JP2599329B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2599329B2
JP2599329B2 JP4028156A JP2815692A JP2599329B2 JP 2599329 B2 JP2599329 B2 JP 2599329B2 JP 4028156 A JP4028156 A JP 4028156A JP 2815692 A JP2815692 A JP 2815692A JP 2599329 B2 JP2599329 B2 JP 2599329B2
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宏 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグコネクタとレセ
プタクルコネクタとから成るコネクタに関し、特に、プ
ラグコネクタとレセプタクルコネクタの嵌合離脱を小さ
な力で行えるようにしたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコネクタは、極数が多くなるとコ
ネクタの嵌合離脱に要する力が大きくなる。そこで、図
14(A)に示すように、レセプタクルコネクタ3をプ
ラグコネクタ2に小さな力で嵌合離脱できるようにする
為に、レセプタクルコネクタ3をプラグコネクタ2に嵌
合させた時及び離脱させる時に、プラグコネクタ2の第
1のコンタクト4と、レセプタクルコネクタ3の第2の
コンタクト5とが、レセプタクルコネクタ3のプラグコ
ネクタ2に対する相対的な嵌合離脱方向(以下、縦方向
と言う)と直交する一方向(以下、横方向と言う)に間
隔をおいて対向するようにしたコネクタ1が存在した。
即ち、この種のコネクタ1は、プラグコネクタ2とレセ
プタクルコネクタ3とを嵌合離脱させる際に、第1のコ
ンタクト4と第2のコンタクト5とが非接触の状態にあ
り、これにより、コネクタ1の嵌合離脱を小さな力で行
えるように成っている。従って、この種のコネクタ1の
場合、レセプタクルコネクタ3をプラグコネクタ2に嵌
合させただけでは、第1のコンタクト4と第2のコンタ
クト5とは接続されないので、図14(A)の状態から
図14(B)の状態にする為に、レセプタクルコネクタ
3をプラグコネクタ2に対して相対的に横方向に移動さ
せる必要がある。また、反対に、レセプタクルコネクタ
3とプラグコネクタ2とを離脱させる場合は、図14
(B)の状態から図14(A)の状態にする為に、やは
りレセプタクルコネクタ3をプラグコネクタ2に対して
相対的に横方向に移動させる必要がある。従来のこの種
のコネクタ1では、このレセプタクルコネクタ3の横方
向の移動は、図15に示すように、レセプタクルコネク
タ3に設けられたレバー7を回動させ、この動きをレセ
プタクルコネクタ3の横方向の動きに変換させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のコネクタ
1においては、レセプタクルコネクタ3をプラグコネク
タ2に嵌合させた後、更に、レバー7を回動させるの
で、2段階の作業を要し、この作業が大変煩わしく、ま
た、レバー7の操作をし忘れたり、接続の確認をしなけ
ればならないという問題がある。更に、レセプタクルコ
ネクタ3をプラグコネクタ2から外す際も、レバー7を
回動させた後でないと外せないという煩わしさがある。
【0004】それ故に、本発明の課題は、プラグコネク
タとレセプタクルコネクタとにおける嵌合離脱動作に連
続してコンタクト同士の接触離隔動作が行われるように
したコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、プラグコネクタと、該プラグコネクタに対して相
対的に一方向に沿って移動させることにより前記プラグ
コネクタに対して嵌合離脱するレセプタクルコネクタと
を含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタクトを有
し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグコネクタ
との嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記一方向と
直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコンタクトを
有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタ
の嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記プラグコ
ネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動させるこ
とにより、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタク
トとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前記レセプ
タクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクルコネクタ
を前記プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向
に移動させることにより、前記第1のコンタクトと前記
第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコネクタに
おいて、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグコネ
クタと嵌合離脱し、且つ前記第2のコンタクトを有する
本体と、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクト
とを接触離隔させるために前記本体と係合する把持体と
を有し、該把持体は、前記プラグコネクタと前記本体の
嵌合離脱の際、及び前記第1のコンタクトと前記第2の
コンタクトの接触離隔の際に、前記プラグコネクタに対
して相対的に前記一方向に沿って移動するように成って
おり、前記本体及び前記把持体にガイド機構が設けら
れ、該ガイド機構は、前記プラグコネクタと前記本体の
嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第2
のコンタクトとを接触離隔させるために、前記本体を前
記一方向及び前記直角な方向の要素を有する斜め方向に
案内するものであることを特徴とするコネクタが得られ
る。
【0006】請求項2記載の発明によれば、プラグコネ
クタと、該プラグコネクタに対して相対的に一方向に沿
って移動させることにより前記プラグコネクタに対して
嵌合離脱するレセプタクルコネクタとを含み、前記プラ
グコネクタは、第1のコンタクトを有し、前記レセプタ
クルコネクタは、前記プラグコネクタとの嵌合離脱時に
前記第1のコンタクトと前記一方向と直角な方向に間隔
をおいて対向する第2のコンタクトを有し、前記プラグ
コネクタと前記レセプタクルコネクタの嵌合後に、前記
レセプタクルコネクタを前記プラグコネクタに対して相
対的に前記直角な方向に移動させることにより、前記第
1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触させ、
更に前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタの
離脱前に、前記レセプタクルコネクタを前記プラグコネ
クタに対して相対的に前記直角な方向に移動させること
により、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクト
とを離隔させるようにしたコネクタにおいて、前記プラ
グコネクタは、前記レセプタクルコネクタと嵌合離脱
し、且つ前記第1のコンタクトを有する本体と、前記第
1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触離隔さ
せるために前記本体と係合する把持体とを有し、該把持
体は、前記レセプタクルコネクタと前記本体の嵌合離脱
の際、及び前記第1のコンタクトと前記第2のコンタク
トの接触離隔の際に、前記レセプタクルコネクタに対し
て相対的に前記一方向に沿って移動するように成ってお
り、前記本体及び前記把持体にガイド機構が設けられ、
該ガイド機構は、前記レセプタクルコネクタと前記本体
の嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第
2のコンタクトとを接触離隔させるために、前記本体を
前記一方向及び前記直角な方向の要素を有する斜め方向
に案内するものであることを特徴とするコネクタが得ら
れる。
【0007】請求項3記載の発明によれば、前記ガイド
機構が、突起と、該突起を受け入れて案内する溝とを有
するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2
記載のコネクタが得られる。
【0008】請求項4記載の発明によれば、前記ガイド
機構が、前記本体と前記把持体との間に連結されたリン
クを有するものであることを特徴とする請求項1又は請
求項2記載のコネクタが得られる。
【0009】請求項5記載の発明によれば、プラグコネ
クタと、該プラグコネクタに対して相対的に一方向に沿
って移動させることにより前記プラグコネクタに対して
嵌合離脱するレセプタクルコネクタとを含み、前記プラ
グコネクタは、第1のコンタクトを有し、前記レセプタ
クルコネクタは、前記プラグコネクタとの嵌合離脱時に
前記第1のコンタクトと前記一方向と直角な方向に間隔
をおいて対向する第2のコンタクトを有し、前記プラグ
コネクタと前記レセプタクルコネクタの嵌合後に、前記
レセプタクルコネクタを前記プラグコネクタに対して相
対的に前記直角な方向に移動させることにより、前記第
1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触させ、
更に前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタの
離脱前に、前記レセプタクルコネクタを前記プラグコネ
クタに対して相対的に前記直角な方向に移動させること
により、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクト
とを離隔させるようにしたコネクタにおいて、前記レセ
プタクルコネクタは、前記プラグコネクタと嵌合離脱
し、且つ前記第2のコンタクトを有する本体と、該本体
を前記一方向に移動自在に保持する把持体とを有し、該
把持体及び前記プラグコネクタにガイド機構が設けら
れ、該ガイド機構は、前記プラグコネクタと前記本体の
嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第2
のコンタクトとを接触離隔させるために、前記プラグコ
ネクタを前記一方向及び前記直角な方向の要素を有する
斜め方向に案内するものであることを特徴とするコネク
タが得られる。
【0010】請求項6記載の発明によれば、プラグコネ
クタと、該プラグコネクタに対して相対的に一方向に沿
って移動させることにより前記プラグコネクタに対して
嵌合離脱するレセプタクルコネクタとを含み、前記プラ
グコネクタは、第1のコンタクトを有し、前記レセプタ
クルコネクタは、前記プラグコネクタとの嵌合離脱時に
前記第1のコンタクトと前記一方向と直角な方向に間隔
をおいて対向する第2のコンタクトを有し、前記プラグ
コネクタと前記レセプタクルコネクタの嵌合後に、前記
レセプタクルコネクタを前記プラグコネクタに対して相
対的に前記直角な方向に移動させることにより、前記第
1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触させ、
更に前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタの
離脱前に、前記レセプタクルコネクタを前記プラグコネ
クタに対して相対的に前記直角な方向に移動させること
により、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクト
とを離隔させるようにしたコネクタにおいて、前記プラ
グコネクタは、前記レセプタクルコネクタと嵌合離脱
し、且つ前記第1のコンタクトを有する本体と、該本体
を前記一方向に移動自在に保持する把持体とを有し、該
把持体及び前記レセプタクルコネクタにガイド機構が設
けられ、該ガイド機構は、前記レセプタクルコネクタと
前記本体の嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクト
と前記第2のコンタクトとを接触離隔させるために、前
記レセプタクルコネクタを前記一方向及び前記直角な方
向の要素を有する斜め方向に案内するものであることを
特徴とするコネクタが得られる。
【0011】請求項7記載の発明によれば、プラグコネ
クタと、該プラグコネクタに対して相対的に一方向に沿
って移動させることにより前記プラグコネクタに対して
嵌合離脱するレセプタクルコネクタとを含み、前記プラ
グコネクタは、第1のコンタクトを有し、前記レセプタ
クルコネクタは、前記プラグコネクタとの嵌合離脱時に
前記第1のコンタクトと前記一方向と直角な方向に間隔
をおいて対向する第2のコンタクトを有し、前記プラグ
コネクタと前記レセプタクルコネクタの嵌合後に、前記
レセプタクルコネクタを前記プラグコネクタに対して相
対的に前記直角な方向に移動させることにより、前記第
1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触させ、
更に前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタの
離脱前に、前記レセプタクルコネクタを前記プラグコネ
クタに対して相対的に前記直角な方向に移動させること
により、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクト
とを離隔させるようにしたコネクタにおいて、前記レセ
プタクルコネクタは、前記プラグコネクタと嵌合離脱
し、且つ前記プラグコネクタに対して相対的に前記一方
向にのみ移動を許された保持部材と、該保持部材を移動
自在に保持し、且つ前記第2のコンタクトを有する本体
と、該本体を相対的に前記一方向に移動自在に保持する
把持体とを有し、前記保持部材及び前記把持体にガイド
機構が設けられ、該ガイド機構は、前記プラグコネクタ
と前記保持部材の嵌合後及び離脱前に、前記第1のコン
タクトと前記第2のコンタクトとを接触離隔させるため
に、前記保持部材を前記一方向及び前記直角な方向の要
素を有する斜め方向に案内するものであることを特徴と
するコネクタが得られる。
【0012】請求項8記載の発明によれば、プラグコネ
クタと、該プラグコネクタに対して相対的に一方向に沿
って移動させることにより前記プラグコネクタに対して
嵌合離脱するレセプタクルコネクタとを含み、前記プラ
グコネクタは、第1のコンタクトを有し、前記レセプタ
クルコネクタは、前記プラグコネクタとの嵌合離脱時に
前記第1のコンタクトと前記一方向と直角な方向に間隔
をおいて対向する第2のコンタクトを有し、前記プラグ
コネクタと前記レセプタクルコネクタの嵌合後に、前記
レセプタクルコネクタを前記プラグコネクタに対して相
対的に前記直角な方向に移動させることにより、前記第
1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触させ、
更に前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタの
離脱前に、前記レセプタクルコネクタを前記プラグコネ
クタに対して相対的に前記直角な方向に移動させること
により、前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクト
とを離隔させるようにしたコネクタにおいて、前記プラ
グコネクタは、前記レセプタクルコネクタと嵌合離脱
し、且つ前記レセプタクルコネクタに対して相対的に前
記一方向にのみ移動を許された保持部材と、該保持部材
を移動自在に保持し、且つ前記第1のコンタクトを有す
る本体と、該本体を相対的に前記一方向に移動自在に保
持する把持体とを有し、前記保持部材及び前記把持体に
ガイド機構が設けられ、該ガイド機構は、前記レセプタ
クルコネクタと前記保持部材の嵌合後及び離脱前に、前
記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触離
隔させるために、前記保持部材を前記一方向及び前記直
角な方向の要素を有する斜め方向に案内するものである
ことを特徴とするコネクタが得られる。
【0013】請求項9記載の発明によれば、前記ガイド
機構が、突起と、該突起を受け入れて案内する溝とを有
するものであることを特徴とする請求項7又は請求項8
記載のコネクタが得られる。
【0014】請求項10記載の発明によれば、前記ガイ
ド機構が、前記保持部材と前記把持体との間に連結され
たリンクを有するものであることを特徴とする請求項7
又は請求項8記載のコネクタが得られる。
【0015】
【作用】請求項1乃至請求項4記載の発明の場合、プラ
グコネクタとレセプタクルコネクタとを嵌合させた後、
或いは離脱させる前に、レセプタクルコネクタ或いはプ
ラグコネクタの本体が、ガイド機構により縦方向と斜め
に交差する方向(以下、斜め方向という)に案内され
る。この斜め方向は、縦方向と横方向の要素を有する。
従って、レセプタクルコネクタ或いはプラグコネクタの
本体が斜め方向に移動すると、この本体は、プラグコネ
クタ或いはレセプタクルコネクタに対して相対的に横方
向に移動することになり、この結果、プラグコネクタと
レセプタクルコネクタのコンタクト同士が接触離隔する
ことになる。
【0016】請求項5記載の発明の場合、プラグコネク
タとレセプタクルコネクタとを嵌合させた後、或いは離
脱させる前に、レセプタクルコネクタがガイド機構によ
ってプラグコネクタに対して相対的に斜め方向に案内さ
れ、この際、レセプタクルコネクタの本体が、プラグコ
ネクタに対して相対的に横方向に移動することに成り、
この結果、プラグコネクタとレセプタクルコネクタのコ
ンタクト同士が接触離脱することになる。同様に、請求
項6記載の発明の場合、プラグコネクタとレセプタクル
コネクタとを嵌合させた後、或いは離脱させる前に、プ
ラグコネクタがガイド機構によってレセプタクルコネク
タに対して相対的に斜め方向に案内され、この際、プラ
グコネクタの本体が、レセプタクルコネクタに対して相
対的に横方向に移動することに成り、この結果、プラグ
コネクタとレセプタクルコネクタのコンタクト同士が接
触離脱することになる。
【0017】請求項7乃至請求項10記載の発明の場
合、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとを嵌合さ
せた後、或いは離脱させる前に、本体が把持体に対して
縦方向に沿って移動すると、この移動に伴って、保持部
材は、ガイド機構により本体に対して斜め方向に移動す
る。この結果、保持部材と嵌合したプラグコネクタ或い
はレセプタクルコネクタと、本体との間で横方向の移動
が生じ、この結果、プラグコネクタとレセプタクルコネ
クタのコンタクト同士が接触離隔する。
【0018】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1乃至図3につい
て説明する。
【0019】図において、コネクタ10は、基板等に固
定されるプラグコネクタ11と、ケーブル端部に設けら
れるレセプタクルコネクタ12とから成る。尚、第1及
び第2のコンタクトは、従来と同様に植設されている
(図14参照)ので、本実施例を示す図面において、コ
ンタクトは省略してある。
【0020】プラグコネクタ11は、略逆凸字状を呈す
る。プラグコネクタ11の内部には、従来と同様な第1
のコンタクトが多数植設されている。プラグコネクタ1
1の両側面の中央下部には、夫々突起11aが設けられ
ている。
【0021】レセプタクルコネクタ12は、本体13
と、把持体14とから成る。尚、把持体14は、半割り
に成っており、その一方のみが図示されている。本体1
3は、プラグコネクタ11と一方向(縦方向)で嵌合離
脱できるように上部が開口した横長の略直方体形状の箱
形を呈する。本体13は、嵌合したプラグコネクタ11
が横方向に移動することができるように、プラグコネク
タ11より大きな横幅を持つ。本体13の底部には従来
と同様な第2のコンタクトが多数植設されており、これ
らの第2のコンタクトは、ケーブルCに結線されてい
る。また、これら第2のコンタクトは、従来の第2のコ
ンタクトと同様に、プラグコネクタ11内に挿通され、
そして、プラグコネクタ11とレセプタクルコネクタ1
2の嵌合後初期の状態においては、第1のコンタクトと
第2のコンタクトとは、横方向に間隔をおいて対向する
ようになっている。本体13の両側面の上部には、プラ
グコネクタ11の相対的な縦方向及び横方向の移動を許
容する為に、突起11aを相対的に縦方向及び横方向に
移動自在に受け入れる略L字状の逃げ溝13aを有す
る。また、本体13の両側面の両端部の下部には、夫々
突起13bが設けられている。
【0022】把持体14は、本体13を受け入れるよう
に上部が開口した横長の略直方体形状の箱形を呈し、底
部にケーブルCが挿通される。把持体14は受け入れた
本体13が横方向に移動することができるように、本体
13より大きな横幅を持つ。把持体14の両側面の中央
部には、プラグコネクタ11との横方向の相対位置を保
持すると共に、突起11aを相対的に縦方向に案内する
縦溝14aが夫々形成されている。また、両側面の両側
部には、突起13bを受け入れて突起13bを斜め方向
に案内する略く字状のガイド溝14bが形成されてい
る。このガイド溝14bは、本体14を斜め方向に移動
させるように上部から下部へ斜めに延び、下端部で突起
13bの抜け止めをするように逆方向に曲げられてい
る。即ち、ガイド溝14bの曲がりは、図3に示すよう
に、横方向へ長さS1 だけ入り込んで突起13bを保持
する。上述の突起13bとガイド溝14bとで、ガイド
機構が構成されている。把持体14の一端側内部には板
バネ15を保持する凹部14cが設けられている。板バ
ネ15は、本体13をコンタクト非接触側(図面上右
方)に押し付ける。
【0023】本実施例のコネクタ10は、プラグコネク
タ11とレセプタクルコネクタ12とを接続するとき、
把持体14を持ってプラグコネクタ11の突起11aに
本体13の逃げ溝13aを合わせ、プラグコネクタ11
の外側に本体13を嵌合させていくと、突起11aが逃
げ溝13aに沿って相対的に下方に移動していき、その
下端縁に突き当たる。この状態で、第1のコンタクトと
第2のコンタクトとは横方向に間隔をおいて対向する。
更に、把持体14をプラグコネクタ11側に押しつけて
いくと、突起11aが把持体14の縦溝14aに沿って
相対的に移動することによりプラグコネクタ11に対す
る把持体14の押し込み方向が保持されながら、本体1
3が押し込まれる。これと同時に、突起13bがガイド
溝14bに沿って移動することにより本体13が板バネ
15を圧縮しながらプラグコネクタ11に対して横方向
に移動していく。このとき、逃げ溝13aが突起11a
の横方向への移動を許容すると共に、突起11aと逃げ
溝13aの係合により、プラグコネクタ11は、本体1
3に係止される。本体13の移動に従って突起13bが
ガイド溝14bの曲がり付近に位置すると、第1のコン
タクトと第2のコンタクトとが互いに接触する。突起1
3bがガイド溝14bの曲がりを越えると、横方向長さ
S1 だけ入り込んで板バネ15により図面上最右端に押
しつけられ、この状態が保持される。従って、把持体1
4のプラグコネクタ11側への押しつけ操作のみで一気
にコネクタが接続される。また、板バネ15のバネ力に
より接続状態が確実に維持され、外力で容易に外されな
い。一方、コネクタ10を外すときには、把持体14を
引くと突起13bがガイド溝14bの下端から横方向に
長さS1 だけ移動した後、バネ力で引き離される。尚、
本実施例のコネクタにおいて、プラグコネクタとレセプ
タクルコネクタの構成の関係が逆であっても成り立つ。
即ち、プラグコネクタを本体と把持体とで構成し、これ
ら本体と把持体との間に上述のガイド機構を設けるよう
にすることもできる。
【0024】第2の実施例を図4に示す。尚、図中、第
1の実施例と同一の部分は同一の符号を付して詳細な説
明を省略する。この実施例のコネクタ16におけるレセ
プタクルコネクタ17の把持体18には、第1の実施例
の把持体14に設けられたガイド溝14bに相当するガ
イド溝18bが設けられているが、第1の実施例の把持
体14に設けられた縦溝14aに相当するものがなく、
その代わりにプラグコネクタ11の側部に把持体18の
縦方向の直進を保持するための案内壁11bがプラグコ
ネクタ11の側方に設けられている。本実施例のコネク
タ16においても、第1の実施例のコネクタ10と同じ
作用効果を生じる。尚、本実施例のコネクタにおいて
も、プラグコネクタとレセプタクルコネクタの構成の関
係が逆であっても成り立つ。即ち、プラグコネクタを本
体と把持体とで構成し、これら本体と把持体との間に上
述のガイド機構を設けるようにすることもできる。
【0025】第3の実施例を図5乃至図7に示す。本実
施例のコネクタ19におけるレセプタクルコネクタ20
の本体21は、第1の実施例と同様に逃げ溝21aを有
する。本体21の両側面の下部両端部には、凹部21b
が夫々設けられている。凹部21bは、その上端が図面
上左下がりに傾斜している。把持体22には、第1の実
施例と同様に縦溝22aが設けられている。本体21の
凹部21bと把持体22との間には、リンク23が取り
付けられている。このリンク23は一端部が凹部21b
の角部に、他端部が把持体22に枢着されており、把持
体22内に本体21が押し込まれるのに従って図面上左
回りに回転して本体21を左方へ移動させる。本実施例
の場合、このリンク23によってガイド機構が構成され
ている。リンク23は、把持体22内に本体21が収ま
り第1のコンタクトと第2のコンタクトとが互いに完全
に接触した状態で、図7に示すように、凹部21bの上
端に沿って本体21側の枢着端が把持体22の枢着端よ
り長さS2 だけ下方に位置することとなる。この結果、
板バネ15の力によって、リンク23に矢印で示すよう
に左回りのモーメントが生じるようになり、本体21
は、把持体22にロックされる。
【0026】本実施例のコネクタ19は、第1の実施例
と同様にして本体21がプラグコネクタ11に嵌合した
後、突起11aが把持体22の縦溝22aに沿って移動
しつつ本体21が押し込まれ、これと共にリンク23が
把持体22側の枢着端を中心に回転することにより本体
21が板バネ15を圧縮しながらプラグコネクタ11に
対して横方向に移動していく。この時、突起11aの移
動を逃げ溝21aが許容すると共に、この突起11aと
逃げ溝21aの係合によりプラグコネクタ11は、本体
21に係止される。本体21の移動に従ってリンク23
が水平になるまで回転すると、第1のコンタクトと第2
のコンタクトが互いに接触する。更に、水平を過ぎる
と、リンク23の一端が縦方向長さS2 だけ下がって板
バネ15により本体21が図面上右方に押されこの状態
が保持される。一方、コネクタ19を外すときには、把
持体22を引くとリンク23がバネ力に抗して右回りに
回転し、下端から縦方向に長さS2 だけ回転した後、バ
ネ力で引き離される。尚、本実施例のコネクタにおいて
も、プラグコネクタとレセプタクルコネクタの構成の関
係が逆であっても成り立つ。即ち、プラグコネクタを本
体と把持体とで構成し、これら本体と把持体との間に上
述のガイド機構を設けるようにすることもできる。
【0027】第4の実施例を図8に示す。本実施例のコ
ネクタ24におけるレセプタクルコネクタ25の本体2
6は、プラグコネクタ11の突起11aに対する逃げ溝
26aを有し、把持体27に縦方向に移動可能に収容さ
れ抜け止めされている。把持体27の両側面の中央上部
には、突起11aの移動を規制するように受け入れる略
く字状のガイド溝27aを夫々有する。このガイド溝2
7aは、プラグコネクタ11を相対的に斜め方向に移動
させるように上部から下部へ斜めに延び、下端部で突起
11aの抜け止めをするように逆方向に曲げられてい
る。即ち、ガイド溝27aの曲がりは、第1の実施例の
ものと同様に、横方向へ入り込んでいる。上述の突起1
1aとガイド溝27aとでガイド機構が構成されてい
る。本体26の底部と把持体27間にはコイルスプリン
グ28が介在されており、常時本体26をプラグコネク
タ11側に付勢している。
【0028】本実施例のコネクタ24は、第1の実施例
と同様にして本体26がプラグコネクタ11に嵌合した
後、プラグコネクタ11によりコイルスプリング28を
圧縮しながら本体26が把持体27内に押し込まれてい
くが、突起11aが把持体27のガイド溝27aに沿っ
て相対的に移動するため、プラグコネクタ11に対して
本体26が把持体27と共に図面上左方へ移動すること
になり、この結果、第1のコンタクトと第2のコンタク
トとが互いに接触する。突起11aがガイド溝27aの
曲がりを越えると、横方向長さS3 だけ入り込み、この
状態が保持される。尚、本実施例のコネクタにおいて
も、プラグコネクタとレセプタクルコネクタの構成の関
係が逆であっても成り立つ。即ち、プラグコネクタを本
体と把持体とで構成し、これら本体と把持体との間に上
述のガイド機構を設けるようにすることもできる。
【0029】第5の実施例を図9乃至図11に示す。こ
の実施例のコネクタ29のレセプタクルコネクタ30
は、保持部材31と、本体32と、把持体33とから成
る。保持部材31は、プラグコネクタ11と一方向(縦
方向)でのみ嵌合離脱するように成っており、プラグコ
ネクタ11に対しては横方向に移動しないように成って
いる。保持部材31の両側面の中央には、突起11aの
相対的な縦方向の移動を許容する逃げ溝31aを夫々有
する。また、この両側面の両端部には、把持体33に設
けられた突起33aを受け入れて斜め方向に案内する略
く字状のガイド溝31bが設けられている。従って、ガ
イド溝31bは、図面上、下部から上部へ斜めに延び、
上端部で突起33aの抜け止めをするように逆方向に曲
げられている。上述のガイド溝31bと突起33aと
で、ガイド機構が構成されている。保持部材31の底部
には、図11(A)(B)に示すように、本体32のコ
ンタクト32aを挿通させ、且つ横方向の移動を可能に
する挿通孔31cが設けられている。
【0030】本体32は、保持部材31を横方向に移動
可能に収容する。本体32の両側面の中央上部には、突
起11aを移動自在に受け入れるL字状の逃げ溝32b
を有し、両端側には、把持体33との縦方向の相対的な
移動を許容するために突起33aを受け入れる縦方向の
逃げ溝32cを夫々有する。また、本体32内には、保
持部材31をコンタクト非接触側(図面上左方)に押す
板バネ15を備えている。
【0031】本実施例のコネクタ29は、第1の実施例
と同様にして保持部材31がプラグコネクタ11に嵌合
した後、本体32が押し込まれると、把持体33の突起
33aがガイド溝31bに沿って移動することにより把
持体33に対して保持部材31が板バネ15を圧縮しな
がらプラグコネクタ11と共に横方向に移動し、第1の
コンタクトと第2のコンタクトとが互いに接触し、そし
て、この状態が維持される。尚、本実施例のコネクタに
おいても、プラグコネクタとレセプタクルコネクタの構
成の関係が逆であっても成り立つ。即ち、プラグコネク
タを、保持部材と、本体と、把持体とで構成し、これら
本体と把持体との間に上述のガイド機構を設けるように
することもできる。
【0032】第6の実施例を図12及び図13に示す。
本実施例のコネクタ34のレセプタクルコネクタ35
は、第5の実施例と同様に保持部材36と、本体37
と、把持体38とから成る。このレセプタクルコネクタ
35においては、保持部材36に第5の実施例と同様に
逃げ溝36aを、また本体37に逃げ溝37aを有す
る。保持部材36と把持体38との間には、第3の実施
例と同様なリンク39が取り付けられている。このリン
ク39の一端部は本体37に設けられた長孔37bを貫
通して保持部材36に、他端部は把持体38に夫々枢着
されている。長孔37bはリンク39の回動を妨げず、
第3の実施例と同様にコンタクトが完全に接触した状態
でリンク39の保持部材36側の枢着端が把持体38側
の枢着端より下方に位置するように成っている。本実施
例では、このリンク39によりガイド機構が構成されて
いる。
【0033】本実施例のコネクタ34は、第5の実施例
と同様にして保持部材36がプラグコネクタ11に嵌合
した後、本体37が押し込まれると、リンク39が把持
体38側の枢着端を中心に回転することにより保持部材
36が板バネ15を圧縮しながらプラグコネクタ11と
共に把持体38に対して横方向に移動して行き第1のコ
ンタクトと第2のコンタクトとが互いに接触する。尚、
本実施例のコネクタにおいても、プラグコネクタとレセ
プタクルコネクタの構成の関係が逆であっても成り立
つ。即ち、プラグコネクタを、保持部材と、本体と、把
持体とで構成し、これら本体と把持体との間に上述のガ
イド機構を設けるようにすることもできる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明は、プラグコネク
タとレセプタクルコネクタとを嵌合離脱させる時に、コ
ネクタの嵌合離脱動作に連続してコンタクトの接触離隔
動作が行われるようにしたので、プラグコネクタとレセ
プタクルコネクタとを互いに嵌合させる一連の動作でコ
ネクタを接続することができ、従って、コネクタの接続
作業をワンタッチで行うことができ、接続後は、特別な
接触状態の確認を必要とせず、また、プラグコネクタと
レセプタクルコネクタとを離脱させる場合も、ワンタッ
チでコンタクト同士の接触を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例のコネクタの分解
斜視図である。
【図2】図2(A)(B)は図1に示すコネクタの接続
過程を示す正面図である。
【図3】図3は図1に示すコネクタのガイド溝の正面図
である。
【図4】図4(A)(B)は本発明の第2の実施例のコ
ネクタの接続過程を示す正面図である。
【図5】図5は本発明の第3の実施例のコネクタの分解
斜視図である。
【図6】図6(A)(B)は図5に示すコネクタの接続
過程を示す正面図である。
【図7】図7は図6に示すコネクタのリンクの正面図で
ある。
【図8】図8(A)(B)は本発明の第4の実施例のコ
ネクタの接続過程を示す正面図である。
【図9】図9は本発明の第5の実施例のコネクタの分解
斜視図である。
【図10】図10(A)(B)(C)は図9に示すコネ
クタの接続過程を示す正面図である。
【図11】図11(A)(B)は図9に示すコネクタの
要部の拡大断面図である。
【図12】図12は本発明の第6の実施例のコネクタの
分解斜視図である。
【図13】図13(A)(B)(C)は図12に示すコ
ネクタの接続過程を示す正面図である。
【図14】図14(A)(B)は従来のコネクタの要部
の拡大断面図である。
【図15】図15は図14に示す従来のコネクタの斜視
図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 11 プラグコネクタ 12 レセプタクルコネクタ 13 本体 14 把持体 13b 突起 14b ガイド溝 15 板バネ 16 コネクタ 17 レセプタクルコネクタ 18 把持体 18b ガイド溝 19 コネクタ 20 レセプタクルコネクタ 21 本体 21b 凹部 22 把持体 23 リンク 24 コネクタ 25 レセプタクルコネクタ 26 本体 27 把持体 11a 突起 27a ガイド溝 28 バネ 29 コネクタ 30 レセプタクルコネクタ 31 保持部材 32 本体 33 把持体 33a 突起 31b ガイド溝 34 コネクタ 35 レセプタクルコネクタ 36 保持部材 37 本体 38 把持体 39 リンク

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグコネクタと、該プラグコネクタに
    対して相対的に一方向に沿って移動させることにより前
    プラグコネクタに対して嵌合離脱するレセプタクル
    ネクタとを含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタ
    クトを有し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグ
    コネクタとの嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記
    一方向と直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコン
    タクトを有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクル
    コネクタの嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記
    プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動
    させることにより、前記第1のコンタクトと前記第2の
    コンタクトとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前
    記レセプタクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクル
    コネクタを前記プラグコネクタに対して相対的に前記直
    角な方向に移動させることにより、前記第1のコンタク
    トと前記第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコ
    ネクタにおいて、 前記レセプタクルコネクタは、前記プラグコネクタと
    合離脱し、且つ前記第2のコンタクトを有する本体と、
    前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触
    離隔させるために前記本体と係合する把持体とを有し、該把持体は、前記プラグコネクタと前記本体の嵌合離脱
    の際、及び前記第1のコンタクトと前記第2のコンタク
    トの接触離隔の際に、前記プラグコネクタに対して相対
    的に前記一方向に沿って移動するように成っており、 前記本体及び前記把持体にガイド機構が設けられ、 該ガイド機構は、前記プラグコネクタと前記本体の嵌合
    後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第2のコ
    ンタクトとを接触離隔させるために、前記本体を前記一
    方向及び前記直角な方向の要素を有する斜め方向に案内
    するものであることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 プラグコネクタと、該プラグコネクタに
    対して相対的に一方向に沿って移動させることにより前
    プラグコネクタに対して嵌合離脱するレセ プタクル
    ネクタとを含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタ
    クトを有し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグ
    コネクタとの嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記
    一方向と直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコン
    タクトを有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクル
    コネクタの嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記
    プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動
    させることにより、前記第1のコンタクトと前記第2の
    コンタクトとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前
    記レセプタクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクル
    コネクタを前記プラグコネクタに対して相対的に前記直
    角な方向に移動させることにより、前記第1のコンタク
    トと前記第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコ
    ネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、前記レセプタクルコネクタと
    合離脱し、且つ前記第1のコンタクトを有する本体と、
    前記第1のコンタクトと前記第2のコンタクトとを接触
    離隔させるために前記本体と係合する把持体とを有し、該把持体は、前記レセプタクルコネクタと前記本体の嵌
    合離脱の際、及び前記第1のコンタクトと前記第2のコ
    ンタクトの接触離隔の際に、前記レセプタクルコネクタ
    に対して相対的に前記一方向に沿って移動するように成
    っており、 前記本体及び前記把持体にガイド機構が設けられ、 該ガイド機構は、前記レセプタクルコネクタと前記本体
    の嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第
    2のコンタクトとを接触離隔させるために、前記本体を
    前記一方向及び前記直角な方向の要素を有する斜め方向
    に案内するものであることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド機構が、突起と、該突起を受
    け入れて案内する溝とを有するものであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ガイド機構が、前記本体と前記把持
    体との間に連結されたリンクを有するものであることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 プラグコネクタと、該プラグコネクタに
    対して相対的に一方向に沿って移動させることにより前
    プラグコネクタに対して嵌合離脱するレセ プタクル
    ネクタとを含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタ
    クトを有し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグ
    コネクタとの嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記
    一方向と直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコン
    タクトを有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクル
    コネクタの嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記
    プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動
    させることにより、前記第1のコンタクトと前記第2の
    コンタクトとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前
    記レセプタクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクル
    コネクタを前記プラグコネクタに対して相対的に前記直
    角な方向に移動させることにより、前記第1のコンタク
    トと前記第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコ
    ネクタにおいて、 前記レセプタクルコネクタは、前記プラグコネクタと
    合離脱し、且つ前記第2のコンタクトを有する本体と、 該本体を前記一方向に移動自在に保持する把持体とを有
    し、 該把持体及び前記プラグコネクタにガイド機構が設けら
    れ、 該ガイド機構は、前記プラグコネクタと前記本体の嵌合
    後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第2のコ
    ンタクトとを接触離隔させるために、前記プラグコネク
    タを前記一方向及び前記直角な方向の要素を有する斜め
    方向に案内するものであることを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 プラグコネクタと、該プラグコネクタに
    対して相対的に一方向に沿って移動させることにより前
    プラグコネクタに対して嵌合離脱するレセプタクル
    ネクタとを含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタ
    クトを有し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグ
    コネクタとの嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記
    一方向と直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコン
    タクトを有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクル
    コネクタの嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記
    プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動
    させることにより、前記第1のコンタクトと前記第2の
    コンタクトとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前
    記レセプタクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクル
    コネクタを前記プラグコネクタに対して相対的に前記直
    角な方向に移動させることにより、前記第1のコンタク
    トと前記第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコ
    ネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、前記レセプタクルコネクタと
    合離脱し、且つ前記第1のコンタクトを有する本体と、 該本体を前記一方向に移動自在に保持する把持体とを有
    し、 該把持体及び前記レセプタクルコネクタにガイド機構が
    設けられ、 該ガイド機構は、前記レセプタクルコネクタと前記本体
    の嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第
    2のコンタクトとを接触離隔させるために、前記レセプ
    タクルコネクタを前記一方向及び前記直角な方向の要素
    を有する斜め方向に案内するものであることを特徴とす
    るコネクタ。
  7. 【請求項7】 プラグコネクタと、該プラグコネクタに
    対して相対的に一方向に沿って移動させることにより前
    プラグコネクタに対して嵌合離脱するレセプタクル
    ネクタとを含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタ
    クトを有し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグ
    コネクタとの嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記
    一方向と直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコン
    タクトを有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクル
    コネクタの嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記
    プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動
    させることにより、前記第1のコンタクトと前記第2の
    コンタクトとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前
    記レセプタクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクル
    コネクタを前記プラグコネクタに対して相対的に前記直
    角な方向に移動させることにより、前記第1のコンタク
    トと前記第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコ
    ネクタにおいて、 前記レセプタクルコネクタは、前記プラグコネクタと
    合離脱し、且つ前記プラグコネクタに対して相対的に
    記一方向にのみ移動を許された保持部材と、 該保持部材を移動自在に保持し、且つ前記第2のコンタ
    クトを有する本体と、 該本体を相対的に前記一方向に移動自在に保持する把持
    体とを有し、 前記保持部材及び前記把持体にガイド機構が設けられ、 該ガイド機構は、前記プラグコネクタと前記保持部材の
    嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前記第2
    のコンタクトとを接触離隔させるために、前記 保持部材
    を前記一方向及び前記直角な方向の要素を有する斜め方
    向に案内するものであることを特徴とするコネクタ。
  8. 【請求項8】 プラグコネクタと、該プラグコネクタに
    対して相対的に一方向に沿って移動させることにより前
    プラグコネクタに対して嵌合離脱するレセプタクル
    ネクタとを含み、前記プラグコネクタは、第1のコンタ
    クトを有し、前記レセプタクルコネクタは、前記プラグ
    コネクタとの嵌合離脱時に前記第1のコンタクトと前記
    一方向と直角な方向に間隔をおいて対向する第2のコン
    タクトを有し、前記プラグコネクタと前記レセプタクル
    コネクタの嵌合後に、前記レセプタクルコネクタを前記
    プラグコネクタに対して相対的に前記直角な方向に移動
    させることにより、前記第1のコンタクトと前記第2の
    コンタクトとを接触させ、更に前記プラグコネクタと前
    記レセプタクルコネクタの離脱前に、前記レセプタクル
    コネクタを前記プラグコネクタに対して相対的に前記直
    角な方向に移動させることにより、前記第1のコンタク
    トと前記第2のコンタクトとを離隔させるようにしたコ
    ネクタにおいて、 前記プラグコネクタは、前記レセプタクルコネクタと嵌
    合離脱し、且つ前記レセプタクルコネクタに対して相対
    的に前記一方向にのみ移動を許された保持部材と、 該保持部材を移動自在に保持し、且つ前記第1のコンタ
    クトを有する本体と、 該本体を相対的に前記一方向に移動自在に保持する把持
    体とを有し、 前記保持部材及び前記把持体にガイド機構が設けられ、 該ガイド機構は、前記レセプタクルコネクタと前記保持
    部材の嵌合後及び離脱前に、前記第1のコンタクトと前
    記第2のコンタクトとを接触離隔させるために、前記保
    持部材を前記一方向及び前記直角な方向の要素を有する
    斜め方向に案内するものであることを特徴とするコネク
    タ。
  9. 【請求項9】 前記ガイド機構が、突起と、該突起を受
    け入れて案内する溝とを有するものであることを特徴と
    する請求項7又は請求項8記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記ガイド機構が、前記保持部材と前
    記把持体との間に連結されたリンクを有するものである
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8記載のコネク
    タ。
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