JP2599050Y2 - 直線走行装置 - Google Patents

直線走行装置

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JP2599050Y2
JP2599050Y2 JP1993067171U JP6717193U JP2599050Y2 JP 2599050 Y2 JP2599050 Y2 JP 2599050Y2 JP 1993067171 U JP1993067171 U JP 1993067171U JP 6717193 U JP6717193 U JP 6717193U JP 2599050 Y2 JP2599050 Y2 JP 2599050Y2
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JP
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moving body
entrance
indicator
azimuth
rods
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JP1993067171U
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JPH0735251U (ja
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成弘 依田
宗吉 林
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、直線走行装置に関し、
特に構造物の空間内の両側の壁に対して一定距離だけ離
し、かつ、動体の動体中心軸と構造物の入口の中心軸と
を一致させて直進させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の直線走行
方法としては、構造物に形成されたトンネル状の空間内
に、この空間の両側の壁と動体との間隙を目で確認しつ
つ動体を構造物の中に進入させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の直線走行方法
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、運転者の感のみによって動
体を進入させ、両側の壁との間隙がわずかに各15cmで
車輌の長さが約17mであるため、最初の進入時は間隙
が保持されていたとしても、動体の方位がわずかでもず
れ、構造物の中心軸と動体の動体中心軸とが不一致とな
った場合には、動体が構造物の壁に衝突又は接触するこ
とになり、動体の運転には細心の注意と高度の熟練を要
していた。
【0004】本考案は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、構造物の空間内の両側の壁に
対して一定距離だけ離し、かつ、動体の動体中心軸と構
造物の入口の中心軸とを一致させて直進させるようにし
た直線走行装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案による直線走行装
置は、構造物の空間内に動体を直進させるようにした直
線走行装置において、前記動体に設けられ前記動体の走
行時の方位角を検出するジャイロ装置と、前記ジャイロ
装置に接続された方位表示器と、前記構造物の前記空間
内に設けられ構造物の入口の中心軸を表す入口表示体
と、前記動体に設けられ前記入口表示体と動体の走行方
向の動体中心軸との一致を検出するための光学測定部と
を備えた構成である。
【0006】さらに詳細には、前記方位表示器は、アナ
ログメータよりなり、前記入口表示体は、前記構造物の
天板の天板内壁に互いに離間して設けられた一対の第
1、第2棒体よりなり、前記各棒体は互いに長さが異な
るようにした構成である。
【0007】
【作用】本考案による直線走行装置においては、動体に
設けたジャイロ装置により動体の方位角を検出して方位
表示器に表示すると共に、光学測定部によって構造物の
入口の中心軸と動体の走行方向の動体中心軸との一致を
検出することができるため、動体進入時に、光学測定部
からの信号により各中心軸の一致を確認し、さらに、方
位表示器の方位表示器によって動体の方位(直進してい
るか否か)を確認してハンドルを操作すれば、動体が両
側の壁に接触することなく、初心者でも動体を構造物内
に進入させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本考案による直線走行装置
の好適な実施例について詳細に説明する。図1において
符号1で示されるものはパレット等の構造物であり、こ
の構造物1はトンネル型をなし、内部に所定長さの空間
2を有している。なお、この構造物1は、パレットに限
らず、トンネル又は他の部屋、車庫、艇庫、飛行機・収
納庫等でもよい。
【0009】前記構造物1の天板1aの天板内壁1aA
には、図2で示すように、この構造物1の入口1Aの中
心軸を示すための互いに長さの異なる第1、第2棒体
3,4が垂下して設けられており、各棒体3,4の長さ
は差Dだけ異なっている。なお、この棒体3,4は、棒
でもよく、板に棒状線を表したものでもよい。
【0010】前記入口1Aには、長さが約17mの車輌
からなる動体10が走行自在に設けられ、この動体10
の上面10aには、この第1、第2棒体3,4からなる
入口表示体5を検出し、入口1Aの中心軸1Bと動体1
0の走行方向の動体中心軸10Aとが一致しているか否
かを検出する光学測定部11が設けられている。なお、
この動体は、車輌に限らず、船、飛行機等にも応用でき
るものである。
【0011】前記光学測定部11のとらえた各棒体3,
4の画像は、運転席12の表示部13に設けられた図3
に示す位置表示部14に表示され、動体10が進入して
光学測定部11が前記各棒体3,4と当接した場合に
は、この各棒体3,4は柔軟材より構成されているた
め、曲折し、光学測定部11は動体と共に進入できる構
成である。
【0012】なお、この光学測定部11は動体10の動
体中心軸10Aからオフセットした位置に設けられてい
るが、この場合、各棒体3,4からなる入口表示体5も
同様にオフセットされているため、各中心軸1B,10
Aは一致するように構成されている。
【0013】前記上面10a上の前端部には、ジャイロ
装置20が設けられており、このジャイロ装置20には
アナログメータからなる方位表示器21が接続されてお
り、この方位表示器21は前記運転室12内の表示部1
3に設けられている。
【0014】この方位表示器21は、図4、図5、図9
で示すようにアナログ数字で表示され、左右方向の角度
又は正常、要注意等を識別することができるように構成
されている。
【0015】次に、前述の構成において、実際に動体1
0を構造物1の空間2内へ進入させる場合について述べ
る。まず、構造物1の入口1Aに向けて動体10を進入
させ、図3で示すように位置表示部14を介して各棒体
3,4が同一位置となるように運転者が動体を操作する
と、動体10の動体中心軸10Aと構造物1の入口1A
の中心軸1Bとが一致した状態となる。
【0016】次に、前述の状態でこの位置表示部14を
モニターしつつ、図4、図5、図9で示すようなジャイ
ロ装置20からの方位表示器21をモニターし、この方
位表示器21の針21aが中央の零を指すように動体1
0を操作することにより、動体10を図6の正常状態で
示すように、構造物1の両側の壁1bとの間隙を0.1
5mに調整することができる。
【0017】前述の場合、方位表示器21の目盛を0.
5度毎の精度とすると、(針21aの振れが示す角度)
=(ジャイロ装置の感度)×(方位表示器の感度)とな
り、例えば、0.5゜=5゜/1V×0.6V/6目盛と
なる。また、図7、図8は、運転者が動体10を修正し
ない場合と、動体10を修正した場合との車輌10の軌
跡を各々示している。なお、本考案は前述の実施例に限
ることなく、あらゆる車輌、飛行機、船等の動体の誘導
に適用できるものである。
【0018】
【考案の効果】本考案による直線走行装置は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、光学測定部を用いて入口の中心軸と
動体の動体中心軸との一致をモニターし、ジャイロ装置
によって動体の方位を常に直線方向に保つように方位表
示器でモニターしているため、極めて狭い間隙しかない
ような場所に対しても車輌等動体の安全な誘導を行うこ
とができ、運転者の熟練も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による直線走行装置を示す構成図であ
る。
【図2】図1の要部を示す構成図である。
【図3】位置表示部の構成図である。
【図4】ジャイロ装置を示す構成図である。
【図5】方位表示器の他例を示す構成図である。
【図6】移動体の進入を示す構成図である。
【図7】移動体の進入を示す構成図である。
【図8】移動体の進入を示す構成図である。
【図9】方位表示器の他例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 構造物 2 空間 1A 入口 1B 中心軸 1a 天板 1aA 天板内壁 5 入口表示体 3,4 棒体 10 動体 20 ジャイロ装置 21 方位表示器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物(1)の空間(2)内に動体(10)を直進
    させるようにした直線走行装置において、前記動体(10)
    に設けられ前記動体(10)の走行時の方位角を検出するジ
    ャイロ装置(20)と、前記ジャイロ装置(20)に接続された
    方位表示器(21)と、前記構造物(1)の前記空間(2)内に設
    けられ構造物(1)の入口(1A)の中心軸(1B)を表す入口表
    示体(5)と、前記動体(10)に設けられ前記入口表示体(5)
    と動体(10)の走行方向の動体中心軸(10A)との一致を検
    出するための光学測定部(11)とを備えたことを特徴とす
    る直線走行装置。
  2. 【請求項2】 前記方位表示器(21)は、アナログメータ
    よりなり、前記入口表示体(5)は、前記構造物(1)の天板
    (1a)の天板内壁(1aA)に互いに離間して設けられた一対
    の第1、第2棒体(3,4)よりなり、前記各棒体(3,4)は互
    いに長さが異なる構成よりなることを特徴とする請求項
    1記載の直線走行装置。
JP1993067171U 1993-12-16 1993-12-16 直線走行装置 Expired - Lifetime JP2599050Y2 (ja)

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JP1993067171U JP2599050Y2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 直線走行装置

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JP1993067171U JP2599050Y2 (ja) 1993-12-16 1993-12-16 直線走行装置

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Publication Number Publication Date
JPH0735251U JPH0735251U (ja) 1995-06-27
JP2599050Y2 true JP2599050Y2 (ja) 1999-08-30

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ID=13337191

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