルト19により固定され、そのパネル18に、逆結線防
止回路ユニット20,コンタクト21および被操作部材
22を有する過巻き防止用リミットスイッチ2が固定さ
れ、かつケーシング17に、ロードシーブ23の下方に
おいて非円形端部を備えている操作軸3が回転自在に取
付けられ、その操作軸3に、平行に配置された一対のリ
ミットレバー4の中間部が嵌合係止され、前記操作軸3
と過巻き防止用リミットスイッチ2の被操作部材22と
は、スリーブ状のスイッチ操作部材25を介して連結さ
れている。
【0008】前記一対のリミットレバー4における負荷
側端部の間に、チェーンガイド部材6が配置されると共
に、そのチェーンガイド部材6の前後両側の係合突起1
6は、リミットレバー4の負荷側端部に設けられた係合
孔26に挿入され、前記一対のリミットレバー4におけ
る無負荷側端部の間に、チェーンガイド部材7が配置さ
れると共に、そのチェーンガイド部材7の前後両側の係
合突起16は、リミットレバー4の無負荷側端部に設け
られた係合孔26に挿入されている。
【0009】前記各チェーンガイド部材6,7の下端部
に、前記操作用コイルばね12における大径コイルばね
11が押圧嵌合され、かつその大径コイルばね11は、
チェーンガイド部材6,7における外周溝8に嵌入され
ている。
【0010】電動チェーンブロック1を巻上運転して、
その巻上運転が限界に達すると、荷物支持用フック24
またはその上部においてチェーン28に取付けられたス
トッパ27が操作用コイルばね12の下端部に突き当た
って、その操作用コイルばね12を介してリミットレバ
ー4を回動させ、かつそのリミットレバー4により、操
作軸3およびスイッチ操作部材25を介して、過巻き防
止用リミットスイッチ2の被操作部材22が回動され
て、電動チェーンブロック1の巻上運転が停止される。
【0011】電動チェーンブロック1を巻下運転して、
その巻下運転が限界に達すると、チェーン28の無負荷
側端部に取付けられたストッパ29が操作用コイルばね
12の下端部に突き当たって、その操作用コイルばね1
2を介してリミットレバー4を回動させ、かつそのリミ
ットレバー4により、操作軸3およびスイッチ操作部材
25を介して、過巻き防止用リミットスイッチ2の被操
作部材22が回動されて、電動チェーンブロック1の巻
下運転が停止される。
【0012】図9ないし図12は本発明の第2実施例を
示すものであって、操作用コイルばね12における大径
コイルばね11の上端部に、内向きに突出する係止突起
13が屈折連設され、かつチェーンガイド部材6,7の
下部における外周溝8の底部に係止孔14が設けられ、
前記係止突起13が前記係止孔14に挿入されて係止さ
れているが、その他の構成は前記第1実施例の場合と同
様である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、電動チェーンブロック
1における過巻き防止用リミットスイッチ2を操作する
操作軸3に、リミットレバー4の中間部を固定し、その
リミットレバー4の両側に取付けられたチェーンガイド
孔5を有する筒状のチェーンガイド部材6,7の下部
に、円環状の外周溝8を設け、円筒状の小径コイルばね
9の上端に上方に向かって拡径するテーパーコイルばね
10を介して大径コイルばね11を連設して、操作用コ
イルばね12を構成し、その操作用コイルばね12にお
ける大径コイルばね11を前記外周溝8に嵌入したの
で、簡単な手段によって操作用コイルばね12の上端部
をチェーンガイド部材6,7に係止することができ、か
つ大径コイルばね11の下部に、テーパーコイルばね1
0が連設されているので、チェーンガイド部材6,7の
下部に対し、操作用コイルばね12の上部を容易に押込
み嵌合することができ、さらにチェーンガイド部材6,
7の下端部に設けた外周溝8に、操作用コイルばね12
の上部の大径コイルばね11を嵌入したので、チェーン
ガイド部材6,7の下部のばね係止部を短かくしても、
操作用コイルばね12が離脱することはない。また操作
用コイルばね12の上部の大径コイルばね11の上端部
に内向きに屈折連設した係止突起13を、チェーンガイ
ド部材6,7の外周溝8の底部に設けた係止孔14に挿
入することにより、操作用コイルばね12がチェーンガ
イド部材6,7から離脱する恐れを、完全に排除するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電動チェーンブロッ
クにおける操作ばね付きリミットレバーを示す縦断正面
図である。
【図2】図1のリミットレバー付近を拡大して示す縦断
正面図である。
【図3】図1に示す部分の縦断側面図である。
【図4】図1における操作用コイルばねとチェーンガイ
ド部材の下部との関係を拡大して示す縦断正面図であ
る。
【図5】操作用コイルばねを示す一部縦断正面図であ
る。
【図6】図5の平面図である。
【図7】チェーンガイド部材を示す正面図である。
【図8】チェーンガイド部材を示す底面図である。
【図9】本発明の第2実施例におけるチェーンガイド部
材に取付けられた操作用コイルばねを示す一部縦断正面
図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】本発明の第2実施例において用いられるチェ
ーンガイド部材の下側部分を示す正面図である。
【図12】本発明の第2実施例において用いられる操作
用コイルばねを示す平面図である。
【符号の説明】
1 電動チェーンブロック 2 過巻き防止用リミットスイッチ 3 操作軸 4 リミットレバー 5 チェーンガイド孔 6 チェーンガイド部材 7 チェーンガイド部材 8 外周溝 9 小径コイルばね 10 テーパーコイルばね 11 大径コイルばね 12 操作用コイルばね 13 係止突起 14 係止孔 15 テーパーガイド面 16 係合突起 17 ケーシング 18 パネル 19 ボルト 20 逆結線防止回路ユニット 21 コンタクト 22 被操作部材 23 ロードシーブ 24 フック 25 スイッチ操作部材 26 係合孔 27 ストッパ 28 チェーン 29 ストッパ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動チェーンブロック1における過巻き
    防止用リミットスイッチ2を操作する操作軸3に、リミ
    ットレバー4の中間部を固定し、そのリミットレバー4
    の両側に取付けられたチェーンガイド孔5を有する筒状
    のチェーンガイド部材6,7の下部に、円環状の外周溝
    8を設け、円筒状の小径コイルばね9の上端に上方に向
    かって拡径するテーパーコイルばね10を介して大径コ
    イルばね11を連設して、操作用コイルばね12を構成
    し、その操作用コイルばね12における大径コイルばね
    11を前記外周溝8に嵌入した電動チェーンブロックに
    おける操作ばね付きリミットレバー。
  2. 【請求項2】 大径コイルばね11の上端部に係止突起
    13を内向きに屈折連設し、その係止突起13を外周溝
    8の底部に設けた係止孔14に挿入した請求項1の電動
    チェーンブロックにおける操作ばね付きリミットレバ
    ー。
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