JP2599923B2 - 自動汚泥濃縮装置 - Google Patents

自動汚泥濃縮装置

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JP2599923B2
JP2599923B2 JP62178986A JP17898687A JP2599923B2 JP 2599923 B2 JP2599923 B2 JP 2599923B2 JP 62178986 A JP62178986 A JP 62178986A JP 17898687 A JP17898687 A JP 17898687A JP 2599923 B2 JP2599923 B2 JP 2599923B2
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米蔵 井出下
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株式会社 西原オ−エムテック
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、汚泥貯留槽,汚泥濃縮槽,汚泥濃縮貯留
槽等において汚泥を濃縮する際に、汚泥が浮上したり沈
降することにより分離した中間水を自動的に排出するよ
うにした自動汚泥濃縮装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来は、汚泥貯留槽,汚泥濃縮槽,汚泥濃縮貯留槽等
において汚泥を濃縮する際に、汚泥が浮上したり沈降す
ることにより分離する中間水の量を管理者が監視して、
この中間水が一定量に達したことを管理者が判断した時
に、ポンプを動作させて、その中間水を排除して、汚泥
の濃縮度を高めるようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような管理者の労力や判断に委ね
ていた従来の管理方法では、中間水を排除したり、余剰
汚泥を移送したりしている間、管理者は施設に拘束され
る。巡回管理の際、汚泥濃縮作業を実施すると管理時間
が長くなる。巡回時間を短かくしようとして、中間水の
単位時間当りの排出量を増加させて生物処理槽への中間
水の排水時間を短くしようとすると、処理槽の負荷が一
時的に急に高くなり、その結果、処理水槽が低下する。
管理者が注意をおこたり、中間水の代わりに汚泥やスカ
ムを排除して処理機能に悪影響を与える場合があると言
った問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、中間水の排除や余剰汚泥の供給を管理者
の手を煩わすことなく行うことができる自動汚泥濃縮装
置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる自動汚泥濃縮装置は、中間水が一定
量に達した時に中間水排除装置を自動的に稼動おせて、
中間水を自動的に排除し、その中間水の排除が終了した
時に中間水排除装置を自動的に停止させるようにする。
また、前記中間水排除装置によって中間水を排除した後
に、コントローラを動作させて、その排除した中間水の
量に相当する余剰汚泥を自動的に供給するようにしたも
のである。
〔作 用〕
この発明における自動汚泥濃縮装置によれば、中間水
の排除及び中間水の排除と余剰汚泥の供給との繰り返し
作業を、管理者の手を煩わすことなく自動的に行いなが
ら、汚泥の濃度を高めることができる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
先ず、第1図に示された汚泥処理システムは、汚水1を
ばっ気槽2によってばっ気処理した後、その処理水を沈
澱槽3へ移流して沈澱させる。汚泥返送ポンプ4によっ
て沈澱槽3内の返送汚泥5をばっ気槽3内に返送する一
方、余剰汚泥移送ポンプ6によって沈澱槽3内の余剰汚
泥7を汚泥貯留槽8内に移送する。汚泥貯留槽8内で汚
泥を濃縮し、その濃縮によって発生した中間水9を中間
水排除ポンプ10によって排除してばっ気槽2へ移送させ
るようにしたものである。
次に、第1図に示された汚泥貯留槽8に適用された自
動汚泥濃縮装置の実施例を説明する。
中間水排除装置11は、中間水ゾーンを識別させる第1
のセンサ12と、スカムゾーン又は空気ゾーンを識別させ
る第2のセンサ13とを有し、中間水排除ポンプ10をON−
OFF制御するものである。なお、第1及び第2のセンサ1
2,13はそれぞれ光センサによって構成されていて、該光
センサは、発光量が一定である発光素子と、受光量の変
化を検出する受光素子とによって構成されている。
次に、この自動汚泥濃縮装置の動作を説明する。
汚泥貯留槽8に余剰汚泥を満しておくと、余剰汚泥は
時間の経過と共に、槽底部から槽上部に向けて、汚泥ゾ
ーン,中間水ゾーン,スカムゾーン又は空気ゾーンに分
離する。
第1のセンサ12が中間水ゾーンを識別すると、中間水
排除装置11からの指令信号によって中間水排除ポンプ10
が駆動(ON)されて、中間水9が自動的に排除される。
この中間水9の排除によって汚泥貯留槽8内の水位が低
下して、第2のセンサ13がスカムゾーン又は空気ゾーン
を識別すると、中間水排除装置11からの指令信号によっ
て中間水排除ポンプ10の駆動が停止(OFF)されて、中
間水9の排除を自動的に中止させる。そして、この動作
の繰り返し作業によって、汚泥貯留槽8内の汚泥の濃度
が高められる。
次に、第2図に示した汚泥貯留槽8に適用された自動
汚泥濃縮装置の他の実施例を説明する。なお、第1図と
同一又は相当部には同一の符号を付した。
中間水排除装置11に接続されたコントローラ14はフロ
ートスイッチ15を有し、余剰汚泥移送ポンプ6をON−OF
F制御するものである。
次に、この自動汚泥濃縮装置の動作を説明する。
中間水排除装置11によって汚泥貯留槽8内の中間水を
排除すると、その中間水排除の情報が中間水排除装置11
からコントローラ14に伝えられる。すると、コントロー
ラ14からの指令信号によって余剰汚泥移送ポンプ6が駆
動(ON)されて、沈澱槽3内の余剰汚泥7が汚泥貯留槽
8内に自動的に供給される。余剰汚泥7の供給によって
汚泥貯留槽8内の水位が上昇して、フロートスイッチ15
が水位の上限を検出すると、コントローラ14からの指令
信号によって余剰汚泥移送ポンプ6の駆動が停止(OF
F)されて、余剰汚泥7の供給を自動的に中止させると
共に、その余剰汚泥7の供給終了の信号を中間水排除装
置11に伝える。
以上により、汚泥貯留槽8内の中間水9を自動的に排
除する一方、その排除した中間水9の量に相当する余剰
汚泥7の汚泥貯留槽8内に自動的に供給する。そして、
この動作の繰り返し作業によって、汚泥貯留槽8内の汚
泥の濃度が高められる。
なお、上記実施例では、汚泥貯留槽8による汚泥の濃
度を説明したが、汚泥濃縮槽や汚泥濃縮貯留槽に適用し
たものでも良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、中間水の排除
及び中間水の排除と余剰汚泥の供給との繰り返し作業
を、管理者の手を煩わすことなく自動的に行いながら、
汚泥の濃度を高めることができるようにしたので、汚泥
栄濃縮作業が省力化される。汚泥濃縮作業によって管理
者は拘束されなくなるので、巡回して維持管理していた
施設では、巡回管理の時間を短縮できる。又、中間水を
排除する際、処理水質が低下しない様に中間水の排除時
間を長くしても支障がない。中間水の代りに汚泥やスカ
ムを排除して処理機能に悪影響を与えたり、汚泥濃縮の
効果が低下するようなことがなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に一実施例による自動汚泥濃縮装置を
示す概略断面図、第2図はこの発明の他の実施例を示す
概略断面図である。 6は余剰汚泥移送ポンプ、7は余剰汚泥、8は汚泥貯留
槽、9は中間水、10は中間水排除ポンプ、11は中間水排
除装置、12は第1のセンサ、13は第2のセンサ、14はコ
ントローラ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚泥ゾーンとスカムゾーン又は空気ゾーン
    との間の中間水を排除する中間水排除ポンプと、中間水
    ゾーンを識別するとともに、この識別に伴って前記中間
    水排除ポンプを駆動させて中間水を排除させるようにし
    た第1のセンサと、スカムゾーン又は空気ゾーンを識別
    するとともに、前記中間水排除ポンプの駆動を停止させ
    て中間水の排除を中止させるようにした第2のセンサと
    を有する中間水排除装置を備えたことを特徴とする自動
    汚泥濃縮装置。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2のセンサをそれぞれ光の
    センサで構成し、該光センサを発光量が一定である発光
    素子と受光量の変化を検出する受光素子で構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動汚泥濃縮
    装置。
  3. 【請求項3】前記中間水排除装置からの情報に基づい
    て、前記中間水排除ポンプにより排除した中間水の量に
    相当する余剰汚泥を余剰汚泥移送装置によって供給させ
    るコントローラを具備したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の自動汚泥濃縮装置。
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FR2763078B1 (fr) * 1997-05-09 1999-07-23 Biotrade Procede et installation de degradation biologique aerobie de compositions lipidiques

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JPS59135460U (ja) * 1983-03-01 1984-09-10 関西熱化学株式会社 活性汚泥の沈降率測定装置
JPS60143900A (ja) * 1983-12-28 1985-07-30 Takuma Co Ltd 汚泥濃縮装置

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