JP2599816B2 - X線撮像システム - Google Patents

X線撮像システム

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JP2599816B2
JP2599816B2 JP2265314A JP26531490A JP2599816B2 JP 2599816 B2 JP2599816 B2 JP 2599816B2 JP 2265314 A JP2265314 A JP 2265314A JP 26531490 A JP26531490 A JP 26531490A JP 2599816 B2 JP2599816 B2 JP 2599816B2
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、X線撮像装置に関し、更に詳しくは、X線
撮像装置のX線管を通って流れる過渡サージ電流を抑制
する手段に関する。
従来の技術 X線撮像装置は、カソードと、アノードとを有してい
る真空管を含んでおり、真空管は、作動時にX線を放出
する。カソードはタングステン熱電子放出源と、集束面
とを含んでいる。印加電位を供給されると、熱放出電子
がカソードとアノードとの間の真空ギャップを横切っ
て、アノードに衝突し、X線を発生する。
場合によって、通常動作中に、真空管がブレークダウ
ンすると、アノード・カソード間インピーダンスが急激
に低下し、真空管に大電流が流れる。ある期間にわたっ
てブレークダウンが繰り返し発生すると、高電圧電極が
劣化すると共に、X線を発生するのに必要な高いバイア
ス電圧に耐え得るX線管の能力が低下する。通常動作状
態においてX線管の電源、即ち電力発生器は、アノード
どカソードとの間の電流の流れを調整する能力を有して
いるが、この制御はブレークダウンの間は失われる。
典型的な医学的診断用X線設備においては、X線管及
びその関連する撮像用の構成部はしばしば1つの部屋内
に設けられており、高電圧電力発生器は他の部屋内に設
けられている。これらの構成部は高電圧ケーブルによっ
て相互接続されているが、これらのケーブルは、長さが
最大100フィートにもなる。通常、1つのシールド・ケ
ーブルがカソードを負(アースに対して)の高電圧供給
装置に接続しており、他のシールド・ケーブルがアノー
ドを正(アースに対して)の高電圧供給装置に接続して
いる。通常、これらのケーブルは供給装置とX線管との
間の電力を転送する受動素子として作用するが、ケーブ
ルのリアクタンスの特性によってケーブルに蓄積される
エネルギは相当なものになる。
しかしながら、X線管がブレークダウンした場合に
は、高電圧ケーブルはこの現象に積極的に関与する。ケ
ーブルは十分な容量及びインダクタンスを有しているの
で、ブレークダウンによってアノード用のケーブルとカ
ソード用のケーブルとの間で振動的な放電が開始し、そ
のとき、これらのケーブルはX線管の低インピーダンス
路を通って電気的に接続されている。大きな過渡電流
は、電源のインピーダンスによって制限されるよりも、
むしろケーブルのサージ・インピーダンスによってのみ
制限される。ブレークダウンによって発生する電気的放
電は、極性が周期的に変化し、X線管内のカソード表面
及びアノード表面の両方に損傷を与える。この放電は最
終的には、ケーブル内の抵抗素子による減衰によって、
又は振動電流のゼロ交差の間におけるギャップを通る放
電の消滅によって消滅する。この結果の損傷によって、
X線管のその後の作動の際に通常の電圧に耐え得る能力
が非常に損なわれる。
発明の要約 X線撮像装置は、カソードと、アノードとを有してお
り、X線ビームを発生する真空管を含んでいる。この装
置は更に、X線管の動作の際に高電圧を発生して維持す
る電圧源を含んでいる。
好適な実施例においては、この電圧源は、X線管のア
ノード及びカソード用の別々の高電圧電源を有している
ことが好ましい。X線管は高電圧ケーブルによって電源
に電気的に接続されている。一方のケーブルがアノード
用電源をX線管のアノードに接続しており、他のケーブ
ルがカソード用電源をX線管のカソードに接続してい
る。抵抗素子が2つのケーブルの間でX線管と直列に接
続されており、この抵抗素子はケーブルの特性インピー
ダンスの2倍に等しい抵抗を有している。この抵抗素子
は、アノード用のケーブルとカソード用のケーブルとの
間を通過する過渡電流を抑制する。
本発明の他の実施例においては、単一のケーブルを使
用して、X線管を高電圧源に接続している。カソードは
アースに接続されており、ケーブルは、アノードを正の
高電圧電源に接続している導体を含んでいる。この実施
例において、抵抗素子は、高電圧電源からのケーブルの
遠端部においてX線管に直列に接続されており、ケーブ
ルの特性インピーダンスに等しい抵抗を有している。
本発明の目的は、ブレークダウン状態の際にX線管に
流れる電流を制限して、X線管をその後の動作用に必要
な絶縁状態に戻し得るようにすることである。
他の目的は、ケーブルに蓄積されたエネルギによって
ブレークダウン状態の際に損傷電流が発生しないように
する機構を、X線管と高電圧電源からのケーブルとの間
に設けることである。
実施例 第1図を参照すると、全体的に参照番号10で示されて
いるX線撮像装置が、病院又は診療所のような建物の2
つの部屋に設置されて示されている。一方の部屋内には
高電圧発生器12及びX線制御コンソール14が設けられて
いる。後述するように、発生器12は典型的には、正及び
負の別々の電源を含んでいる。他方の部屋内には、X線
管アセンブリ18及びX線検出アセンブリ20が取り付けら
れているガントリイ装置16が設けられている。X線検出
アセンブリ20は、フィルムホルダと、ビデオカメラとか
ら、又はコンピュータ断層撮影法の場合にはX線強度を
電気信号に変換するX線検出器から構成されている。電
力及び制御信号を伝送する電気ケーブルが、柔軟なダク
ト26及び硬いダクト28内を通って、ガントリイ16上に取
り付けられている構成部から高電圧発生器12及び制御コ
ンソール14まで伸びている。
検査される患者を支持するX線透過性テーブル22が、
ガントリイ16に隣接して設けられている。テーブル22
は、X線管アセンブリ18とX線検出アセンブリ20との間
にスライドすることができるように支持体24上に取り付
けられている。
第2図は2つのケーブル36及び38によってX線管アセ
ンブリ18に発生器12から高電圧を接続する様子を概略的
に示している。高電圧発生器12は、X線管アセンブリ18
及びそのX線放出真空管30に異なる電圧及び電流を供給
するいくつかの個々の回路から構成されている。特に、
発生器12は別々の正及び負の高電圧電源42及び44を含ん
でおり、正及び負の高電圧電源42及び44は、それらの名
前が意味するように、アースに対して正及び負の電圧を
端子43及び45にそれぞれ発生する。端子43と端子45との
間の電位差は、例えば15万ボルトである。図示されてい
ないが、高電圧発生器12は又、管フィラメント電流供給
装置と、グリッド・バイアス電圧供給装置とを含んでい
る。
発生器12に接続されている2つの高電圧ケーブル36及
び38は、高電圧絶縁体によって取り囲まれている4つま
での中心導体と、その外周を囲んでいるアース接続され
た導電性シールド35及び41とを有している。アノード用
のケーブル36の複数の中心導体37は、各端部で一緒に短
絡されており、一方の端部は正の高電圧電源42の端子43
に接続されており、他方の端部はX線管アセンブリ18の
端子46に接続されている。カソード用のケーブル38は、
共通のカソード電位を受け取るように負の高電圧電源の
端子45に一端が接続されている1つの中心導体39を含ん
でいる。カソード用のケーブル38の他の中心導体(図示
していない)は、X線真空管30に設けられている1つ以
上の熱電子放出器に電流を供給し、又、場合によっては
X線管のグリッド電位を供給する。所与の用途に使用さ
れないカソード用のケーブル38の中心導体は、共通の中
心導体に短絡されている。
典型的な設備においては、アノード用及びカソード用
の高電圧ケーブル36及び38は、高電圧発生器12とアセン
ブリ18内のX線管30との間で100フィート以上伸びてい
る。伝送ラインの理論によると、このような長いケーブ
ルは、一連の無限に小さな分布インダクタンス及び容量
の加算したものとしてモデル化することができ、これに
より、動作電位がX線管に供給されたときに、かなりの
エネルギを蓄積することができる。アノード用及びカソ
ード用のケーブル36及び38は、同じ特性インピーダン
ス、即ちサージ・インピーダンスを有している。高電圧
ケーブルの特性インピーダンスは、その長さに無関係で
あり、単位長当たりのケーブルのインダクタンスを単位
長当たりのケーブルの容量で割ったものに等しい。
X線管アセンブリ18はX線管30を含んでおり、X線管
30のアノード32及びカソード・アセンブリ34は、真空ギ
ャップによって分離されている。カソード用の高電圧ケ
ーブル38の中心導体39は、カソード・アセンブリ34に直
接接続されており、これにより、負の高電圧電源44から
の電圧をカソード・アセンブリ34に印加する。アノード
用の高電圧ケーブル36の中心導体37は、過渡電流抑制抵
抗40によってX線管のアノード32に接続されている。こ
の接続によって、正の高電圧電源42からの電圧がアノー
ド42に印加される。
抵抗40の抵抗値は、アノード用及びカソード用のケー
ブル36及び38の特性インピーダンスの実質的に2倍であ
る。抵抗40のインダクタンスは、X線管アセンブリ18の
端子46におけるアノード用のケーブル36の見かけ上の特
性を変更しないように、ケーブルのインダクタンスより
もかなり小さく(例えば、0.01ミリヘンリ以下に)なけ
れなならない。アノード32とカソード・アセンブリ34と
の間に15万ボルトの動作電位が供給される典型的な用途
においては、抵抗40はジュール熱(安全係数を含んで約
150ワット)によって発生する熱を連続的に消散できな
ければならないと共に、少なくとも0.5マイクロ秒で150
0アンペアまでの過渡電流を処理できなければならな
い。これらの要件に適合するために、実際の抵抗40は、
直列に接続されているいくつかの抵抗で構成されていて
もよい。
第3図を参照すると、本発明の他の実施例が示されて
おり、この実施例においては過渡電流抑制抵抗50がカソ
ード用高電圧のケーブル38とカソード・アセンブリ34と
の間に電気的に直列接続されている。この実施例におい
て、抵抗50の抵抗値は又、アノード用及びカソード用の
ケーブル36及び38の特性インピーダンスの実質的に2倍
である。上述したように、カソード用のケーブルは、電
気的に互いに絶縁されているいくつかの個々の導体で構
成されていてもよい。この場合には、追加の過渡電流抑
制抵抗がこれらの導体の各々に設けられていなければな
らず、各抵抗は、カソード用の高電圧ケーブル38とX線
管アセンブリ18の対応する構成部との間に電気的に直列
接続されている。
第4図は本発明の第3の実施例を示しており、この実
施例において、アノード用の高電圧ケーブル36は第1の
直列抵抗52を介して、アノード32に電気的に接続されて
おり、カソード用の高電圧ケーブル38は第2の直列抵抗
54を介して、カソード・アセンブリ34に電気的に接続さ
れている。この実施例においては、抵抗52及び54の抵抗
値の和は、2つの高電圧ケーブルの特性インピーダンス
の2倍に実質的に等しく、X線管のブレークダウンの
際、これらの抵抗は電気的に直列になっている。
第5図を参照すると、本発明の特殊な場合として、
(アースに対して)正の高電圧電源42を有しているが、
前述した実施例における負の高電圧電源44を有していな
い高電圧発生器12が利用されている。正の高電圧電源42
は、電源端子43において、高電圧ケーブル58の中心導体
57に接続されている。中心導体57は、高電圧ケーブル58
の特性インピーダンスに実質的に等しい抵抗値を有して
いる直列抵抗55を介してX線管のアノード32に接続され
ている。カソード・アセンブリ34は接続線56を介して、
ケーブル58のアース接続されたシールド59に接続されて
おり、実質的にアース電位に保持されている。
抵抗55の位置は第2図〜第4図の実施例と同様に変更
することができる。特に、抵抗55は接続線56の一部とし
てカソード・アセンブリ34に接続することができるし、
又は合計抵抗値がケーブル58の特性インピーダンスに等
しい別々の抵抗をカソード及びアノードの両方に接続す
ることもできる。
本発明の各実施例では、高電圧ケーブルとX線管との
間に抵抗が設けられている。この抵抗の値は、X線管の
ブレークダウン電流を最適に低減するように選択されて
いる。高電圧ケーブルの数は抵抗の最適値を決定する。
第2図〜第4図におけるように、アノード用及びカソー
ド用の中心導体(37及び39)がアース接続された別々の
シールド(35及び41)によって囲まれている場合、最適
な抵抗値は、2つのケーブル(36及び38)の特性インピ
ーダンスの実質的に2倍である。しかしながら、単一の
ケーブル(58)が第5図におけるように使用されている
ときには、最適な過渡電流抑制抵抗はケーブルの特性イ
ンピーダンスに等しい。
過渡電流抑制抵抗素子(例えば、抵抗40)の有益な効
果が、第6図及び第7図に示す電流波形の比較からわか
る。両波形は、それぞれが42オームの特性インピーダン
スをしており、且つ第2図に示しように接続されている
2つの60フィートの長さのアノード用及びカソード用の
ケーブル36及び38の間において大電流アークによってX
線管がブレークダウンした場合を示している。第6図の
波形は抵抗40がない場合には、X線管アセンブリ18を介
してケーブル36とケーブル38との間で伝播する典型的な
ブレークダウン電流の振動を示している。時刻T0におけ
るブレークダウンの前においては、比較的小さな電流が
X線管を通ってアノード32からカソード・アセンブリ34
に流れている(電子はカソード・アセンブリ34からアノ
ード32へ流れる。)。X線管アセンブリ18は15万ボルト
の動作電位にあって、ブレークダウンが発生すると、高
電圧ケーブル36及び38の容量に蓄積されたエネルギが開
放され、約1500アンペアのピーク電流が流れる。この電
流は、各サイクルごとに大きさが減衰しながら、高電圧
ケーブルのリアクタンスの特性のため、X線管30を通っ
て振動する。X線管30におけるブレークダウン電流はほ
んの数マイクロ秒の間継続するものであるが、この種の
ブレークダウンが繰り返されると、X線管の電極の寿命
に悪影響が累積される。
第7図は第6図に示したものと同じ条件の下における
ブレークダウン電流を示しているが、第2図の回路によ
って示すように、高電圧ケーブル36及び38とX線管30と
の間に直列に84オームの抵抗を挿入した場合のものであ
る。この抵抗は、ケーブルの特性インビーダンス(42オ
ーム)の2倍である。ブレークダウンが時刻T0において
発生すると、かなり小さなピーク電流が最初にX線管30
に流れる。このブレークダウン電流は臨界減衰し、最初
のサージ電流の後に、高電圧ケーブルの間には何ら振動
が観察されない。第6図の抑制されないシステムと比較
すると、本発明は、第1に、X線管30を流れるピーク電
流を減衰させ、第2に、高電圧ケーブルの間での振動を
防止するという二重の利点を有している。これらの利点
は又、X線管の寿命を長くする。
第2図〜第4図の実施例を参照すると、高電圧ケーブ
ル36及び38とX線管30との間の抵抗がケーブルの特性イ
ンピーダンスの2倍よりもかなり大きい場合には、過剰
減衰が発生し、ピークのブレークダウン電流は減衰する
が、印加されたX線管電位は非常にゆっくりとゼロに向
かって減衰する。このようにゆっくりと減衰すると、こ
の伸ばされた期間の間にブレークダウンの再発生の可能
性が増し、カソードを更に大きく損傷する可能性があ
る。これらの実施例に用いられている抵抗がケーブルの
特性インピーダンスの2倍よりもかなり小さい場合に
は、ブレークダウンは不足減衰し、この結果、ピーク電
流の抑制は最適なものでなく、ある程度の電流振動が発
生する。
従って、第2図〜第4図のX線管回路においてブレー
クダウン電流を最適に抑制するためには、アノード用及
びカソード用の電圧導体がそれぞれ別々のシールドによ
って囲まれている場合、抵抗素子はケーブルの特性イン
ピーダンスの2倍に実質的に等しい抵抗値を有していな
ければならない。第5図におけるように単一の共通にシ
ールドされたケーブルが用いられている場合には、ケー
ブルの特性インピーダンスに実質的に等しい過渡電流抑
制抵抗を用いることによって、ブレークダウン電流の保
護をもたらすことができる。正確に最適な抵抗値を有す
る抵抗が見つけられない場合には、最適な抵抗値に近い
抵抗を用いることができる。
本技術はX線システムの場合について説明したが、処
理されるべき問題は他のシステムにも存在する。この結
果、この過渡電流抑制の方法は、他の形式の電子装置に
も適用することができる。クライストロン、サイラトロ
ン、又は更に固体スイッチのような電子装置に接続され
ている伝送ラインを採用しているシステムにおいては、
通常電流よりも大きな電流が、素子の瞬時的な故障又は
関連する回路部品の故障の結果として発生する。このよ
うな場合には、電子装置の有益な寿命は著しく短縮さ
れ、ここに示した過渡電流抑制装置を設けることが適切
であることがわかる。特に、回復不能な損傷を受けない
ように許容し得る抵抗性電力消費に対して厳しい限界を
有している固体素子の場合には、電圧は特に高くできな
いが、インピーダンス整合した電流抑制は特に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を取り入れたX線装置の概略構成図であ
る。 第2図〜第4図は2つの高電圧ケーブルを用いて高電圧
発生器をX線管のアノード及びカソードに接続している
X線装置の回路の3つの異なる実施例を示す概略回路図
である。 第5図はアース電位で動作するカソードを有しているX
線管に高電圧発生器を接続する回路の他の実施例を示す
概略回路図である。 第6図及び第7図は終端していないケーブル及び本発明
に従って終端しているケーブルを流れる典型的なブレー
クダウン電流を示す時間線図である。 主な符号の説明 10……X線撮像装置、12……高電圧発生器、14……X線
制御コンソール、16……ガントリイ装置、18……X線管
アセンブリ、20……X線検出アセンブリ、32……アノー
ド、34……カソード・アセンブリ、35……アース接続さ
れた導電性シールド、36、38……高電圧ケーブル、40、
50、52、54、55……過渡電流抑制抵抗、42……正の高電
圧電源、44……負の高電圧電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−25341(JP,A) 実開 昭62−196778(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アノードと、カソードとを有しており、X
    線ビームを放出する真空管と、 アースに対して正の電位の第1の電源と、 アースに対して負の電位の第2の電源と、 前記第1の電源に接続されている第1の導体と、該第1
    の導体の周りに設けられている第1の導電シールドとを
    有しており、特性インピーダンスRCを有している第1の
    ケーブルと、 前記第2の電源に接続されている第2の導体と、該第2
    の導体の周りに設けられている第2の導電シールドとを
    有しており、前記第1のケーブルの特性インピーダンス
    RCに実質的に等しい特性インピーダンスを有している第
    2のケーブルと、 前記特性インピーダンスRCの実質的に2倍の抵抗値を有
    しており、前記第1の導体を前記真空管のアノードに接
    続すると共に前記第2の導体を前記真空管のカソードに
    接続する接続手段とを備えたX線撮像システム。
  2. 【請求項2】前記接続手段は、前記第1の導体と前記ア
    ノードとの間に接続されている第1の抵抗素子を含んで
    いる請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】前記接続手段は、前記第2の導体と前記カ
    ソードとの間に接続されている第2の抵抗素子を含んで
    いる請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】前記接続手段は、前記第2の導体と前記カ
    ソードとの間に接続されている抵抗素子を含んでいる請
    求項1に記載のシステム。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2のケーブルの長さは、少
    なくとも60フィート、好ましくは100フィートである請
    求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のシステ
    ム。
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