JP2599631Y2 - 照明器具用ルーバ - Google Patents
照明器具用ルーバInfo
- Publication number
- JP2599631Y2 JP2599631Y2 JP1993006297U JP629793U JP2599631Y2 JP 2599631 Y2 JP2599631 Y2 JP 2599631Y2 JP 1993006297 U JP1993006297 U JP 1993006297U JP 629793 U JP629793 U JP 629793U JP 2599631 Y2 JP2599631 Y2 JP 2599631Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- transmitting
- plates
- plate
- lamp
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は照明器具のルーバに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の照明器具は、照明器具本体を天井
面に取り付け、この照明器具本体に設けられたソケット
に蛍光灯等のランプを装着し、その後に、照明器具本体
のランプ下方にルーバを取り付けるようになっている。
このような従来例は、ランプの配光を制御するルーバが
１種類のため、いつも決まった配光しか得られないとい
う問題があり、用途、使用上の要求に十分に対応できな
かった。
面に取り付け、この照明器具本体に設けられたソケット
に蛍光灯等のランプを装着し、その後に、照明器具本体
のランプ下方にルーバを取り付けるようになっている。
このような従来例は、ランプの配光を制御するルーバが
１種類のため、いつも決まった配光しか得られないとい
う問題があり、用途、使用上の要求に十分に対応できな
かった。
【０００３】そこで、実願昭６０−６１３０８号（実開
昭６１−１７６７１４号）のマイクロフィルムに示され
るように、複数の同形状のルーバを高さ方向に積み重ね
て接合し遮光角を可変できるようにする照明器具用ルー
バが提案されている。 しかし、このルーバでは、遮光角
を可変することはできるが、遮光角を変更する際には、
新たなルーバが必要であったり、不要なルーバが発生す
るという新たな問題があった。
昭６１−１７６７１４号）のマイクロフィルムに示され
るように、複数の同形状のルーバを高さ方向に積み重ね
て接合し遮光角を可変できるようにする照明器具用ルー
バが提案されている。 しかし、このルーバでは、遮光角
を可変することはできるが、遮光角を変更する際には、
新たなルーバが必要であったり、不要なルーバが発生す
るという新たな問題があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、新たな部材の必要や不要な部材の発生がな
く、照明器具用ルーバの外観にあまり影響を与えずに、
ランプの光の配光が任意に得られる照明器具用ルーバを
提供することにある。
する課題は、新たな部材の必要や不要な部材の発生がな
く、照明器具用ルーバの外観にあまり影響を与えずに、
ランプの光の配光が任意に得られる照明器具用ルーバを
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、ランプの下方
に位置し透光性を有する一対の対向する透光板と、この
一対の対向する透光板の間にこの透光板の間を遮断する
方向に位置する前記透光板より透光性の劣る複数の遮光
板とを備えランプからの光を制御してなる照明器具用ル
ーバにおいて、前記一対の透光板を上下反転させること
により前記複数の遮光板の長さを可変自在に形成された
ことを特徴とするものである。
に位置し透光性を有する一対の対向する透光板と、この
一対の対向する透光板の間にこの透光板の間を遮断する
方向に位置する前記透光板より透光性の劣る複数の遮光
板とを備えランプからの光を制御してなる照明器具用ル
ーバにおいて、前記一対の透光板を上下反転させること
により前記複数の遮光板の長さを可変自在に形成された
ことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本考案は、ランプの下方に位置し透光性を有す
る一対の対向する透光板と、この一対の対向する透光板
の間にこの透光板の間を遮断する方向に位置する前記透
光板より透光性の劣る複数の遮光板とを備えランプから
の光を制御してなる照明器具用ルーバにおいて、前記一
対の透光板を上下反転させることにより前記複数の遮光
板の長さを可変自在に形成されたものであるので、新た
な部材の必要や不要な部材を発生させることなく、一組
の照明器具用ルーバにより複数の遮光角の設定が可能に
なり、ランプからの光を任意に配光制御でき多機能な照
明器具が得られるという効果を奏する。
る一対の対向する透光板と、この一対の対向する透光板
の間にこの透光板の間を遮断する方向に位置する前記透
光板より透光性の劣る複数の遮光板とを備えランプから
の光を制御してなる照明器具用ルーバにおいて、前記一
対の透光板を上下反転させることにより前記複数の遮光
板の長さを可変自在に形成されたものであるので、新た
な部材の必要や不要な部材を発生させることなく、一組
の照明器具用ルーバにより複数の遮光角の設定が可能に
なり、ランプからの光を任意に配光制御でき多機能な照
明器具が得られるという効果を奏する。
【０００７】
【実施例】図１及び図２は本考案の照明器具用ルーバの
第１の実施例を示しており、図１に示す照明器具用ルー
バを上下反転させたものが図２に示されている。 この照
明器具用ルーバは、ランプの下方に位置して互いに対向
する一対の透光板１１、１２と、この一対の透光板１
１、１２の間にこの透光板１１、１２の間を遮断する方
向に配置された複数の遮光板２０とを備えていて、上下
反転可能とされている。
第１の実施例を示しており、図１に示す照明器具用ルー
バを上下反転させたものが図２に示されている。 この照
明器具用ルーバは、ランプの下方に位置して互いに対向
する一対の透光板１１、１２と、この一対の透光板１
１、１２の間にこの透光板１１、１２の間を遮断する方
向に配置された複数の遮光板２０とを備えていて、上下
反転可能とされている。
【０００８】透光板１１、１２は、プラスチックやガラ
ス等の透光性の良好な材質でそれぞれ平板状に構成さ
れ、対向する２枚で１組となって遮光板２０の長さを可
変自在とする一定の間隔を維持するようにされている。
そして、一方の透光板１１には遮光板２０は取り付けら
れず、他方の透光板１２のみに遮光板２０が取り付けら
れている。
ス等の透光性の良好な材質でそれぞれ平板状に構成さ
れ、対向する２枚で１組となって遮光板２０の長さを可
変自在とする一定の間隔を維持するようにされている。
そして、一方の透光板１１には遮光板２０は取り付けら
れず、他方の透光板１２のみに遮光板２０が取り付けら
れている。
【０００９】遮光板２０は、光を比較的透過しにくい材
質、例えば、アルミ等の金属や、黒点のマット処理のよ
うに遮光性を付加する処理を施したプラスチック等の薄
板で 構成され、複数個が距離ｐの間隔を開けて前記他方
の透光板１２に取り付けられている。また、この遮光板
２０は、断面略Ｕ字形をなしＵ字閉端部が透光板１２に
当接あるいは近接する第一の遮光板２１と、断面略Ｖ字
形をなしＶ字閉端部を第一の遮光板２１のＵ字開口部に
臨ませて第一の遮光板２１の内側空間に収納される第二
の遮光板２２とから構成されている。 この照明器具用ル
ーバでは、図１（Ａ）に示すように透光板１１が透光板
１２の上方に位置するように配置すると、図１（Ｂ）に
示すように、第一の遮光板２１の内に第二の遮光板２２
が収納され、遮光板２０の高さは第一の遮光板２１の高
さｈとなる。一方、この照明器具用ルーバを上下反転さ
せて、図２（Ａ）に示すように透光板１２が透光板１１
の上方に位置するようにすると、図２（Ｂ）に示すよう
に、第一の遮光板２１の内に収納されていた第二の遮光
板２２が第一の遮光板２１から滑り出てくるため、遮光
板２０の高さは第一の遮光板２１の高さｈと滑り出た第
二の遮光板の突出量ａとの和である（ｈ＋ａ）となる。
質、例えば、アルミ等の金属や、黒点のマット処理のよ
うに遮光性を付加する処理を施したプラスチック等の薄
板で 構成され、複数個が距離ｐの間隔を開けて前記他方
の透光板１２に取り付けられている。また、この遮光板
２０は、断面略Ｕ字形をなしＵ字閉端部が透光板１２に
当接あるいは近接する第一の遮光板２１と、断面略Ｖ字
形をなしＶ字閉端部を第一の遮光板２１のＵ字開口部に
臨ませて第一の遮光板２１の内側空間に収納される第二
の遮光板２２とから構成されている。 この照明器具用ル
ーバでは、図１（Ａ）に示すように透光板１１が透光板
１２の上方に位置するように配置すると、図１（Ｂ）に
示すように、第一の遮光板２１の内に第二の遮光板２２
が収納され、遮光板２０の高さは第一の遮光板２１の高
さｈとなる。一方、この照明器具用ルーバを上下反転さ
せて、図２（Ａ）に示すように透光板１２が透光板１１
の上方に位置するようにすると、図２（Ｂ）に示すよう
に、第一の遮光板２１の内に収納されていた第二の遮光
板２２が第一の遮光板２１から滑り出てくるため、遮光
板２０の高さは第一の遮光板２１の高さｈと滑り出た第
二の遮光板の突出量ａとの和である（ｈ＋ａ）となる。
【００１０】この照明器具用ルーバは以上のように構成
されているので、透光板１１と透光板１２との上下が逆
になるように反転させるだけの簡単な操作で、遮光板２
０の高さをｈから（ｈ＋ａ）まで可変させることができ
る。
されているので、透光板１１と透光板１２との上下が逆
になるように反転させるだけの簡単な操作で、遮光板２
０の高さをｈから（ｈ＋ａ）まで可変させることができ
る。
【００１１】従って、遮光角θ（ｔａｎθ＝ｈ／ｐから
ｔａｎθ＝（ｈ＋ａ）／ｐまで）を変化させて配光を制
御することができ、新たな部材の必要や不要な部材を発
生させることなく、一組の照明器具用ルーバにより複数
の遮光角の設定が可能になり、ランプからの光を任意に
配光制御でき多機能な照明器具が得られるという効果が
ある。
ｔａｎθ＝（ｈ＋ａ）／ｐまで）を変化させて配光を制
御することができ、新たな部材の必要や不要な部材を発
生させることなく、一組の照明器具用ルーバにより複数
の遮光角の設定が可能になり、ランプからの光を任意に
配光制御でき多機能な照明器具が得られるという効果が
ある。
【００１２】図３は、本考案の第２の実施例を示してい
る。先の第１の実施例と異なる構成は、第一の遮光板２
１０に第二の遮光板２２０の突出量を調節するストッパ
３を設けた点である。先の説明と重複する説明は省略す
る。
る。先の第１の実施例と異なる構成は、第一の遮光板２
１０に第二の遮光板２２０の突出量を調節するストッパ
３を設けた点である。先の説明と重複する説明は省略す
る。
【００１３】ここで、第二の遮光板２２０は、第一の遮
光板２１０内に収納する場合に指で 左右を摘んで挿入し
て適当な所で放して取り付けるように構成されている。
光板２１０内に収納する場合に指で 左右を摘んで挿入し
て適当な所で放して取り付けるように構成されている。
【００１４】この照明器具用ルーバは以上のように構成
されているので、遮光板全体の長さを断続的に可変自在
に形成することができ、よりランプからの光を任意に配
光制御でき多機能な照明器具が得られるという効果があ
る。
されているので、遮光板全体の長さを断続的に可変自在
に形成することができ、よりランプからの光を任意に配
光制御でき多機能な照明器具が得られるという効果があ
る。
【００１５】
【考案の効果】
本考案は、ランプの下方に位置し透光性
を有する一対の対向する透光板と、この一対の対向する
透光板の間にこの透光板の間を遮断する方向に位置する
前記透光板より透光性の劣る複数の遮光板とを備えラン
プからの光を制御してなる照明器具用ルーバにおいて、
前記一対の透光板を上下反転させることにより前記複数
の遮光板の長さを可変自在に形成されたことを特徴とす
るものであり、新たな部材の必要や不要な部材を発生さ
せることなく、一組の照明器具用ルーバにより複数の遮
光角の設定が可能になり、ランプからの光を任意に配光
制御でき多機能な照明器具が得られるという顕著な効果
を奏することができる。
を有する一対の対向する透光板と、この一対の対向する
透光板の間にこの透光板の間を遮断する方向に位置する
前記透光板より透光性の劣る複数の遮光板とを備えラン
プからの光を制御してなる照明器具用ルーバにおいて、
前記一対の透光板を上下反転させることにより前記複数
の遮光板の長さを可変自在に形成されたことを特徴とす
るものであり、新たな部材の必要や不要な部材を発生さ
せることなく、一組の照明器具用ルーバにより複数の遮
光角の設定が可能になり、ランプからの光を任意に配光
制御でき多機能な照明器具が得られるという顕著な効果
を奏することができる。
【図１】本考案の第１の実施例を示す構成図である。
【図２】本考案の第１の実施例を示す構成図である。
【図３】本考案の第２の実施例を示す構成図である。
１１ 透光板 １２ 透光板 ２０ 遮光板 ２１ 第一の遮光板 ２２ 第二の遮光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F21V 1/00 - 15/04
Claims (1)
- 【請求項１】 ランプの下方に位置し透光性を有する一
対の対向する透光板と、この一対の対向する透光板の間
にこの透光板の間を遮断する方向に位置する前記透光板
より透光性の劣る複数の遮光板とを備えランプからの光
を制御してなる照明器具用ルーバにおいて、前記一対の
透光板を上下反転させることにより前記複数の遮光板の
長さを可変自在に形成されたことを特徴とする照明器具
用ルーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993006297U JP2599631Y2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 照明器具用ルーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993006297U JP2599631Y2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 照明器具用ルーバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664315U JPH0664315U (ja) | 1994-09-09 |
| JP2599631Y2 true JP2599631Y2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=11634444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993006297U Expired - Lifetime JP2599631Y2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 照明器具用ルーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599631Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP1993006297U patent/JP2599631Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0664315U (ja) | 1994-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |